北海道清水町議会

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平成20年度予算審査特別委員会(3月19日_審査番号1)

○委員長(加来良明)昨日に引き続き一般会計予算の審査を行います。なお、昨日の農林業費の審査の中で、後日提出となっていました、御影地区農業用水施設維持管理協議会に関する資料につきまして、別紙お手元に配布のとおり提出がありましたのでお知らせいたします。

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○委員長(加来良明)これより、第10款「教育費」156頁から208頁までの審査を行います。
 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明をお願いします。なお、発言する際には始めに職名を言っていただきますよう、お願いいたします。説明をお願いいたします。
 石黒教育課長。

○課長(石黒 勉)教育課の石黒でございます。説明に入ります前に、予算審査特別委員会、私どもの教育費の審査にあたりまして、日程等変更していただきましたことにつきまして、お礼を申し上げたいというふうに思います。
 それでは教育費の予算についてご説明したいというふうに思います。156頁でございますけども、10款の教育費、教育費予算額、今年度予算額でございますけども、674,627千円で、前年度と比較しますと20,364千円の増となってございます。順次項目についてご説明をしていきたいというふうに思います。まず、1項1目の教育委員会費の予算額でございますけども、本年度予算額60,805千円、前年度予算よりも9,926千円の増となってございます。増減の主な理由でございますけども、委員会事務局人件費1名分の増でございます。次に158頁の2目の教育振興費、本年度予算額34,699千円、前年度予算と比較しますと4,412千円の減となってございます。この減の理由でございますけども、小学校コンピュータ機器借上料が前年度予算で終了しましたので、その分が減額になってございます。それと、奨学金の貸付金の減によるものでございます。次に164頁の2項1目の小学校管理費でございますが、本年度予算額65,468千円、前年度と比較しまして8,361千円の増となってございます。増減の理由でございますが、使途としましては、御影小学校で実施しております英語活動等国際理解活動推進事業の委託金が1,170千円の増でございます。それと、頁の168頁でございますけれども、委託料、清水小学校の耐震2次診断調査委託料5,995千円の増でございます。同じく168頁の3項1目の中学校管理費の本年度予算額でございますが、67,567千円、前年度予算額と比較しますと13,727千円の増となってございます。主な増減理由でございますが、172頁の13委託料、清水中学校耐震2次診断委託料5,700千円、同じく御影中学校の耐震3次診断実施設計委託料6,815千円の予算計上でございます。同じく同頁でございますが、15の工事請負費の関係で御影中学校の敷地内道路舗装整備事業、予算額で2,100千円、それと清水中学校の防水改修工事2,900千円の増でございます。次に、172頁の3項2目のスクールバス管理費でございますが、今年度予算額74,974千円、前年度と比較しますと1,202千円の増となってございます。主な理由でございますけども、スクールタクシーの運行委託料につきまして、1路線増加してございます。それによりまして1,011千円の増となってございます。次に頁、178頁の5項の社会教育費、社会教育総務費の関係でございますが、本年度予算額49,251千円、前年度予算額と比較しますと1,960千円ほど減額になってございます。これにつきましては、職員の人件費の減によるものでございます。182頁の3目の文化会館費、本年度予算額25,161千円、前年度予算と比較しますと1,720千円の増となってございます。これの増の主な理由でございますが、184頁の15工事請負費、文化会館の正面玄関横出窓改修工事、予算額で1,260千円の計上によるものです。それと、文化会館の燃料費、これは重油でございますけども、単価アップによりまして630千円ほど増えている状況でございます。それと、184頁でございますけども、4目の図書館・郷土史料館費、本年度予算額44,862千円、前年度と比較しますと1,014千円の減額となってございます。この主な減額理由でございますけれども、臨時職員を1名パート職員に切り替えることによりまして、938千円ほど減額となってございます。それと190頁の7目の農業研修会館費、本年度予算額3,118千円、前年度予算額と比較しますと、728千円ほど減額になっております。この主な理由でございますけども、管理補助員の廃止によります減でございます。191頁の8目の地域学習施設費、本年度予算額6,264千円、前年度予算額と比較しますと1,247千円ほど増額となってございます。この増額の主な理由でございますけども、193頁の15工事請負費でございますが、剣の郷体育館屋根塗装工事2,000千円、それと前年実施しました少年自然の家基礎改修工事600千円の減によるものでございます。196頁の6項保健体育費の1目保健体育総務費の関係でございますが、本年度予算額24,888千円、前年度予算額と比較しますと7,503千円の減となってございます。これにつきましては、人件費1名分の減でございます。次、197頁の2目の体育施設費、本年度予算額37,499千円、前年度予算額と比較しますと768千円の減となってございます。この減額理由の関係でございますが、199頁の13委託料の関係でございますが、指定管理者委託料777千円の減によるものでございます。202頁の3目の体育館費、本年度予算額14,238千円、前年度予算と比較しますと1,445千円の増となってございます。この増減理由の関係でございますが、204頁の13委託料、体育館管理業務委託料3,800千円の増、それと体育館の屋根改修工事700千円の増、それと従前まで臨時職員で対応しておりました管理の部分でございますけども、管理業務委託によりまして3,156千円ほど減になってございます。次に、204頁の4目の学校給食管理費、本年度予算額95,880千円、前年度予算額と比較しますと、1,065千円の減となってございます。この増減理由の関係でございますが、人事異動によります職員の変更によりまして人件費が104万円ほど減額となっております。以上、教育費にかかる前年度予算額との増減部分をご説明いたしました。予算のご審議のほど、よろしくお願いしたいというふうに思います。

