北海道清水町議会

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平成19年第4回定例会(6月11日_日程第10)

○議長(田中勝男) 日程第10、所管事務の調査についてを議題とします。委員会報告書を朗読させます。事務局。

(事務局朗読)

○議長(田中勝男) 本件に関して、委員長の報告を求めます。
 初めに、総務文教常任委員会委員長、橋本晃明議員。

○委員長(橋本晃明) 総務の所管事務調査につきましては、さきほど職員から朗読のあったとおりであります。
 町の財政が非常に厳しいなかで、多額の費用を要する電算システムと今後の施設のありかたについてのデータといいますか、資料を得るという意味において調査を行いました。以上です。

○議長(田中勝男) これから質疑を行います。質疑はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) 次に、産業厚生常任委員会委員長、森田慎治議員。

○委員長(森田慎治) それでは所管事務調査についてご報告申し上げます。冒頭、町長から行政報告でバイオエタノールに関しての報告がございました。しかしながら、委員会で調査する時点においては、非常に情報が乏しいということでございまして、担当課の職員を迎えまして現況を説明いただきました。わかっていたことは、全国で7か所の希望があるということ、そのうち北海道で苫小牧を含めてホクレンの2か所ということでございました。その後北海道は2つとも決定をみたということでございます。 
 また、そのバイオエタノールにつきまして、十勝財団法人であります研究所にいきまして、担当の大場課長よりバイオエタノールのつくりかた等々について説明を受けたわけですが、エタノールそのものをつくることは、糖分とでん粉の両方のものを最終的にアルコールにするという過程ではみんな同じだということで、つくりかたは非常に簡単で、出来上がるまでには7時間から24時間以内で出来るということでございました。
 また、バイオエタノールは非常に水に混ざりやすく、そして研究所で10台の車を使って冬期間の実験をしたそうですが、E3の混合割合で現況のなかでは問題がないという報告がございました。
 また、アルコールについても、ガソリンについても非常に法を含めた規制が厳しいというお話も伺っておりますので、そういったものを含めながら、今回本町に決まりましたし、そのエタノールの抽出は原料に対して3分の1で、3分の2が副産物で出るということで、副産物の活用を含めていかなければ総体的な採算にはのっていかないというお話も伺ってまいりました。以上でございます。

○議長(田中勝男) これから質疑を行います。質疑はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) 各常任委員会の報告は、報告書のとおり報告済とします。