平成21年度予算審査特別委員会(3月18日_一般会計 民生費)
○委員長(伊藤成一)これより、第3款「民生費」77頁から104頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。なお、発言する際には初めに職名を言っていただきますようお願いいたします。
保健福祉課長。
○課長(伊藤 登)保健福祉課長の伊藤でございます。よろしくお願いいたします。
それでは民生費の3款1項3目から、老人福祉費ですけれども説明させていただきます。80頁から81頁にかけまして11,423千円の増となっておりますが、これにつきましては介護給付費等の増によるものでございます。同じく3款1項4目の障害福祉費83頁でございます。20の扶助費の12障害者給付費につきましては、厚生医療給付分として生活保護該当者2名が新たに透析を実施することになったため14,280千円の増額となったところでございます。同じく82頁に戻りまして20節の扶助費の10自立支援給付費につきましては、前年度と比較し11,000千円の減となり、4目全体では1,110千円の減となったところでございます。次に85頁の在宅支援費の14使用料及び賃貸料につきましては、緊急通報システム機器借上料が本年10月よりシルバーフォンに切り替わることにより前年度と比較し約4,500千円の減となったところでございます。5目全体といたしましては2,700千円の減となりました。続きまして89頁の保健福祉センター費の13委託料のうち、20の保健福祉センターさわやかプラザ管理業務の見直しによりまして約150万円の減額となったところでございます。なお、93頁からの児童福祉費につきましては、児童保育センター長より説明をさせていただきます。
○委員長(伊藤成一)児童保育センター長。
○児童保育センター長(佐藤典隆)児童保育センターのセンター長の佐藤です。よろしくお願いしたいと思います。
私のほうから児童保育関係の予算についてご説明を申し上げたいと思います。初めに93頁から94頁の児童福祉総務費につきまして、前年度当初予算に比較しまして7,657千円の増となっておりますが、これにつきましては主に職員人件費の増でございます。また、今年度は次世代育成支援後期計画といい平成22年度から平成26年度までの5か年間の策定年となっておりまして一部委託料を計上してございます。次に94頁から97頁ですが、保育所運営費につきましては1,857千円の減となっております。主に臨時職員の賃金の減でございます。続きまして99頁から100頁なんですが、へき地保育所につきましてはほぼ前年と同額で計上してございます。100頁から102頁の児童館費、これにつきましては前年度と比較して6,101千円の増となっております。これにつきましては平成22年度から小学校の余裕教室を活用して放課後子どもプランを実施するための準備としまして、今年度は小学校の余裕教室等の改修費を計上してございます。続きまして、102頁から103頁のきずな園運営費につきましては、前年度と比較しまして3,907千円の減となっております。今年度から保健福祉センター内で業務を行うことによりまして指導員報酬等の減ときずな園施設の維持管理経費の減となってございます。以上、児童保育にかかわっての予算の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどをお願いいたします。
○委員長(伊藤成一)これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
奥秋委員。
○委員(奥秋康子)1点お伺いしたいと思います。101頁の10学童保育所の移転改修工事費に、学童保育をやるために6,000千円の工事費をかけて何をどのようにしようとしているのかお伺いしたいと思います。
○委員長(伊藤成一)児童保育センター長。
○児童保育センター長(佐藤典隆)ただいまのご質問なんですが、先ほど申し上げましたように平成22年度から放課後子どもプランということで、放課後子ども教室、それと放課後児童クラブ、いわゆる学童保育なのですが、この部分を文科省と厚労省がそれぞれ一体的にこれを運営しようということで平成22年度から実施いたします。それで、その前の年に小学校の4教室ほどをこの事業に使いたいということで、いわゆる学童保育に必要な部分の学校の教室を一部改修をすると。それで、改修する内容なのですが、いわゆる内装工事、それと今、学校はボイラーが大きなボイラーになっていますので、学童等に必要な各教室にストーブ等を設置したい。それと照明等も直したいというふうに考えています。それと放課後子どもプランにつきましては、一応小学校の授業を終了した生徒は一度生徒玄関から出ることになります。それで改めて場所的には幼稚園側なのですが、幼稚園側のほうから放課後子どもプランに参加する児童は改めて別な玄関からと、そういうようなことから玄関も一部改修したい。それと、当然学校の中なので、例えば学童保育であれば1年生から3年生の子どもたちが来ますので、授業が終わってから来ると。それで、学校の高学年の児童はまだ授業をやっている時間帯なので、そういうような部分で学校の管理区分と放課後子どもプランの管理区分とを分けるためのゲート等も設置したいなというふうに考えています。そのようなもの、もろもろ含めて6,000千円の工事費で予算計上させていただいています。以上です。
○委員長(伊藤成一)奥秋委員。
○委員(奥秋康子)いいですか。
○児童保育センター長(佐藤典隆)失礼いたしました。それにかかわってこの事業で6,000千円の経費のうち、補助金が国と道、それぞれ3分の1ずつ補助金が出ます。その4,000千円を計上させていただいています。
○委員長(伊藤成一)奥秋委員。
○委員(奥秋康子)学童保育所として使用したいということなんですけれども、子どもたちというのは授業が終われば行くところがないということもありましょうけれども、授業が終わった子どもたちとそうではない学童保育との、そこまで壁をつくらなければならないという必要性は私はあまりないのではないのかなというふうに思いますけれども、さまざまな子どもたちがいていろんなそういう環境の中で子供たちが学んでいくということもありますので、ここから学童保育だから来てはいけないとか、見えないような形にしてしまうというのもいかがなものかなと思いますし、ましてや玄関をまたそこでしっかりと区切ってしまうというのも、本当に今の現代の隔離社会のような形をしっかりと、もう真四角になってしまうというのもあって、やはりここらへんは少し臨機応変にいろんな環境の子どもたちがいてそういうところで学べるということも、ひとつの行政側として、そういう場所も与えてあげられるという、いろんな環境の子どもたちがいるんだよということも私は与えてあげていいのかなと、それの中で騒がしくちゃんとしないで、授業の終えた子どもたちがそちらで自由に勉強してもこっちに迷惑かからないし、そのようなそういう教育の仕方もしてもいいのかなというふうにも思いますので、あまりしっかりと壁を作ってしまわないほうがいいと思います。どうでしょう。
