北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成19年度予算審査特別委員会(3月15日_審査番号1)

○委員長(口田邦男)ただいまの出席委員数は、11名です。
 定足数に達しておりますので、これより本日の委員会を開きます。
 昨日に引き続き、一般会計の審査を行います。
 これより、第6款「農林業費」123頁から139頁までの審査を行います。
 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明をお願いいたします。なお、発言する際には、初めに職名を言っていただきますようお願い申し上げます。課長。

○課長(阿部一男)産業振興課阿部でございます。
 第6款、農林業関係の予算の概略を説明いたします。農林業全般の予算につきましては、先般説明がありましたように、10億400万円ということで、前年度対比ほぼ100%でございます。国、道等の補助金が多い事業がたくさんありますけれども、この中で内訳といたしまして、一般財源ベースでは3億8,700万円ということで、前年に比べまして1,500万円の減ということになっております。以下、目ごとに主だったものについて簡単に説明させていただきます。
 124頁農業委員会費でございますけれども、13節の委託料675千円を計上しておりますけれども、本年度から始まります品目横断的経営安定対策に適切に対応するため、農業基本台帳を整理するものでございます。
 2目農業総務費でございますけれども、新たに農協青年部30周年記念事業の補助として50千円でありますけれども計上してございます。そのほか、農業総務費全体では、資金利子補給等の減がありまして190万円の減となってございます。
 125頁3目、営農改善対策費でございますけれども、これにつきましては、トンネル事業であります耕畜連携の事業の増、新規に農地・水・環境向上対策ということで2,500千円を計上してございます。ここでは、前年度対比880万円程の増額となってございます。
 126頁4目でございますけれども農業振興費ということで、農業振興公社負担金関係で60万円の減が主なところとなってございます。
 続きまして127頁5目、畜産業費でございますけれれども、全体で4,000万円の増となってございますけれども、17年度から公社営畜産基地建設事業ということでやっておりますけれども、これは、収入、支出ともここのところで4,000万円の増ということでございます。
 128頁6目、牧場費でございますけれども、先般の説明がありましたように飼料費の値上げと冬季舎飼のパドック整備の原材料費等、約前年度対比750万円程の増となっております。牧場費全体として1億5,700万円程ということで予算を計上してございます。
 131頁の7目から135頁の10目までは、都市施設課のほうから説明がございます。
 137頁2項、林業費でございますけれども、1目から5目までの中の2目、町有林整備費で、造林事業等の減で330万円の減ということで前年度対比となってございます。
 以上、農林関係、産業振興課管轄の部分についての説明を終わらせていただきます。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(安曇達雄)都市施設課長の安曇でございます。
 都市施設課関連予算につきまして、農林業費の中について申し上げたいと思います。それぞれの目での前年度に対します増減につきましては、過日説明資料に基づきまして助役のほうからご説明がございましたので申し上げませんけれども、19年度事業を実施いたします工事につきまして、概略ご説明を申し上げたいと思います。
 予算書の135頁でございます。9目の農道整備事業費15節の工事請負費でございますが、羽帯地区交換分合附帯農道整備事業による改良工事を行ってまいりたいと思っております。お配りをいたしております平成19年度の予算に関する資料がございますけれども、この7頁の上段のほうに羽帯地区交換分合附帯農道整備事業として事業の内容を載せてございます。延長120メートルの幅員4メートルの改良工事を行いまして、20年度には終了予定の継続事業でございます。それから、大変恐縮でございます。説明資料としてもう一つ、図面をお配りさせていただいておりますが、町の事業予定箇所というものでございますが、この図面でいいますと右下のほうに1と載せてございます。これが事業箇所でございます。ちなみに、2、3、4、5とそれぞれ載せてございますが、土木費の中でそれぞれ道路工事の予算を計上しておりますので、土木費の中でまたご説明を申し上げたいと思います。

