北海道清水町議会

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使用料等関連条例審査特別委員会(12月16日_日程02)

○委員長(加来良明)議案第96号「清水町体育館条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第97号「清水町野外スポーツ施設設置条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第98号「清水町学校体育施設使用料条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第99号「清水町民水泳プール設置条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第100号「清水町柔道場条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第101号「清水町剣の郷創造館条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第102号「きたくま文化蔵条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第110号「清水町農村環境改善センター設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第111号「清水町都市公園等条例の一部を改正する条例の制定について」、以上9件を一括議題とします。それでは、関連資料も含めて一括説明をお願いいたします。
 金田教育課長。

○課長(金田正樹)それでは順次、提案の説明をさせていただきます。
 まず1番目、議案第96号「清水町体育館条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。例規集でいきましたら、第2巻の1,541頁から、資料1では5頁に記載をさせていただきます。改正理由につきましては先ほどと同じように、別表2について現行90パーセントの減免の率を85パーセントに改正するものでございます。第1競技場、全面使用の場合は1,000円を1,500円に、半面使用の場合は500円を750円に改正するものでございます。また、暖房料につきましては、従前設定はしておりませんでしたが、他の施設との関係もございまして今回新たに設定をさせていただいたところでございます。第2競技場につきましては、すでに80パーセント程度の減免率に達していることから据え置きとしております。また、新たに65歳以上の町民の方の使用につきましては徴収はしないという条例に、改正になっております。主な使用団体についてちょっとお知らせさせていただきますが、第1競技場でいきますとバトミントンですとかバレー、テニスサークル、また有料では東海大学のバレー等が利用いただいております。また、第2競技場につきましてはほとんどが卓球でございます。ピンポン同好会、卓球協会ほか4つの団体がそれぞれございます。そのほか免除団体で、第1競技場等につきましては、清水高校のバスケットですとか、バレー、バドミントン、そのほか少年団等の利用をいただいております。利用者の状況で申し上げますと、平成20年度の実績になりますが3,170人程度の利用をいただいております。今回の改正で256,000円の収入増を見込んでいるところでございます。
 続きまして、議案第97号「清水町野外スポーツ施設設置条例の一部を改正する条例の制定について」、例規集では第2巻の1,625頁、資料では6頁でございます。野外スポーツ施設、施設名でいきますと、町民野球場、それと町民テニスコートでございます。体育館同様、現行の90パーセントの減免を85パーセントに改正をするものでございます。野球場につきましては、野球連盟ですとか商工会野球部、役場野球部、そのほか少年団、野球少年団等に利用をいただいております。テニスコートにつきましては、ほとんど高校のテニス部に使用いただいております。野球場につきましては、年間2,700人程度の利用をいただいております。今回の改正に伴いましての収入増は10,000円を見込んでいるところでございます。
 続きまして、議案第98号「清水町学校体育施設使用条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。例規集でいきますと第2巻の1,673頁、資料では7頁に記載をさせていただいております。学校体育施設、施設名でいきますと、清水小学校の体育館、グラウンド、清水中学校の体育館、あとは御影小学校の体育館、それとプール、あと御影中学校の体育館、グラウンドの施設でございます。改正内容といたしましては、同じように90パーセントの減免をそれぞれ85パーセントに改正するものでございます。また、御影小学校のプールにつきましては、65歳以上の町民の個人使用の場合は使用料は徴収しないとするものでございます。主な使用団体を申し上げますと、清水小学校あたりは商工会の野球部、野球少年団、体育館につきましては農協のバレーですとかサッカーの冬期間の練習、御影小学校の体育館につきましてはアイスホッケー少年団、あと御影小学校のグラウンドにつきましては健康づくり推進協議会のソフトボール大会等が使用をいただいております。利用者の状況で申し上げますと、平成20年度は小学校体育館では1,500人程度の利用をいただいておりますし、体育館につきましても2,500人程度の利用をいただいております。また、個人使用の部分でございますが、ほとんど65歳以上の使用は実績としてはございません。今回の改正に伴いまして20,000円の収入増を見込んでいるところでございます。
 次に、議案第99号「清水町民水泳プール設置条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。例規集では第2巻の1,721頁から、資料では8頁に掲載をさせていただいております。改正内容は他の施設と同じように現行の90パーセントの減免をそれぞれ85パーセントに改正をするものでございます。また、御影小学校のプールと同様に個人使用については据え置きとしておりますし、更に65歳以上の町民の個人使用の場合は使用料を徴収しないとするものでございます。主な利用団体としましては、水泳少年団、更には学校・幼稚園・保育所等の授業に使用をしていただいております。年間で5,300人程度の利用をいただいております。また、65歳以上の使用はほとんどいない状況でございます。
 次に、議案第100号「清水町柔道場条例の一部を改正する条例の制定について」、例規集では第2巻の1,781頁から、資料では9頁でございます。改正内容でございますが、同様に現行の90パーセントの減免の率をそれぞれ85パーセントに減免をするものでございます。また、個人使用につきましては据え置きとしまして、更に65歳以上の町民の個人使用については使用料を徴収しないとするものでございます。使用団体は柔道少年団でございます。利用状況で年間2,500人程度の利用をいただいておりますが、ほとんど柔道少年団の使用でございますので、収入増につきましては見込んではおりません。
 続きまして、議案第101号「清水町剣の郷創造館条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。例規集では第2巻の1,821頁、資料では10頁に記載をさせていただいております。これは別表1というのが設定されておりまして、第1研修室でいきますと基本が150円ですけど、すでに15パーセント、15パーセントとなりますと22円50銭ということでございますが、それぞれ50円を最低限度額としておりますので改正はございません。唯一、体育室だけが基本が1,600円ですので、それの15パーセントをいただくということで240円に改正するものでございます。使用の状況につきましては、ほとんどがバドミントン同好会で1,700人程度利用をいただいておりますが、ほとんどが減免、免除の対象となる団体でございますので、収入増については見込んでございません。
 次にいきまして、議案第102号「きたくま文化蔵条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。例規集では第2巻の1,851頁、資料では11頁に掲載をさせていただいております。これも別表1というのが設定されておりますが、芸術の部屋というのが基本料金は150円ですので、もうすでに50円を最低限度としておりますので、今回改正はしておりません。体育室だけが基本1,600円ですので、それの15パーセントということで240円に改正するものでございます。運営状況についてお知らせさせてもらいますが、きたくま文化蔵には芸術の部屋と体育館が設置されております。芸術の部屋につきましては、5月から10月までの土曜日・日曜日及び祝日等を開館しておりまして、平成20年度でいきますと64日間開館しておりまして約400人の方にご覧をいただいております。なお、体育館につきましては、通年開いておりますが、全て免除対象の団体等が使用しておりますので、収入増は見込んでおりません。
 ちょっとすみません。ちょっととばさせていただきます。
 議案の第111号をご覧いただきたいと思います。「清水町都市公園等条例の一部を改正する条例の制定について」、多目的広場の施設使用料の関係でございます。例規集では第2巻の7,141頁、資料では18頁をご覧いただきたいと思います。本来、都市公園は町長部局での掌握となりますが、この2か所につきましては教育委員会に維持管理につきまして事務委任されておりますので説明をさせていただきます。施設名でいきますと、有明公園多目的広場と御影公園多目的広場でございます。他の施設と同様に改正するもので、5パーセントのアップとしております。主な使用としましては、有明公園につきましては、サッカー協会、主にサッカー、あとは町民のソフトボール大会等に利用していただきまして、年間3,300人程度の利用をいただいているところでございます。御影多目的広場につきましては、サッカー少年団、あとは地域づくりのソフトボール大会、消防演習等にも使われているところでございます。年間約3,000人弱の利用をいただいております。収入増5,000円を見込んでいるところでございます。
 続いて改善センターの関係について、御影支所長のほうから説明をさせていただきます。

