北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成19年第2回定例会(3月8日_日程第9)

○議長(田中勝男) 日程第9、議案第4号、平成18年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定について、議案第5号、平成18年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の設定について、議案第6号、平成18年度清水町老人保健特別会計補正予算(第2号)の設定について、議案第7号、平成18年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第8号、平成18年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第9号、平成18年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第10号、平成18年度清水町上水道事業会計補正予算(第3号)の設定について、以上7件を一括議題とします。
 提出者より本案について、提案理由の一括説明を求めます。助役。

○助役(五十嵐順一) それでは補正予算について説明を申し上げます。
 まず、議案第4号の平成18年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定について説明を申し上げたいと思います。
 歳入歳出予算の補正につきましては、既定額に歳入歳出それぞれ112,789千円を追加しまして、総額を歳入歳出それぞれ6,910,867千円とするものでございます。
 歳入の内容から説明申し上げますので、13頁をお開きいただきたいと思います。
 1款町税につきましては、現年度課税分及び滞納繰越分の収入見込み額によりますところの補正となっております。
 15頁、2款1項1目所得譲与税につきましては、交付見込額によりますところの追加でございます。
 次の頁、10款1項1目1節の普通交付税につきましては、国税の増収見込みによりまして、普通交付税の算定におきまして配分枠が不足していた分につきまして、減額調整をされておりましたけれども、今回それが追加交付されることによります補正でございます。
 次の頁、12款分担金及び負担金につきましては、それぞれ負担金の収入見込み額によります減額補正でございます。
 次の頁、13款使用料及び手数料のうち、1項の使用料につきましては、それぞれ収入見込み額によります補正でございます。
 3目2節の牧場使用料は冬期舎飼頭数の増によるものでございます。
 20頁、2項手数料につきましても収入見込み額によります補正でございます。
 22頁、14款1項国庫負担金につきましては、それぞれ交付決定見込みによりますところの補正でございます。
 23頁、3項委託金につきましては、交付額の確定によりますところの補正でございます。
 25頁、15款1項道負担金につきましても、交付決定見込みによりますところの補正でございます。
 次の頁、2項道補助金につきましても交付決定見込みによりますところの補正であります。なお、3節1番の支援費支給補助金につきましては、道負担金へ移行したことによりまして大幅な減になっているところでございます。
 28頁、3項委託金につきましても、それぞれ交付額決定見込みによるところの補正でございます。
 次の頁、16款1項1目1節の土地建物貸付収入につきましては、それぞれ貸付料の収入見込みによりますところの補正でございます。
 2目利子及び配当金につきましては、各基金利子の収入見込みによるところの補正でございます。
 次の頁、9番の出資配当金につきましては、清水町森林組合出資配当金の確定によるところの補正でございます。
 次の頁、18款1項1目財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算における歳入不足につきまして、基金から繰入を行うものでございます。
 2目の減債基金繰入金につきましては、旧下佐幌小学校及び旧松沢小学校の整備にかかる地方債の残債につきまして、繰上償還を行うため、基金から繰入を行うものでございます。
 次の頁、20款諸収入につきましても、それぞれ収入見込み額によりますところの補正でございます。
 35頁、21款町債につきましては、それぞれ事業費の確定によるところの補正でございます。
 次の頁、歳出でございます。
 1款1項1目議会費につきましては、歳出確定見込みによりますところの減額補正でございます。
 38頁、2款総務費につきましても、歳出確定見込みによります減額補正となっております。
 46頁、3款1項1目社会福祉総務費から49頁の7目保健福祉センター費までにつきましても、歳出の確定見込みによります減額補正でございます。4目13節7番の障害程度区分調査委託料及び8番の障害者支援事業委託料につきましては、新制度への移行中で難易度の高い案件が無かったことから、職員で対応したことによりまして、減額するものでございます。