○委員長(口田邦男)これから質疑に入ります。質疑ございませんか。2番橋本委員。

○委員(橋本晃明)128頁の牧場についてですが、昨年も一般質問でお尋ねした部分でもあるんですが、牧場の飼料の値上りということで、僕らも営農計画立てるときには、今年は相当上積みして見積もらなければならないとか色々あるんですけれども、牧場の入牧というか、夏季の受入頭数の設定部分について、今年は天候がどんなふうになるのか非常に不安な部分があって、草がどれぐらい生えてくるかというのも非常に心配なんですけれども、年間、春に入れて秋に下牧するまでの頭数の設定をやってるんですが、前回もお話したんですが、夏の草の伸びがどんどん伸びる時期というのと、それ以降とでは、やっぱり牛を受入れするだけのキャパシティが季節的に変化するということを考えれば、時期的に受入れできる頭数というのは違ってくると。預託の部分だとかでそういうのは考慮に入れてると思いますが、例えば放牧している酪農家の場合であれば、余剰草を機械で刈ってでも、夏以降の草の密度を高めるためにある程度利用を強めてやるといいますか、そういうのが求められてくる。わざわざ肉牛とか若牛とか自分で持っていれば、そこに入れて食わせるということが、その後、秋以降の乳牛の餌を草地の密度を高めて餌増やすということにつながるというような考え方もあるんですね。だから前半部分、例えば7月いっぱいとかお盆前までとかというところに限って牛を入れた場合に、その部分というのはむしろ全体に対して貢献できる部分というのもあるという発想を持って、ここで入牧料とかそうなると収入の部分になってきますけれども、専門的な部分なんでここでちょっとお伺いしたいと思うんですが、それらについてトータルで考えた場合に、入牧するのは一緒としても、早い時期に下牧する部分については、入牧料を安くしていくというような方法というのは、頭数に限ってでありますけれどもとれないのか。それが全体を通して入れている牛の栄養のためにもなるというような設定はできないかというようなことについてお尋ねをしたい。

○委員長(口田邦男)牧場長補佐。

○牧場長補佐(秋田谷幸次)牧場長補佐の秋田谷でございます。
 ただいまの質問ですけれども、今現在計画しておりますのは例年通りの5月20日頃から夏季放牧を開始したいという計画でございます。昨年は3月末の大雪等で春が遅くて若干円山地区については、6日程入牧を延期したという経緯があります。その頃の草の状況は、町内全般を通じて委員の知るとおりでございますけれども、今年についてもこの計画のとおり全頭入牧を受入れしたいということで、各預託希望者のほうに連絡をしたところです。当然ながら春から草の状況が、生育が著しく伸びるということで、従来から春に生産されるスプリング・フラッシュといいますか、草については牧場の中において一部採草利用ということで実施をしてきておりました。冬季のための越冬飼料を確保しているところであります。ご指摘のとおり、これがより有効に放牧に活用できないかということですけれども、実はそのお話を伺ったときから預託者、代表の方と色んなお話を進めてきたところでありますけれども、端的に申し上げまして一時期だけ牛を入れるのは労力、費用の点から考えてみてどうなのかなと、実際預託している人からの意見がありました。質問の中に早期に退牧する牛についての入牧料金を若干安くという話を初めて伺ったところですけれども、基本的には一律に入牧料金設定の中で今後も進めていきたいと思っております。

○委員長(口田邦男)2番橋本委員。

○委員(橋本晃明)今のところはいつ入れてもいつ下げても1日当たりの計算でやっていることになりますから、在牧日数が長ければたくさんもらって、早く下げれば安くなるということになってくるんですけどね。結局、長くずっとみんな置いておくことによって、1年を通じて利用するということでもって、草地の状態というものは向上していかない部分というのはあるのではないかというのが、どうしても草の生態だとか草地の生態というものを考えるとそのように考えざるを得ないと。同じ料金であれば、確かに短期間だけ入れて下げるというのは、入れたのにもう出すのかということで手間になるかもしれませんけれども、そこの料金設定というのはある程度安くしても、それ全体の中で不公平感というのは、経済感覚を持てば生じないのではないかと私は思うんですけれども、そのへんの検討というのは、当然草の量がどのぐらいあってということを把握しなければ、それらについても答えが出ないと思いますけれども、牧場はちょっと普通の草地よりも山に近いところにあったりして条件は不利ですけれども、1日あたりの草の生産量というか増加量というのは、1番伸びる時期とお盆過ぎとでいったらどれぐらいになっているのか教えていただけますか。

○委員長(口田邦男)牧場長補佐。

○牧場長補佐(秋田谷幸次)今の質問ですけれども、正直申し上げまして各ステージごとの草の生産量というのは的確には私共把握しておりません。

○委員長(口田邦男)2番橋本委員。

○委員(橋本晃明)そこの部分を把握しないと、何頭牛を入れてというような設定はつかないと思いますので、今後検討してやっていかれたらいいのではないかなと思いますがいかがでしょうか。

○委員長(口田邦男)牧場長補佐。

○牧場長補佐(秋田谷幸次)確かにその時期に適正な草、あるいは栄養の充足をさせなければならないということを考えますと、やはり、そのような検討をこれから再度つめて、改善していかなければならないと考えております。

