平成20年第6回臨時会(7月17日)
○議長(田中勝男) 平成20年第6回清水町議会臨時会を開会します。本日の会議を開きます。(午前10時00分)
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○議長(田中勝男) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第119条の規定により議長において
7番 奥秋 康子 議員
8番 加来 良明 議員
9番 妻鳥 公一 議員 を指名いたします。
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○議長(田中勝男) 日程第2、会期決定についてを議題といたします。
おはかりします。本臨時会の会期は本日1日にしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。
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○議長(田中勝男) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。
(事務局長 朗読)
○議長(田中勝男) これで諸般の報告を終わります。
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○議長(田中勝男) 日程第4、行政報告を行います。
町長から行政報告の申出がありました。
これを許可いたします。町長。
○町長(高薄 渡) 第6回清水町議会臨時会におきまして、行政報告をさせていただきたいと思います。2件でございます。
まず、血糖値測定に使用する採血器具のキャップの共用につきましてご報告申し上げます。
本年6月4日、厚生労働省から北海道を通じて、血糖測定器の採血器具の使用状況についての実態調査があり、本町においても調査いたしました。その結果、平成18年10月29日に開催された「第4回みんなの消費生活展 体験コーナー」、平成19年9月4日に開催された「清水町女性セミナー 健康講座」において採血器具のキャップの共用があったことが判明いたしました。
「第4回みんなの消費生活展 体験コーナー」においては、一般町民を対象とした血糖値測定を来場者48名に対し行いましたが、氏名については記録しておりませんでした。
また、「清水町女性セミナー 健康講座」につきましては、セミナー会員15名に対し血糖値測定を行いましたが、氏名について記録しており、対象者が特定されております。
使用する採血器具につきましては、採血の際、針は一回ごとに取り替えましたが、血液が付着するおそれのあるキャップにつきましてはアルコール消毒を行い共用しており、「アルコール消毒だけではウイルスは完全に死滅しない」とのことから肝炎ウイルスに感染する可能性があります。
町といたしましては、血糖値測定を受けられた方々に深くお詫びを申し上げるとともに、氏名等を特定している方につきましては直接ご本人に連絡を申し上げ、また、氏名の特定ができていない方につきましても、町広報紙による周知や相談窓口の設置により、希望者に無料で感染の有無の検査を行ってまいりたいと考えているところであります。
今後におきましては関係機関と連携し、適切、かつ、慎重に対応してまいりたいと考えております。
以上、血糖値測定に使用する採血器具のキャップの共用についての行政報告といたします。
次に、町道清水第1線道路に架かる古潭橋の通行止めにつきましてご報告申し上げます。
古潭橋につきましては、国道38号に架かる橋梁として国が昭和25年に架設し、その後、国道38号のルート変更により町に移管されたもので、既に架設から58年を経過しており、橋台及び橋脚の劣化が見られ、これまで平成12年度及び平成16年度に現橋照査を行い、その結果、架け替えが望ましいとの診断を受けているところであります。
町といたしましては、現在まで8トンの重量制限を行うとともに目視による監視を続けてまいりましたが、橋脚部分の劣化が進行し安全面の対応が必要であると判断したことから、本年11月1日からの通行止め措置を行うこととし、町として早い時期に橋梁の架け替え事業として計画し国の交付金制度事業の導入等準備を進めてまいりたいと考えているところであります。
また、国においても、近年頻発している大地震と国内外の橋梁の損傷、崩壊などにより、昨年度「橋梁の長寿命化修繕計画策定事業」を創設し、市町村における橋梁の予防保全に積極的な対応を求めているところであります。
なお、古潭橋につきましては、通勤車両や農業車両の通行もあることから、8月から3ヶ月間、広報紙等で町民への周知を図るとともに、関係機関や事業所等への協力要請を行ってまいりたいと考えております。
以上、町道清水第1線道路に架かる古潭橋の通行止めについての行政報告といたします。
なお、別紙に通行止めの道路等々の標識を含めて、このようにしたいと考えていますので、ご理解願いたいと思います。
