使用料等関連条例審査特別委員会(12月17日_日程02)
○委員長(加来良明)次に、議案第105号「清水町世代間交流センター条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第106号「清水町保健福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第107号「清水町老人健康増進センター設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第108号「清水町川東ゲートボール場条例の一部を改正する条例の制定について」、以上4件を一括議題とします。それでは、関連資料も含めて一括説明をお願いいたします。
はじめに、保健福祉課関連条例の説明をお願いいたします。
保健福祉課 阿部課長。
○課長(阿部一男)それでは、私のほうから議案第106号「清水町保健福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について」の提案理由の説明をさせていただきます。例規集は2巻3,601頁からであります。また、お手元の資料では、15頁に掲載してございます。清水町保健福祉センター条例の一部を次のように改正する。第8条を次のように改める。第8条、保健センター使用料は、次項に定めるものを除き、無料とする。第2項、体力測定器具及びトレーニング機器を使用する者は、別表に定める使用料を納付しなければならない。ただし、65歳以上の町民の使用に係る使用料は、これを徴収しないものとする。附則といたしまして、この条例は平成22年4月1日から施行するとするものでございます。この条例改正につきましては、高齢者の健康維持と体力の向上や、また、介護予防の観点から65歳以上のトレーニング機器の使用料を免除するものであります。なお、一般の使用料につきましては、15頁に掲載しておりますように、一回券300円、回数券3,000円、半年券8,000円となっており、65歳以上の使用料免除により128,000円の減額を見込んでいるところでございます。また、トレーニングセンターの年間利用者は、平成20年度で延べ人数で4,088人となっており、このうち60歳以上の利用者が約30パーセント、65歳以上の利用者はその半分の15パーセントと推計した中で、そういうデータに基づき金銭等を計上しているところでございます。以上、議案第106号「清水町保健福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について」の提案理由の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第107号「清水町老人健康増進センター設置及び管理条例の一部を改正する条例について」の提案理由の説明をいたします。例規集は2巻3,681頁からであります。お手元の配付資料では、14頁に掲載してございます。清水町老人健康増進センター設置及び管理条例の一部を次のように改正する。第8条第1項に次のただし書きを加える。ただし、65歳以上の町民のゲートボール通年利用に係る使用料は、これを徴収しないものとする。附則といたしまして、この条例は平成22年4月1日から施行するとするものであります。この内容につきましても、高齢者の健康維持、あるいは先程と同じように維持と体力の向上や介護予防の観点から、65歳以上の使用料を免除するとするものであります。通年の一人利用については1,000円、その他の利用につきましても1,000円を徴収しているところであり、平成20年度については、この施設につきましては、26人の通年利用がありました。ほとんどが65歳以上の利用でありますので、22年度の影響額を25,000円の減額としているところであります。以上、議案第107号「清水町老人健康増進センター設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について」の提案理由の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第108号「清水町川東ゲートボール場条例の一部を改正する条例の制定について」の提案理由の説明をいたします。例規集2巻3,721頁、配付資料では14頁に掲載してございます。清水町川東ゲートボール場条例の一部を次のように改正する。第7条第1項に次のただし書きを加える。「ただし、65歳以上の町民のゲートボール通年利用に係る使用料は、これを徴収しないものとする。」。附則といたしまして、この条例は平成22年4月1日から施行するとするものであります。ここの改正理由につきましても、先程と同じ内容になってございまして、65歳以上の使用料を免除するとするものでございます。利用料金の体系につきましては、他の施設同様、通年利用1,000円であります。20年度の利用につきましては、31人の実績がありました。このことから、22年度の収入の減額を30,000円と見込んだところでございます。以上、議案第108号「清水町川東ゲートボール場条例の一部を改正する条例の制定について」の提案理由の説明といたします。よろしく審議のほどをお願いをいたします。