○委員長(加来良明)安田御影支所長。

○支所長(安田栄司)議案第110号「清水町農村環境改善センター設置及び管理条例の一部を改正する条例」ということでご説明を申し上げます。例規集は、第2巻5,951頁に登載されてございます。今回の改正、各社会教育等施設と同様に農村環境改善センター使用料、これを一部改正するものでございます。同じように65歳以上の町民の健康づくり等々、個人使用については、これは多目的ホールのみでございますけれども、この使用料を徴収しないこと、それから先ほどから出ております減免率、これを90パーセントから85パーセントに改正するもの、それと資料の16頁ですが、そこに別表1という表がございます。ここに現行とそれから改正表がありますが、そこに小集会室という部屋がございました。これは現在、図書室に使われておりまして貸し出しの対象になってございません。それで、そこを削除いたしまして、新たに旧の図書室、これを会議室という形で新たに基本的な料金を設定する別表1でございます。新たに基本使用料390円、暖房使用料210円と、そのような金額を設定するものでございます。2枚目の17頁のほうでございますが、ここでは、ここも多目的ホールにつきまして、新たに暖房使用料を設定するものでございます。ほかの部屋はございますが、多目的ホールについて新たに暖房使用料を設定すると。以上、改正の主な概要ですけれども、参考までに改正による収入見込額、そこにございます38,000円程度の増、利用状況等も申し上げますと、平成20年度、年間の概算数字でございますが、約14,000人の利用でございます。参考までに、そのうち個人利用、これが約2,000人、そのような状況になってございます。以上、農村環境改善センターの一部を改正する条例の制定についての説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○委員長(加来良明)これより一括して質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 森田委員。

○委員(森田慎治)1点だけお伺いします。
 すみません、ちょっと手を上げるのが遅くなって。
 御影の農村改善センターの関係でございますけれども、今、支所長からちょっとご説明をいただいたのですけれども、この多目的ホールの個人の使用料の関係でございますけれども、これは町内・町外問わずという形で、料金を一律というふうに承っているわけでございます。他の施設についても区別しているのは、個人ではないんですけれども、団体によっては区別しているところもあるわけですけれども。これ御影において、こういうご意見があるわけです。今、個人で2,800人ぐらいですか、違う、すみません、2,000人ぐらい、そのうち町外というのはどの程度あるか把握しておられるのでしょうか。

