北海道清水町議会

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平成20年度予算審査特別委員会(3月19日_審査番号2)

○委員長(加来良明)これより審査を中断しておりました、第8款「土木費」143頁から154頁までの審査を行います。
 これから質疑に入ります。質疑ありませんか。
 1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)147頁の、昨日、橋本委員からも質問がありました道路新設の関係でちょっとお尋ねをいたします。最初に町長にお尋ねをしたいのですが、道路の新設については、私は昨年も御影のほうで若干行いましたし、また今年もこういう形で上程されておりますが、私は昨年も緊急の3か年計画を受けて、非常に厳しい中で職員の給与も削減をし、また補助金等も削減し理解を町民に得る努力をしている。この中で、私は借金をしてまで、今、緊急性が高いということで舗装工事をするということについて、私は多くの町民が疑念をもっていると。なぜ、この時に清水町の町の中でもかなり傷んでいる道がかなりあると。その中で、なんで御影のほうばっかり良くするんだと、こういう町民もおりますし、私もこれだけ苦しい時ですから、やはり今、我慢をしてきているわけでありますから、町民にそのことを理解をしてもらって、やはり耐えていく、こういう努力が私は必要だと思うのですが、町長はどのようにお考えかお聞かせください。

○委員長(加来良明)町長。

○町長(高薄 渡)私も道路につきましては、当分の間、あるいはこういう状態の間、凍結という考え方でもってきたのは確かでございます。しかし、今般、これ道路の事情はいろいろあるんですけれども、長い間の地域住民の要望ということを伺ったわけであります。そういうことで、さらに宅地分譲の中の条件の中で、いわゆる私有地が道路のほうに道路用地としてもっていきたいんだけれども、私有地が入りこんできているとか、御影にあってはそういうことで、まずそれを寄贈、寄附をしてもらってですね、先に枡だとかいろいろ配水の問題、これらをしていかなければ解決がなかなかできないと。幸いにも、その分譲地の所有者が入り込んだ部分については町のほうに提供してもらえるというような予定が急遽できたものですから、それでは2丁目道路を先にするやつを5条通りを先にしていかなければ技術的に無理が、あとで後々の負担がかかると、こういうようなことからその部分についてやらざるをえないという状況をとったわけであります。住民側から言わせますと、さくら野団地、ヴィレッジを開拓をしてきたと、開発をしてきたと、そこにどんどんどんどん道路をつけていったにもかかわらず、長年の我々が要望しているやつについてなぜできないのかと、要するにそういうようなことが生まれてきたわけでありまして、ずっとこれは以前からの強い要請であったということで、町長わからんかも知れんけど、そういう要請であったということを伺ったところであります。そこで、そういうような状況を、そこの3番というところにはとらせていただいたと。それから2番目につきましては、来年度大型のいわゆる福祉施設を計画をするということであります。虚弱な老人をそこで施設に入居する施設をつくると、こういうようなお話でございます。たまたまそれが行き止まりに道路になっておりました関係上、いわゆる、上水、水道ですね、簡水、それから終末処理、その部分については、先に行わなきゃならないというようなことなどを考慮をした上で、そこに決めさせていただいているところでございます。次に1番でしたか、図面上で清水の郊外にありますけれども、これにつきましても、所有者が、いわゆるホクレン側の北側になるわけでありますけれども、当初、そこの分譲した時に、一番幹線道路に近いほうから宅地分譲していったという中で、条件として、そこを道路を設置してもらうということで、町のほうに依頼が既に古い時代からあったそうでございます。たまたまそこの行き着く先のところ曲がるところに家が引っ掛かっていたと、今は家なくなったんですけれども、家が引っ掛かっていたというようなこともございまして、土地の解決になかなかそのへんができなかったというようなことも伺ったわけであります。その後、その裏通りをもう一本あとからできた所に先に来たということがございまして、一本、二本ほど後発の開拓のところは先にできてしまったというようなことがございまして、当然、春先等々含めて、非常に砂利を入れても困難な状況がいつも続いているというようなことから、除雪体制も含めて非常に困難であるというようなことから、そこの1番、そこをさせていただいたというような状況であるわけであります。先ほど申し上げましたように、財政厳しい状況であるわけでありあますから、当然ながら住民の方々もこれまでの努力をしているわけでありますから、そのことを十分踏まえた上の中で、今回、3番については起債を、許される範囲の起債の許可を受けられるという条件が整ったというようなことから実施するという考え方であります。しかしながら、道路は新設あるいは改修にしても非常に傷んでおりますので、改修についても計画的にきちんとならんということで、事業的には道路維持の補修のほうで予算付けを若干させていただいておりますけれども、住民の方々には大変ご不便な、あるいはご迷惑をかけていることは確かでございます。しかし、今般の考え方については、必要に応じたことが、緊急性が生まれているということも実態でございます。まだまだあるのでございますけども、総合計画にもありますけれども、まだまだあるんですけれども、いわゆる若松につきましても住宅開発しているのですが、国鉄清算事業団から土地を求めたところの一体的な開発、それを含めて公社から土地を購入する、したところでありますけれども、そこも一体的なものにしなければ、単純に道路だけということではなくて、配水のことをしっかり考えていかなきゃならんということから、あとまわしにしなきゃならないというような情況も生まれたわけでございます。非常に財政厳しい折、それを造る必要はないという方もいらっしゃるわけでありますけども、それでは造らなかった場合に、じゃあどれだけの住宅の配置やそういう問題についてそのあとの下水等でも、二度手間なことを行わなきゃならないということが生まれてくるということから、投資を一時的にしなければならないところがたくさんあるわけでございます。そういうことをお考えをいただかなければ、ご理解していただかなければ、ただ道路だけを新設して云々という話になるかと思いますけれども、しっかりこのことについては住民に理解を求める説明を、今後しっかり計画を立てて理解を求めていかなければならないなと。ただ、いっぺんにできるわけにいきませんので、徐々に徐々にという形になろうかと思いますけれども、そのへんご理解をいただきたいと思います。

