北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成19年第6回定例会(9月10日)

○議長(田中勝男) 平成19年第6回清水町議会定例会を開会します。本日の会議を開きます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は会議規則第119条の規定により議長において、
 4番 口田邦男 議員
 5番 中島里司 議員
 6番 森田慎治 議員 を指名いたします。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 日程第2、会期決定についてを議題といたします。
 おはかりいたします。
 本定例会の会期は、本日から9月28日までの19日間にしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 会期は、本日から9月28日までの19日間に決定しました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。

(事務局長朗読)

○議長(田中勝男) これで諸般の報告を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 日程第4、行政報告を行います。
 町長から行政報告の申出がありました。これを許可いたします。町長。

○町長(高薄 渡) それでは第6回清水町議会定例会におきましての行政報告を1件申し上げたいと思います。 
 9月5日現在の農作物の生育状況等につきまして、ご報告申し上げます。
 本年は、4月上・中旬の不順な天候により、春耕作業は3日から5日程遅れましたが、4月下旬から5月にかけて好天に恵まれたため、各作物とも播種・移植作業は平年並みで終了し、初期生育も順調に経過いたしました。
 その後の気象状況は、6月が高温少雨、7月は低温少雨、8月は高温少雨で推移したため、各作物とも良好な生育経過となっております。
 各作物ごとに生育状況をみますと、すでに8月上旬に収穫作業が終了しました秋播小麦につきましては、乾麦重量で10アール当たり9.72俵となり、史上三番目の高収量となりました。てん菜につきましては、根部肥大が良好で、糖分も「平年並」で経過しており、高収量が見込まれます。馬鈴薯につきましては、食・加工用や澱粉原料用の品種とも塊茎肥大が良好で「やや良」となっております。また、豆類につきましては、7月中・下旬の低温により一部地域の大豆で開花・結実不良がありましたが、総じて着莢数が多く、大豆・小豆・金時で「やや良」、手亡で「良」となっております。
 次に、飼料作物関係でありますが、牧草につきましては、一番・二番牧草とも収穫作業が順調に進み、収量・品質ともほぼ「平年並」を確保しております。また、サイレージ用とうもろこしにつきましては、5月23日の降霜被害も心配されましたが、その後の回復も早く、「平年並」以上の収量・品質が期待できる状況であります。
 以上、9月5日現在の農作物の生育状況等についての行政報告といたしますが、今後におきましても、農作物の適期収穫指導等に万全を期してまいりたいと考えております。

○議長(田中勝男) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら、これを許可いたします。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
 これで行政報告は終わりました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 日程第5、議案第52号、政治倫理の確立のための清水町長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第53号、清水町公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について、議案第54号、清水町農業集落排水条例の一部を改正する条例の制定について、以上3件を一括議題といたします。
 提出者より提案理由の一括説明を求めます。
 初めに、議案第52号について、総務課長。

○総務課長(荒木義春) 議案第52号、政治倫理の確立のための清水町長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。例規集では第1巻2,801頁から登載されております。お手元に配付させていただいております、第6回清水町議会定例会議案説明資料をご覧いただきたいと思います。この資料に基づいてご説明をさせていただきます。
 改正項目は3点ございます。
 第1点目は第2条第1項第4号の改正でございます。郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備に関する法律により、平成19年10月1日をもって郵便貯金法が廃止され、郵便貯金については、銀行法上の銀行である郵便貯金銀行の預金となり、これによりまして、政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公開に関する法律が改正されましたので、所要の改正を行うものでございます。
 2点目につきましては、同じく第2条第1項第5号の改正でございます。証券取引法等の一部を改正する法律によりまして、有価証券の定義が変更され、金銭信託を含むことになったため、第5号を削るものでございます。
 3点目につきましては、第2条第1項第6号の改正でございます。証券取引法等の一部を改正する法律によりまして、法律名が証券取引法から金融商品取引法に改められたことによる改正でございます。
 また、株式等の取引にかかる決済の合理化を図るための社債等の振替に関する法律等の一部を改正する法律によりまして(株券が発行されていない場合にあっては株券が発行されていたとすれば当該株券に表示されるべき権利を含む)の文言を加えられたため、条文の整理を図るものでございます。
 また、第2条第1条第5号を削除したことによりまして、第6号を第5号とし、第7号から第10号までを1号ずつそれぞれ繰り上げます。
 附則としまして、附則第1項は施行期日で、この条例は平成19年9月30日から施行いたします。ただし、第2条第1項第4号の改正規定は平成19年10月1日から施行します。
 附則第2項は経過措置でございます。この条例の施行日前に有していた郵便貯金及び郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律に規定する旧郵便貯金は預金とみなすものでございます。
 以上、議案第52号の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(田中勝男) 次に、議案第53号及び議案第54号について、都市施設課参事。

○都市施設課参事(佐藤正敏) 議案第53号、清水町下水道条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。
 例規集では第2巻7,601頁からの登載になります。本件につきましては、日本郵政公社が平成19年10月1日をもちまして解散し、株式会社として分社化されることにより、国で行う事業ではなくなったため、占用料の減免規定から除外するものであります。
 清水町公共下水道事業の一部を改正する条例
 清水町公共下水道条例の一部を次のように改正する。
 第22条第3項第3号中「及び郵政事業」を削る。
 附則としまして、この条例は、平成19年10月1日から施行する。
 以上で、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議かたお願いします。
 続きまして、議案第54号、清水町農業集落排水条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。
 例規集では第2巻7,701頁からの登載になります。本件につきましても議案第53号の清水町公共下水道条例の一部を改正する条例と同じような理由によりまして、占用料の免除規定から削除するものでございます。
 清水町農業集落排水条例の一部を改正する条例
 清水町農業集落排水条例の一部を次のように改正する。
 第21条第3項第3号中「及び郵政事業」を削る。
 附則としまして、この条例は、平成19年10月1日から施行する。
 以上、提案理由を申し上げます。ご審議のほどよろしくお願いします。

○議長(田中勝男) これより一括して質疑を行います。
 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより一括して討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第52号、政治倫理の確立のための清水町長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、議案第52号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第53号、清水町公共下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、議案第53号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇


○議長(田中勝男) これより、議案第54号、清水町農業集落排水条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、議案第54号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 日程第6、議案第62号、清水町土地開発公社定款の変更についてを議題とします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。都市施設課長。

