平成21年第1回臨時会(1月20日_日程4)
○議長(田中勝男) 日程第4、議案第1号、非常勤職員の報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
町民生活課長。
○町民生活課長(草野和好) 議案第1号、非常勤職員の報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明いたします。例規集では第1巻4,291頁から4,312頁までに登載されております。改正の内容につきましては、非常勤職員の職名及び報酬額を定めている別表1から、交通安全推進員の項及び交通安全支援員の項を削るものです。交通安全推進員の業務内容につきましては、本町ではこれまで男性1名を配置し、交通安全パトロールを通じて、町民の交通安全意識の喚起や安全運転の呼びかけ、老人クラブや学校等の交通安全教室での指導などを主たる業務として実施してまいりました。交通安全支援員につきましては、女性2名を配置し、清水と御影の児童生徒の登下校時の安全通行の保護と誘導を図り、交通事故を防止してきたところであります。
この交通安全推進員、交通安全支援員につきましては、昨年度策定しました行財政健全化実行プラン、第二次緊急3か年計画では、交通安全啓発の推進体制や交通安全街頭指導体制を見直すこととしていたところです。行財政改革と協働のまちづくりの観点から町の非常勤職員としての交通安全推進員、交通安全支援員は廃止するものの、その任務は重要であり、今後も必要であります。
新年度からの見直し内容につきましては、12月定例町議会での議論を踏まえて、過日に生活安全推進委員会の役員会を開催し協議いたしました。その結果、次のとおり実施してまいりたいと考えております。町内の交通安全パトロールについては、担当職員と生活安全推進委員会で実施してまいります。交通安全教室等の指導につきましては、基本的には新得警察署に講師派遣を要請し、実施してまいります。児童生徒の登下校時の街頭指導につきましては、生活安全推進委員会で、町民公募により交通安全専門員として専任できる方を固定箇所に配置してまいります。また、アンケートで協力できるとご回答いただいた現在の生活安全推進委員会の部会員の皆さんには学期始めの各時期などにこの交通安全専門員を強化する形で、町内数箇所で指導をいただくことにより、交通安全街頭指導体制を拡充してまいります。
このように、先の提案では生活安全推進委員会の皆さんを中心に街頭指導を行う内容でありましたが、再検討の結果、公募による交通安全専門員を機軸に街頭指導にあたる方法に変更いたしましたので、ご理解いただきますようお願いいたします。一部改正条例の附則としまして、この条例は平成21年4月1日から施行するものでございます。以上で、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いします。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
1番、原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 12月定例会におきまして、私から一般質問含めて反対の旨を討論のなかで表明したところです。今回、新たな提案として、生活安全推進委員会の協議を経て、担当課長から説明をされた分について、私は新聞報道についてのみ知るわけですが、それらの部分についても、今、課長から出てくるのかなと気がしたわけですが、専門員を配置、公募によって行って、配置をすると、新聞等では30歳代から50歳代といろいろ書いてありましたけれども、それらについても今触れていないということは、私はなんか納得できないという気がするんですが、私なりに今回新たに提案をされてるわけですから、数点にわたって再度お尋ねをさせていただこうと思います。
行革と協働のまちづくりの理念に基づいて、協議をして今回再びまた新たな提案をしたんだと私は理解するわけですが、町長は、私たちの町の町長であると同時に、清水町の防犯と交通を兼ねた生活安全推進委員会の会長という誠に重たい席についていると、私は考えているわけです。したがいまして、今回新たな提案をされましたけれども、私は今回の提案を含めて、どうも推進員をなくする、交通支援についても従前の対応から変えていくということを踏まえて考えたときに、生活安全推進委員長として考えたときに、このことで従前より以上ですね、交通安全等により向上した対策が取れるのかどうか理解しているのかお尋ねします。
そこで、今回新たな提案をされたわけですが、これは1点目の質問ですが、このなかで新たな提案は過去に言われておりますように、職員の意見を十分に聞いて、12月の段階で否決したわけですから、職員に果たして否決をされたんだけれどもということを踏まえて、新たな提案を出されているのかどうか、はたまた幹部の皆さんだけの考えで、またこういう形にまとめたのか、生活安全推進委員会のなかでまとめたので、それをそっくり出してきたのか、このへんについてお尋ねします。
2点目ですが、交通安全推進員の業務についてお尋ねします。従前に行われておりました町内の交通安全啓蒙に対するパトロール等については、職員に代わって専門とする職を持った推進員が勤務時間中にフルに町内を巡回しているわけではありませんけれども、より密度の濃い巡回ができていたと、私は判断をするわけです。したがって、今度、今後については、このパトロールの回数等が職員により行うということでありますから、従前からみると私はかなり巡回の回数等についても少なくなるのではないかと、こういうことが私は予想されるのではないかと思うわけですが、このへんについてはそのような心配はないと、従前と同じような対応ができるとお考えなのかどうかお尋ねします。