 49頁、10目社会福祉医療費につきましては、受診件数の増に伴う医療給付請求事務手数料等の増額補正でございます。
次の頁、11目老人医療費から51頁の2項1目児童福祉総務費までは歳出確定見込みによります減額補正でございます。
 51頁、2目の保育所運営費の4節臨時職員共済費につきましては、厚生年金額の確定見込みによります追加でございます。13節の通所タクシー委託料につきましては、路線及び利用者と利用回数の減による減額でございます。
 3目児童措置費の20節扶助費の1番から5番の児童手当につきましては、需給対象区分の異動による歳出見込み額の補正でございます。
 次の頁、4目へき地保育所運営費から53頁につきましても、歳出確定見込みによります減額でございます。
 54頁、4款1項1目保健衛生総務費の13節委託料及び18節備品購入費につきましては、平成20年度から始まります後期高齢者医療制度に対する保険料の徴収システムを構築するための費用の追加でございます。
 国の補正予算によりまして、国庫補助金が追加になったことから今回補正をするものですが、この経費につきましては、今年度内に予算執行が完了しないため、6頁にあります繰越明許費を設定しまして、全額を翌年度に繰り越して執行するところであります。
 19節7番の北海道後期高齢者医療広域連合負担金につきましては、3月1日に広域連合が設立になりました。それに伴いまして、運営負担金の追加でございます。
 28節1番の老人保健特別会計繰出金は支払金交付金収入見込み額及び国・道負担金収入見込み額の減に伴う一般会計繰入金の増でございます。
 2番の国民健康保険特別会計繰出金につきましては、後期高齢者医療システムの改修費の増及び医療給付費国庫負担金収入見込み額の減に伴う一般会計からの繰出金の増でございます。
 55頁、2目保健予防費から56頁の5目公衆浴場管理費につきましては、歳出の確定見込みによりますところの減額でございます。
 56頁、2項1目清掃費の11節及び12節につきましては、歳出の確定見込みによります減額、19節の十勝環境複合事務組合負担金につきましては、加入市町村処理量に対する清水町分の処理割合の増によりまして、負担金の増額補正をするものでございます。
 次の頁、6款1項1目農業委員会費及び3目営農改善対策費につきましては、歳出確定見込みによります減額であります。
 4目8節の新規就農者奨励金につきましては、固定資産税相当額について、奨励金として交付しておりますけれども、償却資産取得分の増がありましたので、それに伴いまして追加補正をするものであります。
 5目畜産業費につきましては、9節の普通旅費で補助事業説明会がなかったことによります減、13節の公社営畜産基地建設事業委託料につきましては、受託事業費の増に伴う追加、19節の家畜糞尿堆肥化対策事業補助金につきましては、堆肥舎建設件数の増に伴う補助金の追加補正となっております。
 6目牧場費から61頁9目農道整備事業費までは歳出確定見込みによりますところの減額でございます。
 62頁、11目の農地移動適正化斡旋事業費の1節斡旋委員につきましては、斡旋件数の増によります委員報酬の追加でございます。
 12目農地集団化事業費から64頁の5目レクリェーションの森整備費までにつきましては、それぞれ歳出確定見込みによりますところの減額でございます。
 65頁、7款1項1目商工振興費から66頁のしみず温泉管理費までにつきましても、それぞれ歳出確定見込みによりますところの減額でございます。
 68頁、8款2項2目除雪対策費の車両用修繕料につきましては、除雪車両の事故にかかる修繕費の追加でございますが、共済金で全額対応するものでございます。
 3目道路新設改良費は特定財源内訳の変更でございます。
 次の頁、4項1目都市計画総務費の電気料につきましては、料金の値上げによる街路灯電気料の追加でございます。
 3目公共下水道費は事業費の確定見込みによります繰出金の減額でございます。
 5項1目住宅管理費は特定財源内訳の変更であります。
 次の頁、70頁の9款1項1目消防負担金につきましても、歳出確定見込みによるところの負担金の減額でございます。
 次の頁、10款1項1目教育委員会費25節の教育基金積立金によりましては、利子について積立金を追加したものであります。
 2目教育振興費1節の報酬は報酬受領辞退申出によるところの減額でございます。
 以下、76頁の体育館費まで歳出確定見込みによるところの減額でございます。
 77頁、12款1項1目23節の長期債償還元金につきましては、旧下佐幌小学校の校舎及び体育館、それから旧松沢小学校体育館建設時に借り入れをしました政府資金の残債につきまして繰上償還をするための補正でございます。これまでにつきましては、償還金の交付税措置の関係から閉校跡地の貸付が決まった段階で取得財産の処分申請を行い、併せて通常償還の申請を行い、繰上償還が生じないよう事務を進めてまいりましたけれども、繰上償還を実施した場合も公債費にかかる交付税措置が継続されることになりましたことから、今後、支払利子約1,600万円の軽減を図ることができるために繰上償還を行うものでございます。
