平成19年第6回定例会(9月10日_日程第9)
○議長(田中勝男) 日程第9、認定第1号、平成18年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号、平成18年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、平成18年度清水町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号、平成18年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号、平成18年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号、平成18年度清水町集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号、平成18年度清水町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号、平成18年度清水町上水道事業会計決算の認定について、以上、合計8件の各会計決算の認定についてを一括議題とします。
提出者より一括議題とした合計8件について、総括的な提案理由の説明を求めます。副町長。
○副町長(五十嵐順一) それでは説明を申し上げます。
初めに、主要政策成果表の正誤表につきまして、議長のお許しをいただきまして配付させていただきました。十分な確認をせずにこのようなことになりまして、お詫び申し上げまして、今後は一層引き締めて事務の執行にあたりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
それでは、認定第1号から認定第8号まで、一括提案理由の説明を申し上げます。
皆様のお手元には、各会計歳入歳出の決算書と上水道事業決算書及び各会計主要政策成果表に、監査委員によります監査委員意見書を添えまして、お届けをしております。
まず、各会計主要政策成果表にて、各会計の決算について説明をさせていただきますので、成果表の1頁及び2頁をご覧いただきたいと思います。ここに上水道会計を除く各会計の歳入歳出決算額が記載されております。一般会計につきましては、歳入決算額6,923,440,121円に対しまして、歳出決算額が6,817,341,035円で歳入歳出の差引残額は106,099,086円となったところでございます。この処理につきましては、後期高齢者医療制度対応改修事業にかかる繰越額13,649,000円を翌年度に繰り越すとともに、地方財政法の規定により、決算剰余金の2分の1以上の額であります87,450,086円を財政調整基金に積み立て、残額5,000,000円を平成19年度一般会計へ繰り越したところでございます。
以下、歳入歳出差引残額についてご説明をさせていただきます。
国民健康保険特別会計の歳入歳出の差引残額55,547,099円につきましても、後期高齢者医療制度にかかる繰越明許16,400,000円を翌年度に繰り越し、残額の39,147,099円を国民健康保険基金へ積み立てております。
次に、介護保険特別会計の歳入歳出差引残額43,399,678円につきましては、事務処理システム改修事業にかかる繰越明許繰越額2,075,000円を翌年度に繰り越すとともに、残額の41,324,678円を平成19年度介護保険特別会計へ繰り越しております。なお、残りの老人保健特別会計ほか3会計につきましては、歳入歳出同額で決算されているところでございます。
なお、昨年ご指摘をいただきました資料編に代えまして、成果表に主要事業調書を追加・記載させていただきましたので、参考にしていただきたくお願い申し上げます。
次に、別冊の各会計歳入歳出決算書、冊子のほうですが、こちらの249頁をご覧いただきたいと思います。249頁、この4番目に基金という欄が載っています。下段には一般会計における各基金の合計1,674,091,000円が平成18年度末における残額となっております。これにさきほど説明しました財政調整基金の積立87,450,086円が加わることになり、積立後の基金残額は1,761,541,000円となります。
次に上水道事業決算について説明を申し上げますので、おそれいりますが、別冊の上水道事業決算書をご覧いただきたいと思います。1頁をご覧いただきたいと思います。平成18年度清水町上水道事業決算報告書の収益的収入および支出につきましては、収で130,948,920円、支出で127,891,491円の決算額となったところでございます。次の頁をお開き願います。資本的収入及び支出につきましては、収入で40,899,000円、支出で84,212,687円の決算額となったところでございます。
次に財務諸表について説明を申し上げますので、5頁をお開き願いたいと思います。損益計算書について説明申し上げます。営業収益は給水収益の増によりまして、112,512,038円となり、前年度に比べまして1,215,848円の増収となったところでございます。
また、経常利益が2,056,911円発生しております。この経常利益から特別損失73,086円を引いた1,983,825円が平成18年度の純利益ということになります。前年度までの繰越欠損金3,482,781円にこの純利益を加えますと、同年度末の未処理欠損金は1,498,956円となったところでございます。
次の頁、剰余金計算書につきましては、6頁に利益剰余金、7頁に資本剰余金についてそれぞれ記載しております。
8頁、貸借対照表につきまして、ご説明を申し上げます。まず資産の部でありますけれども、固定資産の合計が1,657,368,855円となり、流動資産を加えた1,683,784,672円が資産合計となります。
次の9頁の負債の部ですが、流動負債につきましては、未払金が3,026,210円となってございます。
最後の資本の部ですが、資本金と剰余金を併せて資本合計は1,680,758,462円となりました。負債と資本の合計は資産と同額の1,683,784,672円となっているところでございます。以上で、上水道事業決算書の説明に代えさせていただきます。
今回の平成18年度各会計決算につきましては、監査委員の審査意見としまして、歳入につきましては、町税、国民健康保険税、各種使用料等の収入未済額の縮減などに努め、納税意識の高揚と納税者に不公平感を抱かせない一層の努力を求められたところでございます。
また、歳出につきましては、行財政健全化実行プランにより進められているところでございますが、厳しい財政運営が続いているので、計画を着実に進めて職員が知恵を出し合い、各課の連携をより強化していく、活力ある地域社会の実現に向けて、特段の努力を求められたところであります。
以上、平成18年度の一般会計及び特別会計、上水道事業の決算につきまして、地方自治法の定めるところによりまして、事務事業の概要を記載した主要成果表及び監査委員による決算審査意見書を添付し、説明に代えさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(田中勝男) これから総括的な質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) おはかりします。
一括議題としました、認定8件の審査につきましては、議長及び監査委員を除く11人の議員による平成18年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託し審査することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、認定8件の審査は11人の議員による平成18年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託し審査することに決定いたしました。
続いておはかりします。
決算審査のため、地方自治法第98条第1項の権限を本委員会に委任したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、平成18年度決算審査特別委員会に対して、地方自治法第98条第1項の権限を委任することに決定しました。