北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成19年度予算審査特別委員会(3月15日_審査番号3)

○委員長(口田邦男)それでは審査に入ります。これより、第8款「土木費」、147頁から158頁までの審査を行います。担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明をお願いします。なお、発言する際には、初めに職名を言っていただきますようお願いいたします。課長。

○課長(安曇達雄)都市施設課の関係につきまして、一般会計では道路、それから町営住宅、公園等の維持管理の部分が安全安心な生活を確保する、それからそういう環境を作っていくという意味では非常に意を尽くしていかなければならない部分だと思っております。そういった意味で維持管理を引き続き思って進めてまいりたいと思っております。
 152頁、工事関係につきまして、引き続きご説明申し上げたいと思いますが、152頁の3目の道路新設改良費、15節の工事請負費で、御影太平道路ほか3路線を予定しております。これにつきましては、ご説明をさせていただきましたけれども、19年度の予算に関する資料の8頁に詳細を載せてございます。8頁の上段でありますけれども、事業名で御影太平道路改良舗装工事、事業費が16,500千円でございまして、18年度実施いたしました工事を継続して行うものでございます。延長100メートル、幅員6メートルの工事を町の単独事業で行うものでございます。その下段にあります西清水2号、3号、4号と記述してございますが、改良舗装事業でございます。これにつきましては、高速自動車道の通過市町村に交付されます公共施設等整備助成制度に基づきまして、助成金充当による事業でございます。助成金額は高速道路の通過延長、清水分の通過延長が5.8キロメートル程ございます。これにより算定をされまして、限度額が2,130万円の交付を受けるわけでございますが、清水トマム間が19年11月を目途に開通になります。その開通前に交付されるものでございます。別にお配りをさせていただいた図面、先程もご説明申し上げましたとおり、この御影市街図のほうの右側のほうですが、2が御影太平道路の継続事業の予定箇所でございます。左側のほうに3路線がありますが、これが高速道路の助成になります西清水2、3、4号道路の整備箇所でございます。
以上、事業につきましてのご説明とさせていただきます。

○委員長(口田邦男)これから質疑に入ります。質疑ございませんか。9番妻鳥委員。

○委員(妻鳥公一)157頁、住宅費ですが公営住宅関係だと思うんですが、今、公営住宅ずっと新築をしないできております。そして、だいぶ古いところは空けてあるんですが、これからの公営住宅の考え方というのがあるだろうと思うんです。新築に手を付けないできているという状況ですね。公営住宅について考え方、どういう方向で考えられているのかということをお願いしたいと思います。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(安曇達雄)公営住宅の考え方でございますけれども、ご存知のとおり、今、公営住宅につきまして新しい事業展開というのは計画しておりません。実態としてどうなのかという部分ですけれども、民間住宅が大変活力をいただきまして、たくさんのアパートができてきておりますし、実際の今の公営住宅の申し込み状況でいきますと、大体満度に希望される方は入居可能になっているという状況でございます。ただ、公営住宅につきましては、建築しましてからかなりの年数が経っておりますので、こういった部分についての維持管理はしっかりしていかなければならないということと、将来的には現状を見極めながら、ひとつの方向付けをしていかなければならない時期というものを見極めていかなければならないと思っております。

○委員長(口田邦男)9番妻鳥委員。

○委員(妻鳥公一)公営住宅は安さをとるわけで、こういう考え方多少はあると思いますが、建てて何年間か借金をして、借金払いをしながらずっと家賃をもらっていくと。そこらへんのところで20年なり25年というベースを合わせるというような格好でやってこられたと思うんですが、そういう意味では、例えば古いところを古いまま置いておいてどうするのかなという感じがあるんですが、例えばそこへ新築をして家賃を取っていくわけですから、そこらへんのことをどんなふうに考えてますか。採算ベースというふうにはならないけれども、住宅確保するという意味では大事なことでないかなと思っているんですが。今の申し込み状況から見たら、大体いいんでないかという考え方もあるようですが、そうするとあの古いようなものはどうもならんからということになると思うんですが、どういう考え方でありましょうか。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(安曇達雄)古い住宅をそのままの状況でいいのかというお話であると思いますけれども、先程申しましたとおり大変年数が経ってきておりまして、居住される方についてもご不便があると思います。そういった意味では、維持管理の部分については、お話をいただきながら進めておりますけれども、これを建て替えをしていくということで考えますと、現状の中では色んな町の財政状況を踏まえて、すぐ答えを出すという状況ではないかなと。ただ、将来的には、こういうことを考えていかなければならないという押さえはしておりますので、もう少し様子を見極めながらと思います。

○委員長(口田邦男)ほかに質疑ございませんか。11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)公営住宅の問題から入ります。公営住宅は需給のバランスからいって取れてるというお話だったような気がするんですけどね、さっきの振興費の話に戻っちゃうんですけど、住宅政策というのは、ずっと郊外に新しい団地を造って、そこに住んでもらうという政策を進めてきましたよね。清水だけでなく全国的にそうなんです。その結果どうなったかというと、中心商店街が衰退していったという経過がありますよね。今、それを戻すと、商店街の中に居住の施設を造る、住宅を造るという政策が進められて、国としての政策も進められてきているわけですけど、今の課長の答弁で、近い将来は建て替えるつもりはないという考えのようでしたけれども、この政策についてはどう思いますか。