○委員長(伊藤成一)児童保育センター長。
○児童保育センター長(佐藤典隆)委員がおっしゃるようなこともよくわかります。ただ、小学校の校内でこの事業を展開するという部分になりますと、先ほど言いましたように学校は学校で授業をやっている部分もあります。それで、教育委員会や学校の先生方とも相談をさせていただいてこのような形となっていますが、基本的には学校のほうは、教育委員会の中でも、校内であれば校長先生の管理区分に入ってきます。そのようなときに例えば学童の子どもたち、放課後子どもプランに参加している子どもたちが同じ校内の中で怪我をするとか事故を起こしたとかそういうような部分になったときに、どちらのほうが責任の問題がおきるのかというようなことを学校のほうも懸念しているので、その部分に関しては何とかクリアしなければならない。それで、当然、放課後子どもプランにつきましては学校側の事業ではありませんので、当然、清水町の町としての責任の区分が出てきますので、その部分を明確にするために、ある程度は競合する時間帯についてはゲート等で自由に行き来をしないような形は取らざるを得ない、そういうことで進めてございます。
○委員(奥秋康子)よろしいです。
○委員長(伊藤成一)他に。
妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)・・・。
(マイクスイッチが入っておらず聞き取り不可。)
○委員長(伊藤成一)マイクスイッチ入っていますか。
○委員(妻鳥公一)ごめんなさい。78頁でございます。社会福祉費の19節ですね。負担金、補助及び交付金の項目です。35番のシルバー人材センター補助金というのがございます。これの補助金、国との関係、補助金割合はどんなふうになっているのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)保健福祉課長。
○課長(伊藤 登)補助金との関係は、地方で出した分、補助した分が同じ金額が補助されると、そういう中身になっております。
○委員長(伊藤成一)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)そうですね。そうしたら結局、町で補助金を削ると、自動的に道の補助金も削られるということになるんですね。二重になるんですね、これね。だからむしろ、これ削らないほうがね喜ばれるのではないかという気がしていたんですよ。自動的に倍削られるということになるので、そこらへんのところどんなふうに考えているのでしょう。
○委員長(伊藤成一)保健福祉課長。
○課長(伊藤 登)今年は削減はしていません。昨年度、8,000千円から7,200千円に削減したと。そのかわりとして、以前借地で借りていた建物は農協から借りて家賃を払ってそこで活動していたんですけれども、幸いにその場所も老朽化もきていたということで、ご存知のように有明運動公園の管理棟が使っていないというようなこともありまして、その分を差し引いてお話をさせていただいた結果、了解をいただいた。それで現在もその施設で活動しているという状況でございます。
○委員長(伊藤成一)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)ええ、そうなんですね。借地、お借りしていたんですが、だいぶん家賃払っていたのですか。どれぐらい払っていたのかな。
○委員長(伊藤成一)保健福祉課長。
○課長(伊藤 登)昨年もたぶんお話をさせていただいたんですけれども、まるまる80万円じゃなくてですね、70万円近くは払っていたというような記憶がございます。
○委員長(伊藤成一)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)わかりました。そういうことで今は家賃なしでこの金額を補助をするということになったということですね。はい、わかりました。
次に81頁、これは介護保険のところの特別会計のところでやらなきゃならないのではないかと思うのですが、基準だけ聞かせてください。社会福祉費の繰出金の28節ですね。これは社会保険に繰り出すんですが、先ほどもちょっと説明があったかと思うんですが、この基準、中身ではなくて、これを算出した基準というのはどういう基準でやっているのかということだけ教えてください。
○委員長(伊藤成一)ちょっと確認します。介護保険の繰出金ですか。
○委員(妻鳥公一)はい。
○委員長(伊藤成一)社会保険じゃないですね。介護保険。28節の。
○委員(妻鳥公一)はい。
○委員長(伊藤成一)福祉グループ主任。
○G主任(廣江正明)お答えいたします。福祉グループ主任の廣江といいます。よろしくお願いいたします。
介護保険特別会計繰出金ですけれども、この中には介護給付費の町負担分、介護予防事業への負担金、町の負担金、そして包括的支援事業への町の負担分、職員給与費、事務費繰入金の5つの種類の繰出金が含まれております。それで、この中の介護給付費負担金につきましては、特別会計のほうで保険給付費の町負担分として12.5%が町で負担しなければならない金額になっておりますので、その分を積算させていただいております。そして、包括的支援事業につきましては、予防事業については同じく12.5%です。包括的支援事業につきましては20%あまりの負担になっております。そういう割合で積算させていただいております。
○委員長(伊藤成一)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)はい、わかりました。それで具体的には特別会計の中で話を伺いたいというふうに思います。
