平成20年第1回臨時会(1月31日_日程第7)
○議長(田中勝男) 日程第7、議案第4号、平成19年度清水町一般会計補正予算(第9号)の設定について、議案第5号、平成19年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第6号、平成19年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第7号、平成19年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第5号)の設定について、議案第8号、平成19年度清水町上水道事業会計補正予算(第5号)の設定について、以上5件を一括議題とします。
本案について、提案理由の一括説明を求めます。副町長。
○副町長(五十嵐順一) それでは、議案第4号、平成19年度清水町一般会計補正予算(第9号)の設定から説明を申し上げます。
一般会計補正予算につきましては、歳入歳出予算の補正でございますが、既定額から歳入歳出それぞれ145千円を減額しまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,996,060千円とするものでございます。
歳入から説明しますので、9頁をお開き願います。
18款1項1目1節の財政調整基金繰入金につきましては、本補正予算につきまして、歳出減となりましたので、歳入調整額として145千円を減額するものでございます。
10頁、歳出にまいります。3款1項3目28節の介護保険特別会計繰出金473千円の追加、6款1項10目28節集落排水事業特別会計繰出金208千円の減額、12頁の8款4項3目28節の公共下水道事業特別会計繰出金410千円の減額につきましては、それぞれ特別会計、補正予算のほうで説明をさせていただきたいと思います。
債務負担行為の補正について説明をさせていただきますので、3頁をお開き願いたいと思います。
第2表の債務負担行為の補正でございます。これまで清水町体育館、清水町農業研修会館及び屋外体育施設の管理につきまして、臨時職員と農業研修会館の管理補助員で対応しておりましたけれども、平成20年4月1日からこの業務を直営方式から委託方式に切り替えることとするために、今年度に業者選定の契約事務を生じることから、委託金額の限度額を3,800千円以内として追加するものでございます。以上で、一般会計補正予算(第9号)の説明とさせていただきます。
次に、議案第6号、平成19年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、説明を申し上げたいと思います。
歳入歳出予算の補正につきましては、既定額に歳入歳出それぞれ945千円を追加しまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ738,727千円とするものでございます。
補正の内容につきましては、介護保険料の激変緩和措置が継続されること及び20年度から制度化されます療養病床再編にかかる転換支援措置ができたこと、更には後期高齢者医療制度の創設に伴う介護保険事務システム、コンピューターのシステムですが、その改修にかかる経費の追加でございます。国の補助金が2分の1ありまして、本町ではシステム改修に945千円を予定しておりまして、委託料に追加し、歳入では補助金472千円を追加して、残り473千円を一般会計から繰入金で対応するものでございます。そのような内容になってございますので、個別の説明については省略をさせていただきまして、介護保険特別会計補正予算の説明に代えさせていただきます。
次に、議案第6号に入りますが、議案第6号、議案第7号、議案第8号につきましては、補正内容に関連がございますので、一括説明をさせていただきたいと思います。これにつきましては、さきほど行政報告をさせていただきましたけれども、12月定例議会におきまして、公的資金補償金免除繰上制度による、借換債発行に伴う補正予算を議決いただきました。その後、関係庁との協議をしてきたところですが、このたびその内示を受けましたので、変更の予算を今回提案させていただくものでございます。
変更の内容につきましては、当初、すべて民間の資金による借換債を予定しておりましたけれども、公庫資金の借換えにつきましては、公営企業債により借換えすることが認められましたので、更には一部については、本年の9月まで借換えの延期がされたということでございます。
それでは、議案第6号、平成19年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定について説明を申し上げたいと思います。
歳入歳出予算の補正につきましては、既定額から歳入歳出それぞれ112,210千円を減額しまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ866,390千円とするものでございます。
公共下水道事業の借換債につきましては、当初16件、523,850千円の繰上償還を3月末に予定しておりましたけれども、内示ではそのうち12件、411,842千円が認められました。そのうち、公営企業債分として、111,500千円の借換債が認められたところでございます。残る4件につきましては、9月に繰り延べとなったところでございます。
歳入から説明しますので、8頁をご覧いただきたいと思います。
4款1項1目1節の一般会計繰入金につきましては、本補正予算の財源を一般会計繰入金を減額して調整するものでございます。
次に、6款1項1目1節の3、借換債につきましては、9月に繰り延べされた分と公営企業債にまわる分について減額するものでございます。
4の公営企業借換債につきましては、新たに細節をおこして追加するものでございます。
次の頁、歳出ですが、3款1項1目23節の長期債元金償還については、内示額によるところの減額でございます。
次に2目23節の長期債利子償還金につきましては、借換えの一部を9月に繰り延べ、更には公営企業債については、公庫資金償還と同時期に借換えをするために必要なくなったことから減額するものでございます。
次に、地方債の補正について説明します。3頁をお開きいただきたいと思います。第2表の地方債の補正でございます。公営企業借換債111,500千円を追加しまして、借換債につきましては公営企業借換債と9月延期分を除く299,900千円に変更するものでございます。以上で、公共下水道事業特別会計補正予算の説明とさせていただきます。
次に、議案第7号、平成19年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第5号)の設定について、説明を申し上げます。
歳入歳出予算の補正につきましては、既定額から歳入歳出それぞれ8,308千円を減額しまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ102,741千円とするものでございます。集落排水事業に係る借換債につきましては、当初5件、36,307千円の繰上償還を3月末で予定をしておりましたけれども、今回3件分、28,031千円が内示され、すべて公営企業債の借換えとなったものでございます。残る2件分につきましては、9月に延期となったところでございます。
8頁、3款1項1目1節一般会計繰入金につきましては、本補正予算の財源を一般会計繰入金を減額して調整するものでございます。
次に、5款1項1目1節2の借換債につきましては、予定分すべてが公営企業借換債に変更したことから、更には一部繰延べになることから、減額するものでございます。3の公営企業借換債は内示3件分につきまして、新たに細節を起こして追加するものでございます。