○委員長(加来良明)町長に申し上げます。答弁は簡潔に、協力をお願いいたします。
 1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)町長、常日頃からうちの町はライフラインが十勝管内ではかなり進んでいて、町民はかなり早くから恩恵を受けているんだということをよく口にされますが、まさにそのとおり、管内で道路の改良率からみると第3位、1位が上士幌ですけれども、60%台の町村が14町村もある。うちは73.9%ということになっている。舗装率からみると管内で第2位、61.2%で、40%以下の町村が10町村もある。これからみても、私は今、町長がいわれることは理解ができますが、まさに今、町がどういう状況下ということからみると、まさに緊急性が高いということも理解はできるけれども、家が一年の中で突然何十戸も建ったとか、新たな団地ができたとか、そういうことでまさに通行に支障をきたしているとか、そういうことであれば理解は少しできますけれども、そういうことではなくて、以前からそこが道路として使用されてきた、そういう道であれば、緊急性がそれほど高いということであれば、この大変な時期に、基金が上向きになってかなり余裕ができたときに造るまで何とか待ってほしいということで、まさにこの通行できる程度、砂利を敷くなり、転圧をするなりして、完全無欠な舗装にする、舗装工事にするのではなくて、町民が理解できるようなそういう道路で我慢をしてもらうことが私は必要だと思うのですが、いかがですか。

○委員長(加来良明)町長。

○町長(高薄 渡)数々の要望ある中で、我慢をしていただいているのが現状であります。今般だけはその部分を取り上げまして、今後の道路行政の中の一つとして、後年度に負担をかけないという考え方で考えたところでございます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)・・・。

