平成20年第7回定例会(9月22日_日程第1_平成19年度一般会計決算審査_歳出 総務費)
○議長(田中勝男) 第2款「総務費」第1項「総務管理費」、81頁からの質疑を行います。
質疑はありませんか。
2番、橋本晃明議員。
○2番(橋本晃明) 総務管理費についてお伺いしたいと思いますが、この頁でいうと旅費になるのでしょうか。政策成果表にあります一般研修についてお伺いしたいと思います。昔に比べると職員の方の研修も数が少なくなって、かなり絞り込まれてきているんだろうと思いますが、そのなかで19年度においては、3つの研修に参加をしているというか行っていると、この3つを選んだ理由というものを教えていただきたいと思います。
○議長(田中勝男) はい、どうぞ。
○課長補佐(八木正明) 平成19年度の一般研修につきましては、資料のとおり、管理能力研修が2名それと税務研修が1名、リスクマネジメントが1名ということで4名が研修に行っていただいているところです。この研修につきましては、それぞれ募集方法につきましては、各課に周知をしまして、当面の業務の関係もありますので、なるべく行ける方に行っていただいているような状況です。特に管理能力研修につきましては、課長補佐職の2名に行っていただいておりますし、専門研修につきましては、当然税務の専門的な知識が必要なものですから、業務状況を見ながら1名行っていただいている状況です。
○議長(田中勝男) 橋本晃明議員。
○2番(橋本晃明) ということは、最初からこの3本に絞ってということではなくて、いろいろとあるなかで、行ける方、参加できる研修を選んでいるということなのかどうかお伺いしたいと思います。
○議長(田中勝男) 八木課長補佐。
○課長補佐(八木正明) 日程が道の研修所のほうで決められていついつからいついつまでの研修があるというような連絡、通知をいただいて、それぞれさきほど申し上げましたように、各課に周知をいたしまして、業務の関係があるものですから、行ける部分の研修に行っていただいているというような状況でございます。
○議長(田中勝男) 橋本晃明議員。
○2番(橋本晃明) そうすると管理能力研修というのにどうしても職員を派遣したいということがあってこれを選んで募集したということではないということですか。
○議長(田中勝男) 八木課長補佐。
○課長補佐(八木正明) 一般研修のこの研修につきましては、課長補佐職を19年度につきましては対象として、行っていない方を対象としてお願いをして研修に参加いただいているところです。
○議長(田中勝男) 橋本晃明議員。
○2番(橋本晃明) これは管理能力研修というのは、毎年、派遣をしているということでいいですか。
○議長(田中勝男) 八木課長補佐。
○課長補佐(八木正明) 管理能力研修については、毎年、研修所のほうで実施をしている研修で、毎年参加しているということでは限りません。さきほど申し上げましたように、業務の関係があるものですから、日程はこちらのほうで決められる研修ではないので、その業務の状況を見ながら、参加できる可能な方に参加をしていただいていると、19年度につきましては、2名参加しているという状況です。
○議長(田中勝男) 橋本晃明議員。
○2番(橋本晃明) この研修、税務とリスクマネジメントとあるんですが、それぞれの研修に参加する目的は、参加する職員の方のスキルアップのためということなのか、研修に出たものを持ち帰って組織のなかでいかしていくということを考えているのか、両方なんでしょうけれども、お伺いしたいと、どういう考えで行っているのかお聞かせください。
○議長(田中勝男) 八木課長補佐。
○課長補佐(八木正明) この表にありますように、一般研修と専門研修というふうになっております。個人のスキルをアップするという部分では管理能力研修がそうだというふうに思っております。専門研修につきましては、税務研修等、専門的な知識を必要とする職場の方に参加をしていただいているという状況です。
○議長(田中勝男) 橋本晃明議員。
○2番(橋本晃明) これに参加して、当然、報告書のようなものは書かれると思いますが、それらについては報告発表会とか報告書を庁内で閲覧ができるとか、そういった機会というのはしているのかお伺いします。
○議長(田中勝男) 八木課長補佐。
○課長補佐(八木正明) 研修が終了した後、一定の様式で復命をいただいております。パソコンで誰でも見れるような庁内LANのなかで報告書につきましては、掲載をさせていただいて、誰もが研修の内容が閲覧でき、どういう研修だったのか、自分も内容を見て勉強になるという形で今は取り組んでいる状況でございます。
○議長(田中勝男) 橋本晃明議員。
○2番(橋本晃明) 具体的に、この研修の後に仕事のしかたで変わったということはあるのか、お伺いしたいと思います。
○議長(田中勝男) 八木課長補佐。
○課長補佐(八木正明) 全部の研修のなかで、総務課の私がお答えすることはできませんけれども、たまたま昨年の11月8日から9日の管理能力研修につきましては、私が参加をさせていただきました。2日間の研修のなかで管理能力研修につきましては初めての参加でございました。ほかの町村の方々ともお話し合いをするなかで、管理職とはどういう形で今後望まなければならないのか、心構えが必要なのかという部分では、私自身勉強になったという気持ちでおります。以上でございます。
○議長(田中勝男) 橋本晃明議員。
○2番(橋本晃明) こういう職務として参加する研修、それから個人がそれぞれ参加している土曜講座のような、昔、町村会でやっていたような研修だとか、さきだっては自治大学の校長先生においでいただいて、講演を聞いたりということもありましたけれども、そういうところで聞いたことだとか、得たものだとかということが生かされている土壌といいますか、仕組みというのが今の役場のなかにあるのか、お伺いしたいと思います。
○議長(田中勝男) 八木課長補佐。
○課長補佐(八木正明) 今、現在のそういう仕組みにつきましては、さきほど申し上げました、復命書といいますか、そういう報告書を庁内LANのなかで、職員の方に見ていただいて参考にしていただくということでございます。今、組織機構の検討委員会のなかで、2部会を設けていまして、そのなかの部会で組織活性化部会という職員の能力開発を含めて組織を活性化するためにはどのようなことが必要かという検討をしているところです。そのなかでの部会の意見としては、職員が研修に参加した後、例えば税務研修に参加した場合については、税務課職員を対象として研修会をするとか、対象者は限られていませんけれども、いろんな方法があると思いますが、そういうご意見も出されているところでございます。最終報告のなかで、どのようなことになるのかわかりませんけれども、そのような研修を受けた後の活用方法といいますか、そのような部分について、その組織活性化部会の報告書のなかできっと書かれるものと思っておりますし、今後、来年度以降どのような形で進めるかにつきましては、その報告書提出の後、検討をしていきたいと考えております。
○議長(田中勝男) 橋本晃明議員。
