平成20年度予算審査特別委員会(3月18日_審査番号2)
○委員長(加来良明)これより、第4款「衛生費」106頁から118頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明を願います。なお、発言する際には始めに職名を言っていただきますよう、お願いいたします。
伊藤保健福祉課長。
○課長(伊藤 登)保健福祉課、伊藤でございます。それでは、4款の衛生費につきまして、特に昨年と変わった部分、若干ですけれども説明させていただきます。まず、予算書106頁でございます。保健衛生総務費においては、医療制度改革に伴い老人保健特別会計繰出金、並びに国民健康保険特別会計繰出金が大きく減額となっております。同じ頁、新規といたしまして、北海道後期高齢者医療広域連合への医療給付負担金とし、総額158,275千円を計上させていただきました。続きまして108頁、保健予防費でございますが、特定健康診査を国保会計で実施することとなったため、健康診査廃止等により総額で減額となっております。また、109頁でございますが、特定不妊治療助成につきまして、道の助成要綱の改正に伴い年2回以内で道の助成額の半額を助成することとなったため増額計上いたしました。金額としては150千円の増でございます。次に110頁、妊婦一般健康診査委託料につきましても、国の指針が出されたことにより従来2回であったものを5回に拡大し2,208千円を計上させていただいたところでございます。以上、主だった変わった部分についてご説明に代えさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○委員長(加来良明)草野町民生活課長。
○課長(草野和好)おはようございます。町民生活課長、草野です。衛生費にかかわる部分で町民生活課にかかわる部分の説明をさせていただきます。予算書の110頁、4款1項3目、環境衛生費でございますが、前年比1,381千円の減ということで、昨年、清水霊園の区画整備工事が終了いたしましたことに伴う減が主なところでございます。次に、113頁、4款1項5目、公衆浴場管理費につきましては725千円の増でございますが、主に燃料費、重油等によるものでございます。次に115頁、4款2項1目、清掃費でございます。これにつきましては、次の116頁、19節の負担金、補助及び交付金、十勝環境複合事務組合負担金ということで、本町のし尿処理につきましては十勝環境複合事務組合の中島処理場のほうに持ち込んでいるわけですけれども、この処理場の補修工事ということで4,493万円あまりの工事が行われます。これを19市町村で負担を分担するというようなことで、本年度1,734千円の増となっているところでございます。次に116頁、4款2項2目の清掃センター費でございます。ここにつきましては3,683千円の減となっておりますが、19年度まで資源ごみの分別ということで臨時職員1名を置いておりましたけれども、本年度で退職というようなことに伴いまして、20年度におきましては臨時職員をやめ、委託にするということで減額になっております。以上でございます。
○委員長(加来良明)これから質疑に入ります。質疑ありませんか。
12番、伊藤成一委員。
○委員(伊藤成一)115頁の清掃費でちょっとお伺いいたします。雪解けも進んで、あちらこちらにごみが散乱して不法投棄が目につくような状況になっておりますけれども、本町におかれても昨年あたりは不法投棄が目について処理したということがありますけれども、昨年においてはどのぐらいの悪質な不法投棄があったかどうかを教えていただきたいと思います。
○委員長(加来良明)細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)課長補佐の細野でございます。昨年は20件程度、我々出動といいますか、町民の皆様から連絡をいただきまして現場に即出向いて処理をしたという件数、概ね20件程度かと思います。そのうち悪質な事案で、投げたごみの所有者といいますか、投げた人だと思われるものがわかった事案につきましては、警察のほうと連絡を取りまして警察のほうで法的処置をしていただきましたけれども、警察のほうからの処理につきましては3件程度あったかと思われます。以上です。
○委員長(加来良明)12番、伊藤成一委員。
○委員(伊藤成一)結局、悪質な場合は罰則がありますんですね。罰則の金額とかそういうのわかりますか。
○委員長(加来良明)細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)個別の事案につきましては、警察のほうから特別に今回の件についてはいくらでしたよという報告はもちろんいただくことはできませんけれども、一般的なケースということで警察のほうからは、いろんな情報を得ておりますけれども、30万円から50万円程度というふうに聞いております。以上です。
○委員長(加来良明)12番、伊藤成一委員。
○委員(伊藤成一)昨年20件ぐらいのあったということで、これについては町民から電話でここに落ちているんだということできたのかどうなのか、そのへんちょっと詳しく説明してください。
○委員長(加来良明)細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)町民の方から連絡をいただいたものが半数か、もう少し多いかと思います。そのほか土木のほうでも道路のパトロールを行っておりますので、職員が見つけたものもございますけれども、半分、あるいは3分の2程度は町民の方からの通報で現場の処理をしているという状況でございます。以上です。
○委員長(加来良明)12番、伊藤成一委員。
○委員(伊藤成一)町も結構スクールバスとかで山のほう行って道路を見たら、だいたい不法投棄というのわかるんです。そういう機関というか、また、農協とか郵便局の配達さんとか、そういうところと連携を組んで知らせてくれたということはあるんですか。
○委員長(加来良明)細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)そういう事案はございません。以上です。
○委員長(加来良明)12番、伊藤成一委員。
○委員(伊藤成一)今後やっぱりそういう関係団体、機関とも連携を組んで、いち早くそういうごみがある場合は撤去をしないと、やっぱりごみが投げてあるということは投げる人にとっては投げやすいような状況を環境をつくることが多いと思うんですね。今後、そういうことを念頭に入れて対応していただきたいと思います。それと旗ですね。不法投棄禁止という旗、昨年も何か所か立てておりますけれども、今年についてもそういう悪質な場所については設置する考えがあるかどうかお伺いいたします。