○委員長(口田邦男)2番橋本委員。

○委員(橋本晃明)次に、総務課のところで、移住関係の部分で質疑をしたんですが、産業振興課の部分では全く連携というか、うまく関わっているのかどうかお伺いします。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(阿部一男)今の農村の色んな自然の良さ、農業も含めた自然の良さにあこがれて移住するという部分もありますので、そういった中におきましては企画、総務のほうと相談しながら進めているところでございます。

○委員長(口田邦男)2番橋本委員。

○委員(橋本晃明)かねてより地下水の硝酸体窒素の濃度だとかというものについては、産業振興課の中でも、今年で全部調査が終わると思いますが結果が出てくると。それからどうするという話があるんだろうと思うんですけれども、移住だとか何とかというのを考えるきっかけというか、元々住んでいる人が住みやすい環境をつくるということは、結局は住みよい町をつくるという意味が同じだろうと思うんですよね。そういったところで総務課とも連携を取りながら住みやすい町といいますか、そういうものにするためにデータを活用していくというようなことを相互に連絡取りながらやっていくことが重要でないのかと思うんですがお考えを伺いたい。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(阿部一男)私も同じような認識をしておりますので、より一層連携を取った中で、地下水の具体的な汚染の話もありましたけれども、そういう部分も含めて十分検討していきたいと思っています。

○委員長(口田邦男)2番橋本委員。

○委員(橋本晃明)それから、移住を受け入れるといいますか、進めて行くうえでは、清水町の流儀といったら変ですけども、清水町の文化だとか今までやってきた歴史というものも、十分理解してもらいながら進めていくのがスムーズな形ではないかなと考えております。今、フロイデのコテージを利用しながら体験をしたうえで、移住をしてもらうというようなスタイルをとっている。これは非常にいいことだと思うんですが、その際に酪農の町、農産工業の町というこの町の文化といいますか、そういうものを理解してもらいながら進めていくということが、農村社会での田舎暮らしの特徴といいますかね。田舎といっても、ただ森林の中に住んでるわけじゃなくて、農村の中にいれば農作業だとか四季の色々な変化だとかというものを理解してもらったうえでないとトラブルの元になってくるということもありますし、それを受け入れていくのにしたがって、元々の農業がやりにくくなっていくだとか、そういうようなことになってもまずいだろうなと思いますので、十分理解をしていただきながら進めていくというような方法をとっていくのが大事かと思いますけれども、それについての考えをお伺いしたい。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(阿部一男)過去からも移住の場面については本町でも色々ありまして、今、ご指摘ありましたようなトラブルだとかっていうこともある場合もあったと思いますけれども、当然今後におきましても、そういった中で色んなことを想定した中で十分委員ご指摘のように本町への文化、歴史、そのようなことも含めて理解をしてもらった中で移住をしていきたいと思っています。移住の促進もしていきたいと思ってますけれども、昨年もモデル的に実施してきたところでございますけれども、本年においても、こういったものについてはフロイデのコテージを利用した中でモデル的にということで開いてるところでございます。

○委員長(口田邦男)ほかに質疑ございませんか。7番奥秋委員。

○委員(奥秋康子)毎年、予算のときに質問させていただいておりますけれども、127頁にあります牛乳消費拡大の件につきまして、今回、昨年より予算が減り100千円の計上がされているところでございますけれども、今年はどのような事業を計られるということでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(堀 秀徳)畜産係長の堀です。
 牛乳消費拡大の関係のご質問かと思いますけれども、まだ、総会がこれからということですので、確実にこれというところはございませんけれども、例年どおり11月から12月にかけてのキャンペーンをメインとしましてカリヨンでの牛乳の提供、それと各種イベントの際の牛乳提供を行ってまいりたいと考えております。