○委員長(加来良明)次に、御影支所関連条例の説明をお願いします。
安田御影支所長。
○御影支所長(安田栄司)議案第105号「清水町世代間交流センター条例の一部を改正する条例の制定について」、提案理由の説明を申し上げます。例規集は第2巻2,381頁に登載されております。今回の改正につきましては、各種公共施設の料金改正に合わせまして、世代間交流センターの使用料の一部を改正するものであります。町内の他の屋内ゲートボール場と同じように65歳以上の町民の方が通年利用する場合において、使用料の徴収をしないとするものでございます。改正条文につきましては、第8条、使用料について、ただし書きを改め、65歳以上の町民の方の利用については、徴収しませんという規定を新たに設けるものでございます。資料の14ページの一番上にございますが、軽スポーツ場、これはゲートボール場でございます。この料金表は変わりませんが、一項を加えて65歳以上の町民の方の利用については、料金を徴収しないということでございます。附則といたしまして、本条例は平成22年4月1日から施行し、経過措置といたしまして、先に使用許可を受けている者については、従前の例によるというものでございます。以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
○委員長(加来良明)これより、一括して質疑を行います。質疑ありませんか。
妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)料金条例そのものは残しているわけですね。ところで、九十何人の料金が入らない、65歳以上ということだから。この中に、ちょっと教えてください、65歳以下の方はどうなってますか。
○委員長(加来良明)阿部課長。
○課長(阿部一男)老人健康増進センターあるいは川東ゲートボール場の中で、65歳以下の人は1・2名いる程度でございます。
○委員長(加来良明)安田御影支所長。
○御影支所長(安田栄司)世代間交流センターにつきましても、軽スポーツ場、ゲートボール場を利用された方は、すべて65歳以上でございます。
○委員長(加来良明)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)ゲートボールやる人の実態はそうだと思います。65歳以下の方、何人かいますね。これは料金取るんですか。
○委員長(加来良明)阿部課長。
○課長(阿部一男)65歳以上を免除するということですから、それ以下については、料金を徴収するということでございます。
○委員長(加来良明)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)私も60歳からやっているんですよ。今、ゲートボール人口が減ってきて大変だと、高齢化も進んでいるというのが実態です。その中にあって、ゲートボールというのは何歳でも、子どもでもいいですよね、やるのは。そういうふうに段々と減ってきているのを減らさないようにするという努力が、この施設3つもあるんですから、冬期間パークゴルフもできないからという状況もあるんですよ。それなのに、町長、毎回、大会あったら私の前で来賓あいさつされるんで、よくわかっていると思うんですよ。この10年ぐらいの間にずっと減ってきた。この施設をいかすには、増やさなきゃならないですよ、人口を・・・。(途中中断)
○委員長(加来良明)質問お願いいたします。
○委員(妻鳥公一)それなのに65歳で切るというのは、料金を、僕はどうもおかしいというふうに思うんですが、担当課と町長、どう考えているのか。
○委員長(加来良明)阿部課長。
○課長(阿部一男)我々担当している課、施設を所管する課といたしましては、その施設の利用の拡大を図るというのも、もちろん大きな役目になっているところでございますけれども、今回の部分につきましては、この改正理由の説明の中で申しましたように、高齢者の健康増進を図るということを第一に考えた内容になってございます。そういうことの中から、高齢者というのは、何歳からというはっきりとした決めはないにしても、65歳からが高齢者というくくりの中で、我々ずっと今、そういうくくりをした中で進めてございますけれども、そういった人たちの健康を守るということの中で、65歳という年齢を区切らせていただいて、今回の提案をさせていただいた経過にございます。