○議長(田中勝男) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可いたします。質疑ありますか。
2番、橋本晃明議員。
○2番(橋本晃明) 血糖値測定に使用する採血器具のキャップの共用についてですが、この報告では、なんていうんですか、採血器具のキャップがどういうものであるのかというのがちょっとわからないので、これで感染する危険性というのはどのぐらいのものかというのは判断できない、キャップというのは一般的なイメージとして、針にかぶせるものなのかなというふうに理解をしている人もけっこういるのではないかと思いますが、実際にこのキャップに針をくっつけて採血するというような道具ではないかと思いますが、そのへんの説明をちょっとしていただきたいと思います。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊藤 登) それではお答えさせていただきます。採血器具というのは、2種類程度市販がされておりますが、針につきましては、一回一回取り替えるということで、キャップにつきましては、本体から外せるようなしくみになっております。両方ともですね。その部分について、特に肌に触れるところというか、指に触れるところなんですけれども、その部分について、血液がつく可能性があるということで、実際には国内においては、この器具から感染したという実例はないという報道もされております。実際には、採血する際に針で穴を開けるんですが、本当に微妙な血液の採取ということで、穴を開けて、絞らなければ出てこないというようなぐらいの小さな穴で、ですからキャップにつく可能性はさきほど言ったように、ほとんどないという認識を持っていたものですから、そのような使い方をしておりました。これについても、現在出ている、市販されている器具につきましては、キャップも針と一緒に取り替えることができるという器具も出てきているようであります。
今後におきましては、そういう形の中で必要であれば対応をしてまいりたいと思いますが、基本的にはこの採血器具につきましては、個人で使用をするというようなものだという認識でおります。ですから、今後におきましては、個々に購入をいただいて、自分で簡単に測定ができるものですから、ただ、人がやるということは、医事法に違反するということもありますので、本人が自分でやれるということにつきましては、医師の指導も含めて一番いいのではないかとこのように思っております。
キャップにつきましては、そういうことで、消毒はしたんですけれども、取り替えてはいなかったという状況であります。
キャップの形状については、例えばちょっと表現しにくいんですが、こういうキャップがありますよね、針がなかに入っていて、針が出ることになっているんですね、しかけとしては、それで穴を開けて、この小さい穴ではなくて、少し大きめな穴が開いていますので、そこには付着はしないと、当然、これを取って投げてやることが一番望ましいということで言われていますけれども、たまたまこれを消毒して使っていたと、ただしこの針については、毎回取り替えて一人ひとりに使用したというこういう状況で、現在のところ、そういうような形しか取れなかったということで、こういう事態をまねいたということであります。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
5番、中島里司議員。
○5番(中島里司) 行政報告の2点目の町道に関することなんですが、今回、通行止めということで処置をするということでございますが、これは内容を見てみますと、どうしても急にやらなければならないという状況ではなかったというふうに思います。当然、通行止めが予測された通行止めかなというふうに思っております。図面を見ますと、迂回路として、鶏舎内、鶏をたぶん飼っていましたよね、ここね、非常に病気等について、ここの間を通るというのはたぶんあまり好ましいという形では、周辺の地権者は思ってはいないというふうに私は予想しました。とはいっても、この1線道路から38号線に抜ける道路は11号道路ですか、道道北清水線、あそこからここまでないわけですね、抜ける道路が、それであれば当然この橋は58年間を経過ということで、あったわけですから、私は橋の架け替えということをここではある程度計画性を持つということで、報告をされているんですが、本当に橋なのかなと、それであれば私は迂回路というか、完全に通行止めしたその道路、既存の道路ではなくて、さっき言った11号道路からここまでないわけですから、完全に通行止めをするというわけにはいかないだろうと、私は道路の目的からいって私はそう思うんです。
それからいくと、今のこの決定と今までの対応、橋の架け替えについては、一応考えていたと、迂回路についてどういう迂回路をつくって、どの程度予算が必要かという協議は今までされていたのかどうか疑問を感じます。それと現状でここの部分にしか書いていませんが、ここまできて通行止めというのはないというふうに思っていますので、やはり1線道路のあれは14号ぐらいになるのかな、一番こっち側で、南のほうに上がる道路、ちょっと計算ができないんだけれども、その道路のところにも古潭橋というね、ただ通行止めだとか迂回路じゃなくて、具体的な理由を明示して、知らせる必要があるのではないかなと思いますが、今まで道路の計画、それから今言った迂回路の設置、それらについてお答え願いたいと思います。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。都市施設課長。