○委員長(口田邦男)助役。

○助役(五十嵐順一)言われるとおり全国的に空洞化、昔は中心、郊外すべて過密ではないけれどもそういう状況にあったところが、人口の減少等から空洞化してきていると。その対策として都会では、中心街にマンション等を積極的に建てているということでございます。清水町でも今、土地開発公社の話がよく出ますけれども、土地開発公社の先行取得をしまして、駅裏の清算事業団の土地、これについては既に議会でも承認いただいて先行取得したときにも、住宅用地として先行取得した経過がございます。しかし、このような財政事情の中で買い戻しがなかなか進まないというような中で、また、住宅の状況からいいまして、はたして建て替えをして、建て替えをしたら家賃が上がると思います。今の家賃の中で、満足している方が新しいところにそれ以上の家賃を払って入っていただけるかというようなものも色々加味しますと、なかなかすぐ多くの投資をして建てるという状況にないということでございますが、そういう意味では清水町の中心街のほうにもそういう住宅用地として確保している土地はあるということで、将来的にはそういう方向で考えていかなければならないということで考えています。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)将来にまたがっての考え方ですので、今すぐどうこうということではないけども、考え方としてそういうことも考慮しながら考えていくべきでないかなと思うところで申し上げたんです。今、公営住宅に入居しました。入居した結果何年かそこに住んでる人の状況が変わった。例えば、体が悪くなって階段が自由に歩けなくなったというような事情があるという時はどうしたらいいのでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西田史明)
住宅都市係の西田といいます。
 住み替えということができるようになってございますので、申し出ていただくということになります。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)それは本人から直接申し込むなり、あるいは福祉課のほうからそういう事情だということは話しがあればすぐ対応するということなんですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西田史明)
条件はございますけれども、条件に合致した場合には、もちろん住宅が空いてればということなんですけれども住み替えが可能です。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)実際にそういう状況になって大変苦労して2階から下に降りて、それこそ大変ですからひと月に1回とかぐらいを何とか工夫して下に降りて車椅子で町に出て行くということをされている方がいました。そうなってなんとかしてほしいということを申し入れてあったけども、なかなか係長まで声が届いたのかどうかわかりませんけれども、なかったという状況でした。そのことはいいんですけれども、そういう状態になったということであれば、色んな条件を省略してでもすぐ対応できるようなことを考えていただきたいと思うんですけどいかがでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西田史明)
そういうことがあれば迅速に対応させていただきたいと思います。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)よろしくお願いします。公園管理の関係で伺います。今の公園の管理というのは、臨時職員でもって草刈だとか維持管理をしているということなのかなと思うんですけれどもどうでしょう。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)公園緑化係の西尾です。
 ただいまのご質問ですけれども、臨時7名で行っております。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)ちょっとわからないのでお聞きしたいんですが、臨時職員の賃金が1,200万円ありますよね。この13節の8、パークゴルフ場管理業務委託というのがありますよね、これはどうなっているんですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)13節8番のパークゴルフ場の委託でありますけれども、清水公園のパークゴルフ場と下佐幌運動公園のパークゴルフ場それぞれの受付事務に当っていただく部分での委託料であります。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)そうすると、10番に下佐幌公園の管理委託料というのがありますよね。これとはどう違うんですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)先程の8番のほうでありますけれども、この部分はパークゴルフ場に来ていただいた人の申し込み1回いくらという料金をとる部分です。10番の下佐幌運動公園管理委託料は、週1回草刈をしていただく、あとは随時付属施設の管理をしていただくという形のものであります。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)要するに券を持ってるかとか、お金を払ってもらうという部分の人を雇うという意味ですね、管理委託料というのは。わかりました。それで、公園の管理というのは、今、町が直営でやっているということですが、もうちょっとあれだけの清水公園全体を見たときに、色んな利用の仕方というか、色々考えられるのではないかなと思うんですけどね。結局草刈ってパークゴルフ場を手入れしているということをされているということですけど、もっと町民の憩いの場としての活用の仕方というのは考えられないですかね。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(安曇達雄)公園の管理だけではなく、もう少しお客様にきていただけるような運営方法を考えてみてはどうかということかと思いますけれども、現状は申し上げましたとおり草刈管理、それとパークゴルフ場の管理という中で、パークゴルフ場につきましては、公園管理の一部という押さえ方で現在進めております。実際池に来ていただいて、そこで楽しんでいただいている状況もありますので、楽しめる範囲としては非常に広いものがあろうかと思いますが、現状の中でそういった枠を拡大していくということは、結局維持管理のほうに影響が出てくるという中で、色んな方法は想定はできますけれども、現状の中で新たに事業を起こしながらもう少し楽しんでいただけるような幅を広げていく内容にしていくという部分については、少し慎重に考えなければならないと思っております。いわゆる町の支出を増やしながらそういう形を進めていくという部分については、もう少し慎重に考えなければならないと思っております。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)清水公園というのは、いわゆる都市公園という形ですから、都市公園法に絡んでくるわけですね。昔の清美公園、それも入っているんですね。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)昔でいう清美公園も、現在は都市公園の清水公園の中に入っております。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)この管理費で全部管理できるんですかね。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)現在私共のほうでもっている公園につきまして、清水公園だけでなくその他の公園ということで21ヶ所あります。それ以外に観光施設のほうの部分で展望台等の維持管理もしてるわけですけれども、それらの部分については7名の臨時職員で対応してるところであります。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)昔の清美公園の管理というのはやっているのでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)あそこの施設につきましては、管理棟はうちのほうでやっておりますけれども、木道の破損とかいう部分は土現にお願いして直していただいているところです。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)最近行ってないからちょっとわからないんですけれども、きちんと直ってるんですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)木道の沿道等につきましては、破損状況のひどいところについては迂回路等がございますので、改修せずに通行止めということで通れないようにしておりますし、水車小屋の水車等は取り外しております。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)公園として、利用できる状況でなかった気がしたんですがね、極めて危なくていつ木材が折れるかわからないような、折れたところたくさんありましたよね。それをそのままにして都市公園だというふうに置いておいて、もし怪我でもされたらそれこそ大変なんでないかな。修理しないならしないで、使用を禁止するとか何とかきちんとした対応をしていくべきでないかと思うんですけれども。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(安曇達雄)ご心配いただく内容のとおりだと思いますが、今、係長から申し上げましたとおり常時点検はさせていただいております。その中で破損した場合につきましては、通行を止めたり迂回路を使っていただいたり、いずれにいたしましても修理等につきましては土現のほうに申し出をいたしまして修復をしていただくという手続きをとるという形になりますので、こちらのほうで状況に応じてというのは、なかかな難しいものですから、本当に破損等も進んできておりますので、根本的な部分についての考え方を整理していく時期にきているという気はしています。引き続きそのへんは注意しながら検討していきたいと思います。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)本当に真面目に考えるときかなと思います。それに伴ってペケレの西清水にある橋ありますよね。橋の上にアーチがありますよね。あれはどこの管理になるんですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(高橋覚史)土木管理係高橋です。
 石山橋につきましては、平成3年度に完成したと記憶しておりますけれども、そのときに上の部分についてはイルミネーション、要は日高山脈とペケレの水辺を象徴したということで補助事業でやっております。管理についても土木管理係のほうでしております。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)町の管理だということですね。最初の話は橋を通ると第九のオルゴールか何か曲が流れるということでやってましたよね。まもなく鳴らなくなった。それをそのままにしておいた。今、どういう状態かご存知ですよね。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(高橋覚史)先程言ったように平成3年度末、3月に橋渡り式をした記憶がありますけれども、その後何年かして飾りの部分については風等で補修が不可能になって取り外しております。バルコニー2ヶ所の川のせせらぎと第九の音楽が出ていたと思いますけれども、今現在は閉鎖をしております。それについても現地を再調査しておりませんので現地を見て対応したいと思います。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)アーチも今、錆びてひどい状態ですよね。お金ないから補修もできないんだということでいますけれども、今、ここだけじゃなくて色んなところでそういう状況なんですけどね。これはどうしますか、修理をしなきゃならないものがたくさんありますよね。そういう鉄のものであればペンキを塗らなければならない、そういうものがいたるところにある。だけど何もしてない。あれは歓迎の橋か何かですよね。よそから清水に入ってくるときに通って、第九を聞かすんだというような話だったような気がするんですけどね、それがそういう状態でそのままにしてあるんだという状況、結局よく考えてみたら無いほうがよかったですよね。作らなかったほうがよかったですよね。そういうものがたくさんあるんですよね。例えばアーチを取るというのもひとつの方法ですよね。維持管理が大変だから。これはどうしていきます。