3点目ですが、交通安全推進員が欠員のまま現在に至っているわけですが、町内のなかで、こぐまクラブであるとか、交通安全教室、あるいは老人クラブであるとか、新たにできている少年の交通隊ですか、子どもたちが未来を担って交通行政にかかわっていく意識をしっかり持つという面からみると非常に大切な活動であろうと私は思うわけですが、今後、このことを行うにあたって、職員だとかあるいは警察官が中心となって行うということになるわけですが、この状態で以前と違って支障は本当にないのかということについてお尋ねするわけです。従前から町長は今後については、警察官に依頼をするというお話をされておりますが、私は警察官といえども本務があるわけですけれども、交通行政そのものは町の大きな行政のなかの柱に配置する部分だと私は考えるわけで、このへんについて本当に心配がないのかどうか、このへんについて再度お尋ねします。
4点目ですが、交通支援員の関係についてです。過去、生活安全推進委員会の役員会の協議のなかで、一般町民から公募するのでは、公募した方が責任を持って街頭指導をしてもらえるのかどうかが心配なんだということを町は話されているわけですが、今回、公募するにあたって、このなかで以前はそういう心配をされていたんですが、この部分は心配がないと、以前と違う考えにたっているのかどうか、このへんについてお尋ねいたします。
加えて、街頭指導の対象については、担当課長に12月の議会でお尋ねしましたが、登校時は当然ながら1年生から6年生までが対象になるわけですが、下校時は1年生のみと、こういうことを私は確認をしております。今回のこのなかでしっかりと考えているとするなら、低学年ということであれば、1年ではなくて、1年から3年に広げたとか、そういう前向きなことを考えているのかどうか、私は疑問に思っているわけであります。このへんについてはどのように考えているのか。
それと、さきほどですね、町内公募と言われておりましたけれども、新聞報道では30歳から50歳までということですが、このへんについては、女性だとか、男性だとか、そういうこともなくですね、フリーにお願いをするということであると理解をしていいのか、加えて、募集した結果、どうも応募する人がいないというときにはどういうふうにしようとされているのか、このへんについてお尋ねします。
それから5点目ですが、有償ボランティアの報酬についてお尋ねします。平成17年度には2,916,000円を支援員の報酬としてみておりました。それ以降、18年度から1名減員して1,944,000円ですか、この費用を支出し、本年までにいたっているということであります。したがって、今回の措置で額については、まだ言われておりませんけれども、その額を含めて、配置したときに、この1,944,000円の費用と差し引きするとどのぐらいの削減効果が出ているのかどうか、このへんについてお尋ねします。
最後ですが、私は妙覚寺の前の交差点については非常に問題が多いと、したがって、あの箇所にしっかりと注意を払って配置をするべきではないかと私はこういうことを主張していたわけです。ほかの箇所は問題がないというわけではありませんが、特にあの箇所については重要だと、私は判断したわけです。この箇所以外にですね、他の箇所については、若干はトーンダウンするかもしれませんが、専任ではなくて、ボランティアで配置をするとか、そういう考えはまったくなかったのかどうか、このへんについてお尋ねいたします。質問事項が多くなりましたが、以上のことについてご答弁をお願いします。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 休憩いたします。
(休憩中、答弁調整)
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。町民生活課長。
○町民生活課長(草野和好) お答えいたします。
1点目の職員の意見を聞いて、今回の見直し案をしたのかというお話でございます。当然、12月に提案をしまして、提案時もそうですが、町民生活課のなかの住民活動グループのなかで協議をしながら12月も提案をさせていただきましたが、同様、今回も否決を受けて、グループ会議を行い、その後に理事者等と協議をしてきたところです。それから交通安全推進員の業務につきまして、1名が減るなかで、現状のなかで生活安全推進委員会の協力を得たとしても、パトロール等の回数が減るのではないかというご質問でした。当然、現状のスタッフのなかでは減っていくのかなというふうに考えるところですが、住民活動のなかでは交通安全以外にもいろいろと検討課題を抱えておりまして、そういった部分で、町長から新年度増員をしたいというお話も伺っております。そうなれば、できるのかなというふうに考えているところでございます。
同様に推進員が欠員のままでどうなのかというなかで、5月以降欠員のなかで交通安全教室等の指導依頼も何件かございました。これにつきましてはその都度新得警察署にお願いをしながら、対応をしてきたところです。こぐまクラブ等につきましては、こぐまクラブの役員会もございまして、役員と職員が協働で行ってきたということでございます。この部分につきましても、職員が増員されれば対応ができるのかなというふうに考えております。