○委員長(加来良明)これから質疑に入ります。質疑ありませんか。
 1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)172頁のスクールバスの関係についてお尋ねをいたします。我が町にはバスが8台、スクールバス関係運行されているということですが、今年は更新がないのでしょうが、今後バスの更新という計画、次年度以降の計画がもしおありであれば教えてください。

○委員長(加来良明)原田給食センター所長。

○所長(原田 均)給食センター所長の原田です。よろしくお願いします。ただいま原委員からのご質問でございますけれども、平成23年度から1台ずつ、長期計画の中では更新の予定がございます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)それに伴って23年度から更新1台ずつということですが、その更新する際に補助ということになるとどのようになるのでしょうか。全額町から持ち出しになるのか、バスを購入する際に。

○委員長(加来良明)原田給食センター所長。

○所長(原田 均)へき地児童生徒送迎補助金、すみません、正式な名称はちょっと今持ち合わせておりませんけれども、国からの補助金が、400万円ぐらい、ちょっと金額も不明ですけどもなんぼかございます。その他については町費持ち出しというような形になります。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)金額的になんぼかという程度で答弁をいただきましたので、その表現の仕方からいくと、そう大きな金額ではないんだなと、ほとんど町の持ち出しなのかなというような気がするんですけれども、そういうことで理解してよろしいですか。

○委員長(加来良明)荒木総務課長。

○課長(荒木義春)文科省の補助、定額でございまして300万円の定額補助でございます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)その300万円というのは購入するバスの価格によって、大きなバスを買う時と、例えば比較的少人数とか、そういうことでは開きはないんですか。

○委員長(加来良明)荒木総務課長。

○課長(荒木義春)そのバスの大小によって、あるいは金額によっての差はございません。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)わかりました。そこで、バスは新しくなると、全体含めて7,400万円ぐらいバスの運行管理費にかかっているわけですが、いろいろ委託、スクールバスの3台を委託をしているということを含めて、今後、そっくりバスを本町が持たないで民間に、例えばバス会社に、そっくり委託をするなんていうことというのは、これは不可能なことかどうか、もし考えがあればお聞かせください。

○委員長(加来良明)石黒教育課長。

○課長(石黒 勉)今の原委員のご質問の関係でございますけれども、そっくり民間のほうで委託という方法も一つの考えがあろうかと思いますけども、車両の購入等の中で、先ほどご説明しました、定額でも補助金等を受けてやる形のほうが、委託先についても全額車両を抱えるということになると、厳しい状況もあるんではなかろうかなというふうに担当では思っているところでございます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)そういうことであれば、試算したとか、あるいは相手方に金額的にどのようになるかとか、そういうことではなくて、ただ単純に、だろうという感じで。そうですか。バスの、例えば運転手の関係ですけれども、臨時の技術員さんが2名、今おられますが、この方が年齢構成からみると近々退職する人もおられるなと、こういう見方をしておりますが、この方が退職した暁には、現行3台を委託にまわしておりますが、今後も4台を委託のほうにすると、こういう計画はおありなんですか。

○委員長(加来良明)原田給食センター所長。

○所長(原田 均)人件費が少なく、退職になれば委託の部分についても検討してございます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)バスの運転手さん、全体で8名いるわけですが、職員の方が3名、それから臨時の方が2名、委託の方が3名と、8名いるわけですが、職員の方と臨時の方と委託の方、それぞれ仕事は全くたぶん同じだろうと、濃淡はあるのでしょうけれどもたぶん同じだろうと。その同一職種、同一賃金という原則からいくと、民間からすると、大変な開きがあるんではないかと。例えば民間であれば、過日も本町の運送業者のところで働いている運転手さんにお伺いしたところ、今年度は特に厳しいということで、夜中走っても30万円ぐらいだと、こんな方もいるわけで、これから見ると臨時の職員の方をみても1,100万円にプラスですね。昨日も出ておりましたが、共済費もかかるということからみると、やはりこの一人当たり、これでも割り出しても570万円ぐらいになるわけですから、共済費を含めるとたぶん600万円ではきかないぐらいの費用がかかっているのではないかという気がするわけです。従って職員であれば、それ以上かかるということからみると、当然安く上げようとすれば、臨時の方を減らして委託の方にまわすというのが原則だと思うのですが、これからもそういうほうは増やしていくと、委託のほう増やしていって臨時職員を減らしていくという方向になるのでしょうか。