それでは次に82頁、ここの社会福祉費で、ここの項目どれをとってもいいのですが、20節の扶助費でいきたいと思うのですが、障害者の自立支援になってから中身がよくわからなくなったんですよ。自立、障害者のどの部分をこの予算の中でみているのかということがね、これ全体の障害いろいろもった方がいらっしゃる。それで、その障害者のどの部分を、例えば施設に入っている方もいるし通所でやっている方もいるし、そういう部分があるので、そこらへんが見えなくなったので、包括的に障害自立支援というのはどんなふうな形で町としてはやっているのかということを、ちょっと概括的に説明していただきたいというふうに思うのですが。
○委員長(伊藤成一)福祉グループ主任。
○G主任(中村富志男)福祉グループ主任の中村です。よろしくお願いいたします。
自立支援につきましては、平成18年4月から新法ということで変わって参りました。それに基づきまして障害者3つほどありますけれども、精神、知的、身体と3つありますけれども、それを相対してこの自立支援法の中で行っていくということになります。この中で給付金ということでしたけれども、これにつきましては入所とか居宅とか移動支援とか、全て網羅することになっております。
○委員長(伊藤成一)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)そうすると、例えば施設にいる障害者がいますよね、通所とかというのが。そういう障害者がここには入っていないんですね。いるんですか。
○委員長(伊藤成一)福祉グループ主任。
○G主任(中村富志男)この中には施設に入所しているだとか、通所しているだとか、全て入っております。
○委員長(伊藤成一)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)わかりました。これは複雑なのでなかなかわかりづらいんですね。そこでちょっとお願いがあるのですが、ここにもいろいろあるのですが、委託料という部分がずっと。どこでも委託料出てくるんですね。実はこの委託料の中身が、いや、中身というのは委託料全体として、全体というのはいろんなところで出てくる、それを総体として見る、知りたいなというふうに思っているんですが、そういうのは資料として要求すれば出していただけるかなということを要望しておきたいのですが。
○委員長(伊藤成一)そのように取り計らっていただきたいと思います。
妻鳥委員、まだありますか。
妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)総体としてはここに出ていますから、それはわかるんですけれども、そうではなくて、詳しく出してほしいなというふうに思っています。
○委員長(伊藤成一)妻鳥委員、あとは質問ありますか。
○委員(妻鳥公一)ありません。
○委員長(伊藤成一)そのほかに。
口田委員。
○委員(口田邦男)79頁の福祉館の管理人報酬、このことについて。これは今始まった問題ではございませんけれども、福祉館の管理人、特に旭山のことを言いたいんですけれど、福祉館と創造館とございます。この管理人が2人いるんですけれども、これは兼務でいいんじゃないかというふうに過去に総務課長にも話したことがございますし、それはいいことだということで、その後の結果については聞いておりませんし、去年も今年も同じような形で予算が出ているということで、そこらへんは横のすりあわせというのができているのかどうなのかということを、改めてひとつお伺いします。
○委員長(伊藤成一)答弁を。
福祉館について。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(伊藤成一)休憩いたします。
(休憩中、答弁調整。)
○委員長(伊藤成一)今の質問について、あとで答弁もらうということでいいか。
○委員(口田委員)いい。
○委員長(伊藤成一)再開いたします。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(伊藤成一)口田委員。
○委員(口田邦男)それでは85頁をお願いします。先ほど追加説明がございましたけれども、緊急通報システムについて、この件について何か変わるようなことを言われていましたけれども、ちょっと詳しく説明をお願いします。
○委員長(伊藤成一)保健・医療グループ主任。
○G主任(小笠原敏子)グループ主任の小笠原です。
今年度の9月をもって古い機種のほうの切り替えになるものですから、耐用年数が切れるということで切り替えを考えているんですけれども、機種自体に大きな変化はございません。電話機本体に取り付けて緊急時にボタンを押す、そしてペンダントのボタンを押せば通報されるというシステム事態は変化はございません。ですから安心と安全という部分では保証は継続できると判断しております。
○委員長(伊藤成一)口田委員。
○委員(口田邦男)そこで、この運営委託というふうに書いてございますけれど、普通何かことが出た場合にその処理というのかな、受付というのか、どういうふうに表現していいかわからないけれども、それはどこかに委託してやっているのかな。
○委員長(伊藤成一)保健・医療グループ主任。
○G主任(小笠原敏子)現在までの機種はボタンを押すことで札幌の健康づくり財団というところに通報が入りまして、そこから本人の確認とか協力員への要請というのがなされたのですが、10月からは通報先を消防署のほうで受けてくれるということになりまして、通報すると消防署のほうに通じるようになります。そこから協力員のほうに要請がかかって随時出動するという態勢になります。
○委員長(伊藤成一)口田委員。
○委員(口田邦男)実は半月ほど前のことなんですけれども、たまたまお年寄りが朝の8時半ごろからちょっと腰が抜けまして動けなくなったと。その段階で8時半から家族が見つける3時ごろまで、じっとそこに座り込んでおったままだったということで、電話もあったんだけれども、電話で家族に電話しても家族みんな仕事に出ていてなかなか通じないと。そこで、その緊急なんだかというのがあったわけなんだけれども、何でそれを使わなかったのだということになると、以前に猫がからんで間違ってつながってしまったと、そうしたら当局からえらいお叱りを受けたというわけさ。それでせっかくそういう状態になったときもそれは使えなかったと。何で使わないのかと聞いたら、いや、怒られるから使わなかったと、使えないのだと。そんなような対応で使えないような物ならいらないということで、それをどこへ訴えたらいいかと、ましてや町の職員がそんな受け答えをしたら容赦ならんぞというようなことを思ったけれども、なんかそっちで札幌のほうだというから、そこらへんはそういう苦情があるのかないのか、現在まで。どうですか。