 次の頁、13款1項1目行政費の8節の臨時職員退職報奨金につきましては、年度末における退職者の増による追加であります。
 その他は歳出確定見込みによります減額となっております。
 次の頁、2項1目基金費につきましては、各基金の利子の上昇による積立金の追加であります。
 ちなみに財政調整基金の18年度末見込み額につきましては763,468千円、減債基金につきましては125,255千円、更に公共施設建設等基金につきましては、464,224千円となる見込みございます。
 以上で歳出の説明を終わりまして、6頁をお開きください。
 第2表の繰越明許費につきましては、今年度内に予算執行が終了しない場合、翌年度に繰越執行ができるように設定するものです。
 歳出予算の説明でも触れましたけれども、後期高齢者システム整備事業17,220千円につきましては、今年度内にシステムの整備が終了する見込みがないために、翌年度に繰り越して執行することができるように設定するものでございます。
 次の頁、第3表の債務負担行為補正でございます。債務負担行為補正につきましては、平成18年度農業経営基盤強化資金利子補給の追加であります。農業制度資金を借り入れた農業者に対しまして、利子の一部を北海道を町で負担するもので、償還期限の平成41年度まで総額18,031千円を限度に補助をするものでございます。
 次の頁、第4表は地方債の補正でございます。いずれも借入限度額の変更であります。辺地対策事業につきましては、充当率が95%から100%に引き上げになったことによる増額、過疎対策事業については、農村浄化槽設置推進事業等の事業費の確定見込みによるところの減額でございます。
 以上で、一般会計補正予算(第10号)の説明とさせていただきます。
 次に、議案第5号、平成18年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の設定についてご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の補正につきましては、既定額に歳入歳出それぞれ62,067千円を追加しまして、総額を歳入歳出それぞれ1,391,409千円とするものでございます。
 歳入から説明を申し上げますので、8頁をお開き願いたいと思います。
 1款1項1目国民健康保険税につきましては、現年度課税分及び滞納繰越分の収入見込みによる補正でございます。
 次の頁、2款1項国庫負担金につきましては、それぞれ交付決定見込みによるところの補正でございます。
 2項1目1節普通調整交付金につきましては、現段階での交付見込みによるところの補正でございますけれども、これにつきましては、4月初旬に係数が示されて確定することになっております。
 2目の後期高齢者医療制度創設準備事業補助金につきましては、交付決定見込みによります補正でございます。
 11頁、3款1項1目1節現年度療養給付金につきましても、交付決定見込みによるところの補正でございます。
 次の頁、4款1項1目高額医療費共同事業負担金につきましても、交付決定見込みによるところの補正でございます。
 2項1目1節普通調整交付金につきましては、収納率の確保向上やレセプト点検の強化などの要件に該当しましたことによりまして、追加交付されるものでございます。
 次の頁、5款1項共同事業交付金につきましては、それぞれ交付額の確定により補正するものでございます。
 次の頁、14頁、6款1項1目1節の国保基金積立金につきましては、基金利子の収入見込みによる補正でございます。
 次の頁、7款1項1目一般会計繰入金、3節の職員給与費等繰入金につきましては、後期高齢者医療制度対応改修事業に伴う補助金の補正でございます。
 6節のその他一般会計繰入金につきましては、今回の補正予算における歳入の不足について一般会計から繰入するものでございます。
 次の頁、8款1項2目その他繰越金は額の確定、17頁の9款諸収入につきましては、収入見込みによりますそれぞれの補正でございます。
 19頁の歳出にまいります。1款1項1目12節の共同電算処理手数料につきましては、歳出確定見込みによります減額であります。
 13節後期高齢者医療制度対応改修事業につきましては、一般会計補正予算で説明しました、後期高齢者医療制度の創設にかかわりまして前期高齢者といわれます65歳以上75歳未満の人を対象とした医療システムの改修も必要となることから、この分につきましては、国民健康保険特別会計予算の中で補正するものでございます。
 次に2目19節国保共同電算処理システム改修臨時負担金につきましても、後期高齢者医療制度の創設に関連して国保連合会電算処理システムの改修が必要となり、それぞれ負担金の追加があったことから補正するものでございます。
 次の頁、2項1目19節十勝市町村税滞納整理機構準備経費負担金につきましては、歳出確定見込みによりますところの減額でございます。
 次の頁、2款1項1目一般被保険者療養給付費及び2目退職被保険者等療養給付費につきましては、医療費の増、更には季節雇用者の国保加入者の増などから追加するものでございます。