○委員長(口田邦男)助役。

○助役(五十嵐順一)この件につきましては、昨日と同じような問題での質問ございましてずっと答弁してございます。財政事情色々ご指摘をいただいております。こういう状況の中でやりたくてもできないと、私たち職員のジレンマもあるというふうにご理解いただきたいと思います。本来であればほかの施設全般について修繕していかなければならないところがたくさんある、これはご指摘のとおりでございます。しかし、今、公債費がピークを迎える、徐々に下がっていくという中で、何とかそこまでふんばっていかなければならないということになれば、その間は少し我慢をして、緊急性のあるところから手を付けていくということが必要でないかということで、昨日答弁させていただきました。これについては当分は、同じような考えをもって行かなければならないという気がします。撤去するということもひとつの発想だと思いますけれども、撤去するとなりますとまた投資が必要とするという問題も出てくるわけでございます。当分の間は、みすぼらしいといわれれば仕方がない、怒られれば仕方がない、でもどこかで我慢をしなければならないという部分については、町民も我慢をしていただかなければ、この難しい局面は乗り切れていけないのかなという認識でいるところでございます。

○委員長(口田邦男)ほかに質疑ございませんか。1番原委員。

○委員(原 紀夫)今、荒木委員が前段で聞かれていた公園の関係で私も質問をさせていただきたいと思うんですが、私もあの木道をとおして階段を通って上に行くところをよく使わせていただいてるものですから、いつも思っていることを含めて若干質問をさせていただきたいんですが、あの木道が通ってる森林は町有地でしょうか。町有地ではないのでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)町有地であります。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)施設だけが道のものということですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)木道上がって上のほうは町有地、下のほうの河川の部分については河川用地という形になっております。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)木の生えている部分全部が河川敷ということですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)川の付近の平な部分が河川用地、階段で上のほうに上がっていく斜面のほうについては町有地という形で分かれております。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)
階段から上だけが町有地と、階段から下の平地、すなわちあの中にはかなりの樹木が太いものから細いものかなりありますが、あれは河川敷ということですね。上にある東屋がありますが、あの施設そのものは道のものですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)町の管理するものであります。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)管理するものと言われてますが、町の施設なのですかと聞いてるんですが。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)町の施設です。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)階段はどちらのものでしょう。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)町の施設です。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)階段から下の木道が道ということなんですが、2等分されているんですか。

