北海道清水町議会

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平成19年第6回定例会(9月10日_日程第4)

○議長(田中勝男) 日程第4、行政報告を行います。
 町長から行政報告の申出がありました。これを許可いたします。町長。

○町長(高薄 渡) それでは第6回清水町議会定例会におきましての行政報告を1件申し上げたいと思います。 
 9月5日現在の農作物の生育状況等につきまして、ご報告申し上げます。
 本年は、4月上・中旬の不順な天候により、春耕作業は3日から5日程遅れましたが、4月下旬から5月にかけて好天に恵まれたため、各作物とも播種・移植作業は平年並みで終了し、初期生育も順調に経過いたしました。
 その後の気象状況は、6月が高温少雨、7月は低温少雨、8月は高温少雨で推移したため、各作物とも良好な生育経過となっております。
 各作物ごとに生育状況をみますと、すでに8月上旬に収穫作業が終了しました秋播小麦につきましては、乾麦重量で10アール当たり9.72俵となり、史上三番目の高収量となりました。てん菜につきましては、根部肥大が良好で、糖分も「平年並」で経過しており、高収量が見込まれます。馬鈴薯につきましては、食・加工用や澱粉原料用の品種とも塊茎肥大が良好で「やや良」となっております。また、豆類につきましては、7月中・下旬の低温により一部地域の大豆で開花・結実不良がありましたが、総じて着莢数が多く、大豆・小豆・金時で「やや良」、手亡で「良」となっております。
 次に、飼料作物関係でありますが、牧草につきましては、一番・二番牧草とも収穫作業が順調に進み、収量・品質ともほぼ「平年並」を確保しております。また、サイレージ用とうもろこしにつきましては、5月23日の降霜被害も心配されましたが、その後の回復も早く、「平年並」以上の収量・品質が期待できる状況であります。
 以上、9月5日現在の農作物の生育状況等についての行政報告といたしますが、今後におきましても、農作物の適期収穫指導等に万全を期してまいりたいと考えております。

○議長(田中勝男) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら、これを許可いたします。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
 これで行政報告は終わりました。