○都市施設課長(安曇達雄) 古潭橋の通行止めにかかわりましては、大変町民の皆様にご迷惑をおかけする部分がございます。慎重な対応をしていかなければならないと思います。今のお話でございますが、迂回路の検討でございますけれども、当然、橋の架け替えが最良なのかどうなのかという部分については、検討をさせていただきました。そのなかで迂回路をどういうふうに取れるのかということを検討しました。そのなかで、問題点として、迂回路の図面をご覧いただければ、おわかりかなと思いますが、ここにJRの鉄道がございます、これを新たに横断するということは非常に不可能でございますので、現在の道路を利用してさきほどお話がありましたような鶏舎、養鶏場ですね、この近辺に迂回路を検討せざるを得ないということになろうかと思います。
そのなかで、今、お話がありましたとおり、正式な迂回路、これは旧道でございますけれども、養鶏場のなかを通って、古潭橋を抜ける道路がございます。ちょうど両側に鶏舎がございますけれども、そこを迂回路として正式に整備をするとなりますと、お話がありましたように養鶏場施設でありますので、病原菌の問題とか、騒音等々について非常に課題が大きいということで、これはなかなか難しいだろうと、それともう1点、これの川なりに何とか道路を設けることができないだろうかということで、これも検討をさせていただきました。形状的に非常に難しい道路といいますか、はっきり申し上げて、なかなか困難性があると、もしつくるとすれば、今の養鶏場のこれを言ってみれば補償をもって受けていただいて、そこに新たな道路を設定するということになろうかなと思います。
ただ問題は、国や道の関係機関と調整をしたんですが、新たな道路、新設道路ということになりますと、現在、特に国道に接続する道路につきましては、補助対象にはならないということでございます。制度にのれないということで、単費でございますが、さきほど申し上げましたように、そこの形状からいいますと、移転費用等々も考えていきますと、単費支出ということに大きな課題があるという部分がございます。
もう1点は仮に養鶏場のところから抜けて国道に接続させたとしても、ちょうど国道側のほうに現在の古潭橋、同じ名前なんですけれども、町道で使っているのも古潭橋なんですけれども、ちょうど橋のわきに接続がされるということになります。そうなりますと、非常に交通安全上、それから国道の古潭橋につきましても、今、国のほうで計画を持たれていますけれども、あれ以上の拡幅は考えていないということですので、そこのわきに新設道路をつくるというのは、非常に問題があると、そういったこと等も含めまして、新設道路につきましては、非常に課題が大きいなということの判断にたちまして、ここにつきましては、橋梁の架け替え、これを目標にしていかざるを得ないという判断にたったわけであります。
それと、もう1点ございました、通行止めにつきましての周知方法ですが、お話のとおり、あそこまで通行止めということだけでは住民周知にはならないと思いますので、11号並びに、今お話をいただきました14号でしょうか、交差点等々、こちらに古潭橋に接続するそれぞれの交差点につきましては、配慮をしながら看板等の設置をして周知をしてまいりたいというふうに思います。以上です。
○議長(田中勝男) 中島里司議員。
○5番(中島里司) 迂回路の通行止めの表示については、かなり距離があるので慎重に細かく対応をしていただきたいと思います。今の課長の説明のなかに橋が全体ということで橋の場合は補助対象事業になるということだと思うんですが、これね、橋が補助対象になるといったって、全部が補助金じゃないんだから、当然出てくるわけですよね、だから今言った、道路がちょっと補助対象にならないというのはちょっと理由がわからないんですが、一応そういうルールだということなので、それはそれとして聞いておきます。
それで、今のこの古潭橋の周辺でやるということではなくて、もう1本、300間ほど清水よりの号線、たぶんあるはずだから、全部道路用地にならないと思いますが、不足だと思いますが、今ある踏切を完全にやめて、そちらのほうに移動すると、踏切の数は増えないわけだね、この今言った鶏舎の補償費とか、そういうものを考えていったら、本当に橋のほうよりか道路の新設、例えばですが、推測でしかいえないけれども、単費でやったほうが、町の負担が少なくなるんじゃないのかなという感じもするんです。計算をしていませんから、はっきりと断言はできませんが、それも検討して本当に負担が少ないほうで整備をしなければ、さきほどもいったように、あまりにも38号線に出る道路がなさすぎる、これはしかたないといえば、現状はそれで満たされていたんだから、それに変わるものとして、多方面から検討をしてみる必要があるのではないかと、できるだけ早い時期に、そして負担が少ないほうで、もう一度新たな検討を加えていただけないかということを質問したいと思います。
