平成20年第7回定例会(9月22日_平成19年度会計決算総括説明)
○議長(田中勝男) 日程第1、認定第1号、平成19年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号、平成19年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、平成19年度清水町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号、平成19年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号、平成19年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号、平成19年度清水町集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号、平成19年度清水町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号、平成19年度清水町上水道事業会計決算の認定について、以上、合計8件の各会計決算の認定についてを一括議題とします。
提出者より一括議題とした合計8件について、総括的な提案理由の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(荒木義春) それでは認定第1号から認定第8号まで、一括して提案理由のご説明を申し上げます。皆様のお手元には、各会計最終歳出の決算書と上水道事業決算書及び各会計主要政策成果表並びに監査委員によります監査意見書を添えまして、お届けをさせていただいてございます。
まず、各主要政策成果表にて、各会計の決算についてご説明をさせていただきますので、成果表の1頁及び2頁をお開きください。ここには上水道事業会計を除く各会計の歳入歳出決算額が記載されております。
一般会計につきましては、歳入決算額7,011,180,136円に対しまして、歳出決算額は6,904,832,261円で歳入歳出の差し引き残額は106,347,875円となったところでございます。この処理につきましては、地方財政法及び地方自治法の規定により、決算剰余金の2分の1以上の額であります、1,347,875円を財政調整基金に積立て、5,000,000円を平成20年度一般会計に繰り越したところです。
以下、各会計の歳入歳出の差し引き残額について、ご説明をさせていただきます。
国民健康保険特別会計の歳入歳出の差し引き残額21,540,710円につきましては、国民健康保険基金へ積み立てております。
次に、介護保険特別会計の歳入歳出差し引き残額16,943,953円につきましては、平成20年度介護保険特別会計へ繰り越すものであります。
なお、残りの老人保健特別会計ほか3会計につきまして、歳入歳出同額で決算をされているところでございます。
次に、決算書の本体、冊子のほうですが、239頁をお開きください。
4番として基金の表がございます。この表からは一般会計における各基金の合計額1,365,529,000円が平成19年度末における残高になっております。これにさきほど申し上げました財政調整基金への積立額101,347,875円が加わり、積み立て後の基金残額は1,466,876,875円となるものであります。
次に、上水道事業会計決算について、ご説明を申し上げますので、おそれいりますが、別冊の上水道事業会計決算書をご覧いただきたいと思います。1頁及び2頁をご覧ください。平成19年度清水町上水道事業会計決算書の収益的収入及び支出につきましては、収入で129,224,462円、支出で120,492,410円の決算額となったところでございます。
次の頁をお開き願います。3頁、4頁でございますけれども、資本的収入及び支出につきましては、収入で417,516,450円、支出で466,819,066円の欠損額となったところであります。
次に財務諸表についてご説明を申し上げますので、5頁をお開き願います。損益計算書についてご説明申し上げます。営業収益は平成19年6月からの料金改定による給水収益の増により、117,099,314円となり、前年度に比べまして4,560,276円の増収となったところでございます。
また、経常利益が7,424,732円となりました。この経常利益から特別損失20,352円を差し引いた7,404,380円が平成19年度の純利益ということになります。前年度までの繰越欠損金1,498,956円にこの純利益を加えますと、当年度末の未処分利益剰余金は5,905,424円となったところでございます。
6頁、剰余金計算書につきまして、利益剰余金と資本剰余金についてそれぞれ記載をしてございます。7頁の剰余金処分計算書案について、ご説明申し上げます。さきほど説明を申し上げました、当年度の未処分利益剰余金の5,905,424円のうち、地方公営企業法の規定により、減債積立金5,900,000円、翌年度繰越利益剰余金5,424円として処分しようとするものでございますので、よろしくお願い申し上げます。
続きまして8頁、貸借対照表につきまして、ご説明申し上げます。資産の部ですが、固定資産の合計が1,645,376,790円となり、流動資産を加えた1,669,032,097円が資産合計となります。
9頁の負債の部ですが、流動負債につきましては、未払い金が2,680,620円となってございます。最後の資本の部ですが、資本金と剰余金合わせた資本合計は1,669,032,097円となりました。
以上で、上水道事業会計決算書の説明とさせていただきます。
平成19年度各会計決算につきましては、監査委員の審査意見としまして、歳入につきましては、町税、国民健康保険税、各種使用料等の収入未済額及び不納欠損額の縮減などに努め、納税者に不公平感を抱かせないように一層の努力を求められたところであります。また、歳出につきましては、行財政健全化実行プランにより進められているところですが、地方交付税の一般財源の減少、消費、燃料の高騰による施設維持費の増加、老朽化による施設修繕費の増加等もあって、厳しい財政事情が続いており、事務事業について更なる効率化を図り、効果的な行財政運営を進め、財政基盤の強化を図るようになお一層の努力を求められたところです。
以上、平成19年度一般会計及び特別会計、上水事業会計の決算につきまして、地方自治法の定めるところによりまして、事務事業の概要を記載した主要政策成果表及び監査委員による決算審査意見書を添付し、説明に代えさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いします。
○議長(田中勝男) 質疑を行う前に、各議員にお願いをいたします。
質疑をされる場合は、初めに質疑箇所の頁数を言ってから質疑していただくようにお願いいたします。
なお、主な事業内容、事業効果等につきましては、配布しております、主要政策成果表に記載されておりますので、できるだけ省略をしていただき、効率よく審査を実施していきたいと考えておりますので、ご協力をお願いいたします。
ここでおはかりします。
認定第1号から認定第8号に係る平成19年度清水町一般会計及び各特別会計歳入歳出決算認定の8件につきましては、本会議での質疑を3回までとする会議規則第54条の規定を適用しないで審議を進めたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、認定第1号から認定第8号に係る平成19年度清水町一般会計及び各特別会計歳入歳出決算認定の8件につきましては、会議規則第54条の規定を適用しないで審議を進めることに決定いたしました。
なお、質疑の方法は、一問一答方式により行います。