○2番(橋本晃明) 職員の方がせっかく聞いてきても、それが生かされないんではもったいないといいますか、特に研修なんかも昔に比べてずいぶんと金額が削られてきていると思うんですが、そういうなかにあって、金額を減らしたから効果が現れないではますますこれは何のためにやっているのかわからない。これは町長にお伺いしたいのですが、やはり研修を積んだ職員だとか、研修内容でもって町内を活性化するということについて、今までどんなふうにして生かしてきたのか。基本的な考え方というか取り組み方というか、町長としてこの研修の報告というのはどんなふうに報告を読まれたりしているのか、お伺いしたいと思います。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) この研修を行うにあたりましては、研修委員会というのがありまして、そこで研修の目的等々含めてどうするかという協議したなかでやってきているわけであります。このへんについても事務レベルの問題でありますので、私に対してはそれぞれのメニューが参りますので、そのメニューのなかから自分に合った、または日程的に合ったものを選んで研修をしているということです。報告書については道内であれば副町長が報告を受けるという形になっております。基本的には私は研修の費用というものは厳しい条件のなかですが、100とはいいませんが、それなりの70から80の予算を組みながら進めてほしいということで言っております。今までも研修に行かれた方は、研修に行く前に、私がいるときには私にご挨拶がありますし、帰ってからも挨拶がありますけれども、心構えとして、今日まで町職員としてさまざまな研修を受けておりますけれども、道にいく部分については挨拶がありますので、しっかりと、私としましては町民の財源を活用して行くわけですから、その旨のお話をして、終わってから口頭ですが十分に生かされるようにということでしております。私の考えを聞いてみたりしておりますけれども、直接職場に入ることはありませんけれども、やはりそれなりの研修を受けてきた方々については、意識は高まっていると思います。
(橋本議員より研修の成果について答弁を求める発言あり)
○議長(田中勝男) 町長が答えました。副町長のかわりに、含めて町長が答弁をしております。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありますか。
1番、原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 私も研修について、1点お伺いします。
ただいま、橋本議員より質問があり答弁をいただいたわけですが、この成果表に出ている研修の部分、3箇所ありますが、昨年を見ると8名ほど研修に参加しておりますが、今年については半減して4名になっているんですが、私は昨年もちょっと触れたと思うんですが、ここではすでに出ているように管理者の研修だとかリスクマネジメント研修等々、幹部を主に据えたような研修が非常に多い、そして税務事務の上級研修ですから同じ立場だろうと思うんですが、一般職員の研修というのは私は非常にやる気を起こすという面では大事なことだと思いますが、この一般の職員に対しての研修というのはどのように考えておられるのかをお尋ねします。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) さきほどからご答弁させていただいておりますけれども、19年度4名の職員を研修に派遣をさせていただきました。予算的には18年度と比較して研修の旅費が減ったということではないのですが、さきほど説明しましたように、日程が決まっていくなかで、職員に広く公募をいたします。どうしても日程が合わなくて、この4名という形になったわけですが、議員がおっしゃるように、一般の職員もそういう研修にどんどん出てですね、研鑽することは大事だと思いますので、そういったことを今後も続けていきたいと思うわけです。なお、ご案内のように十勝町村会と帯広市が合同で十勝一本で職員の研修、講習ができないだろうかということで、部会が設置されました。これは早ければ21年度に向けて実施できるものは実施していこうということで動いておりますので、そうしますと経費的にもかなりかからないで派遣ができますので、札幌に行くよりも、例えば帯広であればかなりの職員もこの研修に参加ができるのかなと思いますし、20年度におきましては予算的にも30万円ほど予算を計上させていただいておりますので、現在までも派遣をしておりますが、一般の職員もそういう研修に派遣ができるように、取り計らいを進めていきたいと思っているところでございます。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 一般の職員についても、取り計らっていきたいということでありますが、日程的に見て、ここに掲示をされている3件の研修、これは1泊2日だと思いますが、この業務の関係があるということがさきほど何度も強調をされておりますが、清水町の職員体制、ぎりぎりで右も左も行かないような状況で私は仕事をしているとは私は感じてはおりません。そのときにどうしてもいけないということはあるんでしょうけれども、もう少しこのグループ制を含めて幅広く仕事をしているわけですから、このへんは少しゆとりが1泊2日程度の研修であれば、私はゆとりが持てるのではないかと、こんな気がするわけですが、それほど業務の関係について、研修が邪魔をするということがあるんでしょうか。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) おっしゃるように、がんじがらめで研修にもいけないという状況、その日程によりますけれども、そういうことではないと認識しておりますが、19年度においては、道が行う研修と参加する意欲を持った職員との日程の調整がつかなかったということで4名の派遣に終わったと思っているところでございます。1泊2日の日程でございますので、20年度におきましても現在も進めておりますけれども、今、いただいた質問の主旨を踏まえて一般職員にも参加いただくように進めていきたいと思っております。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 私は管理者の皆さんはそれぞれ仕事に対する意欲、またはほかを統率する能力を含めてあって当然その位置にあるんだろうと思うわけです。私どもの町の職員は底辺のほうからやる気を起こさせる、研修を通してもいいでしょうし、その他もろもろ通してやる気を起こさせる、そしてしっかりとやってもらうというのが一番大事だと、私はとらえかたをしているものですから、機会があれば、今後の業務に効果的な面がでるなという研修については、極力、一般の職員を参加させるという体制が私は非常に大事だろうと思います。昨年、自治大学の学長が来て研修をされた際にもそういう面をかなり強調をしていたなという気がするわけです。今後についても期待をしたいと思います。
次の質問ですが、成果表の23頁、町長交際費についてちょっとお尋ねします。17年・18年・19年度を対比して、記入をされておりますが、昨年からみると総体の件数は減っているわけですが、この渉外の部分については半減をしているということで、前回も減っているということだと思いますが、町長はこの交際費を使う分について、何とか極力減らしていこうとこういう姿勢で臨んでいる結果がこういう形になっているのか、またまた交際は幅広く今後付き合いをするなかで、町政に反映をさせていこうとされているのか、このへんについて町長の考え方をお尋ねします。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) 町長に就任してから、ずっと交際費を減らしてきております。これは第一には財政が厳しい折り、最低限の状況のなかで運用していかなければならない、こういう気持ちでやっております。現在、渉外等々についても、最低限行っているわけですが、それが障害となって、今、交渉ができないという状況ではないと、誠意を持っていけば、相手方にも望めることだろうと思いますし、万が一、そういうなかであった場合は、やむを得ずですけれども、正規ではありませんが、私費でもこれはやらなければならないということについては当然の考え方だと思いまして、そういう状況で進んでいると思います。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) いろいろと幅広く町内、町外を含めてお付き合いをするという面からも大変なことだと思うわけですが、同じような気持ちでがんばっていただければと思います。