 3目一般被保険者療養費につきましては、特定財源内訳の変更でございます。
 次の頁、4目退職被保険者等療養費につきましては、歳出決定見込みによるところの減額でございます。
 5目12節審査支払手数料につきましては、レセプト枚数の増による追加でございます。
 2項1目一般被保険者高額療養費及び2目の退職被保険者等高額療養費につきましては、歳出決定見込みによりますところの減額でございます。
 24頁、3款1項1目につきましては、特定財源内訳のみの変更でございます。
 次の頁、5款1項1目高額医療費共同事業医療費拠出金及び3目保険財政共同安定化事業拠出金につきましては、歳出額の確定見込みによりますところの減額でございます。
 次の頁、6款1項1目13節の短期人間ドックにつきましては、歳出額の確定による追加、更に予防接種委託料につきましては、特別調整交付金対象事業となったことによりまして、一般会計予算のほうから変更して本会計に措置するための追加でございます。
 次に繰越明許費について説明しますので、4頁をお開きください。
 繰越明許費を載せてございます。後期高齢者医療制度対応改修事業18,900千円につきまして、今年度内にシステム改修が終了する見込みがないことから翌年度に繰り越して執行することができるように設定するものでございます。
 以上で、国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。
 次に、議案第6号、平成18年度清水町老人保健特別会計補正予算(第2号)の設定について説明申し上げたいと思います。
 歳入歳出予算の補正につきましては、既定額から歳入歳出それぞれ51,000千円を減額しまして、総額を歳入歳出それぞれ1,668,151千円とするものでございます。
 歳入から説明を申し上げますので、6頁をお開きいただきたいと思います。1款1項1目医療費交付金及び2款1項1目医療費負担金並びに3款1項1目医療費負担金につきましては、12月の変更申請段階で医療給付費及び医療費支給費が予定給付額より下回っていたことにより、それぞれの交付決定の見込み額も減となったところでございます。
 9頁、4款1項1目一般会計繰入金につきましては、今回の補正の財源不足を一般会計から繰入するものでございます。
 次の頁、歳出でございます。
 2款1項1目医療給付費及び2目医療費支給費は歳出予定見込みによりますところの減額でございます。
 以上で、老人保健特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。
 次に、議案第7号の平成18年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、説明を申し上げます。
 歳入歳出予算の補正につきましては、既定額から歳入歳出それぞれ51,108千円を減額しまして、歳入歳出の総額をそれぞれ638,551千円とするものでございます。
 歳入から説明申し上げます。8頁をお開きください。
 1款1項1目1節現年度分特別徴収保険料につきましては、収入見込み額によりますところの追加でございます。
 次の頁、3款1項1目介護給付費負担金及び2項1目調整交付金につきましては、保険給付の見込みに応じてそれぞれ内示があったことによります減額でございます。
 4目事業補助金の介護保険事業補助金につきましては、後期高齢者医療制度の創設に関連して介護保険事務処理システムの改修を要することとなり、その補助金の交付決定がありましたので、見込みによります追加でございます。
 次の頁、4款1項1目介護給付費交付金及び11頁の5款1項1目介護給付費負担金につきましては、交付決定見込みによりそれぞれ補正するものでございます。
 12頁、6款1項1目の介護給付費準備基金利子につきましては、基金利子額についての追加をするものでございます。
 次の頁、7款1項1目一般会計繰入金の1節の介護給付費繰入金につきましては、介護給付事業の確定見込みによりその財源を一般会計予算繰入金で調整するものでございます。
 5節の事務費繰入金につきましては、介護保険システム改修等に伴う一般会計からの繰入金を追加するものでございます。
 歳出にまいります。次の頁、1款1項1目13節の事務処理システム改修事業につきましては、歳入で説明しました後期高齢者医療制度創設関連するシステム改修の追加でございます。
 2項1目賦課徴収費及び3項1目介護認定審査会費につきましては、歳出決定見込みによりますところの減額でございます。
 16頁、2款1項1目の居宅介護サービス給付費、2目の地域密着型介護サービス給付費、3目の施設介護サービス給付費につきましては、それぞれ給付費の歳出額の決定見込みによりますところの減額するものでございます。
 18頁、4款1項1目介護給付費準備基金積立金につきましては、利子を含め5千円を積み立てるものでございます。
 次に、繰越明許費について説明をしますので、3頁をお開き願いたいと思います。3頁の繰越明許費でございます。事務処理システム改修事業2,919千円につきまして、今年度内にシステム改修が終了する見込みがないことから、翌年度に繰り越して執行できるよう設定するものでございます。
