平成19年第2回定例会(3月20日_日程第7)
○議長(田中勝男) 日程第7、議案第31号、損害賠償の額の決定及び和解について、議案第30号、平成18年度清水町上水道事業会計補正予算(第4号)の設定について、以上、2件を一括議題とします。
本案について、提案理由の一括説明を求めます。総務課長。
○総務課長(荒木義春) 議案第31号、損害賠償の額の決定及び和解について、提案理由のご説明を申し上げます。
1.相手方 清水町南1条4丁目2番地
2輪ショップさとう 代表 猪股進二
2.損害賠償額 金5,489,147円
3.和解の内容 和解により相手方の建物、商品、什器備品等の損害額を賠償するものとし、これ以外には、相手方は今後一切の請求、異議申し立て等を行なわないものとする。
4.事故の概要 平成19年1月17日早朝、南1条4丁目2番地先において発生した上水道配水管の漏水事故により水道水が相手方店舗のトイレ点検口から噴出し、店舗等の一階部分が床上浸水し、建物、商品什器備品等へ損害を与えた。
今回、合意に至りました件について、若干ご説明を申し上げます。今回の事故を受けまして、清水町が加入いたします、全国町村総合賠償補償保険の幹事会社と協議を重ねてまいりました。その結果、建物で3,628,716円、什器で299,956円、商品で792,340円、休業損害59,679円、預かり品の、これは2輪ショップさとうさんがお客様から預かった商品の損害額で408,456円、合計で5,189,147円が賠償されることになりました。この金額に町で見舞金として300,000円を上乗せして、併せて5,489,147円を支払うことで合意に達しまして今回の提案に至ったものでございます。
以上、議案第31号の説明に代えさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いします。
失礼しました、併せまして、議案第30号の説明をさせていただきます。
平成18年度清水町上水道事業会計補正予算(第4号)の設定について、ご説明をいたします。収益的収入及び支出の補正につきましては、収入の既定額に5,190千円を増額し、129,060千円とし、また支出につきましては、既定額に5,490千円を増額して128,886千円とするものでございます。収益的支出からご説明申し上げます。2頁にお進みください。
2頁の下の段の支出の部分でございます。1款1項1目配水及び給水費に計上しました補償金5,490千円につきましては、ただいま議案第31号でご説明いたしました損害賠償金の部分でございまして、この5,490千円を追加するものでございます。次に上の表の収益的収入につきまして、表をご覧ください。
1款2項4目の雑収益でございますけれども、賠償補償金として、全国町村総合賠償保険より5,190千円補填されることによるその他雑収益の補正でございます。以上で、清水町上水道事業会計補正予算第4号の説明に代えさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(田中勝男) これより一括して質疑を行います。
質疑はありませんか。
1番、原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 損害賠償のほうでお尋ねしますが、上水道の配管がかなり経年をした結果、漏水をしたということで、今回多額の賠償金が出ているわけですが、1年間にこの漏水事故というのは平均してあるものないか、ほとんどないのか、この辺を1点お尋ねしたいのと、今後、古い管を新しい管にずっと替えていくという方向だろうと思いますが、この全国町村会の総合賠償保険金というのは、例えば本町の漏水事故が多発して何件も4件も5件も連続して出たという事態がもし発生した際に同じような同額の補償がされるのか、そのことによって町が賠償保険料といいますか、そういうものがぐっと上がるとか、そういう形というのが起きないのかどうか、お尋ねいたします。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。都市施設課長。
○都市施設課長(安曇達雄) ただいまご質問がありました漏水事故の件数ですが、近年の5年程度、資料を持ってきておりますので、お知らせをいたします。14年度が2件、15年度が2件、16年度が5件、17年度が6件、18年度が4件の漏水事故がありました。以上でございます。
○議長(田中勝男) 次に総務課長。
○総務課長(荒木義春) 全国町村会総合賠償補償保険の関係でございますが、清水町が管理しております保険、もちろん限度額がありますけれども、1事故について2,000万円、1事故ですから、そういう限度がございます。この限度内であればこの保険で対応されることになっております。
○議長(田中勝男) 1番、原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 件数そのものが2件から5件、6件、4件とこう増えていくのかなと思うと若干落ちているとこんな感じですが、今後、増えていくということは当然水道関係のほうではそのように、増えていくのだろうと押さえているのでしょうか。
なおかつ古い配管から順次ですね、町内含めて新しいものに変えていくということだろうと思うんですが、これは今始まったことではなくて、数年前からやっているのか、配管を変えているのかどうか、その辺をちょっとお尋ねいたします。
○議長(田中勝男) 都市施設課長。
○都市施設課長(安曇達雄) 配水管の布設替えですが、すでに45年に、いわゆる上水道の給水が開始されております。非常に施設も老朽化しているというのが事実でございまして、今後はそういった事故等に十分に注意しなければならないし、そういったことが増えてくる可能性はあると押さえております。そういったことで予算の中でもちょっとご説明を申し上げましたけれども、老朽管のそういった漏水調査というものを今年度以降実施をしてまいりまして、緊急度の高いところから、布設替えを順次計画的に行っていきたいというふうに思っております。以上でございます。
○議長(田中勝男) 次に総務課長。
○総務課長(荒木義春) さきほどのご質問で答弁漏れがありましたが、保険料につきましては、人口一人当たりいくらというふうに算出をされますので、この保険を使って保険料の改正になるということはありません。
○1番(原 紀夫) 終わります。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。
○議長(田中勝男) これより一括して討論を行います。
討論ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
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○議長(田中勝男) これより、議案第31号、損害賠償の額の決定及び和解について採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、議案第31号は、原案のとおり可決されました。
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○議長(田中勝男) これより、議案第30号、平成18年度清水町上水道事業会計補正予算(第4号)の設定について採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、議案第30号は、原案のとおり可決されました。