○都市施設課長(安曇達雄) 議案第62号、清水町土地開発公社定款の変更について、公有地の拡大の推進に関する法律第14条第2項の規定に基づき、上記定款の変更について議会の議決を求める。
 平成19年9月10日提出。清水町長。
 提案理由のご説明を申し上げたいと思います。ただいま、議案第52号、53号、54号におきましても関連したご説明をさせていただいておりますけれども、郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が、平成19年10月1日に施行されますが、これに伴い公有地の拡大の推進に関する法律が一部改正されます。そのことから、清水町土地開発公社定款の関係する条文について整備を行うものでございます。定款の第23条では、余裕金の運用について規定しておりますが、運用できる範囲として、1つには国債または地方債の取得、2つには郵便貯金または銀行その他主務大臣の指定する金融機関への貯金としています。民営化によりまして、郵便貯金からゆうちょ銀行に引き継がれることから、「郵便貯金又は」を削除するものです。なお、公拡法の第14条では定款の変更は議会の議決を経て都道府県の認可を受けることとされておりますので、申し添えさせていただきます。附則として、北海道知事の認可のあった日から施行いたします。以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議お願いいたします。  

○議長(田中勝男) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第62号、清水町土地開発公社定款の変更についてを採決します。 
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、議案第62号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 日程第7、議案第55号、平成19年度清水町一般会計補正予算(第4号)の設定について、議案第56号、平成19年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の設定について、議案第58号、平成19年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の設定について、以上、3件を一括議題とします。
 本案について、提案理由の一括説明を求めます。副町長。

○副町長(五十嵐順一) それでは、議案第55号の平成19年度清水町一般会計補正予算(第4号)の設定について、ご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の補正につきましては、既定額に歳入歳出それぞれ60,381千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,579,012千円とするものであります。
 歳入予算の内容から説明をしますので、11頁をお開き願います。
 9款1項1目1節の地方特例交付金及び2項1目1節の特別交付金につきましては、交付額の確定によりまして、それぞれ補正するものであります。
 次の頁、10款1項1目1節の普通交付税につきましても、交付額の確定により追加するものでございます。
 14款2項2目1節のへき地児童生徒援助費等補助金につきましては、補助金の内示がありましたので、追加するものでございます。
 次の頁、15款2項1目2節の障害者自立支援法円滑化事業補助金につきましても、補助金の内示によりまして、追加するものでございます。
 2目3節の耕畜連携・資源循環総合対策事業補助金につきましては、事業量の減に伴いましての補助金の減額であります。
 3目1節の土地利用規制対策費補助金につきましては、補助金の徹底によります追加であります。
 3項1目5節の統計調査費委託金につきましては、委託金の決定によります追加でございます。
 16頁、16款1項1目1節の教員住宅貸付料につきましては、入居者の減に伴う減額であります。
 2項1目1節の御影鉄南住宅地売払収入につきましては、1区画売却によりますところの追加であります。なお、残区画は2区画でございます。
 17款1項1目1節の一般寄附金につきましては、ホクレン農業協同組合連合会から寄附がありましたので、追加するものでございます。
 2目1節の特定寄附金につきましては、老人福祉への指定寄附が1件200千円と、図書購入への指定寄附が1件100千円がありましたので、それぞれ追加するものでございます。
 次の頁、20款5項5目3節41番の美蔓地区畑地かんがい施設管理委託金及び42番の美蔓地区営農状況調査委託金につきましては、それぞれ帯広開発建設部からの委託事業の追加であります。43番の道々清水大樹線拡幅工事補償金につきましては、工事に伴い、御影農業用水管の管路の移設にかかる経費につきまして、北海道からの補償金を追加するものでございます。
 21款1項1目1節の町有林整備事業(施業転換資金分)につきましては、町有林整備のためにこれまで借り入れた地方債のうち、3.5%から6.5%の高金利のものにつきまして、今回3.0%程度の資金に借り換えを行うために追加するものでございます。
 3目1節の臨時財政対策債につきましては、地方債発行可能額の確定によります追加でございます。
 4目1節の清水中学校アスベスト除去工事につきましては、工事完了に伴う地方債対象金額の減による減額であります。
 続きまして、関連がございますので、5頁の地方債の補正について説明をします。第2表の地方債の補正につきましては、歳入の町債で説明をしましたとおり、町有林整備事業(施業転換資金分)として、48,000千円を追加するとともに、変更としまして臨時財政対策債及び一般単独事業について、それぞれ補正額に限度額を変更するものでございます。
 20頁の歳出にまいります。
 2款1項3目13節の町有施設不動産鑑定委託料につきましては、しみず温泉にかかる鑑定業務の完了に伴う不用額の減額であります。
 6目19節の子育て世帯支援事業補助金につきましては、清水町ハーモニーカード商店会が実施します「清水町子育て世帯経済支援事業」に対しまして、補助金を追加するものでございます。
 12目情報化推進費の12節その他通信運搬費13節のLGWANネットワーク設定変更委託料につきましては、後期高齢者医療システム導入にかかる専用回線料などの追加でございます。
 5項1目統計調査費につきましては、報酬、需用費、役務費とそれぞれ委託金の追加がございましたので、事務費の追加をするものでございます。
 22頁、3款1項3目25節の老人福祉基金積立金につきましては、特定寄附による追加であります。4目13節の障害者自立支援法給付支払システム等委託料につきましては、委託料の見込額が示されたことによりまして追加するものでございます。
 23節の国庫道費負担金返還金につきましては、平成18年度国庫道費負担金の精算により、返還金が生じましたので追加するものでございます。
 4款1項1目28節の国民健康保険特別会計繰出金につきましては、国保会計における歳入の増に伴う繰出金の減額でございます。
 24頁、5款1項1目19節の十勝北西部通年雇用促進協議会負担金につきましては、管内の8町で協議会を設立しまして、季節労働者の通年雇用促進に向けた事業に対する負担金を追加するものでございます。
 6款1項3目19節の耕畜連携・資源循環総合対策事業補助金につきましては、小規模都市基盤整備事業量の減に伴う減額でございます。
 7目13節の美蔓地区畑地かんがい施設管理委託料につきましては、帯広開発建設部からの受託事業において、委託するための費用を追加するものでございます。
 8目の御影農業用水管理費について、26頁になりますが、15節の石山第3送水幹線移設工事につきましては、道々清水大樹線拡幅工事に伴い、農業用水管を移設するものでございます。
 10目28節の集落排水事業特別会計繰出金につきましては、排水処理場の除塵機の故障に伴う取替工事にかかる繰出金の追加でございます。
 8款4項1目は特定財源内訳のみの補正でございます。
 28頁、9款1項1目19節西十勝消防組合負担金につきましては、西十勝消防組合に対する高速道路救急支援金が当初の予算より減額になったことによりまして、一般会計から負担金を追加するものでございます。
 10款1項2目8節の選手派遣費につきましては、全国全道大会出場選手の増加によりまして、今後の派遣費用の不足を生じるおそれがあるため追加するものでございます。
 19節の清水町国際交流協会補助金につきましては、チェルシー受入事業の中止によります減額でございます。
 20節の要保護及び準要保護児童生徒就学奨励金につきましては、給付見込額の減によります減額でございます。
 3目教員住宅費、30頁にまいりますが、15節の教員住宅屋根修繕工事につきましては、事業完了による不用額の減額でございます。
 2項1目15節の御影小学校グランド改修工事及び清水小学校体育館器具改修工事につきましては、それぞれ事業完了による不用額の減額でございます。3項1目15節の清水中学校網戸改修工事と清水中学校アスベスト除去工事につきましては、事業完了に伴う不用額の減額、更に御影中学校漏水改修工事につきましては、漏水が発見されましたので、改修を行うために追加をするものでございます。
 4項1目7節の臨時職員賃金につきましては、配置換えによる減額、代替職員賃金につきましては、職員の育児休業による追加でございます。
 5項4目18節の図書館資料につきましては、特定寄附による購入費の追加でございます。
 12款1項1目23節長期債償還元金につきましては、町有林整備事業債の借り換えに伴う追加でございます。
 2目23節の長期債償還利子につきましても、町有林整備事業債の借り換えに伴い、定時償還日8月20日から繰上償還予定日12月10日までの利子を追加するものでございます。
 次の頁、13款2項1目25節の財政調整基金積立金につきましては、この補正予算における歳入歳出の差し引き額576千円を追加するものでございます。
 以上で、一般会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。
 次に、議案第56号、平成19年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の設定について、説明を申し上げます。
 歳入歳出予算の補正は、既定額に歳入歳出それぞれ4,846千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,454,129千円とするものでございます。
 歳入から説明しますので、6頁をお開き願いたいと思います。
 3款1項1目2節の過年度療養給付費交付金につきましては、18年度退職者医療交付金の精算額の確定による追加でございます。
 次の7款1項1目3節の職員給与費等繰入金につきましては、職員の実務講習会出席にかかる旅費充当分の追加でございます。
 6節のその他一般会計繰入金につきましては、今回の補正に伴う余剰金を一般会計繰入金で減額するものでございます。
 8頁、歳出にまいります。1款1項1目9節の普通旅費につきましては、人事異動に伴い、国民健康保険実務講習会に出席をさせるための旅費の追加でございます。2款1項1目及び2目につきましては、特定財源内訳のみの補正でございます。
 次の頁、3款1項1目19節の老人保健医療費拠出金及び2目19節の老人保健事務費拠出金につきましては、本年度の拠出額が確定したことによる補正でございます。
 4款1項1目19節の介護給付費納付金につきましても、納付額の確定により減額をするものでございます。
 次の頁、8款1項3目23節の償還金につきましては、18年度療養給付費負担金収入の精算によりまして、超過額が生じましたことによりまして、追加するものでございます。
 以上で、国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。
 次に、議案第58号、平成19年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の設定について説明を申し上げます。
 歳入歳出予算の補正は、既定額に歳入歳出それぞれ1,150千円を追加しまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ74,779千円とするものでございます。
 補正の内容につきましては、御影排水処理場の自動除塵機のうち、2基あります自動微細目スクリーン1基が故障しました。その機器の取替えが必要となったことから、15節の工事請負費に自動微細目スクリーン取替工事として1,150千円を追加し、その財源として一般会計からの繰入金を充てる内容となっておりますので、個別の説明については省略をさせていただきまして、補正予算の説明に代えさせていただきます。
 以上、よろしくご審議のほどお願いいたします。