○委員長(加来良明)原田給食センター所長。

○所長(原田 均)まず、今の職員構成でございますけれども、町の正規職員が2名、それから臨時職員が3名、委託が3名というような体制でございます。それで、委員の質問のありました委託にしていこうという方針ですけれども、委託料の基本となるものについては、運転手の人件費、これが基本となる。委託料の算定となるのが人件費、運転技術員の人件費がベースとなります。そのへんで比較して委託にしていきたいというふうに、今のところ考えてございます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)委託料、今年度の委託料25,000千円を計上されておりますが、この契約されている25,000千円は3台分ということですね。委託するバス3台分ですね。

○委員長(加来良明)原田給食センター所長。

○所長(原田 均)スクールバスは3台、それから清水小学校の登校時だけのバスが1台といったらおかしいですけれども、登校時だけのバス、併せて3.5台という押さえでございます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)3.5台という、なんか難しい数字を言われたんですが、この3.5台の、25,000千円のうち人件費が主なものという、こういう理解でよろしいですか。

○委員長(加来良明)原田給食センター所長。

○所長(原田 均)この委託料の中について、すみません、答弁漏れでございました。その他にタクシー、スクールタクシーの部分も入っていますけれども、人件費、それから普段の委託料の部分でございます。人件費以外の部分の経費も入っております。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)
スクールバスだけでなくて、このスクールバス、ここに運行委託料という表示をしてありますが、この中にはタクシーも全部含まれていると、こういうことですか。

○委員長(加来良明)石黒教育課長。

○課長(石黒 勉)委託料の部分の算定の部分ですけども、今センター長のほうからご説明しました運転手さんの賃金等の人件費相当分、それとスクールタクシーで委託している部分と車両に伴います燃料等、要するに、以前に車検時の部分については、それにかかる経費については町費でみていますよというお話はさせていただいておりますけれども、通常の運行分にかかる、計上にかかる経費についても委託料の中に含めて、民間業者と委託契約をしているという状況でございます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)私のところにある資料は平成18年度の資料ですが、この中に含まれている石山線から以下、讃岐線までのスクールタクシーとしていわれているこの委託4台という分がありますが、これは現行も変わりがないということですか。

○委員長(加来良明)原田給食センター所長。

○所長(原田 均)これに冒頭で課長が申し上げましたとおり、上清水線2という1路線が増えてございます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員

○委員(原 紀夫)わかりました。先ほどちょっとお尋ねした25,411千円のこの契約というのは、既に新年度、平成20年度から稼動する分の契約金として既に契約されているものなのでしょうか。

○委員長(加来良明)原田給食センター所長。

○所長(原田 均)あくまでも4月1日付けで契約というような形になります。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)既に契約行為、競争かなんかされて、決定されていると思うのですが、それは今後行われるということなのか、既に終わっているということなのか、どちらでしょう。

○委員長(加来良明)原田給食センター所長。

○所長(原田 均)今後行われます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)それであれば、この数字というのは、動くという可能性のあるものだという理解でよろしゅうございますか。

○委員長(加来良明)石黒教育課長。

○課長(石黒 勉)あくまでもこれ、予算額でございますので、入札等契約行為が発生した時点でこの額については変更がありうるというふうに思います。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)はい、わかりました。そこで、競争入札ということにかけるということだろうと思いますけれども、その結果、新年度、例えば別な業者は、今までと違う別な業者がまた委託契約先になったと、なるかならないかわかりませんけれども、なったとすると、今まで雇用されている3名なり4名なりの方というのは、会社が変われば、雇用形態変われば、ご苦労さんということになるのか、そういう形になる可能性もあるということですか。

○委員長(加来良明)石黒教育課長。

○課長(石黒 勉)現状、本町でやっている部分については町内業者1社で随意契約しているのですが、今委員のほうからご質問ございました競争入札、A社B社でやった段階で、当初A社で契約していた部分が、競争入札でB社になってその運転手がどうなるんだというお話になろうかと思いますけれども、そこの部分については、あくまでも町としては、民間会社との契約の部分でございますので、そこの運転手さんの部分についてまで、ちょっと町として言える立場ではないというふうに考えているところでございます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)1社の随契ということでやられているのですか。

○委員長(加来良明)原田給食センター所長。

○所長(原田 均)そのとおりでございます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)過去、昨年、一昨年等も同じような形でやられているのでしょうか。

○委員長(加来良明)原田給食センター所長。

○所長(原田 均)そのとおりでございます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)わかりました。私の聞き違いでした。私は何か競争、何社かあって、その中で競い合ってやっているのかなと思ったものでありますが、本町にはそういう随契でやる業者なり、そういうものがいないということで1社にしていると、1社の随契にしていると、こういうことの理解でよろしいですか。

○委員長(加来良明)原田給食センター所長。

○所長(原田 均)そのとおりでございます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)わかりました。原則的には私は少しでも安く安全運行ができればいいという立場でありますので、極力そういうことは維持してほしいというふうに思っているところであります。
 次、給食費の学校給食管理費、204頁のほうでちょっとお尋ねをいたします。あちらこちらで食材の値上がりであるとか、あるいはまた、今回問題になっている中国のいろんな餃子の関係等々があって、学校給食費を値上げせざるをえないというところが出ているというふうに理解をしておりますが、私どもの町の学校給食については、昨年度の予算よりも減額という計上をされておりますが、値上げの心配はないのでしょうか。