○委員長(加来良明)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)町長、どう考えてますか。
○委員長(加来良明)町長。
○町長(高薄 渡)昨日からこの論議になっております。ゲートボールの人口を主体にお話をされているようでございますけども、行政側がゲートボール人口をどう増やすかということも一つの手法でありますけども、やはり高齢者という組織団体があるわけでありますから、その中でしっかりと今やられてない人をどう引き込むかということを、努力をしていただくようにしなきゃならないんでないか、こういうように思っております。これはゲートボールだけでなくて、他のスポーツもそういうふうにいくわけでありますけれども、やはりそれらを愛好する人々というのは、自分たちだけではなくて、そういうことであれば、後継者ということをしっかり念頭に置いた中でいくことも必要ではないかな、こういうふうに思います。従いまして、私どもとしましても、そういった方々への推進をしていくということを努力をしなきゃならない、こういうふうに思っているところでございます。
○委員長(加来良明)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)私はこれ、6年前に料金取るようになった。通年で500円で、そして3年経ったら今度1,000円になった。今度は1,500円になるのかなと思っていたんですが、実はこの料金を外せばいいんですよ。ちょっと95,000円ほど収入減になるということを言われているんですよ。65歳と同じことをやってるのに、50歳の人、55歳の人やっていいんですから、そういう混在すると、そのこと事態が僕はおかしいと思うんですよ。それがゲートボール人口が増えるか増えないとかという問題が一つあります、減ってきているというんですから、現実は見てます。しかし、そうであっても、それはそれで置いておいて、同じ競技をしている人が65歳で切られている。昨日から議論しました65歳というのを、機械的に切るからこんなことになっちゃったんです。これはやっぱり、この料金、通年一人1,000円というやつを外せばいいんですよ。ほとんど影響ないんですから。そうすると皆で仲良くやるんですよ。そこのところ考えありませんか。
○委員長(加来良明)阿部課長。
○課長(阿部一男)これは先程も説明させていただいたように、福祉政策の一環としてやっている部分も相当多くあります。例えば福祉の政策の中で、今年はやった、ちょっと外れるかもしれませんがインフルエンザとかなんかについては、65歳以上の人が無料だとか、そういった政策と整合性を持った中で年齢の区切りも必要かなというところもありまして、確かに影響力としては、全部無料にしてもそんな大きな影響はないという部分の考えもあると思いますけれども、他の政策との整合性という部分も大事にしていかなければならないんでないかな、そういう思いの中で、65歳という年齢で区切らさせていただきましたところでございます。
○委員長(加来良明)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)昨日から議論しているんですが、いわゆる65歳、何でも機械的に当てはめるというのは、これ駄目なんですよ。だから機械的に当てはめるから、この間から議論になっているんです。そこのところを整合性とか何とかと言うから、この料金改定の問題でも、本当に増えても1,000円とか何とかという、そういうものがたくさん入っている。整合性だと言うから。一つひとつ中身が違うんですよ。それがこの料金改定とか何とかという時に、整合性、整合性と言って皆同じにしてしまう、機械的に。一つひとつ違うんですよ、中身が。そして現場を見てないんですよ、これ。皆さんが、例えば体育館で来ている人たちがどんなふうにやっているのか、ゲートボール場でどういうふうにやっているのか、僕はもっと町長含めて現場を見てほしいです。そうしないと、そこでその人たちと話して、そしてどうすればいいのかということを考えなければならんと思うんです。機械的に他との整合性なんか考えて、・・・。(質問中断)
○委員長(加来良明)妻鳥委員、質問をお願いいたします。
○委員(妻鳥公一)だから、整合性でなくて、もっと現場を見てほしい。どうですか。
○委員長(加来良明)町長。