○委員長(口田邦男)7番奥秋委員。

○委員(奥秋康子)昨年はそういう形でやられたんでしょうけども、それの消費量の拡大というのはかなり期待されただけの効果は上がったのでしょうか。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(阿部一男)この事業効果を判断するのはなかなか難しいところでございます。この牛乳消費の減少というのは、我が町ばかりでなく、全道、全国的な部分で、特に夏季の生乳の部分について、今年であれば暑すぎて5%ぐらい減少しただとか、そういう大きな流れの中にあって、検証するのはなかなか難しい。これによって、本町の部分が非常に増大したとかという難しい場面でありますけれども、今後においても特に、今、係長が話したものにプラスして、今の牛乳の消費動向を更に分析しまして、全国的な運動を展開されてございますから、それらと呼応した中で進めていくというようなことも考えておりますけれども、特に中学生までは学校給食でありますけれども、中学生以上になる高校生から牛乳離れがすごく進むんだという全体的な分析もございます。昨年も実施したんですけれども、本町では、清水高校の自動販売機で元々牛乳を置いてたんですけれども非常に消費が悪いということで、自動販売機のメニューの中から牛乳が落ちてたというようなこともありまして、そういったことの中で、何とか高校生も引き続き消費を拡大して欲しいということもありましたので、それらの自動販売機のメニューに加えていただきまして、半額補助した中で本町独自の政策等も実施しておりまして、これらについてはよそにも声を出していこうというようなことで、よそでも実施してもらえるようにPRしていきたいと考えているところでございます。

○委員長(口田邦男)7番奥秋委員。

○委員(奥秋康子)次ですけれども、137頁にあります林業振興費の中で、8番の有害鳥獣駆除出役報償と、その下に有害鳥獣駆除捕獲報酬とに区分けをされておりますけれども、この違いというのはなんでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)林務係を担当しております葛西でございます。
 今のご質問にお答えいたします。8節報償費の1番の有害鳥獣駆除出役報償は、熊の駆除ですとか、狐、鹿等の駆除の依頼がありまして、猟友会のほうに駆除依頼をかけて、ハンターが出役をしていただいた時に、その出役に対する報償でございます。その下なんですけれども、有害鳥獣駆除捕獲報償というのがございます。これは、同じように駆除依頼がきて行っていただくんですけれども、鳥ですとか狐、鹿、ちなみに、鹿の場合については1頭につき4,500円、狐につきましては1頭につき3,000円、鳥類については1羽につき500円という形で捕獲数に乗じて報償費を支払っております。

○委員長(口田邦男)7番奥秋委員。

○委員(奥秋康子)ということは、上の部分は捕れても捕れなくても出られた方の報償だということですね。あとは1頭につきということなんですね。ちなみに、昨年の駆除に出られたというのは1年間でどれぐらい要望がありましたか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)細かいデータが手元にないんですけれども、要望につきまして、本来有害鳥獣駆除ですので、一旦役場に依頼がきて、それからおろすのが通常のやり方なんですけれども、特に農家の方で毎年被害が出るというような場合、知り合いのハンターに直接依頼をしてというような形がございますので、正確な数字はなかなか出せない現状であります。昨年からそういう個人的な依頼があっても、件数としてカウントをしたいので、役場のほうにも数字を教えて欲しいということでハンターにも依頼をかけて、ここ1年間でできるだけ正確な数字を掴もうとしている段階でございます。おおよそですけれども、50数件以上はあるのではなかろうかと思います。それも同じ方が何回も依頼をかけてくるようなケース、あるいは一度土鳩で駆除依頼がきまして、猟友会のハンターが2、3日行って数羽を捕獲しました。相当の捕獲したものを吊るしたりして、来ないようにするんですけれども、状況によりましては、1週間後においても全然状況が改善されないので、再度依頼がくるようなケースもございますし、3ヶ月ぐらい経ってからもう一度依頼がくるようなケースとかというものもありますので、実際数をどのラインで設定してカウントするというのが非常に難しい状況であります。

○委員長(口田邦男)7番奥秋委員。

○委員(奥秋康子)なかなか実態を掴むのも難しいということなんですけれども、ちなみに、町内に優秀なハンターも結構いらっしゃると思うんですけれども、私の聞いた話ですと、ご本人からだったんですけれども、1頭自分で捕って販売できるということも、可能なのかどうかわからないんですけれども、そういうことはできないんですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)捕獲した分につきましてのご質問かと思いますけれども、特に鹿、熊あたりの話ではないかと思うんですけれども、こちらのほうの届けによりますと、一部の方が食肉処理をしたという報告がきておりますが、殆どの方につきましては、土中埋葬若しくは焼却処分をしたという形の報告がこちらのほうにあがってきております。