総務費関係の成果表の26頁、昨年の議会でも公共工事の入札率について、私や中島議員等からもいろいろ出ておりました。昨年の議会では、今後については、入札の競争力を高めて、透明性を高めるという観点から積算内訳書をこれからつけるんだというようなことも言われておりました。一般質問以降、今年の3月までのなかで、その分についてこの発注実績のなかからみると、落札率が逆に昨年に比べて上がっている分と下がっている分が半々かなという感じがいたしますが、現状、どういう認識をされて、町が取り組んでいるとすれば、その効果が上がってきているのかどうか、このへんについてお尋ねいたします。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。総務課参事。
○総務課参事(栗本勝矢) ただいまのご質問なんですけれども、19年度につきましては、積算内訳というのは実施をしておりません。20年度の4月から積算内訳を提出するということで進めております。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 積算内訳書については、今年度の4月からということで、あとでじっくりと見せていただこうかなと思いますが、全体を含めてこの町内の発注額と町外の発注額を見ても明らかなように、町外の発注額が極端に設備工事に見られるように、89.8%というように低いというのが実態として出ているわけです。昨年も触れておりますが、町内の業者を育成するという観点からすると、いろいろな面があるということでしょうけれども、町民から見て、まったく疑問に思わないというような方向に向くというのが原則私は正しい形だろうと思っておりますので、4月から積算内訳書を義務付けてつけているということですから、その結果がどういう形に出ているのかわかりませんけれども、町民の目が非常に厳しくこういうところに向いているということだけは認識をしていただいて、鋭意努力をしてほしいということは常々思うわけですが、その姿勢についてどういう現状認識でいるのかお尋ねします。町長、お願いします。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) お答えします。今、お話がありましたように、入札にかかわる問題は社会的にも大きく取り上げられているという状況です。それに鑑みまして、慎重にやらなければならない、執行しなければならないと思います。特に入札率の高率というなかにおきまして、全国、全道、管内とこういうことになるわけですが、そういう状況のなかで、できるだけさきほど本年度から始まりました、添付させるということですので、そういうことを慎重に注意深くしながら、執行にあたってまいりたいと思っております。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 町長の姿勢を承りまして、決意はそういうことだということでありますので、期待をしておりますので、しっかりとお願いしたいと思います。昨年、この19年度ですか、清水中学校のアスベスト工事がございましたが、工事標識を通過したとき見たところ、請け負った業者は清水町の業者という表示がありまして、なぜこういうことになっているのかなと、こういう疑問を持ったわけですが、どういうことかといいますと、中学校のアスベストの除去工事そのものについて、どうのこうの言う気はありませんが、予算委員会の際に、私はアスベストの工事がどのくらいかかるのかを含めて、いろいろなお尋ねかたをしたつもりです。清水町のなかにアスベスト除去工事をできる業者はいないと、したがって発注する際には、帯広なり札幌なりにたぶんいくんであろうなと、私はそういう認識をしておりましたが、中学校の窓枠工事と合わせて発注して1件としてしたようですが、ああいう部分については、アスベスト工事そのもので、1件として専門業者に発注をすると、帯広になるのかどこになるのかわかりませんが、そのほうがより安く効率的にできるのではないかという認識をしていたわけですが、どうなんでしょうか。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 昨年、清水中学校の音楽室かと思いますけれども、アスベストの除去工事と合わせまして、今、お話がありましたとおり、窓の改修もやってございます。確かに町内にアスベストだけで申し上げますと、除去できる専門業者がいないということですが、建築工事と合わせて発注することによって、業務の効率だとか、あるいは発注額を考慮したなかで一括発注したわけですが、受注した地元の業者におかれては、そういう技術がありませんので、その部分については、町外の専門業者にやらせているという状況で進めたかと思います。分けて発注することが、全体的に工事費の割高になるということもあったなかで一括発注したという経過だったというふうに思っているところです。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 私と認識がまったく違うんだということがわかりました。私は別々のほうが安くあがるのではないかと、私はそういう認識をしていたわけですが、課長の答弁では逆に合わせたほうが安上がりだという認識でありますので、私は非常に疑問を持つわけですが、それはなぜなのか、まず1点、どうして安上がりなのかお聞かせください。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) ここで、明細がどうのこうのというのは申し上げられませんけれども、一般的に申し上げまして、業者が細分化することで、経費がそれぞれかかってくるということも、ひとつの要因かと思います。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 経費が細分化するということによって、そのへんが安上がりになるということですが、私は地元業者が受けた際に、自分のところでまったくできない仕事を他社にやってもらうということは、利益について、請け負った地元業者は追及するのが当然ですから、その分を入れての発注になると思いますが、そうなりますと、単独で町が別な業者に、専門業者に委託したほうが格安でできるのではないかと、もちろんアスベストの除去工事をできる会社はけっこうあるという認識のもとに話をしているわけですが、そう私は感じておりますけれども、これは違うということでしょうか。もう一度お願いします。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) アスベストの除去だけであれば、今、おっしゃったようなことも一つの方法かと思いますが、音楽室の窓の改修も合わせて行っているというなかで、例えば足場をひとつ組むにしても、利用者が同じ同一業者ということで、一回で済むといったようなこともあるのかなというふうに思います。したがって、経費等々が業者一つで縮減が図られるというふうに思っているところです。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 今後もこのような工事というのは、合わせたほうがいいなというような工事がいろいろと出てくると思いますが、発注する際の基本的な考え方としては、課長が言われたことは今後も同じようなことでやっていくということでよろしいですか。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 今後、どのようなケースが想定されるのか、わかりませんけれども、その時点その時点、ケースバイケースで対応をさせていただきたいと思ってございます。経費面も十分に考慮をしたなかで、その都度その都度、判断をさせていただきたいというふうに思ってございます。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 工事関係については終わります。成果表の29頁、総務管理費の企画費の関係についてお尋ねしますが、町の百年史の販売について、書店にお願いしたり、ご苦労をされて、1万円でしたか、私も持っていますけれども、非常に清水町の歴史がわかっていい冊子ですけれども、これが毎年出てくるわけですが、成果表を見る限り、かなり売れ行きが悪くて残部数がかなりあるということがあって、こういう形になっているのかどうか、このへんはいかがでしょうか。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。中島次長。