○委員長(口田邦男)
係長。

○係長(西尾 修)そうであります。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)それは私全く勘違いしてました。常日頃、夏場、秋場に色々利用させていただいて、先程言われましたように、以前、保育所か幼稚園の子供さんが、スズメバチか何かに刺されたということで対応が大変だったようなことを聞いておりまして、その後、熊に注意という看板があちらこちらにありますが、そのほかスズメバチに注意という看板があちらこちらにありましてね、他から来た人が入らないで帰ったという人がいるんですが、私も蜂には結構詳しいんですけれども、スズメバチに注意と書かれますとね、蜂の怖さを知っている人は多分寄り付かないで帰ると思うんですよね。私も何度も経験しておりますし、全国的にみると4、50人の方が蜂で命を落としている事例があるんですよね。それで熊が出るよ、スズメバチが出るよということで、看板付けてさあどうぞと修理は若干してありますからなんていったって、これは公園として機能しないじゃないですか。何かいい方法は考えていませんか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)数年前にありましたスズメバチが出たときの幼稚園児等の部分で、その後の対応ということで注意を促すということで看板を立てた部分があります。昨年につきましても、定期的に蜂等の部分での点検に行ってるところでありますけれども、今、委員のほうから言われた部分について検討してないところでありまして、今後言われた部分というのは、公園に似つかない状況でもあると思いますので、検討させていただきたいと思います。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)今年の関係、4月以降についてはどういう考えで、従前どおりという考えでおられるのでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)まだそこまでこちらのほうで考えておりませんけれども、多くの方が来て散策等を楽しんでいただくような施設という考えの中でいけば検討する事項があるかと思っております。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)先程お伺いしたところ、階段から上が町と、下が道と2等分されているようですけれども、もし仮定ですけれども、通行している際に下の部分で蜂にさされたと、点検をしたにもかかわらず、蜂の巣というのはわからないところから出てきたりしますので、刺されてショック状態になって大変なことになったというときに、下で刺されたときと、階段から上で刺されたときというのは対応は変わるわけですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)対応については同じ対応をしていきたいと思っております。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)責任問題についてはどちらの責任になるのでしょうか。道ですか町ですか。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(安曇達雄)事故が起きた際の責任の分野がどうなるかという部分について、委託管理というものを正式に受けているわけではございませんので、維持管理の部分については道の所管の部分、町の所管の部分というふうになります。ただ、そのへんが厳密にいうとどういうことになるかという部分については、申し訳ございません、今、詳細について私共のほうで認識をしているところはございませんので早急に研究したいと思います。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)私、なぜ蜂のことに拘ってるかといいますと、実は足寄営林署にいる際に、蜂で作業員の方一人亡くした経験がありまして、大変な思いをした経験がありますのでしつこくお伺いしてるんですけれども、もしそういうことになった時に、道が町に管理を任せてあるんだから町の責任だと、管理をきちんとしてなかったのが町の責任だということになりますと、これは大変なことになるのでないかなという気がしたものですからちょっとお伺いしました。私はあの場所を冬も夏も利用している人もおりますけれども、全くどこに行ってもないようなすばらしい場所に遊歩道ついて、まさに森林浴に適した最高のところだと思うんですよね。町民が多く利用すればあんな良いところはないなというぐらいのところで金もかけてるし、水車なんかも外したようですけども、ちょっと軸が外れたので急に見えなくなったんですけれども、あれを付けて水でも落としとけば本当にいいものに惜しいことしてるなと思って見ていたんですけどね。ああいうものというのは、社会教育の面から見ても学校教育の面から見ても、あの場所を利用して小学生、中学生、幼稚園、高校でもいいでしょう、樹木もかなりの種類がありますから、標本木として表示もしてあるものもあるということからすると、あの施設をそのまま今の状態でもうちょっと木が腐ってきたから投げてしまえというような施設になるのかなという気がしておりまして、最大限あの施設は、経費を極力かけないで町民が利用できるようにしたほうがよいのではないかなという思いがありまして、草刈にしても以前ちょっとどこかで言ったことがあるんですけれども、町民のボランティア的なものも期待をしたりして、草刈することによって運動にもなるでしょうし、そういう協働精神を発揮してあげればかなり効果が上がるなと常々思っていましたので、先程荒木委員の話の答えを聞いてると何か情けないような、木が腐ったらそのままどうしようか困っているんですなんて、何か残念な答弁されているので、そのへんもうちょっと道含めて土現ともしっかり相談していただいて、予想される災害が起きないようにということも含めて、しっかり考えてほしいと思うんですがいかがでしょうか。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(安曇達雄)お話のとおり土現とも十分協議をしながら、町民の皆さんが安心して楽しんでいただけるようなものを目指していきたいと思います。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)もう一点、道路の補修の関係で若干お尋ねいたします。道路の維持修繕について、道路維持費の中に1,500千円と1,900千円の区画線の設置工事がありますが、この区画線設置工事というのは町道の中のセンターラインを引く工事でしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(高橋覚史)毎年、9路線近くセンターラインがどうしても消えるんですけれども、その部分のセンターライン、それから市街地等のドット線、交差点部分の一時停止の部分にありますゼブラの線等の工事費になっております。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)センターラインが消えかかって判読が困難になりそうだとか、そういう状態のときにするのか、定期的に毎年するのか2年おきにするのか、そういう基準的なものがあってやっているのでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(高橋覚史)春の段階で現場を見まして、交通量の多いところ例えば清水石山昭和間道路、一部道道清水大樹線の部分があります。それから通称旧国道、清水羽帯間道路、交通量の多いところがどうしてもセンターラインが消えかけて、交通安全上支障になるところがあります。そのほかの町道のほぼ1級、2級の部分、それから市街地の部分についてもパトロールをして一定のルールはありませんけども、現地をパトロールした中で施工をしております。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)わかりました。私は道路のセンターラインが判読できる、真っ白であれば一番いいんですけれども、ある程度許容できる範囲というのがあると思うんですが、センターラインだけが真っ白で目立って、横がつぎはぎのパッチワークのガタガタ道って結構ありますよね。こんなところやるよりそっちの舗装のほうを綺麗にしてくれたらいいんだけどねという人がよくいるんですけれども、そういうところをもうちょっと厳密に見ていただいてやってもらったほうがいいような面がかなりあるのでないかなという気がしていたものですから、今、ちょうどセンターラインの工事と舗装の修理の関係が出ていたものですから、そのへん気がつきましたので申し上げたわけですけれども、そのへんの配慮をお願いしたいということで終わります。

