北海道清水町議会

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平成21年度予算審査特別委員会(3月19日_一般会計 歳入1)

○委員長(伊藤成一)一般会計の歳入の審査を行います。第1款「町税」15頁、16頁の審査を行います。
 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。
 税務課長。

○課長(滝口幸男)税務課長の滝口でございます。よろしくお願いします。
 それでは、平成21年度徴税関係の予算概要についてご説明を申し上げます。予算書の頁では15頁から16頁になりますが、最初に12頁をお開きいただきたいと思います。12頁ですが、総括の歳入第1款、町税の総額では1,130,154千円となり、前年度当初予算額と比較いたしますと額では73,346千円の減、また率では6.1%の減を見込んだところでございます。次に15頁をご覧いただきたいと思います。まず、個人町民税について申し上げます。個人町民税につきましては、滞納繰越分を含めて391,400千円見込んでおりますが、景気の悪化により給与所得の落ち込みや原油価格の高騰による経費の増大などにより、農業所得、営業所得においても所得の減少傾向が見られることから、前年度当初予算と比較いたしますと滞納繰越分を含めて2,010千円の減額を見込んだところであります。次に法人町民税につきましては、77,080千円を見込んでおりますが、個人町民税同様に景気の悪化の影響を受け、収益の減収が見込まれることや、法人数の減少により滞納繰越分を含めて14,920千円の減額を見込んだところでございます。次に固定資産税につきましては572,500千円を見込んでおりますが、本年度が3年に一度の評価替え年度にあたり、土地では一部市街地の地価に下落がみられ、また家屋につきましても経年による減少が見込まれます。また、償却資産につきましては、従来の評価基準の改正による減少に加え、大規模な設備投資も見込めないことから、滞納繰越分を含めて前年度より27,300千円の減額を見込んだところであります。国有資産等所在地市町村交付金につきましては昨年とほぼ同額を見込んでおります。次に16頁になりますが、軽自動車税につきましては課税台数が若干増える見込みであることから、滞納繰越分を含めて前年度より500千円増の18,250千円の税収をみこんだところであります。次に町たばこ税でありますが、たばこ税につきましては健康増進等の理由により喫煙者数の減少によりまして、率にして14.7%、額にして11,400千円の減額の66,200千円の税収を見込んだところであります。次に入湯税につきましては予算科目の設置となっております。以上で町税関係の概要説明とさせていただきます。審査のほどよろしくお願い申し上げます。

○委員長(伊藤成一)これから質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 原委員。

○委員(原 紀夫)1点だけちょっとお尋ねをしたいのですが、15頁の町税の固定資産税、3年に一度の評価替えということですが、住宅を改築をしたりしたときには、建築、改築の申請だとかそういうものが必ず上がってくるものなのでしょうか。

○委員長(伊藤成一)賦課グループリーダー。

○Gリーダー(市川優一)賦課グループリーダーの市川です。よろしくお願いします。
 改築の申請というのは税務課では扱っておりません。改築の申請ということになりますと建築係のほうで取り扱うことになると思います。その場合でも、範囲につきましては市街化区域、都市計画区域内のものになると思います。あと、農家のほうは面積で大きいものにつきまして、非木造では該当になるものもあるかなと思いますけれども、改築につきましては固定資産税の対象としましては、面積が増えた部分につきまして見させていただくということでやっております。

○委員長(伊藤成一)原委員。

○委員(原 紀夫)現状の住宅に対して面積が増えずに、例えば1,000万円ぐらいかけて改築をしたとかいうことになったときでも、これは固定資産税が上がっていくとか、そういうことはならないということなのですか。

○委員長(伊藤成一)賦課グループリーダー。

○Gリーダー(市川優一)改築の定義というのがいろいろあると思います。外壁を直すというのもあります。面積が増えないというのもあります。中の造作を直すというのもございます。それを把握するというのはちょっと根本的に難しい面もあります。そういうことで、管内的には面積の増えたものについては面積の増えた分で見させていただくというのを基本にしているとあって、清水町もそれでやっております。

○委員長(伊藤成一)原委員。

○委員(原 紀夫)かなり古い建物で、建物で今お話を承った中では、それを解体して建てるとかということではなくて、誰が見てもかなり金をかけて直したと、改築をしたということがわかっていても、これは課税の対象にならないということでよろしいんですね。

○委員長(伊藤成一)賦課グループリーダー。

○Gリーダー(市川優一)家の定義が、屋根と三方に壁があれば、誰が見ても家というようなものを家屋として定義されております。今のご質問のかなり微妙なところがあるとは思いますけれども、主なものを、例えば柱ですとかそういうものや何かを改築のときに新しいものに取り替えるということで、大規模な改修ということになればかなり考え方も変わってくるかなと思います。どの程度でもっておさめることができるのかちょっと微妙なところありますので、今この場で解答というのも難しいかなと思っております。

○委員長(伊藤成一)原委員。

○委員(原 紀夫)改築で課税には、今のところ面積が増えない限り本町としてはならないと、今のところしていないということでよろしいですね。

○委員長(伊藤成一)賦課グループリーダー。

○Gリーダー(市川優一)基本的にはそれを旨としております。

○委員(原 紀夫)はい、終わります。

○委員長(伊藤成一)他に。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(伊藤成一)質疑なしと認めます。
 これで、町税の審査を終わります。

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○委員長(伊藤成一)次に、第2款「地方譲与税」17頁、第3款「利子割交付金」18頁、第4款「配当割交付金」19頁、第5款「株式等譲渡所得割交付金」20頁、第6款「地方消費税交付金」21頁、第7款「ゴルフ場利用税交付金」22頁、第8款「自動車所得税交付金」23頁、第9款「地方特別交付金」24頁、失礼しました。「地方特例交付金」24頁の以上、第2款から第9款までの審査をします。
 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

○委員長(伊藤成一)これから質疑に入ります。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(伊藤成一)質疑なしと認めます。
 これで、第2款から第9款までの審査を終わります。