北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成21年第3回定例会(3月12日_日程8)

○議長(田中勝男) 日程第8、議案第14号、清水町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について、議案第6号、平成20年度清水町一般会計補正予算(第12号)の設定について、議案第7号、平成20年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第6号)の設定について、議案第8号、平成20年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第9号、平成20年度清水町老人保健特別会計補正予算(第2号)の設定について、議案第10号、平成20年度清水町介護保険特別会計補正予算(第5号)の設定について、議案第11号、平成20年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第12号、平成20年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第13号、平成20年度清水町上水道事業会計補正予算(第3号)の設定について、以上、9件を一括議題とします。
 本案について、提案理由の一括説明を求めます。
 最初に、議案第14号について、保健福祉課長。

○保健福祉課長(伊藤 登) 議案第14号、清水町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について、提案理由を申し上げます。この条例につきましては、新設の条例であります。
 平成21年4月から実施されるプラス3%の介護報酬の改定に伴い、その改定で上昇することとなる第1号被保険者の介護保険料について、その上昇分を抑制することを目的として、国庫から交付される介護従事者処遇改善臨時特例交付金を適切に管理運営をするために、条例を制定するものであります。
 清水町介護従事者処遇改善臨時特例基金の考え方並びに内容につきましては、事前に配布されております議案説明資料により説明をしますので、1頁をご覧ください。
 第1号被保険者保険料の軽減の考え方ですが、1つ目として介護従事者の処遇改善のために行われる介護報酬改定に伴う平成21年度及び平成22年度の介護保険料の上昇分抑制のための介護従事者処遇改善臨時特例交付金により基金を創設すると、2つ目として介護保険料の上昇分の抑制対象は地域支援事業を除いた給付費の介護報酬改定に伴う増加分であります。3つ目として、介護従事者処遇改善臨時特例交付金により、平成20年度中に基金を設置し、基金を取り崩すときは、介護給付費及び予防給付費に要する費用に充てるため、介護保険特別会計に繰り入れるものであります。
 内容としましては、1つ目としてプラス3%の介護報酬改定により、介護従事者の処遇の向上を図ることで、2つ目として、このプラス3%の介護報酬に伴う保険料の上昇を抑制する措置を講ずることとしたものであります。改定による平成21年度の上昇分につきましては、下の表のとおり、3%の全額を国費で交付をすると、改定による平成22年度の上昇分の半額につきましては、被保険者の負担を国費により軽減をすると、最終年度の23年度につきましては交付金はないということで、実質3%の国費でみられるかというと、ご覧のように1.5%しか国からは交付金としてこないということでございます。この上昇分の1.5%につきましては、被保険者の負担になろうかと思います。内容と考え方につきましては以上のとおりでございます。
 この条例につきましては、全7条から成り、第1条には設置目的、第2条には積立、第3条は管理、第4条は運用益金の処理、第5条は繰替運用、第6条は処分、第7条に委任についての規定であります。
 附則としまして、施行期日は、この条例は、公布の日から施行する。この条例の失効、2として、この条例は、平成24年3月31日限り、その効力を失う。この場合において、基金に残額があるときは、当該基金の残額を予算計上し、国庫に納付するものとする。
 以上で提案理由の説明といたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(田中勝男) 次に、議案第6号から議案第13号までの補正予算について、副町長。