○次長(中島弘志) 当初、1,200部をつくりまして、現在647部が在庫として余っております。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) この残部数を処理するために、町民にこれはつくったのは平成17年でしたか、これを例えば処理するために半額で売り払うとか、そういうことというのは考えたことはないのでしょうか。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) お話のように1万円でそれぞれ買っていただいてございます。これは経費的に申し上げますと、原価はその倍以上にかかっているのかなと、それを多くの方に読んでいただこうということで、1万円で販売をさせていただいておりますが、これを今後もこの価格ですけれども、これにつきましては、今まで買っていただいた方もございますし、経費もかかっておりますので、引き続き同額で販売をしていきたいというふうに思っております。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 課長の言われることはよく理解ができますが、17年につくったものが平成20年度で年間いろいろな委託販売をしても3冊程度しか売れないという状況のなかでは、今後、残数がそのままずっと何年も推移していって、どこに所蔵しているかわかりませんけれども、そのままいってしまうということがあるよりは、かかった経費そのものが非常に1万円以上かかっているようですけれども、別な方法も考えたほうがいいのではないかという気がするんですが、いかがでしょうか。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 販売方法も昨年から札幌市内含めて書店で委託をさせていただいて販売を始めさせていただきました。ここに記載のとおり書店で3冊が売れておりますけれども、札幌で2冊、清水で1冊、帯広もお願いをしておりますけれども、なかなか思うようには販売をされておりませんけれども、価格もさることながら、販売方法について再度内部で検討をしていきたいと思います。
○1番(原 紀夫) たくさんありまして、申し訳ありませんが...(途中中断)
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○議長(田中勝男) 原議員、たくさんあるようですので、ここで休憩いたします。
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。
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○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 決算書の85頁の総務費総務管理費の広報費についてお尋ねします。常日頃から、町長は町民との対話を大切にしながら、町政にいかしていくという大原則にたって、ご努力をされていると思うわけですが、このなかにいわれている広報レターについてお尋ねします。町の広報紙は4,000・5,000部でしょうか、印刷していると思いますが、そのなかに広報レターを入れて、かなり厚い用紙ですけれども、入れて、そして4,000・5,000部入れたなかからたったの年間18枚しか使用がされないと、あの厚い用紙5,000枚というのは、かなりのものだと思うのですが、そういう部分について非常に以前から無駄だなと、ほかに方法はないのかなと、こういう思いが強いのですが、いかがでしょうか。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 広報しみず4,250部印刷をさせていただいて発送をしておりますけれども、これらにつきましては、各月年6回折込をして町民の皆さんから地域の要望など個人の要望などをいただいております。お話のように、平成19年度は18件の利用があったところです。その前と申しますと、18年は46件、17年は48件というふうにあったんですが、19年は18件ということでございます。今、お話を受けまして、年6回がいいのか、3回がいいのか、方法も検討をさせていただきたいと思います。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 確かにこのなかでいわれているように、18件を受けて広報紙に11件回答掲載をして、本人には1件回答をしたということになっております。そのほかに何を書いているのかわからないというのでしょうか、そういうのなのが約6件もあるんだと、こういうことですので、一部町民のいやがらせ的な部分もあったりすると、まさに何のための広報レターなのかなということにもなるわけで、こういうものを書いていろいろと町に対して意見を言ったりするという人は、この用紙を町を備えておいて、そこへ来て持っていくとかということも可能な部分があるのではないかと気も一部するわけです。遠方の人については、これは適わないという面があるのかもしれませんが、そういう面から見ると、年間6回、何千部を入れて、みんなそれが廃棄処分になるというようなことはかなり額的に見ても小さな分だと言われるかもしれませんが、私は積み重ねると大きなものになるのではないかという気がするわけです。さきほど回答をいただきましたけれども、一部考えたほうが良いのではないかとこんな気がするわけですが、いかがですか。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 全戸に年6回配布をさせていただいておりますけれども、これはご案内のように、使用期間というのは十分に1年間以上ありますので、年6回の回数を見直した上に更に公共施設に置くということもひとつの案だと思いますので、十分に検討をさせていただきたいと思います。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 町長と語る日について、高薄町政8年のなかでかなりの方と会われていると思いますが、より幅広く町長にいろんな考え方を打診するというかそういうことからいくと、過去ですね、年々増えているのか減っているのかということになりますと、町長、どういう形になっているんでしょうか。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) お答えします。現在までは毎年同じような状況で、横ばいな状況ですね。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 私は一連の町が取り組んでいる町政に対しての考え方を町民に聞きたいとか、いろんなことがあって、つい先日も前回も17箇所ですか、町長自ら出向いて町民の考えを話してくれということでやっておりますが、私も極力出席をするようにしておりますが、まったく出席率が悪いと、我々議員を外すと、まさに数名というような状況が私は続いていると、17箇所やって70名程度の町民しか来ないというものについて、今後も同じような形で私はする必要がないのではないかという気が強くするわけですが、方法を変えるなり、もっと町民を多く集める方法というのは考えられないのか、逆に私は以前から主張しているように、なかなか進んでいない、町の職員を各町内会に担当として付けるということを通して町民の声を反映をしていくとか、こういう方向に力を入れるべきだと私は思うのですが、いかがでしょうか。