○議長(田中勝男) これより、一括して質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、一括して討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第55号、平成19年度清水町一般会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、議案第55号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案56号、平成19年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、議案第56号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第58号、平成19年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、議案第58号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 日程第8、議案第57号、平成19年度清水町介護保険特別会計補正予算(第2号)の設定についてを議題とします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。副町長。

○副町長(五十嵐順一) それでは、議案第57号、平成19年度清水町介護保険特別会計補正予算(第2号)の設定について、説明申し上げます。
 歳入歳出予算の補正につきましては、既定額に歳入歳出それぞれ41,323千円を追加しまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ737,226千円とするものでございます。
 補正の内容につきましては、平成18年度決算の結果、41,323千円の繰越金が生じましたので、歳入で繰越金として追加し、その処分について、歳出で国・道から交付された介護給付費・地域支援事業費の返還にかかる必要な額23,547千円を23節の償還金、利子及び割引料に追加し、残額の17,776千円を介護給付費準備基金積立金に積み立てる内容となっております。このことから、個別の説明については省略をさせていただきます。
 なお、19年度末の基金残高は78,799千円となる見込みでございます。
 以上、簡単でございますが、補正予算の説明に代えさせていただきます。
 ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(田中勝男) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第57号、平成19年度清水町介護保険特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、議案第57号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 暫時休憩します。 (午前10時46分)

○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。 (午前11時03分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 日程第9、認定第1号、平成18年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号、平成18年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、平成18年度清水町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号、平成18年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号、平成18年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号、平成18年度清水町集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号、平成18年度清水町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号、平成18年度清水町上水道事業会計決算の認定について、以上、合計8件の各会計決算の認定についてを一括議題とします。
 提出者より一括議題とした合計8件について、総括的な提案理由の説明を求めます。副町長。