○委員長(加来良明)細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)関係機関の連携につきましては先月、十勝管内の全ての農協、漁協と支庁のほうで、そういったタイアップして不法投棄の防止をしましょうということで協定が結ばれたということもございます。なお、以前、郵便局ともそういう見回りといいますか、いわゆる郵便局の職員の方は個別訪問する中で小さい細い道までも入っていくというようなこともございまして、そういった協定も実はしているんですけれども今一度確認をしていきたいと思います。それから、不法投棄禁止、防止の旗でございますけれども、冬期間、雪の影響を考えまして撤去しておりますけれども、この雪解けを待って去年の2倍程度の旗を用意いたしまして、町内の必要な箇所に設置して、防止に努めていきたいというふうに考えております。以上です。
○委員長(加来良明)12番、伊藤成一委員。
○委員(伊藤成一)旗については無いよりはなんぼか旗が立ったほうがごみの不法投棄は減るんでないかなとは思うんですけれども、私も町に来る間、ちょっとあまりにもひどいので担当課に言って立ててもらって、若干は減ったのかなとは思いますけど、自分も目についたのはなるべく拾うようにしているんですけれども、最近は買い物袋に入れて拾いやすいようになんか投げていくようなケースが増えてきて、そういうことでなるべく拾うようにはしている。何回も私も担当課に言うのもなんか気の毒になって言いづらくなってくるんですね。だから、そういうスクールバスとかの各関係団体があるんですから、連携を組んでいち早くやっぱり撤去するようにしていただきたいと思います。それと、町道と道道の境目あたりはやっぱり同じ清水町の道路だということで関係なしに拾うと思うんですけれども、雪解けて地面が見えてきたら冷蔵庫が投げてあったりというのがあるので、スクールバスとか、そういう運転手さんも目につくと思うので、そういう時いち早くやっぱり役場に言って撤去するような指導体制にしていっていただきたいと思いますけども、それについてどうですか。
○委員長(加来良明)細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)委員おっしゃるとおり、ごみがごみを呼ぶという状況にあると思います。それで我々も連絡を受けたのはすぐ現地に行くようにし、その日のうちに処理するということを心掛けておりますけれども、我々職員だけでは当然、現課の職員だけでは当然見回りすることもできませんので、そういった町全体での取り組み、あるいは関係機関との連絡協調を図りながら、きれいな清水町づくりに努めていきたいと思います。また、町民の方のご協力もいただきたいと思っております。以上です。
○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。
1番、原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)ちょうど伊藤委員のほうからごみの不法投棄を含めて質問がありましたので、私のほうからも、一般質問でも景観条例つくれないかということも私申し上げておりますので、こういう立場から若干お尋ねをさせていただきたいと思います。先日も一般質問の中で申し上げたのですが、町の中に、この春先が一番多いのでしょうが、やはりごみがあるというようなのは非常にみにくいもので、やはりなんと言っても町民総ぐるみでごみを投げないような心がしっかり身につくような、小さい頃から育てていくというのは大事だろうと思います。私も去年、一部触れたような気がしますが、スクールゾーン、高校へ行くあの道道ですね、去年よく草刈をしたときにいろいろと感じたんですけれども、先ほど課長補佐が言われていますように、ごみがごみを呼ぶということよく言われますけれども、草が伸びていると非常に、高校生もどこで買うのか、自動販売機で買って、学校の近くへ来たらちょうど投げなさいよというように草が腰より高くなっていると、たくさん刈ってみると鎌がかつんかつんと当たると思ったら、もう本当によくぞあるなというぐらいあったということがありました。ちょうどそのときに高校の先生が通りがかりまして、私が集めたごみを見るに見かねて、私どものほうで処理いたしますということで、袋ごと持っていったということもあったりしまして、やはりなんとしても小・中・高含めてしっかりと学校の教育も必要でしょうけれども、目を光らすのも大事でしょうけれども、投げないようなしっかりとした心構え、ごみをやっぱり投げてはだめだというぐらいの小さい頃から育てるのが必要だと思いますけれども、今の状況はどうもなかなか町民含めて、この間も私言いましたけれども、職員が町の中歩いてみて感じることがないかとこういう話も一部させていただきましたけれども、私が見てもこれは町に立派な条例があるにもかかわらず、まったく手つかずで指導一つもしていないんだなというのがあからさまにわかるような事案もあるわけで、こういうところはしっかりと改善をしていく、町民にしっかりと、立ち入りまでできるような条例があるわけですから、厳しく指導するということも含めてやってもらいたいという気がするわけです。昨年の春ですか、先ほど触れておりましたけれども、衛生組合が中心になってごみの収集活動をしましたが、本当に驚くなかれトラック何台あったのかわからんぐらいありましたけれども、あの状態を見て、やはり去年もちょっと一部触れましたけれども、あの回数を、もっと私は春雪解け以外に増やして、町民の参加を募って、やはりやったほうがいいのではないかということを思っているわけですが、そういうことを含めて衛生組合等と話し合い等はされているのかどうかお尋ねをいたします。
○委員長(加来良明)細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)衛生組合と協力いたしまして、去年初めてああいう形で実施をしてみましたけれども、成果があったというのは、いわゆるごみが多かったということで、集まった皆さんも含めてそのごみの多さに驚いたことと思います。その後、衛生組合の役員の方ともいろいろ話したわけでございますけれども、やっぱり1回じゃ足りないということで、今年度これから総会の時期を迎えるわけでございますけれども、その前に役員会等ございますので、今年度につきましては、春と秋、もしくはもう少し間隔をおいた中で、昨年は旧国道を実施いたしましたけれども、実施箇所につきましても、もうちょっと全町的にひどいところはたくさんあるんですけれども、どこをやるかということも含めて、昨年より回数を増やした中で、皆さんの協力をいただいて実施していきたいというような方向で、今検討しているところでございます。以上です。
○委員長(加来良明)原委員、質疑は簡潔にお願いいたします。
1番、原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)簡潔に申し上げます。中学生、あるいは小学生、高校生が国道沿いにごみ拾いをしたりということが新聞報道等で見受けられますが、清水町の実態はどのようになっているのか。今まで行われていた実態というのはどのようになっているのか、おわかりであれば教えてください。