○委員長(加来良明)原委員、マイクスイッチをお願いいたします。

○委員(原 紀夫)はい。それは本町であっても、私、時々ぐるりとまわったりするんですけども、この期間特にやはり冬期間解凍されたあとで、道もやっぱり結構悪くなったりして舗装になっていないとかということもかなりある道もあるわけで、そのへんから町民感情からみると、やはりどうもこの不平等だという見方をするところもありますし、先ほど私が言いましたように、この状態の時にもうちょっと我慢すれという声がかなり多いというのも現実でありますから、やはり、今まさにこの計画を組んでいるわけですから、このことで即取りやめれということにもならないでしょうけれども、考えそのものは大変町が厳しいんだということを、やはり念頭において、もし最悪の段階の時どうなるかということも考えると、一部町民は、我が町には町立病院がないから良かったと、その肩代わりを日赤がしたから良かったようなものの、もし町立があって酷いことになっていれば道なんてところでないだろうと、あんたからよく言ってくれと、こういう町民もいるわけで、そういう理解度からいくと、金を借金して何かをつくるというときには、町民生活に直結をして、道路が直結していないとは言いませんけれども、緊急やむなくやる、そちらのほうに町債なりでやるという形を私はとるべきだと思うのですが、いかがですか。

○委員長(加来良明)町長。

○町長(高薄 渡)はい、今のご指摘は承っておきたいと思います。昨日も課長からお話のように、非常に総合計画の中の議論の前に、相当議論をしてきているというのも実態でございますので、新たに見直しをしながら、財政状況に応じた道路の維持管理に努めてまいりたいと、町民の皆さんの誤解を生まないように、今後気をつけていきたいとこのように思っています。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)時間のこともありますから、これ以上の議論は控えますが、そういう町民が多いということだけは十分受け止めていただきたいと思います。
 次の項目ですが、土木費の150頁、都市施設の管理の公設灯、地下道の電気料についてお尋ねをしたいのですが、過去、電気料いくらか下げようということで町内の中で街灯を間引きしたりしているわけでありますが、現状はこれ以上、町内の街灯等について減らすわけにはいかないという考えにあるのかどうか、そのへんをお聞かせください。

○委員長(加来良明)高橋都市施設グループ主任。

○主任(高橋覚史)都市施設グループ主任の高橋です。よろしくお願いします。街灯の電気料の関係ですけれども、平成19年度については1,206件、それで、今ご指摘の見直しの部分ですが、今年度中にも旧教員住宅周辺の農村部の街灯があったわけですけれども、その部分で11灯見直しをさせていただいて1月の電気料から反映をしているところです。年間、概算ですけれども、6万円程度削減をしたということで進めております。あと、市街地の部分、3、4年前に3灯式の街灯を2灯式に、地域の方のご理解を得ながら削減をして減消をしている現状にあります。以上です。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)そこは十分私は理解できるんですけれども、役場の前から町の中心にいたる両側の街灯がありますが、よく町民の中でまだまだ間引きしても大丈夫だと、こういう声があるのですが、そういう認識はいかがでしょう。

○委員長(加来良明)高橋都市施設グループ主任。

○主任(高橋覚史)今言われた路線、銀座通りそれから本通りのことかと思いますけども、以前に中心商店街の市街地の整備にかかわりまして、歩道の部分のレンガブロック、それから街灯、それからあとベンチ等、整備をした経過があります。あの街灯については防犯灯というか、街灯と商店街の活性化のハードの部分で設備をして整備をしたところでありますので、現在のところは減消等はしていませんけども、今後そのへんについて関係機関と協議をしながら検討する必要があると思います。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員長(原 紀夫)私も、言われまして、夜ぐるりと歩いたことがありまして、裕福な状況であれば結構ですけれども、夜の9時ごろずっと、役場の前からずっと歩いたところ、人通りも全く夜はなくて、その中でまさに寂しげに両側に煌々と街灯が両側にびっしり点灯していて、かなり明るい状況があるなという認識をいたしました。このへんについてはもう一度町の中をぐるりと見回っていただいて、そしてもし若干でも消灯、減灯できるような状況だなということが理解できれば、そういうものは積極的に取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょう。

