北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成21年第10回臨時会(10月19日_日程07)

○議長(田中勝男) 日程第7、議案第88号、工事請負契約についてを議題とします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。総務課長。

○総務課長(荒木義春) 議案第88号、工事請負契約について、提案理由のご説明を申し上げます。
1、工事名 清水下水終末処理場受変電設備機器更新工事
2、方法 平成21年10月15日、4社による指名競争入札の結果、落札によるものでございます。指名業者につきましては、日星・御影特別共同企業体、道富士・高野特別共同企業体、美和・山光特別共同企業体、北海道三菱・牧野特別共同企業体でございます。
3、契約金額 消費税込みで48,300,000円
4、契約の相手方 北海道三菱・牧野特別共同企業体 代表者 札幌市東区北24条東2丁目5番15号 北海道三菱電機販売株式会社 代表取締役 葛西武
 次に、工事の概要についてご説明申し上げます。本工事つきましては、下水終末処理場全体の動力供給の主要な部分の受変電設備の機器更新工事でございます。本処理場につきましては、昭和61年に供用開始以来23年が経過し、それぞれ機器の老朽化が顕著になってきておりますので、平成11年度より国庫補助を受け、計画的に機器更新を進めてきてございます。今回更新をいたします受変電設備につきましては、供用開始時に設置して23年が経過しております。老朽化が激しいため、国の補助金を受けて、今回機器更新を行うものでございます。工期としましては、契約時から平成22年3月10日を予定しております。
 以上、議案第88号の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただけますようお願いします。

○議長(田中勝男) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 5番、中島里司議員。

○5番(中島里司) 入札にかかわって、さきほどもそうですが、所在がどこに本当に責任があるのかなというのが見えない部分があるんですが、今回の議案第88号についてですが、今、総務課長が言われた指名についてですね、指名権は絶対なものですから、あれですが、ちょっと私には早口で聞き取れませんでした。この議案も金曜日に発送になって、土曜日に着いていますから、私達が疑問に思っても調べる時間がないんですね。例えばちょっと行ってお伺いするとか、そういう部分を今回この議案で感じました。平日があればいいんだけれども、土・日が入った議案というのは調べようがないですね。事前に調べることが。私はすべて議会でここで聞かなくてもいいと思っていますから、聞けるものは直接伺って聞くべきだと私は思っておりますから。それからいくと、今回、指名のなかにどうも大手、地元全部4社がサブに付けられているようですが、実際に目となる会社の力関係、ちょっと業者全部詳しくはわからなかったんですけれども、どうも私が聞いている限りでは、目になる業者の資格というのに、ちょっと差があるように思うのですが、そのへんは選考委員会でどのように検討されたのかお伺いしたいと思います。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) 今回の特別共同企業体の関係ですが、4社とも出資割合は7対3という形で本町に審査が上がってまいりまして、入札参加資格審査委員会を経てこの4社を入札参加資格があるというふうに認めたところでございます。それぞれ地元の町がどことどう、ご案内のように、町が特別共同企業体の場合、あるいはその形状もそうですけれども、町がどうということではなくて、あくまでも企業が自主的に構成を組んできたということで、それをそのまま資格審査会のなかで、審査を経て決定をしたという経過でございます。

○議長(田中勝男) 中島里司議員。

○5番(中島里司) 特別企業体のなかでの比率は7対3ということらしいですが、それはそれとして、私が聞いているのは、確かに業者間で主体的な企業体を組んで申請を出して指名をしているというふうには理解しておりますけれども、私が話しているのは、結局は目になる会社が本町で指名を何回か受けている、極端なことを言えば、まったく指名をされていない実績のない会社が地元の会社と組んできたから、単純に指名をすると、これはちょっと私は違うのではないかという気がするんですよね。さきほども出ていましたけれども、やはり過去に、これを見ていますと建設当時から入っているのが三菱だというふうに記憶していますが、それはそれとして、指名競争ですから、競争可能な条件下のなかで指名をしていくというのが本来だろうというふうに思います。地元が組んできたから指名をしましたというのは、それは違うような気がするんですが、基本的なものはメイン同士が競争可能かどうかということを審査する必要があるというふうに思いますが、そのへんはいかがでしょうか。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) 今回、電気工事ですが、過去に今から23年前にこれは終末処理場が建設をされていますから、その当時はおそらく地元のこういう電気屋さんというか工事屋さんが入らないで、大手でやられていたかなという気はしますが、その後、平成11年以来、機器更新については、すべてというか大きな事業については特別共同事業体の申し出があってそれぞれの業者にお願いしてやってきた経過がございます。ですから、それ以後、大手の企業に清水町が発注したとか、指名したとか、そういう工事はございませんので、そういう経験は今まではないという認識をしてございます。議員、ご案内のように、特別共同企業体につきましては、経験だとか技術の拡充強化だとか、そういったものを図って、工事を適正・円滑し、確実に施工するといったようなことが目的として結成されている企業体ですので、当然、私どもは4社のなかで十分に競争の原理が働いて、今回の落札になったというふうに認識しているところです。

○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) これで質疑を終ります。

○議長(田中勝男) これより討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第88号、工事請負契約についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第88号は、原案のとおり可決されました。