 以上で、介護保険特別会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。
 次に、議案第8号、平成18年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定についてご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の補正につきましては、既定額から歳入歳出それぞれ742千円を減額し、総額を歳入歳出それぞれ415,051千円とするものでございます。
 歳入予算から説明しますので、6頁をお開き願いたいと思います。
 1款1項1目公共下水道事業受益者負担金及び2款1項1目下水道使用料については、収入見込み額によりますところの補正でございます。
 8頁、4款1項1目一般会計繰入金につきましては、今回の補正予算の財源につきまして、一般会計繰入金で調整をするものでございます。
 9頁の歳出、1款1項1目23節及び2項2目13節につきましては、歳出の確定見込みにより減額をするものでございます。
 次の頁、2款1項1目事業費及び11頁の3款1項1目元金については財源内訳の変更であります。
 以上で、公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
 次に、議案第9号、平成18年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定について説明を申し上げます。
 歳入歳出予算の補正につきましては、既定額から歳入歳出それぞれ6,159千円を減額しまして、総額を歳入歳出それぞれ222,710千円とするものでございます。
 歳入から説明を申し上げます。8頁、3款1項1目一般会計繰入金につきましては、今回の補正による財源につきまして、一般会計繰入金で調整をするものでございます。
 次の頁、5款1項1目1節道営営農用水事業につきましては、事業費の確定によりまして、簡易水道事業債と辺地対策事業債をそれぞれ2,100千円を減額するものでございます。
 次に歳出ですが、10頁、1款1項1目11節及び18節につきましては、歳出の確定によります減額でございます。
 2項1目19節の道営営農用水事業負担金につきましては、熊牛中地区及び下美蔓地区の道営事業費が確定しまして、18年度負担金も確定したことによります減額でございます。
 3項2目利子につきましては、特定財源内訳の変更であります。
 12頁、2款1項1目18節は歳出の確定によります減額でございます。
 3項2目利子につきましては、特定財源内訳のみの変更でございます。
 次に地方債の補正について説明をしますので、第2表の地方債の補正でございますが、道営営農用水の負担金事業の確定によりまして、簡易水道事業分と辺地対策事業分をそれぞれ2,100千円減額しまして、限度額を88,800千円と変更するものでございます。
 以上で、簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
 次に、議案第10号、平成18年度清水町上水道事業会計補正予算(第3号)の設定について説明申し上げます。
 第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、収入の既定額に924千円を追加しまして、123,870千円としまして、また支出につきましては、既定額に450千円を追加しまして、123,396千円とするものでございます。
 第3条の資本的収入及び支出の補正につきましては、支出の既定額から418千円を減額しまして、84,326千円とするものでございます。
 第4条の他会計からの補助金につきましては、収益的収入及び支出の補正により1,677千円を減額するものでございます。
 収益的収入からご説明申し上げます。3頁、1款1項1目1節の水道料金につきましては見込み有収水量の増に伴いまして追加するものでございます。2項2目1節の一般会計補助金につきましては、給水収益の増によりまして一般会計からの補助金を減額をするものでございます。
 収益的支出の1款1項2目4節の配水管等修繕費につきましては、配水管の漏水等によります修繕費の増加により追加するものでございます。
 2項2目1節消費税につきましては、給水収益の増や課税支出の減によりまして、250千円を追加するものでございます。
 次の頁、資本的支出の1款1項2目1節のメーター購入費につきましては、新規のメーター購入個数の減によりますところの減でございます。
 以上で、上水道事業会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
 以上で、関連する補正予算の説明をさせていただきました。
 よろしくご審議のほどお願いいたします。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 暫時休憩します。       (午後2時15分)