○委員長(口田邦男)7番奥秋委員。

○委員(奥秋康子)なかなか春先だとか、今は春先に限らず鹿の害が非常に多いと思うんです。町内にもたくさん優秀なハンターの方がいらっしゃると思いますけれども、町内じゃなくて町外に行って活躍されているというハンターもいらっしゃるということでございますから、そういうハンターの方に協力をいただくような方法をとっていただくというのが良いと思いますけれどもいかがでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)現在地元の猟友会につきまして、本町に住所を置いてるんですけれども所属が隣町の方ですとか、反対に隣町に住所を有してるんですけれども、清水の猟友会に所属をしている方とか色々ございます。有害鳥獣駆除ですので、基本は駆除依頼があって速やかに駆けつけるというようなことの大前提がありますので、基本的には清水町内に住所を有している方がメインでやらなければならないかと思います。ただ、ハンターのほうの数が、全国的に不足というのが叫ばれている時代です。今後におきまして、町内のハンターで対応ができないと有害鳥獣の駆除がうまくまわらないという事態にもなりかねませんので、そういう色んな方策も今から調べて、どのように対応していったら良いかという研究をしなければならないと考えております。

○委員長(口田邦男)ほかに質疑ございませんか。3番西山委員。

○委員(西山輝和)8目の農業用水管理費の中で、134頁19番の御影地区農業用水維持管理協議会負担金とあるんですけれども、これを詳しく教えてください。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(小林 進)農業用水係小林です。
 これにつきましては、御影地区で造成された農業用水の維持管理をしていくための金額になるんですけれども、御影パイロット事業で造成されたものは石山系統と円山系統の部分の農業水系等があります。石山系統につきましては、本町のほうでやってるんですけれども、円山系統につきましては、芽室町のほうまで農業用水がいっておりますので、清水町と芽室町で共同で管理をするという形になっております。これで協定をつくるために、清水と御影でつくっている協議会がございますので、そこへ出す負担金となっております。その協議会の負担の割合ですけれども、清水町が70.3%の負担で予算のほうに計上されている1,380万円です。芽室町につきましては、29.7%の負担をしてもらっています。支出の内容ですけれども、石山系統と同様な形で、施設の維持管理、配水管等の維持管理、そういうものがメインとしてはたらいております。

○委員長(口田邦男)3番西山委員。

○委員(西山輝和)それでは、協議会というのは清水町と芽室町の合同で運営してるということですね。それをどこかにまた協議会が仕事を委託してるということはないんですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(小林 進)この協議会からの委託料というのはみておりまして、施設が円山系統にもう1つ除塵という施設がございます。除塵地につきましては緩速ろ過という砂ろ過の施設でございまして、それで水をきれいにしている施設ですけれども、それについては砂取りとか、色々環境整備になるんですけれども、施設を維持していくために協議会のほうから業者のほうには委託しております。