○町長(高薄 渡)現場は十分見ております、私は。ですから、言われるまでもないと、このように思います。ゲートボール場というふうに名称ありますけども、何でも使っていいですよとなっているんです。ですからテニスやっているところもありますし、バドミントンやっているところもありますし、ミニバレーですか、そうやっているところもあるんです。ですから町内会でも、65歳以上の人がいない地域だった場合にでも、ゲートボール使っていいですよとなってますから、そういうことで設定をしてたんです。そういうこともご理解いただければ、利用度の頻度が今、少のうございますけれども、一時期はそういう状況もありましたし、テニスのほうについては、川東のほうでも室内テニスやられております。そういうことで何らゲートボールだけに限らず、テニスって試合ではないですけども、お二人で来て、家族で来て打ったり、そういうこともやられている、そういうことも私、見ておりますので、いろいろこれから多様なものにもっと使えるようにピーアールしていく必要あるなと、そういうふうに思います。そういうことによって、健康維持を保たれたり、体力の向上になっていただければいいかな。あまりにも高齢者団体だけに絞り込んで専有というか、そういう状況になっても困るなと、もう少し広げていくほうが必要ではないかな、こんなふうに思っています。
○委員長(加来良明)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)私もあの施設を、そういうふうに利用すること、大切だと思っているんですよ。使わない時、遊ばしておくことないですよ。例えば軽スポーツなんか簡単にできるんです。だから、それはやってほしい。ところで、ここ何年間の間に、そういう料金が設定されてから、そういうもので使われて、料金取ったことありますか。
○委員長(加来良明)阿部課長。
○課長(阿部一男)私が承知している範囲の中では、取っている例はございません。ただ、他のスポーツで利用したということの中で、取っているのはございませんけれども、一人利用と限らず、一人の通年利用料の他に、大会だとかなんかで使用する時に、1回1,000円という専有使用料ということで料金を設定し、もし、そういう場面があれば、そんな料金の中で取っていく形になると思います。過去においては、料金体系を設定してから、そういう利用というのはありません。
○委員長(加来良明)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)ないと思うんですよ、料金設定されてから。だから、それ以外にあそこの鍵を開ける人いないんですよ、ゲートボールをやる以外に。そういう設定になっているんですよ。だから、僕ももっと他の人が利用できるような仕組みにしなきゃならんのだ、芽室なんかやってますよね。テニスやったり、いろいろなことをやってます。できるように、施設がそうなっているんです。そういうふうな努力をするということも必要なんですから、それをやってほしいと思うんですが、どうですか。
○委員長(加来良明)阿部課長。
○課長(阿部一男)そのことについては、ゲートボール場に限らず、他の施設につきましても利用の拡大を図り、健康増進というのは年齢区切ることなく必要と思われますので、今後、他の部分も含めて、利用が拡大できるような仕組みを検討していきたいというふうに思っております。
○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。
中島委員。
○委員(中島里司)議案第106号のことで、提案された中身とちょっと違うんですが、トレーニング機器の高校生の利用状況、把握されてますでしょうか。もし、されているとすれば、わかれば授業中の利用、それから部活の利用、一問一答ですけども一回一回あれですから、多分把握できていないと思いますんで、そのへんちょっとわかれば教えてください。
○委員長(加来良明)阿部課長。
○課長(阿部一男)高校生の利用としてくくっておりませんけれども、ほとんどがこれに入ると思うんですけども、10代の利用としては、20年度で757人という数字になっております。これのほとんどが高校の部活等の筋力トレーニングだとか、そういったところの中で、冬場のトレーニング等に使われているものだと思います。
○委員長(加来良明)中島委員。
○委員(中島里司)使用料については、授業の場合、どの料金体系を使って行われていますか。
○委員長(加来良明)阿部課長。
○課長(阿部一男)授業ではありません。個別利用、あるいは部活の何人かの利用ということでありますので、普通の利用料金、高校生の利用料金として、ほとんどが半年利用ということになって、5,000円の利用料金をいただいてやっている。
○委員長(加来良明)中島委員。
