平成19年第4回定例会(6月11日)
○議長(田中勝男) 平成19年第4回清水町議会定例会を開会します。本日の会議を開きます。
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○議長(田中勝男) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第119条の規定により議長において
9番 妻鳥公一 議員
11番 荒木篤司 議員
12番 伊藤成一 議員 を指名いたします。
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○議長(田中勝男) 日程第2、会期決定についてを議題といたします。
おはかりいたします。
本定例会の会期は、本日から6月18日までの8日間にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
会期は、本日から6月18日までの8日間に決定しました。
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○議長(田中勝男) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。
(事務局長朗読)
○議長(田中勝男) これで諸般の報告を終わります。
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○議長(田中勝男) 日程第4、行政報告を行います。
町長並びに教育委員長から行政報告の申出がありました。
これを許可いたします。町長。
○町長(高薄 渡) おはようございます。それでは、第4回清水町議会定例会におきましての行政報告を2件申し上げたいと思います。
6月1日現在の農作物の生育状況等につきまして、ご報告申し上げます。
本年の1月から3月にかけての気象状況は、降雪量が少なめで推移したため、融雪時期が4月4日と平年より2日早まりましたが、4月上・中旬の不順な天候により、春耕作業は3日から5日程遅れて始まりました。その後、4月下旬から5月中旬にかけて好天に恵まれたため、馬鈴薯の播種作業は4月29日、てん菜の移植作業は5月1日とほぼ平年並みの最盛期となり、デントコーンの播種作業も平年より2日早く5月12日に最盛期を迎えました。
また、豆類の播種作業につきましても、大豆がやや早めの5月16日、小豆が5月23日、金時・手亡で5月29日に最盛期となり、ほぼ平年並みに播種作業が終了しております。
その後も、デントコーンで5月23日に出芽期を迎えるなど、各作物とも順調な生育状況で推移しておりましたが、5月28日に清水町羽帯の観測点で気温マイナス1.6度を記録する降霜があり、デントコーン作付け面積の約80パーセントにあたる900ヘクタール、スイートコーンの50パーセントにあたる90ヘクタールで葉が枯れる被害が出ました。また、収穫中のアスパラガスの3.5ヘクタールの圃場で0.5トンから1トン程度の減収被害が発生しました。
なお、コーン類の被害につきましては、生育ステージが1葉から3.5葉期であったため、生長点が土中にあり、枯死することはなく、一時生育が停滞する状況にありましたが、徐々に回復してきております。
主な作物の6月1日現在の生育状況は、秋まき小麦、馬鈴薯、豆類、てん菜、牧草など各作物ともほぼ平年「並」となっております。
以上、6月1日現在の農作物の生育状況等についての行政報告といたします。
なお、今後におきましても、関係機関と連携のもと適正な管理作業等の指導に万全を期してまいりたいと考えております。
次に、バイオ燃料地域利用モデル実証事業の採択につきまして、ご報告申し上げます。
去る5月10日に北海道農業バイオエタノール燃料推進協議会(会長 JA北海道中央会副会長 飛田稔章)は、国産バイオ燃料の本格的な導入に向けて、原料の調達からバイオ燃料の製造・販売まで一貫した大規模実証に取り組むため農林水産省に「北海道農業バイオエタノールプロジェクト地域計画書」を提出しておりましたが、6月1日同省より本事業を含め全国3事業を「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」として採択すると発表されたところであります。
この採択により、農林水産省は補助金として実証プラントの建設費の2分の1と生産、流通などにかかる経費の一定額を5年限度に交付し、国産バイオ燃料の生産拡大を推進することとなります。
これに伴いホクレン清水製糖工場内の実証プラントの建設に向けては、JAグループ北海道が中心となり、製造事業の事業主体となる新会社の設立を進め、設立後、事業実施計画書を作成し、推進協議会を経由して農林水産省へ申請することになっております。
今後、本町といたしましては、地球温暖化対策とエネルギー対策の一環として、また、農業と地域経済の振興を目指して、バイオマス事業の発展・推進並びにこの実証プラントの稼動に向けまして、最大限の協力をして参りたいと考えております。
以上、バイオ燃料地域利用モデル実証事業の採択についての行政報告といたします。
○議長(田中勝男) 次に教育長。
○教育長(横山一男) 英語指導助手の中途退職につきまして、ご報告申し上げます。
平成17年8月2日から本町の英語指導助手として勤務していたエリンスパイダル先生から、昨年から交際中の韓国青年と結婚するとの報告がありました。ついては、5月の連休中に婚姻届を提出したいので、その前に4月25日付をもって退職したい旨の届出を受けたところです。
教育委員会としては、任期満了まで勤務することを強く求めましたが、本人の意志は固く、やむを得ず町内各学校の校長とも協議し、8月1日の任期満了を前に4月25日付をもって退職することを認めました。しかし、各学校にあっては、生徒の英語活動を停滞させることのないよう、現体制の中で最善の指導体制をとっているところです。また、後任の英語指導助手につきましては、自治体国際化協会からの派遣者が決定しており8月に着任する予定です。
なお、今定例会に、英語指導助手の中途退職に伴う報酬等の減額に係る補正予算を提案しておりますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
