平成21年第10回臨時会(10月19日_日程04)
○議長(田中勝男) 日程第4、行政報告を行います。
町長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。町長。
○町長(高薄 渡) 第10回清水町議会臨時会におきまして、行政報告2件を報告させていただきます。
最初に、定額給付金の申請及び給付結果につきまして、ご報告いたします。
本町の定額給付金申請は、4,518世帯を対象に本年3月30日から申請書の受付をしてまいりました。
定額給付金は、申請の前に単身の世帯主が死亡したり、外国人登録をされている方が国外に転出された場合には申請受給資格が喪失するため、申請期限の9月30日現在の給付対象世帯が4,514世帯、給付対象額は162,412千円であります。
町では全ての対象者に申請・受給をしていただくよう、申請書を簡易書留郵便により確実に対象者にお届けするとともに、広報や新聞折込等による周知や、医療機関・福祉施設などにもご協力を頂きながら、町民に制度の理解と速やかな手続のお願いをしてまいりました。また、不在等により申請書が配達されなかった方への電話やご案内文書の送付を行い、申請が未了の方に対しては6月から9月の間に3回にわたって早めの申請をお願いする文書を送付するなどの対応を取ったところであります。
6ヵ月間の全申請受付件数は4,496世帯、うち2世帯は給付金の受給についてご辞退され、4,494世帯(99.6%)の方が定額給付金を受給し、その給付総額は162,088千円(99.8%)となりました。
以上、定額給付金の申請及び給付結果につきましての行政報告とします。
なお、2世帯の受給の辞退でございますが、申請はしていただいたのですが、申請書に辞退の文書でございますが、文書で辞退すると、辞退するかどうかという文書ありますので、そこにご辞退ということになったわけでございます。
次に、北海道が実施した「平成21年冷湿害等による農業被害調査」の結果につきまして、ご報告申し上げます。
本年、5月中旬に発生いたしました気温低下及び強風の影響により、一部農作物等に被害が発生し、また、6月中旬以降の長雨及び低温等の異常気象により、全道的に農作物全般におきまして、収量減少や品質低下による農業被害が発生したところであります。
このような状況を受けまして、この度、道が今後の農業被害に係る必要な対策を講じるための基礎資料とするため、全道各市町村を対象に10月1日現在の「平成21年冷湿害等による農業被害調査」が行われ、算出方法として示された被害程度別面積から試算した本町の被害総額は、関係機関と協議を行った結果、約645,000千円となり、10月10日付けで関係書類を提出したところであります。
各作物別の被害金額は、秋まき小麦で約213,000千円、てん菜で約150,000千円、豆類で約79,000千円、馬鈴薯で約187,000千円、その他野菜等で約16,000千円となったところであります。
また、飼料作物では、牧草及び飼料用とうもろこしで、品質低下による被害総額として、約22,000千円と試算したところであります。
以上、北海道が実施した「平成21年冷湿害等による農業被害調査」の結果につきましての行政報告といたします。
なお、本被害金額等々につきましては、確定ができていないものがございますので、今後の最終的な状況によりまして、関係機関との協議を行い、対策をすべく、準備もしていかないとならないと考えております。被害に遭われました生産者の皆様には、春以前の雪のあるうちから、それぞれご努力をいただいてきたわけですが、残念ながら、天候不順でこのような結果になるような予想がされているところでございます。
なお、ビート等につきましては、土曜日からそれぞれ金曜から土曜日にかけまして、本町で遅くなりましたけれども、1週間程度遅くなりましたけれども、収穫や搬送作業が始まっているところです。本日、ホクレン工場長以下5名の方が操業開始のご案内を、始まりましたということでの挨拶にまいりましたけれども、約2割の減収の状況ではないかということが言われております。以上、農業関係の被害についてのご報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(田中勝男) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら、許可いたします。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
これで、行政報告は終りました。