○副町長(安曇達雄) それでは、議案第6号、平成20年度清水町一般会計補正予算(第12号)の設定についてご説明を申し上げたいと思います。
 歳入歳出の補正につきましては、それぞれ713.324千円を追加しまして、歳入歳出予算の総額を7,580,951千円とするものでございます。
 歳入予算の補正からご説明いたしますので、10頁をお開き願います。
 歳入でございます。12款1項2目1節3番道営事業受益者負担金熊牛中地区につきましては、道営土地改良事業費の確定見込みによる減でございます。
 11頁、13款1項の使用料、2項の手数料につきましても、それぞれ確定見込みによる補正でございます。
 12頁にまいります。主なものをそれぞれ申し上げますので、それぞれご理解をいただきたいと思いますが、14款2項1目3節子育て応援特別手当費補助金、それから4目1節1番地域活性化生活対策臨時交付金、それから13頁にまいりまして、2節の定額給付費補助金につきましては、国の第2号補正予算を受けまして、新規に追加するものでございます。その他それぞれ額の確定見込みによる補正でございますので、よろしくお願いしたいと思います。
 14頁、15款2項道補助金にまいります。2目9節3番の強い農業づくり交付金事業補助金、これにつきましては、国の第2号補正予算を受けまして、JAが建設する穀類乾燥調整施設増設、また農業サポートセンターが導入するフォレージハーベスター等の導入に対する補助金を新たに追加するものでございます。その他の道支出金につきましては、それぞれ額の確定見込みによる補正でございます。
 16頁にまいります。16款1項1目1節1番土地貸付料でございますが、清水緑森会との分収林契約満了によりまして、土地貸付料として収益の3割について補填するものであります。2款1項1目1節町有林売払収入につきましては、売却予定地の売却が一部困難となったことから減額するものです。
 17頁、17款1項2目1節1番特定寄附金でございますが、いきいきふるさとづくり寄附金として、5個人から寄附がありましたので追加するものでございます。
 18頁、18款1項1目1節1番財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正におきます歳入不足額について、基金から繰り入れるものでございます。
 なお、20年度末の財政調整基金残高は727,323千円でございます。
19頁、20款4項1目1節1番後期高齢者医療広域連合受託事業収入、それから5項5目雑入11番検診料徴収金から50番の美蔓地区畑地かんがい施設管理委託金まではそれぞれ額の確定見込みによる補正でございます。55番のLGWANサービス提供設備共同構築事業助成金及び56番の公的年金特別徴収等審査システム導入費用助成金につきましては、財団法人北海道市町村振興協会からの助成が受けられることになったことによる追加でございます。
 続きまして、歳出でございます。21頁からでございます。
 歳出で、1款1項1目の議会費、それから22頁の2款1項3目財産管理費から23頁の12目情報化推進費まで、それぞれ決算見込み額によります不用額の補正でございます。24頁、14目の定額給付金につきまして、これは目の新設でございます。国の第2号補正予算を受けまして、景気悪化による住民の対処をするため、定額給付金を給付することにより、住民への生活支援を行うことを目的として合わせて住民に広く給付することにより、地域経済対策としても実施するものであります。給付金は162,396千円と事務費として8,230千円を追加するものです。
 27頁にまいります。3款1項1目20節の13番ですが、福祉灯油助成費につきましては、12月1日基準日の対象者確定による減額補正でございます。3目20節10番の老人施設入所措置費につきましては、養護老人ホーム入所者の確定による減額です。
 28節の繰出金でございますが、介護保険特別会計繰出金につきましては、保険料の改定に伴う電算処理システムの改修に伴う追加でございます。
 4目障害福祉費につきましては、自立支援給付費事業の確定による補正でございます。
 28頁、5目の在宅支援費につきましても、同様に事業確定による不用額の補正でございます。
 29頁、6目老人福祉センターの運営費につきましては、国の臨時交付金を活用し、老朽化したボイラーの更新を行うための追加でございます。
 3目の児童措置費につきましては、それぞれ決算見込額による不用額の補正でございます。
 31頁、7目子育て応援特別手当費につきましては、国の第2号補正を受けまして、目の新設でございます。大変厳しい経済情勢におきまして、子育ての支援を行うため、緊急措置として、第2子以降の児童について、1人当たり36,000円を支給するもので、対象者147人分の子育て応援特別手当5,292千円と事務費705千円を追加するものでございます。
 4款1項1目28節の繰出金につきましては、それぞれ各会計における決算見込額における補正でございます。
 13節の委託料につきましては、予防接種及び各種検診の終了による不用額の補正です。
 33頁、4目24節10番上水道事業資本金出資、それから28節10番簡易水道事業特別会計繰出金につきましては、決算見込額による減額補正です。
 20番の簡易水道事業特別会計繰出金、これにつきましては、国の臨時対策交付金により御影簡易水道の水源更新を行うための基本設計費等の経費について追加するものです。なお、今申し上げました国の臨時対策交付金、これの概要につきましては、別にお配りをさせていただきましたけれども、議案説明追加資料ということで、平成20年度一般会計補正予算(第12号)地域活性化政策臨時交付金関係説明資料ということで、資料1をそれぞれお配りさせていただいたところです。これによって、ご覧いただきながらというふうに思います。
 33頁に戻りまして、5目15節10番公衆浴場浴槽等改修工事につきましては、同様に国の臨時交付金により防水工事を行うため追加するものでございます。
 34頁、12節50番収入証紙取り扱い手数料につきましては、ごみ袋の売り上げ増に伴う手数料の追加です。
 52番し尿収集運搬業務委託料及び19節10番十勝環境複合事務組合負担金につきましては、し尿収集の増加に伴う運搬料及び処理にかかる負担金の追加でございます。2目清掃センター費の15節工事請負費につきましては、国の臨時交付金により清掃センターの灰出し設備及びバグフィルターの交換を行うため追加するものです。
 35頁、6款1項3目農業振興費19節39番強い農業づくり交付金事業補助金につきましては、道からの内示によりJAの穀類乾燥調整施設整備事業及び清水町サポートセンターのフォレージハーベスター等の機械増の経費分として追加するものでございます。
 そのほか、農業委員会費、4目畜産業費、5目牧場費、36頁の6目土地改良事業費、7目御影農業用水管理費、いずれもそれぞれの決算見込額による不用額の補正でございます。
 38頁、10目の農地移動適正化斡旋事業費につきましては、移動等による斡旋件数の増加により報酬を追加するものです。
 39頁、8款2項2目除雪対策費につきましては、2月の臨時会において、10,000千円を追加したところですが、2月の降雪が多く、今後の降雪に対応するため、新たに5,000千円を追加したところです。この補正予算を提案以降、新たな降雪が直近にございまして、そのへんの見込みについて、大変申し訳ないと、お詫び申し上げたいと思いますが、不足が生じてまいりますので、追加補正で再度除雪予算の補正をお願いすることとなってございます。大変そういう意味で、それぞれの予定をしっかり見極めながらという点では不十分だったということでお詫び申し上げたいと思います。
 3目の道路新設改良費につきましては、国の臨時交付金を受けて、古潭橋架け替えにかかる予算、予備設計調査委託料を追加させていただきます。それとともに、御影西2条北仲道路改良舗装整備工事を追加、それから町道のわだち堀等の舗装補修工事、それから舗装のわだちにより危険な清水羽帯間道路、羽帯16号道路のそれぞれ追加を行いまして、安全な道路の確保に努めてまいりたいということで計上させていただきました。
 4項1目都市計画総務費11節40番電気料につきましては、公設灯、地下道分の電気料において燃料費高騰調整額の値上がりにより不足額を生じることから追加するものです。
 40頁、お開き願いたいと思います。2目18節10番公園芝刈り機購入につきましては、国の臨時交付金を受けて老朽化した乗用型草刈機1台を更新するため追加するものでございます。
 3目28節10番公共下水道事業特別会計繰出金につきましては、終末処理場電気料につきまして、燃料高騰調整額の値上がりにより不足額を生じる見込みがあることから繰出金を追加するものでございます。
 5項1目住宅管理費にまいります。11節50番の施設修繕料につきましては、公営住宅の入退居の増に伴い修繕料に不足を生じることになりますので、追加をさせていただきます。
 15節11番東団地住宅屋根及び外壁改修工事につきましては、国の臨時交付金により未改修の29棟の改修費を追加するものでございます。
 42頁、9款1項1目の消防負担金でございます。それから次の43頁、10款1項2目の教育振興費につきましては、それぞれ決算見込額による不用額の補正を行うところです。
 44頁、10款2項1目15節15番小学校グランド改修工事につきましては、国の臨時交付金により清水小学校及び御影小学校グランドに土を加えて整備するため追加するものでございます。
 45頁でございますが、3項1目15節15番御影中学校耐震化工事につきましては、入札による不用額の補正でございます。なお、耐震化工事費の減額により、事務費として計上しておりました需用費及び備品購入費について減額するものです。
 15節16番、清水中学校音楽教室等防水改修工事につきましては、国の臨時交付金により清水中学校音楽室及び玄関部分の防水工事を追加するものでございます。
 46頁、5項4目18節11番図書管理電算システムにつきましては、国の臨時交付金により図書管理貸出し電算システムの更新を図るため、追加するものであります。
 7目の農業研修会館費の15節10番ボイラー更新工事につきましても、国の臨時交付金により温風暖房機の更新を図るために追加するものでございます。
 47頁、6項2目の体育施設費でございますが、15節11番アイスアリーナ屋根塗装工事及び18節10番アイスアリーナ製氷車両購入事業につきましては、国の臨時交付金を受けまして追加するものでございます。
 その他、それぞれ決算見込額による不用額の補正でございます。
 49頁、12款1項1目公債費元金につきましては、特定財源の内訳として牧場使用料の増収分を牧場施設の公債費元金に充当するための補正でございます。
 続きまして、5頁をお開き願います。繰越明許費でございます。
 国の第2号補正により実施します、先程の追加資料にもございますとおり、事業について今年度内に事業が完了をしないことから、平成21年度へ予算を繰越して執行するために追加補正をするものです。
 また、変更の御影中学校耐震化補強事業等につきましては、入札完了により事業費が減額となったことにより、繰越金額について変更をするものでございます。
 続きまして、6頁をお開き願いたいと思います。
 第3表でございますが、地方債補正につきましては、歳入予算で説明を申し上げました町債の発行見込額に合わせて、それぞれ限度額を変更するため補正するものでございます。
 以上で、一般会計補正予算(第12号)の説明をさせていただきます。
 続きまして、議案第7号、平成20年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第6号)について説明を申し上げます。
 補正予算の内容は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ541千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,394,924千円とするものであります。
 5頁、歳入でございますが、2款1項2目、それから2項2目、それぞれ交付額の確定によるものでございます。