○委員長(加来良明)菅野給食センター業務係長。

○係長(菅野靖洋)給食センター業務係、菅野です。給食費の減ということになっていることにつきましては、人数が減っていますので給食費は減になっています。給食費につきましては、20年度もそのまま19年度と同じ金額で進めていきたいと思っています。減額になっている理由は人数の減ということです。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)はい、わかりました。
別なほうで、もう1か所お尋ねをいたします。栄養士と、それから調理員の健康診断委託料で459千円ありますが、これは給食に携わる分について特殊な検診というふうに理解してよろしいんでしょうか。

○委員長(加来良明)菅野給食センター業務係長。

○係長(菅野靖洋)調理員の健康診断につきましては、臨時職員の調理員さんと代替さん、年1回、内科の検診と腰痛検査を行っています。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)ついでなのでちょっと総務課長にちょっとお尋ねしたいんですが、臨時職員を採用する際に、履歴書だとか、いろいろ健康診断書だとかそういうのが必要ということになろうと思うんですけれども、私たちの町の中で臨時職員を採用する際に、健康診断以外、例えばこういうことは別にして、健康診断以外に町独自で検診をすると、この給食関係以外にはあるのでしょうか。

○委員長(加来良明)荒木総務課長。

○課長(荒木義春)総務課の荒木でございます。採用時におきましては、新しく採用する時点では、今委員おっしゃるように、履歴書と健康診断書を添付いただいてございます。それを受けて採用の可否の判断の一つとさせていただいてございます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)それは、応募する人の負担で病院へ行って診断書を添えて持ってくるということですね。今、私が質問した給食センター以外の臨時職員の採用という部分では、この給食センターにかかわる分以外はないということでしょうか。他にまだあれば。

○委員長(加来良明)荒木総務課長。

○課長(荒木義春)はい、いわゆる日常業務で検査しているのは、今ここでいう給食センターの調理員と保育士、保育士もいわゆる腰痛検査もございます。

○委員(原 紀夫)はい、終わります。

○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。
 7番、奥秋康子委員。

○委員(奥秋康子)それでは、最初に158頁にあります教育振興費の中で、10番の英語の指導助手、AETの関係でお尋ねをしたいと思いますが、これは、今ここに3,622千円計上されております。これは本町は何年から導入をされていらっしゃるのか。そしてまた、この英語教育というのはどの程度の成果があがっているのかなということをまずお尋ねをします。

○委員長(加来良明)山下教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)教育課長補佐の山下でございます。よろしくお願いいたします。ただ今、委員から質問ございました英語指導助手の関係でございますけれども、平成元年から本町では導入しておりまして、現在の英語指導助手は10代目でございます。任期は一年ごとの契約更新ですけれども、2年あるいは3年いたAETもおります。効果でございますけれども、外国人と接する発音関係の精度が、発音関係で生の英語を聞くことができる。あるいは、やっぱり外国の方ですので姿形が違いますので異文化に接するという部分で、本当に外国、アメリカだとかイギリスからも前に来ておりましたけれども、そういった外国人の方と本当に顔を見合わせて、接する、度胸をつけるとか、そういった部分の効果もございます。そして、英語指導助手は英語授業の中で主に発音部分を担当していますので、授業関係は英語の先生が中心にやっておりまして、発音のかかわる部分が主にやってございますので、そういった効果は今出ているところでございます。以上です。

○委員長(加来良明)7番、奥秋康子委員。

○委員(奥秋康子)異文化に接するというのも大きな目的もあるようにも思えますけれども、今はもうそういう国際交流という部分では、非常に国際化の世界の中でこれだけで本当にいいのかなというのは、もうこれからの英語というのは、やはり英語教育というものが、本当に子供たちに実践力のあるものを身につけさせようという時に、若くて外国の方というのは、まだ日本語がまだ確実に話せないという部分もあるやにも聞いておりますので、やはりそれだけにこれだけ400万円の予算を使うという、もう北海道だけでもかなりもう見直しているというのもご存知かどうか、お伺いしたいと思います。

○委員長(加来良明)山下教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)ただ今、委員ご指摘のように、現在英語指導助手が使われ方、また活用の効果という部分では見直されている市町村もございます。そういった意味で、清水町におきましても、今後そういった、今ご指摘あったような部分を検討しながら、今後、外国人の方でいいのか、あるいは年配の方のほうがいいのか、日本語精通している方のほうがいいのかという部分を再検討いたしまして、これを、例えば今、特別な機関から、国の機関から派遣いただいているんですけれども、そういった部分を使うとなると、今言われたような新しい方しか来ないという部分がございます。そういった意味では経験、日本語を経験されている方を採用するとなれば、そこの機関からではなくて、特別に採用するという部分の手立てもございますので、そういった部分も含めまして、今後検討させていただきたいと思います。