○委員長(加来良明)細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)委員お話のとおり、小・中学生がボランティア活動ということで、学校周辺等を含めまして、毎年数回行われているところでございますけれども、それらにつきましては、いわゆる学校の授業の一環、総合学習とかという枠組みの中での活動、あるいは御影中学校におきましては生徒会活動の中で38号線沿いの道路清掃をしたりとかということがあるかと思います。その他、授業以外では少年団のボランティア活動というようなことで、例えばバスケット少年団がもう20年ぐらいになるでしょうか、毎年そういった活動をやっているというような状況にあるかと思います。こうして考えてみますと、清掃活動ボランティアでやっているのは子供たちばかりで大人はなかなか忙しいというようなこともあるのでしょうか、なかなか機会がないというのが現状でございます。それで先ほどの話に戻りますけれど、やはり衛生組合と連絡、連携したなかで、大人の方もやはり現場で実態を知っていただきたいというようなことも含めまして、今年度、20年度につきましては取り組みをしていきたいと考えております。以上です。
○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)わかりました。今言われるように大人の関心が低いというのは私もそのとおりだと思います。
地下道がありますが、今年も若干予算組んでいるようですけれども、清掃等については、現状どのようになっているかおわかりでしょうか。
○委員長(加来良明)細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)地下道につきましては、一応毎日、点検をしているところでございます。以上です。
○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)ごみがあると、点検を毎日して、ごみがあるとその都度清掃をしているということだろうと思いますが、それはどなたが行うのでしょうか。
○委員長(加来良明)民部住民活動グループ主任。
○主任(民部 孝)町民生活課住民活動グループ主任の民部です。今の質問に対しまして、交通安全推進員の渡邊推進員とか、あと都市施設課の職員が点検をしております。以上です。
○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)ごみの不法、投げ、例えばよくあるんですけれども、缶が投げられていたり、牛乳の飲んだあと、あるいはお菓子の袋だとか、側溝によく見受けられるんですが、それを拾うと、目につく、あと掃く分についてはされているのかどうか、把握されておりますか。
○委員長(加来良明)民部住民活動グループ主任。
○主任(民部 孝)民部です。渡邊推進員がそういうこととか、あと都市施設課の職員が、繰り返しになりますが、掃除もしっかりやっております。そしてあと気がついたそのごみについては持ち帰ってこちらで処理しております。
○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)今言われているのは交通指導員の方だろうと思うんですが、階段だけですね、両方掃除をきれいにしようと思うとかなりの時間かかるんですね。私も竹箒の大きいのを持っていって何度か体験したことがあるんですが、10分や15分でできるようなものでは全くないわけですね。従って、以前はシルバーセンターに委託をしていたということも聞いているわけですね。なんかこの自主的に町内会、あの地域の町内会を含めて協力をあおってお願いをして、定期的に掃除をしてもらうとか、そういうお願いというのはしたらどうかという気が若干するんですが、いかがでしょうか。
○委員長(加来良明)民部住民活動グループ主任。
○主任(民部 孝)協働のまちづくりということも掲げておりますので、機会があればですね、そういう町内会等にも協力を仰いでまいりたいなと思います。以上です。
○委員(原 紀夫)終わります。
○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。
9番、妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)頁数でいうと109頁で、保健衛生費の保健予防事業のところでございます。委託料というのがございます。来年度から国保で特定健康診断というのを、審査というのをやられると。それで、ここのいわゆる健康診断の部分が無くなったんだなあというふうに思っております。そこでちょっとお聞きするんですが、その他の項目、いわゆる特定健康診査に引っかからない部分の検診というのがいろいろあるわけですね。これとの関係どんなふうになっているんでしょう。聞いているのは、これは40歳以上の方で、ここにあるやつは受けられるのかどうかということちょっとお聞きします。
○委員長(加来良明)答弁求めます。吉森保健医療グループ主任。
○主任(吉森文子)保健医療グループ主任の吉森です。よろしくお願いします。ここに掲げられている委託料にかかわる検診については、がん検診、その他、骨粗しょう症、エキノコックス症検診につきましては、従来どおり、平成19年度と同様に検診を受けられます。対象者は同じです。以上です。
○委員長(加来良明)9番、妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)・・・。
○委員長(加来良明)スイッチを入れてください。
○委員(妻鳥公一)特定健診にかかわる部分についての質問は国保のところでやりたいと思います。そうすると、今までと同じようにがん検診、胃がん検診等は受けられるということでございますね。それで、一つは、いわゆる健康診断というのが無くなったと、その部分についてはそっくり特定健診のほうにいくということになるのでしょうか。
○委員長(加来良明)吉森保健医療グループ主任。
○主任(吉森文子)40歳から75歳、74歳までは特定検診として国保のほうに移行しますけれども、ここの委託料の、一番上の若年者特定健診委託料というのが、現在も町では20歳以上を対象に検診を行っています。それで、特定健診に移行したものの除いた20歳から39歳までの分の健診は、引き続き町のほうで行う予定で予算を計上させていただきました。
○委員長(加来良明)9番、妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)そこでちょっと特定健診との引っかかりが出てくるんですがね。ちょっと引っかかりが出てくるというのは、この健診を40歳以上で受けられる人、全部受けなきゃならないということには本当はなるんだけれども、受けなくてもいい人が出てきますね。なんとか、おもしろいところ、おもしろいところじゃないね。ある検診を受けなくてもいい人が出てきますよね、これ。そこをちょっと。
○委員長(加来良明)仲上保健医療グループリーダー。
○リーダー(仲上尚子)保健医療グループリーダーの仲上です。よろしくお願いいたします。20年の4月から特定健診につきましては、医療保険者が実施するということで、本町におきましては国民健康保険の加入者については、国保会計で特定健診を行います。それ以外の社会保険ですとか、共済ですとか、そういった被保険者の方は、それぞれの健康組合のほうで健診をしなければいけないというふうになっておりますので、決して健診を受けない、受けられないということではなく、そういう役割分担がきちんとされたということになっております。
