北海道清水町議会

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平成18年度予算審査特別委員会(3月17日_審査番号1)

○委員長(加来良明)本日の委員会を開きます。
 審査の前に、昨日、農林業費、御影農業用水管理費の審査の中で提出を求められていました資料につきまして、別紙のとおり提出ありましたので配付いたします。また、商工費、しみず温泉管理費の審査の中で答弁を保留しておりました行政財産使用にかかる協議の回数につきましては、先程担当課により面談による協議が3回、電話によるものが4回行われたとの報告がありましたのでお知らせいたします。
 第10款教育費、165頁から208頁までの審査をします。担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明を願います。学校教育課長。

○課長(寺本栄二)学校教育にかかわる予算についてご説明をいたします。165頁10款の教育費ですけども、1項教育総務費1目教育委員会費につきましては昨年と特に変わった事業はありませんけども、昨年より予算書見てみますと8,901千円の増額となってございますけれども、主な原因としては右のほうの節ですけども2節の給料、3節職員手当の関係ですけども、ここで昨年度よりも1人分多く総務課で計上しておりましたけれども、今回はその分を今年度は教育委員会費で計上したというのが主な原因です。
 次に167頁ですけども、2目の教育振興費につきましては教育の充実にかかわる事務事業を計上しておりますけれども、コンピュータを活用した事業の経費、扶助費、各団体への負担金の支出が主なものであります。8節報償費ですけども、ここでは説明のところの6番、これは新得山のスキー授業に関する経費は増額して本年度1,140千円計上しておりまして、その次7番、幼保小の連携事業ですけども、これにつきましては昨年同様本年度も道の委託事業として実施をしてまいりたいとこのように思っているところであります。次の頁11節需用費の関係ですけども、説明の欄30番印刷製本費、ここでは1,561千円ですけども、昨年より953千円の増額となっているんですけども、これは社会科副読本しみずというのが3年生4年生で使っているんですけども、これが本年度改正年度になっているということで新しく印刷するということで大きく増額となっております。
 続きまして170頁です。3目教員住宅費につきましては、予算では昨年より1,822千円の増額となっておりますけれども、大きな要因は15節工事請負費の3番教員住宅火災報知機設置工事の関係ですけれども、これは今年新設で1,529千円計上しました。これが主な要因であります。
 続きまして、172頁に移ります。2項小学校費1目小学校管理費ですけども、これでいくと昨年より2,622千円の減額となっております。要因は173頁ですけども11節の需用費の関係で10番重油代の関係、これは昨年より増額となってるんですけども、1番の消耗品費それから40番の電気料、これが大幅に節減して計上している。この2つの減額が主な要因であります。それと次の頁174頁ですけども、13節委託料の17番清水小学校公務補業務委託料3,400千円ですけども、これにつきましては2月の臨時議会において債務負担行為の補正をいただいた金額をここに計上しました。
 続きまして175頁ですけども、3項の中学校費1目中学校管理費ですけども、昨年より6,110千円の増額となっておりますけれども要因は次の176頁11節需用費、ここでは重油・灯油代の増額と178頁13節の委託料の16番清水中・御影中学校耐震基本調査委託料2,520千円、これは新設計上しております。それと18節の備品購入費で2番学校備品、この中身は御影中学校のステージ幕と清水中学校のカーテンですけども、これが2,626千円計上している、これが主な増額要因です。以上が学校教育にかかわる予算ですけどもよろしくお願いいたします。

○委員長(加来良明)学校教育課参事。

○参事(佐藤典隆)続きまして、給食センターにかかわる予算についてご説明を申し上げたいと思います。179頁からの2目スクールバス管理費につきましては、スクールバスと町民バスの運行管理にかかわる経費を計上してございます。昨年と特に変わった事業はございませんけども、13,481千円の増額となっております。主な増額の内容としましては、2節、3節、4節、職員1名の人件費分と7節の臨時運転技術員1名分の賃金の増でございます。新年度におきましてもスクールバス等の運行につきましては、子供たちの安全を第一に運行管理に努めてまいりたいと思います。
 続きまして、205頁から208頁までの6目学校給食管理費につきましては、学校給食にかかわる施設管理費及び給食調理配送にかかわる経費を計上してございます。昨年と特に変わったところはございませんけれども、2,637千円の減額となっております。主な内容としましては、昨年に比較して児童生徒数の減少により11節需用費60細節なんですが、賄材料費の減となってございます。新年度におきましても地元の食材を積極的に活用し、給食を軸とした食育を推進して子供たちに喜ばれる給食を提供してまいりたいと考えてございます。以上給食センターにかかわる予算の説明といたします。

○委員長(加来良明)社会教育課長。

○課長(橋本雅美)社会教育課にかかわります予算についてご説明させていただきたいと思います。平成18年度につきましてはお配りさせていただきました第6次清水町社会教育計画の初年度でありまして、この計画に沿って取り組んでまいりたいというふうに考えております。
 18年度の予算につきまして、昨年比で差額の多い目についてご説明をさせていただきたいと思います。185頁からの文化振興費でございます。11月に十勝文化団体協議会主催によります十勝文化の集いが清水町で開催されることになりました。その開催にあたりまして25万円の助成をするということになってございます。
 186頁からの文化会館費でございますけれども、経費の減の他にホリゾント幕の交換を本年度いたします。この文化会館費の中で中学生の芸術鑑賞事業を行っているところでございますけれども、本年度におきましては文化庁の助成をいただきまして、11月2日歌舞伎を見ていただくことになっております。
 188頁からの図書館・郷土史料館費でございます。これは経費の減を図りながら職員異動による増となってございます。
 続きまして195頁の地域学習施設費でございます。きたくま文化蔵オープンに向けての改修工事と備品購入が終えたことによります減となってございます。
 それから198頁からの保健体育総務費でございますけれども、職員異動による減となってございます。
 201頁からの体育館費でございますけれども、非常用電源装置蓄電池交換工事、自動火災報知設備受信機取替工事等によります経費の増となってございます。
 202頁のアイスアリーナ管理費でございますけれども、冷却塔ファンモーター交換工事による経費増となってございます。なお、アイスアリーナ、御影パークゴルフ場の施設維持管理につきましては、指定管理者制度による運営に向けて準備を取り進めていきたいというふうに考えております。以上が予算にかかわります説明とさせていただきたいと思いますが、よろしくお願い申し上げたいと思います。
 なお、お詫びを申し上げ、訂正をお願いしたいと思います。先に配付をさせていただきました第6次清水町社会教育計画につきまして、目次にあります頁の表示と実際の頁がちょっと違っておりました。目次のシールによる正誤表を届けさせていただきましたので、張り替え方よろしくお願い申し上げたいと思います。大変申し訳ございませんでした。

○委員長(加来良明)これから質疑に入ります。質疑ありませんか。失礼いたしました。支所長。

○支所長(安田栄司)私共の管轄いたします192頁6目御影公民館費でございます。若干の増というところでございますが、臨時公務補さんが定年を迎えて退職ということで併せて管理補助員の制度を廃止、それから改めましてその部分の管理を委託するということで若干増減がございまして、1,721千円の増となってございます。他については特に大きな変更はございません。
 続きまして、196頁9目の農村環境改善センター管理費でございますが、大きな減額ということなんですが、今まで職員1名が配置されておりましたけれども、新年度より職員を置かないこととしたことによります給料、人件費等の減でございます。変わりまして管理委託ということで、その増と調整いたしまして6,387千円の減ということでございます。その他管理経費等については大きな変更はございません。以上2つの目について説明させていただきました。よろしくお願い申し上げます。

○委員長(加来良明)これから質疑に入ります。14番妻鳥委員。

○委員(妻鳥公一)あまり難しいことではないので、ちょっとわからないこと何点か教えてください。168頁の最後ですが15節電話回線切替工事というのがありますが、これはどういう内容で行われるのか教えてください。

○委員長(加来良明)学校教育課長。

○課長(寺本栄二)電話回線切替工事、1,082千円の内訳ですね、これにつきましては清水・御影4戸、現在ISDNを使っているのをADSLに切り替えるというような工事であります。補足説明ですが今のはコンピュータに関しての部分です。

○委員長(加来良明)14番妻鳥委員。

○委員(妻鳥公一)わかりました。170頁ですが、先程教員住宅の火災報知機の設置ですね、これいくつで該当何件あるのか単価なんぼなのか、そこらへんちょっとどれぐらい予定しているのか教えてください。

○委員長(加来良明)答弁求めます。学校教育課長。

○課長(寺本栄二)単価については8,000円で、戸数につきましては182個の消費税となっております。

○委員長(加来良明)14番妻鳥委員。

○委員(妻鳥公一)182個なんですね。これ教員住宅だけではないということになるんですか。そんなにないと思うんですが。どうなんでしょうか。

○委員長(加来良明)答弁求めます。学校教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)ただいまの火災報知機の関係なんですけれども、1件に対して3箇所付ける場所がありますので、そういった大きい数になってございます。実際につきましては、182個ですから58戸について計上しております。3個とか5個付けるところもございます。2階建ての場合は階段の部分だとかそういったところもありますので、場所によって住宅の形状によって付ける場所や個数が変わってきます。

