北海道清水町議会

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平成20年第5回定例会(6月16日_日程第3)

○議長(田中勝男) 日程第3、議案第51号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(伊藤 登) それでは、議案第51号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。例規集では第2巻4,251頁からでございます。
 改正理由につきましては、条例中、診療報酬の算定方法の厚生労働省告示が廃止され、新たに制定、告示がされたことに伴うものであります。改正内容につきましては、診療報酬の算定方法が、平成18年厚生労働省告示第92号が、平成20年3月31日で廃止されて、新たに平成20年厚生労働省告示第59号として制定、告示されたことにより、本町の条例中、第6条第2項中の条文を改正するものです。附則としまして、施行期日として、この条例は公布の日から施行するものです。
 以上、簡単ですが、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(田中勝男) これより質疑を行ないます。質疑ありませんか。
 9番、妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 平成18年度で廃止すると、平成20年度で新しくなると、ここで中身、概要について詳しくは聞いてもわからないけれども、何が違うのか、どうなったのかという点、概要をお聞きしたいんです。

○議長(田中勝男) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(伊藤 登) それでは申し上げます。主要改定項目といたしましては、ご承知のとおり、産科とか小児科をはじめとする病院の勤務医の負担の軽減のほか、4項目の課題を掲げて診療報酬の改定を示すということで、全体の診療報酬点数の改定案を中小社会保険医療協議会というところで議論がされまして、今回の診療報酬の改定につきましては、全体で36件の厚生労働省から省令及び告示について廃止及び制定、告示されたこととなっております。廃止、制定された診療報酬の算定方法及び看護療養費にかかる指定訪問看護の額の算定方法等につきましては、病院事業、診療関係の例規中に引用がされているということで、この場合については、条例の改正が必要だということになっておりますので、今回ご提案を申し上げたところでございます。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 難しくてわからない。あのね、この診療報酬の算定方法が変わったということは、診療する側と診療受ける側とがどんな影響を受けるのかということを具体的に聞きたいんです。診療報酬の問題というのは非常に大きな問題になっているんですね。条文がこう変わったとかではなくて、報酬がどう変わって、受けるほうはどうなるのかという、そこらへんのところ具体的に概括的にね、診療報酬を上げたのか、下げたのか、そこらへんのところをちょっと教えてください。

○議長(田中勝男) 税務課長。失礼しました、保健福祉課長。

○保健福祉課長(伊藤 登) 具体的にはどこが上がったとか、下がったとかではなくて、さきほど申し上げましたように、産科医、小児科医がありますよね、今問題になっていますよね、医師不足ということで、そういう部分の診療報酬について改定をするということですので、当然その部分については若干ですけれども上がるという予想はしております。ほかの部分については、いろんな多いところもありますので、そのへんは全国的な部分でありますので、それをもって診療報酬の改定という案が出てこようかと思います。具体的におっしゃるように出してくれと言われましても、ケースケースでいろいろありますので、一概には言えないので、今申し上げた産科と小児科については当然上がるのではないかという予想でございます。

○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。

○議長(田中勝男) これより討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第51号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第51号は、原案のとおり可決されました。