○委員長(加来良明)安田支所長。

○支所長(安田栄司)現在、1人100円をいただいておりますけれども、名簿で名前を記載させていただいておりますが、町内・町外の区別はしておりません。それで、実績として具体的な数字については把握をしておりません。

○委員長(加来良明)森田委員。

○委員(森田慎治)わかりました。これは管理している人、また、そこを利用している人の意見として直に話を伺ったわけですけれども、結構町外の方が利用している、御影はその環境、状況もあるかもしれないが、他町村からお見えになっているということがあるのですけれども、そこで直に使われる方ということでしょうけれども、その中で料金は100円なんだけれども、使ってからの要望が非常にきついんだそうですね。暖房・照明等々、それからごくまれでしょうけれども、中には料金を払っていただけないということもあるのだと、そういうご意見も伺っておるわけでございます。それは別として、町外の方が町内と同じ料金で果たしていいのかどうかというふうに疑問を感じるのですけれども、そのへんについてどのように受け止めておられるかお伺いします。

○委員長(加来良明)安田支所長。

○支所長(安田栄司)私どもも町内の方・町外の方の利用について、いろんなお話を聞いております。内部的にもいろんな話をさせていただいておりますけれども、基本的には空いているところ・空いている時間でご使用いただく、これについてはもう町内・町外を問わないというのが基本ですけれども、確かに電気料等がかかると言えばかかりますけれども、ただ管内のその他の状況も、近隣町の状況等もおさえておりますけれども、現在、町内・町外を区別している体育館等はございません。今後の問題として少しこれから検討していかなきゃならんことかなと、そんなところはおさえております。

○委員長(加来良明)森田委員。

○委員(森田慎治)そうですね、ちょっと検討いただいて、やっぱり他町村からお見えになっている方、先ほどちょっと原委員からもありましたけれども、御影の施設が非常に安いんだそうです。それが前提で、過去にもちょっとありまして、それは改善されましてあれなんですけれども、これ、個人についてはそういう形のままであることが果たして町民としていいかどうか、また管理人としてのその責任のあり方についてもちょっと何か項目的にチェック機能が十分果たせないという状況があるようでございますので、支所長もちょっと話した経緯がありますけれども、今後ちょっとそのへんは十分検討、再検討する必要があるのではないかと思うのですけれども、そのへんのお考えはありますか、お伺いします。

○委員長(加来良明)安田支所長。

○支所長(安田栄司)先ほど申し上げましたけれども、町内者と町外者の確認はとっておりませんけれども、今後、例えば住所を書いていただくと個人情報というようなこともありますので、皆さんに一人ひとり1枚に書いてもらうという方法もあります。いろいろと検討しながら状況等を把握して、地域の皆さんが他のいろんなご意見にそえるような、そんな形を検討していきたいなと考えております。

○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。
 妻鳥委員。

○委員(妻鳥公一)体育館関係、町の体育館で考えていきたいと思いますが、65歳以上の方の免除、使用の仕方、2つ、個人使用と団体申し込みとあるんですがね、今までの傾向として、65歳以上の方が個人で使用すると、今までも料金とっているからわかると思うのですが、こういう人がどれぐらいいるのでしょうか。傾向として。そんなに詳しくなくていいです。

○委員長(加来良明)金田課長。

○課長(金田正樹)実際、65歳以上の方が個人で体育館を利用しているというのは2階の部分、アリーナの部分をいろいろ健康増進のために歩いておられますけれど、そこらへんは料金の設定の対象外になっていますので、そのほかの使用料を設定しているところでの利用実績というのはほとんどない状況でございます。

○委員長(加来良明)妻鳥委員。

○委員(妻鳥公一)そこがこれ問題なんですよ。どこでもそうだと思うのですが、団体で申し込めば、65歳以上・以下も一緒になって同じこの料金になる、個人で使うときには人はほとんどいない。それでもって65歳以上の人は無料だという大看板をあげるというのは非常に大変なことだなというふうに思うんですよ。むしろ、65歳以上の人が本当に自主的に受け入れるという必要があるのではないかと、そのためにはもっと、これ全体、他のところも含めて、例えば体育館ではなくても大ホールでダンスをやったり何をやったりってあるわけですね。そういうところから含めて考える必要があるのではないか、というふうに思うのですが。これは理事者ですね。

○委員長(加来良明)荒木総務課長。

○課長(荒木義春)先ほど共通の部分でお話しをさせていただきましたけれども、例えば委員おっしゃったように卓球の例を出されましたけれども、そのように予め予約して会場を専有していただくと、これはもう65歳以上の団体という形で料金はいただきますけれども、そうじゃなくて、当日数人で来られて、そして空いていて使われるといった部分については、その方が65歳以上であればこの規定を適用させていただいて、使用料をいただかないといった形で運用していきたいと思っているところでございますので、よろしくお願いいたします。