○委員長(加来良明)7番、奥秋康子委員。

○委員(奥秋康子)はい、おっしゃるとおりだと思うんですよ。本当に今、国の機関から宛がいぶちだけで来ているということにおいてはぜんぜん実践力というもの、コミュニケーション活動ができないというのが実態であるというふうに聞いておりますので、隣の町でもそうです。十勝管内でも、やはり長期的に外国の方が北海道なんかに滞在型、グリンツーリズム等にいらっしゃる方だとか語学の通訳をされている方だとかというのも、十勝にそういう方もいらっしゃると思うんです。また、そういう方を時間給3,000円ぐらいで活用しているという話も聞いておりますので、ぜひそこらへんをご検討をいただきたいというふうに思います。
 それからもう一つですけれども、給食関係ですが、今、原委員がお尋ねになりました。やはり年々減少しているというのは、給食数が減ということは理解しておりますけども、しかし、子供たちに給食を安くておいしいものを食べさせようとした時に、給食の今年は値上げを予定していないと、そのままいくということであれば、給食の中身をどういうふうに考えてらっしゃるのかなという、今もろもろの関係で値上げがされておりますけども、相変わらず冷凍のものを使うのかどうなのかということもお聞きしたいと思います。

○委員長(加来良明)原田給食センター所長。

○所長(原田 均)清水町の給食センターとしては、地産地消、国内産のものを中心に考えていって、あとメニューの工夫により平成20年度は給食を続けて、おいしいメニューを作ってまいりたいというふうに考えております。

○委員長(加来良明)7番、奥秋康子委員。

○委員(奥秋康子)地産地消という言葉が本当に美しい言葉なんですけれども、清水町の地産地消というものであれば、どのへんまで地産地消が図られているのかお伺いします。

○委員長(加来良明)原田給食センター所長。

○所長(原田 均)主に、じゃがいも、にんじん、ごぼう等の根菜類といったらおかしいですけども、これは100%地元産というか清水産を使っております。その他に豆腐、あげ、それからうどん、ラーメンですか、それからもちろんパンにしても地元産のものを使わさしていただいております。葉物、野菜についても出回っているうちには、地元産を使わさしていただいております。以上です。

○委員長(加来良明)7番、奥秋康子委員。

○委員(奥秋康子)ただ今のは、やはり地元産のお野菜を使うということは、やはり日本食型にたぶんなってくると思うんですけれども、清水町の給食で、日本食は週に何回でしょうか。

○委員長(加来良明)菅野給食センター業務係長。

○係長(菅野靖洋)ご飯の日が週に3回です。あとパンの日が1回と、パンと麺の日が1回となっています。

○委員長(加来良明)7番、奥秋康子委員。

○委員(奥秋康子)週に3回ということで、本当に学校給食というのは各家庭でも参考にしなければならないような、本当にすばらしいメニューがあると思うんですけれども、月に1回、米粉をパンにしたものがあるやに聞いておりますけれども、どうでしょうか。

○委員長(加来良明)菅野給食センター業務係長。

○係長(菅野靖洋)はい、だいたいですけども月に一回、米粉パンをパンの日に出しています。

○委員長(加来良明)7番、奥秋康子委員。

○委員(奥秋康子)この米粉パンを出す理由というのはなんでしょうか。

○委員長(加来良明)菅野給食センター業務係長。

○係長(菅野靖洋)米粉のパン、まだ全道的にはそんなに非常に難しくて出していない状況なんですけれども、うちはアンディさんでパンを出しているんですけど、米粉ということでできますかということでお願いしたところ、できますということなので、月に1回ですけど米粉のパンを出して子供たちにいろいろな小麦以外でも米でも、米粉でもできるということを知ってもらいたく、また味を知ってもらいたくて出しています。

○委員長(加来良明)7番、奥秋康子委員。

○委員(奥秋康子)何のために味を知ってもらわなきゃならないのでしょうか。わざわざお米を粉にして、お米というのはもちろんそのまま食べてもおいしいと思うんです。小麦はあのまま食べられないからわざわざパンにして食べなきゃならない、麺にしてたべなきゃならないというのがあるんですけれども、お米を粉にしてパンに加工する段階で、そのコストというのはお考えになっていますか。わざわざそれはコストを、高くなるのか安くなるのか、それはコスト面は一切考えていないのでしょうか。

○委員長(加来良明)菅野給食センター業務係長。

○係長(菅野靖洋)はい、確かに普通の小麦よりも米粉のほうが値段につきましては高いです。あとは給食に出しました、子供たち、モニターさんの親御さんの意見を聞きますと、米粉のパンもおいしいということで評判を得ているというふうに押さえています。

○委員長(加来良明)
7番、奥秋康子委員。

○委員(奥秋康子)はい、もちろんおいしいのは当たり前です。やはり米の粉をパンにしてパン好きな子供を増やす必要はあえてないのかなと。日本人であれば、やはり日本のお米を地産地消を大きく唱えるのであれば、清水町にはもちろんお米の畑はありませんけれども、道内産のお米もたくさんあります。そういうなかで、やはりお米を消費をしていくというのも一つの方法ではないのかなというのもありますけれども、それはまるっきり考えたことがなかったのかどうか、お伺いします。