次の頁、歳出の2款1項1目23節の長期債元金償還につきましては、内示額による減額であります。
2目23節の長期債利子償還につきましては、借換えの一部9月繰延べと公営企業債に変わったことによる減額でございます。
地方債の補正について説明しますので、3頁をお開き願います。
第2表、地方債の補正でございます。公営企業債27,900千円を追加しまして、借換債については廃止するものでございます。以上で、集落排水事業特別会計補正予算の説明とさせていただきます。
最後に、議案第8号、平成19年度清水町上水道事業会計補正予算(第5号)の設定について、ご説明申し上げます。
上水道事業につきましては11件、363,005千円の予定どおり内示を得ましたけれども、そのうち5件分、124,030千円は公営企業借換債となったことから補正を行うものであります。
第2表の収益的収入及び支出につきましては、支出の既定額から112千円を減額して、総額を123,023千円とするものでございます。
第3条の企業債の補正につきましては、公営企業借換債124,300千円を追加しまして、次の頁の借換債では、その分を減額するものでございます。
最後の頁の収益的支出につきましては、公営企業借換債に変わった分の繰上償還方法の変更に伴いまして、企業債の利息を減額するものでございます。以上で、上水道事業会計補正予算の説明とさせていただきます。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(田中勝男) これより一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。5番、加来良明議員。
○5番(加来良明) 議案第4号の一般会計補正予算の債務負担行為、来年度の清水町体育館等管理業務3,800千円の補正の議案が提案されておりますが、これは今まで研修会館に管理人としていた人の代わりに外部に委託するということでしょうか。詳しく説明をお願いします。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。教育課長。
○教育課長(石黒 勉) ただいまの質問にお答えしたいというふうに思います。冒頭、副町長より債務負担行為補正についての説明をしたところでございますが、現状では体育館の臨時職員1名と農業研修会館管理補助員で、体育館と農業研修会館、それと柔道場等の管理の清掃業務等をやっているわけでありますが、20年度からそこの管理清掃部分について民間に委託をしたいという考え方によりまして、当然、4月1日スタートとなりますので、3月に入札等行為が発生するので、今回、債務負担の補正を出したところでございます。
○議長(田中勝男) 副町長。
○副町長(五十嵐順一) 今、質問があったとおりで、管理人と補助員の臨時職員がおりますけれども、3月いっぱいで退職をするということになりましたので、それに代わりまして業務委託をしていきたいということでございます。
○議長(田中勝男) 8番、加来良明議員。
○8番(加来良明) 外部に委託していくということなんですが、来年、例えばフロイデを廃止すると職員3人がこちらに役所に戻ってくるようになると思うんですが、その人件費の削減とか、給与削減とかというのをこれから予算で審議していくと、3月の定例議会でしていくと思うんですが、その人員の適した配置というか、直営でやったほうが総額的には経費削減になるのではないかと思いますが、そういうところとの兼ね合わせで、この人員管理というのはどういうふうに考えているのでしょうか。
○議長(田中勝男) 副町長。
○副町長(五十嵐順一) フロイデ温泉、確かに職員が内部に異動されることになります。従来からも内部の退職不補充で来ておりますので、その穴埋めをしていかなければならないという問題もありまして、退職されます臨時職員の後釜に補充するということは難しいと考えております。
従来、臨時職員と嘱託補助員で年間4,100,000円強かかっております。今回、その分につきましては、民間委託することによりまして、3,800,000円以内という形で設定をさせていただいて、民間にさせていただこうと考えているところでございます。
○議長(田中勝男) 8番、加来良明議員。
○8番(加来良明) 数十万円が削減できるということは理解ができますが、総体的に緊急の行革プランとかで取り組んでいると、行政報告でもありますように、借換えなどいろいろ節減をしているなかで、もっと積極的に人件費の適正な配置ということを、節減をもっと真剣に考えてほしいと思います。これからの予算にも反映してやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(田中勝男) 副町長。
○副町長(五十嵐順一) 職員全体でのバランスでということもありますので、どうしても退職補充をして、更にはこの分について重点的にやっていかなければならないということもございますので、全体的な配置のなかでは3名がフロイデから来ますけれども、内部で対応をせざるを得ないのかなと考えております。当然、今、お話があったようなことについては、これからそういうこともあるかと思いますが、十分に配慮をしていきたいと思います。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。
○議長(田中勝男) これより一括して討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
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○議長(田中勝男) これより、議案第4号、平成19年度清水町一般会計補正予算(第9号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(田中勝男) 挙手多数です。
よって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。
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○議長(田中勝男) これより、議案第5号、平成19年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(田中勝男) 挙手多数です。
よって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。
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○議長(田中勝男) これより、議案第6号、平成19年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(田中勝男) 挙手多数です。
よって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第7号、平成19年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(田中勝男) 挙手多数です。
よって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第8号、平成19年度清水町上水道事業会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(田中勝男) 挙手多数です。
よって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。