○委員長(加来良明)妻鳥委員。

○委員(妻鳥公一)自主的に、そういうことは想定されるけれども、そういうことにはならないと、いかないと、そういう状況ではね、ということが起こるんです。ですから、あんまりこれは意味ないなというふうに思います。それだったらもっと65歳以上の方の、いわゆるここに書かれているように、介護予防や健康づくりですから、自主的にこの方々にあうようにする必要があるのではないかということを私は考えているんです。例えば、別のところでまたやりますから、今は体育館のところで、体育館や体育施設ですからあれですけれども、そういうことを考えていく必要があるのではないかということを特に考えてほしいと。これでは自主的に何の役にもたたんということだというふうに思います。どうですか。

○委員長(加来良明)町長。

○町長(高薄 渡)私はこの件について先ほど申し上げましたけれども、今、妻鳥委員もおっしゃられているとおりなんです。65歳以上、いわゆる今まで既存の、現実的な問題としまして、65歳の人も65歳以下の人も混ざって運動展開をしているんです。あるいは、体育協会に入られているとか、文化面では文化協会に入られているとかいろいろあるわけです。もっとその組織だけじゃなくて、もっと少し増やしていこうということをまず考えたら、いきなり団体のほうにいらしてくださいとか何とかと言ってもなかなか入りづらい人がいるんですよ。ですから、個人的に利用したいという人たちもいらっしゃるので、それから導入段階にしていってそういう組織に入っていかれれば、より計画的な運動やスポーツ活動ができるのではないかというようなことも考慮した上で、個人ということを考えなければならないのではないかというふうに思ったわけなんです。当町は意外と組織率といいますか、そういうもので組織的に動いているところが非常に多いのでありますけれども、やはり他町村では個人利用というのはかなり増えてきているんですね。そういうことから考えますと、当町におきましてもそういうことが増えてくるだろうと予測はされるわけであります。しかし、全般的にそれではどういうふうにするかということについては、まだ十分検討していく余地がありますので、それは一般質問でもお答えしておりますので、幅の広さ、今回も特別委員会でも言っていましたけれども、十分検討しながら、利用しやすいような方法・方策を考えて講じてまいりたいとこういうふうに考えております。

○委員長(加来良明)他に質疑ございませんか。

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○委員長(加来良明)ここで休憩いたします。

○委員長(加来良明)休憩前に引き続き会議を開きます。

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○委員長(加来良明)質疑を受けます。
 荒木委員。

○委員(荒木篤司)2点伺います。
 1点目は、今回の改正で暖房料としていただくというところが何か所か増えましたよね。それはいいと思うんですよ、冬寒いから。暖房料をいただくのはいいと思うんですけれど、問題は暖房料をいただいたにもかかわらず寒すぎる、この寒すぎるという苦情をよく聞かされるんですよ。体育館なんかも15度・16度にしかなっていないとか、実際にどこか使ったときにそういう経験があります。それで、その使ってもらうという気があるのか、あるから仕方ないからそういうふうに動かしているんだというふうに考えているのか、そのへんがどうも、あるから仕方ないから使えない状態でもないから、それでやってもらおうかというような気がしてならないんですよ。せっかく今度、暖房料というのをいただくのですから、そのへんをきちんと、教育委員会ばかりに言ってもしょうがないですけれども、管理をし、それを実際に管理している人いますよね、その管理している人の考えなのかどうか、それもわかりませんけれども、そのへんについてはやはり使いやすいようにしていくべきでないかなと思うんですけれど、ちょっと教育委員会に聞きます。

○委員長(加来良明)金田課長。

○課長(金田正樹)確かにそういう話も昨年あたりは伺いました。特に燃料の高騰等も含めて若干温度を下げていこうという考えも、我々もありましたし、委託している人につきましても燃料節約に努められたと思うのですが、いずれにしても、寒い中で会議だのスポーツだのというのはやっぱり好ましくない、健康維持のために行くのですから、風邪をひいたら何にもなりませんので、そこらへんこれから適正な温度の中で、多少経費は別としまして、スポーツなり会議なりに適正な温度で使用していただくように努めてまいりたいと考えております。

○委員長(加来良明)荒木委員。

○委員(荒木篤司)わかりました。
 それから、この中で今回の値上げ・見直しの対象になっていないと思うんですけれど、剣の郷ときたくま文化蔵の関係ですけどね、これの利用、例えばきたくま文化蔵、今年どのぐらい利用者がいたのでしょうか。使用者というのかな。

○委員長(加来良明)金田課長。

○課長(金田正樹)先ほどちょっと説明させてもらったのですが、実は今年のデータを今日は持ってきておりません。先ほど平成20年度のデータでお話をさせてもらったのですが、きたくま文化蔵につきましては芸術の部屋というのがございます。いろいろ展示してあるところですね。あれが397人、うちは絵画展を途中でやっていますので、その分が195人と、半分ぐらいがその絵画展に集中したという状況でございます。剣の郷創造館でございますが、バドミントン同好会、少年団も含めて、そこらへんがほとんどなんですが、平成20年度の実績では1,680人程度の利用はいただいております。ちょっと今年の数字はまだ持ってきておりません。