○副町長(五十嵐順一) それでは説明を申し上げます。
 初めに、主要政策成果表の正誤表につきまして、議長のお許しをいただきまして配付させていただきました。十分な確認をせずにこのようなことになりまして、お詫び申し上げまして、今後は一層引き締めて事務の執行にあたりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
 それでは、認定第1号から認定第8号まで、一括提案理由の説明を申し上げます。
 皆様のお手元には、各会計歳入歳出の決算書と上水道事業決算書及び各会計主要政策成果表に、監査委員によります監査委員意見書を添えまして、お届けをしております。
 まず、各会計主要政策成果表にて、各会計の決算について説明をさせていただきますので、成果表の1頁及び2頁をご覧いただきたいと思います。ここに上水道会計を除く各会計の歳入歳出決算額が記載されております。一般会計につきましては、歳入決算額6,923,440,121円に対しまして、歳出決算額が6,817,341,035円で歳入歳出の差引残額は106,099,086円となったところでございます。この処理につきましては、後期高齢者医療制度対応改修事業にかかる繰越額13,649,000円を翌年度に繰り越すとともに、地方財政法の規定により、決算剰余金の2分の1以上の額であります87,450,086円を財政調整基金に積み立て、残額5,000,000円を平成19年度一般会計へ繰り越したところでございます。
 以下、歳入歳出差引残額についてご説明をさせていただきます。
 国民健康保険特別会計の歳入歳出の差引残額55,547,099円につきましても、後期高齢者医療制度にかかる繰越明許16,400,000円を翌年度に繰り越し、残額の39,147,099円を国民健康保険基金へ積み立てております。
 次に、介護保険特別会計の歳入歳出差引残額43,399,678円につきましては、事務処理システム改修事業にかかる繰越明許繰越額2,075,000円を翌年度に繰り越すとともに、残額の41,324,678円を平成19年度介護保険特別会計へ繰り越しております。なお、残りの老人保健特別会計ほか3会計につきましては、歳入歳出同額で決算されているところでございます。
 なお、昨年ご指摘をいただきました資料編に代えまして、成果表に主要事業調書を追加・記載させていただきましたので、参考にしていただきたくお願い申し上げます。
 次に、別冊の各会計歳入歳出決算書、冊子のほうですが、こちらの249頁をご覧いただきたいと思います。249頁、この4番目に基金という欄が載っています。下段には一般会計における各基金の合計1,674,091,000円が平成18年度末における残額となっております。これにさきほど説明しました財政調整基金の積立87,450,086円が加わることになり、積立後の基金残額は1,761,541,000円となります。
 次に上水道事業決算について説明を申し上げますので、おそれいりますが、別冊の上水道事業決算書をご覧いただきたいと思います。1頁をご覧いただきたいと思います。平成18年度清水町上水道事業決算報告書の収益的収入および支出につきましては、収で130,948,920円、支出で127,891,491円の決算額となったところでございます。次の頁をお開き願います。資本的収入及び支出につきましては、収入で40,899,000円、支出で84,212,687円の決算額となったところでございます。
 次に財務諸表について説明を申し上げますので、5頁をお開き願いたいと思います。損益計算書について説明申し上げます。営業収益は給水収益の増によりまして、112,512,038円となり、前年度に比べまして1,215,848円の増収となったところでございます。
 また、経常利益が2,056,911円発生しております。この経常利益から特別損失73,086円を引いた1,983,825円が平成18年度の純利益ということになります。前年度までの繰越欠損金3,482,781円にこの純利益を加えますと、同年度末の未処理欠損金は1,498,956円となったところでございます。
 次の頁、剰余金計算書につきましては、6頁に利益剰余金、7頁に資本剰余金についてそれぞれ記載しております。
 8頁、貸借対照表につきまして、ご説明を申し上げます。まず資産の部でありますけれども、固定資産の合計が1,657,368,855円となり、流動資産を加えた1,683,784,672円が資産合計となります。
 次の9頁の負債の部ですが、流動負債につきましては、未払金が3,026,210円となってございます。
最後の資本の部ですが、資本金と剰余金を併せて資本合計は1,680,758,462円となりました。負債と資本の合計は資産と同額の1,683,784,672円となっているところでございます。以上で、上水道事業決算書の説明に代えさせていただきます。
 今回の平成18年度各会計決算につきましては、監査委員の審査意見としまして、歳入につきましては、町税、国民健康保険税、各種使用料等の収入未済額の縮減などに努め、納税意識の高揚と納税者に不公平感を抱かせない一層の努力を求められたところでございます。
 また、歳出につきましては、行財政健全化実行プランにより進められているところでございますが、厳しい財政運営が続いているので、計画を着実に進めて職員が知恵を出し合い、各課の連携をより強化していく、活力ある地域社会の実現に向けて、特段の努力を求められたところであります。
 以上、平成18年度の一般会計及び特別会計、上水道事業の決算につきまして、地方自治法の定めるところによりまして、事務事業の概要を記載した主要成果表及び監査委員による決算審査意見書を添付し、説明に代えさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○議長(田中勝男) これから総括的な質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) おはかりします。
 一括議題としました、認定8件の審査につきましては、議長及び監査委員を除く11人の議員による平成18年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託し審査することにしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、認定8件の審査は11人の議員による平成18年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託し審査することに決定いたしました。
 続いておはかりします。
 決算審査のため、地方自治法第98条第1項の権限を本委員会に委任したいと思います。これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、平成18年度決算審査特別委員会に対して、地方自治法第98条第1項の権限を委任することに決定しました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 日程第10、議案第59号、工事請負契約についてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。総務課長。

○総務課長(荒木義春) 議案第59号、工事請負契約について提案理由のご説明を申し上げます。
 1、工事名 清水下水終末処理場機械設備機器更新工事
 2、方法 平成19年8月10日、8業者による指名競争入札の結果、落札によるものでございます。指名業者につきましては、荏原エンジニアリングサービス株式会社北海道支店、月島機械株式会社札幌支店、三機工業株式会社北海道支店、水道機工株式会社札幌支店、共和化工株式会社札幌支店、株式会社西原環境テクノロジー北海道支店、前澤工業株式会社北海道支店、株式会社クボタ北海道支店でございます。
 3、契約金額 消費税込みで、72,345,000円
 4、契約の相手方 札幌市中央区南2条西6丁目17番地 前澤工業株式会社北海道支店 支店長 小田文義
 次に、工事の概要についてご説明を申し上げます。
 本工事は処理場の汚水を処理するばっ気攪拌装置の更新工事でございます。下水終末処理場は、昭和61年に供用開始以来21年が経過し、機器の老朽化が顕著になってきましたので、平成11年度より国庫補助を受け、計画的に機器更新を進めてきております。今回更新いたします、ばっ気攪拌装置につきましては、平成3年に設置して以後16年が経過し、機器全体の老朽化が激しいために、国庫補助を受けて事業を行うものであります。工期としまして、平成20年3月21日を予定してございます。
 なお、本日提案させていただいております工事以外に電気設備機器更新工事を併せて行うものでございます。
 以上、議案第59号の説明とさせていただきます。
 ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(田中勝男) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第59号、工事請負契約について採決をします。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 日程第11、議案第60号、物品の取得についてを議題とします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。総務課長。