○委員長(加来良明)14番妻鳥委員。

○委員(妻鳥公一)数多く付けるということになりますね。それでは次に185頁、文化振興費の3節報償費の中に開拓遺跡等管理報償というのがありますが、ちょっと内容を金額は少ないですが、ここにかかわってありますので内容を教えてください。

○委員長(加来良明)社会教育課長補佐。

○課長補佐(細野博昭)開拓遺跡管理報償、4箇所4名の方にお支払いしております。コッホの家、下佐幌の梶山さん宅、それから十勝開墾会社跡地、松浦武四郎宿泊の地、それと農機具の展示場ということで、その4箇所に対して報償費を支払っているところでございます。

○委員長(加来良明)14番妻鳥委員。

○委員(妻鳥公一)なぜこれをお聞きしたかというと、こういう遺跡だとか、今、農機具の話が最後に出ました。こういう保存というのかそういう形を、もっと力を入れてほしい、清水町の中にあるそういうようなものにもっと力を入れてきちっとした形をつくってほしいというのが私の考え方なんです。例えば以前高速道路をつくる時に、あそこで発掘調査をしました、資料やなんかがたくさんあると思うんです。あの時遺跡の本を出しましたよね、そういうのでそれをわかりやすく展示したり保存はしてると思うんだけども、そういうものをもっと町民の中に明らかに出してみて、清水町を認識するという意味で、そういう古い物や遺跡やそういうものをもう少し力を入れてほしいと思うんですが、そこらへんの考え方ちょっと聞かせてください。

○委員長(加来良明)社会教育課長。

○課長(橋本雅美)妻鳥委員さんからも以前の議会の中で歴史的な物の展示について、学校を利用してというお話もいただいておりました。社会教育計画の中に収蔵資料の分散展示ということを進めていこうということで計画を上げまして、町民の皆さん方に見ていただける、触っていただける機会を増やしていきたいと考えておりまして、そういう展示し見ていただきたい数を増やしていきたいと考えております。

○委員長(加来良明)14番妻鳥委員。

○委員(妻鳥公一)そういうふうにひとつ、できるだけ町民の目に触れるようにして、町民が清水の歴史なんかを認識できるようなそういうことをしてほしいなというふうに思います。
 次いきます。194頁です。15節のところですが、非常用予備発電機蓄電池交換工事、これはどういうものなんでしょうか、ちょっと新しく出てきたような気がして教えてください。

○委員長(加来良明)社会教育課長補佐。

○課長補佐(横山 隆)農業研修会館におきましては、非常用予備発電機というのがございます。これは停電の場合に発電機、エンジンで回して発電する装置でございます。これについて、そのエンジンを回すバッテリーが効力を発しなくなったということで計上してございます。もう1点は、清水町体育館の非常用電源でございます。こちらにつきましては、停電の場合に照明を照らすのにこちらはエンジンではなくバッテリーによって電気を供給するというスタイルでございます。ですから方法が違っております。片方はひとつだけで済む、片方は18個という形で金額も違いますけれども、農業研修会館と体育館ということで2箇所計上してございます。

○委員長(加来良明)14番妻鳥委員。

○委員(妻鳥公一)総括的にこういう装置を付けているのは農業研修会館と体育館だけですか。それを誰かわかっている人がいれば。こういう発電装置があったりするのは、総務課ですか。ちょっと聞いておきたいんですが。

○委員長(加来良明)社会教育課長補佐。

○課長補佐(横山 隆)町の施設ということでご質問の内容だとお受けしますが、他にも非常用電源装置若しくは非常用発電装置を持っている施設はございます。

○委員長(加来良明)総務課長。

○課長(荒木義春)集会施設、文化センターだとか、あるいは改善センター、そういったような人が集まる場所にはこういう装置が設置してございます。

○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。13番下関委員。

○委員(下関 誠)常々教育長からは、感性を育てるということで努力されていることを伺っておりますけれども、今、子供たちを取り巻く環境の中に色んな状況があるのかなと思っているんですけれども、ひとつには子供がきれるということから言うと、きれる原因のひとつに朝ごはんを食べてこないとかっていう原因もあるとか、間食が多いとかっていうのがあってこれは清水町でもアンケートとっていまして、食育ということに力を入れていかれているんじゃないかなと思います。最近もうひとつで言うと、木育という捉え方もしてきているんじゃないかなと思っております。
 それからもうひとつの社会問題、子供の関係の社会問題で言うと、短絡した行動を起こすという部分があるんじゃないかなと思うんです。このことで言うと、色んな教育の四季とか今回も出されたんですけども、忍耐力を養うとか向上心を育てるということで言うのは、どう考えていったらいいのかなって私の理解で言うと、私自身でのことを考えた時に貧しさがあったと思うんです。貧しさの中から向上心とか忍耐力というのは、僕は家庭の中で育てられたような気がするんです。今、状況違いますね、アルバイトだとかニートとか閉じこもりとかっていう事例が出てきているんですけども、これのひとつの中に家にいられる、働かないで食べていけるという要素が結構あるような気がするんです。そうすると、教育の中で忍耐力を養うとか向上心を育てるということは、そう考えたらいいのかなと思うんですけどいかがでしょう。

○委員長(加来良明)教育長。

○教育長(横山一男)2つの質問かと思いますけど、食育にかかわりましては、極めて知育・体育・徳育と一緒か、又はそれよりも大事な要素を持つことなのかなと考えておりまして、学校給食センターが中心になって随分そのことについて取り組んでございますし、積極的にかかわっていきたいというふうにも思っておりますし、国や道の指定を受けた調査研究も進めていこうということを決めたところでございます。その後展開をしてまいりたいと思っておりますが、このことがなぜ重要かということは、議員ご指摘のように子供の前頭全野の発育に極めて大きなかかわりがあるという指摘もございます。特に朝食を取ってということは、日本国中がそのことに気づいたというか考えていかなきゃならんというようなことで文科省あたりも随分そのことを指摘しておりまして、国民的な運動を朝食をしっかり取ろうという展開をしようとしておりますし、私共もこないだ報告させていただきました教育の四季の中でも早寝早起き朝ごはん、つくって食べて片付けてという食育の展開を進めてまいりたいというふうに思います。
 2つめの忍耐力・向上心の関係でございますけど、これは学力の問題がとやかく言われておりますけれども、私はその学びの習慣化の低下、要するに学ぶ意欲の低下、それは先程お話のあったニートだとかそういった問題にもかかわってくるかと思いますけれども、学びの習慣化をどうしていくかということ、意欲をどう子供たちにつけていくかということも大きな問題かなというふうに思っております。忍耐力・向上力については、今ご指摘のように貧しさとのかかわり、貧しいということそのものが教育力持っておりましたから、大きな問題ですが、今はそういってみれば子供が育てにくい時代だと思いますが、私は人工的な貧乏を家庭や学校や地域に構築をするかそんなことも課題かというふうに思われます。

○委員長(加来良明)13番下関委員。

○委員(下関 誠)次に189頁の図書館の件です。帯広市図書館できました。最近すごく便利になりまして、インターネットで帯広市図書館の蔵書の検索ができるんです。これはこういう本がないだろうかって探す時にかなり楽です。もうひとつは毎年の蔵書の分野を分類して冊数を出しているんですか、これはどういう分野にどれくらいのウエイト置いて本を購入してるかがわかって中々いいサービスしているなと思いました。久しぶりに清水町の図書館行ってきました。今年度予算、多分これ備品購入費の2,000千円ていうのが本の購入代金、相当少なくなってきてます。前にも申し上げましたけれども、清水の図書館で道立図書館なり帯広の図書館の本を借りることができる、それは向こうから清水に送ってきてもらって清水で借りて返すことができる。非常に効率がよく便利になってきているんです。そういう中でわずかな予算でやりくりしていく、その機能としては去年も言ったと思うんですけど、かなり満たされていると思うんです。1年ぶりに図書館行って、小説読むのも趣味なんですが、今年の正月で言うと20日間で25冊読みました。もうそれだけで正月終わってしまったというのがあります。1年振りに行きましてぶらぶらしていたら、1人の作家の本を揃えているのがあって、その中で全部で4巻なっている内の2巻までしか売ってないんです。残りの2巻読みたいなと思っていたものが清水の図書館の中で目に入ったんです。4巻揃いであったんです。僕にとっては実はこの本がなぜかプレミアついているんです。定価の3~4倍する値段なんです。インターネットの本のあれで探しますと、そういう意味では小説が好きでそういう本があったということには感動しているんです。ただこういう予算のない中で言えること、昨年も言いましたけども、ある意味で今、本というものを読んでいくという住民サービスで言うと、全道共通してできるサービスになっているわけだから、絞り込みをしたらどうかということも昨年も私言いました。自分がそういう趣味ありながら言うんですけれども、新刊本のコーナーとか見ましても、小説の類が多いんじゃないかなと気がするんです。これ清水町は協議会みたいなのがあって本の購入決めているんですか。