○委員長(加来良明)荒木委員。

○委員(荒木篤司)それで理事者の考え方を伺いますけれども、このきたくま文化蔵を今後どうしていくつもりなんですか。ここをあんまり無理して続けていく必要はないのではないかなというふうに思っているんですけれど、いかがでしょう。

○委員長(加来良明)伊藤教育長。

○教育長(伊藤 登)お答えさせていただきます。一応、設置した経緯もございまして、地域との関連もございます。現在使われているという状況の中では、全く使われなくなったというなら別ですけども、事業も持っていますし、いろんなことで活用されているという状況の中では、当分の間は継続してまいりたいと、このように考えているところでございます。

○委員長(加来良明)荒木委員。

○委員(荒木篤司)今まで、去年も一昨年もそうかな、町民絵画展をあそこでやりましたよね。実際にあそこでやっていることが町民の人たちから喜ばれているかどうかといえば、むしろ不満を持っているという状況だと思うんですよ。聞こえているか聞こえていないかわかりませんけども。それで、今年また公民館でやりましたよね。要するに、いろんな関係があってやらざるを得ないということはわかりますけれども、どこかで考え方をきちんと出さなかったらだらだら行っちゃうんじゃないかなという気がしますので、考えておいてください。いかがでしょう。

○委員長(加来良明)伊藤教育長。

○教育長(伊藤 登)先ほど申しましたように、設置した経緯もございましたけども、今、委員がおっしゃったとおり、事業が重複しているというような部分も含めて再度検討しなければいけないというようなこともございますので、当面は続けていくような方法で、文化センターと文化蔵を両方とも活用できるような、時期も含めて活用できるようにしていくのが先決だと思っています。それでもどうしても行き着かないということになれば、やはり設置についても検討していかなければいけないと思っていますけれども、当分の間、そういう事業の調整等も含めて検討してまいりたいと、このように思っています。

○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。
 口田委員。

○委員(口田邦男)1つだけお伺いいたします。
 体育館等の利用設定の関係でございますけれども、体育館、それから学校開放の体育館、それから、今、質問に出たように文化蔵と創造館の体育室、この体育室と体育館相当の料金の設定というのは、ちょっと差があるような気がするんだけれども、これはどういう理由かなというふうにちょっとお伺いしたいのと、それからその他にあります旧小学校の体育館の...。(質問中断)

○委員長(加来良明)口田委員、一問一答ですので。

○委員(口田邦男)はい。

○委員長(加来良明)答弁を求めます。
 小笠原教育課長補佐。

○課長補佐(小笠原清隆)体育館と、それからその他の旧学校施設の体育館の利用料金設定の関係でございますが、体育館につきましては基本使用料ごとに減免率を掛けまして金額を出しております。他の施設につきましてはもともと基本料金の設定がございませんでしたので、体育館の第1競技場を基準として、その半面料金ですとか、そういった関係で設定しているかと思います。

○委員長(加来良明)口田委員。

○委員(口田邦男)かと思いますということで、こういう理由というのはないんですね。施設的にはたいした、体育館も元の小学校の体育館も大差ないので、ある程度距離的なものを勘案しての設定になっているのかなというふうに理解しているのだけれども、それならまだ話はわかるなというふうに思うのだけれども、これというものはないのですか。

○委員長(加来良明)答弁を求めます。

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○委員長(加来良明)休憩いたします。

○委員長(加来良明)休憩前に引き続き会議を開きます。

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○委員長(加来良明)金田課長。

○課長(金田正樹)体育館につきましては、別表第1・第2ということで、別表で基本が決められております。そして、第2で減免の数字を載せております。そのほかの、例えば、剣の郷ですとか、基本料金の設定がもともとないところは、平成16年のときに定めた体育館の別表2の減免後の数字を参考にして設定しているんですけれども、ただ、平成19年で体育館等は改正しているんですけれど、その時点でへき地の分については改正を見送っているという経緯がありますので、若干、今回は開きが出ているという結果は出ております。

○委員長(加来良明)口田委員。

○委員(口田邦男)利用するほうにすれば安いほうでいいんだけれども、公平性から言うと、果たしてこれだけ開きがあったらどうかなというふうに考えるので、何かの理由があれば申し開きできるけれども、ただ漠然とではちょっと収拾がつかないのではないかと思うんだけれども、そこらへんどう考えますか。

○委員長(加来良明)金田課長。

○課長(金田正樹)今、指摘でおっしゃられたとおり、先ほどお答えさせてもらいましたけれど、平成19年の時点で体育館以外の小さい施設につきましては、もともと料金設定がなかったという意味も含めて、一回据え置きをしているという状況なものですから、今回は全ての施設について見直しをさせていただいておりますので。本当はもっとという話もあったんです。ただ、そうなると増額幅が大きくなりますので最高50パーセントを限度に抑えて、そういう料金の設定にしたという状況でございます。

○委員長(加来良明)口田委員。

○委員(口田邦男)それはわかるんだけれども、我々がもし聞かれた場合、どういうことなんだと言われたら、そういうことではみんな納得いかないわけよ。何かの理由があってこうなっているんだよということがわかれば、「なるほどな」ということになるけれども、そこなんですよ。