○委員長(加来良明)安曇都市施設課長。

○課長(安曇達雄)はい、安曇でございます。今お話ございましたとおり、こういった部分についての削減という部分についても、十分我々も配慮していきたいと思っておりますし、ただ、商店街につきましては、以前にもそういうお話を申し上げました中で、商店街についてはいかがなものかというお話も実際ございます。そういうこともあります。ただ、そういった中でも、いろいろ協議を深めながら、できるだけ削減努力ということを継続をしてまいりたいと思います。以上です。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)わかりました。そういうことで取り組んでいただければと思います。
 次、151頁の清水公園のパークゴルフ場の関係についてお尋ねをいたします。緊急3か年計画の中では他町の動向等もみながら料金等について見直しを図るやに聞いていたわけでありますけれども、このへんについては、今年度、手をつけているのかどうかお尋ねをいたします。

○委員長(加来良明)西尾都市施設グループ主任。

○主任(西尾 修)都市施設グループ主任の西尾です。ただ今のパークゴルフ場の料金については、今年度は改定はいたしません。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)うちの町はパークゴルフ場、他町からみると、どのパークゴルフ場に行っても、一度券を買うと利用できるということがあって、かなり本町の利用者からみると他町並みにしてほしいという要望がかなり大きなものがあるんですが、そのへんはどのように受け止めておられるのでしょうか。

○委員長(加来良明)西尾都市施設グループ主任。

○主任(西尾 修)
ただ今のご質問ですけれど、うちの料金体系につきましては、現在4パークゴルフ場の施設がありまして町民における共通、年間の利用券については各施設で、シーズン券ですけれども使えます。各々の施設における1日券につきましては、そのパークゴルフ場のみという形で、協会のほうからもいろいろと要望等を出していただいているところですけども、要するに共通券という形なんですけども、一日の券を買うと各施設が使えるということで、私どものほうでもいろいろと検討してはいますけども、現段階の中では各施設、共通券という部分の中ではその料金体系をつくるということは考えておりません。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)その理由としては、そのことによって利用料金が減少するということがあってのことでしょうか。

○委員長(加来良明)安曇都市施設課長。

○課長(安曇達雄)安曇でございます。減少するという影響もあると思います。それ以前に、今年度、清水公園を含めましたパークゴルフ場につきまして、指定管理者制度の導入に向けて検討中でございます。そういった中で料金体系をどうするかという部分はここにかかってまいります。現状の中でどうするというお話はちょっと今できませんけれども、それらのことを見極めながら、料金について共通券をどうするかという部分についてしっかり見極めていかなければならない、そういった意味でちょっと今の時点ではっきりしたことは申し上げられないということでございます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)町のホームページを見ますと、平成19年度のパークゴルフ場の利用実績が示されておりますが、担当課なり係としてこの利用実績を見て、利用実績の中から今後のパークゴルフ場はどのようにすべきだと考えているのか、考えがあればお願いをいたします。

○委員長(加来良明)安曇都市施設課長。

○課長(安曇達雄)傾向としては若干減少しているかなというふうに思っておりますけれども、これにつきましては、これからのパークゴルフ場の運営の仕方をどうするかという部分にかかってくるわけですけれども、現状では、公園管理の一つとしてパークゴルフ場を管理をしておりますけれども、これを先ほど申し上げましたような手法を講じながら、できるだけ多くの人たちが利用、町内はもちろんでございますけれども、町外の方もご利用いただけるような方向にもっていければ非常にいいなと、そういう方向を目指してその体系的なものを考えていきたいというふうに思っております。以上です。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)清水公園のパークゴルフ場、課長が言われましたように、今後管理について考えるところがあってというお話でありますが、昨年の実績からみて考えるに、町民の清水公園については町民の収入が47万円、町外の人の利用している収入が140万円と、町外が75%、町民が25%の利用と、こういうことになっていますが、この理由についてはどのように受け止めているか、考えを聞かせてください。