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) これにつきましては、毎回、今回に限らずやっていこうということでの進める考え方は持っておりますが、集まられるとか集まらないという問題もありますけれども、やはり町民の皆様とお話をしていくというのが大事なんですね。ですから、人数が多いとか少ないとかということではなくて、それなりに、まちづくりに関心のある方は会合に出てくると思うんです。ただ、時間的にどうしても出れないと、日中であれば就業しているわけですから、就業者はなかなか来れません。したがって、夜の開催という形になっていくんですね。しかし、日程的にも組みかたを連続していくということではなくて、集まりやすい時間帯でやっていくというのが望ましいのではないかと思いまして、やめることではなくて、私から言えばむしろまだもっと出向いていくのが本当ではないのかなと、こんなふうに考えているところです。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 逆にこれから出向いていって増やすという町長の考えは私はまさに大賛成でございます。要請があって出向くというのと、進んで出て行くというのと、いろいろ方法があろうかと思いますが、逆に各町内会の総会あたりに町長なり幹部職員がいつ総会なんだと、ぜひ行っていろいろと話を聞かせてほしいというようなことも、私は一つの方法ではないかという気がするわけですが、いかがでしょうか。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) それも大変結構なことだと思います。ただ、総会ですから、皆さんお忙しいですよね。だいたい7時から始まるでしょうか。総会議案、しゃんしゃんとしても、40分くらいは短くてもかかると思います。その後、交流会という形になってきます。そのなかで時間を取っていきますと、9時になってしまうというような状況になるかと思います。皆さん、おつかれですから9時か9時半ぐらいまでには自宅に戻るという状況のなかで、私達が行くことによって、10時とか10時半となりますと、ご迷惑をおかけするということになりかねません。それでもいいよというご町内があれば出向きますけれども、私のほうからそういうことは進めるべきではないと、町内には町内の運営ということでありますから、そのへんは臨機応変にやっていかなければならないと思っております。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 事案にもよるんだろうと思いますが、以前、町村合併で町民の意見を聞きたいということで、一度招集をした際には、文化センターの会議室が入りきらないくらい集まったこともありましたので、自分の身にふりかかったり、あるいは切実な問題になると、清水町の町民の皆さんは血相を変えてくるのかもしれませんが、私はなんとか町内の議会にまかせておけばなんとかするだろうという甘い考えがあるのではないかといつも言っているんですけれども、そういうことがあって来ないとしたら、町長が町民の皆さん来てくださいと、町民の皆さんに来てくれというときには、ここはどうしてもやらなければならないと、町民の皆さんに理解をしてくれなかったら困るよというかなり大きな事案というか、町長はちょっと明るい日差しが見えたような話をしていますけれども、私はまだまだ見えないのでないかと思っているものですから、もっと町民の危機感を持ってもらうという立場から、そういう大きな事案をどんと出して、考えを聞かせてくれとなると来るのかなという気もするんですが、町長は仕事が忙しいから来れないんだという話をされておりますけれども、ここは私と相反するところがあるのかもしれませんが、いかがでしょうか。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) 相反するということではないですが、原議員はどの時間帯で皆さんにお伺いしているのかわかりかねますけれども、会場に来ていると思いますけれども、大半が仕事を持っている方というのは、現職で、今現場にいる人はあまり来ていないんですね。たぶん、おつかれなんだと思います。例えば、使用料とかお願いをしなければならないと、さきほども出ましたけれども、市町村合併の問題だとか、財政の問題だとか、そういう部分にはやはり関心があるだろうと思います。それを今回ふれあいテーマというのは、そういう課題を持っていくのではなくて、日頃から考えていることがどのように住民の方々が考えているのかとこういうことですから、多岐にわたるわけです。そういうことから、なかなか意見として出すのもどうかなと、巷では出しても公の場で出すのはどうかなという人もいらっしゃるのではないかと、さまざまな町民の方のお考えもありますから、私は声なき声をその会場でしっかりと受け止めているわけですから、そのなかをこういう考え方をおそらく持っているんだろうと思って、執行にあたっていきたいと思っております。今、原議員、町民が危機感を持っていないのではないかというお話が出ましたけれども、それはまったくありません。町民の皆さんは財政危機の説明会をしておりますから、持っておりますし、報道関係にも出ております。ですから、多くは持っております。それでも、なおかつ安心安全なまちづくりをしてほしいと、そういう声を持っておりますので、私は危機感を持っていると思います。言われているように、財政健全化団体に、そこに向いていかなくて、健全化に向けてやっているわけで、町民の皆さんもそういう面では評価をいただいているわけですから、むしろ理解はかなりされているものだと、その結果、住民要望としてあまり多く出てこないで、自分ら我慢しようということで、町内会等にあってはそれぞれボランティアで植樹や伐採などをしていただいてますし、除雪もしていただけるようになったのではないかと思います。やはり、みんなでまちづくりをしていくということが非常に大切でありますから、そういうことの意識を醸成していくように我々も一生懸命努力してやっていかなければと思います。
○1番(原 紀夫) 終わります。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありますか。
妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) 決算書の86頁、そこに1項3目財産管理費のなかで、点線の下に、自動車借上料とありますね。これについては成果表に詳しく出ておりますので、数字のほうはよくわかりますが、大変町長はお忙しいですから、車を使うということはかなりあると思います。そこで理事者で使っている金額が出ておりますが、そこのところ、これは使いすぎるとか使いすぎないとかではなくて、どんなときにどういう状況で使うかという基準とかいうのはないのか、あるのかということをまずお聞きしたいと思います。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) お答えいたします。理事者等ということで、すべてが理事者ではないわけですが、基準と申しますのは特には設けてはございませんが、あくまでも公務で、町として出席する、あるいは出張する、そういったときに使用をさせていただいてございます。