○委員長(伊藤成一)保健・医療グループ主任。
○G主任(小笠原敏子)今のケースの方についてご家族の方からお電話をいただいた経過がございます。ちょっと細かい様子などを伺ったんですけれども、果たしてそれがどこからどのような形でお年寄りの方に電話がいったかというのがちょっとこちらでもわからなくて、ただ誤解を受けるような説明をもし町がしていたとしたらそれは申し訳ないことをしたということで陳謝したんですけれども。緊急時のボタンを押してほしいという依頼はもちろんしていますが、確かに猫がのったですとかということでの誤報も多い現状もございます。ただ、本当に動けないとか、痛くてとか、大変なときには必ずペンダントなりボタンを押してほしいということは再三お話をさせていただいているんですが、高齢者の方なので繰り返しそこらへんについてはお話をしていくのが必要だとは思っております。
○委員長(伊藤成一)口田委員。
○委員(口田邦男)実際にはたいしたことないだろうと思うけども、年寄りというのはまるっきり子どもなものだから、ちょっとしたことでもえらい気にして、一回ちょっと怒られたらもう絶対それには触られないという、そういう意識を持つので。今回についてはたいしたことがなかったからいいけども、これによって万が一、生命の問題にかかわるようだったら大変なことだから、ひとつ何とか善処してもらいたいなということで今お尋ねしたわけでございます。よろしいです。そういうことなら。
○委員長(伊藤成一)先ほどの答弁あるようですので。総務課長。
○課長(荒木義春)たいへん失礼いたしました。委員ご案内のように、現在は福祉館の管理人は通年で、創造館の管理人は夏の間の6か月間をやらさせていただいてございます。当初は創造館のほうも1年間で、しかもそこにある元の教員住宅に住みながらお願いしていたところでございますけれども、冬期間の利用状況からして現在は夏のみの6か月、6月から11月という期間でお願いしております。単なる鍵の開け渡しだけではなくて、周辺の環境整備も当然やっていただいておりますし、更にご案内のようにいのちを守る会というNPO法人の活動も増えてきました。その中で、果たして福祉館の管理人の方にそれもあわせてお願いできるかどうかという部分がちょっと考えているところでございまして、同じ少ない福祉館の管理人の方の報酬で、謝礼で創造館の管理人もお願いできれば一番いいのでしょうけれども、そういう両方の施設の環境整備も入ってまいります。新年度に向けて、教育委員会、更には保健福祉課と協議をさせていただきまして、なるべく効率的な管理ができる体制をとっていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○委員長(伊藤成一)口田委員。
○委員(口田邦男)内容的にはよくわかりませんけれども、ただ、傍から見てればもったいないなと、たいした仕事もないのに二人も管理人おいてというのが一般的な見方なんですよ。ぜひひとつ内容を精査していい方向に持っていってください。以上です。
○委員長(伊藤成一)他に。
森田委員。
○委員(森田慎治)1点だけお尋ねします。80頁の社会福祉施設の中の節で15工事費のことについてお伺いします。ここに上清水福祉館の浄化装置設置工事とあるわけでございますけれども、これは更新なのか、それとも新たに設置するのか、伺います。
○委員長(伊藤成一)福祉グループ主任。
○G主任(中村富志男)ただいまのご質問ですけれども、上清水につきましては昨年の水質検査で硝酸窒素が出まして、飲み水がちょっと適さないということで今回この装置を新規に設置したいというふうに考えております。
○委員長(伊藤成一)森田委員。
○委員(森田慎治)そうしますと、これは産業振興課の浄水との関係の、そういった補助を含めた中の金額になるわけですか。それともそれは補助対象にはこれは入らないのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)福祉グループ主任。
○G主任(中村富志男)産業振興課の補助については特に考えておりませんでした。
○委員長(伊藤成一)森田委員。
○委員(森田慎治)これは要するに地下水汚染ですからその対象になると思うんですけれども、法的な形では対象にならないと・・・。
○委員長(伊藤成一)森田委員、マイクをちょっと自分に向けてください。
○委員(森田慎治)すみません。補助の対象に公的施設の場合はならないというふうに受け止めたほうがよろしいでしょうか。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(伊藤成一)休憩します。
(休憩中、答弁調整。)
○委員長(伊藤成一)再開いたします。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(伊藤成一)福祉グループ主任。
○主任(中村富志男)産業振興課のほうの補助の対象にはならないということでございます。
○委員(森田慎治)わかりました。
○委員長(伊藤成一)他に質疑ありますか。
山岸委員。
○委員(山岸政彦)1点だけお聞きしたいと思います。94頁の委託料、次世代育成支援計画策定委託料ですけれども、先ほども住民意向調査を委託ということでありましたけれども、これこそ職員の中で例えばやるとかということはできないのでしょうか。この次世代育成支援計画の策定を例えば職員の中でやるとかということは考えられないのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)児童保育センター長。
○児童保育センター長(佐藤典隆)先ほどご説明したのですが、この次世代の育成支援計画、後期計画です。前期につきましては平成21年度までの前期計画が終了することによって後期になるのですが、前期計画のときに計画書の作成については直営ではなくて委託、全てを委託の中で作業を進めて現在やってきているわけなんですが、後期計画につきましては策定については直営で私たちがやろうと思っています。ただ、一部、アンケート調査だとかニーズ調査等もした中で作成していくものですから、その部分にかかわる分析とか解析とかというような形を若干ですが300千円を予算に計上させていただいているところでございます。大半は直営で作成する予定でございます。
