平成21年度予算審査特別委員会(3月18日_一般会計 総務費1)
○委員長(伊藤成一)これより第2款「総務費」の審査を行いますが、この款は数課にまたがりますので分割して審査を行います。
先に、1項2目「会計管理費」54頁、5目「交通安全推進費」58頁と59頁、7目「住民活動推進費」62頁と63頁、8目「支所費」63頁と64頁、9目「公平委員会費」64頁、10目「固定資産評価審査委員会費」64頁と65頁、2項「徴税費」68頁から70頁、3項「戸籍住民基本台帳費」70頁から72頁、6項「監査委員費」75頁と76頁までを審査します。
それぞれ担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。なお、発言する際には初めに職名を言っていただきますようお願いいたします。
総務課長。
○課長(荒木義春)総務課長の荒木でございます。
今、委員長が言われましたように、総務費は数課にまたがりますので、まず私の方から総務費全般に渡ってご説明をさせていただきます。
予算書の58頁をお開きいただきたいと思います。2款1項5目の交通安全推進費でございますけれども、この5目の交通安全推進費につきましては交通安全推進員及び交通安全支援員の廃止によりまして報酬が減となってございます。続きまして63頁に参ります。8目の支所費でございます。8目の支所費では予算の総額に増減はございませんけれども、13節の委託料の31番の戸籍用タイプライター分解整備を新しく実施をするところでございます。続きまして69頁に参ります。2款2項1目の税務総務費につきましては人件費で配置職員数が増によりまして全体で増えてございます。また、19節の負担金補助及び交付金で次の頁の13番に十勝市町村税滞納整理機構への負担金として260千円を計上しているところでございます。71頁に参ります。2款3項1目の戸籍住民基本台帳費でございますけれども、18節の備品購入費といたしまして戸籍専用のアクセスファイルが使用不能となったため新たに戸籍引き出し書庫を購入するものでございます。
以上、主な中身についてのご説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(伊藤成一)これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)62頁で、具体的にどういう活動をするのかということについてお聞きしたいのですが、住民活動のところの19節の負担金などの補助金ですが、その中で30番の清水町まちづくり推進協議会補助金というのと御影地域づくり推進協議会というのがあって補助金を出しているわけですね。清水のほうが少ないのですが、この活動内容はどのような、清水の活動内容と御影の地域づくりの活動内容についてどのように考えているのか教えてください。
これは委員長、ひとつひとつでいいですね。
○委員長(伊藤成一)はい。
それでは町民生活課長。
○課長(草野和好)町民生活課長の草野です。よろしくお願いします。
今の団体の補助金の関係ですが、御影地域づくり推進協議会補助金、これにつきましては昭和49年ぐらいからですか、御影の地域づくりができまして、その後支出しているわけですけれども、御影地域づくりにつきましては、御影地域の町内会、農事組合、地域全体の組織の中で文化、スポーツ、生活安全等の各種事業を行っております。それに対する補助金でございます。それから、その前の30番の清水町まちづくり推進協議会補助金、これにつきましては、御影地域づくりも含めまして様々なまちづくりのいろんな団体を網羅して、今は30団体ありますけれども、その組織でございます。このまちづくり推進協議会につきましては、生活改善だとか、主に現在行っているのは町民憲章等の普及というようなことで先だっては書道展等を行いましたが、そういった部分、それからまちづくり講演会というようなことでこれも先日振込み詐欺の関係でやらせていただきましたが、そういった活動を行っております。
○委員長(伊藤成一)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)こういうところをもう少しがんばってほしいなというふうに思います。町長はいろいろ町民活動を活発にして協働のまちづくりをするんだというような考え方があるようでございますので、ここらへんのところをいろいろ力を入れてほしいなというふうに希望します。
