北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成19年第6回定例会(9月13日_一般質問2)

○議長(田中勝男) 次に、4番、口田邦男議員。

○4番(口田邦男) 4番、口田邦男でございます。通告にしたがいまして、2項目について質問をさせていただきます。
 まず、1項目目は普通交付税の今後の見通しという点について質問をさせていただくわけですが、昨日、安倍総理大臣が辞意を表明しました。国会あるいは政治が混乱している状態でありまして、そんななかで交付税の見通しを伺っても当然わからないというのが本当の答えなのかもしれません。そんなことを言っても始まりませんので、現実問題として質問をさせていただきます。この件につきましては、妻鳥議員が私の意図する内容も十分に質問をされておりますし、答弁も聞いておりました。重複する点もありますが、よろしくお願いいたします。
 2007年度の説明がありました、普通交付税の交付額が決定されたわけですが、新型交付税以降後、初めてのことでございまして、行政改革の努力などを反映する「頑張る地方応援プログラム」、こういったものにより算定されたというふうに知らされましたけれども、これによるとさきほどから説明がございましたように、我が清水町の減少率が一番大きいということでございまして、非常に危惧しているわけです。減少の理由と原因については、さきほどから町長から説明がありましたし、算定内容についても主旨説明がございました。今一度、今後の見通しについて、ひとつお伺いしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
 次に2点目ですが、山林、原野の宅地化を野放しにしてよいかということでご質問します。旭山地区の山林に入ると無数の住宅、あるいは別荘、ミニ別荘が点在しております。聞くところによりますと、関係業界のなかでは十勝の軽井沢としてそういう表現で言われているそうでございます。また、土・日曜日ともなると大勢の方が余暇を楽しんでおります。まさに平和そのものの象徴です。
 こういう宅地化によりまして、また開発行為によりまして、自然破壊につながる行為、先の新聞で問題になりましたように、これは事実でございます。この点について、清水町としてのかかわりはどういうものかお伺いしたいと思います。
 また、住民として登録されている方は何人くらいいるのか、併せてお知らせ願いたいと思います。
 それから税の関係でございますけれども、町民税、固定資産税、その他の点もありますけれども、これらの実態というものはどのようになっているのかなということでございますので、ひとつお願いいたします。
 それから次に道路問題でございます。昨日、現場に行ってきましたけれども、グレーダーをかけてきれいになっていました。ひと雨降るとまた流れてひどいことになるんですが、こういった問題点についてはどういうふうになっているのか、また今後どう考えているのか、並びに除雪問題もそうでございますけれども、これらの問題に対しての対応についてお伺いしますし、これからの考え方をお伺いしたいと思います。
 以上、2点についてよろしくお願いいたします。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。町長。