○委員長(伊藤成一)よろしいですか。
他に。
原委員。
○委員(原 紀夫)78頁の先ほども一部質問が出ておりましたが、清水町シルバー人材センターの関係についてちょっとお尋ねをいたします。私、昨年もお尋ねをしたのですが、補助金を下げるなと、今言われたように重複して減るわけですから、そういう面からシルバー人材センターの運営そのものに支障がでるのではないかということが私なりに心配な面があったものですから質問をさせていただいたのですが、昨年、移転する年には事業実績そのものが1億円ぐらいあるということでかなり運営状況はいい方向にあったんですが、今も引き続き、昨年も同じように引き続き実績があって、今後町の補助金をなんとか増額してほしいとか、そういう動きというのはまったく今のところ懸念されないというふうに理解してよろしいのか、このへんをお尋ねをいたします。
○委員長(伊藤成一)保健福祉課長。
○課長(伊藤 登)今のご質問ですけれども、現在、経済状況が非常に悪くなっているという中では、個人で仕事を頼むというか、草、枝払いだとか、いろんなことを頼んで一億何千万円のお金があるということになっていますけれども、今後においては若干事業量が減ってくるのかなとは思っていますけれども、補助金に対しての要望とか、増額要望というのは今のところは来ておりません。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)わかりました。
36番の清水旭山学園の改築補助資金の補助金の関係ですが、一応条例によってずっと支出をしているということだと思うのですが、最終的にこの補助金というのはいつの段階になったらなくなるのか、このへんについてまずお尋ねをいたします。
○委員長(伊藤成一)福祉グループ主任。
○G主任(中村富志男)この補助につきましては償還が2016年10月10日で終わる予定になっております。平成28年の10月10日です。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)最終的に何十年もになると思うんですけれども、補助を始めたときから最終までの額というのはいくらなんでしょう。
○委員長(伊藤成一)福祉グループリーダー。
○Gリーダー(北岡敏男)福祉グループの北岡です。
限度額ですね。225頁に掲載しておりますけれども220,693千円でございます。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)この高額な補助金ですが、旭山学園の運営そのものによって、この補助金が今後減っていくという可能性はまったくないのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)答弁は。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(伊藤成一)休憩します。
(休憩中、答弁調整。)
○委員長(伊藤成一)再開いたします。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(伊藤成一)保健福祉課長。
○課長(伊藤 登)すみませんでした。毎年、道の補助、最初に決まるんですけれども、その補助金が10万円ちょっとなんですけれども、決定した時点でその分が減ってくるというような状況が生まれております。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)総体からみると、やはりこの2億円以上の町費を毎年重ねていって出すわけですが、町民からみるとこれだけ財政が厳しいときに少しでも減らせないのかという声が結構あると私は今回聞きましたので、今お尋ねをしたのですが、昨日あたりも御影の診療所の関係でもいろいろそういうものがでていましたからあれですが、やはり、なんとか社会福祉法人といえども、そういう運営状況が好転しているとか、そういう面がもしあるとすればこの額は極力減らしていく努力をお互いにすべきでないかと、この総合計画等をみても毎年10,000千円の額をずっと計上しているということをみると、この額はほぼ固定されているのかなという気もしたものですからお尋ねをしたのですが、この額は固定されている額ではないのですね。
○委員長(伊藤成一)福祉グループ主任。
○G主任(中村富志男)旭山学園と先ほど申しました償還期間に基づいて契約を取り交わしております。その中でも、極力、学園さんの状況が好転すれば繰上償還とかそういうことも考えられるかもしれませんけれども、現状としてはこの契約に基づいて償還をお願いしていくということになると思います。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)・・・。
(マイクスイッチが入っておらず聞き取り不可。)
○委員長(伊藤成一)マイクスイッチ入っていますか。
○委員(原 紀夫)80頁の敬老会の食糧費21番についてですが、昨年の予算から見ると5万円ほど減っていると思うのですが、昨年も一部問題提起をさせていただいたと思っているのですが、今年度についても昨年同様、紅白のまんじゅうを同じようにお届けをするということで計画をされているのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)福祉グループ主任。
○G主任(中村富志男)昨年もご質問あったと思いますけれども、本年度につきましても適正に対象者を絞り込みまして、まんじゅうということで、紅白まんじゅうでございますけれども、それについて該当者の方にお配りしたいというふうに考えております。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)何か前聞いたところでは、かなりまんじゅうだけを持ち帰りして、当日のこの敬老会には出ないという人がかなりいるということも聞いているのですが、全体的にこの敬老会の持ち方そのものについて、私は昨年も言いましたが、若干、年に一度のまさに清水町に貢献した方々ばかりの集まりでもありますし、75歳以上でしたか、ということでありますから、若干財政も好転をしてきているということも常々言われているわけですから、こういうところにもう少し気持ちよく配財をして、工夫をしつつ、敬老会が楽しみというようなものにしてほしいなと、こういう思いがあったのですが、こういうことはこの予算措置をする前段でまったく考えておられなかったのかどうかについてお尋ねをいたします。