○委員(中島里司)ちょっと話題が外れますけれども、昨年度から町の私は特段の配慮だったと思いますが、高校に向けて資格の取得のために支援をされた。大変いいことだと思ってます。それと先日、委員会でちょっと聞いた限りでは、通っている方が多いんですね。地元というのは100人弱、3学年で。ですけども、どういう形であっても高校の間口というのも、非常に何年も前から道教委で話題にしております。その基準は学校の良さ悪さじゃないんですね。受験者の数で間口を、それこそ機械的にポーンと決めてきているんですね。本町においては、総合学科として一昨年かな、倍率が切れたと思います。まあ、その前も切れてましたけども。昨年、町のほうでそういう配慮した時点で、なんとか倍率というのですか、ついたというか、倍率はつけばいいか悪いか別として、そういう状況でありますから、ようするに間口減にはならないだろうと、支援ということは、私は非常に大事なことだと思っています。道立ではありますけれども、地元の高校として、4間口の確保に向けて大きな支援をしなくて、今、改めてお金を出さなくてもやる方法としてあるのかなというふうな時点を考えた時に、このトレーニング機器の使用について、もう少し何か高校に対して配慮してあげる方法ないか。ようするに高校生がそこに、一般の使用にも影響してくる場合もありますけども、使用しやすい条件があれば、余暇の時間が少なくなってくる、ようするに余暇の時間の目的が持てれば、いろいろな社会的な問題も減るんではないかなというふうに思われます。それからいったら、この高校生の料金について、私は今回ではないんですが、特段の何か方法を今後検討してもらえないかどうか、それが財政に大きな影響があるということになるのかどうか分かりませんが、検討していただけるような方策はないかどうか、お聞きしたいと思います。
○委員長(加来良明)答弁を求めます。
町長。
○町長(高薄 渡)これは私から申し上げなきゃならんかなと思います。高校生につきましては、今、利用されているのは団体で部ということではなくて、その部の中の自分たちで筋力を上げたいというような方が来ている、個人個人で数名ずつで来ている、こういう状況であります。団体でごそっと来られましたら、約40名近くなりますから、そうでなくて、その中の一部が来ているということになっております。今、アイスホッケーについては、アリーナのほうでもそういった支援策をしているわけでありますけども、全体的にどうかということになると、金額とは別でありますけども、また、今年度もいろいろと手当てを加えましたけども、全体の子どもたちが清水高等学校に来られる条件の整備の中の一つとして、支援策は今後も続けて、また、拡充もしなきゃならないのではないか、こういうふうに思っておりますので、その一環としてもまた、これも検討を加えてまいりたい、このように思っています。
○委員長(加来良明)他に質疑ありませんか。
西山委員。
○委員(西山輝和)全部関連してくるんですけども、室内ゲートボール場、65歳以上個人使用無料ということですけど、これは個人使用でなくても無料なんですね。あれだけの施設を、冬になると暖房たいて利用していただいているんですけども、私はなんも無料にする必要はないと思うんですけども、どんなもんでしょう。
○委員長(加来良明)阿部課長。
○課長(阿部一男)確かに暖房をあれして、経費等を賄うことはできていないのも事実であります。ですけれども、今回、先程の説明の繰り返しになりますけれども、より65歳以上の人の健康増進と体力向上、あるいは介護予防という観点の中から、更に利用拡大をしていただいて、今、言った健康に留意してもらうということの中から、使用を、この部分については無料にするという福祉政策の中で実施したいということで、今回の提案をさせていただいた経過にございます。
○委員長(加来良明)西山委員。
○委員(西山輝和)言われることはよくわかりました。そうすると公民館を使っているダンスですとか、そういう団体で使っているところはお金を払って、65歳以上であろうとお金を払っているわけですよね。先程言われたように体力増進だとか、健康維持だとか、そういうものに絡んでいけば、皆同じだと思うんですけども、そのへんで不公平、公平さが外れていくと思うんですけど、どうでしょうか。
○委員長(加来良明)荒木課長。
○課長(荒木義春)昨日、町長からも答弁させていただいておりますけども、また、昨日、それぞれ委員の皆さんからも文化区分についてのお話もいただきました。今後、その部分については、検討を加えていくということとさせていただきまして、今回につきましては、スポーツ施設ということでご理解を賜りたいというふうに思います。
○委員長(加来良明)西山委員。
○委員(西山輝和)昨日の一番最初の説明では、いろんな利用している団体に通知して、使用料の値上げを通知しているようなことを言われてたんですけども、検討してもらっているというようなことを言われてたんですけど、そうじゃないんでしたか。
○委員長(加来良明)荒木課長。