○町長(高薄 渡) それでは口田議員のご質問にお答えしたいと思います。まず、「頑張る地方応援プログラム」とはでございますが、これにつきましては、口田議員が申しましたけれども、安倍総理が所信表明というときにやったわけですが、現時点では結論的にいえば、どうこれから展開されるのかということで、ものすごく案じているところであります。一部の報道では、改革路線の修正もしなければならないのではないかということもありますので、今回の部分についてはやむなくだけれども、来年度についてはどうなっていくのかなと危惧しているところであります。
 いうまでもなく、17年度の実績評価という算定方法になるわけでして、交付税措置の一環として算定されたわけです。新たに農業算出額だとか、製造品出荷額、事業所数、出生率、転入者人口、小売業年間販売額、若年者就業率、ごみ処理の8項目の成果指標、これにより算定されるものであります。そのなかで、本町の減額の大きかった理由というのは、さきほど申し上げました繰上償還の部分が大きいといっても過言ではないと思いますが、そのほか、出生率、ごみの指標だとか、小売業の商品販売、若年就業率、こういうことで2,500万円が中身ではなっているところです。転入者人口についてはそういったものが変わっていないということで、転入者が少ないということで算定はゼロということになっていまして、これはあくまでも統計数値の結果を算定しておりまして、過疎地など、条件が不利益になっているのも事実でありまして、いくらがんばっても結果が数値として表れてこないというそういう算定に非常に問題があるということで私は考えておりまして、本来の交付税の調整機能が損なわれているというふうに思います。これらも現在強く求めているという現状であります。
 合併した市町村の交付税が私どもの町の次に減っているというのも、これも矛盾しているところでございまして、合併したところにはそれなりのものを、行政経費も重なっていくわけですから、そういうものも考えなければならないのではないかと我々は町村長として話しているところであります。今後の見通しで、非常に厳しいんですが、仮に算定方法が大きく変わらないということにいたしましても、さきほどの行革効果の部分はそれはそれとして求めているとしても、年々地方債を減らしてきておりますので、その交付税に算定される部分が減ってくるということになります。したがって、だんだん減れば財政力は強まってくるんですが、交付税の額も分母となるものも減ってきているというのが現状です。来年度予算、今のところ4.2%減少ということで言われておりますが、道路特定財源だとかいろんなものをその一部を使うということですから、これもまた政局の状況で変わりつつあると、公共事業の際も3.0%減というふうになっていますけれども、全国画一ではなく、地方に視点をあてられる部分もあるのではないかとか、いろいろと推測がされることがあるわけですが、地方交付税のほうも今の14兆円を元の15兆円なり16兆円なりにという話も議論として出てくるのではないかというふうに考えられるので、楽観を許さない状況で、推計、推測するのは昨年度、今年は算定のあれに入ってしまいましたけれども、戻ったなかで見込み、来年度より4.0%ぐらいの減ぐらいでみておく必要があるのかなと、今、現時点でそのような考えでいかなければならないと思います。
 次に、旭山地域が自然に恵まれていて環境の良い、空気もきれいだ、河川もきれいだということから、移り住みつつある状況であります。今、山林に住宅を建てるものの場合は、1ヘクタール未満であれば、単純に森林法による伐採届と宅地転用届を市町村に提出しなければならないのですが、あくまでも届出制でありまして、受理をするという状況であります。また、1ヘクタール以上は道に林地開発、この許可が必要でありまして、新聞報道されたあれは無許可の開発行為であったわけでございます。これらを1ヘクタール未満というなかで、我々として届出されたときにストップをかけることはできないのですが、自然環境を重視するという姿勢をきちんとしなければならないということで、これらを制限はできませんが、調整機能と所有者に理解を求めていくような体制づくりをしなければならないかなと思っております。
 現在は開発予定情報の収集に努めていきながら、申請者と協議をしていくように配慮しなければならないと思います。自然環境保護という立場を全面に出してもらいたいと思っております。
 あとどのくらいの方が住民登録をされているかということですが、9月7日現在で剣山地域には19世帯36名というふうになっております。そのうちですね、5世帯の5名が別荘などの既住者というかそういう状況が推定されるということであります。
 次に、税はどうなっているのかということですが、町民税は本年1月1日現在で、課税しているのは町民税が4名、国保税が5名に課税しております。それ以外の方は非課税や住民登録外となっておりまして、金額にして、課税免税点とかいろいろあるんですが、固定資産税で514,800円、町民税で342,200円、国保税で430,300円、軽自動車税で15,200円ということで課税しているところであります。
 次に、非常に土・日曜日に短期という形で来るわけですが、自然破壊が大丈夫なのか、道路問題等いろいろあります。そういうなかで、基本的には町道認定を行っているところでありますので、旭山10号、9号はその路線であります。沿線に居住者がいるということから、道路の維持管理及び除雪を実施しています。なお、例外としては冬期間の風雪により条件により除雪が困難な箇所は回避して一部認定外道路の、認定路線に出るまでの間の事業は行っておりますが、この前も台風が来なかったものの、かなりの量の雨が降っておりまして、道路の傷みは砂利道でありますから激しかったと思いますが、これらがしっかりした排水の形を取らないと、畑に浸入していくという状況が生まれるのではないかということで心配しておりますので、それらも含めて道路の整備をしていかなければならないとこのように思っております。
 いずれにしても、新たな状況調査も踏まえまして、旭山地域、関連する課で検討会議をして自然を壊さない、ごみの問題も出てきますし、道路の問題、山林の問題、水の問題などいろいろありますので、関連する課で協議をして環境を壊さない、環境を良くしていくという状況を住まわれている方といろいろと調査して理解を求めていきたいと思っております。以上でございます。