以上、英語指導助手の中途退職についての行政報告といたします。
○議長(田中勝男) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら、これを許可いたします。質疑ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
これで行政報告は終わりました。
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○議長(田中勝男) 日程第5、議案第37号、清水町開町記念日に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
提出者より提案理由の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(荒木義春) 議案第37号、清水町開町記念日に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。
例規集では1巻111頁に登載されております。本条例第4条で開町記念日は町民の休日とすると規定されておりますが、条例制定から50年が経過した今日の諸状況等を勘案し第4条を削除するものでございます。
附則といたしまして、この条例は公布の日から施行いたします。
以上、提案理由のご説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(田中勝男) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
9番、妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) 今、説明があったように50年が経ったんだということで、その条例の中身の実効性がどうだったのかというのがあるんですが、その辺について50年経ったからこれは古いからやめようというのではなくて、そしてこういう経過があって、これはこうしたほうがいいという説明をしてもらわないと、その説明だけでは納得できない。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 昭和33年にこの条例が制定されてございまして、第4条で町民の休日ということで、町民の方々にもその旨の周知をしてまいりましたし、現に職員も10月1日の開町記念日には休日となってきた経過がございます。しかしその後、国民の祝日の法整備もなされてまいりましたし、我々自治体の職員につきましても、国が定める期日以外は休むことができなくなってきたという時代背景もございまして、そういった状況を踏まえて、今回、第4条について削る経過になったところでございます。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。
○議長(田中勝男) これより討論を行います。討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、議案第37号、清水町開町記念日に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、議案第37号は、原案のとおり可決されました。
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○議長(田中勝男) 日程第6、議案第38号、清水町教育特区学校審議会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
提出者より提案理由の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(荒木義春) 議案第38号、清水町教育特区学校審議会条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。
例規集は第2巻881頁から登載してございます。教育特区学校審議会につきましては、北海道芸術高等学校について、調査・審議するため、平成17年10月に設置しております。本年10月に2年の任期を迎えるにあたりまして、学識経験者・教育委員の委員のほかに、公募委員を加えたく、新たに第3条第2項に第3号として公募によるものを加えるものでございます。附則としまして、この条例は公布の日から施行し、条例施行後に委嘱される委員について適用いたします。
以上、議案第38号の提案理由の説明をさせていただきます。
○議長(田中勝男) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより討論を行います。討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、議案第38号、清水町教育特区学校審議会条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、議案第38号は、原案のとおり可決されました。
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○議長(田中勝男) 日程第7、議案第39号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
提出者より提案理由の説明を求めます。保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊藤 登) 議案第39号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。
例規集では、第2巻4,261頁から登載されております。今回の改正は、昨年の国の医療制度改革により制定された健康保険法等の一部を改正する法律により、平成20年4月から国民健康保険法に規定する療養の給付にかかる一部負担金割合が変更されることに伴い、本町が行う国民健康保険においても同様の措置を講じるため、条例の一部を改正するものであります。内容といたしましては、乳幼児の自己負担割合を2割とする軽減措置の対象年齢について3歳未満を義務教育就学前までの拡大と、70歳から74歳までの被保険者にかかる自己負担割合を1割から2割に引き上げるものであります。このことによりまして、条例第6条第1項1号・2号・3号の規定をそれぞれ改正するものでございます。
