平成21年度予算審査特別委員会(3月23日_簡易水道事業特別会計)
○委員長(伊藤成一)これより、議案第31号「平成21年度清水町簡易水道事業特別会計予算」の審査を行います。
特に説明することがあれば説明してください。
都市施設課参事。
○参事(佐藤正敏)それでは、先ほどと同じように、主な事業の内容について説明したいと思います。
はじめに425頁、1款の美蔓簡易水道事業費の2項施設費の1目施設費、前年度比較なんですけれど61,545千円の減ですが、この要因としまして下美蔓地区の給水の開始によりまして、給配水工事の完了によりまして、こういう形になったところでございます。次に、本年度の事業につきましては、15節の工事請負費の12浄水場機器更新工事4,662千円の予算計上でありますが、これにつきましては美蔓浄水場計装機器の更新を行うものでございます。次に428頁でございます。美蔓簡易水道事業費の2項施設費の1目施設費の15節工事請負費8,064千円でございますが、10排水布設工事費としまして御影太平2丁目道路で3,507千円、11施設配水布設替え工事によりまして御影2丁目道路、御影太平2丁目道路の2路線で4,557千円の予算計上となっています。また、13節の委託料52用地確定測量委託料263千円、17節公有財産購入費の10水源地用地購入1,600千円につきましては、平成20年度補正予算の臨時交付金で繰越明許費として議決をいただきました御影簡易水道基本調査委託によりまして、水源調査業務1井のボーリング調査がおかれますが、その水源による取水施設の用地不足によるものでございます。以上、簡単ですが概要説明といたします。以上です。
○委員長(伊藤成一)これより、歳入歳出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
加来委員。
○委員(加来良明)簡水で、過日行われた補正予算の件で最後まで確認できない点がありましたので確認させていただきたいと思うんですけれども、平成19年度各会計主要政策成果表の中にあります業務、現況及び経営分析という中で、例えば給水区域内人口2,721人、この中には今回井戸を掘る人は入っているのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)水道グループリーダー
○Gリーダー(横山 隆)・・・。
(マイクスイッチ入っておらず聞き取り不可。)
○委員長(伊藤成一)スイッチ入っていますか。
○Gリーダー(横山 隆)水道グループリーダーの横山です。よろしくお願いします。
この数値に対しましては入っておりません。以上でございます。
○委員長(伊藤成一)加来委員。
○委員(加来良明)それでは、給水人口には入っているのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)水道グループリーダー。
○Gリーダー(横山 隆)入っておりません。
○委員長(伊藤成一)加来委員。
○委員(加来良明)そうしたら、年間総配水量の中には入っているのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)水道グループリーダー。
○Gリーダー(横山 隆)総配水量には入っております。
○委員長(伊藤成一)加来委員。
○委員(加来良明)有収水量には入っているのでしょうか。
○委員長(伊藤成一)水道グループリーダー。
○Gリーダー(横山 隆)入っておりません。
○委員長(伊藤成一)加来委員。
○委員(加来良明)使用量等、価格決定する際にはこういうデータを元に使用量の料金等を設定していっていると思うんですけれども、本来この数字、給水原価とか料金単価とか供給単価とか、こういう数字が本来とは違うということになりますか。
○委員長(伊藤成一)水道グループリーダー。
○Gリーダー(横山 隆)先にまずお話ありました有収率の関係なんですが、有収水量、有収率の関係なんですけれども、有収率につきましては、給水する水量と料金として収入のあった水量の比率を載せているわけでございます。この間の補正の中で補償する方の水量につきましては、いろいろ水量のあらわし方で有収水量とか無効水量とかいろいろあるのですが、この方の取り扱いにいたしましては、事業者の維持管理上の都合上、消費された水量として無効水量の中の一部として扱っております。以上でございます。
○委員長(伊藤成一)加来委員。
○委員(加来良明)それでは供給単価の中には含まれてこないということでいいですか。
○委員長(伊藤成一)水道グループリーダー。
○Gリーダー(横山 隆)そのとおりでございます。
○委員長(伊藤成一)加来委員。
○委員(加来良明)実際には使っていたと、総水量の中から、その中から使われていたということですよね。どれぐらい使っているかもわからない、そういう状況の中で、供給単価等を決めていく中ではそれなりの影響が出てくるんだと思うんですけれども、これが実際その決算委員会に提出された資料が本当ではないと、正しいものではないということで理解してよろしいですか。
○委員長(伊藤成一)水道グループリーダー。
○Gリーダー(横山 隆)決算資料の中で供給単価として表しているものにつきましては、料金収入に対する給水原価の割合ということなので、給水原価そのものには多少は含まれないとはいえないと思います。