○委員長(口田邦男)ほかに質疑ございませんか。7番奥秋委員。

○委員(奥秋康子)公園の関係でお尋ねをしますけれども、町内の中に使用のできないトイレだとかカリヨンは何か所ありますか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)トイレについて設置してある部分は、すべて使用できるというふうになっております。カリヨンについては4か所程あります。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(安曇達雄)ご質問の内容は施設として機能してない、例えばカリヨンですと美蔓にございますけれども、鐘が鳴ってすべてしてる部分というのは機能してるということになりますが、そういうものを含めて例えばそれが鳴らせれなくなってるというようなことも含めてという意味ですか。そうしますと、カリヨンでいくとそれぞれのカリヨンが、御影のカリヨンが100%機能しておりますけれども、それ以外のカリヨンについては音が正常に鳴らなかったり、いわゆるモニュメント化された中で使用しているという状況でございます。

○委員長(口田邦男)7番奥秋委員。

○委員(奥秋康子)よくわからないですけれども、トイレの部分が夏場は全部使用可能で、冬場においては全部閉鎖してますよね。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)先程はトイレの部分について、公園のほうで管理している中にあるトイレですね。公園の中にあるトイレで、衛生のほうで管理していて閉鎖しているトイレもありますので、どの部分のことか。例えば清水公園だとか、有明公園だとかあるんですけれども、その中で清水公園でいけば私共のほうで管理してますし、有明公園のほうでいくと現在は衛生のほうで管理しているというトイレがありますので、そちらのほうはちょっと閉鎖している部分については使われていないということになります。

○委員長(口田邦男)7番奥秋委員。

○委員(奥秋康子)
カリヨンなんですけれども、今、メロディーが出てないけれどもモニュメント化してないで全部動いてるんですね。全部でカリヨン何件ありますか。町内に。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)美蔓展望台、日勝展望台にありますのがスイングベルということで動いてベルが鳴ると。清水公園の部分にあるのはカリヨンベルということで、これは時間等で鳴ります。あと中央公園、御影公園。中央公園につきましては、現在からくり等含めて動いてないという形になります。

○委員長(口田邦男)
7番奥秋委員。

○委員(奥秋康子)今現在で全部動いてるということですね。音の出ないのがあるという話も聞いてましたんでね。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)現在、美蔓展望台と日勝展望台については鳴らないようにしております。それと清水公園のトイレについてはベルは鳴ります。御影についても稼動しておりますし、清水中央公園についても音は鳴るようになってます。

○委員長(口田邦男)7番奥秋委員。

○委員(奥秋康子)あえて鳴らないようにしているということですね。壊れて鳴らないんじゃなくて。ということじゃないんですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)美蔓につきましては、音等が牛の搾乳に影響があるということで鳴らないようにしてあると聞いておりますし、日勝展望台につきましては、スイッチのところが塩害によって腐食して修理をしていないという部分であります。

○委員長(口田邦男)7番奥秋委員。

○委員(奥秋康子)日勝のところは、あそこは牛がいるわけじゃないから、観光客もたくさんいらっしゃるので鳴らしたほうがいいと思うんですけれども、修理ができないんですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)冬期間の塩カルということで滑らないように道路に撒く部分の中の塩の影響で、修繕するところのいい処置の仕方がないという部分がありまして、止めているところであります。あと、修繕にはかなりの財政的な面の負担もかかるということで、モニュメント化しているところであります。