○委員長(伊藤成一)福祉グループ主任。
○G主任(中村富志男)ただいまのご質問ですけれども、敬老会の内容につきましてはその都度検討はさせていただいております。ただ、限られた予算の中で、来ていただいた方、該当する方に多少なりとも気持ちを表したいということでこのような予算組みになっておりますので、ご了承いただきたいと思います。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)町長にお尋ねいたします。私が今申し上げましたことについて、もう少し中身について考えたほうがいいなという思いはあるかどうか、このへんお尋ねいたします。
○委員長(伊藤成一)町長。
○町長(高薄 渡)以前は敬老会に多額の費用をおかけしましてご案内をしていたわけでありますけれども、内容的にはなんら変わっていないです。ですから、お弁当を出して、飲み物を出して、その場では食べれませんのでお持ち帰りをしていただいたと、こういうことです。その部分を除いて今やっているわけなんですよ。後は更に敬老年金、こういうものを節目節目にお贈りしていたと。それを省かせていただいたと。そういうような状況でございまして、これが高齢者でたくさん増えてきた場合にどうするかということになると、また分散しなければならないというような状況もうまれるわけでありますけれども、現在のところ、75歳以上の方にご案内をしているということでございまして、これ以上その方法論を変えるということになると、なかなか考えようによってはできるかもしれませんけれども、限られる予算の中でも、これ以上かけない、かけるというのであればまた方法があります。しかし、来られた方についてはそれぞれの老人クラブの皆さん方が出し物を出して、いろんな面で踊りや歌やらやっていただきまして、楽しみながらお帰りいただいているのが現状であります。この中で少し変えられるのであれば検討もしてみたいなと思います。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)検討してみたいということでありますので、どうか前向きにお願いをしたいと思います。
85頁の緊急通報システム、先ほどもでておりましたが、この関係について若干お尋ねをいたします。昨年もお尋ねしましたが、今まで本町が使用していたシステムとは違っていろんな種類があるんだろうと思いますが、先ほどの答弁を伺ったところ、従前のものと大差がないということを伺ったわけですが、他の方法というか、会社は変わるんでしょうけれども、そういうものも検討されたのかどうか、このへんについてお尋ねをいたします。
○委員長(伊藤成一)保健・医療グループ主任。
○G主任(小笠原敏子)他の機種として札幌の事業所ですとか、検討した経過がございます。それで、今と同じ機能で検討した場合に現状よりも金額が高くなるということと、オプションをしなければ現状の機能を維持できないという、いろいろな問題がありまして、実績と信頼のある現状のNTTということに決めさせていただきました。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)額的に従前と同じぐらいの額を使うとか、まだそれより以上の額を投入すれば、まさにこの今のシステムよりもより高度なものがあるということもあったのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)保健・医療グループ主任。
○G主任(小笠原敏子)現状のものと同じ通報の形になっていて、後はガスと熱センサーがつくという形では同じでございます。それから、3か月に1回、今、健康づくり財団がお身体のご様子を伺うというふうにシステムがなっているんですけれども、それもつける場合もオプションでやることが札幌の事業所はできました。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)今の、従前のものですけれども、使う人がしっかりその使用方法を熟知をしていないと全く意味のないものというか、高いものですけれども、そういうものになってしまうという気が私は以前からしておりまして、例えば休むときに自分の寝室から離れたところに本機があって、そして首に下げるものをまた同じところにおいてあるとかというのも私は何度も見ているものですから、その際に、これはここに置いたら意味がないですよということを言ったりしたこともありますので、そういうところについてはかなり年をめされている方ですので、使い方そのものについてもどうもわかっていないという人もかなりいたものですから、去年からいろいろと言わせていただいているんですが、やはり再度そういうところは忙しい中でたいへんでしょうけれども、覚えている人と全くそのへんがあまりわかっていない人というのが現におりますので、そういう対応はしっかりしてほしいなという気がいたします。非常にあの機械そのものは敏感な機械で、私も去年言いましたけれども、私も間違ってちょっと押してしまって、すぐ札幌のほうにつながって謝ったことがありまして、これはすばらしい機械だなという気がいたしましたので、操作さえ間違わなければ非常にいいものだと認識をしますので、そういう指導をよろしくお願いをいたします。
86頁の関係ですが、老人福祉センター運営費の50番の施設の修繕料がありますが、この332千円の中にボイラーの修理に要した修繕費というのはどれくらいあるのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)福祉グループ主任。
○G主任(中村富志男)新年度のその中にボイラー関係の予算は計上しておりません。ただ、平成20年度の補正の中でボイラーを行うということにしておりますので、そちらのほうでボイラーについては修繕を行う予定になっております。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)ここの中にあるのは、332千円か。これはボイラーが今後新設されますね。従ってその中には新品だから入らないと、こういう理解をしていいんですね。昨年のやつを聞けといってもだめですもんね。わかりました。いや、かなり修理費がかかっていて、もうにっちもさっちもいかない状況になっていて替えているという認識を私はすべきだと思っておりましたので、どのぐらいかかっていたのかなということを、今使っているわけですけれども、現状使っているわけですけれども、どんな状況にあるのかなということをお尋ねしたのですが、もしここでわからないということであれば結構でございます。