○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) これが多いとか少ないとかいうことではなくて、そういう基準があるんだろうと思っていたんです。やはりかなり公用車を廃止してから、町長も大変だろうと思うんですが、こういうところにも、目を入れてどういう利用の仕方をするのか、お忙しいですから、緊急の場合もあるでしょうし、町長、大変財政が厳しいんだから、どういうふうに使うかということについて、お考えがあればお聞かせください。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) 公用車をやめて数年になりますが、8年・9年くらいになりますね。最初は委託で五百数十万円という形でしたが、その前は人件費だけでそれはいってしまいますし、燃料費や車検等々含めて、車の更新を考えていくと、かなりの額になるということで、そういう形を取らせていただきました。その後、委託をやめまして、チケット制にしまして、この金額に抑えてきたわけです。一番不便なのは会場が変わる、待ち時間というのがございますが、以前は待ち時間も加算をされておりましたけれども、2時間までは加算をやめてもらうようにしまして、メーター機を動かないようにしてもらっています。町内にあっては、加算がされてしまうと、非常に経費的にかかると、不便はいつ帰れるのかわかりませんので、決まった時間であれば送ってもらって、その時間に迎えにきてもらうということですね。そういうことをやって、なるべく節減をしていきたいということでございます。万が一、自分で運転して事故に遭った場合、以前にありましたので、そういうケースがありましたので、町民の皆さんには迷惑をかけれませんので、私的なもの以外はできるだけ車を使わせていただいているわけです。さきほどの原議員のところでも話が出ましたが、交際費の部分、私はほとんどその部分を使って、私費を投じてやっております。せめて車の分だけでも、最低限の活用だけはさせてもらいたいとこのように思っております。
○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。
○11番(妻鳥公一) 町民の皆さんも大変なので、ひとついろいろな形で節減ということをこれからも望んでおります。
次に、92頁、ここに電子計算機の目がございます。ここで情報化推進費と電子計算費、かなり電子計算機の経費がみておりますが、かかっているんですが、ほとんどすべてが委託になっていると思うんです。委託になるということで、いろんなシステムが変わったり、一般質問でもやりましたが、非常に経費がかかるんだといわれております。プログラムが変わったりしたら委託をすると、そしてやってもらうと、これについて基準というか、このプログラムは技術者がこれぐらいの時間がかかるんだと、だからこの値段だというそういう状況で金額が決まるのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。八木課長補佐。
○課長補佐(八木正明) システム変更等の価格の問題かと思いますけれども、システム自体の問題もございますけれども、例えば清水町にあったような変更を要するような場合につきましては、そこのプログラマーの専門的な知識が必要でございます。その人が何時間かかって、清水町に合ったような変更をする場合に、何時間がかかっていくらかかるという積算があって、いくらいくらというような部分が出てくると思っております。以上でございます。
○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) 技術者の方が腕のいい人と悪いという人、技術レベルがちょっと低い人とかで段階あるんですね。プログラムを修正したり組んだりするときに、そういうのでどの段階の人がこれはどれだけでできるという試算を一般的にしているんだと思うんですが、道は広域連合の、今度の電算なんかにはそういう値段をつけてきているようですが、そんなのが基準としてあるんでしょうね、どうなんですか。これはないとよくわからないんですよ。
○議長(田中勝男) 今、担当係長がまいりますので、しばらくお待ちください。
それでは逢坂係長、答弁願います。
○係長(逢坂 登) ただいまのプログラムに関する作成の件ですが、もちろん私どもが委託している業者につきましては、きちんとした技術を持った会社でございますので、どなたがやっても同じような積算になると考えております。
○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) そうすると結局はこのプログラムは修正するときにはこれぐらい時間がかかって、これだけの修正をしましたというようなふうにして、委託をするわけだから、それぐらいの積算をしているんですか。時間だとか、技術料だとかいうのが入って決まるものだと思いますが。
○議長(田中勝男) 逢坂係長。
○係長(逢坂 登) 1時間いくらということではなくて、1日単位、半日単位で積算をしているところです。
○9番(妻鳥公一) そういうところから、委託料がいくらという積算をこっちで考えているわけですね。向こうも考えているけれども。はい、わかりました。この項は終わります。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありますか。
3番、西山輝和議員。
○3番(西山輝和) 成果表の26頁、公共工事の発注について、お伺いします。町外者と町内者とありますが、請け負った業者が、また下請けに出しているような事例は把握しているでしょうか。
○議長(田中勝男) 栗本参事。
○総務課参事(栗本勝矢) ただいまのご質問ですが、なかには下請けに出している部分もあります。
○議長(田中勝男) 西山輝和議員。
○3番(西山輝和) さきほど言われたように、町内業者がいなくて、町外に出すという部分にはいいんですが、町内業者にもできるような仕事もあると思うんですよね。そういうなかで他所に出しているということはありますか。
○議長(田中勝男) 総務課参事。
○参事(栗本勝矢) 一応、地元業者ができる部分は地元に発注をしております。
○議長(田中勝男) 西山輝和議員。
○3番(西山輝和) なぜこういうことを言うかと言いますと、公共工事が少なくて皆さん業者が仕事がなくて、大変困っているなかで、町内業者を育成するということが一番基本だと思うんです。そういうなかで受注した業者のそういう事情もあるでしょうけれども、なるべく町内でできるものは町内に下請けも出すように心がけていかないと、だめじゃないかと、せっかくの公共事業ですね、他所の町村の業者にやるということは、ちょっとまずいのではないかと思いますが、そのへんは総務課ではどのように認識をしているのでしょうか。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(荒木義春) さきほど参事から答弁をさせていただいたとおり、特殊なものを除いて受注者が工事を施工しているというふうに認識をしておりますし、事実そうだと思っております。今後も今おっしゃるように年々公共工事が減っているなかで、競争力を高めながら、地元の方々に受注ができるような形で進めていきたいと思っております。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
6番、森田慎治議員。