○委員長(口田邦男)7番奥秋委員。

○委員(奥秋康子)財政的な面から、動かしたいんだけれども動かせないという状況にあるということですね。もしこれが町内でそういう関係の詳しい方で、有償ボランティアぐらいで直してくださるということであれば、せっかくの鐘だから動かそうというお考えはありますか。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(安曇達雄)
私共もできれば全部稼動させたいと思っております。申し上げましたとおり、日勝展望台についてはもう動きませんので、モニュメント化するしかないと思っております。仮に鐘を鳴らすようにすると、別な工事をしてやらなければならないという財政事情が出てきますので、これは難しいかなと。それから中央公園につきましては、全部基盤で調整されておりまして、例えば電気でありますとか上に上がる稼動の部分ですとか、それから時計でありますとか噴水でありますとか、これは全部一本になっております。そういう中で、町内の方の中でもそういう方がいらっしゃって直せる方がいらっしゃるのであればどうだろうというお話も、無かったわけではなくてあったんですけれども、実際問題といたしましては、かなり専門的な内容になりますので非常に難しい、ご意見を伺っても難しいということで、それで仮に直すとしても多分取替えの部分でありますとか工事が伴います。そういった意味では、どうしても財政支出が出てくるというような意味で、現状では噴水の一部分、横から水が出ますけれども、その部分については何とか子供たちのために残していきたい。それ以外の上に立ち上がりだとか何とかという部分については全部連動しておりますので、これを直すとなると今いったような課題が出てくる、財政支出も出てくると。仮にボランティアで見ていただいたとしても、それに関わる工事は必ず出てくるというようなことを危惧されますので、今の状況で維持をし、最低子供たちに遊んでいただけるような水の排出程度に留めたい。それと美蔓につきましては、先程申し上げましたとおり地域の方から騒音といいますか、鳴らすことによって牛が驚くというようなこともあって、遠慮してほしいというような要望がありまして、それ以降動かしていないという状況です。そのほか御影地区につきましては現在稼動しておりますけれども、あと、清水公園につきましては冬期間閉鎖をいたしておりますので、公園と同時にその部分についても稼動していくということになろうかと思います。

○委員長(口田邦男)7番奥秋委員。

○委員(奥秋康子)本当に全国に先駆けて本町は本当に豊かな時代だったのかもしれませんけれども、鐘を方々に造って町おこしをするという意気込みの中で、鐘をあちらこちらに付けたその結果がこんな状況かということを非常に何か清水町の財政が見えるような感じもいたします。できればせっかく造ったんですから中央公園あたりは何とか稼動するような方法をやっていただきたいと思います。
 それからさっきの清美公園の関係ですけれども、私も何度かあちらのほうに足を運んでみたことがありましたけれども、熊の表示を見たときには怖くて行けないような状況になりました。そして管理も一生懸命していただいておるんですけれども、草刈りをしてくれても、あそこにレンゲツツジが植えてあるわけです。そうするとそこの下まで草刈機が十分にいかない、そうするとレンゲに草が絡まっていい花も咲かないんじゃないかと思いますし、そういうものがあることによって、さっきお話されておりましたけれども、蜂の巣にもなりやすいという状況にもありますので、レンゲやツツジも今後考えたほうがいいんじゃないかと思って提案したんですけれどもいかがでしょう。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)草刈り等につきましては、刈る時点の中で注意を払っていきたいと思います。なお、ボランティアの方に来ていただいて草刈りをしてもらっている部分もありますけれども、直営のほうでも行っているところであります。大事な草木等につきましては傷めないように周辺の整備をはかっていきたいと思っております。

○委員長(口田邦男)ほかに質疑ありませんか。3番西山委員。

○委員(西山輝和)先程の清水公園の155頁の臨時職員7名というのは何ヶ月間雇用して7名いらっしゃるんですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)7名の部分につきましては4月から11月10日までの部分であります。

○委員長(口田邦男)3番西山委員。

○委員(西山輝和)結構人件費が臨時職員にしても結構かかってるんですけれども、委託料の先程言われました8番の清水公園と下佐幌の分があるんですけれども、これは清水のほうだけでいくらになります。別々にわかりますか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(西尾 修)委託料につきましては、清水の部分でありますけれども、994,000円、下佐幌につきましては853,000円。この違いはパークゴルフ場の営業日数の違いがございまして、19年度は4月28日から11月4日までの191日の営業になりますけれども、下佐幌につきましては毎週水曜日が定休日ということで休みという部分で委託料の違いが出ているところであります。

○委員長(口田邦男)3番西山委員。

○委員(西山輝和)今、言われたように下佐幌と金額の違いはわかるんですけれども、もっと金額が違うんでないかと思ったんですけれども、清水公園の上り坂が大変なところをやってるわけですからね。もう少し高いかと思ったら。

○委員長(口田邦男)3番西山委員。

○委員(西山輝和)このパークゴルフ場とすばらしい清水公園とあるんですけれどもね、これ一緒にして丸抱えにしてどこか業者に丸投げしたほうがいいんじゃないかと思うんですけれどもどうですか。かえってそのほうが自由に営業してもらったほうが維持管理費が何もかからないで、何か会社を作ってもらって、NPOか何かにやってもらって、全部自由に営業してくださいとやったほうがいいんじゃないですか。これから何十年もすっとこのまま維持管理していかなければならないんですか。そんな考えはありませんか。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(安曇達雄)お話の主旨はよくわかります。実は指定管理者制度の検討の中で、当然題材としてはあがって、その中で検討させていただいております。その中で先程もありましたとおり、指定管理者制度を導入するためにはそれなりの町のメリット、それから地域の事業所を育てるという意味もありますけれども、町のメリットというものが必要になります。そういった意味でいいますと、先程ちょっと係長のほうからお話申し上げましたとおり、そこだけの管理ではなくて実際やっているの他の公園でありますとか色んな分野にまで渡ってこの臨時職員が対応しております。そういったことを考えますと、例えば公園だけの部分を委託をするという形になりますと、そのへんのメリットが出てくるかという部分、それから町の職員も一緒になって事業をやっておりますので、そういう面から考えていくと、現状の手法が妥当なのかなと思っております。ただ、今ありましたとおり、職員もずっと抱えていくという状況にはならないことが将来的にも出てきますので、お話いただいたような方向というのは当然考えていかなければならないと思っております。