○議長(田中勝男) 都市施設課長。
○都市施設課長(安曇達雄) お話がありましたように、300間手前のほうに号線がございます。これは当然私どもなんとかここを使えないかということで、内部協議等々も含めまして、行なってまいりました。一番課題になりますのは、JRの踏切をつくると、これは完全にゼロでは確かにないかもしれませんけれども、非常に困難な状況になるわけです。そういったこともありまして、実現性が乏しいということで、現状の踏切を使わざるを得ないという判断をとったわけでございます。
それと、もう1点、細かい積算をしておりませんので、どちらが有利かということについてはわかりませんけれども、おおよその試算でございますけれども、古潭橋の架け替えをするとして、おおよそ相対金額で2億5,000万円か2億6,000万円の予算がかかるのではないかと、たぶん現道の橋の2倍程度の長さになってくるというふうに想定されております。そのうち、ここにもございますとおり、交付金事業、現在、道と協議をしておりますけれども、可能かどうかという協議をしておりますけれども、これによりますと、北海道でいきますと、6割程度の補助制度にのれるかと思います。その他、単費の部分につきましては、起債等で対応をしていかなければならないと思いますが、おおよその感覚で半分程度は補助ということで、残りどういう起債を使うかによって、内容的に変わっていくかと思いますが、それとさきほどありました号線の町道、今、積算はしておりませんけれども、単費で実施をした場合、あまり優位な金額にはなっていないなという想定を内部でしております。これにつきましては、細かい試算をしておりませんので、数字的には申し上げられませんけれども、そういった判断にたちまして、号線における新設道路については、非常に困難性があると判断をしたわけでございます。
○議長(田中勝男) 中島里司議員。
○5番(中島里司) 今、説明を聞いていて、担当課長として現状では積極的に動いて検討をしているのかなと思いますが、これはもうひとつですね、課長、号線のほうね、補助対象にならない、これだけやれば難しいということであれば、もう一つ進んで、38号線と北清水を結んだ場合にどうなるのか。高速道路が、今、インターもできているわけですから、そういうもうちょっと幅広いなかで、そこまでね、道と打ち合わせしたら、道は財政厳しいからちょっときついかもしれませんけれども、主要道路になるんです、今の11号の北清水線重複しているやつをやめてもらって、そういうのはもう少し広大なものも機会があったら、可能性があるのかないのか私はわかりませんけれども、もう一つ広げた考え方をしてなんとか、上のほうに道路はついているけれども砂利道ですよね、道路があれば車が通れるわけですが、そういうものも含めて、もう一度大変でしょうけれども、上級機関とも打ち合わせをしてもらえないだろうかと思いますが、これは相談してみる・みないだけの答えだと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(田中勝男) 都市施設課長。
○都市施設課長(安曇達雄) 今、お話がありましたのは、北清水線を延長させて新得に抜ける砂利道がありますけれども、これを整備して...(途中中断)
はい、それらも含めて、広範囲な判断をしていかなければならないと思っておりますので、道とも十分に協議をしていきたいと思っております。
ほかの道路の関係でもいろいろと道にご協議を申し上げて、道道の路線変更であるとか、そういった部分についての協議を実は進めさせていただいておりますが、新規はもちろんですが、路線を変えるという部分については非常に大きな難色がございます。道としても財政状況が厳しいなかで、そういった状況は理解できないわけではないのですが、町としてそういった部分を含めて、それぞれのなかで一生懸命要請を行なっておりますので、併せたなかで検討をさせていただきたいと思っております。以上です。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
11番、荒木篤司議員。
○11番(荒木篤司) まずは血糖値測定に関する件なんですけれども、細かいことはとにかく、町民対象にした測定で、体験コーナーですか、48人の方が測定されたということについて特定がされていないということですよね。基本的に特定する必要がないから特定をしなかったということなのか、あるいはわかったほうが、氏名がわかったほうがいいんだけれども、個人情報保護規定などによって、特定しないほうがいいんだというふうに判断をされてしなかったのか、わかれば知りたいというのは、こういうことが一度起きればこの次のときに消極的になってしまうのではないかと、取り組む考え方として、ですから、もしここで何かがあったときに、対応する方法があるということであれば、また取り組み方も違ってくるのではないかと思うものですから、ちょっと伺います。