○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後2時25分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより一括して質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 2番、橋本晃明議員。

○2番(橋本晃明) 国保会計の15頁というのでしょうか、一般会計からの31頁とも関連しているんですが、繰入金の関係なんですが、確か年度の途中でも4,000万円くらい補正していたと思うんですが、補正というのは額がかなり大きくなってきているので、当初の見込みを低くみていたのか、あるいは特殊な事情があるのか、その辺をお伺いしたい。
 今年度の町政執行方針、午前中に伺いましたけれども、国保の一般的な構造的な問題というのも書かれていますけれども、加えて今年の特殊事情だとか、本町における特殊な事情とか、そういうものがあれば伺いたいと思います。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(伊藤 登) 第1点目の繰入金の額ですけれども、確かに途中で4,000万円程度補正しております。今回は歳入につきましては、10月までの医療費を基に推計して歳入を計上させていただいておりますが、歳出につきましては、12月分までの医療費をベースに補正をさせていただいていると、結局何ヵ月分かの差額が大きな金額となって跳ね返ってきていると、歳入については、その残り分については、平成19年度予算で確定した時点で、固定されるといったらおかしいですが、入ってきますので、今、繰入金が5,800万円程度になっていますが、これがたくさん入ってくればもう少し小さな金額になっていくということになろうかと思います。これは確実に入ってくるものでありまして、3月、4月にならないと確定しないという事情がございます。
 2点目の件につきましては、本町の場合は老人医療費等々がけっこう医療費で支出している部分がかかっているというか、これはいろいろな状況があろうかと思いますが、病院にかかりやすい状況とか、そういう中で医療費がかさんでいるという部分があります。確かにこの部分については解消をしなければならないというか、医療費を安くするためにどうするかということで、新年度についても検討を重ねて予防医療といいますか、そういうことを充実していく方法があろうかと思います。その辺については、新年度になってから検討をしてまいりたいと思っております。