 4款1項1目の高額医療費共同事業負担金については、同様に交付額の確定、2項1目財政調整交付金につきましても、それぞれインフルエンザ予防接種に対する補助金分を増額するものでございます。
 6頁、7款1項1目の一般会計繰入金につきましては、それぞれの交付額の確定によるもの、それからその他一般会計繰入金で今回の補正予算に対する財源不足分を調整するものでございます。
 7頁、1款1項2目一般管理費の需用費と役務費でございますが、70歳から74歳の医療費自己負担凍結による高齢受給者証の再交付に係る経費でございます。
 2款1項1目一般被保険者療養給付費につきましては、歳入歳出に伴う特定財源の補正を行うものでございます。
 8頁、4款1項1目介護納付金でございますが、これも特定財源の補正でございます。
 5款1項1目高額医療費共同事業医療費拠出金及び3目の保険財政共同安定化事業拠出金につきましては、負担額の確定によるものでございます。
 6款2項1目保健事業費につきましては、平成20年度北海道調整交付金の補助対象として、国保一般被保険者に対するインフルエンザ予防接種等に係ります費用が認められたことによります計上となるものでございます。
 10頁、10款1項1目後期高齢者支援金は歳入歳出に伴う特定財源の補正でございます。
 以上で、国民健康保険特別会計補正予算(第6号)の説明とさせていただきます。
 次に、議案第8号、平成20年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定につきまして、ご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額について、歳入歳出それぞれ823千円を追加し、歳入歳出それぞれ136,406千円とするものでございます。
 歳入についての説明ですが、5頁をご覧いただきたいと思います。
 2款繰入金の一般会計繰入金につきましては、751千円の減額でございます。
 3款諸収入としてはシステム改修委託料の補助として、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金1,386千円、後期高齢者制度の周知事業の特例交付金として、広域連合円滑運営人事特例交付金188千円の増額補正でございます。
 歳出についてでございますが、6頁をご覧いただきたいと思います。
 1款1項1目一般管理費として、後期高齢者医療制度の周知事業として、事務事業用消耗品及び印刷製本費を増額補正、後期高齢者医療制度の見直しによるシステム改修として委託料の増額補正でございます。
 2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、事務経費分の共通経費が減額となったことによる減額補正でございます。
 以上で、後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
 次に、議案第9号、平成20年度老人保健特別会計補正予算(第2号)について説明を申し上げます。
 歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ40,935千円を減額いたしまして、歳入歳出それぞれ132,537千円とするものでございます。
 今回の補正につきましては、老人保健に係る医療費の見込み額がそれぞれ確定したことによる補正でございます。
 5頁、歳入ですが、1款支払基金交付金、2款国庫支出金、3款道支出金、6頁の4款繰入金、それぞれにつきましての減額の補正でございます。
 7頁、歳出でございますが、2款医療諸費として、医療給付費、高額医療費等に係ります医療費支給費についての減額補正でございます。
 以上で、老人保健特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第10号でございますが、平成20年度清水町介護保険特別会計補正予算(第5号)の説明をさせていただきます。
補正の内容としましては、既定額から1,730千円を減額し、総額を769,230千円とするものでございます。
 歳入から説明いたします。5頁をお開き願います。
 1款1項介護保険料でございます。特別徴収、普通徴収、それぞれ介護保険料の見込額確定による補正、3款1項の国庫負担金につきましては、介護給付費負担金内示額の減額による補正、3款2項の国庫補助金につきましては、条例の制定を提案しておりますが、清水町介護従事者処遇改善臨時特例基金の財源として見込んだ交付金の補正でございます。
 6頁にまいります。4款1項支払基金交付金、社会保険診療報酬支払基金からの介護給付費交付金の内示額の減額による補正でございます。
 5款1項道支出金につきましても、同様でございます。
 それから7款1項一般会計繰入金でございますが、歳出予算の補正によります事務費繰入金の補正でございます。
 7頁にまいります。7款2項介護給付費準備基金繰入金につきましては、今回の補正における保険料の不足額について、介護給付費準備基金から繰り入れるものでございます。
 8頁をお開き願います。
 歳出でございますが、1款1項1目一般管理費につきましては、介護保険条例の改正で、ご提案をしております平成21年度からの介護保険料の賦課のために必要な事務システム改修を行うものであります。既定予算に693千円を追加するものでございます。
 2款1項1目居宅介護サービス給付費につきましては、訪問介護、通所介護等、保険給付支出見込額増による補正でございます。
 2款1項2目地域密着型サービス給付費、2款1項5目居宅介護住宅改修費、2款1項6目の居宅介護サービス計画給付費につきましては、それぞれ支出見込額減による補正でございます。
 2款3項1目特定入所者介護サービス費につきましては、施設入所者短期入所生活介護等の利用者の食費、それから居住費、滞在費の自己負担を保険より補足給付するもので、施設入所者等の利用増による保険給付支出見込額増による補正でございます。
 10頁、4款1項1目介護給付費準備基金積立金につきましては、歳入で予算補正をしました介護給付費準備基金利子を基金に積み立てるための補正でございます。既定予算に111千円を追加するもので、基金積立額につきましては、今回の111千円の増額によりまして3月末の積立額が58,431,229千円となる予定でございます。
 4款1項2目介護従事者処遇改善臨時特例基金積立金につきましては、歳入で予算補正をしました介護従事者処遇改善臨時特例交付金8,266千円を基金に積み立てるための補正でございます。
 以上、介護保険特別会計補正予算(第5号)の説明を終わらせていただきます。
 続きまして、議案第11号、平成20年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。
 補正の内容としましては、歳入歳出予算の補正で、既定額に614千円を追加し総額を683,758千円とするものです。
 5頁、4款1項1目の一般会計繰入金ですが、本予算の財源を一般会計繰入金で財源調整をするものです。
 6頁、1款2項2目11節の終末処理場需用費の電気料につきまして、原油高騰による燃料費調整額の増加に伴い、見込額の増によるものです。
 3款1項1目公債費元金につきましては、財源のみの補正でございます。
 以上、公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
 次に、議案第12号、平成20年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。
 補正の内容は、歳入歳出予算の補正と繰越明許費の設定でございます。歳入歳出予算の補正と繰越明許費の設定でございます。歳入歳出予算の補正は既定額に18,170千円を追加し、総額を158,762千円するものです。
 繰越明許費の設定につきましては、3頁の第2表にて説明をさせていただきます。
 まず、6頁をお開き願います。歳入でございますが、2款1項1目の現年度分の水道使用料ですが、決算見込み有収水量の増などによる補正で美蔓地区水道使用料、御影地区水道使用料、それぞれ増となるものでございます。
 次に3款1項1目の一般会計繰入金ですが、本予算の財源を一般会計繰入金で財源調整をするものでございます。繰越明許分で19,320千円の追加、その他の分で3,605千円の減額、合わせまして15,715千円の増額でございます。4款2項1目の雑入につきましては、消費税還付金等の決算見込額の増によるものでございます。
 7頁、1款1項1目美蔓簡易水道事業の経営費、それから2款1項1目15節の御影簡易水道事業費の経営費につきましては、決算見込額による補正でございます。
 3項2目の公債費利子につきましては、財源のみの補正でございます。
 8頁、2款2項1目13節51番の御影簡易水道事業基本計画及び水源調査の委託業務で、地域活性化・生活対策交付金事業の一つとして、繰越明許により実施をするものでございます。
 次に、3項1目の公債費元金につきましては、財源のみの補正でございます。
 続きまして、繰越明許費のご説明をさせていただきます。
 3頁、お開き願います。第2表の繰越明許費につきましては、さきほど歳出でご説明を申し上げました地域活性化・生活対策交付金事業の一つとして実施する御影簡易水道事業基本計画委託料につきまして、本年度内に委託料の支出を終えることができず、翌年度に繰越して使用するため、繰越明許費として定めるものでございます。繰越明許費の金額は19,320千円でございます。
 以上で、簡易水道事業特別会計補正予算の説明とさせていただきます。
 次に、議案第13号、平成20年度清水町上水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。
 収益的収入及び支出の補正につきましては、収入の既定額に920千円を追加し、水道事業収益総額を130,786千円とし、また支出の既定額から280千円を減額し、水道事業費用総額を104,178千円とするものでございます。
 次に、資本的収入及び支出の補正につきましては、収入の既定額から799千円を減額し、収入の総額を44,997千円に、支出の既定額から59千円を減額し、支出の総額を108,594千円とするものでございます。
 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足をする額63,597千円の財源として、現年度分、過年度分の損益勘定留保資金、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額の他に平成19年度決算による5,900千円の減債積立金と繰越または当年度利益剰余金見込みのうち2,246千円を補填財源として調整をするものでございます。
 次の頁、利益剰余金の処分の補正につきましては、資本的収入の不足分財源として、繰越または当年度利益剰余金のうち、2,246千円を減債積立金として、予定処分の変更をするものです。
 次に、収益的収入及び支出の内容についてですが、3頁になります。
 最初に収益的収入の補正の内容ですが、1款1項1目1節の水道料金につきましては決算見込額の補正、次に収益的支出の補正の内容につきましては、1款1項1目8節の原水及び浄水費の動力費につきましては、浄水場電力料の決算見込額、または9節の薬品費につきましては、次亜鉛素購入費の決算見込量の減による補正でございます。
 次に、資本的収入及び支出については4頁でございます。
 1款2項1目の出資金につきましては、水道管移設工事補償金収入の増、給水収益の増による流動資産見込額の増などにより経営基盤安定のための一般会計からの出資金を1,000千円減額するものです。
 また、3項の工事補償金につきましては、道道北清水線工事に係る北海道からの水道管移設工事の補償金の額が確定したための補正でございます。
 資本的支出については、1款1項1目の施設費の配水管布設工事につきまして、水道管移設工事費の確定による補正でございます。
 以上で、上水道事業会計補正予算の説明とさせていただきます。
 説明が雑ぱくになり申し訳ございません。以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。