○委員長(加来良明)荒木総務課長。

○課長(荒木義春)前回、据え置いた一つの理由として、いわゆる町の体育館等々、その農村地区のきたくま文化蔵だとか、あるいはその剣の郷創造館の体育館、これはたしかに体育施設という部分では同じですけれども、管理の仕方だとか、あるいはその一部、いろんな部分で利用者にご不便をおかけしているといったようなこともあって据え置いた経過がありましたので、今回そういった意味で差がついたんですけれども、体育施設という部分で同じなんですけれども、そういう利用される方にとっては、普通の体育館を使うのとは違い、やはりかなりのご不便があるといったような経過があって、前回は据え置いたというふうに記憶しておりますけれども、そんなことで今回は差がついたといったようなことでございますので、ご理解をいただきたいと思います。

○委員長(加来良明)口田委員。

○委員(口田邦男)ちょっとこれは「ああ、そうか」というふうにはいかんわけで、ちょっと考えてもらいたいと思うんだけれども、確かに暖房料も設定していないから、冬の場合は使う人がジェットヒーターなんかを持ってきて暖房をとっているようです。でも、使う人はみんな同じ同好会の、今、バドミントンが毎週使っているようですけども、同じ人間ですよ。だから、理由的に距離的に不便だし迷惑かけるから安くしてあるんだよ、という理由だったらそれでオーケーだけれども。そういうふうに申し開きしますか、もし聞かれた場合。特に理由がないとすれば、これは仕方がないけれども。以上です。

○委員長(加来良明)金田課長。

○課長(金田正樹)差は確かにあります。ただ設定の中で、本来、体育館、清水町体育館でいけば、もう完全な健康増進施設の施設であるかと思います。ただ、地域にあります体育室につきましては、健康増進施設のほかにも会議やちょっと集まる軽レクリエーションだとか、そういうような思いもあってこのような差が出てるかとも思います。

○委員長(加来良明)口田委員。

○委員(口田邦男)わかりました。うまく説明ができるように、私どもも努力します。
 それで、このほか、旧小学校の体育館というのもあったはずなんだけれども、それは利用というのはもう全く、今、別な用途に使っていないのか、ないということでよろしいですか。

○委員長(加来良明)荒木課長。

○課長(荒木義春)ほかのと言うのは、今言われるのは同じ廃校になった小学校の体育館、これ以外のところだと思うんですけれども、それ以外については、用途が福祉館なりあるいは熊牛であれば芸術高等学校に貸し付けている、そのような形で利用しているところでございます。

○委員長(加来良明)口田委員。

○委員(口田邦男)わかりました。終わります。

○委員長(加来良明)他に質疑ありませんか。
 中島委員。

○委員(中島里司)だんだんわからなくなっている部分あるんですけれども、65歳の線引き、一般質問でもさせていただいたのですが、町長が公約ということで、私は当然、実行していく、そして早急に、という部分では理解をできるところなのですが、このそれぞれの施設で65歳以上の個人、この制約というのが、先ほど個人というのは65歳以上でも団体で使用すれば無料じゃないということだというふうに思いますが、そのへん何か公約、選挙のときの公約に挙げたから早く実行しなきゃならないということで、何かその個人使用ということに限ったように、そういうふうにも思えるのですが、そのへんはそういう感じというのは私の邪推でしょうか。

○委員長(加来良明)町長。

○町長(高薄 渡)確かに選挙のマニフェストの中でこのことを申し上げたところでございます。これは、かねがね高齢者の皆さんから、こういう健康づくりをやっているんだというお話の中で出てきたことでございます。それで、パークゴルフについてもお話しがありましたけれども、パークゴルフにつきましては、当面、そういったものではしなくてもいいと、管理費も相当かかることだからと、施設についてもそうなんでありますけれども、一般の利用も多いし、そちらが主体だと。それとまた、今の段階では料金設定が団体5人以上ということで設定されているわけでありまして、個人の利用というのが今までにないというようなこともございました。それと同時に、先ほども申し上げましたように、そういうお話もございました。そういうことで、ご意見を頂戴した中で、できうれば介護予防、健康予防のほうから含めて考えてもらえないだろうか、という強い要望もありました。そういうことを含めて、今後の健康づくりをしていくにはどのようにしていくかという方策の一つとして、手段として、そのような方法をもてないかということで考えたところであります。しかし、今、この検討をさせていただいたところ、いろいろな検討部会をしているわけでございますけれども、決して急いでということではなかったわけですけれども、行程表の中でできれば早めにということで、私としては4月即ということでという考えもありましたけれども、時間的な問題もありまして、それもできないという中で、これを先送りしていくということに対しても、またいろんなご議論があるだろうというようなことから、今回はとりあえずこの中で進めていこうと、それで、はじめはゲートボール中心に考えたわけであります。正直に申し上げますけれども、それで考えたりいたしました。次に考えたのが、さわやかプラザということでございました。その2点は検討してもらうようにしたわけでありますけれども、部内でのいろいろな意見がございまして、他の体育施設にもそのへんを応用すべきではないかと、こういうようなご意見が多数を占めましたので、とりあえずそこまでやってみましょうという形になったところであります。しかし今いろんな、この委員会でもそうでありますし、本会議の一般質問でもいろいろご意見いただきましたので、これを出発点として、もう一度考えていくところ、これを各自どうするかと、運用面でどういうふうにしていくかということを考えていかなければならないかなと。と同時に、使用料の設定する見直しの中できめ細かな、やっぱり見直しということはそういうことだと思いますので、今後はきめ細かなやつを求めていきたいと、それと同時に、各種団体等には早めに意見を聴取していただくように指示をしていたわけでありますが、諸事情によりできなかったというところもあったかと思います。完全にお話して理解をいただいているところもあります。そういう面で、今後は徹底して、そういう問題のときには早めにそのものをお伝え申し上げて、ご理解はいただけるものはいただいて、そして進めていくのが筋ではないかなと、こういうふうにも考えところでございます。それと同時に、先ほども申し上げましたけれど、町民の皆様に施設ごとの収支といいましょうか、そういうものをお示しして、これだけここはかかっているのかと、その分はどういうところにしわ寄せがいくのかということもですね、しっかりしていくべきではないかなと、こういうふうに思っているところでございます。したがって、決して急いでいるということではなかったということはご理解いただきたいと思います。

