北海道清水町議会

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平成20年第7回定例会(9月10日_日程第9)

○議長(田中勝男) 日程第9、議案第71号、重度心身障害者及びひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。保健福祉課長

○保健福祉課長(伊藤 登) それでは、議案第71号、重度心身障害者及びひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。例規集では、第2巻3,141頁から登載されております。
 改正理由につきましては、平成20年10月1日より、北海道医療給付事業の拡大によりまして、精神障害者保健福祉手帳1級の者の医科外来、歯科、調剤が補助対象となったため、条例の一部を改正するものであります。なお、入院については補助対象外となっております。
 改正内容につきましては、第2条第1項第2号中「法律第123号」の次に「。以下「精神保健福祉法」という。」を加え、同項に次の1号を加え、第3号として、精神保健福祉法第45条第2項の規定により精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者(以下「精神障害者」という。)であって、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律施行令(昭和25年政令155号)第6条第3項に規定する1級に該当する者です。
 次に、第7条中第2項を第3項とし、第1項の次に次の1項を加える。
 2、重度心身障害者のうち精神障害者にあっては、入院に係るものを除くものとする、を加えるものです。
 附則としまして、この条例は、平成20年10月1日から施行します。
 以上で提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いします。

○議長(田中勝男) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 9番、妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) この条例改正によって、どういうところが良くなったのか、良くなるのか。ちょっとそこらへんのところ説明をしていただきたいと思います。

○議長(田中勝男) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(伊藤 登) ただいま提案理由でも申しましたように、今までは精神障害者は保健福祉手帳1級を持っていても、医科外来、歯科、調剤が補助の対象にならなかったということで、今後はその治療を受けたという方々に対しては、すべて医療給付費として支給するという内容になっておりますので、その点が良くなったということでございます。
 1級というのは、3級から1級の者ということになったということで、その方々が医療費の給付を受けられるということになったことです。

○議長(田中勝男) 妻鳥議員。

○9番(妻鳥公一) 確認します。精神障害者の1級から3級の方が歯科外来とかそういうものを受けられるようになったというふうに確認してよろしいですか。

○議長(田中勝男) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(伊藤 登) 1級の手帳を持っている方というのが補助対象になるということになりますので、3級については従来どおりということで、補助の対象になってはございません。

○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。

○議長(田中勝男) これより討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第71号、重度心身障害者及びひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第71号は、原案のとおり可決されました。