○委員長(加来良明)9番、妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)そこでちょっとお聞きしたいんですがね。この間いただいた清水町の計画がございますね。その中の19頁です。保険組合というのは他もこれと同じようにやっているんですから、他の組合もね。これと違うやり方をしていないんです。そうすると、19頁に特定健康診断の受診というところがございまして、こういろいろ書いてきて、おりてきているんですよ。だからここもよくわからないんです。肥満のタイプがどうであるかということでは、腹囲なんぼ85とか90とかっていってる。それからいうわゆるあのBMIというその身長と体重の関係、比較されるということで、それに引っかからない人は下のステップ2にいかないんですね。そうしたらこの人たちは、健康診断受けることをしなくてもいいということだってなっているんです、これ。そこのところをちょっと、このステップでみるとそういう書き方なんです。理解も僕はしているんです。受けなくてもいいというふうに。そこのところちょっと教えてください。だから漏れるんでないかということを言っているんです。
○委員長(加来良明)吉森保健医療グループ主任。
○主任(吉森文子)はい、私のほうでお答えします。19頁のレベル2の特定保健指導グループの設定というところだと思うんですけれども、これに関しましては、健診の対象者ではなくて健診を受けたあとの保健指導を、今回の特定健診では情報提供と積極的支援と動機付け支援の3段階に分けて指導するようにということになっていまして、その区分けの時に使うものなんです。これにあてはまる人に、この19頁のレベル2のところの先ほど言った腹囲とかBMIにあてはまる人に関しては、健診後、積極的支援および動機づけ支援をしてくださいということになっております。以上です。
○委員長(加来良明)9番、妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)そうすると、特定健診の中には一般的にそれは全部受けると、血液検査から何から受けるという、一般的に今までやっていたやつは全部やると、そういう理解ですか。私はこれをそういうふうには理解しなかったので、すみません。だいたいわかりました。
次の項目にいかせてください。115頁の清掃費のところでございます。今、ごみの問題いろいろ出たんですが、ごみについてちょこちょこいろいろ考えられている。具体的に、今問題になっていること、例えば分別だとか収集だとかということで、しばらく私、一般質問、ここでやったことがないんですが、問題になっていることはどんなことがあるのか、こういうこと分別をきちっとしてほしいとか何とかというそういう希望だとかなんかあると思うんです。そういうのを検討しようとしていると思うんですが、どういうふうに問題があり、どういうふうに認識しておられるか。
○委員長(加来良明)細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)町民生活課、細野です。ごみの分別収集につきましては、町民の皆様のご理解とご協力をいただいて平成15年度から有料化にしているところでございますけれども、最近の状況といたしましては、やはり分別がされていないごみがございます。いわゆる資源にすれば売り払い、町の収入にできるんですけども、手間ひまがかかるというようなことでしょうか、全部燃やせるごみに入れていらっしゃる方もいらっしゃいます。そこがやはり一番の大きな問題といいますか、分別していただければなという思いがございます。そのほか、収集の曜日を守らないで、常にごみステーションに何らかのごみが入っている箇所もございます。そういったところが一番の課題といいますか、今後のご協力を願いたい点でございます。以上です。
○委員長(加来良明)9番、妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)資源ごみがね、燃やさないで資源にしたらそれが利口なんですが、ちょっとお聞きしておきます。資源ごみは今まで、昔はお金を出して持っていってもらっていたという状況ですね。今この予算でも800万円ぐらいのお金になると、収入を予定しているようですね。だからお金になるということか、それではなく、分別したら全部今そういう形に資源ごみとして出すとそういう形になるんでしょうか。
○委員長(加来良明)細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)資源ごみとして今収集しているもの、品目にしますとかなりの品目になりますけれども、単価の差はありますけれど、それらにつきましてはすべて売り払いで町の収入、歳入に入ってくるようになります。委員ご指摘のとおり、以前はこちらからお金を出して収集をしていただいたということもございましたけれども、今市場が非常に単価が好景気に支えられまして、全て有償で売り払いができるということになってございます。以上です。
○委員長(加来良明)9番、妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)そういう点が町民にいきわたっていないんですね。資源ごみは町の収入になるんですと、少しでもと。そうしたら、努力できると思います。そういう点を含めて、もう一度町民に知らせるという必要があるんではないかと思いますが、いかがですか。
○委員長(加来良明)細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)はい、ご指摘のとおりでございます。平成20年度の売り払い価格につきまして、先日業者の見積もりを取ったところでございますけれども、単価が非常に上がりまして、19年度に比べて1.6倍程度の金額で契約をすることができました。それらも含めまして、機会をみて、あるいはお知らせ版等で、平成19年度で1,100万円程度の収入になります、そのままの同じ量を平成20年度に出していただくと、1,700万円ぐらいの収入を今、見込める状況になってございますので、お知らせ版等々でこんだけの収入があるんだということで皆さんのご協力をいただきたいという周知をはかってまいります。以上です。
○委員長(加来良明)9番、妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)一つよろしくお願いします。そのことが大変大事なことだと私そういうふうに思います。
終わりたいと思うのですが、もう一つ、ちょっとこれ意味がわからないので聞いておきます。115頁、清掃センター費の中で、いわゆる財源内訳の説明の中で、一般廃棄物処理手数料というのがございます。これどういうものなのか、ちょっとお伺いしておきたいと思います。
○委員長(加来良明)堀田住民活動グループ主任。