○委員長(加来良明)町長、答弁は簡潔にご協力をお願いいたします。
 中島委員。

○委員(中島里司)私も一般質問しておりますけども、町長の一般質問答弁でも、私は一定の理解とかができた部分もあったわけです。前向きにいろんな部分で考えておられる。それで、この改正に向けて、あるいは公約の実行に向けても、町長の思い入れというのは今のお話、委員長からありましたけれど、どちらかというと、非常に懇切丁寧に答えていただいたというふうに思いますが、そういう思いがこの改正のなかに反映されていないという感じから、先ほどのようなご質問をさせていただいたわけでございます。これは思い入れをしっかり持っている町長に質問してもしょうがないので、これは答を誰に求めていいかわからないので、私が勝手に思いますけれども、そういうことを町長、やはり町長の今の思いを、今までそういうことを思っている、そういうものをやはり検討委員会なり、そういう中にですね、町長、当然その委員会の中に入られないわけですから、そういう思いをしっかり私は伝えてから、こういう協議というのは入っていただきたい。だから、町長が改めてここで町長の思いを私たちに丁寧にお話されるのではなくて、職員にも、そういういろんな委員会にも、その町長の思いをしっかり伝えていただきたいと思いますが。ということは、町長が言っていること伝わっていないと、僕言っているように思うのですが、そのへん町長の思いは十分わかります。その伝達方法として何かもう一つ工夫がないものか、しつこいようですが、何かないですか、いいアイディアが。

○委員長(加来良明)町長。

○町長(高薄 渡)思いを伝えたつもりなんですが十分に至っていなかったのではないかなということも、私としまして反省しておりますので、今後そういったことについては、しっかりと最初の段階でお話をして、理解をいただいた上で検討をしていただくということが望ましいと思いますので、そのように進めたいと思います。

○委員長(加来良明)他に質疑ありませんか。
 山岸委員。

○委員(山岸政彦)体育館の使用料の件ですけども、別表第1を見ますと基本使用料が1時間当たりというふうになっております。別表第2になりますと、使用料1回につきということで、1回の使用は2時間というふうになっていますよね。それで計算しますと1時間当たり750円、750円ということは、13,000円に対してたぶん6パーセント前後ぐらいになっちゃうと思うんですけれども、他の御影の農村環境改善センターも基本使用料は別表1は1時間当たり、別表2になると1回当たりというふうになっていまして、その他の施設についてはほぼどっちも1時間当たりになっているように思うんですけれども、このへんの整合性はどういうふうになっているのでしょうか。

○委員長(加来良明)小笠原課長補佐。

○課長補佐(小笠原清隆)体育館につきまして、もともとの計算につきましては1時間当たり13,000円の基本に5パーセント相当額というような形で、当初それであれば650円の設定になったのですが、平成16年度において設定したときに、その金額大きいんじゃないかと、そういう形で500円という形で設定した経緯がございました。それから、更に次回の平成19年の改正のときに10パーセントになると13,000円の10パーセントになると1,300円だと。そうすると、500円から1,300円に上げるのには倍以上の設定になりますので、なんぼ上げてもやっぱり倍が限界だろうと、そういった形で50パーセントに抑えてきた経過がございまして、他の数字と最初から設定の価格が低い金額になっているというのが現状でございますので、ご理解をいただきたいと思います。

○委員長(加来良明)山岸委員。

○委員(山岸政彦)内容はわかりました。でも、他の施設と整合性がとれないんじゃないのかと思うんですよね。高くすればいいという話じゃないとは思いますけれども、これから徐々に、例えばどちらかをあわせていくとか、そのように考えていったほうが、たぶん町民の方も納得しやすいんじゃないかと思うんですけれども。