○委員長(口田邦男)ほかに質疑ございませんか。1番原委員。

○委員(原 紀夫)137頁の林業費のところで若干お尋ねいたします。清水町が有する人工林の面積と天然林の面積を教えてください。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)清水町の森林面積が18,000ヘクタール程ございます。その内の2,000ヘクタールが町有林面積となっております。天然林面積と人工林面積の内訳につきまして、資料がございませんので後程お知らせしたいと考えます。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)2,000ヘクタールの内、毎年色々と多額の投資をして保育的なことをやられていると思うんですが、これから先、町の収入として上がっていくようなものはないのかどうかお尋ねしたいんですが。カラマツであれば、何でも人工林のカラマツにしても伐期に達しているものがあって、これから売り払いをしていくということで、収入を上げていくようなものがあるのかどうかお尋ねをしてるんです。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)現在、カラマツにつきましては、かなりの分が伐期を迎えるものは数多くございます。ただ、森林の中でゾーニングというようなものを行っております。それは、水土保全林、経済循環林、そしてきずなの森という3つのゾーンに分けてございまして、水土保全林につきましては、一般的にカラマツは30年から35年ぐらいで伐期を迎えるんですけれども、そちらのほうは40年から50年というような伐期をずらした林帯となっておりますので、本当はもう切れる状態になっているのもあるんですけれども、そういう水土保全林のほうに指定しておりますので、実際にはまだ切れないという状況でございます。ただ、今年度からカラマツにつきましても、かなり原木の代金が値上り傾向にありますので、そういったことも視野に入れながら計画的に調整をし、伐採計画のほうも立てていきたいと考えております。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)カラマツそのものは、昔は国有林でも30年で伐期を決めてまして、それを50年にして色々対応しておりましたけれども、今、言われるように水資源を保護する立場から、本来伐採するべきところを延長して50年もたしているということなんですね。それ以外については、今、言われたようにこれから伐採計画をつくって対応していくということであれば、これから出てくるということなんですね。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)そのような形になっております。それと、先程の質問ですけれども、森林面積2,000ヘクタールの内、人工林が1,250ヘクタール、天然林が750ヘクタールという内訳でございます。今のご質問ですけれども、もちろん伐期がきましたら伐採をして、新たな植林をするという形なんですけれども、一度に切りますとなかなか対応ができないようなケースもございます。全体を鑑みながら、翌年度にそれだけ多くの伐採をし植林をしますと、その後の保育のほうにも経費がかかりますので、町の財政状況も考えながら調整してやらなければ、一度に切りますと反対に林地にとってはマイナスな要因にもなろうかと思いますので、そのへん慎重に対応していきたいと考えています。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)カラマツ関係については了解をいたします。
 今、人工林に対して天然林が750ヘクタールあるということですが、この中身というか、価値のある山というかそういうような見方をすると、先程私が言いましたように、今、非常に高く売れるナラだとかセンだとかタモだとかそのような類の太径木等は、この750ヘクタールの中には滞在するのでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)750ヘクタールの内ですけれども、主に町有林で天然林帯を持っているところは、がんけのような、例えば美蔓地区がございますけれども、熊牛地区から美蔓地区の急なところですね。端的に言えばあのような地区のところが天然林として残っていると。一部北清水地区とか羽帯地区にあるんですけれども、あくまで国有林のラインがありまして、その下が町有林という考え方ですので、国有林の奥のほうにあります太径木のような木は殆どないと考えていただいて結構でないかと思います。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)わかりました。私はよくペケレの森の公園を散歩させていただいたり、冬はスキーに乗ったりさせていただいてるんですが、ああいう山がかなりあるのかなという気がしたものですから、ああいうのがあればかなり価値があるなという見方をしていたものですからお尋ねをした次第ですが、そのへんはわかりました。それと、保育の関係で、鼠の駆除に昨年は93万円ぐらい。今年は83万円かけておりますけれども、これは前年に調査をして、鼠の被害が予想されるという時にだけ防除をしているのかということじゃなくて、毎年同じように防除をしているのかそのへんはどうなんでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)鼠の空中散布につきましては、面積的に殆どの部分をやってございます。一部につきましては、森林組合を通じまして、林地の調査を行っておりますが、全林地の部分を調査するというのはなかなか難しいものですから、毎年少しずつ調査をして、あまりにも影響がないようなところについては省くような形も一部とってございます。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)鼠の固体調査はしているということですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)固体調査と呼べるような調査ではございませんが、その林地内において鼠の穴ですね、そういうのがあるかないかという分の調査は一部しております。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)空中散布といわれましたが、随分安いなと思ってびっくりしたんですけれども、これでかなりの面積を散布しているということなんですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)こちらのほうにつきましては、北海道が主体となりまして、航空会社と全部契約しております。そこで、単価契約という形で各市町村がぶら下がっているという形ですので、その契約された会社が、道内全部の市町村をぐるぐる回って実施しておりますので、例えば清水町が単独で空中散布の契約をするとなると、こんな金額では全然できないものと考えております。

○委員長(口田邦男)ほかに質疑ございませんか。6番森田委員。

○委員(森田慎治)130頁の牧場費の中で、16節の原材料費でございますけれども、そのうち草地用肥料についてですけれども、昨年から比べると70万円近くが減額になっているかと思うんです。それは大変結構なんですけども、この要因は堆肥場をつくり汚泥等を利用しながら堆肥を作ってますね。それの効果が出てきたと解釈したほうがよろしいのでしょうか。それをお伺いします。

○委員長(口田邦男)牧場長補佐。

○牧場長補佐(秋田谷幸次)堆肥の利活用によっての肥料費軽減ということで理解していただきたいと思います。

○委員長(口田邦男)
6番森田委員。

○委員(森田慎治)そうしますと、その飼料の高騰の中に配合飼料等との問題もあろうかと思いますけれども、かなり飼料の用地を確保した過去に経過がございます。そうであるならば、どちらかというと飼料費のほうが若干下がってきてほしいというのが僕の考え方なんですけれどもそのへんどうでしょうか。

○委員長(口田邦男)牧場長補佐。

○牧場長補佐(秋田谷幸次)配合飼料のほうですけれども、私共は補助飼料として1トンあたり、ある程度の配合飼料を給養しております。これの単価そのものの変動が激しいという見込みの中で、今回若干金額を多くみているということであります。

○委員長(口田邦男)6番森田委員。

○委員(森田慎治)もう一点お聞きしたいんですけれども、大雑把で結構ですけれども、配合飼料は別として、素飼料になりますサイレージになりますコーンとか牧草類、あるいは乾燥で求める牧草の量というのがありましたら参考にお聞かせいただきたいと思います。