○委員長(加来良明)図書館副館長。

○副館長(宮脇武弘)図書の購入に関しましては、図書館におります司書3名が利用者の声を聞いて検討して購入しております。

○委員長(加来良明)13番下関委員。

○委員(下関 誠)小説の類の購入比率高いと思いませんか。

○委員長(加来良明)図書館副館長。

○副館長(宮脇武弘)比率で考えて見ますと確かに多いと思います。

○委員長(加来良明)13番下関委員。

○委員(下関 誠)本として出版される時、最初B5ぐらいの大きい本になります、これ値段高いです。その後もう少し経つと文庫本に変わっていきます。これはもう500円~600円ぐらいの安い本なんです。この文庫本の比率も清水町はすごく少ない気がするんです。値段が3分の1とか4分の1なわけですから、そこで手当てするというのがひとつある。もうひとつは総予算が少ないわけだから小説なんて1年間に何万冊も出てるわけです。そこにウエイトを置いているんだったら本当に限られてしまうし、際限なくなるんじゃないか。やっぱり清水町の図書館の予算の枠内で揃えていくっていうことでいうと、ある意味の絞り込みをしていくのがいいんじゃないかと思うんですけどどうでしょう。

○委員長(加来良明)図書館副館長。

○副館長(宮脇武弘)委員おっしゃるのもよくわかるんですが、なぜ小説が多いかといいますと、やはり先程おっしゃったように現在は十勝管内の図書館はどこの図書館に行っても利用できます、全道の図書館に関しては取り寄せができますということでやっておりますが、例えばこの作家のこの小説読みたいという方が全道にたくさんいらっしゃいます。更にすぐ読みたいという方がやはり小説に関しては多いものですので、なるべく自館で調達して、提供したいということで小説の割合がどうしても多くなるというような傾向にございます。それ以外の分野で、例えばこれも何回かお話しておりますが、清水の図書館はベートーベンの第九の資料と農業に関して特色を持たそうということで収集してきておりまして、これに関しては全道でそれぞれ図書館の特色を出す収集方法を取っております。このへんとのバランスが今後取れていければいいかなというふうに考えております。

○委員長(加来良明)13番下関委員。

○委員(下関 誠)農業と音楽に絞り込むというのは僕はいいことだなと思います。ただし、前段の小説の話は納得できないです。なぜかったらたくさんの作家がいてそこに僕たちは結構自分の好き嫌いを入れるんです、趣味思考も入るんです。そんなことを賄いきれるわけがない、それをすぐ読みたいというのであればそれは買ってもらって自分で読んでもらうしかない。なぜかったら1人の好きな小説だとか作家とかなんてことからいうと、何百分の1です、その要望でいったら全然公平性保たれないです。僕はそれはやめるべきだと思いますけど。

○委員長(加来良明)図書館副館長。

○副館長(宮脇武弘)ご存知のように予算がかなり減額されてきておりまして、当然毎年図書館の中で収集方針、購入方針というのを見直しをしてまいっております。やはり、その中で大きなウエイトとなるのは、現在利用していただいてる利用者の方にそっぽを向かれたくない、引き続き利用していただきたいということが大きなひとつのポイントになっておりまして、それには現在清水の図書館の中で利用の回数の多いもの、より読まれているもの、若しくはより読まれている作家の作品をなるべく入れて、今、来ていただいているお客さんに満足していただこうというところで、どうしても先程ご指摘あったような小説の作品、それから比較的、図書館で回転のいい作家と作品というところの量が多くなってきているというような傾向にあるかとは思います。

○委員長(加来良明)13番下関委員。

○委員(下関 誠)それは全く間違えです。考え方そのものが間違っている。僕が正月に25冊読んだっていうのは全部同じ作家のシリーズです。それは自分が好きだからです。僕が最近清水図書館に行ってないで芽室町とか帯広市に行きます。それは自分の趣味の範囲を広げるし、もっと色んな分野の本があるから行くんであって、清水町に行ってた時に1回に借りる本の最大限10冊借ります。それ何年か前ご存知だと思いますけど、データーで出していったら僕だけで百何十冊ですよ1年間に借りる本が、それが借りる人が多いからってその小説を買っていったら偏ってるじゃないですか。簡単な話、図書館利用していって小説これ読みたいっていう人で言うと、当然同じ作家の本どんどん借りるじゃないですか。絶対間違えです。その発想は考え方変える気ありませんか。

○委員長(加来良明)図書館副館長。

○副館長(宮脇武弘)傾向としてのお話をいたしました。年間全国で本の出版件数というのが6万冊から7万冊というふうに言われています。その内わずか2,000千円の予算でしか、うちの図書館では購入をすることができておりません。先程委員のお話にもありましたけれど、図書館で購入できない資料に関しては他の図書館の協力のもとに提供しております。ですからその延長線上で購入できていない小説も含めまして、資料につきましては、図書館のほうで利用者の意見を聞きながら他の図書館から借りて提供するというような活用の仕方をしていただかなければというふうに思います。

○委員長(加来良明)13番下関委員。

○委員(下関 誠)僕は考え方変えてくれって言ってるんです。例えば僕が議会関係や時事関係の本、議会で図書館に置きなさいって言われたら図書館名目ありますって何も本買ってないし予算つけてないし、清水の図書館にあるかって言ったら全然少ないんです。だから他の町の図書館行ってでも探してきて読むんです。それで自分で買っている本だけで、僕のうちだけで10万円は軽く超えてますよ1年間で。その他の雑誌の類含めたって何十万円です。つい最近趣味で北前船関係の本を読みたいなと思って探し出しました。直接インターネットで探して、それだけで何万円かです。ある古い町の記録です、それこそ清水町史に近いような類の本を全部揃えて、それだけで20万金になりました。もし、それを僕が清水町図書館へ行ってこの本を読みたいって言ってそれ買っていったら何のことない、僕1人の趣味のために200万円なんてすぐ消えちゃいます。だから1人の人が10回通ってそれで10人来ましたっていう話と、色んな人が回数、1人の回数関係なしに何人の人が清水町の何人の人が図書館を利用しているかという整理をされるんならわかりますけど、利用数を落としたくないからその要望に応えなくちゃならないみたいな発想で小説購入するなんて間違えです。まだわかりませんか。

○委員長(加来良明)図書館副館長。

○副館長(宮脇武弘)利用数を落としたくないということではなくて、利用者の方の要望になるべく応えたいという前提でございます。ですから例えば委員おっしゃったような北前船の資料に関しましては、確かに図書館でわずかしか持っておりませんけれども、例えば道立図書館の北方資料館から借りるとか、例えば帯広の郷土史料室にあれば・・・(途中中断)

○委員(下関 誠)違うでしょ。清水の200万円の本の購入の種類のこと言ってるでしょ。道立図書館の話なんて言ってないでしょ。それは便利だからいいんじゃないかって言ってるんでしょ。

○委員長(加来良明)図書館副館長。

○副館長(宮脇武弘)ですから、全道、全国の図書館の書棚が我が蔵書という前提で考えていただけないかなというところなんです。

○委員長(加来良明)13番下関委員。

○委員(下関 誠)全くわかってないでしょ、言ってることが。じゃあ新刊本のコーナーの中にありますね角に。あそこの全部の本で小説何冊になってますか。

○委員長(加来良明)図書館副館長。

○副館長(宮脇武弘)細かい数字はあれですが、大雑把に言いますと約7~8割かというふうに思います。

○委員長(加来良明)13番下関委員。

○委員(下関 誠)だからおかしいって言ってるんです。その考え方やめなければ意味のないことでしょって言ってるんです。責任者誰ですか。

○委員長(加来良明)社会教育課長。

○課長(橋本雅美)本の購入にあたりまして、子供たちの読書週間等々含めてかなりの学習といいましょうか、本に接する機会の状況というのは増えてこようかと思います。今、副館長が図書館のことについて色々お話をさせていただきましたけれども、これからにつきまして分類等で読書をいかに普及するかという大きな図書館としての課題もございますので、それを含めて本の購入分類等につきましては、改めて検討させていただきたいというふうに思いますのでよろしくお願い申し上げたいと思います。

○委員長(加来良明)教育長。

○教育長(横山一男)ご指摘については理解をしたつもりでございますので、4点から。1つは本の貸し出しネットワークについて更に町民の皆さんに周知をする。2つには町民のニーズに応えるべく先程ちらっとお話をされましたけれども、協議会とかってお話されましたけれども、町民の声をできるだけ拾っていくという点。3つ目には本町の特色を生かした図書のありようについて更に研究していく。4つ目は先程もわずか2,000千円の予算という本当にちょっと寂しいんですが、それを有効活用するために同じ本でも4分の1ぐらいの単価云々の値でございますから、そういったあたりも更に調査研究させていただいて、今のご意見生かしてまいりたいとそういうふうに思います。