○委員長(加来良明)金田教育課長。

○課長(金田正樹)今、整合性のお話いただきました。確かにそのとおりだと思います。また、今回、審査の中でいろいろ今まで検討されなかったこと、また、問題点もいろいろご指導いただきましたので、それらも含めまして、今後、検討する際には十分反映をしていきたいと思います。

○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。
 原委員。

○委員(原 紀夫)体育館の関係でお尋ねをいたします。町長のほうから事前に利用者に周知して意見を聞くという分ができているところと、できていないところがあるというような話でありました。25万円、26万円の料金が上がるということで、団体使用がだいたい7団体ぐらいここに出ておりますけれども、この体育館の団体使用に関しても先ほどと同じように事前の話し合い、意見の交換等は全くしていないということなのでしょうか。

○委員長(加来良明)金田教育課長。

○課長(金田正樹)先ほど申し上げましたように、体育指導委員並びに社会教育委員の合同委員会の中で、5月の中頃にお示しをさせていただきました。その中で、今年はそういう年にあたりますよということで、いずれ改正の案ができる前に再度意見をお伺いしますという話をしたのですが、この使用料の決定の段階で日程的にいろいろずれ込みがございまして、最終的に案がまとまった時点で団体にお話をさせていただきました。その時点でいろんなご指摘等はいただきました。先ほど申し上げましたように、事前にそのへんの会議ができなかったことにつきましてはたいへん団体には申し訳なく思っておりますし、反省もしているところでございます。

○委員長(加来良明)原委員。

○委員(原 紀夫)体育館の施設の関係でお尋ねをいたしますが、今年、玄関先のほうですか、塗装を含めて何百万円かで工事をいたしました。鉄・鉄筋等の腐れ等もかなりひどかったというのも前から見ておりましたけれども、早く措置ができればより効果的に安く修復ができるということは体育館の担当者からももう聞いておりますが、今後、体育館の内部等を見ても鉄筋のほうがもう腐ってぼろぼろになっているとか、そういうところもかなり見受けられるわけですが、現在、町としてこの体育館を今後長く持続させるために、近々こういうところに手をつけて修復したいとか、あるいは先ほど荒木委員からも出ていましたように、暖房等についてこういう修復をして何とか暖をよりとれるような方向にするとか、そういうものというのは今の段階で計画的なものがあるのかないのか、このへんちょっとお聞かせを願いたい。

○委員長(加来良明)金田課長。

○課長(金田正樹)施設の修繕に関してでございますが、今年、正面の壁を塗装させていただきました。残りは中の部分なんですが、実際に今不都合が出ているのが、照明の関係がちょっと、第1ラインというのが切れております。これにつきましては予算要求をしていきますけれど、そのほか第2競技場の、今言っております壁が、タイルが今落ちている状況ですね、上から。これも危険性が伴います。今はバリケードをはって近くを通らないようにお願いしているのでございますけれども、それについても優先順位をつけまして早い時期に修理していかなきゃならないかと思いますが、体育館全体の壁につきましても相当傷んできております。これは相当金額がかさむ工事になるかと思います。総計の中でもいろいろヒヤリングで町長とお話をさせてもらっているんですけれども、優先順位をつけて計画的に整備をしていかなければならないのではないかと思っております。

○委員長(加来良明)原委員。

○委員(原 紀夫)私も、うちのまちでメインのこの体育施設ですから、より早く修復するなり整備をしなくてはならない施設だという私は認識しておりまして、お隣の農業研修会館に今年手を入れましたけれども、それよりも早くですね、私はやるべきではないかというぐらいの感覚でいたのですが、今後、耐震的な面も含めて、やはりこのかなりの額ということがあるのでしょうけれども、やはり何とかして、安心して町民がこの体育館を利用できるということでですね、その面について、修復するなり金をかけることによって、より町民の理解も深くなり、今回のような料金設定にしても致し方ないというようなことになるのでないかと、こんな気がするわけで、そのへんのこともやっぱりより精力的にやってほしいという気がしますが、町長いかがでしょう。

○委員長(加来良明)町長。

○町長(高薄 渡)あの施設は昭和49年の建物でございまして、ちょうどオイルショックの時でございまして、材質的に非常に悪うございます。かねがねこの指摘は受けて、その後の使用頻度、それから傷み、老朽になってきているということで、いただいております。今度の新しいまちづくり計画、この中では整備計画をやはりしていかなきゃならないのではないかと、これは体育館そのものだけじゃなくて全体を含めていかなきゃならないと思いますけども、それぞれの施設が老朽化しているということもございますので、しっかりした対応でいかなければならないと、このように思っております。なお、30年余を経ている状況でありますので、今後どれまで修復したとしてもつかということも調査をしなければならないかなと、それによっての投資効果を求めていきたいなとこのように思っております。

○委員(原 紀夫)終わります。

○委員長(加来良明)他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(加来良明)質疑なしと認めます。
 以上で質疑を終わります。
 教育課及び御影支所の審査を終わります。教育課・御影支所の皆様ご苦労様でした。