平成19年第9回定例会(12月18日_日程第9)
○議長(田中勝男) 日程第9、議案第84号、自立支援ホームヘルプサービス条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
提出者より提案理由の説明を求めます。保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊藤 登) 議案第84号、自立支援ホームヘルプサービス条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。
例規集では第2巻3,211頁からでございます。改正理由としましては、手数料の改正に伴う条例の一部を改正するもので、平成11年度に改正し、3年を経過したことにより、訪問介護の利用料を参考に見直しをしたものであります。改正内容につきましては、1時間当たりの利用料を200円から300円に改めるもので、条例改正の内容につきましては、議案説明資料の4頁、別表第6条関係のとおり、利用者負担額の改正でございます。附則として、この条例は平成20年4月1日から施行いたします。
以上、提案理由の説明といたします。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(田中勝男) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
9番、妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) これも自立支援ということを念頭にやらなければならないと思うんですが、改正による収入見込みというのは20千円というように出ていますから、1時間単位で100円ずつ上げていくということでやっているようです。これもさきほどと同じで、最初に聞きますが、利用状況でどういう人達の利用があるのか、そしてその状況はどういうことなのかということをお知らせください。
○議長(田中勝男) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊藤 登) 17年度は実人数が6名、延べ訪問回数が186回、延べ訪問時間数が288時間で、平成18年度が実人数3名、延べ訪問回数が98回、延べ訪問時間数が155時間でございます。
○議長(田中勝男) 9番、妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) これはどういうことなんでしょうね、減ってくるということは、ここでも減っているんですよ、半分になっていますね。これは受けづらくなったのではないのですか。お年寄りが減ってきてという状況ではないですよね。老齢化していて大変だという状況があるわけでしょう。そういうなかで減っていくというのは。介護保険のほうで良くなったという状況ではないと思うんです。介護保険も大変受けづらくなったんですから。予算を余すぐらいになるんですから。だからこの分析を町としてどうしているのか。ただ、それを何もしないで、料金だけ3年経ったら見直すから上げるんだと、見直すというのは上げないのも見直しですからね。そういう状況だと思うんですが、そこらへんの分析をどうしているのかな。介護保険とどう関係があるのかということを、どう分析をしているのかということを教えてください。
○議長(田中勝男) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊藤 登) 利用者の方のなかには、障害の程度が進んで、施設に入所をしたり、そういう方が減っていく状況であります。いろんな状況で転出なども含めて、利用者数が減っているんじゃないのかと思いますが、もともと平成15年からだいたい9人から3人ということで、減ってきているんですけれども、一番多い時で、平成16年で10人が利用していたということでありますが、平成16年ですから、ほぼ3年・4年ですか、経っているなかでは、冒頭で申し上げたとおり、いろんな形のなかで移行をしていったということも考えられるのではないかと分析しております。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。
○議長(田中勝男) これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、議案第84号、自立支援ホームヘルプサービス条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(田中勝男) 挙手多数です。
よって、議案第84号は、原案のとおり可決されました。