次に、総務費の62頁の各地地域集会所管理事業というのがございます。これ集会所というのはどういう部分を言っておられるのか、どういう管理をしているのか、そこのところを、いくつあってどんなふうになっているのかということを。集会所の問題です。
○委員長(伊藤成一)町民生活課長。
○課長(草野和好)ただいまのご質問でございますが、各地域集会所管理事業、この地域集会所につきましては設置条例がございまして、清水に3地区、東地域、北地域、西地域とそれから御影に鉄南団地のほうに御影鉄南地域集会所と施設が4つございます。これの管理運営ということで、それぞれの地域集会所におきましては周辺の町内会を中心に管理運営委員会というものを作っていただいております。その運営委員会に委託料として支出しているところでございます。
○委員長(伊藤成一)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)そうするとこれは福祉館とは違うんですね。福祉館は福祉館で別に管理して、そして集会所は集会所で管理してと、そういうことになっているということですか。はい、わかりました。
続けてやりなさいということなのでやります。
2項の徴税費、70頁の最後です。めったにこうやって出てこないのですが、この予算書には出てきているのですが、一番最後に還付金・還付加算金とかというのがあるのですがこれは何ですか。
○委員長(伊藤成一)税務課長。
○課長(滝口幸男)税務課長の滝口です。よろしくお願いします。
23節の償還金、利子及び割引料ですけれども、これについては主に法人税の中間申告、これがございます。それから、法人税と個人町民税にかかるものですけれども更正申告だとか修正申告、前年度の分、こういったものが毎年生じてきますので、所得が修正されたと、そういう状態の時に還付して還付加算金もつけるという内容でございます。以上です。
○委員(妻鳥公一)はい、いいです。
○委員長(伊藤成一)他に。
安田委員。
○委員(安田 薫)3点ほどお願いします。
52頁の新年交礼会の中身なんですけれども・・・。
○委員長(伊藤成一)52頁は入っていません。
○委員(安田 薫)すみません。
そうしたら、61頁・・・。
○委員長(伊藤成一)61頁も入っていません。
○委員(安田 薫)61頁も入っていませんね。
○委員長(伊藤成一)よろしいですか。
○委員(安田 薫)はい。
○委員長(伊藤成一)他に。
中島委員。
○委員(中島里司)考え方だけで結構なのですが、62頁の住民活動推進費の中で、私、昨日、町長に道々ということでご質問させていただきました。清水地区、その他協議会とか御影ということで、それぞれの団体が、私が感じる限りでは、本当に誠心誠意ご努力されているのかなというふうに感じているところも多々あります。そういう中にあって、62頁の御影地域づくり推進協議会、ここに昨日、私が町長に質問させていただいた地域の考え方、そして、もし重複部分なりそういうものを変更していく場合に当然町が補助金を出しているわけでありますから、そのへんも含めてやはり個々の協議も大事でしょうけれども、まちづくりの一環としての道路変更ということになろうと思いますので、それらをこの地域づくりの方々と協議を進めると、過去においてはそういう例があったかどうかということをまずひとつお伺いしたいと思います。
○委員長(伊藤成一)副町長。
○副町長(安曇達雄)今のご質問の件でございますけれども、いわゆるダブル認定の部分の関係部分と捉えてよろしいでございますでしょうか。
その関係につきましては、道、国との協議の中で、そういった方向で解決策が取れないかどうかという部分につきましては、地域の御影地域づくり協議会の方と事前にそういった協議はさせていただいております。その中で、そういった方法、それはなかなか難しいという結論をいただいたということでございます。また、過去にもそういった部分についての協議は進められてきた経緯もあるということは聞き及んでおります。以上です。
○委員長(伊藤成一)中島委員。
○委員(中島里司)その協議をして、地域の方、個々でもいいのですがだめだと、それを私はどういう進め方をしたらいいのかちょっとぱっと閃かないのですが、そういう場合にだめなのはなぜなのかということをお話し合いをさせていただきたい。その結果、私は個人的には両方ダブルでやっていってくれれば一番いいと思っていますよ。現実にお話を聞くとやはりかなり厳しいということからいくと、今その市街の部分といいますか、どこまでどうすればいいのかという、その何と言いますか、了解点を見出す場所として先ほど申し上げた、私、個々じゃなくてこういう団体を有効にご意見を聞く場所と有効に捉えてはいかがかと。そういうことで、また新年度に向けてぜひそういう活動を、だめなだけではなくてなぜだめなのか、どうしたらいいのですかというやはり突っ込んだ協議というのを、協議の場として利用すべきだと思うのですが、その点もう一度お願いいたします。