次に、古潭橋の件で伺います。今日ここに来るときにも、私は利用してきました。この行政報告によりますと、58年ですか、経っているということで、多くの方々に利用をされてきていて、結局は今のところは必要な道路だというふうになっているのかなと思うんですが、今の利用状況というのがわかれば教えていただきたいと思います。
それから平成12年と16年度に照査を行ったということで、その結果、架け替えが望ましいという診断の結果が出たと、それにもかかわらず、診断が出た結果、町としてどのようにこれまで対応をしてきたのかなというふうに思いますので、経過について教えていただきたいと思います。
3番目に、今、ここにきて、今年の11月から通行止めにしますよということですが、利用状況がどうなのかはっきりとわかりませんけれども、結局、この橋といいますか、道路を利用する人は町内においては、北部に住居を構えている人達と近隣町村の人達の通勤に利用がされているんではないかと思うんですが、この11月から通行止めにしますという部分は、しっかりしためどを持って、いつまでにどうしようと、どうするという考えがあってこうするのか、そのへんについてお伺いをしたいと思います。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊藤 登) それでは第1点目のご質問にお答えさせていただきたいと思います。消費生活展の体験コーナーの件ですけれども、これはコーナーを設けて一般来場者を対象に自由に受けてくださいということで実施をしましたけれども、受けられた48名の方々につきましては、カードに名前とその測定値ですか、それを書いてわたしたということで、特にそれがその方々の今後の参考にしていただければということでわたしましたので、氏名等については必要はないだろうという判断で実施をしたところでございます。女性セミナーについては、特定ができているということは、会員の名前を出席者名簿ということで書かれていたものですから、この方々15名については特定ができたというそういう状況です。ただ、その場合も消費生活展と同じで今後の参考にして、特に数値の高い方とかという方は、実際には専門の病院に行かれて検査をしたり、治療をしたりということで考えていただきたいということで実施をしましたので、特に必要性というのはなかったという状況でございます。
○議長(田中勝男) 次に、都市施設課長。
○都市施設課長(安曇達雄) 利用状況でございますが、調査を実施しておりますけれども、500台程度の往来があるということでございます。方面的に申し上げますと、新得方面の出入りが368台で72.9%、下佐幌方面から清水よりですけれども124台で24.5%、清水方面だけということで2.6%ということで、全体で505台、直近ということで7月8日に調査しましたけれども、そういう結果になっております。主に通勤車両、それが多かったのかなと思います。
それから2点目、平成12年の診断以降の対応ですが、これにつきましては、実は照査につきましては、道路防災点検ということで、平成8年、12年、16年と4年ごとに検査を行っております。今年は20年ということで4年目になるんですが、そういったこともございまして、実は今年に入りまして、春先から目視をしながらそれぞれ点検をしてきたということですが、これまでの対応としましては、特に架け替えがやはり望ましいという観点は、一部修繕を行ったとしても、なかなか長期的に使用をすることは難しいだろうという判断のなかで架け替えが望ましいという判断をいただいております。そういったことから根本的な修繕というのは、なかなか手をつけられないという状況がございました。そのなかで、これまで行った内容としましては、路盤をやはり守っていかなければならないということで、路面が陥没したり、あるいはそういった損傷が起きた場合につきましては、舗装あるいは修繕等をその都度行ってきております。あとは例えば雨水等々台風等で橋台の部分の土砂の流出といったものもございましたので、その都度それらについても補修工事を行ってきているということでございます。さきほど申し上げましたように、今年に入りまして、頻繁に目視で調査しておりましたけれども、やはり当時の写真とそれから点検箇所等も含めまして、比較検討をして、やはり劣化が進んできていると、それともう1点は橋桁の部分ですが、これが非常に劣化が進んでいるということで、仮に不幸なことでぶつかってしまったという場合、持ちこたえることができるのかどうかという部分についても、心配な部分があるということもありまして、冬期間になる前にきちんと通行止めをしていかなければならないという判断にたったわけであります。
それとめどですが、さきほど申し上げましたが、道との協議を進めております。そのなかで交付金事業にのれるだろうという目算を持っていますけれども、それが8月以降になります。それが順調に進んでいくと仮定をして、最短で23年度中には完成ができるのではないのかという想定をしております。ただそれは現状でまだ具体的な協議を整えておりませんので、私どもの目算として考えている部分でございますが、そのへんにつきましては、できるだけ早い時期に完成をさせていきたいと、住民の皆さんのご迷惑を少しでも短くしていきたいということで努力をしていきたいというふうに思っております。