なお、今回の改正で乳幼児の自己負担分につきましては、実質的に乳幼児医療制度により公費負担がなされているので、所得制限による対象外の方を除き、負担額の変更はありません。附則としまして、この条例は平成20年4月1日から施行するものであります。以上、ご審議のほどよろしくお願いします。
○議長(田中勝男) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
9番、妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) これは去年の健康保険法の改正に伴うものとされているんですが、今、ひとつわからないことがあるんですが、おききするのは乳幼児、今まで3歳までの乳幼児についてはどういうふうになっていたのかわからないんですね。所得制限がどうなのかとか。そういうことについて実は資料を出してほしかったんですが、それが今度は3歳以上6歳未満はどうなるのかと、3割だったのが2割になると、そういう意味での改善をしようとしている意味がわかります。しかし、その該当人数がどのくらいいるのかということを教えていただきたい。
それに伴って、1つは極端なところでいえば、中学3年生まで義務教育段階の子は無料にする自治体もあるんです。6歳までやる、無料にしましょうというところ、その調査をされているのかどうかということと、じゃあ無料にしたらどのくらいの財政負担がかかるのか、これは各自治体でも少子化問題で医療費の負担を少なくしようという観点でやっている自治体がいくつもあります。そこの情報をとらえているのか、それからそうすると町にはどのくらいの負担があるのか、おききしたいと思います。
それから、70歳以上74歳までの1割負担でしたよね、75歳からは老人保健ですが、その1割負担が2割負担になる、これは来年の4月からやると、昨年の国会で大反対を押し切ってやったやつですね。これの該当は何人くらいいるんでしょうか。全体として、これによって1割負担が2割に、病院に行くと倍になるんですから、保険給付は減るわけですが、どのくらい減るのか。そこところを町民の生活にかかわる重要な問題なので、こういう提案をされたときには、もう少し具体的にこういう人はこうなるよという資料をつけてくれないと、こういう条例用語だけでやられてしまうと、私達はわからないので、ひとつ教えてください。
○議長(田中勝男) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊藤 登) 大変申し訳ないのですが、調査してお答えしたいと思います。該当人数についても同じでございます。無料にしたらどのくらいの医療費の負担になるのかということですが、これについても、今、調査してお答えしたいと思います。
70歳以上の1割負担から2割になる人数については、毎年年齢が上がっていきますので、それぞれ変わってきますので、正確なものはつかんではおりませんけれども、来年の4月1日に施行ですので、その予想した人数はまだ予想しておりませんので、ここで何名ということはちょっと言えませんので、よろしくお願いします。
保険給付にかかる部分については、どのくらい減るのかということですが、これについても試算しておりませんので、今、調べてお答えさせていただきたいと思います。
○議長(田中勝男) 9番、妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) 条例改正の提案があるんですが、これは町民の生活に直結する問題なんです。70歳以上の人が病院で払う負担が倍になる。これは医療費抑制という点から病院にかかりづらくなったということが起こるんです。その辺も考えながら、条例を提案してもらわないと困るなというふうに思います。
少子化の問題で乳幼児から就学前までの子供、3割負担ですからね、大変な負担を押し付けている、それを2割にすると、これは1割でもいいんですよ、町でもやれるのですから。私は無料とまでは言いませんが、1割にしたら本当に助かるんです。町民の生活にかかわることなので、お金を出すことですから、その点を考えてやってくれないと、資料も町民が納得するような資料を出してもらわないと、国が決めたからすっと通すというわけにはいかないと思うんです。町長どうですか。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) ただいまの資料不足については、誠に申し訳ないと思うしだいでございます。後ほど提出させていただきたいと思います。
乳幼児の無料化につきましては、平成13年から無料化についての取り組みをしてきたわけですが、ご案内のように財政の硬直化のためにこれを持続するということは大変困難だということから、この制度をやめて、国と道の制度にならざるを得ないとなったわけです。
毎年ですね、当時でいくと3,500・3,600万円が必要になってくると、このような状況なわけでございます。1割ということになりますと、近い数字になりますけれども、そういう状況になるというなかで、1割というのも頭にありまして、その後、続行することができないかと検討したわけですが、今の健全化を推し進めていくなかでは、到底できないと誠に申し訳ないが、規定どおり負担をしていただかなければならないということで、このような結論に至っていると、非常に私としては当初から考えをもっていましたから、この少子化対策を含めて何とかしたいということで、19年度の予算のときにもそのことも念頭において協議をしましたけれども、財政を健全化にすることが第一だと、実行をしていかなければならないということでこのような結果になったところでございます。よろしくご理解いただきたいと思います。