○主任(堀田政洋)住民活動グループ、堀田です。今委員ご指摘になった質問につきましては、直接清掃センターに持ち込んで来られます個人及び事業者の分ということであげさせていただいております。
○委員長(加来良明)9番、妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)例えば、これは大型ごみとか料金のかかるごみのことを言っているんですね。
○委員長(加来良明)堀田住民活動グループ主任。
○主任(堀田政洋)委員ご指摘のとおり、そのとおり、料金のかかるもので、事業系が今10キログラム当たり120円、個人の持込みは10キログラム当たり60円ということで、とらせていただいております。そして、大型ごみについても受けております、入っております。以上です。
○委員(妻鳥公一)はい、終わります。
○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。
7番、奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子)ちょっとごみの関連で、一つお尋ねをしたいと思いますけれども、今、非常に資源ごみとそういう燃やせるごみだと分別をしておりますけれども、燃やせるごみの中に生ごみが入っておりますが、その割合というのはどのぐらいの程度になっているでしょう。若干減ってきていますか、最近。
○委員長(加来良明)細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)町民生活課、細野でございます。燃やせるごみとして生ごみ、家庭等から排出されるものを受けておりますけれども、区分けした計量は行っておりませんので、例えば燃やせるごみ100のうち生ごみはいくらいくらですというような数字は持ち合わせておりませんけれども、量的にいえば生ごみ、水分をかなり含んでおりますので、量の割合から行くと半分以上は占めるのではないかと思われます。以上です。
○委員長(加来良明)7番、奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子)それで、要するに水分が多く含んでいますので、重油だけではなかなか足りないという部分があって、せっかく分別をしたポリなどを燃料代わりに一緒に燃やしているっていう現実がありましたので、昨年はちょっとその現場行っていませんけれども、そういうことは今も行われているのかどうか。それを町民が知ったら理解はきっと、重油代わりで燃やしてくれるんだからいいかという理解はしてくれるとは思うんですけれども、逆にせっかく分別したものをなんで燃料代わりに燃やさなきゃならないのかなとそういう不信感あるので、そこらへんどういう扱いをしているのかということをお伺いします。
○委員長(加来良明)細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)燃料代わりに分別していただいたものを使っているということでは、結果としては同じになるかもしれませんけれども、せっかく分別していただいても、例えばその他のプラで分別していただいても、いわゆる汚れたものが入っていたりとかですね、いわゆる製品にならないようなものも中にはございます。それから、ペットボトル等につきましてもそのまま製品として出すことができないような状態のものもございますので、それらにつきましては、燃料代わりといいますか、プラスチック系のものにつきましては温度が発生しますので、それら生ごみの焼却に使っているということでございます。決して先に燃やすというものがあって燃やしているのではなくて、分別状況が悪くて燃やしているという状況でございますので、そのへんにつきましてはご理解いただきたいと思います。以上です。
○委員長(加来良明)7番、奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子)今のそういう説明であれば、町民も多分理解をしてくれると思いますので、そこらへんは間違ったような町民に誤解を与えるようなことはしてほしくないと思いますので、よろしくお願いします。
それから、花の苗と肥料代が50千円計上されておりますけれども、50千円ぐらいで、今、町が花いっぱい運動という展開をしている中で、どこに植えるお花、花がいくらぐらいで、あと肥料代がいくらぐらいの割合なんでしょうか。
○委員長(加来良明)細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)予算書に計上させていただいております花関係の予算につきましては、箇所につきましては駅前のロータリーのところの花壇、それと本通5丁目まで各1丁目、2丁目、3丁目、5丁目まで各2箇所ごと、2箇所ずつ歩道のところに植栽枡がありますので、それらに関する予算を計上しているところでございます。なお、苗につきましては、地元の生産農家さんから購入しております。また、それだけでは当然足りませんので、まちづくり推進協議会の方からもご援助いただきまして、清水高校の生徒さんに苗を作っていただいて植えていただいたり、あるいは予算書には出てきておりませんけれども、衛生組合のほうで皆さん加入されている町民の方に花の苗の助成というようなことで、町をきれいにしていただくという事業も展開しているところでございます。以上です。
○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。
5番、中島里司委員。
○委員(中島里司)115頁の清掃費の関係でございますけれども、大変この項目、衛生費の中には委託料が多いわけですけれども、他のものはさておきまして、ごみ収集事業の中でのごみ収集業務委託料29,285千円。この執行にあたってはどのような執行をしようとしているのか。要するに契約についてお伺いしたいと思います。
○委員長(加来良明)細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)町民生活課、細野です。委員ご質問の契約につきましては、地方自治法に定められております契約事務の規程がございます。それに従いまして、清水町の方で契約事務のガイドラインというものを制定しておりまして、具体的なこういう事例につきましてはこうですよというようなことが決められております。それに基づきまして契約事務を進めているところでございますけれども、平成20年度につきましては、随意契約で契約を進める予定でございます。以上です。
○委員長(加来良明)5番、中島里司委員。
○委員(中島里司)地方自治法に則ってということですが、この随意契約できる根拠。町で定めているということですけれども、町で定めればどんな形でも随意契約できるのかと。その随意契約する根拠、これを教えていただきたいと思います。
○委員長(加来良明)答弁を求めます。細野町民生活課長補佐。
○課長補佐(細野博昭)はい、町で決めれば何でもということではございません。でも、そのガイドラインという中には地方自治法で定められている随意契約ができる理由をもう少し具体的に、例えばこういう場合ということを、項目立てて決めているところでございます。本件につきまして、随意契約をする理由につきましては、他の業者よりも安く契約ができる見込みがあるという条項がありますので、それによって随意契約により契約を締結する予定でございます。以上です。