○議長(田中勝男) 荒木篤司議員。
○11番(荒木篤司) 血糖値の測定に関しては、このことだけではなくて、これからいろいろ事業が終わった後に、何か状況が変わって、今のように人の名前がわかったほうがいいとか、いろいろあると思います。そのへんについては、取りかかる前にいろんな可能性を模索したなかで対応していかなければ、結局は今回のようなことで人を特定するのは難しいからこれはもうやめましょうという話になってしまうと、せっかくの尊い経験を無意味なものにしてしまうという気もしますので、そのへんについては、できるだけいろんな状況を考えて対応をしていくというふうにしていっていただきたいと思います。答弁はいりません。
橋の関係ですが、500台ぐらいの交通量があるんだというお話でした。ですから、清水町のなかでいえば、結局この道路は重要な役割を担っているというふうに思うところですが、そうするとどうも対応がちょっと慎重というか、まずすぎるのではないかという気がするんですよ。確かに、今、課長がおっしゃったように4年ごとにですか、目視、いろいろと調査もしてきたと、たぶん今8トンまでの交通規制をしているというのも、その結果に対しての対応だと思うんです。結局、いよいよ通れなくなって、通行止めにしてから、これからどうしましょうというふうに考えるというのでは、ちょっと町としての対応としてはちょっとまずすぎるのではないかと思います。当然、そういう4年ごとに検査していて、どんどん劣化していくというのはわかってきているわけですから、まだ8トン以下の車は通ってもいいですというふうに結論を出したその時点で、その次の架け替えの対応をしていかなければ結局は今回のように通行止めと、長い間の通行止めにしてこれからどうしようという話にしてしまうのではないかと思うのですが、そのへん今更どうのこうの言ってもしょうがないのですが、できるだけ早く架け替えをしていただいて、今、利用をされている方が安心して使えるように対応をしていただくという以外に方法はないのかなと思いますが、理事者としてはいかがですか。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) 本件につきましては、建設以来から古いということで、私としましても非常に心配をして、本当に人命にかかわることであるということから、この早期建設に向けて考えるとなっていたんですが、財政が大変厳しい状況のなかで何とか補修をしながら延命化をはかれないかということで、今日まで来たというのが実態でございます。財政的にかなえられれば到達できたのですが、それができなかったのはそういう状況が理由であります。今回、これを早急にやらなければならない大きな理由は、補修をしてきて何とか延ばせる状況でもあるわけですが、しかし課長が申し上げましたように、いつまでもこれを続けていけるということにはならないということがひとつでございます。それから、多方面からいろんな角度から道路の整備も考えたこともあるわけですが、JRの踏切を変えるということは平面交差は許されない、現道であればやむを得ないのですが、これを新たにするとなれば陸橋という形になるわけでありまして、これに多大な費用もかかると、こういうことなどを含めて道道への考えもいろんなことも頭に入れてあります。最終的に決断をしなければならないのは、協議したなかで決断をしなければならなかったのは、農地を持たれている方が美蔓方面から、あるいは佐幌方面からこの北清水へ通い作でやられていると状況であります。さらにサポートセンターの大型機械、これが佐幌に設置することになりまして、これらが頻繁に通るという形になるかと思います。加えて北清水地域に農協が計画をしております、肥料施設がそこに出来ることになりまして、当初は羽帯、上羽帯だったんですが、それが変更されてそちらのほうに建設をする予定となりますと、そこへの堆肥の運搬等々が通るということから、これをやらざるを得ないのではないかというふうに考えているところでございます。
さらに加えて、国は平成19年から橋梁にかかわる長寿命化計画、これをすることになりまして、時限立法でございまして、平成25年までに架け替えをするその計画をたてたものについては、交付金制度を適用しますよと、それのない場合についてはできませんと、そういう状況にあるわけでございます。幸い、そういう状況がございましたので、それの制度にのりながら、単年度の負担は少なくし、起債を使って交付税の還元を使いながらやっていきたいと思っております。そういう面で、今までの経過をお示ししたところでございます。以上でございます。
○議長(田中勝男) 荒木篤司議員。