○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。11番奥秋委員。

○委員(奥秋康子)教員住宅の関係でちょっとお尋ねしたいと思いますけども、今年度新規で教員住宅火災警報のこれを載せられたということは非常に結構なことと思います。それに合わせて、教員住宅がお聞きすると58件ぐらいあるそうなんですけども、教員住宅の鍵の保管ということで、要するに鍵の安全対策ということで考えていかなければならないのかなと思いますけれども、この教員住宅の鍵の保管はどなたがされていますか。

○委員長(加来良明)答弁を求めます。学校教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)教員住宅の鍵でございますけれども、各学校の校長が保管しております。

○委員長(加来良明)11番奥秋委員。

○委員(奥秋康子)申しますのは、まだ記憶に新しいと思いますけれども、十勝管内で昨年でしたか教師の同僚が社宅に合鍵を使って不法侵入したということがございました。そういう中で合鍵をつくるのは、教員の学校の校長か教頭が管理するんですけども、同僚の場合は合鍵をつくるというのはかなり可能かと思うんです。そういう中で今後こういうことが、うちの町ではそういうことが起こりませんでしたけれど、やはり何らかの対策をする必要があるかなというふうに思いますけれども、それに鍵を使い回しするという方法もあると思いますので、いかがでしょう、そこらへんはご検討される余地があるかどうかお聞きしたいと思います。

○委員長(加来良明)学校教育課長。

○課長(寺本栄二)確かに合鍵をつくってしまうと色々な問題出ます。それで今委員言われるように空いた住宅をまた違うところに、要するに鍵を取り替えていく方法ですね、空き住宅から今使っていたのを違うところに持っていって鍵そのものを取り替えるという意味ですね。回すというのはそういうことですね。そのへんはちょっと検討させてください。

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○委員長(加来良明)暫時休憩します。       (午前10時56分)

○委員長(加来良明)休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時10分)

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○委員長(加来良明)次の質疑の前に先程の妻鳥委員の質問に対する答弁について、追加答弁の申し出がありましたので許可いたします。総務課長。

○課長(荒木義春)先程の公共施設における非常照明器具の関係で妻鳥委員からご質問ございまして、いわゆる集会施設というお話させていただきました。基本的にはそうなんですけども、これにつきましては建築基準法あるいは消防法に基づいて設置をいたしております。大きく3つございます。先程の農研のようにいわゆる発電機型、これにつきましては農業研修会館と文化センター、しみず温泉、それと保健福祉センターこの4箇所でございます。それと体育館のようなバッテリー型、これにつきましては体育館と役場庁舎でございます。あと、蛍光灯に内臓されている内蔵型これがございます。これにつきましては各保育所、給食センター、地域集会所、御影支所、御影の農村環境改善センター、更には世代間交流センター、羽帯福祉館、老人福祉センター等がございます。以上追加答弁させていただきます。

○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。7番小谷委員。

○委員(小谷裕一)以前にもお聞きしたことがあるんですが再度お聞きしたいと思いますが、この165頁の報酬のところで、2番学校医・学校薬剤師と、3番新入学児童健康診断嘱託医という、前にもお聞きしたことがあるんですが、それぞれ勤務医であっても個人契約をしなきゃならないというこれ法律に基づいてやっているんでしょうけど、その良し悪しは別として、この金額130万円という、幸いにしてかどうかわかりませんが町内におられる医師すべてと契約されているだろうと思うんですが、それがどうかということは別にして、私の考えであればこれは当然町内に営業している医師は医師という性質上から言ってお金をもらうべきではないと私は思ってるんです。それは別にして、これに絡めて今、子供を育てはぐくむということは、社会も家庭ももちろんですが、大変ご苦労されていると思うんです。健康な精神は健康な肉体に宿るというようなこともございますが、今色んな問題で子供を取り巻く環境が非常に悪くなってるということもございますが、私たちが見て子供が冬の寒い時の防寒です、要するに二の足を出して通学している、これは私医者じゃありません。医者じゃないけれどもこれは発達状態の一番の状態にある子供が将来を担う子供たちがそれによって影響がどうなるか、これは例えばひとつの例として私は旭川の病院にいた頃に、院長が産婦人科の医者だったんですが、その市立病院の、市の学校ですから中学校ですよね、そこから要請があって、そういうことすると体に大変影響が出てくるという講演をしてくれというようなことで、学校から依頼があって何箇所か回るんです。ですから子供は格好はいいけども、他の子供たちがやっているからということでやっているかもしれませんが、各学校には養護教員もいらっしゃるし、保健体育の時間にそういう指導もしてるんだろうと思うんですが、そういう今後のこれからの体のことを考えて、やっぱり専門の人方を呼んでわかりやすく子供の時から教育というか教室を持つとかそういう健康教室とか、そういうようなことをやられているのかどうか。それと私はこの報酬のところに出てますけど、その学校医だとか学校薬剤師。これは法によって決められていると思うんですが、置かなきゃならない。実際にこの清水の学校の学校医になっている方々と学校との間で、どういう任務というかしてもらっているのか簡単にどういうことが行われているかそのへんをお聞きしたいと思います。

○委員長(加来良明)学校教育係長。

○係長(阿部剛裕)学校医・学校薬剤師の報酬関係なんですけれども、この関係につきましては学校医等の報酬条例の規定によりまして報償費を計上させていただいてます。学校医につきましては、学校医、医師の方が町内5名ということで、歯科医の方につきましては、4名の歯科医の先生に嘱託ということで学校医及び歯科医の嘱託を教育委員会で行っております。学校薬剤師につきましては1名ということで、学校医及び学校薬剤師につきましては、学校保健法の中で各学校に置くことを決められていますので、その中で学校医及び学校薬剤師ということで報償費ということで計上してございます。そして学校における学校医の役割ということで、内科検診及び歯科検診の他、内科検診におきましては、今結核検診を問診に合わせて行っております。それと冬場の時期につきましては、例えばインフルエンザの関係で出席停止ということでその判断、児童生徒がインフルエンザによる出席停止を何日停止するかという判断を学校医に伺って各学校から伺って、その判断によって出席停止措置というようなことの他に健康に関して各学校、養護教諭が中心となりますけれども、その中で学校医及び学校歯科医の方にアドバイスを受けるといったことで年間嘱託ということで1年間お願いしている中で、そういう学校との連携の中で養護教諭を中心に行っているということとなります。

○委員長(加来良明)7番小谷委員。

○委員(小谷裕一)先程質問してまだ答えが返ってきてないんですが、先程健康講座とか子供に対する危険ですよということを実際にやられているのかということをお聞きしたんですが、この学校医を実際に来てもらって子供に話してもらうとかそういう場を設けておられるんですか。

○委員長(加来良明)学校教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)ただいまの健康講座の関係でございますけれども、これについて各学校によって教育課程の編成については様々なんですけれども、色んな部分で学校で工夫しながら講師を招いて、健康講座的なものを健康にかかわって保健にかかわって講座を実施しております。特にこういった今、性教育の講座だとかそういった部分も含めまして保健体育そういった部分の中で色んな健康について実施しております。実際に医師を呼んでいるかどうかについては、各学校に確認してみないとわからないんですけども、そういった部分について更に専門の先生方に講演をいただけるような場所があるかどうか各学校に確認をしまして、更に深めた教育を展開してまいりたいと思います。

○委員長(加来良明)7番小谷委員。

○委員(小谷裕一)それぞれ専門の分野になると中々町内の医師でも対応できない面もあるかもしれませんが、やっぱり学校医となってもらっているわけですから、そういう面で大いに利用と言ったらおかしいですけども、すべきだと私は思います。幸い先程申し上げたように、町内には良し悪しは別にしても医師の数は結構いるわけで、何にも学校から相談ないのに何でお金もらわなきゃならないのなんていう奇特な医師もいるわけで、私は本来払わないでそのぐらいやることが当然だろうと私は思うんだけどそれは別にして、今もうひとつこの学校で色んな子供の大事なこれから担う子供の健康状態というものは、やっぱりみんなで守っていかなければならない。もう1つですね。今、教員だけじゃなくて、各職場においてストレスだとか心身症とかこういうのが多くなってるんです。ですから教師も今大変な教育の中で、色んな問題があってそういう状態にならんとも限らない。これはもちろん教員も健康診断なり心の病なんかも、教育長がそれを判断するかどうかは知りませんが、学校の校長がやっぱり教育をする上で教師が具合悪かったら子供なんかいい教育受けられません。そういう面できっとそういう状態も今あるんではないかと思うんですが、そういう時の対応は学校医とかの範疇に入るのか、相談したりですね。これは専門分野になります成人医療ということになりますから、後のほうにも言うけど心の教育だとか色んなあれもあるんでしょうけども、教育長どうですかそのへんの考え方、今の教員の中にそういう状態も見受けられますか、また、それに対しての対応はどうしているのかちょっとお聞きしたいと思います。