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○議長(田中勝男) ここで休憩いたします。

○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。

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○議長(田中勝男) これより一括して質疑を受けます。
 質疑ありませんか。
 5番、中島里司議員。

○5番(中島里司) 一般会計で、実際にはトータル的なものとしては、地域活性化・生活対策臨時交付金の絡む部分なんですが、項目としては、いろいろと載っておりますが、その中で34頁の清掃センター費の工事請負費、灰出し設備等改修工事の発注形態というか、私は基本的にこれは地域活性化ですから、できるだけ町内に発注をすべきだろうと、可能な限り工夫をしながらでも、町内業者、場合によっては経由をしてでもというふうに私は考えております。
 そのなかで、この灰出しをどういう考え方で発注をしていくのかということがひとつ、それから土木費の公営住宅の東団地屋根及び外壁改修工事につきまして、これにつきましては、屋根ふき替えですから板金業、塗装については塗装業だと思います。そのなかにあって、板金はいろいろと過去に発注されて経験済みだと思っていますが、塗装工事については地元に多く小規模な会社が何社あるかはわかりませんが、かなりあると思います。この機会にそういう方々に受注の機会を与えることはできないのか、そのへんについて、これは発注にかかわりますので、入札行為、指名という部分からそちらのほうでお答え願えればと思います。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(草野和好) お答えします。ただいまの清掃センターの関係ですが、清掃センターにつきましては、ダイオキシン等の関係で平成14年度でしたか、改修工事等をやられております。工場プラントということで、設計と施工をやられているわけですが、今、ご案内のこの事業の主旨からして、その部分が町内業者で可能なのかどうなのか、可能ではない部分もあるのか、可能な部分もあったりということも考えられますので、しっかりと検討をしていきたいと思います。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) 公営住宅の整備改修事業でのご質問でございます。昨年、東団地2と同じように、20年度に実施しました、ご案内のように屋根ふき替えと壁の塗装でございます。ばらばらに発注すると、それぞれ経費の足場の部分とか、そういう共通経費がかさむということで、現在は建築事業として20年度も発注させていただきました。21年度のこの事業につきましても、そのような形で進めさせていただきたいと思います。