○委員長(加来良明)5番、中島里司委員。
○委員(中島里司)直営よりかは安くできると、だから業者間では競い合わなくていいんだと。比較対照する価格が安いか高いかという根拠は直営事業だよと。それ違うでしょう、考え方が。直営というのは安い高いという部分もあるけれども、今のいろいろな人的配置等を考えた場合には、そこまで職員として手がまわらないということも入っているんじゃないかな。であれば、随意契約が良いとか悪いとかという前に、随意契約する根拠をちゃんと持てば競争の原理を働かせなきゃならないわけでしょう。これ、こういう質問しても現業課は、実際に決まったらそれ執行する側だよね。これ業者を決めてくるのは総務課なんでしょう。そういう流れがあるから今の話のような形になってしまう。競争の原理をしっかりわきまえていれば、私、決まった業者良い悪いといっているのではないです。競争の原理を使うべきじゃないのということで、お話を聞いているところでございます。そういうことで、今の考え方、直営よりか安くできるから委託にしたんだと、それはもう一つ踏み込んで業者間競争というのは考えなかったのかどうかお伺いしたい。
○委員長(加来良明)草野町民生活課長。
○課長(草野和好)町民生活課長、草野です。ただいまの随意契約の関係ですけれども、12月の一般質問でも中島議員よりこのご質問が出ていたと思います。その中では議員の趣旨といたしましては、そういう競争だとか、それから随意契約、いわゆる契約の透明性、こういった部分を言われていたのかなというふうに認識しております。そんな中で町といたしましては、ご意見を含めて検討していくというようなお答えをしているわけですけれども、いわゆる町の随意契約は、その当時の、12月の議会の中では50万円以上の随契が91件あるというふうにお答えをしております。そのうち町民生活課にかかわる分については、ただ今のご質問の件含めまして、実は11件ほど随意契約しているものがございます。この件につきましては、それぞれ今までの流れの中で入札その後随意契約とかいろいろあると思いますけれども、今私どもが考えていますのは、20年度の前半におきまして、もう一度随意契約の、それぞれ個別にですね、根拠だとかそれから本当にその当該会社しかできないのか、もっと町内でやれる業者もあるのかと、いろいろな部分で検討させていただいて、財務規則に則りながら総務課等と協議して進めていきたいというふうに考えております。
○委員長(加来良明)5番、中島里司委員。
○委員(中島里司)ぜひ、そういうことで、その結果、やはり随契が一番町として結局は有利であるという根拠があれば、私は随契でもかまわないというふうに思っております。ただ、この件につきましては、誰がということではないんですが、町内業者育成という話を聞きました。その中に機械等を購入して新規事業に参入したんだから、5年間程度随契してやらなければもとは取れない。こういう話も公の場ではございませんが耳にしております。このへんの実態というのは、地元業者育成という部分と元をとるまではということのからみというのはどういうふうに考えておられるか。
○委員長(加来良明)草野町民生活課長。
○課長(草野和好)町民生活課長、草野です。今の件につきましては私は承知しておりません。
○委員長(加来良明)5番、中島里司委員。
○委員(中島里司)当然、公の場では言えることではないというふうに思います。地元業者育成ということも、私も30年間やって、地元業者育成、優先という言葉というのは、過去においてたびたび念頭において仕事をしていたということも記憶しておりますが、今、厳しい財政下の中で少しでも企業努力をしてもらいながら、妥当とか不妥当ということではなくて、企業努力をしてもらって、町のためにという部分でやっていただかなきゃならないというふうに思いますが、そういう中にあって、やはり今の考え方は地元優先ということは大前提だと思います。だけど、今のこの財政厳しいということを考えた場合には、時によっては、これ私は不本意ですけれども、町外業者参入してもらって財政が厳しいんだから少しでも競争した中でということも、財政上から考えればそういうことになります。だけど、現状は地元業者優先、あるいは育成という部分でとらえていますから、それが良い悪いは別として、そういうことを踏まえれば、やっぱり企業努力というのは積極的にこちらから呼びかけるべきであろうと、当初この経過は14年ぐらいからですか、民間委託始めたのは。その時に一部委託して、さっき言った5年ぐらい経過したら競争入札して良いのでないかという、さっきの話からいくと、5年経っていますから、初期投資の分は元をとっているのかなと、であればその部分だけでも入札にかけてよかったのでないかなというふうに思うんですが。先ほど課長がご答弁されたことを踏まえながらも、この考え方いかがかなということで、お答えを願いたいと思います。
○委員長(加来良明)答弁を求めます。草野町民生活課長。
○課長(草野和好)先ほどもお答えしましたが、私どもにかかわる随意契約11本ございます。この件だけでなく、平成20年度の前半でいわゆる随意契約の根拠から始まりまして、もう一度再確認し、長きに渡って随契を行っているものについてはどうしたらよいのかということで、町民生活課として考えをしっかりまとめ、総務課と協議し進めたいと考えております。
○委員長(加来良明)5番、中島里司委員。
○委員(中島里司)今、課長から課長の所管することはということでございましいたので、総務課長、これ全庁的にですね、庁舎内的に随意契約項目、細かいものは別ですけれども、ここの衛生費の中にいろいろ医療にかかわっての委託ありますけれども、町内業者対象にした委託について、金額は今思いつきですから100万円以上程度のものを一覧表でもったらどうでしょうか。これ、私、資料要求しているわけじゃありません。それを各自で各課で持つんじゃなくて、そのもちろん持った分を総務課で契約、入札契約関係、総務課担当ですから、全庁的なものをとらえてですね、よく精査したら、中には矛盾を感じるものが私はあるというふうに思っています。そういうことで、担当その執行側として、そういう資料をお持ちになってはいかがかなというふうに思いますので、そのへんについてお答えを願いたいと思います。なお、全面的に納得できるような状況では現在ないんですけれども、そのへんについて総務課長お答えを願いたいと思います。手元資料として持つ必要があるんではないかということで。
○委員長(加来良明)荒木総務課長。
○課長(荒木義春)総務課の荒木でございます。今、委員のお話ございますけれども、12月の先ほど町民生活課長がお答えしました、12月の一般質問にかかわって若干、全課を調査させていただき、経過ございますけれども、いわゆる資料としてというふうに形では整備されてございませんので、今お話しあったように、再度そういったものを精査いたしまして、全庁的な随契について検討を加えていきたいというふうに思ってございます。