○委員長(伊藤成一)加来委員。
○委員(加来良明)それでは、有収水量のなかには含まれているわけですから、そういう使用料等を払っている人からすれば、その人の分も使用料を払っていたということになると理解してよろしいですか。
○委員長(伊藤成一)水道グループリーダー。
○Gリーダー(横山 隆)先ほどこの部分の水につきましては無効水量の扱い方になっておるということで、再度ご説明させていただきます。
○委員長(伊藤成一)加来委員。
○委員(加来良明)他にこのような状況のところがあるかないかは、この間、把握できていないということの答弁をもらったんですけれども、それは今までに例えば資料が残っていない、口頭で引き継がれてきている、きていない、そういうところは現状ではそのとおりなのか、もう一度確認します。
○委員長(伊藤成一)水道グループリーダー。
○Gリーダー(横山 隆)このような案件につきましては他には一切ありませんというふうにこちらはおさえております。以上です。
○委員長(伊藤成一)加来委員。
○委員(加来良明)ということは、今後一切おきえないということを執行側としては、町としては言えるということですか。
○委員長(伊藤成一)水道グループリーダー。
○Gリーダー(横山 隆)現状ではそこまでというか、表現難しいのですが、我々としてはそういうことはないというふうに捉えております。以上です。
○委員長(伊藤成一)加来委員。
○委員(加来良明)そう捉えてきて実際に今回あったわけですよね。この簡易水道に限らず、上水道、集落排水についても。本来であれば資料を残して現状をしっかりしていく中で次の対策はうっていくということが本当の執行側がやる事業だと、町が取り組む事業だと思うんですけれども、そこらへんを、この数字も信頼できない、ちゃんと払っている人がいる中で不公平感を感じざるをえないと、それはもしその時点でわかっていれば、それで何年後に、例えば井戸を掘りますよとか、切り替えしますよと、その間の当分の間、その間だけこういう措置を取りますよということが、そのときにきちんとしているのであればそれは理解できますけれども、そのまま引き継がれもしないでこのような状況になってきたということは、水道料を払っている人にしたら、なぜ使っているのに払わない、そうしたら私だって払わないほうがいいわとか、やっぱり不公平感につながると思うのですけれども、そのような事態がどうしておきたのか私には理解できないんですけれども、どういう可能性がありますか。そういうふうになって引き継がれてこなかった、水涸れがしたその原因も本当にそうなのかどうなのかわからないと、どういうときにそういうことが起きるのですか。もし何かわかれば、そういうところでわかればお答え願いたいのですけれども。
○委員長(伊藤成一)都市施設課長。
○課長(栗本勝矢)今のご質問なんですけれども、一応私どもはそういうことがないという確信は持っておりますけれども、どういう過程でこういう形になったのか、ちょっと私どもには今理解はできませんけれども、今後に向けてこういうことがないような形で進めたいと思いますし、また、今までの中にはないという判断はしておりますけれども、再度一回、ちょっと時間はかかるんですけれども見直しをかけてみたいなと思っております。
○委員長(伊藤成一)加来委員。
○委員(加来良明)今答弁いただいたんですけれども、簡易水道に限らず、集落配水でも何でも、上水道でも、こういうことが100%おきないということは、今回の件で私は信じられませんし、いつどのようなことが、これが100件あるのかもしれないしゼロかもしれないしという状況の中で放っておくわけには私はいかないと思うんですけれども、これを今後調査等をしていくような、取り組みをしていくという考えはありますか。
○委員長(伊藤成一)副町長。
○副町長(安曇達雄)たいへんご心配をおかけをいたしましてお詫びを申し上げたいと思います。こういったことが二度とおきないようにきちんと整理をしていかなければならないと思っておりますし、点検作業を進め、今お話ありましたとおり、100%ないという断言がもちろん、思いとしてはありますけれども、断言できるものではございませんので、きちんと点検をして参りたいというふうに思います。
○委員長(伊藤成一)加来委員。
○委員(加来良明)ぜひやっていただきたいと思うんですけれども、方法としては聞き取りなど、いろんな過去の携わった人とか、役場の中にまだいると思うので、そこらへんをしっかり把握した中で、しっかり町民に不公平感を持たさないように町として取り組んでいただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○委員長(伊藤成一)副町長。
○副町長(安曇達雄)はい、十分今日のご趣旨を押さえながら点検作業を進めていきたいと思います。
○委員(加来良明)終わります。
○委員長(伊藤成一)他に質疑ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(伊藤成一)質疑なしと認めます。
これで、議案第31号「平成21年度清水町簡易水道事業特別会計予算」の審査を終わります。