○委員長(加来良明)原田給食センター所長。

○所長(原田 均)あくまでもお米パンにつきましては、米の消費拡大の分も含めてメニューとして取り入れております。それから、ご質問の肝心のお米なんですけれども、米につきましては十勝産はほぼないので、十勝に入るお米につきましては、上川の北部、中部とういか、比布ですとか、どこの農協さんが取り扱ったものかはわかるようになっております。それで、ななつぼし、ほしのゆめの2種類が清水の給食としては、それの当年度産のお米を使っております。

○委員長(加来良明)7番、奥秋康子委員。

○委員(奥秋康子)はい、今、お米も道内産の米は安全なものが多いというふうにも聞いております。やはり米粉にしてしまった場合は、本当に道内産か国内産100%かという表示というものがちょっと不可能にもなるというふうにも考えられます。ぜひとも、やはり子供たちが健康で楽しい食事をできる、やはり食育の関係にもなってきますけれども、やっぱり子供たちが自分で食べるおむすび、おむすび給食というものを始めてみてはどうでしょうか。道内でもそういう、子供たちが給食センターで炊いてくれた、そのご飯を子供たちが自分で握って海苔とかそういうものまいて食べるというものですね。清水町としては、そういうお考えは、これから課題でしょうけれども、いかがでしょうか。

○委員長(加来良明)原田給食センター所長。

○所長(原田 均)メニューの一環として、検討させていただきたいと思います。

○委員(奥秋康子)以上で終わります。

○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。
 9番、妻鳥公一委員。

○委員長(加来良明)妻鳥委員、マイクのスイッチをお願いします。

○委員(妻鳥公一)ごめんなさい。172頁、他にも関連するんですが、これ中学校費の中の13番委託料、この耐震調査というのがあります。小学校分を含めると1,700万円ぐらいになりそうなんですね。こういう非常に高い金額なんで、これは文科省もやりなさいというふうに言っているんですね。ところが、これ補助金はどうなっているのかということがちょっとこれだけでは見えてはないんで、そこらへんのところをちょっと見えるようにしてください。よろしくお願いします。

○委員長(加来良明)山下学校教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)ご質問にお答えいたします。耐震関係につきましては2次診断、そういった部分については、まだ補助金の計算はされませんけれども、耐震の工事が終わった段階で、全てそれに遡って補助金も清算される形になっております。今の段階ではまだ、数字が出てこない、工事の関係の出てきますとまた伴って補助金の関係の予算が出てまいります。以上です。

○委員長(加来良明)9番、妻鳥公一委員。

○委員(妻鳥公一)どれくらいの補助金、工事がこれだから、例えば学校の大きさが大きいとか小さいとかでいろいろ違うと思うんです。だからそうするとこの工事にこれだけかかりますと、その時にどれだけと、何割とか何とかというのは出てないんですか。そこらへんのところちょっと教えてください。これまるっきり出すと大変なことになりますから。

○委員長(加来良明)答弁を求めます。

○委員長(加来良明)山下教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)先ほどは即答できず、申し訳ございませんでした。ただ今、調べまして、費用につきましては2次診断、それから実施設計、耐震補強工事、全ての費用を含めまして、国から交付金として2分の1以内が交付される形になっております。以上でございます。

○委員長(加来良明)9番、妻鳥公一委員。

○委員(妻鳥公一)そうすると、国側、耐震のやる工事まで含めてというふうに。そうすると、町の持ち出しというのは半分以上あると、常に。それを文科省はやれというふうに言っているんですね。けしからんですね。全部、耐震は3次で終わりだと思うんですが、3次で終わりということでしょうか。

○委員長(加来良明)山下教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)ただ今、優先度調査をさせていただきまして、それぞれ優先的に、平成19年度、御影中学校2次診断させていただきまして、20年度に清水小学校、清水中学校それぞれ2次診断をさせていただきます。この費用からが積算の部分になってきまして、その次が3次診断になるんですけれども、それについては実施設計という形になりましての3次診断になります。その後に補強工事が入るという形になります。その3段階になってございます。

○委員長(加来良明)9番、妻鳥公一委員。

○委員(妻鳥公一)そうすると、1次診断は町費でやると、完全にということか。

○委員長(加来良明)山下教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)ただ今の1次診断という話しございましたけれども、この中では1次診断という部分という表現ではなくて、耐震優先度調査ということで本町でやらせていただきました。それは今、委員が言われたような1次診断という形になると思いますけれども、その部分については費用の積算の対象にはなってございません。

○委員長(加来良明)9番、妻鳥公一委員。

○委員(妻鳥公一)そうすると、今2次診断をやっているところは3次診断もやると、そうしたらこの金額になるということなんですね。はい、わかりました。大変、町の持ち出しが多いんだなというふうに思います。原則的にはこれはやらなければならないということになっているんですね。

○委員長(加来良明)山下教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)ただ今のご質問ですけれども、ただ今それぞれ2次診断をやりまして、そのあとに補強が必要であれば3次診断、それから補強工事という段階になってございまして、今回、御影中学校につきましては2次診断の段階で補強が必要だという結論が出ましたので、3次診断、それから工事に進んでいく形になっております。それからもう一つ、清水中学校関係につきましては、2次診断を終えてみなければ3次診断に進むかどうかはまだわからない状況でございます。以上でございます。