○議長(田中勝男) 中島里司議員。

○5番(中島里司) それでは1点目の清掃センターの関係ですが、今、私がお聞きしたのはこの灰出し設備改修工事ということになっていますが、すでにメンテ業者が入っているということで、私が懸念しているのは、こういう改修等に出てきた場合に、そういう業者に随意契約をしながらやっていくのではないかという懸念を持っております。というのは、メンテ会社が実際に現場に行って細かく調べないとわからないと思いますが、メンテ業者が直接もし出したとしても、直接仕事するところなんてひとつもないんですよ。バグフィルターという今回そういう取替えが入っていますから、そのへんを仕分けしないとだめではないかと、そういったらメンテ会社は、ほかでやられたらうちはメンテの部分で責任が取れませんと言うと思います。余談になりますが、車の部品と同じなんです。つくっているところはそんなに工場がないんです。そこから出て行って、メーカーのところを通ったらそれが純正部品なんです。直接買ったら純正部品ではないが、純正がつくことで値段が上がっているというのが、いろんな機器類の部分で最近特に強く感じているんです。このへんについてもそういう傾向が出てくるのではないかということで、今、私が地元といったのは、そういう部分を調査して地元業者として競争をしてもらいながら、同等の成果を上げられるのではないかと、そういうことでお聞きしておりますので、それについてちょっとお答えをお願いします。

○議長(田中勝男) 町民生活課長。

○町民生活課長(草野和好) 今のお話ですが、平成20年度もある部分の清掃センターの工事をさせていただきましたが、今のお話のようなことの部分で検討した部分もございます。いわゆる、設計・施工をやられた企業、関連会社、そこが今メンテを請け負っているわけですが、従来からそういったなかで随意契約が多かったのかなと認識をしております。その代替が他のメーカーできくのかどうか、そうすることで安上がりにできる部分というのはひとつにはあると思いますが、安全性の確保ができるのかどうか、担当としてはそういう懸念もございますので、ご意見をいただきながら十分に検討をしたいと思います。

○議長(田中勝男) 中島里司議員。

○5番(中島里司) ぜひ検討をしていただいて、性能的には私が聞いたところではそんなに製造元はないと、あちこちからつくって出てくるものではないということで、性能的にはその中から出てくればそんなに差はないと聞いております。機会があればまた課長と直接お話を、こういう例がありますよというお話を申し上げたいと思います。
 次に、公営住宅の件ですが、総務課長からお答えいただきましたが、ぜひ地元の業者が受注ができる状況、屋根ふき替えと塗装部分で足場が一緒だから建築業者に出しますよということは、いろんな問題があるからそれが一番いいのかなと思うんですね。地元業者に出す場合はね。業種が違うのでという2通りの面があるのかなと、今、私がお話をしているのは金額が高くなるとか安くなるとか、地元の場合は高ければいいというものでもないのですが、安ければいいというふうにも思っておりません。地元業者が少しでも仕事の機会やチャンスがあればいいと思っていますから、今、総務課長が考えられている方法で地元業者を、地元業者というのはどういうとらえかたなのか、本社所在地という言いかたになってきますが、そういう面も含めて検討、やはり建築でないとまずいですか。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) やはり29棟ですから、一括、同一業者とは考えてはおりません。なるべく多くの方に受注していただいて、この主旨にのっとった事業展開になるように考えておりますので、多くの地元事業者の方が携われるような体制をつくっていきたいと考えております。

○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
 1番、原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 私は、繰越明許費の部分について、かなり多くの項目がありますが、ここについてお尋ねをさせていただきます。
 1点目としまして、総合計画との関連についてお尋ねしたいわけですが、過日の議員協議会の場において、今回示されております、15の事業について明らかにされたわけですが、この事業については変更はきかないんだというお話をされておりましたので、今、中島議員からも一部質疑ありましたが、すでに発注をされているものもあるのかなという感じも受けましたが、そういう面では急がれている部分もあるのかなと気がいたしますが、この15の事業の中で、私は今年の平成21年度の第四期清水町総合計画実施計画の事業計画書を持っているわけですが、前回の説明の中では四角くかこってある事業については、21年度の総合計画の実施計画に掲載されている事業だと書かれておりましたので、私はこの事業が149項目あるわけですが、ほとんどこのなかに盛られているのかなと思って調べてみたんですが、例えば公衆浴場の改修とか、古潭橋の改修であるとか、公園施設管理の車両の購入とか、農業会館の設備改修とか、図書管理システムの更新であるとか、アイスアリーナは別ですね、この5点等について、まったくこのなかにはないんだということなので、このへんについてはどういうことであるのか、このへんについてお尋ねいたします。
 それから次にアイスアリーナの整備についてお尋ねします。2年ほど前に指定管理者制度が導入されまして、アイスアリーナに5年契約で指定管理者制度によって現在行われているというなかで、契約時の危惧することについて、議会でお尋ねをしたことがございます。私がその際に申し上げたのは、大きな改修を含むような、機械が壊れるとか、そういう大きなものがある心配はないのかというお尋ねをさせていただいた記憶がございます。その際の答弁としては、小さなものについては、改修をしながら進めていきたいと、大きなものについては違うんだというお話をされていたと思っております。現在、2,100万円もの大金を投じて、製氷機や屋根の塗装をやるんだということが出ておりますが、まさにこの部分については、町民理解が欠けているのではないのかと、絶えずまちづくりについては町民の理解を大事にしながらと、今日も町長は述べられておりましたが、町民目線でいろいろと考えると述べられましたが、どうもそういう意味では欠けているという気がいたします。
 町長選挙のなかで、御影のほうへお邪魔して、ほとんど知っている人がいなかったんですが、多くの方と接する機会がございました。そのなかで出ていることについては、あの段階でいろいろ出ておりましたが、やはり福祉と医療関係については、特に御影の方は力を入れてやってほしいと、アイスアリーナについては、やはり町民の全体の総意を得てからだということがよく出ていたという気がいたしましたので、これについて以前とまったく考えが変わっているのかどうかお尋ねします。
 3点目、東団地の屋根だとか、外壁改修工事が盛られております。総合計画をみますと、平成25年までの計画をみても、総合計画からみると、約半分、予算措置のなかでは全体の1億7554万円のなかからみると半分以上がこちら公営住宅の改修事業に予算措置をしているということですが、当初みられていた総合計画で盛られている金額からみると、改修する屋根だとか塗装以外のことをやるために額が増えているのか、はたまた戸数の改修の見方が違うのか、このへんについて明確にしていただきたいと思います。
 次に、農業研修会館のボイラー更新についてですが、前回まで総務文教に席を置いておりましたので、あの施設について委員会でじっくりと見せていただいた経緯があります。昭和44年ですか、そのときに建てているということで、かなり40年近く年数が経っているということで、改修が必要としている場所だと認識をしております。このボイラーに1,100万円もの投資をして、さらに今後、この施設を改修していこうとしているのかどうか、加えてボイラーですから、主に夏場は風呂などに使うのかもしれませんが、冬期間であれば暖房をかなり広いところで暖をとるとなれば、かなりのものを要するのではないかという気がするわけですが、冬期間どのくらい農業研修会館については使われているのか、このへんについてお尋ねします。
 次の項目では、公園の芝刈り機についてお尋ねします。2,855千円ですか、300万円近い投資をして新しく刈り払い機を購入するということですが、昨年の議会でも私は指摘しておりますが、一連の公園管理等については、指定管理者制度を導入して、現在は清水公園については単独では無理だろうけれども、全体を含めて考えていきたいという答弁をいただいております。したがって、来年ひょっとすると、今年、そういう構想が出てくるのかなという期待をしていたわけですが、現在、今年度も同じような管理をするとなれば、300万円かけて更新をしなければ、今年の業務に支障が出るんだという状況で更新をしているのかどうか、お尋ねいたします。
 それともう1点、御影中学校の耐震化の補強事業ですが、当初9,000万円みていたものが6,000万円でできるということで、ちょっと驚いたわけですが、落札率がどのくらいであるのかどうか、予定価格をかなり多額に多くみていたのはなぜなのか、このへんについてお尋ねします。
 以上、よろしくお願いします。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。総務課長。