○委員長(加来良明)教育長。

○教育長(横山一男)ご指摘のように今、もっとも私たちが頭を痛めていることは、教職員のメンタルヘルスの問題です。このことにつきましては、文部省や道教委もメンタルヘルスにかかわる指導書的なものも発刊をしておりまして、私共もそれをもって校長教頭会議等で話題にしてきめ細かく先生方の心にかかわる健康についてお願いをしているところでございますが、中々面倒な問題もあるということも事実です。更にもっと言えば、そういった疾患のようなものが見受けられる先生が全国的にも増えつつあるというデーターもあります。町内も安閑としているわけでもございませんでして、そういったあたりについては非常に心を痛め各学校だけにお願いをするんじゃなくて、教育委員会も一緒になってそんなことも考えていかなきゃならないかなと思っておりますし、道教委や十勝教育局とも連絡を密にして取り組んでいるというところでございます。

○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。5番中島委員。

○委員(中島里司)2点お伺いしたいと思います。167頁報償費の4番、選手派遣費なんですが、指導者あるいは学校等の子供たちの頑張りで大変優秀なスポーツ選手が出ているというのが報道等でも見て本当に誇りと思っておりますが、その中にあってこの派遣費なんですが、町内の名前の中で出るのは派遣されるようですけども、選抜で選ばれていった場合はどういう対応されているのかまずそれひとつお願いします。

○委員長(加来良明)答弁求めます。社会教育課長補佐。

○課長補佐(横山 隆)167頁の教育振興費の報償費の関係でご質問あったんですが、選抜につきましては、優秀選手派遣のほうで、失礼しました、198頁のほうで、保健体育総務費の社会体育奨励事業報償ということで計上しておりますが、選抜の場合につきましては、去年まで清水町の選手が帯広選抜として出た場合には補助しておりましたが、今年度より見直しを厳しい予算の中から見直しをさせていただきまして、あくまでも清水町の看板を背負ったといいましょうか、清水町、清水中学校、若しくは清水何とか団体という、そういう名前を使って大会に参加する場合のみ優秀選手派遣費の補助として一部を助成させていただくというふうに変更いたしました。

○委員長(加来良明)5番中島委員。

○委員(中島里司)今の答弁は答弁として聞いておきますけれども、残念なのが財政がという部分が非常に残念に聞こえたのですが、実際に色んな中で十勝一市だとか連合だとか連携だとかっていうのが話題になってる中で、うちの町の看板背負わなかったら出せないよという時代じゃないような気がするんです。私はそれより、どのスポーツは何人おられるかというのは把握してるわけじゃないんですが、これらについてやはり私たちの町の子供たちなり住民ですから、そういう方はやはりそういう結果で優秀な力を持って選ばれているわけですから、今一度このへんについて教育的視点からも、ある部分では町の代表として位置づけをできないものかなというふうに考えますので、そのへんについてご答弁を願いたいと思います。

○委員長(加来良明)社会教育課長。

○課長(橋本雅美)小学生・中学生、小学生は少年団になります。中学生も少年団を一部含みますけども優秀選手派遣という形で支援をしているところでございます。それは種目によりまして、非常に登録ができないという競技種目もありまして、例えば中学校の部活に登録するかクラブのほうに登録するか二捨択一で両方に登録できないという競技団体もございます。そういった色んな各種目ごとの内容を見ていきますと非常にアンバランスな部分がありまして、それを統一したものに置き換えるという中々難しい事例もございます。そういった中でちょっと補佐が説明したような支援制度を設けさせていただきましたけれども、状況によってはもう少し細かな状況を確認しながら、そのへんについてはちょっと精査といいますか調べてみたいというふうに思っております。

○委員長(加来良明)5番中島委員。

○委員(中島里司)次にいきます。169頁一番下の21ですけども、国際交流協会、10年町で実施して10年経過した後、民間の方々が特に過去に子供さんたちを交流に派遣した親御さん方が中心となって協会が設立されたわけですけれども、昨今これが予算的に私はいくらが妥当とか妥当でないとかじゃなくて、ゼロになるというお話を聞きまして、ちょっと時代に逆行してるなと、申しますのは、この予算の中でも英語指導助手を本町に招へいしたり、それにかかわって国際協会の負担金等見ながら予算化されているわけですけれども、私は指導助手が本町に来て、言葉はもちろんですけども、その国々の生活習慣等々を子供たちの前で多分披露されていると思いますが、やはり自分たちの生活環境が違う方のお話を聞くということもこれから大事なことであろうというふうに思っております。その中にあって、そういう状況に特に関心を持つ子は、自分で行って見たいという気持ちに当然なっているのは、私は自然の流れだろうというふうに理解しております。そういう中にあって、財政的に困難だからという意味合いでこれも時代にやむを得ないのかなと思いながらも、この協会の存在価値というものを私は予算上で残すべきであろうというふうに思っております。額がいくらということではないですけれども、ゼロということは、協会そのものを町としては10年間やってきたことをある部分では否定をするということになりかねない。それは否定してもやむを得ないものもあるかもわかりません。それらについて、これ中身聞く必要ないんで、先程お話したような指導助手の招へいや、国際協会との付き合い、それらの流れの中で本町の子供たちのためにというか、子供たちのそういう意向を重んじながら、もう少し存在価値を認める必要あるのではないかと思いますが、それについて補助出す必要というより、予算書から抹消するようなことがあってはいかんと思うんですが、その点についてお答えを願いたいと思います。

○委員長(加来良明)教育長。

○教育長(横山一男)国際化の時代にあって発達途上にある子供たちが異文化に触れる教育を体験的にするということは、極めて価値のあることだというふうに私は考えています。そういったことで、町が10年間にわたって進めてきたことが、色んなことから官から民へという言葉でございませんけれども、この協会に活動の軸が移っていったということで、その協会の位置づけについてはありがたいというふうに思っております。

○委員長(加来良明)5番中島委員。

○委員(中島里司)そこで教育的な立場として教育長の考えはよくわかりました。そこで町長にお聞き申し上げたいと思いますが、この18年度においては数字的に250千円という数字があがっています。財政が厳しくなってきてこれがいずれゼロになるということですが、これ町長どうでしょうか。実際に今、本町が交流しているアメリカのチェルシーですね、毎年過去ずっと2回程お互いに実行できなかった時がありますけれども、私は経済効果から見て向こうから10人程見えるわけです、指導者も引率者も含めて、ホームステイ、それぞれの家の方が受け入れしていただいて、そこで動く経済効果、私計算したことはありませんけれども、そういう中にあって財政的な部分だけでカットということにはならないだろうと、教育的な部分は今、教育長、今お話あったとおりだと思っています。それで、金額が引っかかっているということではないですが、どうしても予算書の中にこれを何とか残る方向でまだ18年度はこうやって予算化されておりますから、期間がありますけれども、再考する考えはないかどうかそれについてお伺いいたします。

○委員長(加来良明)町長。

○町長(高薄 渡)大変大事なお話をいただいているわけでありますけれども、お金が本当にあれば学年、例えば中学生なら中学生、本当に全員派遣してあげたいという気持ちであります。しかし、この交流協会に選ばれる人たち、選ぶ人なんですけども、全員行けないわけです。それで結局は何かの基準があってそういう形になるかと思うわけであります。交流協会が設立されたことは十分承知し、その活動も認識しすばらしいことだなと思っております。
 そこで、協働のまちづくりから色々あるんですが、これも経済のことも十分あるんですが、私はやっぱり何とか住民の力を出していただくような方法とれないものかなというふうに思ってもいるんです。従ってNPOでメンバー制で会員登録して何百人かの人たちが集まって子供たちをここだけじゃなくて送り込んで、町民の皆さんに1,000円でも2,000円でも出していただいて出資していこうと、そういうことで町ぐるみで子供たちを社会というか清水町以外のところと交流のような方法を持っていけないかということもひとつ考えているところでございます。従いまして、もうしばらくこれは健全化プランも見直している状況もありますけれども、そういったことももう少し色んな方法あると思うんですが、これにかける基金を町内から求めるとかそういう制度をうちの町が制度をつくって、それを利用活用してそういうところに行っていただいて学んでもらって、持ち帰ってもらって成長のひとつにしてもらいたいなとこのようなことも考えて、これもひとつ重要なことでございますので、十分検討させていただきたいとこのように思っております。

○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。17番安田委員。

○委員(安田 薫)2点についてお伺いします。165頁の報酬の4番教育指導幹ですかね、これちょっと中身の説明お願いします。

○委員長(加来良明)学校教育課長。

○課長(寺本栄二)現在、教育委員会に生涯学習推進アドバイザーがおります。その方を条例改正、今、本議会に出してありますけれども、その方を条例改正して指導幹という名前に変えるということで、人は変わりますけどもそういう名目で置いておきます。