○課長(荒木義春)昨日、スポーツ施設等々で、あるいは公民館も含めて、体育館も含めた社会教育関係団体、福祉団体の利用料金の減免率を90から85にするという中で、十分利用者と協議がなされていなかったという部分で、教育委員会のほうから反省の言葉が述べられたと思っています。春に社会教育委員だとか体育指導委員との会議を開催したけども、その後、個別での打合せがされなかったということで、今後は、そういったことのないように注意を払っていきたいというようなお話をさせていただいたと思っておりますので、今後、もし料金改定する場合には、そうした手順を踏みながら実施をしていきたいというふうに私ども思っているところでございます。
○委員長(加来良明)西山委員。
○委員(西山輝和)今、課長が言われたように、本当に徹底されてなかったということで、私も昨日、いろいろな公民館を利用している団体に連絡して、こういう通知がありましたかと確認しました。やはり、誰も聞いていないということで、来年度から値上げになりますけど、よろしいですかとお話をしてきました。「とんでもない、ふざけたことぬかすな」と怒られました。そういうことで、おそらく全部の町民にわかれば、利用している文化団体とか、そういうとこから猛烈な反発がくると思いますけども、私もこれはちょっとまずいなということで、こうやって片方では料金取るように、片方では料金を取らないという、そういうことにはならないと思うんですよ。もっともっとこれはよく検討していただきたいと思います。
○委員長(加来良明)答弁を求めます。
町長。
○町長(高薄 渡)この旨は地域懇談会、ふれあいトークで説明していますよね。御影でも文化協会団体の会長さんもみえているわけですから、そこでこういうふうな予定してますということで、案を持って行っているんですね。教育委員会のほうで昨日もお話したけども、できなかったということで反省の弁はありましたけども、私のほうとしては、早くにこういう経済になっているんで、各種団体と話し合いを進めてくださいということは指示しております。それは、整っているところもあったもんですから、多分整っているもんだと、こういうふうに私は理解したわけでありますけでも、ご注意いただきましたことは、本当にそのとおりだと思います。昨日も、この間も話してますけども、3年に1回という固定したものではなくて、やはり見直すべきところは見直すべきだという意見も、今回からでてます。一応、目安として3年ということで押さえるようにしなければ、計画ができないもんですから、一応、その形は取らせていただきますけども、今年が悪ければ、来年また見直すこともあり得ますので、そういう方向の中でご理解いただくようにしたいなと、こういうふうに思っております。それから、片方では上げるけど片方では下げるというのは、めりはりつけていかなきゃならん部分もあるわけでありまして、そういう面から特に介護の、今、段々増えてきているという状況があります。それは早くから、青年期はやっていたけれども、高齢者が早壮年期になってやってないという方が、そういう形ででてくるわけでありますから、その面から早目からやるということが必要かな。あとは年齢制限の問題がありましたけども、そういうものも含めて全体的な健康づくり、体力維持、それから介護予防という中で、保健福祉、それと教育面から色々と両方から詰めさせていただきまして、より良い方向の改善策に向けてまいりたいと、そういうことを皆さんにお約束した上で、ご理解をしていただきたいなと、こんなふうに思います。
○委員長(加来良明)他に質疑ありませんか。
原委員。
○委員(原 紀夫)今回提案されている件に関して、いろいろな意見がでておりますが、私、さわやかプラザの関係からお尋ねをいたします。当初、インストラクターがいて非常に利用者も多い時代もありましたが、以降、インストラクターを廃止をして、その後、場所を移して無料にするとかいろんな経緯がありましたが、最終的に、あの施設をインストラクターいませんけれど残して継続をしている、町民の利用者の願いが叶うようにしているということについては、私は高く評価をしているものであります。今回、65歳以上の人が利用者の15パーセントいるそうですが、ほとんど利用している人は、回数券を利用している人が大半だと思います。年間の利用料が16,000円ですか、今後、無料になるということで、まさに町長が選挙公約で示したものを実現しているんだということになるんでしょうけど、このことについて、今後、ただになることによって、65歳以上の利用者が急に増えていくという可能性については、どのように考えておられるでしょう。
○委員長(加来良明)阿部課長。