○総務課長(荒木義春) 議案第60号、物品の取得について、提案理由のご説明を申し上げます。
 1、購入物品名 総合行政システム電算機器 一式
 2、方法 随意契約
 3、契約金額 消費税込みで、172,228,882円
 4、供給者 札幌市中央区北4条西6丁目 北海道自治会館内 北海道市町村備荒資金組合 組合長 寺島光一郎
 本件につきましては、本町の住民情報、税情報システムの業務システムを整備するものであります。現在、使用しておりますシステムは平成2年度に購入し、平成8年度に本体及びシステム一部更新を行ったところでありますが、その後、今日まで10年以上にわたり端末機器の更新やシステムの修正を行いながら使用をしてまいりましたが、機械本体の老朽化や後期高齢者医療制度への対応が難しくなるなど、今後、各業務への対応が十分にできなくなることが想定されます。また、今年度末をもって、現システムの保守対応を終了するとの通知もあったことから、新しいシステムを導入しようとするものであります。
 システムの内訳は、サーバー、プリンター、業務端末機器及び21の業務システムと5つの連携システムで運搬・設定・データ移行とすべてを含むものであります。清水町が北海道市町村備荒資金組合から事務手続きの委任を受けて、システムの内容や導入業者の選定を行い、アートシステム株式会社北海道支店とそのシステムを選定しました。
 去る8月26日、入札業務を行ったところ、アートシステム株式会社帯広支店から、消費税込みで168,000,000円の入札金額の提示がありましたので、備荒資金組合と同社で仮契約が締結され、本議案が議決後に本契約が締結され、備荒資金組合がアートシステム株式会社帯広支店より買取り、本町が備荒資金組合から譲渡を受けまして、契約金額に年1.1%の利息を加算しまして、172,228,882円を本年度から平成23年度までの5年間で償還をしていくものでございます。なお、本年度は利息のみの支払いとなってございます。
 以上、議案第60号の提案説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○議長(田中勝男) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
 11番、荒木篤司議員。

○11番(荒木篤司) いわゆる行政システムですけれども、1億7,000万円、これが高いのか安いのか、全然検討がつかないところですが、何よりもこのシステムを導入することがほかの町村との連携にどういうふうな影響があるのか。その辺を検討されて決定をしたのかどうか。随意契約ということですので、たぶんその辺は吟味されたのではないかと思いますが、結果についてお聞きしたいと思います。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。総務課長。

○総務課長(荒木義春) 今回の更新にあたりまして、今のご質問のとおり、将来的に管内の市町村との連携が図れるという部分については、十分に検討をさせていただきましたけれども、実態を申し上げますと、十勝管内さまざまなシステムでございまして、本町が特別にかけ離れたほかの町が導入していないシステム会社ではないということでございまして、端的に申し上げますと、十勝が一本になっている状況ではございません。今、帯広市を中心に3町ほどで統一したシステムの構築を図るべく準備を進めておりますが、これは外部委託方式でございます。
 しかし、そのシステムやデータの安全性の面では、なかなか外部委託方式などのほうが優れた面がありますけれども、維持経費や回線の使用料などシステムのほかにかかる経費も多いこと、更には多くの場合はシステムの自由度が低くて通信回線、障害時のためのバックアップ機能を別に考慮しなければならないなどのマイナス面も多く、そのようなことを考慮しまして今回のシステム更新をはかったと、自己導入を可能なシステム導入にしたというような経過でございまして、そのような形で引き続き、決して十勝一本ではございませんが、自己導入方式で進めていくというようなことでございます。

○議長(田中勝男) 11番、荒木篤司議員。

○11番(荒木篤司) 今の事務的な話ということになるのかどうかわかりませんが、この今の答弁でいけば、去年あたり十勝一市の議論がいろいろとなされているなかで、こういう電算システムの統一がこうなんだということもこの十勝一市のなかで議論がされていた、そういうことを踏まえて考えれば、今後どうなるかははっきりわかりませんが、わかりませんけれども、しかしそういうことも踏まえてしっかりと検討していかなければならないのではないかと思うんですけれども、町長はこれについて、清水町独自でやっていくという考え方だというふうに受け取らざるを得ないんですが、どうなんでしょうか。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。町長。

○町長(高薄 渡) お答えしたいと思います。まず、この行政システムの構築につきましては、課長からお話のように、それぞれの自治体において、それぞれのシステム導入を図ってきたところであります。これは将来に向けての十勝一つというなかの大きな課題になっていることは確かであります。しかし、近近に迫る状況の中では、今置かれている状況のなかで、このシステムをしていかなければならないという認識は十勝管内のどこの自治体も一つでございます。そういった面を考えますと、今、さきほど帯広市ほか2・3町で進めようとしているものについては、他の町村からのいろんな調査も含めまして、現状の時点では経費の増が多くなるということから、我々、行財政計画をしているなかでは、近近に迫るシステムについては、この5年の間はこのなかで進めさせていただきたいということで考えているわけです。これがひとつの問題として、十勝の広域を含めたなかで今後の消防行政等については、今、検討中でございますから、近近に迫る十勝一本のシステムづくりを考えていこうと、これはひとつの大きな議題となっているところでございまして、総合行政につきましては、現時点では当町だけではなくて、他の町村も今も状況のなかでは進めざるを得ないというような判断をしているところでございます。