○議長(田中勝男) 4番、口田邦男議員。

○4番(口田邦男) ありがとうございました。それではひとつお伺いしたいと思います。まず1点目の普通交付税の関係でございますが、これにつきましては、さきほどまた今回いろいろとご説明がありましてわかりました。そのなかでひとつ気になるのが、この算出方法で「頑張る地方応援プログラム」というこの表現ですが、反面、清水町が一番減少率が大きいということになると、頑張っていない町村は清水町だというふうにとられてしまうわけですから、この文言について町長はどう理解しておりますか。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) はい、そのように言われている町民の方もおりまして、直接お話をお伺いしました。本当に頑張っているのになと言うんでありますけれども、それが評価されなかったということについては、非常に変ではないかと言われました。やむを得ないんだと、17年度と14年度ということで、17年度に多額の負担金を返したがために、それが上回ってしまったと、それなら返さなければよかったのではという人もいましたけれども、それによって7億いくらも将来的には浮くんだと、そうかそれなら変だなということを言われておりましたけれども、「頑張る地方応援プログラム」というのは、私は市町村は全部頑張っているんだと思うんです。こういう名称は私は好まないし、望まないものであります。

○議長(田中勝男) 4番、口田邦男議員。

○4番(口田邦男) そのとおりでございまして、僕もどうもこの文言が気にくわない、裏返せば一番頑張っていないのは清水町だなんてとんでもないことです。ぜひともこの名称誰が付けたのか、町長、抗議をしていただきたいと思うんですが、どうでしょうか。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) 今、インターネットの時代ですから、総務省に届くようになっておりますから、そういう方向もひとつの方法だと思いますが、他の方法でも言っていきたいと思います。

○議長(田中勝男) 4番、口田邦男議員。

○4番(口田邦男) ひとつよろしくお願いします。
 それで、さきほどからひとつの要因としまして、畑総の繰上償還が一番のネックなんだよという説明を受けております。この件について、当時償還した17年度ですか、この時点で交付税に対していろいろと影響があるんだというような考えや見通しというもの、そのようなニュアンスがなかったんでしょうか。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) まったくありませんでした。

○議長(田中勝男) 4番、口田邦男議員。

○4番(口田邦男) なかったと言われれば、それまでですが。いずれにいたしましても、この交付税につきましては、いくらあがいてみても決まったとおりしかこないということでございまして、あくまでも算定基礎が問題点でございますので、どうか算定基礎の見直しについて運動を起こしてほしいなと思います。
 次にいきます。山林原野の関係ですが、さきほど町長からいろいろと説明を受けました。そのなかで、こないだ新聞に出ました開発行為ですね、これについて町としては全然タッチをすべき問題ではないのか、すべき事柄でもないのか、タッチしなくてもいいのか、そこについてお伺いいたします。

○議長(田中勝男) 産業振興課長。

○産業振興課長(阿部一男) この件につきましては、乱開発ということのなかで、気がついた人が直接道のほうにこういったことがあるので調査をしてということでいっておりました。もともと、1ヘクタール以上の開発の場合と未満とはっきりと分かれていまして、1ヘクタール以上については道の許可というものが必要で、林地開発許可だとか、許可の種類も2・3種類もあるんですが、そのなかであれしていましてので、逐次、この問題の解決にあたっては相談を受けながら、あるいはこういうふうに道として対処しますよという報告を受けながら、一緒にということではないのですが、連絡を取り合って最終的にはこの問題は原状復帰とまではいかなくても、災害の防災だとかいう面からみて、しっかりとそんなことがないような形のなかで解決をしましたという報告もいただいております。そういう状況でございます。
 町村としては、いろいろと取り締まりだとか、そういったものについては何の権限もございません。知り得ない状況でございました。道にいった段階においてはすぐにこちらに報告を受けてどうなっているのか、一緒に調査に行きましょうということのなかで、調査に行った経過はございます。