それから支援員の関係で、一般町民公募、当初、町が生活安全推進委員会に投げかけたときに、責任を持ってやってもらえるのか心配だというお話があったのではないかと、そんななかで、今回、部会員のなかで年間どの程度できるかということでアンケート調査を行い進めてきたところですが、12月の、いわゆる入れ替わりの有償ボランティアで、本当に小学校の前の道路は大丈夫なのかというご意見もいただきまして、過日、生活安全推進委員会のなかで、再度協議をさせてもらいまして、ある程度若い方、そして子どもと接するわけですから、明朗な方、健康な方ということで、30歳から50歳ぐらいの方を公募しようということになったところでございます。当然、そういった心配を払拭するために、公募いただいた方がイコールOKではなくて、一応、面接という形で徹底していきたいと考えております。
次に、街頭指導の対象ということで、登校時間は1年生から6年生まで、同じ時間帯ですので、1時間程度その時間帯で対応ができるわけですが、下校時間は1年生だけでいいのか、対象を広げないのかということですが、下校時間につきましては、1年生から6年生まで毎週まちまちで、当然、高学年の下校時間は遅い時間になってまいります。現在の実態としましても、午前1時間、午後1時間の街頭指導ということで、割り当てしているわけですが、実態としましては、議員のお話のとおり、登校時間はまあまあその時間で済むわけですが、下校時間につきましては、1時間では収まらないという部分も実態です。過日の生活安全推進委員会のなかでも、現場で青色パトロール等をやられている方のご意見のなかでも1時間では次から次へと子どもたちが帰ってきて終わらないということで、この下校時間の街頭指導体制の延長をしてはどうかというご意見をいただいております。そのへんも踏まえまして、対応をしていきたいというふうに考えております。
それから、募集要項について、新聞見たなかで詳しい中身がどうなのかというお話のなかで、30歳から50歳で、男女はフリーかというお話でした。今回、議決をいただいた後に、さっそく公募をしていかなければならないのですが、そういった部分についても、役員会で検討をさせていただきました。応募要件としましては、30歳くらいから50歳くらいまでの健康で明るく元気で実直な方ということで男女、女性とは特定してはおりません。
報酬額についてはどの程度みているのかということでございます。非常勤職員の部分につきましては、月額81,000円以内ということで、月だいたい20日程度出られるというなかでは、1時間当たり2,000円程度かなと、いうふうに思っております。また、清水にはもう1名生活安全推進委員会のほうで配置をしていますが、この方につきましては、現在、1,000円を切れる額でございます。そういったなかで、専門員の報酬額については、現在1時間当たり1,000円程度を考えているところです。妙覚寺の一番危ないところに専門員ということで、そのほかはどうするのかということですが、確かに妙覚寺のところが一番危ないということで認識をしておりますが、交通安全専門員という形のなかでは、そこに格差をつけるのはいかがなものかということで、現在、生活安全推進委員会で置いているもう1名の方、御影に置かれている非常勤の方、この3箇所について、専門員として配置をしたいと考えております。
最後に、行革効果でどうなのかというお話でございます。交通安全支援員の報酬につきましては、20年度予算で1,944,000円ということでございます。12月議会のなかでは、総合計画のローリングのなかで1,440,000円という数字もお話したところですが、今回、1時間当たり1,000円ということで計算をしますと、1,748,000円程度が必要かなと思いますので、20年度予算と比較しまして196,000円の減になるかなというふうに考えています。以上です。
○議長(田中勝男) 町長、答弁ありますか。町長。
○町長(高薄 渡) それではご答弁を申し上げます。ただいま課長からいろいろと細かい点についてお話させていただいたところです。私は会長という立場にありますが、これはなぜ会長なのかということをご説明したいと思います。この生活安全推進委員会、生活安全条例を制定させていただきまして、そのなかで全般的な生活安全ということを考えることがあるだろうという意見がありました。そういうなかで、従来ありました清水交通安全協会、さらに御影交通安全協会、清水防犯協会、御影防犯協会、この4つの組織がございまして、これらを組織再編して、1つの安全体制をひこうということで、その組織のなかの部会を設置していこうということなりました。その結果、そのようにご理解をいただいて、それぞれ協議を経たうえで生活安全推進委員会としてなったわけです。そのなかで、以前からこれの生活安全推進委員会の会長として町長があたっておりましたが、この件については新たな組織があるので、私が会長をやるよりもその組織のなかから会長を望むものではないかという話をしたわけですが、当面は統合再編したという意味から会長職をすべきであるということから、当分の間ということで引き受けたところです。そのようなことではありますが、町としては交通安全、防犯体制、これは重要な課題でございます。ましてや高齢化していくなか、少子化していくなかで、子どもさんが大切であるという観点では、より以上に考え方としては柔軟性を増すものであると考えております。