○議長(田中勝男) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊藤 登) さきほどのご質問の部分の人数の件についてお答えいたします。まず、3歳未満の被保険者数ですが現在83名、5月末現在ですが83名でございます。6歳まで出していませんけれども、想定しますと、新しい制度になったときに、約150・160名が該当するかと予想されます。
それから前期高齢者の部分については、これも5月末現在ですが531名の人数がおります。これについても70歳から74歳までの該当者につきましては、7月31日で健康保険高齢者受給者証というのが更新されます。その段階で人数が確定したうえで受給者証を給付しますので、これは1年間有効ということで、この方々については、4月から2割負担ですよということを条件として入れて交付する予定でございます。今の段階では算定はしておりません。日々変わってきますので、その近くになってから決定していきたいと思います。
保険料ですが、今、町長もお答えしたように保険料の部分について無料うんぬんということもございますが、当町の状況としては法律どおり70歳以上は2割という部分で負担をしていただくという条例改正ですので、ご理解をよろしくお願いしたいと思います。
○議長(田中勝男) 9番、妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) 問題は70歳以上でいえば530人ぐらいいる、これからも増えていくということですよね。74歳までですから、かなりの数の人に影響すると、そういう人達の暮らしを考えながら、説明してもらわないとだめだと思います。なんでこんなになったんだと、一般質問でもやりますけれども、例えばいろんなものが上がったりするけれども、なんでこんなことになったのか。みんな大変なんです。私はこの提案はだめだと思っております。本当に町民の生活を考えながら、それなりのことを、このなかに3割負担の人もいますからね。入れていないんですか。3割負担の人もいますよね、これは人数ですから。去年から3割負担になっているんですよね。ずっと1割だったものが3割になったり、また来年から2割になったり、これはお年寄りは病院にかかるなというそういう主旨でしかないというふうに思っております。それぞれの細かい数字、どの人達がどういうふうに影響を受けるのかというのを本当は出してほしいということを希望しております。出してくれますか。
○議長(田中勝男) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊藤 登) 一人ひとりというとですね、ご質問のなかでもあったように一定以上の所得者については昨年の10月から3割負担になって病院に支払っていただいていますけれども、一定以上の所得者については2割ということで、低所得者1ないし2に該当する方については、軽減措置がありますので、その部分については救われるのではないかと思いますし、一定程度ですから生活していける状況だということで負担していただいているということでございますので、その辺も含めてよろしくお願いしたいと思いますし、病院にかかるだけではなくて、予防医療というのですか、そういう部分を充実させてなんとかみんなが健康で過ごしていただくと、病院通いをしないで、過ごしていただくと、当然負担も減りますし、保険の財政も圧迫されないで済むということもありますので、それを目指して、4月から新しい予防医療に関しまして、業務を受けながら結果を求めていこうというような計画もございますので、ご理解願います。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。
○議長(田中勝男) これより討論を行います。討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、議案第39号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
この採決は挙手により行います。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(田中勝男) 挙手多数です。
よって、議案第39号は、原案のとおり可決されました。
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○議長(田中勝男) 暫時休憩します。(午前10時46分)
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午前11時04分)
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○議長(田中勝男) 日程第8、議案第49号、清水町美蔓辺地に係る総合整備計画の策定についてを議題とします。
提出者より提案理由の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(荒木義春) 議案第49号、清水町美蔓辺地に係る総合整備計画の策定についてご説明申し上げます。
この整備計画は辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、字名ごとに策定するものでございまして、辺地における公共施設等を整備する際に、辺地対策事業債を活用するうえで必要な計画でございます。
本計画の内容につきましては、第4期総合計画における実施計画や本年度予算を基にした内容となっております。これまでも、美蔓辺地に係る総合整備計画を策定し、事業を実施してまいりましたが、平成18年度で5ヵ年の計画期間が終了しましたので、平成19年度よりむこう5年間の事業計画を策定するものであり、先般、北海道との協議が整い、今回の提案に至ったところでございます。
計画の概要についてご説明申し上げます。整備する公共施設は飲料水の供給施設と経営近代化施設となっております。