○議長(田中勝男) 11番、荒木篤司議員。

○11番(荒木篤司) ということは、あれですか、去年ですか、いわゆる十勝一市構想を打ち出して、10年以内にその方向に向かって研究をしていくんだという部分はもうやめてしまったというふうに考えればいいのか、あるいはその組織のなかに研究機関かなんかつくっていなかったですか、要するに行政システムを一本化していくというのは、まさに最大の課題であり、バラバラになっているということが大きなネックになっているということでしたよね。ネックのひとつだということでした。
 今、清水町が改めて独自のシステムを導入するということは、1億7,000万円、高いのか安いのか、この1億7,000万円を放棄してもいいのか悪いのか、今後どういう状況になるのかわかりませんから、そういうことも含めて考えているのか、あるいはこういう状況だから、なんとか十勝管内で町長として会議の場で、なんとか十勝一つのシステムを導入しようとか、そういうような研究をすべきだと主張されてきたのかどうかも含めて教えてください。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) この問題については、当然、システムの統一化をはかるということでは、議論をしてきたところでありますし、私もその旨はお話をしてきているところであります。しかし、ただいまお話をしたように管内的にそれぞれ契約している年数が違いまして、更にはまた財政事情もございますし、その町々の事情もございます。したがいまして、それらをクリアしていかなければならない問題が時間的にかかるというようなことから、当面は近近に迫る体制の自治体についてはやむを得ないということで進めているわけでありまして、ただ、その一市論というのが先行しているわけですが、そうではなくて、グランドデザインという広域行政をまずしていこうというのがひとつの大きな柱でございます。その点を誤解ないように、どうも一市論が先行しているように聞こえます。そうではなくて、十勝は将来的には一つだけれども、広域行政に努めていこうと、それに対してエネルギーをかけていこうということで、そのなかでこういう行政システム等々の議論を、まだまだありますけれども、それをしていきましょうということでございます。
 したがって、このそれぞれの昨年度の話の中で、来年度に迫る19年度にそれをしなければならないということについては、それぞれの自治体の財政状況を含めたなかで、やむを得なくしていかなければならない問題だろうということで、これは10年ということではありませんので、そういう方向でやらざるを得ないというような決定というよりも、そういうひとつの話の進め方のなかでの内容におさまっているということになります。私としましては、さきほど申し上げましたように、将来的には一つにしていくべきだということでありますけれども、それを踏まえて、市あるいは近隣町村でそれをしているんですが、今のところはコストが高いということでございまして、その部分を解消していくためにはどうするかということでは、十勝一つでもっていく方向性をしっかりとしなければならないのではないかということで、議論は終わっているところでございます。

○議長(田中勝男) ほかに質疑はありませんか。
 9番、妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) さきほど説明がありまして、課長が速く説明されたのでよく理解できないところがあるんですが、この北海道市町村備荒資金組合がありますよね、さきほど5年間という言葉が出たんですが、これとそれからアートシステムから入れるんだということですが、この関係がよくわからない。もっとやさしくどういうふうになっているのかというふうに関係を、5年間とか、備荒資金組合とか、アートシステムとかというのがどんな関係になっているのか、具体的に説明してください。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) 昨年、学校のコンピュータもこういう方式を取らさせていただきましたけれども、清水町が北海道市町村備荒資金組合から事務委任を受けまして、アートシステム社のシステムを導入しようということを決定しました。それを受けまして、アートシステム株式会社帯広支店と北海道市町村備荒資金組合が契約を締結し、仮契約を締結しまして、本議会議決後に本契約を締結して、備荒資金組合がアートシステム株式会社北海道帯広支店から、この総合行政システム、電算機器一式を購入いたします。購入後、清水町が備荒資金組合から譲渡を受けまして、譲渡を受けたこのさきほどの契約金に年1.1%の金利を加算して5年間で譲渡を受けた譲渡代金を支払っていこうという中身でございます。そういう形式でございます。

○議長(田中勝男) 9番、妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) ちょっともう1つお聞かせください。備荒資金組合から事務委任を受けたというふうに言われましたね。ここと清水町の関係はどういうことなんですか。もっと具体的にお願いします。
 よくわからないんですが、譲渡を受けて、アートシステムとの契約があって、そして備荒資金組合から清水町に譲渡がされて、5年間で1.1%の金利で備荒組合に支払うということなんですよね、そういうことですよね。さっき言った事務委任があったということですが、何の事務委任ですか、どういう意味ですか。具体的に教えてください。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) 今回のこの総合行政システム、電算機器の導入業者決定にかかる事務手続きの委任を受けて行ったところでございます。
 ご案内のように備荒資金組合といいますのは、災害等における対応のために市町村が加入している組合でございまして、清水町もこの組合に加入しておりまして、今回もこれは災害ばかりじゃありませんけれども、災害にも活用ができるということで、備荒資金組合から譲渡を受けるものでございます。

○議長(田中勝男) 9番、妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 結局はこういうことですね。組合がアートシステムから買って、そして清水町にこれを使ってくださいと、簡単に言うと、そしてそのお金はこれだけだから5年間で1.1%の利子を取って支払うということですね。5年後はどうなるのか教えてください。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) 支払いは5年間でいたしますけれども、このシステムが5年間で使えなくなるということではないと思いますので、必要に応じて改修しながら使っていくと、前のシステムも10年以上使っていますので、このシステムもその程度は最低使えるものかなと思います。

○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
 8番、加来良明議員。

○8番(加来良明) この行政システム電算機の導入について、年間のランニングコスト、保守料、プログラム作成費用等は試算して、これまでとどのように差が出るのかというのを試算していれば、教えていただきたいということと、本町ではBフレッツが導入されていますけれども、これにも対応する機器を導入するのか。最新の機器として対応できるようになっているのか。この2点お答え願います。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。総務課長。

○総務課長(荒木義春) まことに申し訳ございません。保守管理費の比較したものが手元に資料がございませんので、お答えできませんけれども、その辺は申し訳なく思っております。Bフレッツ対応は可能だというふうに聞いてございます。

○議長(田中勝男) 8番、加来良明議員。

○8番(加来良明) 以前、総務文教委員会で所管事務調査したときにそのランニングコストと当然年間数千万円、例えば給与規定が変わったときにプログラム修正料が何十万円と発生してくるわけです。それを独自で民間で自分の会社で数字を入れ替えれば、対応ができるようなソフトとか、そういうものを当然導入してコストの軽減を図っているわけです。それをいちいちプログラムを改修したり、そういう費用が発生したうえでやっていくということを含めて、そういうものを対応していくと、そういう答えだったんですけれども、今ここでそういう対応も含めたことを考えたプログラムを導入しようとしているのか。当然、それがランニングコストに反映されてくるわけですから、そういう試算もできていないということは、そういうことが一切検討をしていないのか。ただ機械だけの高い・安いだけで導入しているのか。これから5年で備荒資金を借りて返していくわけですが、それ以降も使っていくという答弁ですから、当然10年や何十年と経費が発生をしていくわけですから、そういうことを試算してここに提案してくるのが当然だと思うんですが、いかがでしょうか。
 それとBフレッツについては、対応できるということは、今は対応しないということですか。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) 今、議員のご質問のとおり、システムの変更等々については、自分達で、前に委員会で報告をしたとおり、やれるものを増やしていくといった形で今回のシステムもそのようになっていると認識をしてございます。そういったことで、数字的に今申し上げられなくて申しわけないんですが、そういった意味ではランニングコストについても十分に検討を加えさせていただき、今回の提案になっております。
 あとBフレッツについては、対応できるじゃなくて、このなかで対応していくということでございます。