○委員長(加来良明)17番安田委員。

○委員(安田 薫)この人の仕事はわかりますけれども、先程小谷委員が教員のストレスとか精神的な病の話したんですけども、初任者研修とか教員の研修、指導の関係で、町独自でやっている事業等はありますか。

○委員長(加来良明)学校教育課長。

○課長(寺本栄二)今現在アドバイザー、今度教育指導幹ですけども、やってる仕事は今、議員が言われているようなことはこうだということはやってませんけれども、ただ、学校にかかわる指導、助言だとか、そしてまた教育委員会ということは、学校教育それから社会教育等々も含めての企画立案等だとかそういうことをやってもらうということです。

○委員長(加来良明)17番安田委員。

○委員(安田 薫)それでは今の教育指導幹から離れまして、他の町では初任者の教育者の研修、それから町内の職場で体験学習等をやってるところがあるんですけども、そういう関係の事業はありますか。

○委員長(加来良明)学校教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)ただいまの質問ですけれども、初任者研修の関係ですけれども、これについては道教委が中心となってその初任者教育をやっていまして、その一部について各学校、あるいは町教委で実施するということで、町教委単独としては2つの項目のことをやっております。町のPTA研究会だとかその部分の研修、あと実質的な部分について色んな施設研修とかにつきましては、十勝教育局が中心となりまして色んな事業所にお願いしまして保育所だとか、あと清掃センターだとか農協だとか色んな部分に研修先を局で探しまして、そこにそれぞれの町村の初任者教諭が研修を受けていくということで実施しております。

○委員長(加来良明)17番安田委員。

○委員(安田 薫)それでは町独自ではやってないということですね。

○委員長(加来良明)学校教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)町独自ではそういった事業は実施しておりません。特にそういった部分で町独自で実施してないというよりも、初任者研修としては実施しておりませんけれども、初任にかかわっての色んな部分のかかわりは持っております。今、言われた指導幹が色んな部分でかかわっていったり、目に見える部分のこれが初任者研修だねという町独自の部分は実施しておりません。

○委員長(加来良明)教育長。

○教育長(横山一男)初任者研修にかかわりましては、これ極めて大事な研修でございまして、道レベルの研修、それから十勝局レベルの研修、それから校内における研修というふうに段階が分かれておりまして、初任者研修にかかわる教員が配置しなきゃならないことになって、そこに色んなルールがあるんです。当然、一番かかわるのは、やはり職場の中で初任者研修にかかわる担当を、もちろん校長・教頭が中心になりますが、教諭主任だから、そうした人たちが変わってまいりますし、教育委員会といたしましては今お話申し上げました今までの生涯学習アドバイザー、4月からの指導幹もそういうふうに大きくかかわっていこうかと思われます。

○委員長(加来良明)17番安田委員。

○委員(安田 薫)今、教育長が答弁されたので、教育長に。町内の地域に根ざした教員ということで、教育者が結構地域で活躍する場面を見てるんですけれども、そのへんの指導、又は地域に向けてどう出ていくかということは、教育長の考えで。

○委員長(加来良明)教育長。

○教育長(横山一男)教員はあくまでも何々小学校、何々中学校の教員であると同時に、清水町の教員でありますから、こないだご提示申し上げました教育の四季の中でも、地域にひとつ出ていこう、地域の行事にかかわっていこうという一考があります。今、多分議員のご指摘の中には、教員がその地域へのかかわりが少し希薄になってるんじゃないかという思いもあるのではないかと想像するわけですけども、そんなことにかかわりましても若いうちに熱いうちに地域とのかかわり等について、十分かかわりを大事にするとういうようなことも指導してまいりたいと思います。

○委員長(加来良明)17番安田委員。

○委員(安田 薫)それでは次に205頁、御影パークゴルフ場管理費の関係なんですけど、これ使用料が1,265千円になっております。昨年の終了間近か終了後少し延長したのか、十勝のパークゴルフ同好会の有志の大会だったかなと思うんですけども、あれをやることによって使用料に関してはかなり増収になったかなと思うんですけれども、期間の延長、雪降るまでということは考えられますかどうか。

○委員長(加来良明)アリーナ副館長。

○副館長(細田秀夫)御影パークゴルフ場の営業時間につきましては、例年11月第1週の日曜日になっております。昨年につきましても、11月の第1日曜日に大会を開催していただきまして、おかげ様でその練習等でかなり収入はございました。あと、雪が降るまでの営業につきましては現在検討中でございますけれども、本年度につきましては一応11月12日までの営業となっております。

○委員長(加来良明)17番安田委員。

○委員(安田 薫)検討中ということですのでよろしくお願いします。それからこの大会でわかるように、やはり町外者が参加できるような大会を主催すると、その大会の日の収入以外にやはり練習に来る、そして入場料等がかなり加算されるのではないかと思うんですけれども、このへんでこのような大会の主催は教育委員会等では考えられませんか。

○委員長(加来良明)社会教育課長。

○課長(橋本雅美)町が大会運営をしたらどうかというお話だと思いますが、現在において協会、あるいは一部有志の大会運営がなされている中においては、このまま引き続きお願いをし、利用者の増を図っていければなというふうに考えています。

○委員長(加来良明)17番安田委員。

○委員(安田 薫)有志の方は本当に一生懸命で、また有志の方にお願いすれば大会できるかなと思うんですけれども、これはパークゴルフに関しては本来は誰でもできる子供から大人までもできるっていうのが最初できた頃の主旨でなかったかなと思うんですけれども、できたらいつも健康のためにやっている方は別としたレクリェーション、又は体力増進を目的とする、そして尚且つ利用料がもらえるような、例えば一例あげますと、私共の町村議会の大会も年々減っています。やることによって無理して参加したり、あまり好まないけど参加するっていう形もあるんですけど、その人等が動くことによって町の効果、経済効果とか色々あるんで、そういうことも鑑みて何か起こしてほしいなと思うんですけど。

○委員長(加来良明)社会教育課長。

○課長(橋本雅美)施設運営にかかる経費も含めて使用料を何とか上げようというお話なんですが、色々大会等もございまして、その中におきましてもやはり固定されつつあるのかなという気がします。その中におきましてやはりその機会、大会等に参加する機会を拡充したいという考えも一部ございますし、関係する団体等とお話をさせていただきながらそのへんについてはちょっと時間をいただければなというふうに思います。

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○委員長(加来良明)暫時休憩します。       (午前11時50分)

○委員長(加来良明)休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時01分)

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○委員長(加来良明)質疑を受けます。3番口田委員。

○委員(口田邦男)1件だけ伺います。195頁、報酬の関係でございますけれども、少年自然の家、それから剣の郷創造館の関係含めてご質問申し上げます。これら2点に対して管理人の関係でございますけれども、これ1人の管理人では何とかならんもんなのかなと前から思ってたわけでございますけれども、そのへんについての考えをひとつお伺いしたいというふうに思います。それと、自然の家については前から色々と協議なされていると思いますけれども、これらについての今後について話がどの程度進められているか、その点も伺いたいなというふうに思います。

○委員長(加来良明)一問一答ですので。

○委員(口田邦男)それではお願いします。

○委員長(加来良明)社会教育課長。

○課長(橋本雅美)剣の郷の管理人の関係につきましてお話がありました。この件に関しましては、特に今年から札幌国際大学のゼミ等による剣の郷創造館の使用が予定されておりますので、1人になるということについては非常に厳しいものがあるのではないかなと思っております。

○委員長(加来良明)3番口田委員。

○委員(口田邦男)先程続きますけれども、少年自然の家についての今後のあり方について、色々協議が進んでいるんではないかなというふうに想像されますけれども、その点についてお伺いします。

○委員長(加来良明)社会教育課長。

○課長(橋本雅美)少年自然の家の今後につきまして地域との話し合いは進めております。その中で今回の少年自然の家にかかわりまして地域と話すのは2度目になるということもありまして、地域からは急いで結論は出さないというお話をいただいておりますので、急がないにしても時間はちょっと急ぎながらも、早急に話し合いを進めていきたいというふうに考えております。

○委員長(加来良明)3番口田委員。

○委員(口田邦男)はい、わかりました。続きまして創造館の関係でございますけれども、今、課長から説明あったとおりアカデミーの関係がございまして、管理体制がそれによって変わるのか変わらないのか、というのは管理人が通いで管理されているものですから、その点ひとつお伺いしたいと思います。

○委員長(加来良明)社会教育課長。

○課長(橋本雅美)勤務時間につきましては、やはり施設が終わるまでというのが条件になってございますので、時間的にはかなり伸びたり朝早くなったりというのは想像つくところでございますので、そのへんにつきましてはやはり対応できる方にお願いをしていきたいという考え方を持っております。