○総務課長(荒木義春) 原議員、この事業は予算議決しておりませんので、実施しておりませんので、まずそれを申しておきます。
 それぞれご質問にお答えさせていただきますが、私のほうから、今回の臨時交付金事業にかかわりましてのご質問の総体の質問ですが、総合計画に掲載がされている事業ということで先般説明をさせていただきましたし、今回の同じような資料を出させていただいております。この議員がお持ちの第4期清水町総合計画実施計画平成21年度事業計画、いわゆる5か年の実施計画でお話があったかと思いますが、これについては今おっしゃるとおりの部分が載っているかと思います。ただ、その計画の実施計画すべてを集約したものではございません。主な事業を、今回の21年度の実施事業計画ということでまとめさせていただきましたので、この基となる各課から集約してそれぞれ理事者調整まで終えた資料がございます。それには登載がされておりますけれども、すべてがこの議員のお持ちの資料には登載がされていないということで、そういうご質問があったのかと思いますが、総合計画の実施計画、シートのなかにはこの資料の四角にかこった数字はすべて掲載をされておりますので、そのへんのご理解をお願いしたいと思います。

○議長(田中勝男) 教育課長。

○教育課長(石黒 勉) アリーナのご質問がございました。それで19年度から指定管理者制度をいたしまして、現在、NPO法人に指定管理をお願いしているところです。議員の質問にございました、19年1月の確か臨時会だと思うんですが、そのときには大規模な改修経費がかかる場合につきましては、そのときの財政状況を勘案しながら、双方で協議、相談をしていくことになるのではなかろうかということで答弁をされていると思います。それと私どもの農業研修会館のボイラーの更新のご質問もございました。それで多額な改修ということで、冬期間の利用状況はどうなのかというご質問だと思います。それで本年度、20年度の10月から2月までの実績ですが、延べ人員で4,830人の方が農業研修会館にございます会議室、調理室等を利用している状況でございます。

○議長(田中勝男) 次の答弁、都市施設課長。

○都市施設課長(栗本勝矢) 都市施設から東団地の改修工事の件についてお話をさせていただきます。総合計画のなかでは、21年から25年の計画となっております。そのなかでの予算が2棟ずつという形で、5年間で、51,661千円という形のなかで計上がされております。今回、29棟全部で、9,000万円なにがしの金額ですけれども、一応その残りが26年から28年の分のなかの計画に入っておりまして、それで全部で29棟分を足せば、今の9,000万円という形になると思います。

○議長(田中勝男) はい、公園の芝刈り機について、都市施設課長。

○都市施設課長(栗本勝矢) 申し訳ございません。草刈り機についてですが、あの機械については平成元年に購入をしたものです。20年ほど費やしておりまして、近年修理する部品もなく、職員の応急処置によりやってきましたが、これ以上、修理も難しいというなかで、今回、更新をさせていただくものでございます。

○議長(田中勝男) はい、総務課長。

○総務課長(荒木義春) 一緒にお答えできなくて申し訳ありませんでした。最後の御影中学校の耐震工事の関係ですが、後ほど議案として提案をさせていただきますが、議員がお話のように、予算からみて工事請負契約がかなり落ちています。これはその当時にお話をしたかと思いますが、国の第1次補正予算でこの耐震工事を実施させていただくということで補正を組まさせていただきました。その折にまだ実施設計が上がっていない段階で概算の積算をして予算を組みました。奥秋議員からもその設計がないのかというご質問をいただいたかと思うんですが、その段階ではまだ実施設計を委託中でございまして、完全に上がってくる前での概算の工事請負金額の補正をさせていただいたところです。そう申し上げますのは、そのときにもお話をさせていただきましたが、国として年度内に契約を完了しなさいということですから、そういった措置を取らさせていただきました。したがいまして、予算と大幅に離れた請負金額になったわけです。ちなみに今回の予定価格との落札率ですけれども、それにつきましては、96.61%でございます。

○議長(田中勝男) 原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 総合計画の関係ですが、この計画書には主な事業を載せてあるので外れている部分もあるんだということですが、このことについて、総合計画審議会の方々は承知をされているのかどうか、お尋ねいたします。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。総務課長。

○総務課長(荒木義春) 149本の実施計画の事業ということで、説明をさせていただきましたが、これは総合計画審議会の皆様には主な事業ということで説明をさせていただいておりますので、ご理解をいただいているというふうに認識しております。