○委員長(口田邦男)牧場長補佐。

○牧場長補佐(秋田谷幸次)それは1トンあたりの許容量ということでしょうか。

○委員長(口田邦男)6番森田委員。

○委員(森田慎治)総量で結構です。年間どのぐらい素飼料を購入してるかというのをお聞きしたいんですが。

○委員長(口田邦男)牧場長補佐。

○牧場長補佐(秋田谷幸次)自前で用意できないもの、例えば青がりとうもろこし、越冬用としてサイレージ化してるんですけれども、これは原料で年間800トン、それから乾牧草、これは自分たちがつくっておりません。すべて購入をしておりますけれども181トンですか。それ以外に家畜塩だとか、これは本当に微量の部分に入るんですけれども、その程度を購入しております。自給飼料ということになりますと、年間というか冬季舎飼で大体最大800トンにもなりますので、これを採草地、静養地、あるいは円山での春先の余剰草といいますか、それらの活用によって相当量の確保をしております。その量については、総体の生草換算で申し上げますと、約4,000トンの草を利用しながらラップ、あるいはスタッグサイレージ化にしています。

○委員長(口田邦男)ほかに質疑ございませんか。11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)土地改良事業費の中で償還金を見てますけれども、これは2億4,000万円の償還金は、多分御影畑総に関係する償還金なのかなと思いますけれども、これは申し訳ないけど、今後どうなっていくかということについてわかれば教えてほしいんですが。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(山本 司)償還の内容なんですけれども、十勝川左岸地区と御影地区、それと御影地区の災害分の3つが償還の中に含まれております。今後どうなっていくかということですけれども、左岸につきましては償還が平成24年まで、御影につきましては平成37年まで、御影災害につきましては平成29年までの償還という形になっております。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)委員長にお願いなんですが、今、説明あったような内容について資料を出していただけないかなと思いますけれども。

○委員長(口田邦男)執行側どうですか。課長。

○課長(安曇達雄)ちょっと確認させていただきたいんですが、償還表というおさえでよろしいでしょうか。何年までのいくら支払っていくというような償還表でよろしいでしょうか。

○委員(荒木篤司)金利も含めた総償還額。

○課長(安曇達雄)元利償還額の年度ごとの表ということでよろしいでしょうか。わかりました。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)あまり関係ない話になってしまうんですが、昨日総務課の関係で、行財政改革に絡んでの質問の中で、町の公債費についてどうなってるんだというところを質問させていただいた関係で、僕らは質問の仕方が悪かったんだと思うんですけれども、公債費だけの答弁をもらったと。意味は償還金全体の額を知りたかったんですけれども、それを答えられなかったものですから、各課に伺うということになったんですけれども、もし、総務課のほうでまとめて出せれるということであれば、償還金すべての総額と年度ごとの償還計画についてすべてが知られるんでしたら、あえてそちらで出していただく必要はないんですけれどもいかがでしょうか。

○委員長(口田邦男)課長。

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○委員長(口田邦男)暫時休憩します。 (午前10時58分)

○委員長(口田邦男)休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前11時09分)

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○委員長(口田邦男)課長。

○課長(荒木義春)お話のございました資料について、作成し提出をしたいと思います。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員

