平成21年度予算審査特別委員会(3月23日_後期高齢者医療保険特別会計)
○委員長(伊藤成一)これより、議案第26号「平成21年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算」の審査を行います。
特に説明することがあれば説明してください。
保健福祉課長。
○課長(伊藤 登)それでは、平成21年度後期高齢者医療保険特別会計予算案の概要についてご説明を申し上げます。歳入から説明いたします。284頁、1款保険料につきましては北海道後期高齢者医療広域連合の試算で91,029千円でありまして、前年度と比較して9,993千円の減です。この広域連合の試算では、対象人数が50名ほど増加していますが、保険料の軽減措置が新たに均等割額9割軽減や所得税で58万円以下の50%の非被用者保険の被扶養者の9割軽減の1年延期の措置により減額となったところでございます。次に285頁2款一般会計繰入金につきましては42,266千円で、前年度と比較しまして9,589千円の増となっているところです。事務費繰入金として保険料の徴収に係る経費が広域連合への事務費共通経費分の予算4,340千円と保険料の軽減分の負担金として保険基盤安定繰入分として広域連合の資産による35,786千円を計上したところでございます。ただし、保険基盤安定分につきましては予算の4分の3が道から補助されております。次に歳出につきましてご説明いたします。289頁2款でございます。後期高齢者医療広域連合の納付金につきましては131,149千円で、前年度予算より1,003千円の減となっております。これは保険料分が91,023千円で広域連合で試算によりますところ9,993千円の減額計上となったところでございます。広域連合の試算につきましては、保険料に滞納繰越分344千円を見込んで計上しております。基盤安定部分については35,786千円の計上でございます。広域連合の事務費負担金としての共通経費分は広域連合で試算した4,430千円を計上したところでございます。以上、後期高齢者医療保険特別会計案の説明といたします。よろしくお願いいたします。
○委員長(伊藤成一)これより歳入歳出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)284頁、歳入のところです。ここで前年度と変わっているところ、いわゆるその特別徴収と普通徴収の額、全体に今説明を受けたようにいろんな徴収金額が少なくなっていると、割引があるというのもわかりました。問題は、この割合、これはどこを基準にして割合を出したのですか。わかるかな、普通徴収へ移行するという人がだいぶんいるんだろうと思うのですが、そこらへんのところの考え方はどうなっていますか。
○委員長(伊藤成一)保健・医療グループ主任。
○G主任(横山美貴子)保健・医療グループの横山です。よろしくお願いいたします。
ただ今の質問に答えさせていただきます。今年度と大きく変わった点ということで、特別徴収と、あと普通徴収の割合が非常に変わった点なんですけれども、今年度8月に国のほうで軽減措置ということで7割軽減の方が9割軽減となったことによって、清水町においても約900人の方が特別徴収の方から普通徴収にまわりました。その方については今年10月まではいったん全員普通徴収、保険証でもって納めるようになります。そういったことで900人分の保険料、だいたい考えまして昨年と大幅に普通徴収と特別徴収の割合が変わった結果になりました。以上です。
○委員長(伊藤成一)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)わかりました。9割軽減になったということですね。そこでこの9割軽減が伸びたということがひとつあるのですが、この普通徴収の場合は滞納が生まれるんですよね、どうしても。この滞納分の保険について、一年間経過したという状況の中で、いわゆる資格証明書を発行するということがおこるのではないかというふうに思っているのですが、そこらへんのところどうなっていますか。
○委員長(伊藤成一)保健・医療グループ主任。
○G主任(横山美貴子)今の質問にお答えいたします。資格証明書の関係なんですけれども、国のほう、そしてあわせて広域のほうでも悪質なものに限るということで資格証明書のほうの発行は考えております。清水町なんですけれども、平成20年度の保険料、納期すべて終わって、あとは2月と3月だけの方なんですけれども、おかげさまでほとんどの方が納めていただいております。私たちのほうもできる限りそういったことがないように、滞納、忘れられているような方たちについては直接電話等で連絡し、納めていただき、現在ほとんどの方に納めていただいております。今のところ、うちの清水町のほうでこの該当になるような方はいないのではないかと思っております。以上です。
○委員長(伊藤成一)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)非常に配慮しなきゃならんということがありますので、ひとつその点はよろしくお願いします。基本的に私はこの後期高齢者医療制度というのは止めたほうがいいのではないかというふうに思っております、いろんなことがあるので。
もうひとつ聞きたいことがあったのです。歳出の289頁の後期高齢者広域連合納付金というのがあるんですが、この一番最後に共通経費分というので4,340千円の負担金。この負担の割合というのが非常に不平等だというふうに感じているんですけれど、ここらへんのところどういうふうになっているでしょう。例えば、大きな札幌市なんていうのはかなりの負担を持たなきゃならないのに持たないというのは、町村割の均等割とか、人口割とかと言っているのでしょう。そこらへんのところどんなふうになっているのか、ちょっと教えてください。
○委員長(伊藤成一)保健・医療グループ主任。
○G主任(横山美貴子)・・・。
(マイクスイッチ入っておらず聞き取り不可。)
○委員長(伊藤成一)マイクスイッチ入っていますか。
○G主任(横山美貴子)失礼いたしました。今の質問にお答えいたします。まず、人口割というのと、市と町村によってその負担する割合が違うんですけれども、それとあわせて基準になるものに対して人口、その対象となる人をかけていくという割合で計算しているようです。ちょっと申し訳ないんですけれども、今手元にその割合を書いた書類というものがございません。表というのでしかありませんので、割合については後日ご説明したいと思います。よろしいでしょうか。よろしくお願いします。
○委員長(伊藤成一)妻鳥委員。
○委員(妻鳥公一)この割合が、実は非常に小さい村とか町に、負担がかかってるんですよ、これ。本当にやるんだったら人口割でやるというのが本来の姿なんですけどね。細かい数字はいいです。これは小さい町村に割合としては大きくかかっているというふうに聞いております。ここらへんのところ、町長、少し直すように連合に言ってください、どうですか。
○委員長(伊藤成一)町長。
○町長(高薄 渡)お答えします。細かい点はちょっと私も資料もっておりませんけども、通常、国保連合会に準じていると思うんですけれども、あるいは町村会だとか、すべて、議長会だとかいろいろありますけれども、人口割とそれから均等割という形になっております。これは不公平なことであればお話しなければならないところでありますけれども、たいていは公平にいっているのではないかなと私は思っているのですけれども、逆に言えば小さい町村で、もっと小さい村だとか、そっちのほうがちょっと有利になっているのかもしれませんし、町のほうがちょっと不利なのかもしれませんし、市だけがよくなっているということもありえないかもしれないのですけれども、もしそういうことであれば連合会のほうにこれからの議題としてまたいかなければならないとこのように思っております。
○委員(妻鳥公一)終わります。
○委員長(伊藤成一)他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(伊藤成一)質疑なしと認めます。
これで、議案第26号の平成21年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の審査を終わります。