○6番(森田慎治) お尋ねします。成果表の30頁で、総務費の6目企画費について、そのなかの清水町経済活性化戦略会議についてお尋ねします。事業費では支出はゼロになっております。これは一昨年ですか、エタノール構想のなかで立ち上げて、まだ日が浅いわけですから、それなりの活動が十分にできていないかと思いますが、そこに事業効果というのが何点か出ております。この経済活性化戦略会議そのものの事業名からいきますと、これから清水を大きく担うという目的があるかと思います。これが内側の事業で考えるということが主であれば事業費がないということも果たしていいのかどうかと疑問なんですけれども、この目的を遂行するために、事業費がゼロであったということ自体がどういうふうに受け止めておられるのか、その点をお伺いします。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 決算的に事業費はゼロとなってございますけれども、まったくかかっていないということではなくて、各団体にお願いして負担してということで、経費的にはゼロ円になっておりますが、本当に5団体でこの戦略会議を立ち上げました。また、今後更に内容を充実しながら進めていかなければならないと思いますが、現在やっている事業、中心商店街の空き地、空き店舗の状況ですとか、あるいは職を通じた連携事業など、更には企業誘致を行っております。これは戦略会議として、各団体が手を携えながら、進んでいくということになれば、19年度は20年度も予算を計上しておりませんけれども、今後、この会が更に相手方と話を進めていくなかで煮詰まってくれば、当然、戦略会議としても予算を計上させていただいて、強力に推進をしていかなければならないと思います。
○議長(田中勝男) 森田慎治議員。
○6番(森田慎治) 確かにそのとおりだと思うんです。せっかく立ち上げたこの構想というのが、事業名にふさわしい活動をしていただくと、これが清水の将来を担うんだというぐらいの覚悟でやっていただきたいと、そうすると内なる努力なくして、いかに外部に清水をアピールし、外部からそれを導入してくるかということが本来の活性化の意義があると思うんです。ですから、事業費も場合によっては計上すべきだと思うし、そういう特殊な組織ですから、各町内の主だった団体のトップ連中が加盟をするとなれば、そのなかにそういった資金面をやはり蓄えるというか、構想も片方で持ち合わせながら、この活性化戦略会議というものを有効に活用すべきと思いますが、今一度お考えをお願いします。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) ただいま森田議員のご発言をいただきまして、お力添えをいただけることを感謝に堪えないしだいです。私もこれを立ち上げるときに何とか町内の持っている資源を開発してそれを有効に活用をしていくかということが第1点、第2点は外に向けての清水を発信してそれを事業を興すようにできないものかと、こういうことで関連5団体でお集まりいただいて、知恵を絞っていこうとこういうことで、出発点はわずかでございましたけれども、報償費を組ませていただいたんですが、全部の団体、本来ならば、会議開催等々含めてそれなりの費用が必要なんでありますけれども、こういう財政状況でございましたので、ご理解をいただいて本当にそういう経費をかけないできたところです。しかしながら、企業に向けての誘致にいくとなったり、地元での工事の要請をするとなりますと、当然経費がかかってまいります。せめて旅費だとか、宿泊を含めてそのぐらいは必要ではないかと思います。会議については、ボランティアでやっていただいております。更に実用化に向けて、例えば実践化に向けるには大学の協力を得なければならないとか、例えば帯広畜産大学の共同開発センターへのあれをしなければならないとか、十勝圏振興機構にお願いをしなければならないとなりましたら、経費がかかってくるわけです。そういう面ではその部分が必要経費が必要ではないかと思います。更に、町の中で新たにオーガニック的な農業、農産を主にした開発をしていこうとか、清水独自の特色のある食品、加工物をしていこうとか、そういう声が出て協議もそれぞれしてきております。そういうときに助成措置をしていくような方法を考えなければならないのかなと、こういうふうに思っておりますので、限られたなかではありますが、そういうものに対する経費を組んでいかなければならないかなと思います。
○議長(田中勝男) 森田慎治議員。
○6番(森田慎治) 問題は費用対効果がすぐ出るものではございません。人材交流も非常に大事です。そういったものも踏まえながら、せっかくの機会ですので、これを更に意義のあるものにするために、ひとつ再検討をしながら進めていただきたいと思います。以上です。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
4番、口田邦男議員。
○4番(口田邦男) 2点についてお伺いします。
○議長(田中勝男) 口田議員、できれば頁数を言うときには決算書の頁を申し上げてください。
○4番(口田邦男) 90頁、7目、町内会長、農事組合長の報償についてお伺いしますけれども、この件につきましては、町長もかなり関心のある問題ではないかと思いますが、再編の関係でお伺いをしますけれども、再編についてはもう無理であると、諦めたというふうに受け取ってもいいのではないかと思いますが、どうでしょうか。考え方をひとつお聞かせ願います。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) 諦めてはおりません。それから無理だとは思いません。なぜならば、先般もお話をしましたが、高齢化社会ですから、町内会でそれぞれもう一度認識をしてもらおうと、そういうお話をさせていただこうと思っております。福祉ネットワークをつくりあげるためにも、必要なんですね。それから協働のまちづくりについて、前から言っておりますけれども、そういった面でも若年層が少なくなっているなかでは、町内会一単独では大きいところはできます。例えば西文化だとか、鉄南町内、御影も鉄南ですが、そういう大きいところはできますけれども、小さなところは、制限があります。ですから、これはよくご理解をいただくようにしていかなければならないと、今後のことを考えるとそういう組み方をしていったようなことが望ましいのではないかということを申し上げてまいりたいと思います。
○議長(田中勝男) 口田邦男議員。
○4番(口田邦男) 町長が無理ではないとおっしゃいますので、私も再編は必要だと思っております。どうか勇気を持って取り組んでいただきたいと思います。
もう1点、94頁、災害の関係でして、この成果表にも出ておりますように、5年間で整備の継続となっておりますが、今回もやりました。それでこれ以前もやっていたと思いますが、こういったものは全部廃棄にしているのかどうかお伺いしたいと思います。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 17年間整備をさせていただいておりますけれども、それ以前の毛布等は町では特に整備をしませんけれども、福祉の部分で多少はあったと思います。本格的に整備をさせていただいたのは、平成17年からでございます。
○議長(田中勝男) 口田邦男議員。
○4番(口田邦男) はい、わかりました。終わります。
○議長(田中勝男) ほかに質疑はありますか。
(挙手者あり)
○議長(田中勝男) はい、わかりました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) ここで休憩をいたします。
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 質問、答弁にあたっては、特に簡潔明瞭にお願いを申し上げます。
第2款「総務費」第1項「総務管理費」の質疑を続けます。
5番、中島里司議員。