○委員長(伊藤成一)保健福祉課長。
○課長(伊藤 登)金額については、大変申し訳ございませんけれども、今資料を持っていませんので。ただ、ご存知かと思いますけれども、建設から一回も取り替えていないというボイラーですので、ボイラーそのものが管に穴が開いたとか、給湯の部分で管理人のところに給湯のお湯が行くんですけれども、それを入れている間にもう冷たくなっただとか、いろんな支障がでてきたわけなんです。それもだましだまし使ったんですけれども、更には床暖房全体、床暖房になっているんですけれども、ある部屋はもうぜんぜん容量的に間に合わないということで、ヘッダーという部分があるんですけれども、そういうところを止めちゃって個別暖房にしたりとかいろんな支障がでてきて、最終的にはもうこれ以上長くもたないし、修理費をかけても長くもたないというような診断もされたものですから、今回、たまたまそういう事業でできるということで補正に載せさせていただいたと。本当はもうもっともっと前に緊急を要していたんですけれども、ご存知のようにお金がないというような状況の中では、たいへん心苦しかったんですけども、お年寄りには、利用者には、たいへん無理をかけたなと、このように思っています。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)はい、わかりました。
89頁のほうに移らせていただきますが、さわやかプラザの関係で、計画を先送りして、一年間運営を延ばしてもらったりしていた経緯がございますが、利用者と話し合いを持って、そして意向を聞いてより良い方法を探っていくという方向で現在に至っていると思うのですが、今、この中に新たに施設が入るということを含めて、利用者はさわやかプラザの固定的な人になるのでしょうけれども、話し合いというのはしっかり後で問題がないようになっているというように理解してよろしいのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)保健福祉課長。
○課長(伊藤 登)その件については、当初、きずな園が移ってきてさわやかプラザの一部を使うというような計画もあったんですけれども、それが違う部屋で用を足すということになりましたので、さわやかプラザについては単独で使えるということで、現在の利用者については影響ないということで考えています。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)さわやかプラザの委託料が相当数下がっておりますが、これはどういう関係でこのようになっているのかお知らせ願いたいと思います。
○委員長(伊藤成一)福祉グループ主任。
○G主任(中村富志男)さわやかプラザにつきましては、昨年、今、課長からお話があったとおり利用者等との話し合いを進める中で、利用できるように環境を整えてほしいという中で、時間の延長等も検討して参りました。その中で、ここで時間を1時間早めることになりますけれども、その分について、日中については職員が巡回して管理等に対応していくということにさせていただきました。これまでシルバーに委託していました管理につきましては、午後5時15分以降ということで、これまで日中もシルバーに委託していたんですけれども、この分を午後5時ということで、その分の単価について落とさせていただきました。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)わかりました。
95頁の関係でお尋ねをいたします。通所タクシーの委託料が7,221千円みられております。かたや、この通所タクシーの利用者の負担金が379千円ということになっておりますが、これから先の計画を見たときに平成23年度には廃止をするという方向になっていますが、これを廃止をするということは利用者が減少したことによるものなのかどうか、お知らせ願いたいと思います。
○委員長(伊藤成一)児童保育センター長。
○児童保育センター長(佐藤典隆)通所タクシーの委託の部分なんですが、利用者が減になるというようなことでは想定してございません。おそらく、今おっしゃっているのは第二次緊急3か年計画に基づいた実行プランの中で、タクシーについては平成23年度以降は廃止する方向ということで書かれていたと思います。ただ、その前提はそういうことも含めて必ずしもやるということで決定しているわけではございませんで、将来的に保育所そのものがどういう運営形態をとるか、例えば清水の部分にかんしては、常設の保育所については1か所、2か所、第一、第二とございますので、あと児童数のこれからの推移とかそういうものをトータルで考えた中で、統合するのがいいのかどうかという部分も出てくると思いますが、そういう形の中で平成23年度にはその検討も含めて廃止もありうるなというふうに考えていますし、完全に廃止する方向に行くにしても、実際に利用者がいますので、その利用者について何らかの形の助成をする。例えば自家用車にかかわっての助成をするとか、そういうこともトータルで考えていくと、必ずしもその平成23年の廃止という部分では、まだ決定はされていないというふうに私のほうも理解してございます。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)この通所タクシーを導入した経緯というのはいろいろあると思うのですが、当然のことながら保育士さんが乗って送り迎えをするという対応をされていると思いますが、こういうことを管内でやられているというようなところというのはあるのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)児童保育センター長。
○児童保育センター長(佐藤典隆)通所タクシーを導入したという経過は、かなりのへき地保育所がございましたのでそれを再編するということで、今、熊牛1か所になってございます。当然、閉所されたへき地保育所の児童については町内、第一保育所、第二保育所のほうに入所してございますので、その際に保護者等との協議の中で導入をという要望が強かったわけで、そういうときに導入してございます。今、お話のあるような十勝管内でそういうのがあるのかということなんですが、現在、そういうところがあるというふうには聞いてございません。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)この通所タクシーの利用者の負担金について、もう少し額を上げて負担してもらおうとか、そういう考えはまったくないのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)児童保育センター長。