○委員長(口田邦男)3番西山委員。

○委員(西山輝和)公園の臨時職員がやっていても、半分が人件費で持っていかれるということですから、やはり公園を持っても町としてメリットがないという、そのへんも難しいところだと思うんですけれども、色々将来に向けて考えてみてください。
 それと、150頁の27節公課費で自動車重量税が昨年より倍になってるんですけど、何か機械か何か入れてるのか、重量税が今年値上がりにならないのにどういうわけか倍になってるんですけどどうなんでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(高橋覚史)隔年の車検というか取得する部分で、車両が全体で17台ダンプ等がありますので、その年によっては差が出る年と減る年とそういう数字になっております。

○委員長(口田邦男)ほかに質疑ございますか。8番加来委員。

○委員(加来良明)150頁、除雪対策費、新年度も今年度も同じ金額で予算組まれていますけれども、今年度の現状、今まで除雪費用がどれぐらいかかってるでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(高橋覚史)2月末現在で1,500万円ちょっと越えた程度になっております。全体3,000万円ですから、あと3月が今回、昨日一昨日現在で1メートル95センチ、今日もちらちら雪がきてますけれども、大体6回程度出動等がある想定で、3,000万円はいかないと思いますけれども、パトロール等をした中で最小限の除雪をしていきたいと考えています。

○委員長(口田邦男)8番加来委員。

○委員(加来良明)町の中の排雪をするときの基準みたいのはあるのでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(高橋覚史)去年、今年の広報しみず等でお知らせもしております。あとインターネットによりまして除雪出動基準等、ただ、今、委員ご指摘のとおり町中で、従来は1メートル50センチ以上、交差点部分の雪山等、今シーズンにおきましても一部交差点、信号機を中心に部分排雪はしていますけれども、降雪の仕方というか雪量を調べながら排雪作業をしているところです。

○委員長(口田邦男)8番加来委員。

○委員(加来良明)特別な基準なくその状況を見ながらやっているということでいいんですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(高橋覚史)昨年から先程も言ったとおり、住民の方については清水町の除雪事業について概ね通常除雪の場合は15センチ以上の場合は出動しますよと、排雪については先程の降り方等について1メートル50センチということできちんとした基準等についてはありません。

○委員長(口田邦男)8番加来委員。

○委員(加来良明)今年は排雪は1回もしてないですね、町の中は。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(高橋覚史)ここ2、3年は中心の商店街の方々が協議会をつくっていただきまして各個店、ある程度費用負担をしていただいたときに町として除雪ロータリー、ダンプ等の協力をした中での排雪業務はありましたけれども、今年度についてはそういった作業は行っておりません。

○委員長(口田邦男)8番加来委員。

○委員(加来良明)商店街に関してはそういう対応をしているということですね。今回はそういう要望とかは一切ないということですか。今年度に限っては。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(高橋覚史)今日現在、そういったお話はないと認識しております。

○委員長(口田邦男)8番加来委員。

○委員(加来良明)例えば商店街、町内会単位でそういう依頼とか今までしてきているんだと思うんですけれども、その機能がきちんと働いているかどうか把握していますか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(高橋覚史)従前は除雪は私たち現場のほうではなくて、町民生活課のほうで生活道路が狭くなって交通安全上支障があるということで、現場のほうの作業を職員全体で私の記憶だと清水市街、御影市街で2日間程度行っていた時期もあるかと思いますけども、今はその都度先程から言ってるように道路状況等を見ながら行っています。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(安曇達雄)今、係長からご説明したとおりなんですけれども、従来は町で全面的な除排雪を行っておりましたけれども、地域の方々がそれぞれお金を出し合って、あるいは業者の方がボランティアで排雪をこの近年していただいております。そのことで今年度、具体的にはこういうふうにしたいという申し出はありませんでした。今、組織的にどうなってるかという部分につきまして若干お話は聞いておりますが、こういう形でこういう状況になっているのでという具体的なお話はございません。そのへんの対応は難しいなと。町で全面的に排雪をするということはいいのかどうかという非常に難しい問題でありますけれども、今年度は町のほうではそれぞれの交差点等につきまして、そういった申し出もございませんでしたので、これは交通安全上必要だということで交差点の部分だけは町のほうで実施をしております。

