北海道清水町議会

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平成19年度予算審査特別委員会(3月15日_審査番号4)

○委員長(口田邦男)これより第9款「消防費」、159頁の審査を行います。担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明をお願いします。課長。

○課長(荒木義春)ありません。

○委員長(口田邦男)これから質疑に入ります。質疑ありませんか。11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)色々消防費の中で、消防長の人件費の負担割合、3町で清水町が90%負担している。今更なんでそうなったかということについて聞こうとは思いませんけれども、前にも答弁されてましたけれども、どういう割り方するかというのは色々あると思いますけれども、少なくても負担金の割合の割り方に相当する消防長の人件費を、各町村に負担してもらうということをやらないで、財政が厳しいから何もできませんという話にはならないと思うんですけどいかがですか。

○委員長(口田邦男)助役。

○助役(五十嵐順一)消防長の負担金の問題につきましては、昨年の消防議会の決算でもそういうご意見いただきまして、各3町とお話をすでにしているところでございますけれども、なかなか当初こういう負担割合をしたということについて、それを変更するという理解がいただけないという問題があります。それと、消防全体の中では、消防本部の一元化ともっと大きな形の統一化といいますか、そういう動きが国にほうで示されてきているというようなことも考えたら、1町においては、我々の話してることに対しまして理解がいただけなくて、19年度につきましても同じような負担割合ということで決着したところでございます。これについては、粘り強くお話をしていかなければならないと思いますけれども、これは広域行政の良いところでもあるし欠点でもあろうかと思います。お互いに足並みを揃えていくという合意が取られなければ物事が進んでいかないというものがあると思います。最初の関わりが大事じゃなかったのかなと反省をしているところでございますけれども、いずれにしましても、これからもそういう理解を求めるための話合いを続けていこうと思っているところでございます。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)その理解が得られないというのは何なんですか。例えば消防本部が清水にあるから、だから清水が負担しろということなんですか。だったら本部をどこかに移してもらったらいいんじゃないですか。今、この時代に清水が90%負担しているということを、勿論他の町はいいですよね、清水に負担してもらったほうが。例えば900万円なら300万円、300万円、300万円というプールの仕方もあるでしょうし、色々やり方があるんでしょうけど、1割を50万円ずつの負担で済むというような状況なわけですよね。清水が800万円負担と。これはどう考えたっておかしいですよね。理解しないというか、それで終わりですか。何か方法ないですかね。

○委員長(口田邦男)助役。

○助役(五十嵐順一)決算委員会に各町の管理者、議会議長、以下議員も出てお話を聞いてると思います。その中で、こういう話しをして答弁をしているところを受けての最後の話合いの中でも理解をしていただけないということは、そこの地域においては、全体の方が、消防長の人件費についての負担割合については従来どおりで良いという認識で固まっているのではないかとしかとれないと思うんです。でも、荒木委員が言うように、やはりこの時代に消防長というのは、清水町だけの消防長ではなくて3町消防組合の消防長ということになれば、当然ながら応分の負担をしていただくのが当然ですよという正論で、私たちは話をしているところでございますけれども、なかなかそれについての答えが返ってこないという状況であります。私としましては、それ以上無理やり提案をして議決をということにもなりませんので、これについてはお互いの中で組合を創ってるところでございますので、理解をいただいた中で提案をしていくというのが筋だろうと思っているところでございます。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)もし、そういうふうに理解をしてくれなかったということであれば、消防長を廃止したらどうですか。管理者が兼務するなりそういう形でやれるんじゃないですか。

○委員長(口田邦男)助役。

○助役(五十嵐順一)今すぐそういう問題については、今、消防長が実際に職に就いている中ではできないと思います。ただ、退職したときに一時的にですよ、消防法では消防長を置かなければならないとなっておりますので、兼務するということもずっと兼務という形にはならないかと思うんです。やはり消防長は消防長の本来の仕事があると思いますので、南十勝が一時的に副組合長が消防長を1年間兼ねるような話もされておりますけれども、それも恒久的ではないと思います。やはり消防長としての使命、仕事があると思いますのでそれは置かなければならないと思っているところでございます。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)30年前ですか。とにかく今の消防組合ができたときからずっと今の形で進んできているわけですよね。これからも今の形で進んでいかざるを得ないような状況はどう考えてもおかしいですよ。もっと強く申し入れて、公平に負担するという形に持っていっていただきたいと思いますけれども、管理者としてはどう思いますか。

○委員長(口田邦男)町長。

○町長(高薄 渡)
ここ数年助役のほうから副管理者として管理者同士で協議する場がありますので、そこで話合いをしてきたわけであります。そこで概ね理解をしていただいて、できあがるかなと思ったんですが、さっきも助役が申したように一つのところが整わなかったということであります。本年度また新たに私も出て話を進めて参りたいなと思っております。

○委員長(口田邦男)ほかに質疑ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男)質疑なしと認めます。
 これで消防費の質疑を終わります。