○委員長(伊藤成一)副町長。
○副町長(安曇達雄)お話のとおりだと思います。これは継続してこの問題は解決をしていかなければならないというふうに捉えておりますので、機会を捉えながら新たな展開を期待をして、状況に応じてやはり地域づくりの方々と協議をしていかなければならない、そういうふうに思っております。
○委員(中島里司)終わります。
○委員長(伊藤成一)他に。
森田委員。
○委員(森田慎治)・・・。
(マイクスイッチが入っておらず聞き取り不可。)
○委員長(伊藤成一)マイクスイッチ入っていますか。
○委員(森田慎治)2点ほどお尋ねさせていただきます。
まず1点目ですね。59頁の第1項6目の企画費の関係でございます。
○委員長(伊藤成一)企画費は入っておりません。
○委員(森田慎治)すみません、失礼しました。
それでは飛ばしまして62頁の住民費の8節報償費の中でお尋ねをさせていただきます。住民活動事務の中の10番で町内会長農事組合長報償とあるわけでございますけれども、これは過去に何回か質問をされながらその過程の中で前向きに農事組合の再編等々を進めていくという話を伺っておるわけでございますけれども、いまだに一向に進んでいないのが現実でございます。町長の方針の中にもありましたように、新たなまちづくり計画がこれから進められるわけでございますけれども、そういったこととも非常に深くかかわりが出てくるのではないかと。農事組合は年々戸数が減少してきているという実態がございます。そういった中で新たなまちづくり計画等々を考えていく中で、過去のように月1回とか年に数回その会合を持つという機会が非常に無くなってきているという状況でございますので、このへんについて今一度前向きに進むという考えはないのか、改めてお尋ねをします。
○委員長(伊藤成一)町長。
○町長(高薄 渡)お答えします。これは以前からお話しが出ているところでございます。鋭意努力をして、あたらしいまちづくり計画の議論をしていく中の検討項目としていきたいと思っております。
○委員(森田慎治)よろしいです。
○委員長(伊藤成一)他に。
原委員。
○委員(原 紀夫)一番最初に56頁の備品購入費の庁用車両の関係についてお尋ねをいたします。
○委員長(伊藤成一)56頁入っていません。
○委員(原 紀夫)56頁は入っていませんか。失礼しました。
○委員長(伊藤成一)次のほうで。
○委員(原 紀夫)失礼しました。
59頁の交通安全推進費の関係でお尋ねいたします。昨年の12月議会からたいへんお騒がせをいたしましたが、無事決着をして、新たに4月1日から交通安全の関係について専門員がスタートするわけですが、以前から答弁いただいているように従前より絶対に低下をさせないという強い信念を何度も聞かされておりますので、たぶんそういう感じで進まれていると思うのですが、現状4月1日スタートに向けてどういう形になっているのかをまずお知らせを願いたいと思います。
○委員長(伊藤成一)町民生活課長。
○課長(草野和好)この件につきましては、12月定例会、1月臨時会と、それぞれ子どもたちの安全を守るという立場からいろいろご議論をいただいたところでございます。1月の臨時会が終わりまして、その後、生活安全推進委員会の役員会を開きまして、専門員公募についての作業を進めてきたところでございます。交通安全専門員につきましては、2月のお知らせ版、それから新聞のちらし折り込み等で募集をかけまして2月25日に締め切ったところでございます。応募につきましては、40歳代の女性から3名のご応募をいただきました。清水地区が2名、御影地区が1名でございます。応募を締め切りまして、その3名の方の面接を3月10日に生活安全推進委員会の副会長4名を審査員として審査させていただいたところでございます。幸いに3名とも適というようなことで4月から働いていただくということになりました。3名のうち実は2名は従来から交通安全支援員ということで、非常勤職員としてやられた方が引き続き応募いただいたということでございます。あとの1名の方につきましては初めて応募されたということでございまして、特にこの方に配置いただく中でまた仕組みが若干変わってきておりますので、これを機にうちの住民活動グループも今まで一つの同じような流れで来た部分ももう一回確認しながら進めようというようなことで、実は現地研修ということで3月の16日、17日、18日、19日、それから来週の月曜、火曜と6日間に渡りまして、現在の非常勤の方がいる中で新しい人、それから継続の方もおりますけれども、それを含めて登下校時間に職員もついて現地の中での指導を進めているということでございます。