○5番(中島里司) 決算書の85頁にかかわると思いますが、そして成果表の26頁、工事表の発注実績ということで、どういうふうに聞いていこうか、今、議長から端的にということですが、私、今、いろんな方のご質問をお聞きして、この件に関しては1課では済まない、総務課だけでもないという感じがいたしております。前年度、関心を持っておりました、アスベストの除去工事ですが、これは設計は都市施設課の建築のほうが担当をしていたと思います。これでみますと、建築と電気工事、これは特に特殊で職員のなかに専門的な技術を持っているのは非常に少ない業種だと理解をしております。それからいくと、特定の担当者が、言葉に気をつけないといけないのですが、きちんと自分しかできない、ほかの職員はこれを見ても内容がわからない、だから自分の責任の重さを捉えて、1つの仕事にあたるか、あるいは誰も知らないから、俺しか知らないからどうやってもいいんだと思って仕事をするかという、私はさきほどから質問を聞いていてそう感じたんです。アスベストは特殊な工事だし、はっきりいって誰も知らないと思います。私もよく内容はわかりません。そういう設計の過程のなかでは、単価表が一定の基準のなかでやられているのかどうかわかりませんけれども、私はたぶん専門業者に見積もりを徴収して、それを参考にして設計をしたのではないかと思います。そうなってくると、その専門業者を決めるときに、これは担当者としてものすごく慎重に選別をすべきだと、極端なことをいえば、地域を同一地域ではなくて、地域をばらさなければ、言葉は悪いですが、その段階で談合という可能性がないとはいえないです。そのへんまで考えて、実際にですね、これは誰に聞いたらよいかわかりませんが、担当課長ということで、そういう打ち合わせをしたのかどうか、私がお話をしたことを、その結果が入札、落札率にも影響をしていると思いますので、それについてお答えをお願いしたい。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。都市施設課長。
○都市施設課長(安曇達雄) アスベスト設計にかかわりましての、ご質問ですが、お話のとおりアスベストにかかわります事業というのは、町内事業者ではできないということもございまして、特別な配慮をしなければならないという部分につきまして、ご質問の主旨は大変よくわかります。見積もりの徴収方法でございますが、帯広3社から参考見積もりをとりまして、設計を組んでいたということでございます。今、お話がありましたとおり、これを帯広市内だけに限定をして良かったのかどうかという部分については、私どももまだまだ十分に勉強をしていかなければならない部分だと思います。設計内容につきましては、お話がありましたとおり、単価等の設定がございませんので、どうしても参考見積もりをさせていただくということになりますので、設計そのものについては、問題がなかったかなと思いますけれども、徴収方法の内容等については、なお、精査をしながら、慎重に進めていかなければならないと思います。以上です。
○議長(田中勝男) 中島里司議員。
○5番(中島里司) 今のお話で3社ということですが、私はそのうち同じ地域からもらうということは、特殊な仕事ですから、お互いに過去にもいろんな物件でそういうメンバーで、そういう見積もりというのはやっている可能性は十分にあると思って、2社であろうが3社であろうが、同一地域というのは、私は問題があるというふうに、さきほど申し上げたつもりなんです。課長としては、今、良かったのかどうかということでお話をされておりますけれども、そういうことを踏まえて、私は物件だけではなくて、自分しかわからない、自分が指導的、そういう責任というものを考えたなかでは、より一層自覚を持ちながら、責任の重さ、自分の価値観、そういうものを私は捉えて仕事をしていただきたいと思います。さきほど、総務課長が、合同をしたほうが安いというお話がございました。これは入札の方法としては、できるだけ大型化したほうが経費率などは下がるという例はございますけれども、今のアスベストに関しては、このトータル金額からいったら1,000万円弱、アスベスト見積もり価格を私は聞いてはおりませんけれども、おそらく、600万円ぐらい、場合によってはそれ以上の見積もりが出ているんじゃないかと思います。窓枠の工事、先に出していますから、それを引けばいくらぐらいがアスベストの費用にいっていたのかといったときに、非常に、アスベスト専門業者で競争をした場合のほうが、半分とは言いませんが、6割から7割程度で可能性があったと思います。そういうことですから、さきほど総務課長がお答えをされていたトータルして安くなるということについては、今一度、いろんな業種をみながら、判断していただきたいと思いますが、そのへんについては総務課長はどんなふうに考えていただけますでしょうか。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○町長(高薄 渡) 私ども、入札、契約事務をさせていただいてございます。さきほどのアスベストにつきましても、担当課からそういう工事内容で上がってきまして、設計については存じておりませんけれども、そういう工事の依頼があって、入札と契約を更に進めたということでございます。トータル的に考えて、一般的にお話をさせていただきました。今後も私の前の質問もございます。そういったものを踏まえながら、現課では考えていただけるでしょうし、私どもも内部で本当に十分に精査をしながら、進めていきたいと思います。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 第2款「総務費」第2項「徴税費」95頁からの質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 第2款「総務費」第3項「戸籍住民基本台帳費」95頁からの質疑を行います。
質疑はありませんか。
9番、妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) 毎回ここでやるんですが、住基ネットで、98頁です。これも委託をかけて全部やっているようですが、このなかで住基ネット、住民交付用ICカード、ちょっとお聞きします。これはどのくらい発行をされているんでしょうか。
○議長(田中勝男) 細野課長補佐。
○課長補佐(細野博昭) 19年度中の発行枚数は3枚でございます。このシステム運用は平成15年から始まりまして、19年度までで63枚の発行でございます。以上です。
○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) これはあまり63枚ぐらいというのはずいぶん少ない数なんですが、これが発行されることによって、住民が得る利点というのがあろうかと思いますが、そういうのは最初から14年から何か、できたときにこれとこれと言っているのか、その後もなんか変化した内容があるのでしょうか。
○議長(田中勝男) 細野課長補佐。
○課長補佐(細野博昭) 発足以来の件数が10件、あるいは10件以下の年もございましたけれども、平成19年度につきましては33件と、過去の数字よりも大幅に伸びたところでございます。これにつきましては、確定申告の際に、電子申告といいましょうか、e-Tax(イータックス)、インターネットを通じた申告をすることによって、特別な控除を受けることができるということがございましたので、その申請をするためには、電子的な個人認証をする必要があるということで、平成19年度に引き続きましては、過去の件数より大幅に伸びて33件ということがございました。以上です。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで質疑終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 第2款「総務費」第4項「選挙費」、97頁からの質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 第2款「総務費」第5項「統計調査費」101頁からの質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 第2款「総務費」第6項「監査委員費」101頁からの質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
以上で、「総務費」の質疑を終わります。