○委員長(加来良明)西尾都市施設課グループ主任。

○主任(西尾 修)西尾です。清水公園の利用の部分につきましてですけども、利用されている町民の方々につきましては、かなりお歳をめされてきている部分がありまして、清水公園のパークゴルフ場につきましては、アップダウンが激しいところで、やはり利用する部分の中では、疲れる頻度が高いようなお話をされている方がおります。それで体育館前、または下佐幌、御影等につきましては、平坦な部分の中でやられるパークゴルフ場ということで、町民の方につきましては、かなりそちらのほうへ出向いていっているのかなということと、町外の部分の方につきましても、やはり他の町村、または札幌圏につきましては近郊にパークゴルフ場等がかなりオープンされているということで、以前ほど、うちの公園のほうの利用する人たちが少なくなったということが現状でございます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)言われるように、体育館前のほうはまさにお年より向きで、ほとんどの方がこちらを利用して、町外の人が利用しているというのは非常に少ないということになっていますね。従って今言われたようにいうことからすると、清水公園のパークゴルフ場、これは昨年、担当のほうに私も非常に苦情が多いから何とかしてもらえないかということでお尋ねをしたことがありますが、あの際にほとんどの方が町外から来る、町外の方がパークゴルフをやった後、かなり厳しい苦言を、こんな悪い状況のパークゴルフ場は金ばっかり高くてどうもならんということで、料金の徴収係がひどい本当に大変苦労していると、こういうことでなんとかならないかという話があって、私が役場にお尋ねをしてお願いをした経緯があるわけでです。まさにあのパークゴルフ場というのは、私も去年何度も行ってお客さんに対して、いろいろお尋ねをしたことがありますが、どこから来たんですかというと、釧路から来たとか、厚岸のほうから来たとか、こんなお客さんもおりました。なぜここに来たんだろうと言ってお尋ねしたところ、ここのパークゴルフ場はなんか変わったゴルフ場だからという人もいましたので、かなり今、先ほど言われましたように、起伏が激しくて普通の平地でやっているパークゴルフ場とは違うと、特異なゴルフ場だという認識をしている人がかなりいるとなれば、先ほど私が言いましたように、全体の400万円のうちの収入の中で、140万円もこの一つの清水公園のパークゴルフ場で生みだしているわけですから、ここをもっと手を加えて外部に向け、清水でないとないパークゴルフ場だということを発信していく中で、客を呼び込むような努力が必要だと私は思っているんです。その努力が足りないと私は思っているのですが、いかがでしょうか。

○委員長(加来良明)西尾都市施設グループ主任。

○主任(西尾 修)私どももやはり委員がおっしゃられたとおり、起伏があるパークゴルフ場ということで、他町村にはない施設という部分の中で、多くの方にご利用いただけるように今後とも整備等を十分やっていきたいというふうに思っております。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)今言われましたように、独特なコースですからちょっと変わったアイディアを、いろいろパークゴルフ協会等々とも、いろいろと話し合いをされているようでありますから、ちょっと清水でないとこのコースはないぞというようなこともできるのではないかと、そのことによってあちらこちら町外の人が多いわけですから、そちらのほうから客が客を呼ぶという形で、連れてきてもらうというようなことができれば、より良いゴルフ場になるわけで、ちょっとあそこのコースのほうはかなり本当に変わったコースだと、行かないかというようなことになるような努力はしてほしいと。特にパークゴルフ場の委託を受けている人からいろいろ聞きましたけれども、例えばの話、清水町長杯争奪十勝選手権大会的なものを、できるかできないかは別にして、設けて、ちょっと狼煙をあげてやるぐらいの姿勢が必要だと、よくこう言うわけですけれども、そのぐらいのことは私は簡単にできるのではないかという気がするのですが、いかがでしょう。

○委員長(加来良明)西尾都市施設グループ主任。

○主任(西尾 修)ただ今のご意見、貴重なご意見だと思います。私どももそういう大会ができるような形で進めていきたいというふうに思っております。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)こういう論議、長々としてもあれですので、努力をしてほしいということを申し上げて、次のほうにうつりたいと思いますが、同じく併設している清水公園の池、ほかいろいろありますけれども、今、高速道路が開通をしたことによって、非常に今、私はあそこに足を止めさす良いチャンスではないかなと思っているものですから、毎年同じように、ワンパターンで前年度踏襲でやるのではなくて、あそこにすごい鯉もたくさんうようよいるわけですから、ああいうのをなんとかいろんなアイディアを使って、釣り堀になるのかどうかわかりませんけれども、例えば横のほうであらいにして食べさすとか、そんなことができればまた良いんでしょうけれども、なかなかそうもいかないのかもしれません。しかし、ああいう公園の中のところも幼児を連れてくるということになればかなり良い条件下にあるということで、ボート一つについても電動のようなものを設けて、そして3歳、4歳の子供が乗っても安全性が確保できて、そしてあの中で利用できるようなものが、他町村にないようなものが一つでもアイディアを入れてはいればかなり集客力は私はあるとそういう気がしますし、加えてレストランもありますし、あの横に町長が以前言っておりましたけれども、町の特産品のテントを張るとかいろいろありましたけれども、そのようなものを設けて広めていくとか、そういう努力は私は絶対必要だとこのように思うのですが、いかがですか。