しかしながら、全般的に申し上げているように、いつまでも行政が抱えていたのでは、範囲の状況が拡大できないのではないかということも常々言われておりましたので、そういった観点から、団体への移行によりまして、柔軟な体制づくりができると同時に先般も役員のなかからお話が出たように、時間帯についても、あるいは専門員というひとつの人選についてもそれぞれ皆さんがしていただくという形のなかでより効果的な運営活動ができるということになったところです。加えて、その重要性に鑑みまして、専門の職員ということで、専任の職員ということで、防犯と交通を徹底的に啓蒙、普及を高めていきたいということから、従来に増して、推進員よりもより深く広くその職務にあたっていただこうということで、増員をしたいと考えております。推進員につきましては、非常勤でありましたけれども、交通の講習を除いて、いろんなこぐまクラブや交通少年団、それからそれぞれのクラブもあります。老人クラブのなかの交通安全もありますので、そういったところにお世話役やいろんな面での手足となって職員がその啓蒙普及にあたるというのは、非常に大切なことでして、以前もそのようなことで、この交通安全ばかりではなくて、ほかの部分でもありますので、そういう方向で進めていきたいと、こんなことで考えていまして、今、課長がお話したとおりですのでお答えをさせていただきたいと思います。
○議長(田中勝男) 町民生活課長、さきほどの質疑のなかで、公募したときに応募がなかった場合の対応、この部分の答弁が漏れていますので、答弁をしてください。
町民生活課長。
○町民生活課長(草野和好) 失礼しました。現在の非常勤職員の額からすると少なくなるというなかで、今回初めて公募するわけです。ご質問のように誰もいなかったということも、当然想定をしなければいけないというふうに考えておりますが、当然、公募をして応募がなかった場合には、特定の方にいろいろとアタックしてなんとか人材を最低3名は確保をしていかなければならないという決意でございます。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 町長に、今、長々と答弁をいただきましたが、私がお尋ねしたのは、12月議会で否決したものを再度出したわけですから、当然のことながら、この提案は従前のものより安全推進だとか、交通安全推進員とか支援員の項目については、より効果が、以前の活動等からみても効果が期待できるというように生活安全推進委員会の長として考えているのかということをお尋ねしておりますので、再度お尋ねします。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) お答えします。長々と説明したわけではありません。経緯をしっかり踏まえていただきたいということで説明しております。より効果的に拡充していくということで、お話をしているわけですので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) (マイクのスイッチ入っておらず聞き取り不可)
○議長(田中勝男) 原議員、マイク入っていますか。
○1番(原 紀夫) 2項目目に申し上げました交通安全推進員の業務関係についてですが、パトロールについては従前からみると、減るんだけれども、新年度については増員をするんだということで対応をするということを答えられておりますので、このことは全体の職員調整等をして、従前に12月議会でも申し上げましたが、その前年からみると、増員を生活安全推進委員会から増員していると、なおかつ加えてもう1名増員して、そのなかで対応すると、こういうふうに理解してよろしいですか。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) そのとおりでございます。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) このパトロール車の関係ですが、人口が1万人の町で、パトロール車というのは非常に有効なものだろうと理解しております。来年の3月の段階で完全に現在あるパトロール車は廃止をするということになっていますが、その後にこのパトロール車に代わる有効な赤色回転灯も装備できるものを配置するなかで、職員を1名増員してそのなかで対応をするということは考えておられるのかどうか、お尋ねします。
○議長(田中勝男) 町民生活課長。
○町民生活課長(草野和好) パトロール車の交通安全指導車ですね、これにつきましては、議員のご質問のとおり、当初の行革のなかでは廃止する形でおりましたが、いろいろと私ども検討した結果、あの車が動いているだけでも効果があるといいますか、見た目にも効果があるという部分で、実は総務課のほうに公用車がたくさんあるなかで、もっと古いのを廃車してもらって、あの指導車は置いてほしいというなかで、公用車として使っていただくこともけっこうだし、そういったなかで置いてもらえないだろうかというお話もさせていただきました。現在は存続する方向で考えております。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) この項目については理解をいたします。当然のことながら聞くところによりますと、隣町の鹿追町も新車を更新したとかいう話を聞いておりますし、私ども1万人もいる人口のなかでそんな車もないと、支援員も別な方法にするということについては、私は相成らないと思っておりますので、このへんについては理解いたします。
