北海道清水町議会

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平成20年第7回定例会(9月22日_日程第1_平成19年度一般会計決算審査_歳入 1款)

○議長(田中勝男) 認定第1号、平成19年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定についてを審査します。
 これから質疑を行います。
 平成19年度清水町一般会計歳入歳出決算書、21頁をお開きください。
 平成19年度清水町一般会計歳入歳出決算事項別明細書により、歳入の「款」ごとに質疑を受けます。
 第1款「町税」、21頁からの質疑を行います。
 質疑はありませんか。
 1番、原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 町税の収納状況に触れながら我が町全体の滞納額についてお尋ねさせていただこうと思います。町税の収入未済額、今年度3,400万円ということになっておりまして、97.3%という収納率になっています。私は他町から見ると、各税金含めて収納率は非常にいいほうなんだろうという理解をしておりますが、本年度の町税、そしてその他一般会計の収入未済額全体を含めてどのくらいの額になっているのかについて、まずお尋ねいたします。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。税務課長。

○税務課長(滝口幸男) 平成19年度の未納額でございますけれども、町税関係で決算書にも出ておりますけれども、33,796,700円ということでございまして、それと国民健康保険税ですが、これにつきましては合計21,687,556円で、これにつきましては249頁に国民健康保険税の収入未済額ということで記載になっていると思います。これらを合わせますと、55,484,256円、税の関係ではそのようになっております。以上です。

○議長(田中勝男) 原議員。

○1番(原 紀夫) 単年度を見ると、今言われた部分については、町税と国保税について合わせると5,500万円ですか、そういうことになっておりますが、過去の滞納額というのは合計するとどのぐらいあるのかわかるんでしょうか。

○議長(田中勝男) 税務課長。

○税務課長(滝口幸男) ただいま申し上げた数字は過去の分を全部含めた累計です。それが今現在ある数字です。滞納額の合計ということです。
 単年度で申し上げますと、町税関係につきましては、4,492,576円でございます。国保税の現年度分が3,387,879円、これが19年度の単年度の未集金ということになります。以上です。

○議長(田中勝男) 原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 私、単年度かなと思ったんですけれども、大変失礼しました。新聞等を結構この頃にぎわせているのを見ますと、大変高額な滞納があって、大変他町が悩んでいる実態もありましたので、我が町もどういう状況になっているのかなということも大事なことだろうということもあってお尋ねしたわけですが、累積がこういう額ということは、私は非常に少ないんだなということを再認識しました。
 そこで、この滞納額の収納について十勝の組織にも一部まわしたりして、大変苦労をされて収納率を上げているという実態がありますが、現在我が町としては、現行どおりで何とか回収のめどを立てるというか、今の状況でやると、継続してやる以外はないと、こういう理解をされているのかどうか。このへんについてお尋ねします。

○議長(田中勝男) 税務課長。

○税務課長(滝口幸男) 収納に関しましては、毎年、収納方針というものを策定しております。そこに今年の収納率の目標率を設定して、それに向けて毎年努力をしているということで、かなり厳しい設定値をしています。それと併せまして、滞納整理機構もとりあえず4年ということでございますけれども、それと協調しながら進めていきたいと、それから更に去年からご承知かと思いますが、事実上捜索にも入っております。捜索して差し押さえた物件についてはインターネット公売、これも2回ほどやっております。そんな状況で当分続けていきたいと思っております。

○議長(田中勝男) 原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 収納について、かなり厳しくやられているということですが、2度のインターネット公売等の最終的な売り払い額というんでしょうか、かなり大きな額になるのか、また微々たるものなのか、一応見ると非常に額的に少ない額なのかなという気もするわけですが、いかほどになるんでしょうか。

○議長(田中勝男) 税務課長。

○税務課長(滝口幸男) 昨年、19年度によりますインターネット公売につきましては、件数で17件ほど差し押さえをして、その売り払い物件の価格が197,914円でございます。以上です。

○議長(田中勝男) 原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 今後も同じような方針で滞納については、減少をさせていくような方向で望んでいくんだろうと思いますが、なかなか払いたくない人から取るというのは、なかなか大変な仕事だろうということは察しがつくわけですが、職員が戸別訪問になるのか、差し押さえする前段までは、かなり大変なやりとりがあろうかと思いますが、そのことについて、遺恨というか、けんか腰で来てひどいめに遭うとか、こういうことに職員が遭われているという実態はあるのかどうか、どうなんでしょうか。

○議長(田中勝男) 税務課長。

○税務課長(滝口幸男) 昨年の例でいいますと、そういう例もございます。郵送でちょっと考えられないようなものを同封して送ってくるとか、そういう事案はございました。日常的にもそんなにはないんですが、多少はご指摘のような場面もままあるということです。

○議長(田中勝男) 原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 滞納者のなかで、財力があって、支払い能力があるにもかかわらず滞納を繰り返しているという者については、かなり厳しい対応をしているんだと思います。職種別に見ると、どういうような形になっているのか、教えてください。

○議長(田中勝男) 税務課長。

○税務課長(滝口幸男) 職種別には統計をとってはおりませんけれども、分析はしております、滞納者の傾向ですね。この分析の仕方としては、滞納額の額もそうなんですが、町内・道外・道内とかですね、法人・個人、それから大きいのは滞納者の所得別金額、こういうものは分析をしております。以上です。

○議長(田中勝男) 原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 大変きめ細かく、徴収に関してはやられているということが理解できました。できることであれば、まじめに払う人がまったくそういう人のために、納得ができないような形というのは、これは町民誰もが望んでいないことだろうと思いますので、今後もそういう方向で続けていただければと思います。終わります。

○議長(田中勝男) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。