○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。
○委員長(加来良明)質疑を受けます。
11番、荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)あの、衛生費の中で、保健衛生総務費に絡んでといいますか、関連して、いわゆる今年の4月から後期高齢者医療保険制度がスタートするということになりますよね。それで、これ予算で見ると125,598千円負担すると、町が負担するということで始まるということなんですが、この、今までの老人保健特別会計と比べて、どういうこの制度がスタートすることによって、町としてどういうメリットがあるのか、デメリットがあるのか、教えてください。
○委員長(加来良明)答弁を求めます。横山保健医療グループ主任。
○主任(横山美貴子)保健医療グループの横山です。よろしくお願いいたします。まず、負担金のほうなんですけれども125,598千円、これの算出根拠は平成18年度の清水町の老人医療費をみまして、それの12分の1が各市町村の負担ということで、清水町においては125千円という形で負担がかかっております。こちらについては、医療費全体、いつも、今までは老人保健特別会計という形で、医療費について一般会計から繰出金として1億2,000万円ほどしておりました。この一般会計から老人医療費に繰り出していた分について、ほぼ同額になるんですけれども、これが町村として北海道後期高齢者の連合のほうに納める負担金になります。そういった部分でいくと、市町村にとっては後期のほうに行っても、それから現状の老人医療においても負担はそう変わりがないということであれば、メリット、デメリットということで考えると、そんなに大きな変化はないだろうと思います。ただ、前回の一般質問の中でありましたように、各個人にこれから保険料がかかるという部分でいくと、その部分は、わずか、総体的な計算でしたけれども百円何がしのやっぱり負担が増える、平均して増えるということからいくと、この制度に移行することによって、各町民の皆様対象となる方にとっては、やはり多少なりともデメリットはあると思います。あと、いろいろな面で、やはり町村が窓口とはなりますけれども、今までは町村がすぐ窓口で町村の対応ができたことが一旦は後期のほうに確認をとったり、または資格証等の発生がする等においても、やはり対象となる方にとってはデメリット等があると思います。あと、オンラインで広域連合のほうとこのシステムつながっているんですけれども、やはりそのへんの不具合とか、それからやり取り等の関係、町村で管理をしていないことということにおいても、事務的な負担、それを連合とうまくやりとりをすること、日々連携をとらなきゃ、やっていかなきゃいけないということでは、事務的なその煩雑さということがあると思います。そういった部分でも、やはりデメリット的なものはあるかと思います。ただ、今後の対象者の医療、長期的なことを考えて、この制度がスタートしたということですので、今後はそういった実際にどのような形で対象となる方たちがきちっとした医療を受けられるようになれば、この制度がまたいきていくのじゃないかなと思っております。予算と含めてデメリット、メリットについて簡単ですけれども以上お答えいたします。
○委員長(加来良明)横山主任、今の答弁の中で予算額125千円と答弁されましたけれども、125,000千円でよろしいですね。
○主任(横山美貴子)はい、申し訳ございません。125,000千円です。
○委員長(加来良明)質疑を受けます。荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)結局、加入者はそれぞれの能力に応じて一定の保険料を負担するということになりますよね。そうすると、清水町の場合、町の収支はまあまあちょんちょん、とんとんだというふうに、だいたいとんとんだというの分かりましたけれども、個人、いわゆるこの制度に加入する人たちが負担しなければならない、新たに負担しなければならない、その金額というのはどのくらいなんですか。
○委員長(加来良明)答弁を求めます。横山保健医療グループ主任。
○主任(横山美貴子)新たに負担しなければならないということで、保険料に関しましては、後期のほうで一人後期に加入することによりまして43,143円まずかかります。その他に、所得割として所得に対して9.63%という形で、限度は50万円ということで決まってはいるんですけれども、各戸それぞれ個人にその負担がかかります。ただし、この43,143円という均等割、必ず後期に入るとき一人にかかる分ですけれど、これに対しては所得に応じて7割、5割、2割という軽減措置があるということで、それは一応基準的にはこのような形で保険料のほうが付加されていきます。以上です。
○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)そういう話でなくて、もっと生の話。総額どういうような、この制度ができることによって、今まで保険料を負担しなくてよかった人たちも新たに負担しなきゃならなくなるわけですよね。個人単位ですよね、今度。個人単位だから、個人個人に負担がかかってくるわけですよね。それで、その人たちが負担する総額というのはどのぐらいだというふうにみていますか。清水町の場合。
○委員長(加来良明)横山保健医療グループ主任。
○主任(横山美貴子)総額、保険料の総額ということで押さえてよろしいでしょうか。
○委員(荒木篤司)計算していないなら、していないでいいですよ。
○主任(横山美貴子)今まで保険料がかかっていなかった、被扶養者ですね、例えば世帯主、国民健康保険であれば、世帯主様でそこにある家族の方、奥様とかですよね、そういった方たちは保険料が発生していなかった。それが新たな形で保険料が発生するということで、それも世帯にだいたい状況によって変わるんですけれども、世帯で世帯主様が課税、所得があれば、その方については最低でも減額措置されなければ43,000円の保険料はかかります。それが総体的にどれぐらいになるのかというと、ちょっと試算はしてはいないんですけれども、あと、その他に今まで社会保険の扶養になっていた方たちについては半年間は課税がなく、その後半年については43,000円の10分の1が課せられるということで、新たに負担が2,100円かかります。あと、例えば所得のほうの、このあたりでは専従とかですね、そういった形で扶養にはなっていた方たちがいたとして、そういう方たちはもっと負担のほう43,000円のほかに所得割が出てきて、多い人であれば20万円ぐらいかかるという扶養のなっていた方もいらっしゃいます。それの総体的金額をいくらかというと、実際のところまだその計算の総計は出ておりません。以上です。
○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)結局、この制度の会計、会計処理というのかな、つまり制度自体をどういう形で維持することになるわけですか。例えば国から5割来ますとか、当事者が、例えば介護保険制度だったら、4分の1、8分の1、2分の1、4分の1、6分の1か、そういうふうに分かれますよね。この場合はどうなっているのですか。この制度の場合は。いや、国がいくら割合で負担して・・・。(中断)