○委員長(加来良明)安曇都市施設課長。

○課長(安曇達雄)はい、安曇でございます。今お話ございましたとおり、まさにそのとおりというふうに私ども受け止めております。そういったことも可能性というものを最大限作り上げていくために、新たな管理体制というものを、その中でそういったものを幅広く活用しながら展開をしていける方法がとれればいいなということを、それぞれ内部で話をしておりますので、そういったことをしっかり受け止めて今後の準備をやっていきたいというふうに思っております。以上です。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)わかりました。努力をお願いしたいと思います。パークゴルフ場の上に、ステージのようなのがありまして、以前、私がこの地に勤務をしていた時には、よく町民の花見のような盛大なものがあったりして、何度かあそこで酒盛りをした体験がありますけれども、あの場所、委員長もよく言われることですけれども、以前は木が低くてあそこで花見をすると町が全部見渡せたと、今はもうかなり年数が経っていますから、木がかなり成長したことによって全く視界がさえぎられてだめと、こんなこの状況になっているわけですが、あのへんの木を切って、改めてまた別な方法を考えてやったら、かなり町の公園の価値も上がるのかなという気もしますが、そうすることは、木を倒すことそのものが金がかかるからだめということになるのか、いかがでしょう。

○委員長(加来良明)西尾都市施設グループ主任。

○主任(西尾 修)
私も以前に、あそこで今回と同じような仕事をしていた時に、鯉のぼりをつるしてみたりとかということで、あそこからはうちの町並みがすごくきれいな形で観られたところなんですけれど、それからやはり15年、20年経ってくると木も大きくなってきますし、またカラマツ等伐木の状態にきているかと思います。うちの公園自体の木がかなり老木化しているという中では、木の更新とか、そういうものも計画的にみていかなければいけないなと、そういう中であの施設の部分、今後どうするかという検討の材料になってくるかというふうに思っているところです。

○委員長(加来良明)原委員、まだしばらく続きますか。

○委員(原 紀夫)これでやめます。

○委員長(加来良明)1番、原紀夫委員。

○委員(原 紀夫)いろいろ提案を含めて言わせていただきましたが、やはりどうも私は危機感含めてアイディア不足という気がしてなりません。以前、町の職員の中で町の職員の意向もアンケートなりいろいろとったこともあるということも聞いていますし、そうなるとかなり職員もあそこの公園どうしたらいいだろうと、なんかいいアイディアないかと、町民の皆さんどうだと、こういう問いかけも私は必要だと思いますが、そういう幅広くこれからいろんな意見を聞いて清水町らしさを出していくそういう努力をぜひしてほしいと私は思いますが、いかがでしょう。

○委員長(加来良明)安曇都市施設課長。

○課長(安曇達雄)はい、より親しまれる公園というものを目指しまして、今お話いただいた内容も踏まえまして、努力をしてまいりたいというふうに思います。

○委員(原 紀夫)はい、終わります。

○委員長(加来良明)他に質疑ありませんか。

○委員長(加来良明)質疑を受けます。
 11番、荒木篤司委員。

○委員(荒木篤司)145頁の除雪対策費に関連して質問します。これ財源内訳見ますと何も書いてございませんよね。除雪費というのは、誰に聞けばいいのかな。特別こういう財源をもって除雪費に充てるというような決まりがあるのかないのか、伺います。