○課長(阿部一男)このさわやかプラザの利用につきましては、先程の説明でもいたしましたけれども、昨年度4,080人ぐらい。今年度、若干また落ちて、途中経過の中では20パーセントぐらい落ちている状況があります。その中で、今、こういう65歳以上の人が無料ということの中で進むという情報も一部入っていたこともありまして、今、65歳以上の人はちょっと利用を控えているという場面もあって、ちょっと今年落ちているのかなと、状況で捉えておりますけれども、ただ、その人たちは戻ってくるかもしれませんけど、今後、これによって急激に利用が増えるということは、ないと思われますけれども、そこのところを先程言いましたように、保健福祉の立場から健康増進、それから介護予防という状況の中で、利用の拡大を図っていかなければならないという思いでいるところでございます。
○委員長(加来良明)原委員。
○委員(原 紀夫)今、課長が言われたこと、私も一部理解をしますが、町長が選挙公約で無料にすると言うと、こういう条例等の改正等を含めて、大変複雑な行為があるということは、利用者はそんな深く考えないもんですから、即、選挙が終わったらすぐ次の月あたりからただになるんでないかと、こういうような早とちりというか、そういう感覚の方が多かったような気がいたします。私のところにも、「原さん、町長ただにすると言ったけど、いつするんだ。半年のやつが切れるんだけども、それで買わないでいるんだ。」、そんな人もおりました。現実、私は利用者にも一部意見を聞いたんですが、まさか本当にただになるとは思わなかった、こういう人もおります。額が額ですから。従って、あれだけこうこうと電気つけて、色々機械を動かしているんだから、ただっていうよりも、半分ぐらいは払ったっていいんだけどなというような人もいるのも現実です。町民の目から見たら、そういう人もかなりいるんではないか。従って、私は町長が選挙公約で言ったことは十分理解していますが、今の民主党政権と同じように、公約を途中で町民の意見も聞いた中で、直していくという面があってしかるべきだな、こんな気がしたりもしていたわけですけれども、そういう面を含めてみると、やはり何でも65歳以上はただにするというのは、予防医療の立場からみてどうなのかなと、私はいつも疑問を持っています。本当に効果があるとすれば、私は夏利用しているパークゴルフのほうが予防医療面からみたら効果があるんでないか、こんな気もするわけで、昨日、町長がまず手始めにということですから、今後、広めていくんだろうなという気がいたしますけれども、そういう面かみると、やはりこの一部、今回のこの無料は若干片手落ちの面があると、こんな私は気がするわけですが、いかがでしょう。
○委員長(加来良明)町長。
○町長(高薄 渡)何かやるとすれば、必ずそういった意見がでるのは承知の上でございます。今回、トレーニングセンターにつきましては、管理人を置いて、整備も含めて、それから指導者を置いてということになると、莫大な経費がかかる、結局、そういうようなことを求められてきたわけでありますけども、それはできないということで、それでは利用者による管理にしてはいかがなものかと、そっくりそのまま委託料、数十万であればそれでやってもらえないかと、こんな意見もずっとしてきて、担当課で、以前でございますけど、今の課長の前でございますけども、話を積み重ねてきたとこであります。それであれば、事務的な問題からいろいろな面があるということもございました。しかし、こういう健康づくりということは、むしろ介護予防に我々はやっているし、これは最終的には国民健康保険等々の医療費の抑制にもつながるんだと、こういうようなお考えの方が多数を占めていたというのも現実でございます。そういうことから鑑みまして、昨日も申し上げましたけども、さわやかプラザと、それからゲートボール場だけということで限定をしてやろうかということに議論として、検討会議にされたわけであります。その結果、検討会議の意見としまして、スポーツ施設全般にわたってそういう方向性が一番望ましいのではないかと、こういうようなお話が検討委員会でなされたわけでありまして、私としましては、検討委員会で練っていただいた、そして皆がそういうご意見だということであれば、そのような意見のほうが多数を占めるということになれば、そのほうが正しいだろうと、こういうことで考えたわけであります。従って、今後、ここの中での色んなご意見を頂戴しておりますので、先程申しましたように悪いところがあれば、発車してみて手直ししていくということも必要だ、こういうふうに思いまして、柔軟な姿勢の中でやって進めていきたい、こういうふうに先程も申し上げたところでございますので、ご理解いただきたいと思います。
○委員長(加来良明)他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(加来良明)質疑なしと認めます。
以上で保健福祉課及び御影支所の審査を終了しました。保健福祉課・御影支所の皆様ご苦労様でした。