○議長(田中勝男) 2番、橋本晃明議員。

○2番(橋本晃明) 今回の分については会計処理の問題による差額だというお話だったと思うんですが、前回の補正の時には所得が下がったことによって国保税が減って、それで補正をしなければならなかったというお話だったと思うんです。
 今回、それは全くないのかどうか、全くゼロということはないのでしょうけれども、そういうお話があって、来年度というか今後の考え方として、おそらく医療費がどんどん増えていきはしても減っていくことはないのではないかと思うんですが、そういう中で本町においては資産割の部分が国保税の部分からないということもあって、そういうものが補正予算を組むという段階では、当初の見込みよりも予定が狂うという部分、 安定性を欠くということになっていないかという気がするんですが、どのようにお考えか伺いたいと思います。

○議長(田中勝男) 町民生活課長。

○町民生活課長(伊藤 登) 当町の特色として、国民健康保険に加入している方の出入りが非常に大きいというひとつの大きな原因であります。これは社会保険から国民健康保険に入っている季節労働者という方が多いという中で、当然、医療費も膨らんでいくという状況が見受けられます。そのような中で、推計をするといっても、なかなか今は景気が悪いですから、その辺を企業のほうも早く切ったりいろんな形で国保に加入している方が増えてきていると、結局は医療費に跳ね返ってきているということでありますので、一概に所得だけではないということは押さえております。
 所得についても、今年18年度の分については、5月頃に確定するんですが、昨年、その前からこういう経済状況ですから、だんだんと所得が下がってきているということで、保険税も減ってきているということの繰り返しをしていると、なおかつ当町は限度額53万円ということで、その対象者が約200世帯ですか、あるということでその分についても今年国の法律が改正されましたので、その分についても保険税に跳ね返るものですから、検討を加えていきたいというような方針を持っているところでございます。
 資産割については、十勝管内では清水町と中札内だけだと思っていましたけれども、資産割については限度額、今申し上げましたとおり、限度額に達する方がだいたい資産、だいたい農家の方ですが資産を持っているという状況の中で、他の町にも持っている方がおりますけれども、それがすべて国保の加入者に反映できないということもありまして、たぶんその時代に資産割は抜けたという状況を聞いております。
 そんな中で、税率と応能応益の割合も関係ありますが、当町としては資産割を除いているということになっております。今後もその部分については検討しますけれども、すぐに導入するという考えはございません。結局は応能応益で所得割と均等割について検討を加えて一般会計からの繰入れを少しでも少なくして平等性を保つということを考えなければならないと思います。

○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
 9番、妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 一般会計ですと54頁ですね、衛生費の中で内容がよくわからないのですが、後期高齢者システム開発委託料というのがあります。国民健康保険特別会計にもあるようです。それから介護保険特別会計にあります。これらを合わせていくらになるのか。これはコンピュータシステムだけのことですよね。これに影響をすると、それからいくらになるのかということ、補助金がどのくらい出るのか、それからそれは何パーセントぐらい出るのか。それと同時に後期高齢者のシステムが出発するんですから、どういうしくみになっているのか、さっぱりわからないので、予算だけ出てくるのはちょっと納得ができない。そこのところ中身のことについてのそれがどのような影響があるのかどうかは一般質問でやります。どういう仕組みなっているのかということを教えてほしいと思います。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(伊藤 登) 後期高齢者医療にかかわるシステム改修、その他についてですが、3会計に分かれておりますけれども、概算で3,900万円くらいが計上されているかと思います。そのうち現在、補助金として700万円程度は措置がされているということで、走り出しの当初は補助金は2分の1以内という国のお話があったんですけれども、総体の金額が決まっておりますので、それの開発費が非常に高額になったということも含めて、各町村に連合会に下りてきたお金が少なくなって、各町に下りてきた補助金が当初2分の1以内ということで、ほぼ2分の1をあてにしていたんですが、その辺は全額は満たされていないということで、今は700万円の措置をされているということです。
 次に後期高齢者のシステムについてですが、議員もご承知のとおり保険者を全道一つにして、北海道の場合ですが、それに各市町村が加盟して連合会を組織していると、連合会の中で新しく後期高齢者医療ということで始まるのですが、その中で今の国民健康保険みたいなシステムを連合会で行うということで、さきほど助役からも3月1日に連合会の設立がなったということで連絡を受けていますけれども、これから徐々に連合会のほうも先般は会議があったんですが、走りながら整備をしていかざるを得ないというような若干遅れているようなお話もございまして、当然、加盟してる市町村についても、同じような状況が生まれてきております。できるところから常に準備していかなければ議員が心配しているように、20年の4月から出発しますので、その辺は万全を期していかなければならないとこのように考えております。

○議長(田中勝男) 9番、妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) ずいぶん大きな金額、国が去年の6月に決めたと、そして後期高齢者75歳以上の人を一般の保険から外してやるということですよね。来年の4月から。しかも補助金がこれだけしか来ないと、これは国が押し付けてくるというのはけしからんことですよ。これは地方自治体が持つわけですから、この財政が大変な時に、来年ということではないんですよ、今年やらなければ、補正で組まなかったら来年に間に合わないから、そういう押し付け方をしてくるんです。これを黙って受けていては大変ですよ、支援費の時もそうでした、障害者自立支援の問題も押し付けてきました。自治体がこうやって黙って町で受けていたら何もかもおかしくなってくるわけでしょう。これは国へ対して、だめだって言わなかったこれは大変です。町長はこれについてこう町村会などで話し合っているんですか。こういうこと、走りながらやることをいっぱい今まで押し付けてきているんです。黙って受けていたら自治体つぶしです。町長、これはどのようになっていますか。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。町長。