○議長(田中勝男) 4番、口田邦男議員。

○4番(口田邦男) あれが新聞報道された後、町として現地に行ってみたのか、それとも現地の実際のその場所を図面におとしてみたのか、そういうことはやられておられるのかどうか。

○議長(田中勝男)
 産業振興課長。

○産業振興課長(阿部一男) 林務の担当職員が一緒に行って、そういう状況の現状把握はしております。図面等についても、おとしている状況でございます。詳しい図面については、あれですけれども、大きな図面のなかではおとして現況を確認していると、あるいは道の写真撮影だとか、そういったものについても一緒になって現状のきちんとした把握は一緒にしてきているという状況でございます。

○議長(田中勝男) 4番、口田邦男議員。

○4番(口田邦男) その後、一応あれでOKということで新聞報道がされているけれども、その工事を終えた段階で、町として現地に行って見ているのかどうか。

○議長(田中勝男) 産業振興課長。

○産業振興課長(阿部一男) 道職員と一緒に担当職員が見てきております。

○議長(田中勝男) 4番、口田邦男議員。

○4番(口田邦男) あれについて私ども議員仲間でも行って現地を見てまいりました。ままごと程度であれで認可がおりるのかなという、ちょっと台風の後でしたけれども、直接土砂等が川に流れた形跡がございます。それで一緒に行ってOK出したのはどうか知りませんけれども、町として、終わりました、ああそうですかと、帰ってきたのか、そこらへんはどうなんですか。

○議長(田中勝男) 産業振興課長。

○産業振興課長(阿部一男)
 そういった開発許可の制度があって、それを許可するのは北海道でございますので、いろいろと協議のなかで、これが今成し得る防災工事の限界といいますか、防災工事で大丈夫だという、北海道が判断をした状況がございますので、それにならって、それに対しては追認をしたと、はいわかりましたという状況でございます。

○議長(田中勝男) 4番、口田邦男議員。

○4番(口田邦男) あそこ、古い図面を見たら、あそこらへんの番地、同じ番地が何箇所もあるんです。何線何番地の何というのが、その区画がこっちにあったと思ったら、あっちにもあると、そういう状態なんです。登記のない土地、地番のない土地があるんですよ。そういう土地は道になるのか町になるのか、所有者というか、例えば清水町のなかだから町有地になるよということになれば、これは町有地の問題だから、それはどうなっているのかなと、確かめたいのですが教えてください。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) 口田議員からのご指摘のように、私も不安なところがございますので、それはしっかりと町のほうで調査をして正確なことはできませんけれども、測量入らないと、地番図をきちんと見て確認をしていきたいと、それから川に一部入っている土砂、入る可能性、そのときには工事が終わったと言っているけれども、やはりそれは様子を見なければならないと思いますので、逐次、職員を現地に赴かせまして、もし悪ければ道の方にも来てもらって、是正をしてもらうと、そして確認して、そこだけではなくて大丈夫だと、完全に雨が降っても大丈夫だというふうにしなければならないと、それはさきほど言った自然破壊につながるし、環境を悪くすることになりますから、それはしっかりと道とも協議して進めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

○議長(田中勝男) 4番、口田邦男議員。

○4番(口田邦男) ひとつよろしくお願いいたします。非常に複雑な話で、ちょっとおかしいので、ひとつ調べていただきたいと思います。
 それから、住民登録の関係ですが、19世帯で36名もいるという報告を受けました。私もそんなにいるのかなと、今、驚いたんですが、この方々が住民登録ということは町民なんですよね。これをどういうふうに位置付けしているのかなと、あくまでも町民なら町民、位置付けですが、どういうふうに考えているのか。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) 剣山地域全体が剣山地域の住民登録は19世帯36名、そこに入っている方ではないんですよ、全部です。そのうちの5世帯5名がその住民登録をされているということです。住民として住まわれていますから、当然、清水町の町民ですし、これは町内会のことにも通じますが、地域住民として地域の事業などそういったものにはお互いに協力をし合って参加していくように、そういうことも町としては指導・助言というか、そういう形もしていかなければならないと思っております。

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○議長(田中勝男) 暫時休憩します。  (午後0時01分)

○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。 (午後1時00分)