○議長(田中勝男) 8番、加来良明議員。

○8番(加来良明) それではランニングコストについては、今後報告をしていただけるということをお願いして、議長、そのようにとりはからっていただくことをお願いして質問を終わります。

○議長(田中勝男) 1番、原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) このシステムについては、加来議員のほうからもお話がありましたが、私達の委員会で説明を受けていたという経緯もありまして、額が額だけにこれだけ厳しい財政状況のなかで町民がみて、なるほどという形で推移をしないとやはりなかなか大変なものだろうという気がしていたわけであります。以前に聞いたときに、今回は随意契約で契約しておりますけれども、より多くの会社に参加していただいて、そしてそのなかからよりいいものをという希望を私は持っておりましたので、係のほうにも説明を受けた際にそういう話をしたわけでありますけれども、結果的にはどうも1社しかいないというような話がありまして、なかなかこれは説明された際の額でそのまま推移するのかなと思っておりましたが、やはりそのとおりで、1社しかないものですから、こういう1億7,000万円という大きな額になったと推測するところであります。
 今、ほかの議員からも質問がありましたが、その平成2年に購入して今までかなり長い期間、旧システムを庁舎内で使っていたと、今後ですが、まさに時代の先端をいく新しいシステムだと思いますので、このシステムを導入した際に、今までの全体の事務処理を含めたものがより省力化されるなり、より進んだ形になるのか、または新しい機械になったけれども、今までと変わりはないんです、対応年数が年数だから新しいシステムに変えるだけなんですということなのかどうか、この辺についてお尋ねします。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) 更新することによりまして、経理伝票につきましても、担当課ですべてを起案することにより省力化が図られ、今までは経理係に1回集約をされまして、そこで電算で伝票を起こして出納へという流れになっていましたけれども、今後は担当課で即伝票を起票することによって経理係で一括集約することが省略されますので、そういった部分で、例えば経理の部分でいえば、省略化が図られて事務の迅速が図られるといったふうになると思っていますし、すべてが従来型ではなくて、見直すものは見直しまして、新しく事務の効率化を図るために、導入を図るべく準備を進めてきたところでございます。

○議長(田中勝男) 1番、原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 旧システムに比べて、今後導入されるシステムは今までよりちょっと違うということですから、事務の改善を含めてこれから私はじっくり見させていただこうと思っているわけですが、何としても額が額ですから、そのことでこれから今までどおり保守の関係について、新しいシステムといえども、今までと同じような額でシステムの管理がなされるのか、新しい機械なので、今までの保守とは違うかなり新しいものだから安く済むんですよというところが、5年も6年も経てば別ですが、新しいうちはかなり下がるのかどうか、この辺はどのような検討をされているのか、お聞かせください。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) さきほどの加来議員の質問にも数字的に今は申し上げられなくて申し訳ないんですが、保守管理につきましては、議員がおっしゃるとおり当初は新しいですから、そのものの保守管理はかからないと思いますが、それよりもデータの更新だとか、新しくつくるデータ、こういったものにかかるというのが今までの実態だったと思います。
 それらにつきましては、職員でやりやすい、職員自らができる部分についてはやるという形のシステムにしておりますので、従来よりは大幅に、保守、ランニングコストについては軽減されるものというふうに思っております。以上でございます。

○議長(田中勝男) 1番、原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 今までの旧システム、職員が使われているシステムが100%新しくなるということではなくて、今まで使っているシステムそのものが、かなりの部分をいかして使っていけると、この新しいシステムのなかで使っていけるんですよというところはあるのでしょうか。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) 21システムを導入いたしますけれども、従来23ほどありまして、2つほど件数が減ってきて必要がなくなって21にしたんですが、システムそのものは住民システムだとか税システム、これらについては何て言いましょうか、システムそのものはそんなに大きく変わらないんですが、システムの更新、更新にかかっては今まですべて委託していたものをそれを自分達で直していこうという経費の削減を図っていこうということを今回このなかでみてございます。
 したがって、システムはそんなに、確かに業務によっては、さきほど言ったように電算については同じ経理システムについてもそういう効率化を図る見直しをしたところもございますけれども、システムの本体については21システム、従来の23から21になったということで、大きな効率を図る意味ではありますけれども、システムそのものの大きな変更はないのかなという認識でございます。

○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。

○議長(田中勝男) これより討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第60号、物品の取得についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 暫時休憩します。 (午前11時53分)

○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。 (午後1時00分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 日程第12、議案第61号、清水町教育委員会委員の任命についてを議題とします。
 提出者より提案理由の説明を求めます。町長。

○町長(高薄 渡) 議案第61号、清水町教育委員会委員の任命について、議会の同意を求めたいと思いますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
 今般、下記の横山教育長の教育委員としての任期が終了することになりまして、いろいろと検討を加えてきたところであります。その結果、現在まで平成13年に就任をいたしまして、前任者の残任期間ということで、2年務めていただいたわけであります。前回、15年10月から本年まで4年ということで、合わせて6年を経過したわけでございます。
 この間、町におきまして、学校問題等々がございまして、再編によるいろいろな諸課題が山積していたわけですが、多くの子供達の教育や学習における同一学年の学習集団をいかに構築していくかということから、学校再編を進めてきたわけですが、この間、地域の皆様方の深い信頼関係とご理解をいただきながら学校再編をさせていただきました。
 また、学習の適正な学級人員をどうするかということにつきましても、非常に熱意あふれるなかで議会の皆様のご理解をいただきながら、少人数学級の実現もさせていただいているところでありますし、教員の資質を高める研究活動の内容や、指導体制の充実、あるいは「教育の四季」を策定しまして、そこに基づく基本的な生活集団から含めて家庭への教育への携わりかたなど、あるいは幼稚園・保育所・小学校との連携活動との実現を含め、芸術高等学校の誘致や学校設立に多大なご尽力をいただいたわけであります。
 今日における教育の問題は、国をあげて取り組まなければならない大きな課題でして、そういうなかのちょうど過渡期にきているということから、私としましては幼児の教育を非常に重視しているところでありまして、今日の社会情勢による親御さんの生活環境からくる教育のひずみもございまして、そういうものを是正し充実をさせてまいりたいと、あるいは今日のこれからの教育再生という問題も入りまして、教育体制の充実や確立、基盤整備をしていかなければならないという問題、あるいは北海道芸術高等学校はまだ2年次でございまして、かかわりのなかから教育委員会としての強力な推進策をしていくことが、本町の教育あるいは地域活性化につながるのではないかと考えまして、今までの経験にプラス町への推進を図るべく再度教育委員として任命をさせていただきたいと、このような強い思いで提案をさせていただいておりますので、どうぞご審議のほどよろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明に代えさせていただきます。