○町長(高薄 渡) どういうふうになったのかと言われてもこのようなことにしかなっていないんですが、これは老人保健から切り替え、後期高齢者になっていくわけであります。黙っているわけではありません。これは全国的な問題として取り上げられておりまして、当初は19年度予算という形で来られておりましたけれども、準備の段階で都道府県単位になるものですから、北海道庁が主体的になって、各市町村と、こういうことになります。したがいまして、北海道も大変なことになんです。ですから全戸が大変なのでとりあえず今年度の補正予算で国も対応措置をしたということでございます。
 そこで問題になっているのが、この前も町村会の総会を当町で行ったんですが、その折にも私からも提案していますし、他町村長もみんな言っております。じゃあいっそのこと手書きでやろうかというぐらいまで話が出たんですが、全国的に統一をもってやろうということでございますので、このシステムについてはこれはやむを得ないということになる、その財源についてはかならずや獲得すると、しかし全額はなりませんけれども、国の2分の1なり、道の2分の1なり、町村が4分の1なり、道が4分の1なり、こういう案分の仕方もありますけれども、財源確保については、全国町村会を通じて当然言っておりますので、それなりの措置はできるだろうと思っておりますが、いかんせん、障害者自立支援もそうだけれども、すべて一般の児童福祉についても、市町村への負担金が増えているということについては確かなことです。これについては毅然とした態度で国に申し上げると、これは全部申し上げておりますので、今、折衝中ということでとどめておいてご理解願います。

○議長(田中勝男) 9番、妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) ご理解をいただきたいと言うけれども、こういうことをやっていては町の財政は大変になるんですよ。もっと町長は怒らなければならないというふうに思っています。国は2分の1ほど補助すると言っていてこの金額ですよ。これではどうもならないですね。しかもそれが補正予算に組まれるというのはどうも納得がいかないということであります。町長、がんばってください。

○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。

○議長(田中勝男) これより一括して討論を行います。
 討論はありますか。

(「あります」と発言する者あり)

○議長(田中勝男) まず、原案に反対者の発言を許します。
 9番、妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 一般会計並びに国保会計、介護保険会計の特別会計の議案に反対の立場で討論に参加いたします。さきほど質疑の中で明らかになったように、この制度は75歳以上の後期高齢者全員を全道枠の保険制度をつくってそこでやろうとする。そして本当のねらいは国の医療費の削減があります。後期高齢者の医療がだんだんと悪くなってくるというのがこれからの状況になると思います。
 それを進める準備に各自治体がこれほどの負担をしなければならない。国は最初は補助率2分の1近かったのが、お金が無いからこうなったと、こんなことではやっていっては町の財政も苦しくなる、そして町に負担を求めてくる、これが今の国のやり方です。安易にこれを予算化して、そしてこれを進めるということを私は納得できないし、こういう進め方をすべきではないというふうに考えております。地方の財政をますます圧迫してくるこういう予算には賛成することはできません。
以上でございます。

○議長(田中勝男) 次に、原案に賛成者の発言を許します。

(発言する者なし)

○議長(田中勝男) 次に、原案に反対者の発言を許します。

(発言する者なし)

○議長(田中勝男) ほかに討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) これで討論を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第4号、平成18年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定について、採決します。
 この採決は起立により行います。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第5号、平成18年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の設定について、採決します。
 この採決は起立により行います。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第6号、平成18年度清水町老人保健特別会計補正予算(第2号)の設定について、採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第7号、平成18年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、採決します。
 この採決は起立により行います。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第8号、平成18年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定について、採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男)
 異議なしと認めます。
 よって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第9号、平成18年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定について、採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男)
 異議なしと認めます。
 よって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第10号、平成18年度清水町上水道事業会計補正予算(第3号)の設定について、採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。