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○議長(田中勝男) 一般質問を続けます。
 4番、口田邦男議員。

○4番(口田邦男) 午前中にいろいろと説明を受けましたけれども、そのなかで私の質問のなかに番地の重複があるというようなことを言いましたが、いろいろと昼休みに説明をされたなかで、私の勘違いということでこの点については取り下げます。
 それから、同じく登記なしの土地が何箇所かあるんだと、これに対しても今回の開発行為の絡みについて、現地調査を含めた中で、調べていただきたいと思うわけです。この点についてよろしくお願いいたします。

○議長(田中勝男) 産業振興課長。

○産業振興課長(阿部一男) 地番等のない土地については、まず国有地であるというふうに認識をしていますが、どちらにしても議員が言われましたように、今後の部分につきましては、さきほど道とも調整を取りましたけれども、具体的には今の防災工事に始まって、年次的な植林計画とか、そういうことをすべて道が監視していくというシステムになっているというようなことを受けました。ただ今回特に議員もご覧になられて、ひどいような状況があったというのは、特に雨の後の状況ではなかったかと思います。我々も雨の前にしか確認をしていなかったので、少し業務の部分であれがあったのかなという気がするんですが、今後は道と連絡を取りながら、我々もまたすぐに確認をしたなかで、あのへんのそばの河川に土砂だとか濁り水が流入だとかそういった環境破壊ということも十分に考えられますのでそういったことのないように、道と協力・連携を取りながらこういったものに対する見張り、改善について十分に努力をしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

○議長(田中勝男) 4番、口田邦男議員。

○4番(口田邦男) どうかひとつよろしくお願いします。この点については終わらせていただきます。
 さきほど町長にお聞きしましたけれども、あそこに住民登録なされた方の住民としての位置付けはどうするんだということで質問をしましたけれども、同じ町民だから町民という扱いをするということで、地域にもいろいろと地域活動に貢献をしてもらいたいんだというそういうお答えでしたが、正直言って私どもも地元の人間でございますから、地域の会合、地域の活動に出てもらうように言っているわけですが、なかなかあそこに入ってこられる人間は、そういった人間関係にわずらわしさがあるから、我々はこういう山に入ってきたんだから、一切地域活動はノーコメントということで、一切そういうものには顔を出さないし協力してはもらえません。非常に地域活動にも支障をきたしているのが現状の姿でございます。 
 しかし清水町の住民ということであれば、住民サービスというのはみんな均等に行わなければならないということですが、例えば広報の配布とかいう点についてはどういった方法でやられているのか、お伺いします。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) 広報を発行しているのは総務課ですが、さきほど剣山地区に住民登録がされておりますので、確認しておりませんけれども、19世帯のなかに5世帯の方が住民登録されておられますので、剣山の農事組合にその部分も含まさって、広報紙について発送がされているものと考えてございます。そのさきは現時点で調査しておりませんので、現状としてはそのような形を取らさせていただいたというふうに思っております。

○議長(田中勝男) 4番、口田邦男議員。

○4番(口田邦男) それは違いますね。そんなことにはなっていませんよ。農事組合にもとは入っていたんです。でもいろんなことでわずらわしさがあるからやめたということで抜けているから、広報については、いっていませんよ。たぶん郵送かなにかしているのかなというふうに思ってきいたんですが、わかりますか。

○議長(田中勝男) 町民生活課長。

○町民生活課長(草野和好) 広報の発送につきましては、剣山地区だけではなくて、町内の町内会長さんや農事組合長さんにいろいろお願いをしていまして、今年もずっと数年そうなんですが、いわゆる未加入の方、これにつきましては、町内会長さん、農事組合長さんのなかで、ご協力をいただけるところはお願いしているところでございます。それ以外のところにつきましては、郵送はしておりません。支所なり本庁なりに取りにきていただくという形でございます。

○議長(田中勝男) 4番、口田邦男議員。

○4番(口田邦男) いずれにいたしましても、地域の活動については、そういったように非常に支障をきたしているということでございますので、どうか町のほうからも地域活動にひとつ積極的に参加するようにぜひ呼びかけていただきたいと思うわけであります。これで終わります。