○委員長(加来良明)3番口田委員。

○委員(口田邦男)それに対しての報酬の関係は心配ないですね。

○委員長(加来良明)社会教育課長。

○課長(橋本雅美)予算で見てるとおりになってございます。

○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。2番西山委員。

○委員(西山輝和)168頁のコンピュータの使用料のことでお伺いいたします。これはリース料ですか、それとも借換えですか。

○委員長(加来良明)学校教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)ただいまコンピュータにつきましては中学校、小学校それぞれ入っておりますけれども、今回コンピュータについては12年度から中学校をリースで購入いたしまして、その部分を再リースしながら現在使っております。そして中学校につきまして今回新しくリースを再度更新する形にしております。小学校につきましては、また再度5年間過ぎましたけれども、再リースを予定してございます。

○委員長(加来良明)2番西山委員。

○委員(西山輝和)これは教育委員会では、どのぐらい使用してるかは把握しているのでしょうか。

○委員長(加来良明)学校教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)利用頻度なんですけれども、それにつきましては色んな授業の中で使ってございます。特に中学校につきましては芸術家庭科の中で授業の中で取り組み、また、総合的な学習、その部分では検索だとか色んな使い方だとかそういった部分で使用しております。また、中学校の教科によりましては、堪能な先生がおりまして、その教科によってはコンピュータを使った授業も展開しているところでございます。

○委員長(加来良明)2番西山委員。

○委員(西山輝和)175頁、工事のほうで15番の清水小学校のシャワー室設置工事出てるんですけども、これはどういうことでしょうか。

○委員長(加来良明)学校教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)ただいまのシャワー室のご質問でございますけれども、これにつきましては現在、肢体不自由学級がございまして、その子が下の関係で色んな部分でシャワーがだんだん必要になってきたという状況になってまいりました。そういった関係で急遽来年度の予算の中で設置をしたいと考えております。場所につきましては、現在あるスペースの中で一部を改修しながらそこに設置してまいりたいと考えております。

○委員長(加来良明)2番西山委員。

○委員(西山輝和)183頁の社会教育のほうでちょっとお伺いします。色んな事業やってらっしゃると思うんですけども、色んな教室とかやってるんですけども、この報償費のほうでこのぐらいで報償費間に合ってるんでしょうか。少し教室の数から言ったら相当あると思うんですけども、ボランティアでやっていただいてる部分もかなりあるわけですか。

○委員長(加来良明)答弁を求めます。社会教育課長補佐。

○課長補佐(細野博昭)公民館講座についてのお尋ねかと思います。少ない予算でありますけれども工夫しながら、あるいは教育委員会の職員でも技術を習得している職員もおりますので、そういった形で何とか対応していきたいなと考えております。

○委員長(加来良明)2番西山委員。

○委員(西山輝和)かなり皆さんで努力してボランティアでやっていただいてる部分かなりあると思いますので、これからも頑張ってやっていただきたと思います。以上で終わります。

○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。12番荒木委員。

○委員(荒木篤司)4点質問します。順序後先になりますけれども、お許し願いたいと思います。まず最初にスクールバスについて伺います。これバスの8,300万円の予算ですよね。よくわかんないんですけど、財源がすべて自主財源ということですから補助は一切ないという状況なわけですね。ちょっとそこからお願いします。

○委員長(加来良明)学校教育課参事。

○参事(佐藤典隆)委員のおっしゃるとおりすべて自主財源でございます。補助はありません。

○委員長(加来良明)12番荒木委員。

○委員(荒木篤司)それで、最初に今、路線っていうんですか、何路線回っているんでしょうか。

○委員長(加来良明)学校教育課参事。

○参事(佐藤典隆)全12路線で回っています。そのうち町の直営で4路線、民間に委託しているのが4路線、更に委託なんですがタクシー等の送迎で4路線。以上です。

○委員長(加来良明)12番荒木委員。

○委員(荒木篤司)12路線ということは、簡単な話12台走ってるという意味なんですか。よくわかんないんですけど。

○委員長(加来良明)学校教育課参事。

○参事(佐藤典隆)車の数でございません。スクールバスについては8台所有しています。その他に民間に委託しており、タクシー等利用して12路線ということでございます。路線です。各地域12地域を回ってきているという路線の意味でございます。

○委員長(加来良明)12番荒木委員。

○委員(荒木篤司)要するに清水小学校から何路線、何路線ってあるわけです、それが12あるということですね。それは1台が2路線をカバーしていることもあるという意味なんですか。

○委員長(加来良明)学校教育課参事。

○参事(佐藤典隆)1台のスクールバスで例えば旭山地区を回って来る。これは1地区回って御影小学校まで来る。そういう路線もございますし、北熊牛、人舞を2地区回って来る、それ1台で回るという路線もございます。それを含めて2地区を回っていても1路線という押さえ方しております。スクールバスにつきましては先程言いましたように、8台、8路線といいますけれども、1路線の中に1地域を回って来るバス1路線もございますし、1路線の中で今言いましたように北熊牛と人舞地区を回って来る。更に熊牛と下人舞地区を回って来る、そういう路線もございますという意味です。

○委員長(加来良明)12番荒木委員。

○委員(荒木篤司)ということは、熊牛の路線を回ってきたのと同時に下人舞の路線も回るという意味なんですか。1回学校に来るという意味じゃなくて、じゃあ1系統でという意味ですね、わかりました。これ単独で8,300万円ということなんですが、見ますと給料の部分が結構多いです。これはいわゆる町の職員が対応しているということになるんでしょうけど、委託もしているということですが、今後どういうことになってくるのか、委託が増えていくということなんですか、どういうことなんですか。

○委員長(加来良明)学校教育課参事。

○参事(佐藤典隆)今後の部分に関してはまだ決定的に方向性は定めておりませんけれども、今現在職員もおりますので、その職員の定年等で退職すると、そういうような部分で今後民間に委託ということは十分考えられるかなというふうに思います。

○委員長(加来良明)12番荒木委員。

○委員(荒木篤司)同時に路線というか、もう少し整理する必要があるのでないかなというふうに思うんですが、整理するって言い方おかしいかな。今の話を聞いて大体2つの路線を1回に回るという部分もあるから、簡単な言い方をすれば8路線という言い方できるかもわかりませんが、そこを今、言い方おかしいんですけど、やはり行革を進めているということを念頭に置いて考えれば、きめ細かにスクールバスを運行するということも一考を要するんでないかなというふうに思ってるんですけど、昔はうちの子供たちがいる頃は中学校に行く時に利用させていただいて、結構長い時間乗せていただいて家へ帰ってきたという状況でした。極端な言い方しますと、下佐幌まで行くのに美蔓回って帰ってきた。ですから降りる時は1時間ぐらい乗って来たということで、今、小学生も乗るということですから配慮しなきゃならんでしょうけど、私はバス路線はいっぱいつくって乗る時間をうんと縮めなきゃならんというふうには思わないんですけど、例えば1時間以内に、長いところで1時間以内だったらいいんじゃないかとか、それも工夫の仕方によっては色々できると思うんです。ですから単独でこれだけの費用かけて送迎しているということを、やはりもうちょっと考えて経費節減ということも頭に入れながら、運行計画を立てられたほうがいいんでないかと思うんですけどいかがでしょう。

○委員長(加来良明)学校教育課参事。

○参事(佐藤典隆)今現在ですね、全12路線運行しておりますけれども、基本的なスクールバスの運行の考え方としまして、今お話があったように例えば1回登校するのに最大どの程度の乗車時間で対応するかというようなことも、多少私共のほうで考慮しながらやってます。それと新しく新入学される子供たち、そういうことも含めて路線等選定させていただいておりますけれども、ただ乗車時間につきましては、最大で53分程かかって一番遠くの方が乗って学校まで届ける。学校というか学校の手前まで届ける、その部分に関して最大で53分ぐらいかかってます。それと平均的には大体45分ぐらいと考えているんですが、我々が路線選定する場合には今おっしゃったような1時間以内に、最大でも1時間以内に乗車時間を越えないように、そういう路線選定をしておりまして、今度台数を減らして地域を遠くまで回って送迎するというような状況になりますと、多分1時間以上乗るような子供が出てくると。その部分に関しては我々としては経費節減とかそういうような部分では、一向に構わないんですが、ただ、小さいお子さんもいますので、1時間とか1時間何分とかっていうような状況の中では、やっぱりトイレとか色んな部分の問題もありますので、できるだけ最短の距離を短い時間で送り届けるようなことを今考えてございます。

○委員長(加来良明)12番荒木委員。

○委員(荒木篤司)この考え方については色々あると思うんですけど、私は例えば小学校を統合する前のことを考えれば、30分40分みんな歩いて小学校に通っていたわけですから。そういうのが先程質問ありましたような子供たちに忍耐力をつけるとか、結局そういうことにつながってきたのでないのかなというふうに思ってるもんですから。ですからきめ細かになめるように路線を引いて回って歩くというのがいい教育につながるかというと、私は必ずしもそうだとは思っていませんので、そのへんについては教育委員会で十分検討していただいてやっていただきたいなというふうに思うんですけどいかがでしょう。