計画書の最後の頁をご覧ください。本計画の期間は平成19年度から23年度までの5年間でございます。飲料水供給施設は3件ございまして、1件目は道営下美蔓地区担い手畑総整備事業で、営農用水の整備でございます。事業費103,400千円、辺地対策事業債の予定額51,700千円となっております。2件目は下美蔓地区配水管整備事業で、道営事業で整備する用水路から受益者の営農用水の管路を整備するものでございます。事業費は38,715千円、辺地対策事業債は19,300千円を予定しております。3件目は美蔓簡易水道施設整備事業で美蔓浄水施設の計装機器等の更新をするものでございます。事業費15,400千円、辺地対策事業債は7,600千円を予定してございます。次に経営近代化施設の道営美蔓地区担い手支援畑総整備事業につきましては、畑作肥培かんがい用水施設整備並びに排水路の整備を行うものでありまして、事業費141,020千円、辺地対策事業債の予定額は118,500千円となってございます。4事業の合計事業費は298,535千円、辺地対策事業債の予定額は197,100千円となってございます。以上で、議案第49号の説明とさせていただきます。
○議長(田中勝男) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、議案第49号、清水町美蔓辺地に係る総合整備計画の策定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、議案第49号は、原案のとおり可決されました。
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○議長(田中勝男) 日程第9、請願第2号、WTO及び日豪EPAなど重要農産物の貿易交渉に関する請願についてを議題とします。
請願文書表を朗読させます。事務局長。
(事務局長朗読)
○議長(田中勝男) 請願第2号について、紹介議員の説明を求めます。
4番、口田邦男議員。
○4番(口田邦男) 本件につきましては、現在、農産物の貿易ルールを決めるWTOや日豪EPA交渉が進められておりますが、危機感を募らせております。本道農業、農村をはじめ、地域経済や雇用に打撃を与えることがないようにとそういった内容の請願でございます。ご審議のほどよろしくお願いします。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) おはかりいたします。
ただいま議題となっています、請願第2号は、産業厚生常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、請願第2号は、産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定しました。
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○議長(田中勝男) 日程第10、所管事務の調査についてを議題とします。委員会報告書を朗読させます。事務局。
(事務局朗読)
○議長(田中勝男) 本件に関して、委員長の報告を求めます。
初めに、総務文教常任委員会委員長、橋本晃明議員。
○委員長(橋本晃明) 総務の所管事務調査につきましては、さきほど職員から朗読のあったとおりであります。
町の財政が非常に厳しいなかで、多額の費用を要する電算システムと今後の施設のありかたについてのデータといいますか、資料を得るという意味において調査を行いました。以上です。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。質疑はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) 次に、産業厚生常任委員会委員長、森田慎治議員。
○委員長(森田慎治) それでは所管事務調査についてご報告申し上げます。冒頭、町長から行政報告でバイオエタノールに関しての報告がございました。しかしながら、委員会で調査する時点においては、非常に情報が乏しいということでございまして、担当課の職員を迎えまして現況を説明いただきました。わかっていたことは、全国で7か所の希望があるということ、そのうち北海道で苫小牧を含めてホクレンの2か所ということでございました。その後北海道は2つとも決定をみたということでございます。
また、そのバイオエタノールにつきまして、十勝財団法人であります研究所にいきまして、担当の大場課長よりバイオエタノールのつくりかた等々について説明を受けたわけですが、エタノールそのものをつくることは、糖分とでん粉の両方のものを最終的にアルコールにするという過程ではみんな同じだということで、つくりかたは非常に簡単で、出来上がるまでには7時間から24時間以内で出来るということでございました。
また、バイオエタノールは非常に水に混ざりやすく、そして研究所で10台の車を使って冬期間の実験をしたそうですが、E3の混合割合で現況のなかでは問題がないという報告がございました。
また、アルコールについても、ガソリンについても非常に法を含めた規制が厳しいというお話も伺っておりますので、そういったものを含めながら、今回本町に決まりましたし、そのエタノールの抽出は原料に対して3分の1で、3分の2が副産物で出るということで、副産物の活用を含めていかなければ総体的な採算にはのっていかないというお話も伺ってまいりました。以上でございます。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。質疑はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) 各常任委員会の報告は、報告書のとおり報告済とします。
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○議長(田中勝男) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
おはかりします。
議事の都合により、6月12日、13日の2日間は休会にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、6月12日、13日の2日間は休会することに決定しました。
6月14日は、午前10時に会議を開きます。
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○議長(田中勝男) 本日は、これで散会します。
(午前11時25分散会)