○児童保育センター長(佐藤典隆)タクシーの利用している児童につきましては、一月当たり2,500円をいただいています。また、2人目、3人目といいますか、兄弟で乗られたりしているときには減額もしてございますが、当初からこの単価でそれぞれ契約をして行っておりますので、当面そういう形はとっていきたいなというふうに考えています。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)はい、わかりました。
これで終わりなのでご容赦を願いたいと思います。103頁のきずな園の関係でお尋ねをいたしますが、1年延ばしたということがあって新しく移転をするに際していろいろな悩み等もあったと思いますけれども、以前、運動以外はこの保健センターでも対応できるということのお答えを聞いておりますし、この遊具も少なくて施設内でどれだけできるかが検討したいんだという話もありましたが、これらの問題点は新しい施設に移転するにあたって解消されたのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)児童保育センター長。
○児童保育センター長(佐藤典隆)お答えします。きずな園につきましては先ほど課長のほうからもお話がありましたように、さわやかプラザの一部を利用して運動機能の回復だとか運動機能の訓練だとか、そういうような部分で、それぞれきずな園にある遊具等の道具、器具を持ち込んでという計画は今もありますが、すべてを持ってきて行えるというふうには当初から考えておりませんで、最大限さわやかプラザの区分の中で器具を導入してやろうと、更にさわやかプラザの設置してある器具を利用できるものは利用したいなというようなことで今は進めてございます。その後、保護者とかとお話しした中で、やっぱり今ある器具、かなり動く機械とか大きな機械がありますので、保護者のほうでちょっと心配だと、子どもたちが走ってあるいたときに怪我するんじゃないかというような話もでました。そこで、いろいろ協議した中で、同じ2階のボランティアルームがございますが、そちらの中はフロアーになっていまして、ここのスペースで使える、実際は若干さわやかプラザよりもスペースは小さくなるのですが、いわゆる固定した部屋として利用したらどうかという再提案をさせていただいたんですが、その中で協議した中でそこを利用すると、当然先ほどよりも器具については更に量は少なくなるなというふうに思っていますが、運動訓練の中でいろんな器具を使いますので、決まって全員がこの器具を使うということにはならないと思っていますので、それ相応の個々の対応が十分できるかなというふうに考えてございます。
○委員長(伊藤成一)原委員。
○委員(原 紀夫)わかりました。今まで町民の健康増進という立場からいろいろ検診等もあそこでやられておりましたが、あの分についてはまったく支障はないのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)保健福祉課長。
○課長(伊藤 登)今ご質問の部屋については、ボランティアルームですからボランティア団体が会議とかに使っていて、その頻度が少ないといえば少なかったので、他の部屋で代替できるということで、そこをきずな園で専用していただくということになりましたので、支障はございません。
○委員(原 紀夫)終わります。
○委員長(伊藤成一)ここで町長より答弁を訂正したいとの申し出がありますので、許可します。
町長。
○町長(高薄 渡)先ほど、敬老会につきましてのご質問の中で75歳以上うんぬんと言ったのですが、ご案内するのは77歳以上ということでございますので、訂正願いたいと思います。
○委員長(伊藤成一)他に質疑。
西山委員。
○委員(西山輝和)ひとつだけお願いします。保育所運営費の人件費のことでちょっとお聞きしたいんですけれども、臨時職員の賃金のことなんですけれども、これは総務課長あれですか。臨時職員は全部みんな同じですか。保育所の臨時職員もこっちの行政のほうの職員もみんな同じですか。段階あって分けているんですか。
○委員長(伊藤成一)総務課長。
○課長(荒木義春)今おっしゃるご質問の保育所の臨時職員、あるいはさまざまあります。事務系の臨時職員もいますし、更に給食センターの調理の臨時職員もおりますけれども、賃金体系は事務系は事務系で持っておりますし保育所は保育所で臨時職員の賃金表をもってやっているところでございます。
○委員長(伊藤成一)西山委員。
○委員(西山輝和)保育所に新人が入ってくるんですけれども、学校を卒業して資格をとって入ってきて、本採用にはうちはなかなかしたくてもできないんですけれども、そういう中で臨時職員を雇っているんですけれども、給料体制がやっぱり1年、2年いても同じ体制でいくものですから、やはり将来のことを考えてすぐ辞めていっちゃうんですよね。それで段階的にちょっと少しぐらい何か考えるというようなことはできないのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)児童保育センター長。
○児童保育センター長(佐藤典隆)ただいま総務課長のほうからお話があったように保育所の保育士、また幼稚園の臨時教諭、そういうような臨時職員につきましては別な給与体系を持っています。今、委員がおっしゃったような、当然、大学を出てすぐ来られた職員につきましては、その基準に合った号俸で給与設定させてもらっていますし、当然、給料表をもっていますので、1年経過するごとに給料は上がってございます。一号俸ずつ上がってございます。当然、当然と言ったらおかしいのですが、いわゆる上限はございますが、大学を出てすぐの給料表は13号になりますが、一応上限を27号と設定しておりますので、14年ぐらいは毎年1号俸ずつ上がっていくと、そういうことになってございます。
○委員(西山輝和)よろしいです。
○委員長(伊藤成一)他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(伊藤成一)質疑なしと認めます。
これで民生費の審査を終わります。