○委員長(加来良明)教育長。

○教育長(横山一男)子供たちがどのような形で登下校するかという問題でございますが、いくつかの視点があろうかと思いますが、1つには利便性の問題、2つには安全性の問題、3つ目には保護者の願いの問題、そのような問題があろうかというふうに思います。今、教育委員会としてというお話ですからあれですが、私個人としては少々子供たちが歩いてバスというスタイルが僕個人としてそのような願いを持っておりますが、例えば日暮れのうんと早い時だとか、小学校1、2年生だとか色んな対応があるものですから、中々踏み切れないこともありますし、保護者の意識の問題もありますから、少々時間がかかるかもしれませんが、意識改革等の問題もあります。先程のご質問にもありましたから子供もやっぱりいい意味での少々不便さを登下校の中で体験することも大きな学びのひとつだと私自身は思っているんですが、そんなような意味で安全性、利便性、それから保護者の願い等々を勘案しながら調査研究をする。調査研究にたって中々うまくいくかわかりませんけれども、それもひとつの視野に入れてバス路線等については考慮してまいりたいというふうに思います。

○委員長(加来良明)12番荒木委員。

○委員(荒木篤司)不便かどうかというのはちょっと、ある程度歩く結果になったとしてもそれが不便だというふうに考えるかどうかというのは、また別な話ですので、ぜひ検討していただきたいなというふうに思います。
 次にアイスアリーナの件で伺います。今年度の予算が4,000万円きりました。かなり色んな面で努力されているなというのが伺えます。多分多い時は6,000万、6,500万円ぐらいあったかなというふうに思います。これですね、町は近い将来この管理運営を指定管理者制度に則っていきたいというようなお考えのようですが、どこまでそういう指定管理者制度にのっけていこうというお考えなのか伺います。

○委員長(加来良明)総務課長。

○課長(荒木義春)全体の手続条例を提案させていただいておりますが、個別については、今後時期を見て提案させていただきますけれども、今、考えているのはアイスアリーナと横にあるパークゴルフ場を指定管理者制度に移行したいという考えでございます。詳細については更に内部で協議しなきゃなりませんけれども、今、事務的に考えておりますのは、維持管理、運営すべてをというふうに考えております。

○委員長(加来良明)12番荒木委員。

○委員(荒木篤司)これ見ますと、アイスアリーナ管理費なんです、管理費となっていて今、職員1人置いてるということで、端的な話この職員体制がアイスアリーナを管理するというだけで言えばもっともっと違う方法があるんではないか。そうじゃなくて、アイスアリーナの指導も含めて管理しているんだということでしたら、それぞれでわかるんですけども、そのへんはどうなっているんですか。

○委員長(加来良明)社会教育課長。

○課長(橋本雅美)色々な団体等で、ただ単に練習したいという部分と、合宿等によります利用がありまして、特に合宿等におきましては、ある程度技術的指導というのが条件に入る団体もございます。そういった部分も含めまして現在のところは、指導を含めて施設の管理にあたっているという状況でございます。

○委員長(加来良明)12番荒木委員。

○委員(荒木篤司)別にそれが悪いとか何とかというんじゃないです。そうすると指導するということは指導費をいただくということにもなるんですか。場所を貸すということ以外にそういう指導をするということになれば、そういう考えにも成り立つんですけどいかがでしょう。

○委員長(加来良明)社会教育課長。

○課長(橋本雅美)合宿につきましては、誘致をしているという中での合宿が行われております。その中で色んな施設を持っている市町村もございます。本町においでいただくために、こういう指導もいたしますという条件の中で現在行っておりますので、指導料等についての徴収についてはいたしておりません。

○委員長(加来良明)12番荒木委員。

○委員(荒木篤司)わかりました。そういう理由でお客さんを誘致しているという意味ですね。今後指定管理者制度にのっけるというお考えですので、これ以上質問しません。教育委員会から第6次清水町社会教育計画というのが、ついこないだいただきました。この計画についてちょっと教育長とお話したいなと思います。一般質問の中でお伺いしました人づくりっていう関係ですけれども、この計画を見せていただきました。確かにそれはそれで人づくりについて色々計画されているというふうに思いました。しかし、私がこの前申し上げたのは、もう少しまちづくりをしていく人、主体的な人を養成していくような形の人づくりというものについて取り組んでいただけないかというお話をしました。この計画の中に入っているのかいないのか、ちょっと見せていただきました限りでは入ってないような感じがしたんですけども、それについてどう考えていますか。

○委員長(加来良明)社会教育課長。

○課長(橋本雅美)今、荒木委員の一般質問の中で町長がお答えになってるように、体制づくりを考えたいという町長の答弁であったと私は理解をしておりますが、そういった中で、まだ体制的に不自由な面もあろうかというふうに認識をしております。具体的にそのまちづくりをしていく人の育成という部分については、載せておりませんが、文化スポーツにかかわる人づくりについてのものについては載せているものでございます。

○委員長(加来良明)教育長。

○教育長(横山一男)ご指摘のこの社会教育計画につきましては、この後のほうにもありますように色んな方のご意見をいただきながら、相当長い時間をかけて検討させていただきました。よって3月定例会で荒木議員からご質問あった件については、残念ながらこの社会教育計画の中には十分に反映されておりません。その人づくりはまちづくり、まちづくりは人づくり、要するにまちづくりにかかわっていく人をどう育てるかについては、残念ながらここには十分に色濃く示されておりません。今、社会教育課長が申し上げましたように、大きく人づくりについては提供させていただいております。そこで、こないだ答弁させていただいたとおりでございますが、その後、荒木委員が一例として載せられました芽室町の資料をさっそく取り寄せました。そして読まさせていただいておりましたし、他の議員からもまちづくり等々にかかわるひとつの国の流れのような資料もいただいておりますので、そのようなことを少し勉強させていただきながら明日からすぐにということにはならないかもしれませんが、18年度の中にそのようなものをこないだ申し上げましたように、町長部局とも十分相談させていただきながら取り組んでまいりたいとそのように思います。

○委員長(加来良明)12番荒木委員。

○委員(荒木篤司)ぜひそういう意味で取り組んでいただければなと思います。あと、子供の教育に関しまして、どういう進め方がいいかとか色々な考え方があるだろうと思います。先に聞いて言うとまたあれですけど、こっちの考え方を言います。考え方というかちょっと読みます。たまたまよく町村によって小学校から英語教育を始めるとか、場合によっては保育所から3歳から英語を教えるんだというような報道も見受けられます。私はそれを否定するつもりはありませんが、たまたまこないだ「国家の品格」という本、これ藤原正彦という人が書いた本なんです。この人の話をこの本読ませていただいて思ったんですけど、やっぱり何が大事かというと国語ですか、国語の力をしっかり身につけさせないで外国のそういう言葉含めて教えることがどうなんだろうと。この人は否定してるんです。実際僕の経験から言えば、自分の子供のことで言えば、学校出てから外国に住む、そこに2年間住んでいたらそこの国の言葉を自分は話せるようになる、そうすると逆に考えるとどうも小さい時からそういう言葉だとかに教育的な配慮だとか考える必要ないんでないかなというふうに思ったりしたものですから、やってるところもありますので、教育長としてはどういうふうに考えているのか、個人的でいいんですけど伺いたいと思います。

○委員長(加来良明)教育長。

○教育長(横山一男)これは教育委員会としての考えということにはなりません。十分に教育委員会の中で論議をしているわけでございませんから、私個人的な見解で失礼させていただきます。小学校からの英語教育等については、例えば群馬県が小学校英語教育特区等をとって小学校から英語教諭を配置して英語をするというような動きもありますし、又はお隣の鹿追町あたりが、小中連携の中で小学校の中から取り入れる、要するにコミュニケーションイングリッシュですけども、そのようなものを取り入れるような試みもしておりますし、文科省あたりも小学校から英語教育を云々なんていうそういった動きがないわけではありません。そこで私はどっちかっていうと個人ですが、荒木委員と同じような考え方を持っておりまして、決められた週、今、土日がお休みになっていて、しかもその日の学習時間105時間そっちのほうに取られてしまいますので、私は小学校から英語をどういう形でやるかということは相当吟味しないとかえって母国語、私は日本の言葉は非常に美しい言葉だと思っていますが、この美しい響きを持つ母国語を十分にしないで英語はいかがなものかと個人的な意見を持ってございます。しかし、先程の国際化の時代ですから、英語も極めて大事だという認識は持っておりますので、その英語教育を小学校からどう導入するかについては十分研究しないと、それこそただ単に不易と流行の問題がありますが、流行に流された英語教育の導入については少々研究が必要かというふうに思います。

○委員長(加来良明)他に質疑受けます。質疑ありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(加来良明)質疑なしと認めます。
 これで教育費の質疑を終わります。

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○委員長(加来良明)暫時休憩します。       (午後1時36分)

○委員長(加来良明)休憩前に引き続き会議を開きます。     (午後1時38分)

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