北海道清水町議会

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平成20年第2回定例会(3月25日_日程第14)

○議長(田中勝男) 日程第14、意見案第1号、道立試験研究機関への地方独立行政法人制度導入に対する意見書についてを議題とします。
 職員に意見書案を朗読させます。事務局。

(事務局朗読)

○議長(田中勝男) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 橋本晃明議員。

○提出者(橋本晃明) 北海道も財政が厳しくて、行政改革をどんどん進めていくなかで、地方独立行政法人というような考え方が出ておりますけれども、安易な独立行政法人化は、多くの問題をはらんでおります。大きなものといたしましては、道議会の関与ができなくなることによって、チェックが働かないという問題、それから採算がとれない、調査・研究が縮小されていくということが懸念されます。食の安全というものがさけばれて、本当に土を豊かにすることが求められているというなかで、継続的に行わなければならない成果の出にくい基礎研究というものをきちんと維持して、本当に農業のために役立つ試験場であるということが重要であると考えております。以上で、提案理由とさせていただきます。

○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、意見案第1号、道立試験研究機関への地方独立行政法人制度導入に対する意見書についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、意見案第1号は、原案のとおり可決されました。
 なお、提出先は、北海道知事といたします。