3点目の欠員でいたっているなかで本当に大丈夫なのかという心配の質問をさせていただきました。町長は常々こういう質問をしたときには、警察等についてもいろいろと要請をしているという話をしておりましたが、要請は現在の段階でしているのかどうか、そして警察としては警察も協力はするけれども、限度はあるんだとかいう話があるのかどうか、このへんについてはいかがでしょうか。
○議長(田中勝男) 町民生活課長。
○町民生活課長(草野和好) そのへんにつきましては、生活安全推進委員会のほかに町の諮問機関で生活安全推進協議会というのがございます。このメンバーのなかに警察も入っておりまして、こういった考え方も示させていただいてご理解をいただいているものというふうに考えております。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) (マイクのスイッチ入っておらず聞き取り不可)
○議長(田中勝男) スイッチが入っておりません。
○1番(原 紀夫) 交通支援員の関係ですが、30歳代から50歳代ということで、年齢的には私が以前から危惧していた部分からみると、若くて明るくて健康な方ですか、非常に理想的なわけですが、30歳代となると、まさに働いている方については本当に働き盛りの若々しい方だし、また小学校に子どもを通っているとか、そういう方だろうと理解するわけで、私はなかなか集まりづらいのではないかということを懸念しているものですから、さきほど公募がなかったときには考えがあるのかということをお尋ねしているわけです。
このなかで、男女どちらでもいいですよと言っておりますが、私は以前の質問でもやはり一定の箇所にいつも、さきほど課長から説明がありましたように、若くて明るくて健康な方ということからすると、従前、副町長が現場を巡視した際にも子どもとの接点が非常に大事だということを痛感したという話をしております。
したがって、そういう面からみると、私は女性のほうがやはり好ましいのではないかとこのように理解しているんですが、男子を入れたというのは何か理由があるのでしょうか。
○議長(田中勝男) 町民生活課長。
○町民生活課長(草野和好) 男子を入れたというよりも、生活安全推進委員会での応募要件ということで、事務局から提案をさせていただいたわけですが、30歳くらいから50歳くらいまでの健康で明るく元気で実直な方ということで、男とか女とか特定した応募要件ではないということでございます。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 効果の面ですが、ボランティアの報酬の関係ですが、今年度1,944,000円かかっていたものをいろいろと今回の提案で算定すると196,000円しか削減できないということで、私はちょっとびっくりしたんですが、果たしてこれだけの効果でこれまでして、今までの体制がまったく問題があって何とかしなければならないということであれば別ですが、そういうことはないのでしょうね。なくてそういう提案をしたのでしょうか。
○議長(田中勝男) 町民生活課長。
○町民生活課長(草野和好) 新年度からこのことによって、街頭指導体制が低下するというふうには考えておりません。
○1番(原 紀夫) 終わります。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
7番、奥秋康子議員。
○7番(奥秋康子) 1点だけお尋ねします。
今回、交通安全支援の関係で、昨年も一般質問の関係で年齢の関係が60歳代の人はなんか問題があるということで、今回は30歳代から50歳代ということで、年齢の制限をしてきたわけですが、さきほども出ましたけれども、20歳代、30歳代という方はやはり子育て、そしてまだまだ働き盛りだと考えるわけです。ましてや50歳代でも子育ての終わった女性は社会に出てそろそろ働こうという考え方もでているやに思うわけでして、そうなりますと、公募してもなかなか難しいのかなと思うわけです。それで、まだまだ60歳という方は定年された方、個人差はございますが、60歳でもまだまだ社会に貢献がしたいと、健康で、そういう方が私はいると認識しておりますので、やはり60歳代の方にも力になっていただきたいと考えるわけですが、今回はこの支援員に限っては無理だというふうに判断をされたのでしょうか。
○議長(田中勝男) 町民生活課長。
○町民生活課長(草野和好) 公募するなかで応募要件としては、できる限り条件として出させていただいたわけですが、前の12月議会でもお話が若干出ていましたが、私も必ずしもまだ元気な60歳や65歳がいると考えておりまして、一般的には高齢の方は敏捷性に欠けたりするのかなという答弁をさせていただいた記憶はございます。
この応募要件等もさきの生活安全推進委員会で同様のもうちょっと年齢を上げてもいいんじゃないかというようなお話もいただきました。もう一方の役員さんの意見としましては、ある程度は小学校1・2年生の低学年のことを考えると、高齢で年齢が離れているよりはお母さんぐらいの人達から声をかけられたり、見守ってもらうほうが安心ではないかということで、50歳くらいということで、くらいが52歳・53歳もいいのか、60歳までいいのか、ちょっとあれなんですが、そういうふうに決めさせていただいたということでございます。
○議長(田中勝男) 奥秋康子議員。
○7番(奥秋康子) そうすると60歳代の方は完全否定をしていないという判断をしてもよろしいでしょうか。
○議長(田中勝男) 町民生活課長。
○町民生活課長(草野和好) 前回の生活安全推進委員会のなかで、議決をされた後、公募のなかでの要件として、協議をいただいた経過のなかでは30歳代から50歳くらいということですが、今のお話のような部分も、ご意見をいただきましたので、役員にも投げかけてみて、もう少しあげたほうがいいのか、協議をしたなかで要件を定めて公募をしてまいりたいというふうに考えております。
