平成19年第6回定例会(9月10日_日程第13)
○議長(田中勝男) 日程第13、所管事務調査についてを議題とします。
委員会報告書を朗読させます。事務局。
(事務局朗読)
○議長(田中勝男) 本件に関して委員長の報告を求めます。
初めに、総務文教常任委員会委員長、橋本晃明議員。
○委員長(橋本晃明) 総務文教常任委員会では、常に財政問題との絡みが非常に重要な問題であるという認識にたって検討をしておりますが、この教育の部分におきましても、財政の厳しいなかで、いかに充実した教育をしていくかという課題の検討の中で、お金のかからないソフトの部分とそれから施設等のハードの部分についての調査を行ったところであります。しみず「教育の四季」に表れておりますように、学校・家庭・地域、特に学校と地域が連携をしている様子について説明を、いろいろな取り組みについて説明を特に受けたところであります。
また、施設等につきましては、中学校で改装した音楽室を見学しました。その後、被服室で雨漏りしている状況も同時に視察をしてまいりました。これらのなかから新たな課題が見えてまいりましたので、今後ともこのことについて十分に検討していく材料となるというふうに考えております。以上です。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
質疑はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) 次に、産業厚生常任委員会委員長、森田慎治議員。
○委員長(森田慎治) それでは、報告をさせていただきます。
ただいま事務局で朗読をいただきましたとおりでございます。本町としましても、非常に関心の高い高齢者に対する福祉対策と地産地消の状況について調査をしてまいりました。
1点目、高齢者福祉対策ですが、さきほどの報告のとおり、札幌市厚別にあります栄和会というところに行ってまいりました。都市郊外の広大な自然のなかに恵まれたなかにこの施設はございました。
それぞれ事業が入所から居宅サービスまで一体として整った本道でも珍しい施設だということで、入所施設については3施設で合計250名収容ができるということで、居宅サービスにつきましては、7施設合わせて116名ほどの人がこれを利用しているということでございます。
このなかにおいて、入居されている方の立場にたって優しい、そしてすばらしい施設の中でケアサービスを行っていると、非常に関心を持ったわけです。しかしながら、一方では施設においては新しい制度改革によってそのしわ寄せが人件費にどうしてもいかざるを得ないということで、固定した職員の管理に非常に苦労をしているという大きな問題をあげておりました。
次に、地産地消の関係ですが、余湖農場というところに行ってきたわけですが、ここは50ヘクタールからの広大な農地の中で畑が確か50数筆かに分かれて、非常に広範囲ななかでこの農場を管理しているということでございます。これはすべて作業状況から防除から収穫に至るまでコンピュータ管理をしていまして、いつどういった物がどこに流れたのかということまで把握ができるシステムになっているようでございます。
また、特徴として農協あるいは市場等に流さないで、全部大手スーパーに流しているということでございます。なおかつ規格等も多くて2段階という形で、できるだけすべてに近いだけ販売するというシステムで行っているようでございます。価格を含めたトータル的な単位当たりの所得をあげるということに努力をしているということでした。
それと、ここは多くの研修生を受け入れて、また自立支援をされているということで、すでに自立をして年間2,000万円程度の粗収入をあげているというようなことも伺っております。今後、大きな課題として、土地の集約が大変大きな課題だと語っておりました。以上でございます。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
質疑はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) 各常任委員会の報告は、報告書のとおり報告済とします。