○委員長(口田邦男)8番加来委員。

○委員(加来良明)昨年までは地域、町内会ごとに委託料を払ってというような格好でやった分で、今現在そういうところは個人でやったり商店の人1軒でやったりとか、そういう対応がばらばらになっているのが現状だと思うんですけれども、そういう組織を、町としてはそういう場合に委託するよということを今までやってきて、そういう町内会とかに補助出すよというような格好でやってきていたんだと思いますけれども、結局そういうのが機能してなくて、雪が道路の両サイドにたまったまま歩道が滑る状態、結局町民の人が歩くのに、やっと年寄りとか子供たちが転びながら歩いてるのが現状であって、今までやってきた体制が良いか悪いかというのは置いておいて、町民の人たちが歩きやすい道路等を確保していくのかと、除雪対策をとっていくのかということでは機能してないのではないかと感じるんですけれども、いかがでしょうか。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(安曇達雄)ただいま申し上げましたとおり、従来の形というのは私共といたしましては大変有り難い、住民の方が一緒になって排雪をしていただけるという部分については大変有り難いですし、そういったものが拡大をしていくということを望んでおります。ただ、実態としてなかなかそういう状況に今年はならなかった。ただ、全く組織的に無くなってしまったというよりも、別な形でというお話も私自身はちょっと聞いてたものですから、そのへんどういう形になってるのかという部分については、きっと申し出がある中で、そういう対応をしていけばいいのかなと思っておりました。ただ、そういう状況が無くなって、それを元に戻して全面的に町が排雪をしていくという部分については、もう少し慎重に検討しなければならないと思っております。今ありましたとおり、交通安全上の問題ですとか、そういった部分では配慮していかなくてはなりませんので、そういったこともありまして交差点の排雪を今年行ったということでございます。

○委員長(口田邦男)8番加来委員。

○委員(加来良明)まだ組織づくりは最良の方法を町として対応していくということで、それは大いに取り組んでいっていただきたいと思うのと、歩く人たちの立場、子供たちの立場をもっと考えて歩道とか滑っているところとか、塩カルとかを撒いているのもわかるんですけれども、もうちょっと歩きやすい道路、車が走りやすい道路を維持するのに目配りをしていただきたい、もっとこまめに現状を把握してほしい、道路に一部分詰まって飛び出している道路とか結構ありますので、そういうところをきちんと把握した中でやっていただきたいと思うんですけどいかがでしょうか。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(安曇達雄)
心配りながら十分注意しながらやってきたいと思います。合わせまして、除排雪に関わりましては、地域の方々のご協力がどうしても必要です。除雪をご自分のところの前をご自分で何とか協力をいただくことを前提に持ちながら、気を配って実施をしていきたいと思います。

○委員長(口田邦男)8番加来委員。

○委員(加来良明)もう一点、同じ頁の道路維持費の中の原材料費、アスファルト合材とかの原材料費については、自分たちで修理するのに予算計上してるんでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(高橋覚史)委員が言われますように、直営の職員が道路補修、穴の補修等に使う合材の費用になります。

○委員長(口田邦男)
8番加来委員。

○委員(加来良明)その穴を見つけたり、そういうのはどういう方法で対応してるんでしょうか。

○委員長(口田邦男)
係長。

○係長(高橋覚史)毎日はパトロールできない状況なんですけれども、定期的に町道を見て、今日も町内、市街地の穴埋め等直営でやっていますけれども、そういった状況で大きな穴については業者を使わなければ後々交通に支障をきたしますので、小さな穴等について修繕をしております。

○委員長(口田邦男)8番加来委員。

○委員(加来良明)パトロールは毎日ではないということなんですけれども、週にどれぐらいやってるのが現状なんでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(高橋覚史)
天気予報を見ながら、また、降雪時期で15センチ以上の場合は、当然事前にパトロールをしてということと、風、吹雪、夏場に関しては最低でも毎週金曜日、週末にパトロールをして全線600何キロすべては回れませんけれども、大まかに町内90キロぐらいを回ってチェックをしているところです。

○委員長(口田邦男)8番加来委員。

○委員(加来良明)
週末に夏場なんかは1回回っているという捉え方でいいんですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(高橋覚史)最低でも金曜日ですね。土日のときに、また道路上に何かがあったり木が倒れてたり、例えば穴があったり、そういったことがあると、過失の部分がありますので、そういった状況でパトロールをしているということです。

○委員長(口田邦男)8番加来委員。

○委員(加来良明)パトロールをしていて見つけたときには、どのような対応をしているんですか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(高橋覚史)例えば昨日の作業のことを言わせていただきますと、春先の融雪水で凍結の関係で、例えば30センチの穴、1メートル50センチ四方の穴を見つけたと。業者もしくは直営でやる前に、また、タイヤ等がはまって迷惑をかけてはいけませんので、パトロールのジープの中に砂が常時置いてありますので、その砂で仮に埋めて応急処置をして、その後に直営で合材で補修をする、それでも駄目なときは、業者に修繕依頼をするということです。

○委員長(口田邦男)8番加来委員。

○委員(加来良明)車にも材料を積んでパトロールをしながら、見つけたらその場で自分たちでやれることはやるということですね。わかりました。経費とかそういう部分で、毎日のようにパトロールは確かにできないのかもしれないですけれども、比較的はずれた町の中で、結構穴が増えてきてる部分がよく見かけますので、あと情報等町の人にもっと協力していただく中で、もっと早く対応していかないと結構大きな穴が開いてますので、夜なんかは危険だと思いますのでもうちょっと積極的な取り組みをしていって、綺麗にしなくてもいいですから、自分でやれることはやるような体制をもうちょっと取っていただきたいと思うんですけど、いかがでしょうか。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(高橋覚史)委員言われるように、今の体制の中で極力そういった道路管理者としての最低限の補修等をしていきたいと思います。

○委員長(口田邦男)ほかに質疑ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男)質疑なしと認めます。
 これで土木費の質疑を終わります。