○議長(田中勝男) 奥秋康子議員。
○7番(奥秋康子) ぜひ配慮をしていただきたいと思います。社会の形成というのは、それこそ社会のなかで断絶されたような社会生活をしているというのがありますので、少しでも、これからの社会は幼児から若い人、20歳代、30歳代、40歳代、50歳代、60歳代、高齢者のなかで一体となったまちづくりがそれなりのそれぞれのできることで社会に貢献をしていくというのがこれからのまちづくりだと認識しておりますので、それも今後の清水町のまちづくり、まちづくり基本条例にもうたってございますので、それなりのそれぞれの役割分担ができるということをしっかりと皆様にも認識をしていただくというのもきっかけになると思いますので、こういうこともぜひ考えていただきたいと思います。
○議長(田中勝男) 町民生活課長。
○町民生活課長(草野和好) 奥秋議員の意見と私もまったく同感でございます。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
5番、中島里司議員。
○5番(中島里司) 前議会からこの問題については議論がされているわけですが、議論が深まっていけばいくほど、なぜこれを削除しなければならないのかという疑問が強くわいてきます。私なりの考え方ですが、行財政改革委員会で検討をされましたと、そういう方向でということでスタートしたように思います。行財政改革で検討がされたなかで、これはなぜ削除が必要なのかという答えが担当課にきているのかどうか、要するに私たちが一般的に考えれば、財政が厳しいから、財政的に削減が図れると、私はそういうふうに思いました。
その結果、今日の説明ですと、決して財政的なものはないというような気がします。そんなに減額されるように思えないんです。196,000円ですか。これは職員を増員するということですから、職員の費用というのは配置転換してもしなくても、これは表に出てこない数字ですが、実際にこういうことから考えると、財政的にいうとどうなのかなと、組織として町長がいう協働のまちづくりのなかで、公募もそのひとつの表れかもしれませんが、そういうなかで対応をして交通安全、生活安全、そういう意識を高めていくということも感じないわけではない。そのへんが両方該当すると思うんですが、今回これが出たきっかけというのは、行財政改革でどういう検討がされてこういうふうに出てきたのかなと、今回、前回の議会からもそうですが、先が見えないなかに、行財政から下がってきたものはそれに肉付けして提案されているというのが実態かなと、担当課でこういう部分についてはこうすることで、財政が負担を減らせますとか、そういうものではないと思うんですね。なんか上からぽんと下がってきたものを担当課で、大変失礼な言い方かもしれませんが、無理してその意に添うような方向性を見つけて提案されているという感じがします。
そういうなかで、多少メリット的なもの、財政的なメリットとか組織的なメリット、あるいは町民との協働という部分で、町民が積極的にそういう意見、当初からそういうふうに参加していれば、たいした問題はないと思うんですが、それらを踏まえまして、私は、交通安全推進員については、現状の今の交番活動は私から見て懸命に地域のためにやっていると理解しております。私の家の前はパトカーが通ることなんてないんですが、ここ2・3年はすごいんですね、巡回ですか、そうなると結局は推進員については十分に交番で役割を果たしてくれているという感じがします。
それからいくと今回の支援員について、この説明的には、流れがみえない部分があって、本当に財政的に大きなメリットがあるのであれば、私は前からだいぶ変化してきていますので、あえてどうしてもということにはならないわけですが、そのへんについてこれを削除することによって、担当課長でけっこうですが、こういう変化が取れますと、端的にわかりやすく説明をしていただきたいというふうに思います。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。町民生活課長。
○町民生活課長(草野和好) お答えします。行革ではもう少し1,000円ではなくて、単価を安くみていたものですから、もうちょっと効果が、財政的な面の効果が出るという判断をしていたところです。ただ12月議会を受けて、そういういれかわりたちかわりの有償ボランティアはどうなんだと、ちょっと安全を守れないんじゃないかと、こんな部分から見直ししたところです。そのなかでも現在であれば、1時間あたり2,000円を払って特定の方にやっていただいたわけですが、今回、公募によって、いろんな町民の方に手をあげていただきながら、なおかつ1時間あたり1,000円、半分になってしまうわけですが、さきほどの総額でいきますと、一方では196,000円とあんまり減らないのではないかというお話もありましけれども、もう1名生活安全推進委員会で820円でお願いした方もいまして、そこの格差も是正をしながらということで、3名をやると、こういう数字になったということでございます。
○議長(田中勝男) 中島里司議員。
○5番(中島里司) 要するに現状としては、重複して質問する部分があるかもわかりませんが、現状としては、これから先、現状以下にはならないという理解、要するに職員配置によって、その分は十分にカバーができるという理解をしていいわけですね。