○議長(田中勝男) 原議員。

○1番(原 紀夫) 総合計画審議会そのものが年に一度程度だろうと思いますので、委員の皆さんがどれだけこの事業そのものに熟知されているのか、私はよく理解していないわけですが、当然、この計画に説明段階で、額的にも今回のようなものであれば、大きな額が出てくるわけですから、当然、載せるべきものではないのかと、当然ですね、情報公開している1階にある情報コーナーの中で見せていただきましたけれども、当然、住民に周知し公開しているわけですが、そのなかにまったく載っていないようなものがたくさん出てきて1億7,000万円のなかの事業に入っているんだというのが、かなり問題ではないかと、こういう気がいたしますが、私の言っていることについて、それは無理だと言われるのかどうか、これについてはいかがですか。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) 若干1月14日に審議会を開かせていただいております。この事業を1月19日に決定をさせていただきましたが、確かに一部さきほど議員がおっしゃるように、一部の事業についてはこの計画149のなかに載せている部分についてはその旨説明をさせていただきましたが、総体的にこのほかに1億7,000万円の国費があるということは、当然させていただきまして、この掲載以外のものについても、その臨時交付金でやらさせていただきますということは説明させていただきましたけれども、個々の事件については説明をさせていただいてございません。おっしゃるように、そういう部分についてもきちんとやるべきだったかなと考えておりますが、そのへんにつきましては、今後十分に進めるうえで留意してまいりたいと思っております。

○議長(田中勝男) 原議員。

○1番(原 紀夫) この件については、質問をもう一回よろしいですか。

○議長(田中勝男) 3回までです。

○1番(原 紀夫) はい、わかりました。
 アイスアリーナの関係についてですが、私は今回のこの交付金というのは、本町にとって厳しい財政下のなかでは、かなり大きな額であって、町民もかなり期待をしていたと、私は思っております。
 当然のことながら、この計画のなかでも言われておりますように、地域の再生戦略ということになれば、当然のことながら生活者の暮らしの安全を図るという点について、かなり力を入れた政策を実行すべきであろうと私は考えておりましたので、今回のような配算のしかたはどうも町民の納得いくところではないと、一部理解ができるところはありますが、私はそのように思っているわけです。
 したがって、議会のなかで過去にいろんな質問をさせていただきましたが、まさに身近なところで生活弱者に対してすぐにできることは当然あるわけでして、そういうところに配慮したものであれば納得いくわけですが、そこがないために私はいろんな面でお尋ねしているわけでございます。
 そこでアイスアリーナですが、今回、製氷機あるいは屋根の塗装などを含めて、今回改修をするということについて、地域と相談する、あるいは町民に説明するという措置は、まったくされていないのではないかと思うのですが、課長、今の答弁では大規模なものについては相談をすると答えたはずだという話ですが、このへんについてはいかがでしょうか。

○議長(田中勝男) 教育課長。

○教育課長(石黒 勉) 今の議員のご質問にございました、町民へのお話はというお尋ねだと思います。19年度から指定管理者に委託して、管理上の部分については、やっているところですが、その製氷機の購入の云々について町民に対しての説明はいたしておりません。

○議長(田中勝男) 原議員。

○1番(原 紀夫) 公営住宅の関係ですが、29棟分全部ということで、そういうことになっておりますが、この総合計画のなかで言っている5か年のなか以上、本来であれば、平成25年以降まで続くであろう分についてはまた10年間になるのか、そのへんまで広げて一括して今回改修をするという理解をしてよろしいでしょうか。

○議長(田中勝男) 都市施設課長。

○都市施設課長(栗本勝矢) そのとおりでございます。

○議長(田中勝男) 原議員。

○1番(原 紀夫) 農業研修会館の関係ですが、年間4,830人ということですが、これは冬期間ですね、その利用というものについては、あらかじめ通告しているわけではないので、今の段階ではわからないということなんでしょうか。

○議長(田中勝男) 教育課長。

○教育課長(石黒 勉) 私、延べの人員、さきほど4,830人という答弁をさせていただきました。これにつきましては、20年度の10月から先月2月までの農業研修会館にございます施設等を利用した人員でございます。
 冬期間の利用人員でございます。19年度の実績を申し上げますと年間で12,000人の方の利用実績がございます。以上でございます。

○議長(田中勝男) 原議員。

○1番(原 紀夫) さきほど私は一番最初の段階で質問した分について、お答えをいただいていないと思っているんですが、今後ですね、ボイラーのみならず建物全体を修復して改善して、まさにこれから先も長く使用していくんだという考えがあっての新しいボイラーの取替えなのかということを最初の質問でお尋ねしたんですが、それについてはいかがですか。

○議長(田中勝男) 教育課長。

○教育課長(石黒 勉) 19年度につきましても、利用されている町民の方、それと少年団活動で農業研修会館を利用してございます。そのなかで子どもたちの年間トータルの利用されている部分については、19年度の実績でも700名程度おります。それと公共施設のなかで、現在教育委員会でも管理をしておりますが、唯一、宿泊できる施設というふうに私どもは理解をしております。私ども、19年度から通学合宿という、あそこの施設を使って事業も実施しておりますので、まだ施設的には46年建設のものですが、大事に使っていく部分は利用をしていけるのかなと考えているところでございます。今後、多額な経費の改修等が発生をした場合については、町長部局とも協議しながら対応していきたいと考えているところです。

○議長(田中勝男) 原議員。

○1番(原 紀夫) 公園の芝刈り機については了解しました。
 予定価格の関係、96.61%ということなので、入札に出した価格というのは、ここに出ている9,100万円ですか、この価格とは違う価格というように理解してよろしいということですね。これは9,100万円というのは、まだこの実施設計が終わっていない段階で、概数で出した額ということでおさえてよろしいですか。補正前の額ということで、入札時に出した額を出すということをしなかったというのはどういうことなんでしょうか。なんていうか、予定価格に近いような数字ということにならないで、当初の実施設計の終っていない段階の数値ということですか。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) さきほども申し上げましたように、補正予算を組んだときには、実施設計が上がっていなかったので、概算の金額で予算補正をさせていただきましたが、入札にあたりましては、当然、実施設計が上がっておりますので、それに基づいて積算して入札を執行させていただきましたので、補正予算の数字と入札を執行した数字は、当然違っております。