○11番(荒木篤司) さっきも言いましたけれども、結局、この橋についていえば、もう何年も前から、10年も15年も前からこのままではだめだという判断をしていて、いろいろ町として監視を続けていただろうというふうに思うんです。そういう状況のなかで、今回、極めて危険だから通行止めにするんだという話になるんでしょうけれども、ただ監視を続けてきたというだけでは、結局は何の解決にもなっていないわけですよね。要するに架け替えするまでの間、きちんとした監視を続けると、安全通行の観点から監視を続けてきたんだということですから、架け替えの工事、何ていうんですか、取り組みと通行止めは一緒でなければおかしいですよね。行政として何を監視してきたんだというふうに思わざるを得ないんですが、今回、工事をやるから通行止めにしますという話ならわかりますけれども、危険だから通行止めにしますという話はすごく利用をしている町民としては納得いかないところかなと思いますが、いずれにしても、課長の話ですと、22年に完成するというような考えもあるということでしたけれども、1日でも早く元に戻れるような形に取り組んでいかなければこれからはしかたないのかなと思いますが、そのいろいろ努力をしていただいて、できるだけ通行止めの期間を短くするというふうにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(田中勝男) 都市施設課長。
○都市施設課長(安曇達雄) お話のとおり、町民の皆さんに大変ご迷惑をおかけする部分ですので、できるだけ早く工事に着手し、終了をできるように精一杯努力をしていきたいと思います。今、それとお話がありましたとおり、そういったことを今後なくすために、橋梁の長寿寿命化修繕計画、これをできるだけ早くに町として計画を作成して、現在町道に架かっております橋梁が720程度ございます。それを計画にきちんとのせていきながら修繕計画をつくり、今、お話がありましたように計画的にそういったものを財政状況もございますが、見直しながら安全な通行を確保できるように努力をしていきたいと思います。以上でございます。
○議長(田中勝男) 町長、答弁追加ありますか。
(答弁調整中)
○議長(田中勝男) 追加答弁、都市施設課長。
○都市施設課長(安曇達雄) 申し訳ございません。700と申し上げましたけれども、277の間違えでございます。失礼しました。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) さきほどお示ししました、橋梁の長寿命化修繕計画策定事業でございますけれども、その策定の時限措置というのが、平成25年までということだったんですが、訂正をさせていただきたいと思います。平成28年までということでしたので、平成19年から平成28年度までの時限措置となっているところでございます。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで行政報告は終わりました。
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○議長(田中勝男) 議場の温度が相当高くなってきておりますので、議員の皆さん、執行の皆さん、上着を脱いで調整をしていただきたいと思います。
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○議長(田中勝男) ここで休憩いたします。(午前10時56分)
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午前11時10分)
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○議長(田中勝男) 日程第5、報告第1号、専決処分の報告について、議案第64号、専決処分の承認を求めることについて、以上2件を一括議題とします。
初めに、報告第1号の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(荒木義春) 報告第1号、専決処分の報告の件につきまして、ご説明をいたします。
専決処分した内容につきましては、平成20年5月7日、午後2時頃、嘱託職員の運転する交通安全指導車が防犯パトロールのため走行中、字清水第3線58番地11地先の町体育館前の町道から国道274号を右折し清水公園方面に向かおうとした際に、市街地側から走行してきた寺町隆さんの運転する軽乗用車の右側面に衝突し、車両の一部を損傷させたものであります。事故の原因につきましては、交通安全指導車が一時停止をした際に、指導車の前方に左折車両があり、その車両が死角となりまして、寺町さんの車両を見落としたものであります。損害賠償の額につきましては、町の責任が90%として算定し、先方の車両修理費249,480円の90%である224,532円で、相手方住所 上川郡清水町南2条3丁目6番地1にお住まいの寺町隆さんと、去る6月19日に示談をしましたので、地方自治法第180条第1項の規定に基づいて専決処分をさせていただきましたので、報告するものでございます。以上で説明とさせていただきます。