○委員長(加来良明)荒木委員、後期高齢者の部分でいけば特別会計で詳細はやれると思うので、そちらのほうで質疑をしていただくということではいけないでしょうか。
○委員(荒木篤司)もうちょっとで終わります。
○委員長(加来良明)わかりました。では、答弁を求めます。横山保健医療グループ主任。
○主任(横山美貴子)はい。医療費全体の保険料、どう割合でみるかということのご質問だったと思います。全体を10とした場合、公費として5割みます。そのうち国が4割、それから5割のうちの4割が国、都道府県が1割、市町村が1割、それであと残りの5割を4割分については各保険者のほうから支援金という形で集めます。残り1割についてが加入者からの保険料という形で全体の医療費をまかなうということで財源になっております。以上です。
○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)金額的に、個人の負担する保険料が決して少なくないという状況ですよね。そういう中で、今何を聞きたかったかと言いますと、この制度で町民が負担する部分の中で、例えば、その財政的に町が繰出金を出すような、逆に言えば援助ですね、援助をするというような形がとれるのかどうかということを知りたかったからちょっとお聞きしたんですよ。だから、理論的にそういうことが可能かどうかちょっと教えてください。
○委員長(加来良明)答弁を求めます。小林保健医療グループ主任。
○主任(小林秀文)保健医療グループ、小林でございます。よろしくお願いいたします。今のご質問なんですけれども、おそらくは今回、老人保健ということ、現行の老人保健では保険料がかからないですけれども、後期高齢者医療制度になると保険料を負担するということであります。そういうことによって、お年寄りの負担が増えるから、それを町として繰出金を増やすことによって、それを軽減を図れないかという趣旨の質問だと思うんですけれども、ちょっと話はずれるんですけれども、国民健康保険会計については、保険税の税率を一定程度引き下げるといいますか、負担の軽減を図る上で、一般会計の繰入金を追加しているということであります。しかし、この後期高齢者医療制度につきましては、広域連合という一つの自治体が構成されていて、その構成町村として先ほどご説明いたしました1億2,500万円というものにつきましては、全体医療費が10のうち1割は後期高齢者医療の受給者の方が負担していただくと、その残りの9割のうちのその半分を国と道と市町村で折半するという形になっておりますので、この部分について繰入金で対応する予算ではなくて、町としての負担がまずそこであると、そして残りについては患者の窓口での負担と、あとは保険者が後期高齢者支援金という形で出すということになっておりますので、この制度の全体的な仕組みの中においては、市町村がその町の政策的な配慮ということで市町村の負担を増やして患者負担を減らすというような仕組みにはなっていない。いわゆる患者の負担は1割あるいは3割というものは、後期高齢者の医療に関する法律、あるいはそれに関連した、政令と、今、詳しくは申し上げられないんですけれども、そういった法令の中で規定されている負担割合です。よって、似て異なるんですけれども、国民健康保険の税率の一定程度の負担の軽減を図る上での一般会計の繰出金を追加するというような措置がとれない仕組みになっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)何と言うのかな、分かりました。説明はね。だけどその保険会計の考え方というか、考え方ではないな、どこにか加入するかによって、その町の考え方とか国の考え方とかというのは違って、結局、例えば清水の場合は別にしても、財政的に豊かなところは負担してもいいと思ってもそれはできないということなんですか。
○委員長(加来良明)横山保健医療グループ主任。
○主任(横山美貴子)おっしゃるとおりできないということです。こちらの後期のほうについても全180市町村が加入した中での統一した条例の中で、そして老人の医療確保する法令の中でやっているということで、清水町だけがということにはなかなかならないということでできないということで思っております。以上です。
○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)わかりました。もう少しこちらのほうも勉強してみます。
それから、115頁のし尿処理に関して伺います。下水道会計というのがありますね。いわゆる、し尿の処理と汚水処理ですね。そういうのをやるのは下水道会計ですよね。これは衛生費に入っていないんですか。
○委員長(加来良明)安曇都市施設課長。
○課長(安曇達雄)ここに、衛生費の中の115頁のし尿処理事業の内容は、いわゆる、くみとりにかかわります事業についての内容だと思いますけれども、下水道処理につきましては、制度の中で特別会計の中で処理を行っておりますので、それと一括した形の中で整理をするということにはならないというふうに整理をしておりますけれども、そういったお答えでよろしいでしょうか。
○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)要するに一つの区域を指定して、その中に住まれている方々を、いわゆる下水道会計の中で汚物の処理をするという方法ですよね。これって、ちょっと関連するから伺うんですけれども、間違いなく町から繰出ししていますよね。大雑把に言って、利用者の一戸当たりいくらぐらい繰出しているということになっていますか。
○委員長(加来良明)荒木委員、繰出しについては土木費になりますので、土木費のところで質疑をいただければと思うんですけれども。
○委員(荒木篤司)関連・・・。(中断)
○委員長(加来良明)関連であると最後の一括になると思うんですけれども。
○委員(荒木篤司)いや、どちらでもいいですよ。関連する、あとでまた、ここと関連するんですけれど、どっちでやってもいいですよ。
○委員長(加来良明)それでは答弁を受けます。安曇都市施設課長。
○課長(安曇達雄)大変恐縮でございます。一戸あたりの繰出金がいくらになるかという部分、今積算もっておりません。のちほどの特別会計の中で、またご説明をさせていただきたいと思います。
○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)委員長にお願いなんですけれど、今、資料がないということなもんですから、ここに絡んで特別会計の時に改めて伺いたいというふうに思うんですけれど、どうでしょう。
(委員長から、荒木委員にし尿と下水の比較についての質問のみかを確認。担当課から資料提出後に質疑をするとの発言あり。)
○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(加来良明)これで衛生費の質疑を終わります。