北海道清水町議会

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平成18年度予算審査特別委員会(3月20日_審査番号5)

○委員長(加来良明)これより、議案第32号、平成18年度清水町簡易水道事業特別会計予算、387頁から398頁及び資料並びに381頁及び384頁第2条地方債について審査します。特に説明することがあれば説明してください。都市施設課参事。

○参事(栗本勝矢)それでは18年度簡易水道事業についてご説明させていただきます。簡易水道事業費の総額は228,800千円で、前年度と比較いたしまして87,100千円61.5%の増となっております。
 歳入につきましては負担金23,698千円、これは新たに今年予算措置したものでございます。これにつきましては、美蔓簡易水道事業熊牛地区の本年度より給水工事が始まりますので、その工事負担金74戸分を見込んでおります。
 使用料につきましては35,757千円、前年度比8.1%の増、理由といたしましては先程申しました熊牛地区が一部供用開始となりますので、その収入を見込んでおります。
 一般会計繰入金は28,214千円、前年度比96.7%の増、内訳につきましては、美蔓簡水及び御影簡水事業水道の施設費の事業料の増に伴うものであります。
 諸収入は4,891千円前年度比27.6%の増、内訳といたしましては、御影太平道路配水管移設工事の受託事業収入の増でございます。それと平成17年度事業に伴う消費税還付金見込額の減であります。
 町債は136,000千円前年度比50.4%の増です。内訳といたしましては、熊牛の配水管整備事業の増に伴う起債分の増でございます。また、下美蔓地区も含めた道営営農用水事業負担金起債分の増となっております。
 歳出につきましては、美蔓簡水の経営費につきましては21,021千円前年度比99%の増となっております。主な理由といたしましては、熊牛の一部供用開始に伴う人件費移動、いわゆる施設費から経営費のほうに移動しております。及び電気料、水質検査手数料、施設管理費委託料、新設メーター購入費等によります増となっております。
 美蔓簡水事業費の施設費につきましては166,208千円、前年度比69.8%の増となっております。内訳といたしましては、配水管布設工事、給水管布設工事、浄水場計装機器設置工事でございます。道営営農用水事業負担金、配水管布設工事に伴う作物補償等の増額となり、人件費、電気料の経費の移動、また平成17年度配水管測量設計費の減額等によるものでございます。   
 次、公債費でございますけれども4,379千円、前年度比47.8%の増、主な理由といたしましては、平成17年度事業にかかわる起債の見込み支払利息償還金の増によるものです。
 経営費につきましては8,333千円5.6%の減となっております。これは水質検査手数料、メーター取替工事見込額等の減によるものです。
 施設費につきましては5,000千円、これは新たに新設されたものでございます。主な事業といたしましては、御影太平道路の配水管布設替工事、これは道路の改良に伴う工事でございます。それと水源地である深井戸の取水ポンプの取替工事をみております。
 続きまして公債費ですけれども、23,759千円、前年度比11.3%の増となっております。これにつきましては平成12年度簡易水道事業債、14年度の過疎債にかかる元金償還の開始に伴う増によるものでございます。

○委員長(加来良明)これより歳入歳出一括して質疑を行います。質疑ありませんか。5番中島委員。

○委員(中島里司)町長にお聞きしたいというか、お願いになるのかもわかりませんが、御影簡水のほうで396頁の15番で2のほうの深井戸取水ポンプ取替工事、現状ではこういう形で対応していかなければならないというふうに理解はしておりますけれども、先日、町長からもちょっと話ありましたけれども、御影地域については計画に対してかなり満度の数字が示されました。それで、御影地域で水源求めるというのは現状ではかなりの投資をしなければならないと思いますので、これは制度的には若干違いますけれども畑総事業、町のほうで管理委託受けているわけですけれども、これ清水町というひとつの町では難しいのかなと思うんですけれども、私共の御影地域と同じような状況におかれている簡易水道が他にもあるのかなという感じしております。今、国の制度も色々制度改正がされてきているわけですから、これは担当課ということじゃなくて町長自らが、私は水源の恒久的な確保のためには御影畑総の水を利用できないだろうか。畑総の計画水量からいったら簡水で市街地で使っている水量というのはほんのわずかじゃないかなと思っています。数字的なものはちょっと記憶がっていうかちょっと忘れてしまっている部分ありますので、これはぜひ清水町長というばかりじゃなくて、どこか類似がありましたらそういう多様な使用が可能なようなそういう働きかけをしながら、こういう今ここに示されているポンプ等の取替えをしなくても管理できるんじゃないかなというのが、注水がかなり上にありますから、接続の仕方によっては水圧も上がるだろうというふうに思われます。そういうことも含めて町長、国のほうにこういう費用がかからないためにも色んな角度からご検討願えないでしょうか。私自身もこの予算反対するわけじゃないんですけれども、これからの先のこと考えた場合、そういう努力というのを考え方として持っていただけるかどうか。

○委員長(加来良明)答弁求めます。町長。

○町長(高薄 渡)ただいま、ご意見、ご質問いただいたわけでございます。私もこの面については従来から何とかならないのかということで、それをむしろ簡水とか色々あります、集落排水だとか、その省庁が分かれているのでこの一元化はできない問題がひとつ。それから今のようなやつがひとつということで、北海道の政策研究会に提案をいたしました。そこで、道庁の考え方としましては、今、そういった洗いざらしの緩和策についての色んな面で国との調整をしてますけれども、しばらく時間をくださいということですけれども、更に強く要請をしていくほうがその後の、やはりこういうところはかなり全国的にあるだろうと思います。そういうことで特に北海道の中では私も大きいところでありますけれども、どうしても簡水でやらなければならいという中でやむを得ずこれをやっているわけで、公共下水道引けないわけでありますから、じゃあこれを畑総事業の中で何とかできなものかということをもっと強く改めてやってまいりたいと思います。

○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(加来良明)質疑なしと認めます。
 これで、議案第32号、平成18年度清水町簡易水道事業特別会計予算の質疑を終わります。

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