○委員(荒木篤司)次の質問に入ります。先程、奥秋委員が質問されました関係の件についてもうちょっとお聞きしたいんですが、有害鳥獣駆除ですね、これはどこかに依頼をして、そしてそこに報償費として払うということもあり、尚且つ、個人で狐を捕ったらいくら、鹿を捕ったらいくらというような支払いの仕方をするということでいいのか説明してください。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)今の件について、直接役場のほうに依頼がありまして、例えば狐の駆除依頼がきまして、狐の駆除をするにあたりましても、一人ではなかなか狐の場合は駆除できません。それで複数名において1日何人かにおいて狐の駆除を実施する場合には、捕獲報償費の対象にはしませんで、出役報償費のほうで対象をして支出をしております。ハンターが直接依頼を受けて狐の罠等を使いまして捕獲した場合につきましては、1頭いくらの捕獲報償費のほうで対応しております。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)ということは、例えば熊が出てきたから、駆除してほしいと依頼を受けたと。例えば阿部課長に鉄砲持ってるから一人で行ってくださいと言っても、一人じゃ捕れないから何人かで行って、熊を遠巻きにして捕るというのがグループですよね。例えば鹿だとか狐だとかはそうじゃなくて、一人で行って捕れるということの分け方なんですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)主に出役の場合ですが、熊の場合は緊急性がありますので、出役報償費のほうで対応しております。鹿ですとか狐、あるいは鳥類につきまして、緊急性を生じる場合、近年狐におきましては、特に冬場ですね、出産後の子牛あるいは出産の状態が良くない母牛に攻撃を加えて、その牛を死なせてしまうとか、そういうようなケースの場合には緊急性を要しますので、団体駆除という形で実施しております。そういうケースは出役報償費で支出しております。そんなに緊急性が生じないような鹿ですとかそういう場合につきましては、捕獲報償費のほうで地元の猟友会のほうに頼みまして、ハンターが行って捕っていただいた分についてのみ支出してるいということですけれども、状況によりまして、鹿の被害でもビート等を植えてすぐやられるようなケースがございます。そういった場合には緊急性が生じるということで、例外的に鹿の場合でも場合によっては出役報償費で対応しなければならないケースもあろうかと考えております。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)そうしますと、個人として考えて報償費を出すという考えなのか、それとも猟友会としての団体に対して報償費を出すという考えなのか。そこらへんはどうなっていますか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)報償費の支出先は、清水町猟友会でございます。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)それはすべてそうなんですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)清水町の猟友会のほうから、実績書あるいは出役でしたら出役の明細等を報告書と請求書という形でいただいて処理しております。捕獲数等のチェックにつきましては、私もチェックのほうには入っております。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)そうすると、この1,988千円は、猟友会を通して個人に支払われるかどうかはわかりませんけれども、支払われているということですね。そうすると、猟友会の会員しかこの報償の対象にはならないことなんですね。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)今現在の有害鳥獣駆除に関しましては、清水町猟友会のほうにお任せをして実施していただいている状態でございます。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)狐とか鹿については、どういう捕り方をするか、例えば集団で捕るとか、個人で駆除するとかがあるのでしょうけども、それは鉄砲を持っていて許可があれば捕れるということですね。熊の場合、年間どのぐらい出没して駆除の要請があって、実際にどのぐらい捕っているのか、去年とか今年でもいいんですけれども実績あったら教えてください。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)熊の捕獲につきましては、本年度におきましては3頭捕獲しております。17年は2頭、16年が5頭、15年が9頭という形になっておりますが、熊の駆除の依頼件数といいますのは、毎年同じような件数がきております。熊の箱穴につきましては、箱穴の資格を持っている方が限られておりますので、直接その方に依頼がいくようなケースもございますが、設置に関しましては、役場のほうと協議をしながら実施しております。年間の罠の設置に関しましては、昨年度10基設置しております。それと、罠を設置しましたら、その都度巡回、あるいはそういった行動をしなくてはなりませんので、合計89回程熊に関しまして出役しております。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)罠で捕ったのは去年2頭ですが、射殺したのは何頭いますか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)昨年、今年と銃による捕獲はございません。その前の年になりますと、一部銃で捕獲した例がございます。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)極めて銃で撃って射殺するのは難しいのかなと思うんですが、何でこんなこと聞くかというと、今、猟友会の会員の中で罠で仕掛けをして熊が捕れるという会員が、許可は持ってるけれども、やったことのある人が一人もいないという状況だと伺っているんですけれども、その中でこういう予算をつけて猟友会にお願いするという形はいかがなものなのかなと思うんでお伺いしたんですが間違っていますか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(葛西哲義)今現在、猟友会の中で、罠の資格を持っている会員が2名しかいないのが現状でございます。猟友会としましても、この人数ではということで、至急数名の者を罠の免許を取るような準備を進めていると聞いております。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)準備してるから委託をするという考えだということですね。そういうことでいいんですね。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(阿部一男)今、2名ということにしましたけれども、それから準備をしていくということで、数名の方に免許を取ってもらって準備を進めています。どちらにしても鳥獣の中の熊の被害につきましては、人命にかかわる部分もございますし、農作物への被害も相当ございますので、今までも何とか被害回避の中でやってこれたんですけれども、業務が低下することのないよう進めてまいりたいと思っております。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)要するに、一番被害を被るのは、農家の人たちですので、行政としてしっかりした考え方を持って、こういう親睦団体というのか何かわかりませんけれども、そういう団体の指導もしっかりしていかなければならないんじゃないかなと思うんですがいかがでしょうか。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(阿部一男)過去からの経過の中で、猟友会と連携しながら、この鳥獣被害の駆除について実施してきた経過がございますけれども、今後においてもより一層連携を密にした中で、鳥獣駆除の業務に支障がないよう取り進めてまいりたいと思っております。

○委員長(口田邦男)ほかに質疑ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男)質疑なしと認めます。
 これで、農林業費の質疑を終わります。