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)生活安全推進委員会の方に、以前の答弁からいくと、入学時であるとか卒業式のように非常に多くの方なり車が出るとかそういう時には、それらの役員の方にも出動願って中身の濃いものにしたいというような考えを前聞いておりましたが、それはそのとおりにやるということなのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)町民生活課長。
○課長(草野和好)今回の専門員という形で変わってきたわけですけれども、その前段では生活安全推進委員会の方々のご協力を得ながらやっていきたいということで、どの程度協力いただけるかというようなアンケートといいますか、そういったものをいただいて、かなりの、100%とまではいきませんけれども、そういった協力がいただけるというような部分もございます。こうした方々の部分の意向も取り入れてご協力いただければということで、従前お答えしたように入学時期、それから学期始等にそういった方々の協力を得てやっていこうというふうに考えております。まだ決定していませんが、今、グループの中で相談している中では、入学期については8日間程度そういった方々にお願いして配置していこうということで、今作業を進めているところでございます。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)わかりました。従前よりいい、すばらしい体制になるように願っています。
そこでもう1点、この関係で以前もちょっと一部申し上げたことがありますが、スクールバスの停車場所を現在の場所から学校の正面になるのか、そちらのほうにまわしてそこで降ろすということで交通緩和を図ったらどうだということを私は言ったことがあるのですが、そのことについていろいろと検討されたことがあるのかどうか、そのへんについてはいかがでしょう。
○委員長(伊藤成一)町民生活課長。
○課長(草野和好)先の議会で委員からそのようなご質問をいただきました。その後、いろいろ安全面でスクールバスの停留所の関係も多々あるなというようなことで、学校教育のほうにちょっと場所の変更ができないかということで相談をさせていただいておりますが、スクールバスのほうでも登下校の時間帯の部分だとか路線の部分の中で、はい、そうですか、とちょっといかない部分もあって、今検討いただいているということでございます。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)わかりました。検討しているということですから、あの場所が交通量が少しでも少なくなって児童が機敏に行動できるような範囲が広まるということがより交通安全対策にもなろうと思いますので、何とか一番スムーズにいく形というのをとっていただきたいと思います。
それでスクールバスの関係がちょっと出ましたので、附随してもう1点お尋ねしたいのですが、今年の冬期、12月になるのか、非常に暖かくなったり寒くなったり、若干雨的なものが降ったりということで道路がアイスバーン化して危険な状況になっていたことがあるのですが、その際にスクールバスが運転士さんを含めて非常に怖い思いというのか、運転技術がより素晴らしいものがあっても難しいとか、そういうことでたいへんだったということを聞いたわけですが、そういうときの対応として、事前に何らかの対策、もし滑って追突したとかぶつけられたとかということになった時には大変なことになるわけですが、そういうときの対策というのはどういうことになっているのか、そのへんちょっとお尋ねします。
○委員長(伊藤成一)町民生活課長。
○課長(草野和好)スクールバスの安全運行につきましては教育委員会の所管になりますので、答える立場にございません。
○委員(原 紀夫)わかりました。
終わります。
○委員長(伊藤成一)他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(伊藤成一)質疑なしと認めます。
これで、総務費のうち、会計管理費、交通安全推進費、住民活動推進費、支所費、公平委員会費、固定資産評価審査委員会費、徴税費、戸籍住民基本台帳費、監査委員費の審査を終わります。