○議長(田中勝男) 本案につきましては、地方自治法第180条の規定に基づく専決処分ですが、特に質疑がありましたら許可します。
質疑ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
○議長(田中勝男) 報告第1号は、報告済みとします。
○議長(田中勝男) 次に、議案第64号について、提案理由の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(荒木義春) 議案第64号、専決処分の承認を求めることについて、ご説明を申し上げます。専決処分した案件は、平成20年度清水町一般会計補正予算(第3号)であります。補正予算の内訳は歳入歳出の補正でございまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ225千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,638,385千円するものであります。
本件につきましては、報告第1号でご説明を申し上げました、公用車の事故によります損害賠償額225千円につきまして、本町が加入する全国自治協会の対物保険で賠償する内容となっておりますので、個別の説明は省略させていただきます。ご承認のほどよろしくお願いいたします。
○議長(田中勝男) これより質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、議案第64号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。
おはかりします。
本案は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、議案第64号は、承認することに決定されました。
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○議長(田中勝男) 日程第6、議案第65号、平成20年度清水町一般会計補正予算(第4号)の設定についてを議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(荒木義春) 議案第65号、平成20年度清水町一般会計補正予算(第4号)の設定についてご説明を申し上げます。
補正の内容は、歳入歳出予算の補正で、既定額に歳入歳出それぞれ1,041千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,639,426千円するものであります。
歳出からご説明申し上げます。7頁をお開きください。
7頁の歳出でございます。10款教育費6項保健体育費2目体育施設費の11節需用費で1,041千円の増額でございますが、今日の燃料の価格の高騰によりまして、御影小学校プール及び町民水泳プールの燃料費をそれぞれ増額するものであります。なお、燃料単価が現在のまま推移した場合、町全体で重油や灯油などで今後約42,000千円の予算の補正が必要になる見込みでございます。歳入についてご説明をいたしますので、6頁にお戻りください。18款繰入金1項基金繰入金1目財政調整基金繰入金につきましては、今回の財源を財政調整基金からの繰入れで調整するものでございます。なお、20年度末の財政調整基金の残高は661,573千円を見込んでおります。以上で、議案第65号のご説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(田中勝男) これより質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、議案第65号、平成20年度清水町一般会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。
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○議長(田中勝男) 日程第7、推薦第1号、農業委員の推薦についてを議題とします。ただいま、議題となっています本件については、伊藤成一議員ほか賛成者4名により、書面をもって推薦動議が提出されております。
職員に推薦動議を朗読させます。事務局長。
(事務局長 朗読)
○議長(田中勝男) この動議は所定の賛成者がありますので、成立しました。
おはかりします。
本件は、動議のとおり決定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、議会推薦の農業委員は2名とし、田中まゆみさん、梶山貴史さんを推薦することに決定しました。
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○議長(田中勝男) これで、本日の日程は全部終了しました。
会議を閉じます。
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○議長(田中勝男) 平成20年第6回清水町議会臨時会を閉会いたします。
(午前11時20分 閉会)