○委員(妻鳥公一)はい、わかりました。

○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。
 11番、荒木篤司委員。

○委員(荒木篤司)今の関連ですけれども、3次診断を終えて危険だというふうに言われると、建て替えをしなきゃならないという方向に向かっていくわけですか。

○委員長(加来良明)山下教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)ただ今のご質問でございますけれども、御影中学校の場合ですと、2次診断で補強が必要だよという判断をされまして、それで今年度3次診断、これは実施設計になるんですけれども、それで補強をする必要があるということで、今回3次診断、実施設計の予算を組ませていただいて、工事をしなければならないという状況になってございます。

○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。

○委員(荒木篤司)
これから、小学校、中学校の学校のあり方、子供の数の関係とか、そういうことをいろいろ考えていく中で、将来的に清水の町としては、どう進んでいくべきかということについて、考えておかなければならない時期なのかなと、今のやり取りを聞いていまして思ったんですけれ、そういうことについては委員会としてはどういうふうな考えでおられますか。

○委員長(加来良明)横山教育長。

○教育長(横山一男)委員ご指摘のように、子供の数の問題、さらには子供たちの通学距離の問題等々いろいろございますけれども、将来的というか、相当、長い将来的にはそういうことも考える時期が来るかもしれませんが、今の段階では教育委員会としては御影地区と清水地区に小中1校ずつという考え方でございまして、その先については今のところ考えていないところでございます。

○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。

○委員(荒木篤司)すごく思いつきみたいな質問、今の話聞いていて感じたんですけど、仮に危険校舎だというふうに指定された場合、その先どうするかということを考えなきゃなりませんよね。清水中学校もこれから診断を受けてどうなっていくかということになりますよね。いずれも築30年ぐらい経っているんですか。かなり古い建物ですよね。そういうものを総合的に考えた場合に、今までの失敗、失敗といって良いか悪いかわかりませんけれども、たくさんのへき地校をつくってきた結果、現在使われていないということを考えれば、やはりしっかりした将来展望をもって取り組んでいくべきではないか。教育長のおっしゃることも一つわかりますけれども、例えば学校という一つの建物として考えた場合に、仮にまた同じところに同じような形でつくり直すというと、また30年先まで使えるとすれば、その30年先まで見越した中で考えなきゃならないことになるのではないのかなというふうに思うので、どうすることが良いというふうには言いませんけれども、そのへんについてやはり真剣に考えておく必要があるのではないかなというふうに、今、妻鳥委員とのやり取りを聞いていて思ったんですけれど、いかがでしょう。

○委員長(加来良明)横山教育長。

○教育長(横山一男)一つは校舎が学校として子供を教育する機能としての側面と、もう一つは災害時における町民の安全避難の場所としての側面もないわけでないような気がいたします。いずれにしても、学校は子供の教育の場でございますから、その視点を大事にしながら、今委員のおっしゃるようなことも、将来的な大きな展望の中では議論をしていく要素がないわけではないかというふうには思います。

○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。

○委員(荒木篤司)いろいろ考えていっていただきたいなというふうに思います。
 次に、簡単な話なんですけれども、町長部局でも伺ったんですけれども、いわゆる報償費の関係ですけども、今見ましたら、教育委員会で出されている報償費というのは35項目前後40項目近くなのかなというふうに思うんですよ。この報償費の出し方というのが、どうも町長部局の中でも指摘した、基準というか、何に基づいて出しているというものがはっきり示されていない。例えば要綱だとか規則だとか、何でもいいんですけれど、一つの考え方、きちんと示した基準といいますか、それをつくってあるんですか。どうなんですか。あればいいんですけど。どうなんですか。

○委員長(加来良明)小笠原教育課長補佐。

○課長補佐(小笠原清隆)教育課の小笠原でございます、よろしくお願いいたします。今の報償費の支出基準を設定しているかというご質問ですが、社会教育関係、高齢者学級それからスポーツ関係におきましては、それぞれ基準を設けて支出をしております。

○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。

○委員(荒木篤司)ですから、当然そうだと思いますよ。そうじゃなくて、きちんとした要綱に基づいて出しているとか、規則をつくってきちんと出しているとかというふうにしているのかどうかということを伺っているんですけど。

○委員長(加来良明)小笠原教育課長補佐。

○課長補佐(小笠原清隆)現段階では規則、規程という形ではなくて、決裁において基準を設けて、それに基づいて支出しているところでございます。だから、ご指摘のとおり規則、規程、要綱等には現在のところなってはおりません。決裁で基準を設けまして、基準を決裁でつくりまして、その基準に基づいて支出しますが、要綱、それから規則、規程というような部分での規程にはされていないところです。

○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。

○委員(荒木篤司)要するにこの部分、報償費というのは誰に出しているんだということになれば、結局町民ですよね。支払う相手先は。たぶん、そんなことはないんでしょうけれども、内部だけの決め事で支払っているというふうになると、往々にして町民から誤解を受けると思うんですよ。ですから、やはり、こういうことについてはきちんとした要項でも何でもいいんですけれども、そういうものをきちんとして透明性を高めていくべきではないかなと。不透明なことをやっているという意味ではないですよ。町民が誰が見ても、そうかというふうにわかるようにしておくべきでないかというふうに思うんですよ。いかがですか。

