平成20年第7回定例会(9月22日_日程第1_平成19年度一般会計決算審査_歳出 衛生費)
○議長(田中勝男) 第4款「衛生費」第1項「保健衛生費」、129頁からの質疑を行います。
質疑はありませんか。
7番、奥秋康子議員。
○7番(奥秋康子) 129頁、保健予防費のところですが、当初の予算ですと、60,564,000円の予算額から補正で4,706,000円と減額をされておりますが、そういうなかでちょっと気になりましたのが、委託料の関係なんですが、この委託料の不用額が1,260,555円ということでありまして、非常にやりくり上手というか、財政難であるため、経費の切りつめで問題はないとおっしゃるかもしれませんけれども、特に気になりますのは成果表64頁、基本健康診査のところですが、これは清水町の人口10,480人のところ、受診された方が延数924人ということで、極めて少ないと思うんですが、受診者の何パーセントが要注意だとか、再検査の必要があったのかということをお尋ねしたいと思います。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。仲上グループリーダー。
○グループリーダー(仲上尚子) 平成19年度の基本健診の受診者の結果についてですが、けんこう健診につきましては、異常なしの方は39名、要指導の方は374名、要医療の方が276名という結果になっております。
○議長(田中勝男) 奥秋康子議員。
○7番(奥秋康子) 今の割合を聞いても、大変な数の方が要するに再検査だとか、要注意だということであります。そういうなかで、対象者といいうのか、その人達全員が受診をできるように、私はしなければならないのかなと思います。そういうなかで、対象者の方々にどのような周知のしかたをしているのか、説明をしていただきたいと思います。
○議長(田中勝男) 仲上グループリーダー。
○グループリーダー(仲上尚子) 平成19年度につきましては、老人保健法で定められました健診のスタイルで行っております。それで、医療中の方とか、健診をほかで予定している方を除く40歳以上の方ということで、町内回覧ですとか、広報しみずとか、いろいろな老人クラブとか、あらゆる機会にそういうような健診の説明、周知を図っております。
○議長(田中勝男) 奥秋康子議員。
○7番(奥秋康子) なかなか受診をされる方も少ないかもしれませんけれども、決算の反省にたってまた来年度の予算を編成されるということなんでしょうけれども、受診者が少ないから減額したと、減額しても受診者が少ないということで、更に減額をするということがないように、積極的に受診をされるように、PRをしていただきたいと思います。
○議長(田中勝男) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊藤 登) ご意見を参考になるべく受診者が増えるような手立てというか、PR等々を考えてまいりたいと思います。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
9番、妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) 奥秋議員の質問に関連するんですが、132頁のけんこう検診ですね。これは国保でいえば何人とかいう割合につきましては、別に問題にするわけではありません。こういう検診をやって、その検診によって、成果表に書いてありますけれども、本人が病気に気をつけるようになって、治療を受けたりすると健康になろうとする努力をするわけですが、この保健指導というのをどんなふうに考えられているのかということと、健康について町民に役場の施策としていろいろやるわけですが、町民の健康維持のための他の施策もあるわけですよね、そういうものとの総合的な関連というのはどうやってつけていっているのかなということを感じるんです。ばらばらにそれぞれの施策が行われているのではないかという気がしてならないのですが、こういう検診だとか、スポーツ振興だとかなんとかというものが、きちんと結びつくようなことがないものかなと、いろいろな健康体操やってみたり、健康器具が出てきているので、それとの関連で町民の健康を増進させるという必要があるのではないかと思うんです。それについてここでお聞きしたいと思います。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊藤 登) 今のご質問にお答えしたいと思います。まず、保健指導と健康維持の結びつきということで、スポーツも含めてということですので、幅広いかなと思っております。実は健康増進計画というのもありますし、それに則っていろんな栄養指導も含めてやっているわけですが、例えば農村部だと冬期間しかできないだとか、町だと夜に開催をするようなことになるとなかなか人が集まらないということもありまして、苦慮をしているんですが、健康維持のために総合的に考えていく必要があるということは認識をしております。そのなかで何ができるのかというといつも話題になりますように、さわやかプラザだとかそういう場所を利用しながら、なんとか結びつけていけないかなと考えております。このへんについての計画もありますので、そことの整合性も含めてほかの課の関係もありますので、そのへんをきちんと連携して計画を見直していきたいと考えているところです。
○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) 130頁に戻りまして、ここで気になったのですが、保健衛生費のなかで、1,100万円の不用額を出しているんですね。削りながらだんだん不用額が出てくるという状況は、基本的にどんな形でこれが出てきたと考えられているんでしょうか。
○議長(田中勝男) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊藤 登) ここに記載がされているように、後期高齢者システム開発委託料が繰越明許に載っているんですが、その分について、当初、国から割り当てられたお金というんですか、整備費としてきたんですが、結果としていろんな状況のなかで安くなったと、これが大きく357万円の不用額が出たと、それについては当然、繰越明許ですから、実施したのは次の年ですので、18年度に予算を組んで19年度に実施したということで、もう補正もなにもできないということで、不用額として残ったということでございます。後は、ぎりぎりまで待っての事業等があって、最終的には不用額ということになったものです。特別会計も含めてそういう状況が生まれたということでございます。
○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) そうすると、検診の不用額もかなり出ていますから、これは検診を受けたりする人が少なかったと、予定はもっと多かったけれども少なかったんだということになるのでしょうか。
○議長(田中勝男) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊藤 登) 委託料の部分でいきますと、備考欄の16とありますけれども、予防接種委託料というのですが、インフルエンザの関係ですが、病院に支払いをする、それについてはいつ流行るのかわからないと、途中で補正をして落とすわけにはいかなかったんです。そういうことで、たまたま昨年はインフルエンザが少なかったということで、120万円ほど減額になったということで、不用額として残りました。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。
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○議長(田中勝男) 第4款「衛生費」第2項「清掃費」、137頁からの質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
以上で、「衛生費」の質疑を終わります。