北海道清水町議会

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平成19年度予算審査特別委員会(3月16日_審査番号2)

○委員長(口田邦男)これより第12款「公債費」、203頁から204頁までの審査を行います。
 質疑に入る前に、本日配付されました資料の説明をお願いいたします。課長。

○課長(荒木義春)
公債費でございますけれども、前年度と比較して9,700万円程減額になってございますが、これは長期債の償還の一部終了に伴う元金及びその減でございます。併せまして本日配付させていただきました資料について簡単にご説明させていただきます。平成19年度の本年度から平成30年度までの各年度別における地方債、債務負担行為の償還予定表でございます。平成19年度末の全会計の地方債の残高は、元金は12,904,949千円、それに対する利子は1,800,000千円、合わせまして14,704,949千円となってございます。また、平成19年度末時点での債務負担行為の現在高は4,735,191千円の内、御影は畑総と十勝川左岸に関わる国営事業の償還が3,984,145千円、その他の分が751,046千円になってございます。19年度末におけます地方債、利子を含め、更に債務負担行為の合計の現在高は、ここに記載のとおり19,440,140千円となっているところでございます。30年度以降につきましては、下の1、2、3、4に書いてございますが、これで差し引いていただいて、残高を計算していただくとよろしいかと思います。以上、簡単ですけども資料の説明に代えさせていただきます。

○委員長(口田邦男)これから質疑に入ります。質疑ございませんか。1番原委員。

○委員(原 紀夫)前日の一般質問で私のほうでお尋ねしようと思ったんですが、時間的な余裕がなくてできなかったものですから公債費ということでありますので、ちょっと町長にお尋ねしたいんですが、北海道新聞が4月の統一地方選挙を前に、道内の180の全市町村に財政状況のアンケートを取ったということで報道されましたが、その中で、各市町村長で5年以内に財政再建団体に転落するという可能性について5年以内と答えた市町村長が1割いると、10年以内が2割だと、当面財政再建団体になる心配はないと答えた市町村長が6割という報道がされましたが、わが町の町長は3段階のどの部分のほうに回答されたのでしょうか。

○委員長(口田邦男)町長。

○町長(高薄 渡)数値的に確定的のあれではないんですが、現在の情勢、できる範囲の状況を鑑みた場合に、10年前後ということで可能性があるのではないかというようなことで回答しております。

○委員長(口田邦男)1番原委員。

○委員(原 紀夫)私はもうちょっと危機感があって1割に回答したのでないかなと思ってお尋ねをしたんですが、若干経験豊富な町長が10年以内のところにランク付けをしたということですから、一連の予算付けを見ましても、かなりこれから先、転落しないように配慮をして予算を組まなければならないという決意はお持ちだと、過去の色々な話を承りまして感じているところですが、そういうことも含めて、町民はかなりそのへんを危惧しているということが、どこへいっても大丈夫かというような意見が強いわけでありますので、これから先、私はこの5年以内が非常に危険でないかと思ってるものですから、町長は10年以内のところにかなり危険度を持っているようですけれども、そのへんを私はこれからまさに素人ですからあれですけれども、町民のほうに色々と機会があるでしょうし、広報を通してでもいいですから、10年以内は今のままでいけば大丈夫だと、みんなで頑張ろうというぐらいのことは、心配を少しでも払拭するために、どんどん言っていくべきでないかと思うんですがいかがでしょう。

○委員長(口田邦男)町長。

○町長(高薄 渡)今年度、第2次のプランを練った後、最終的に来年度からスタートするその時点までには、そういう話をしていこうかなと思っております。

○委員長(口田邦男)ほかに質疑ございませんか。11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)この表ですけれども、どういうふうに見ればいいんですか。平成19年度で元金、利子、計って書いてありますよね、例えば一般会計で計で14億と書いてありますね、ここにずっと色々書いてありまして最後に2,276,607千円ですね。ここに出ている数字は何になるんですか。これをどういうふうに見ればいいんですか。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(荒木義春)例えば一般会計分1,405,127千円がお手元の予算書の203頁の12款公債費の元金と利息合わせると一致しているわけでございます。公共下水が元金、利息入れて296,758千円を今年度償還しますよ、それで各会計この記載のとおり償還します。また、国営事業についても243,459千円、その他の債務負担行為ございます。それが本年度145,574千円償還します。合わせまして一番右の欄の合計が元金が1,778,195千円、利子が498,412千円で合計が2,276,607千円を今年度償還するということで、来年度以降も記載のとおり償還していく表でございます。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)そうすると、今年は債務負担行為と公債費全部合わせて2,276,607千円払いますということですね。わかりました。それで、19年度末で例えば一般会計の分の債務がいくら残るんだと、債務負担行為がいくら残るんだと、利息は終わりまで払ったらいくら払わなければならないんだというようなことについては載ってませんよね。ちょっと教えてください。

○委員長(口田邦男)係長。

○係長(山本 司)今、委員の質問ですけれども、文書でこの表の一番下にあります4番平成19年度末時点での地方債、これは元金と利子、当然利子も含みますけれども、その現在高及び債務負担行為の現在高、合計しまして19,440,140千円が19年度末時点での残高と、現在町が抱える今後払わなければならない残高19,440,140千円ということで記載してございます。

○委員長(口田邦男)11番荒木委員。

○委員(荒木篤司)何年前かに350億ぐらいありますといわれましたよね。今の話ですと200億を切るという状況になるということは、逆に言えば150億ぐらいを返還したというふうにとれるんですか。

○委員長(口田邦男)課長。

○課長(荒木義春)そのとおりです。

○委員長(口田邦男)ほかに質疑ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男)質疑なしと認めます。
 これで、公債費の質疑を終わります。