平成18年第9回定例会(12月11日_日程第8)
○議長(田中勝男) 日程第8、請願第35号、農地・水・環境保全向上対策に関する請願について、請願第36号、対オーストラリア自由貿易協定交渉に関する請願について、以上、計2件を一括議題とします。
請願文書表を朗読させます。事務局長。
(事務局長朗読)
○議長(田中勝男) 請願第35号について、紹介議員の説明を求めます。
3番、口田邦男議員。
○3番(口田邦男) それではご説明申し上げます。本件につきましては、農地、農業用水等の資源の適切な保全と農村環境の形成という事業でございまして、平成19年度から本格的に実施される事業でございます。地域ぐるみの共同活動による事業でございまして、事業内容は地域内の排水路の草刈り、雑木の処理、農道の草刈り等が主な内容でございます。しかし、財政負担が求められておりまして、国が半分、道が4分の1、町が4分の1の負担内容となっております。財政力の弱い自治体では実施の見送り、または限定的な実施となっております。よって、格差が生じないように自治体負担分の財政措置と要件緩和を求める請願内容でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) おはかりいたします。
ただいま議題となっています、請願第35号は、産業建設常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、請願第35号は、産業建設常任委員会に審査を付託することに決定しました。
○議長(田中勝男) 次に、請願第36号について、紹介議員の説明を求めます。6番、森田慎治議員。
○6番(森田慎治) この案件につきましては、ただいまWTO交渉が中断されている中、各国は自由貿易交渉の軸足を二国間自由貿易協定FTAや、経済連携協定EPAにおいているわけでございます。こういった中、今まさにオーストラリアと日本がその交渉の段階に入ろうとしているわけでございますが、このような形で関税が撤廃されることは、北海道農業は壊滅的な打撃を受けるわけでありますし、道経済への影響も試算では1兆3,716億円と新聞等で報道されている実態でございます。このようなことから断固反対し、関税撤廃の例外を求めるものでございます。また、本日は全道大会が十勝で行われていますので、よろしくご理解のうえ、ご審議をお願いいたします。
○議長(田中勝男) これから、質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) おはかりいたします。
ただいま議題となっています、請願第36号は、産業建設常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、請願第36号は、産業建設常任委員会に審査を付託することに決定しました。
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