○議長(田中勝男) 人事案件ですが、特に質疑はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第61号、清水町教育委員会委員の任命についてを採決します。
 この採決は、無記名投票により行います。

○議長(田中勝男) 議場の出入り口を閉めます。

(議場閉鎖)

○議長(田中勝男) ただいまの出席議員数は12人です。
 次に立会人を指名します。
 会議規則第31条第2項の規定により立会人に、
 10番 安田 薫 議員
 11番 荒木篤司 議員 を指名します。

○議長(田中勝男) 投票用紙を配ります。
 念のため申し上げます。
 本件に賛成の方は「賛成」と、反対の方は「反対」と記載願います。
 なお、会議規則第83条の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は「否」とみなすことになっておりますのでお知らせします。

(投票用紙配付)

○議長(田中勝男) 投票用紙の配付漏れはありませんか

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 配付漏れなしと認めます。

○議長(田中勝男) 投票箱を点検します。

(投票箱点検)

○議長(田中勝男) 異状なしと認めます。

○議長(田中勝男) ただいまから投票を行います。
 事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票願います。
 点呼を命じます。事務局長。

(事務局長 氏名点呼、投票)

○議長(田中勝男) 投票漏れはありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 投票漏れなしと認めます。

○議長(田中勝男) 投票を終わります。

○議長(田中勝男) 開票を行います。          
 安田議員及び荒木議員、開票の立ち会いをお願いします。

(開 票)

○議長(田中勝男) 投票の結果を報告します。
 投票総数 12票
 有効投票 12票
 有効投票のうち、
 賛成  11票
 反対  1票
 以上のとおり、賛成が多数であります。
 よって、議案第61号は、同意することに決定しました。

○議長(田中勝男) 議場の出入口を開きます。

(議場を開く)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 日程第13、所管事務調査についてを議題とします。
 委員会報告書を朗読させます。事務局。

(事務局朗読)

○議長(田中勝男) 本件に関して委員長の報告を求めます。
 初めに、総務文教常任委員会委員長、橋本晃明議員。

○委員長(橋本晃明) 総務文教常任委員会では、常に財政問題との絡みが非常に重要な問題であるという認識にたって検討をしておりますが、この教育の部分におきましても、財政の厳しいなかで、いかに充実した教育をしていくかという課題の検討の中で、お金のかからないソフトの部分とそれから施設等のハードの部分についての調査を行ったところであります。しみず「教育の四季」に表れておりますように、学校・家庭・地域、特に学校と地域が連携をしている様子について説明を、いろいろな取り組みについて説明を特に受けたところであります。
 また、施設等につきましては、中学校で改装した音楽室を見学しました。その後、被服室で雨漏りしている状況も同時に視察をしてまいりました。これらのなかから新たな課題が見えてまいりましたので、今後ともこのことについて十分に検討していく材料となるというふうに考えております。以上です。

○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
 質疑はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) 次に、産業厚生常任委員会委員長、森田慎治議員。

○委員長(森田慎治) それでは、報告をさせていただきます。
 ただいま事務局で朗読をいただきましたとおりでございます。本町としましても、非常に関心の高い高齢者に対する福祉対策と地産地消の状況について調査をしてまいりました。
 1点目、高齢者福祉対策ですが、さきほどの報告のとおり、札幌市厚別にあります栄和会というところに行ってまいりました。都市郊外の広大な自然のなかに恵まれたなかにこの施設はございました。
 それぞれ事業が入所から居宅サービスまで一体として整った本道でも珍しい施設だということで、入所施設については3施設で合計250名収容ができるということで、居宅サービスにつきましては、7施設合わせて116名ほどの人がこれを利用しているということでございます。
 このなかにおいて、入居されている方の立場にたって優しい、そしてすばらしい施設の中でケアサービスを行っていると、非常に関心を持ったわけです。しかしながら、一方では施設においては新しい制度改革によってそのしわ寄せが人件費にどうしてもいかざるを得ないということで、固定した職員の管理に非常に苦労をしているという大きな問題をあげておりました。
 次に、地産地消の関係ですが、余湖農場というところに行ってきたわけですが、ここは50ヘクタールからの広大な農地の中で畑が確か50数筆かに分かれて、非常に広範囲ななかでこの農場を管理しているということでございます。これはすべて作業状況から防除から収穫に至るまでコンピュータ管理をしていまして、いつどういった物がどこに流れたのかということまで把握ができるシステムになっているようでございます。
 また、特徴として農協あるいは市場等に流さないで、全部大手スーパーに流しているということでございます。なおかつ規格等も多くて2段階という形で、できるだけすべてに近いだけ販売するというシステムで行っているようでございます。価格を含めたトータル的な単位当たりの所得をあげるということに努力をしているということでした。
 それと、ここは多くの研修生を受け入れて、また自立支援をされているということで、すでに自立をして年間2,000万円程度の粗収入をあげているというようなことも伺っております。今後、大きな課題として、土地の集約が大変大きな課題だと語っておりました。以上でございます。

○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
 質疑はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) 各常任委員会の報告は、報告書のとおり報告済とします。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
 おはかりします。
 議事の都合により、9月11日、12日の2日間は休会にしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、9月11日、12日の2日間は休会することに決定しました。
 9月13日は、午前10時に会議を開きます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 本日は、これで散会します。

(午後1時40分散会)