○委員長(加来良明)山本財政係長。

係長(山本 司)財政係長です。除雪対策費にかかわる特定財源はございません。ただ、普通交付税の中の道路橋梁費に道路の維持管理にかかわる分として除雪経費も含めて算定されております。

○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。

○委員(荒木篤司)そこのところがよくわからないものですから、いわゆる今、国で道路特定財源の、いわゆる財源を巡っていろいろ議論されているところなんですが、実はこの件について意見書を出してほしいという話がきたと、議会にきました。これ委員長が言うべきことなのかどうかわからないですけれども、それでいろいろ議論した中で、どうもこのへんがよくわからないということになりまして、じゃあ予算審議の中で聞いたらある程度わかるかなということがありましたものですから、そういうことを踏まえてお聞きするんですけれども、この特定財源が新聞などによると、新聞などというかある一部の報道の中では、いわゆるその特定財源がなくなると除雪もできなくなります、新しい道路もできなくなりますと、いうようなことを言われておりますよね。それで、この特定財源にかかわる関係でいえば、本町は3,300万円ぐらいが来ているという状況なんだろうなというふうに思いますが、これって例えば、これ法律ですから、施行できなくなると、この財源がなくなるといった場合には、予算上、穴が開くという性質のものなのかどうか、ちょっと教えてください。

○委員長(加来良明)荒木総務課長。

○課長(荒木義春)総務課の荒木でございます。今のご質問でございますが、いわゆる道路特定財源の暫定税率の部分のお話かなと思います。現在、平成17年度の北海道の推計値でございますけれども、本町には地方道路譲与税だとか自動車重量税、あるいは自動車取得交付金等々合わせまして3億6,450万円ほど交付されてございます。このうち暫定税率が廃止されますと、1億7,010万円の減収額になるといったような試算が出てございます。それで、じゃあこの特定財源を何に使うかということにつきましては、使途が当然決められてございまして、先ほどのご質問の除雪費だとか、あるいは道路管理、道路維持、さらには道路新設、改良工事、橋梁の維持等に、あるいは農林水産費の部分に使う、さらに過去に行った道路のいわゆる公債費の償還、そういったものに充てるといったようなことで決められておりまして、本町もその形に沿ってこの特定財源については使っているところでございます。

○委員(荒木篤司)だから、穴があくのかどうなのか。

○課長(荒木義春)ですから、特定財源だけでなくて、暫定税率が廃止されると1億7,000万円の減収になるということになります。

○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。

○委員(荒木篤司)この1億7,000万円あまりの組み入れた予算を編成しているということですか。それで、仮にこれが、法律ですから通らなかったら1億7,000万円入ってこないということになるわけですね。入ってこなかった時にどうなってくるんですか。

○委員長(加来良明)山本財政係長。

○係長(山本 司)財政係長です。1億7,000万円の道路特定財源の暫定税率分は、いわゆる上乗せ課税分が、その地方道路譲与税等としては入ってきません。ただ、交付税制度上、清水町にくる交付税を算定する場合、道路特定財源分については1億7,000万円上乗せ分も含めて収入があると算定されます。その収入1億7,000万円の収入がなければ、交付税制度上1億7,000万円は交付税として補填されて交付されるという現状の制度でございます。

○委員長(加来良明)11番、荒木篤司委員。

○委員(荒木篤司)ということは、例えば除雪費に特定されたものでもなく、一般、いわゆる今の形の上で言えば、いろんな使い方ができるというお話だということでいいんですね。それで、もしそれが穴あいた場合には交付税の制度上、交付税で補填されるというふうになっているというふうに解釈していいんですね。

○委員長(加来良明)山本財政係長。

○係長(山本 司)制度上、今の交付税制度の仕組み上は、くるという解釈です。ただ、交付税の原資というのは国税5税の一定割合、国税5税を原資にした一定割合が配分されますので、その財源がですね、国税5税の中から生み出せなければ、満度にくるかというとそうはならないかなという状況でございます。

○委員(荒木篤司)終わります。

○委員長(加来良明)他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(加来良明)これで土木費の質疑を終わります。