北海道清水町議会

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平成20年第7回定例会(9月10日_日程第14)

○議長(田中勝男) 日程第14、所管事務調査についてを議題とします。
 委員会報告書を朗読させます。事務局。

(総務文教常任委員会報告書 事務局朗読)

(産業厚生常任委員会報告書 事務局朗読)

○議長(田中勝男) 本件に関して、委員長の報告を求めます。
 初めに、総務文教常任委員会委員長、橋本晃明議員。

○委員長(橋本晃明) さきほど朗読された報告書のとおりです。

○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
 質疑はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) 次に、産業厚生常任委員会委員長、森田慎治議員。

○委員長(森田慎治) それでは、報告させていただきます。ただいま事務局が朗読したとおりでそれに尽きるわけですが、今回2点ほど的をしぼりまして、研修をしてまいりました。特に清水で関心のある産直の販売と、新規就農についてということで行ってまいりました。地元の産直につきましては、前回、同僚議員から質問があったとおり、非常に関心が高いわけでございます。見てまいりましたところは、都市近郊で恵まれた地域でございます。そういうなかでの直販と清水町は必ずしも一致しないんですが、途中何箇所か見てまいりましたなかで、アイデアと努力でそれぞれ直販をやっておりました。お母さんたちの努力の賜物だと思うわけです。しかしながら、条件というのはどこでもいいというわけではないという形です。それなりの条件が整ったなかでしていくことが基礎ではないかと思いました。
 2つ目の神内ファームですが、ここで新規就農支援について勉強しにいったのですが、これそのもの、神内ファーム夢幻塾というのですが、神内ファームのなかのひとつの事業として設置されているということで、お邪魔したときに偶然にも創設者である神内氏にお会いし、前段に意気込みなど説明を受けた後、それから夢現塾についてお聞きしたわけでございます。通常の新規就農支援と違いまして、夫婦がそこでお互いに研修を重ねた後に独立をするという変わったやり方でして、それの支援策が新規就農に至るまでの支援制度が確立されているというのが大きな問題でありました。そのおかげで今年度秋には4戸が畜産部門で新規就農でスタートするということです。とてもスケールが大きくてこれが研究施設等々入れると、200億、300億ともいわれる資金を本人自ら投資されているということです。最終的に施設園芸も見せていただきました。ここのモットーであります「克冬制夏」、厳しいなかで勝ち抜くという理念に基づいて、施設園芸と肉牛につきましては、肉牛の素牛となる子牛の増産に励んでいるわけですが、これは夏が放牧型で購入飼料に頼らない、そして赤肉で質のいい肉をつくりあげていきたいという夢のなかで進められております。残念ながら、規模が大きいだけに収支のメリットの話についてはお伺いすることができませんでした。北海道にこれだけの夢を持った人がいるということを皆さんも何かの機会に見ていただければ幸いと思います。

○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
 質疑はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) 各常任委員会の報告は、報告書のとおり報告済とします。