北海道清水町議会

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平成20年第2回定例会(3月10日_日程第9)

○議長(田中勝男) 日程第9、請願第4号、地域医療を守り、国立病院の存続・拡充をもとめる請願についてを議題とします。
 請願文書表を朗読させます。事務局長。

(事務局長朗読)

○議長(田中勝男) 紹介議員の説明を求めます。
 9番、妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 地域医療を守り、国立病院の存続・拡充を求める請願について、その趣旨を申し上げます。
 国立帯広病院は現在心臓血管外科、呼吸器外科等、10科の診療科を持ち、入院ベッド数370を持って地域医療を行っております。特に心臓病、がん、結核などの高度医療では大きな役割を果たしております。
 また、重症心身障害者の子供や大人の専門的な医療にあたられております。精神科、小児科など、不採算の医療についても、政策医療として担っております。診療範囲は十勝管内はもちろん、道東一円に及んでおり、地域のセンター的病院としての大きな役割を果たしております。
 しかし、政府は昨年の12月24日に国立病院を含む独立行政法人の整理統合合理化計画を閣議決定しました。これによれば今後国立帯広病院を含む全国の国立病院を2年間で職員の非公務員化の検討、また経営状態により病床の適正化の名のもとに病床の集約、統廃合などが検討されることになっております。地域住民にとって不可欠な医療機関となっている国立病院の廃止や合理化をするのではなく、地域住民がいつでもどこでも安心して医療を受けられるという立場から、より一層の国立病院の機能の強化と拡充が求められています。地域医療を守り、国立病院の存続・拡充を求める意見書を国に提出していただきたく陳情の趣旨を述べさせていただきました。よろしくご審議のほどお願いします。

○ 議長(田中勝男) これから質疑を行います。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) おはかりいたします。
 ただいま議題となっています請願第4号は、産業厚生常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、請願第4号は、産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定しました。