○委員長(加来良明)副町長。

○副町長(五十嵐順一)今、教育委員会にかかわっての話がありました。昨日も同じような質問がございましたので、今、総務課のほうで全体の要項見直しを含めまして、そういう体系たてたものを、統一した形でつくっていきたいと考えているところでございます。

○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。

○委員(荒木篤司)あと一件、教育委員会は合議制だというふうにおっしゃってご説明を受けています。合議制とは何ですか。

○委員長(加来良明)教育長。

○教育長(横山一男)合議制です。合議制ですね、皆さんで相談をしながら、本町のあるべき教育の姿を、みんなでご相談をしていくということだというふうに思っています。

○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。

○委員(荒木篤司)いや、あの、いつだか忘れましたけれども、いわゆる今、清水町の教育委員会、委員3人で構成されていますよね。その3人の委員でもって構成している委員会というのは、果たして本当に町民の多様な意見を集約できるというふうに考えるには、ちょっと無理があるのかなという意味で、こういう時代ですから、委員を少なくしたいという一つの考え方もわかりますけれども、だったら清水町単独ではなくて、もっと広域的な形で委員会を構成したらどうだというお話を申し上げました。今、合議制とは何だと伺ったのは、その延長線上のことなんですけれども、いわゆる法律では、教育委員会の組織運営にかかわる法律の中でいえば、会議というのは多数決で決めますというふうに明文化されていますよね。ですから、そういうことを考えると、どうもそのへんの委員会の進め方が、僕が考えたのと違うような気がしたものですから伺ったんですよ。今年の教育委員会、3回開かれて、3回までホームページに掲載されています。これを見ますと、いろいろ議案が提案されていて、意見といいますか、それが出されて、どういう内容かというようなことについて書かれていますけれども、特になしというふうになっています。実際に委員会を傍聴もしないで言うのも極めて危険な話なんですけれども、これを見ると、どうも提案されたものについて、事務方の説明だけで終わっているのかなという、勝手にそう思ったりしたものですから、ですからやはり、その活性化、多様な意見を集約して清水町の教育全般についてどうするかという考える場所であるならば、何かこのへんの問題については、どういう方法があるか、これからどういう方法があるか考えていく必要があるのではないかなというふうに思ったんですけど、いかがでしょうか。間違っていますか。

○委員長(加来良明)教育長。

○教育長(横山一男)はい、教育委員会の中ではいろいろな議件について真摯に一生懸命協議をしております。それで、場合によってはすんなりと会議が終わることもありますし、場合によっては相当の時間をかけて、いろいろな、人数は少のうございますけれども、いろいろな角度から協議をしているところでございます。なお、その人数等々の問題については、今、委員も既に資料をお持ちかというふうに思いますが、いろいろと法の改正がございまして、変わってくる面もございますから、そんなことも町長部局のほうにも申し上げながら、考えていかなきゃならん場面が出てきた時には、また考えていきたいとそんなふうに考えております。

○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。
 10番、安田薫委員。

○委員(安田 薫)一点だけお聞きします。164頁の小学校管理費の中なんですけれども、165頁にもまたがります。小学校の臨時公務補の賃金と165頁では清水小学校公務補委託料になっているんですよね。そこの違いをちょっと教えてください。

○委員長(加来良明)石黒教育課長。

○課長(石黒 勉)はい、今のご質問お答えしたいというふうに思います。まず、御影小学校の臨時公務補の部分については、臨時職員として町で直接採用してございます。それと、清水小学校の部分については、町のシルバー人材センターのほうに委託をして業務を実施しているという状況でございます。

○委員長(加来良明)10番、安田薫委員。

○委員(安田 薫)それでは、仕事の内容等について少しお願いします。

○委員長(加来良明)山下教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)仕事の内容につきましては、臨時も委託関係も同様の仕事をしてございます。まるっきり別の部分ではなくて、同じ仕事をそれぞれ清水小学校、御影小学校ともしてございます。

○委員長(加来良明)10番、安田薫委員。

○委員(安田 薫)その内容で、朝ボイラーの火を入れるのは誰でしょうか。

○委員長(加来良明)山下教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)ボイラーにつきましては、清水小学校につきましては、ボイラーの免許が必要なものですから、公務補がやってございます。御影小学校につきましては、免許がないものですから、公務補がやる場合もございますし、他の職員がやる場合もございます。また、先ほど清水小学校の委託の関係でシルバー人材センターというお答えを申し上げましたけれども、これはホクセイでやってございます。訂正をさせていただきます。

○委員長(加来良明)10番、安田薫委員。

○委員(安田 薫)それでは、御影小学校の場合は、採用は教育委員会になるんですか。

○委員長(加来良明)山下教育課長補佐。

○課長補佐(山下清美)御影小学校の場合は町の臨時職員と同様の扱いになってございます。そして、清水小学校につきましては、町職員とは離れておりますのでホクセイの職員となってございます。

○委員長(加来良明)次の質疑を受けます。質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(加来良明)質疑なしと認めます。これで教育費の質疑を終わります。