○議長(田中勝男) 町民生活課長。
○町民生活課長(草野和好) 現状以下には絶対にならないというふうに考えております。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
8番、加来良明議員。
○8番(加来良明) 今回のこの条例の議案につきましては、12月の定例会では私は賛成の立場でしたが、今までの質疑を聞いていて、本来、課長の説明があったように、奥秋議員からの質疑もありましたけれども、協働のまちづくり、住民参加型の地域をつくっていくんだと、本来、行革と財政の健全化を取り組んで、行政のスリム化を進めているなかで、住民をどのように参加させていくべきかという原点にたっては、12月に提案されたボランティア、町民参加で、地域全体でまちづくりをしていく住民が子どもたちの安全安心を守っていくということで、私は基本的に考えは同じですので賛成をしたんですけれども、財政、行革の部分と、今後もこういう問題がいろいろと出てくると思うんですが、行革を進めていくうえで、1つの問題に対して、それぞれのいい悪い、それぞれのそれにかかわっている人達の意見が出てきて、行革をどのように進めていくのかということにとっても、私は危惧するところなんですが、基本条例等、議会で認めて、住民参加型のまちづくりを進めていくと、清水町を将来、健全な財政、行革、住民参加のまちづくりをつくっていくんだという考えのもとに、12月に提案がされたと思うんですが、今回、町長はさきほど190,000円ぐらいの費用効果しか出ないということですが、それでも議会で否決したことに対応して出してきたと私は考えるんですが、町長の原点の将来の町民の参加型の行政をどのようにとらえてこういう条例を出してきたのか、今一度確認したいと思います。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) ただいまのご質問にお答えしたいと思います。今回の行革の絡みで出る部分が出たわけですが、行革の方針につきましては、議会の皆様にすべてご理解をいただいたというふうに思いまして、提案をしてきたわけですが、問題点は12月のときにもお話申し上げましたけれども、住民参加型をどう進めるべきなのかということは大きな課題なわけでございます。そのなかで、行政がもっていて住民参加ができない部分があるならば、それを団体もしくは民間にお願いすることによりまして、住民参加がしやすい条件がつくられるのではないかということから、私はそのように申し上げたところです。なお、行革を進めるのを決定していくなかにおきましては、それぞれのセクション、係から吸い上げたものをひとつのものに形としてなっていくわけでして、決して上から押し付けるものではないと、したがって、今の町行政執行体制は必ずしもそういった議論を経たうえですべてが取り組まれているということでございます。したがいまして、情報公開もまだまだしていないところがありますけれども、すべてにおいてやっておりますし、そういった周知方法もいろんな金融機関含めて、そういったところにきておりますし、また住民参加を求めて、常に公募条件を整えているということでございます。あとは住民の意思によるものですから、その意思をどう喚起させていくのかということが、また私の役割かなと思うわけです。こういった観点から、行革とリンクできるものは必ずリンクをしながら、住民参加を進めていく、地域社会のなかでさきほども意見が出ましたけれども、それぞれの年相応にあった活動ができることによって、それは結合体として地域全体がそれについての住民参加が求められて推進されていくだろうと、私は強いそういう信念でおりましたので、そういう考え方からそういう状況下をひとつでもつくりあげていくというのが進むべき町の方向性だと強く信念持っておりまして、提案をしたということでございます。
○議長(田中勝男) 加来良明議員、質疑中ですけれども、さきほどの答弁のなかで町民生活課長から、効果額について、196,000円という金額提示がありましたけれども、これを訂正させていただきます。
町民生活課長。
○町民生活課長(草野和好) 失礼しました。効果額の関係ですが、平成20年度予算で交通安全支援員報酬は1,944,000円でございます。これは非常勤の2名分でございます。今回、平成21年度で見積もっている分が1,748,000円、これは3名分ですが、その差額で196,000円と申しましたが、生活安全推進委員会で現在抱えている部分の1名分の308,000円についても減額となりますので、504,000円の行革効果となります。以上です。失礼いたしました。
○議長(田中勝男) 以上のように、訂正をいたします。
加来良明議員。
○8番(加来良明) 今の町長の答弁を聞いて安心しましたけれども、行革を進めていくうえでいろんなこういう個々の問題については、それぞれ町民が責任を負わなければならないということが要求されてくると考えています。今まで、すべて町側にやっていただいたことを町民が取り組んでいって住民参加のまちづくりをしていくことが大事で、基本的には私はそう考えているんですが、今後、この交通指導員、費用効果が50万円ということで訂正をされましたが、将来的には最初に提案されたとおりボランティアとか町民参加の方向で推し進めていくということは考えておりますでしょうか。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。町民生活課長。
○町民生活課長(草野和好) 生活安全推進委員会の役員会のなかで、今回の問題だけでなくて、協働のまちづくりの観点から、いろんな分野でもそうなんですが、交通安全についても多くの町民がかかわる推進体制にしていかなければならないだろうと、そういうなかでこの生活安全推進委員会が、交通防犯、特に住民団体として、清水町のなかで精力的にいろんな活動をやられておりまして、この活動状況をPRもあまりしていなかったので、町民にPRしながら積極的に会員増強に向けて新年度やっていこうというようなことを確認したところです。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。
○議長(田中勝男) これより、討論を行います。
討論はありますか。
(挙手者あり)
○議長(田中勝男) まず、原案に反対者の発言を許します。
原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 12月議会の場で、いろいろと交通安全推進員、また支援員の件について質疑をさせていただきました。12月議会の終わった後に、私のところに電話であなたの言われているのをインターネットの中継で友達を集めて見せていただいたと、まさに原議員の言うことは的を得ているとご苦労様でしたというお褒めの言葉を頂戴したこともございます。また、その他にも私が主張しております妙覚寺前の場所については、何としても若いお母さんの方についてもらい、指導、助言をしてほしいということの要請もございました。
今回、新たな提案をいただきましたが、どうも削減の効果額を含めて私が主張したことを受けて額を上げて、または範囲を広げていろいろと提案をいただきましたが、私が納得できるものではなかなかないという感じがします。現在、新たに30歳代から50歳代の方を公募し、その結果どうなるかということについても、まったく私は先が見えないなかであろうと思います。削減効果額を含めて、今までしっかりと交通安全対策に対応をしていただいた御影を含めて3名の方が、引き続き、若干額を下げてもやっていただけるだとか、そういうことのほうがかえってこれぐらいの額であれば、よりいい効果が生まれ、なおかつそれに加えて生活安全推進委員会の方々もバックアップをしてくれるということですから、より効果がそういうことによって期待できるのではないかという気を強くしたしだいです。
今回のこの改正案について、町民の理解ある人はこの中継を見ている方も私はいると思います。まさにこれから未来を担う清水町の子どもたち、清水と御影を比べると小学生の1年生は3分の1か4分の1のひらきがあると思います。したがって、清水町の私が主張している妙覚寺前の道路についてはより重要という位置づけを私はしているわけでして、少ない交通量のところとは、私は差があってもいいのではないかという気さえするわけであります。
全体を含めて、私はこの案についてはまったく納得しがたいということを申し上げて反対討論といたします。
○議長(田中勝男) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
西山輝和議員。
○2番(西山輝和) 私は、この原案に賛成の立場から討論いたします。
私は、先の議会で特定されない複数のボランティアの方々が交替で街頭指導を実施するという内容でしたので、特に交通量の多いお寺前の横断歩道について、本当に安全が確保がされるのか心配であり反対しました。
しかし、本日の説明を聞きますと、町民公募により交通安全専門員として配置するとのことであり、前進した内容になっています。
さらに、生活安全推進委員会の皆さんの協力を得て、街頭指導を行うとのことであり、これまで以上により強化した体制であると思います。
より多くの町民の協働による交通安全指導体制に見直していくことに、現在、行政改革と協働のまちづくりを進めていくうえで、清水町にとって的を射た方法であると思います。
児童の交通安全については、登下校のときばかりではなくて、日常的にいつでも町民が見守っていくことが大切であると思います。こうした意味でも、今回の見直し案は、多くの町民が子どもたちを交通事故から守ろうとする意識が喚起する良いきっかけになるものと考えます。
以上の理由により、本案に賛成いたします。
○議長(田中勝男) 次に、反対者の発言を許します。
○議長(田中勝男) 次に、賛成者の発言を許します。
口田邦男議員。
○4番(口田邦男) 私は、条例の一部を改正する条例の制定の議案に対して、賛成の立場で討論させていただきます。
この案件につきましては、先の定例会において提案がされまして、町民の方々に有償ボランティアでご協力をいただき、従来どおりの児童の交通安全を確保するということで、協働のまちづくりを推進するうえからも、私は賛成したところでございます。今回、再提案となったところですが、さきほど提案説明を伺いますと、先に問題とされました体制が不十分という点につきましては、特定の方を交通安全専門員として配置するもので、今まで以上に安全が確保するものと考えられます。今後とも、まちづくり基本条例をもとに、常に迅速かつ柔軟な対応をしながら、町民への説明責任を意識し、町民、議会、行政が一体となり、より一層協働のまちづくりを進めていくことを大いに期待申し上げ、賛成討論といたします。
○議長(田中勝男) 次に、同じく賛成者の発言を許します。
○議長(田中勝男) これで討論を終わります。
○議長(田中勝男) これより、議案第1号、非常勤職員の報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。