○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
 9番、妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 3点についてお伺いします。
 1つ目は介護従事者処遇改善という基金の積立ての条例があるんですね。さきほどから聞いてよく読んでみるんだけれども、よくわからないということがひとつあります。報酬改定により上昇した保険料というそのことが具体的にわからないのですが、21年度は国から全額出ると、それから22年度は半額出ると、23年度は全額持ちなさいと、そういう制度ですよね。よくわからないのが、そのことがプラス3%の介護報酬にいくのかということがひとつどうなっているのかと、基金に積み立てたら、介護報酬というのにはいかなくなってしまうというのではないかとふうに思います。そこらへんのところ詳しく説明願います。
 2点目、定額給付金について、24頁、これは定額給付金162,396千円です。そして経費全額をみているんですね、8,230千円をみているということですね。全額、町の持ち出しはないんだということがあるんだと思うんですが、これの準備とか給付の予定とかはどのようになっているのか、どういう給付のしかたをするのか、そこらへんのところを細かく教えていただきたいと思います。これが2点目です。
 3点目、地域活性化・生活対策臨時交付金ですが、頁を言ったら面倒くさいので、繰越明許のところでやりたいと思うんですが、これを全部みていると、ボイラーを取り替えたり、屋根を直したりとか、すべてそこにいっているんですね。主旨からいくとそうではないんです。ここにも書かれているように、非常に国が進めかたが、補正予算が決まるのが遅かったと言っているんだけれども、こんなのをやりたいということで急につまって考える暇がなかったんだろうと思うんですが、その事情はわかるんです。けれども、物だとか建物だとか、そういうものばかりなんです。これは国の主旨はそうではない部分、町民の生活にかかわる部分、さっき原議員がおっしゃったように、福祉だとか医療だとか、使えるんです。そういう指示があるんです。それは考えられなかったのかということなんです。
 この3点についてお伺いしたいと思います。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(伊藤 登) 処遇改善臨時特例基金の関係ですが、基金に積んだら3%は介護給付費にいかないのではないかということでありましたけれども、基金に積んで特別会計に必要な分は繰り入れるんです。ですからそれは跳ね返ってくるということでご理解をお願いしたいと思います。当然、処遇改善ですから、介護給付費が時間当たりいくらと単価が決まっていますよね。それにプラス3%ですから、それに100円だと103円になるという状況になってきますので、当然その部分に跳ね返ってくるということで私達は理解しております。心配しているように、21年から23年までですから、一応、後日、特別委員会で審議をしていただくのですが、介護保険料の設定をさせていただいております。その分に跳ね返ってはきますけれども、そういうことからいくらかでも上昇分を抑えたという基金ですので、給付費については当然3%給付がされると、保険料については減額するということで考えておりますので、ご理解願いたいと思います。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) 私から2点について、ご答弁させていただきます。まず、定額給付金の関係ですが、議員ご案内のように、先般、関連法案が通りまして、私ども議会としては今日の提案となったわけですが、今後、まず住民基本台帳から申請書に移すソフトを一部改正をしなければなりません。それに着手しまして、今月中、該当者に、ご案内のように平成21年2月1日現在が基準日ですので、その基準日に清水町の住民基本台帳に登録されている方々に申請書をお送りしたいと、4月の上旬にかけてお送りしたいと考えてございます。この申請書はあらかじめすべて記入しておりますので、受け取った方は印鑑を押して、さきほど質問のありました給付の支給方法にも関係あるんですが、基本的には口座振込を実施したいと思っていますので、口座番号、さらに身分を証明するもの、国も二転三転しまして、以前は2つ以上の身分を証明するものが必要となっていますが、最近になりまして、銀行の預金通帳の写しでもいいんだというふうに簡便になりましたので、そういったものを添付し私のほうに送り返していただいて事務的に進めまして、4月27日ぐらいから支給していきたいと考えているところです。基本的には口座振込みですけれども、これを希望されない方につきましては、現金で出納窓口で支払いも当然していきたいと、この準備につきましては、すべて準備費用も郵送料につきましても、国で当然予算がみられますので、これにかかる経費、それにかかる臨時職員の経費も含めまして8,230千円を議会に提案をさせていただいているところでございます。
 なお、申請書の受付にあたりまして、清水役場、御影支所はもちろんのこと、さらに町内福祉館に出向きまして、対応してまいりたいと考えているところです。
 次に、臨時交付金の関係ですが、これ以外にも使えることを考えなかったのかというご質問ですが、議員がおっしゃるとおりこの事業はソフト面でもハード面でも当然使えます。本町としまして、この事業に限定をさせていただきましたが、町内における就労支援、こういったものも念頭に入れながら、こういった事業を組まさせていただきました。現在まで、福祉等々の面につきましても、この議場でいろんな質問をいただきながら、いろいろとあったわけですが、一般質問終了後、この場で町長と副町長のほうから返答するということでお答えをさせていただいた部分については、その後、議会終了後、各課から検討案件取組計画書を作成し、提出をいただきまして、それぞれ実施に向け準備をして、協議調整が必要なものについては、そういう調整会議などを開きながら行っているところでございます。協議や調整に時間がかかっているものはありますけれども、着手していないものはないと考えておりますけれども、今回の交付金事業につきましては、たまたますべてがどちらかというとハードな事業になりましたけれども、そういった考えかたで組まさせていただいたということでご理解願います。

○議長(田中勝男) 妻鳥議員。

○9番(妻鳥公一) ちょっとなんで基金に積むのかということはわからないんですよね。3%が本当に報酬としていくのかということについては、ちょっと資料くださいということで、国が出している資料を見たんですが、3%は上積みされていないですよね。1%ちょっとですよね、これを見ましたら。本当に介護している人の報酬として3%が上積みされるのかという点が心配なんです。
 それから、この550円上がるんだと、第1被保険者の保険料ね、そうしたら23年になったら、国は出さないんですから、3%上積みした報酬を払わなければならないということになると、23年になったらどうなるんですか。介護保険会計の全体が。そこがよく理解できない。

○議長(田中勝男) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(伊藤 登)
 制度改正ですので、利用者はもちろんですが、施設の関係者はそこをきちんと理解をしていただけなければいけないと思っていますし、明日、清水町内の介護施設の関係者の方々に集まっていただいて、その旨きちんとお伝えして実施をしていただくということで考えておりますので、そういうことはないと信じております。
 それから、保険料が上がるのは上がるんですが、その上昇分は介護給付費というか、基金に積んだ特例交付金の関係で上昇分を抑えるということで、実は後ほど特別委員会でも説明しようと思っておりましたが、毎年毎年保険料を改正するということは、被保険者に対して混乱を招くということもありますし、3年間の総給付費で算定をしておりますので、3年間を平準化して3年間は保険料を変えないと、3,800円を変えないという内容で提案をさせていただくという予定になっております。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) そうすると、この予算案をみても、プールしてやっているということはわかるんです。3年間全部足してね。そこから個人の保険料を、標準でいけばその保険料を月に3,850円にしているんだと、それはわかるんです。結局、3年間プールしているというのは、不合理だという感じがするんです。いいです。そういうことがわかるから、また後でやると思いますので。
 次に、定額給付金についてはだいたいわかりました。こういう形でやるんだろうと、ただ漏れないように、それからお年寄りのよくわからない人にこういうところを注意してやってほしいと思います。その希望だけ述べておきます。
 地域活性化生活対策ということで、さきほど私も言ったようにソフトの面が足りないのではないかと、僕はこう思っているんです。ここでこうだめだと言ってもしかたないから、これは1億7,000万円くらいが来るということですから、その部分をこれはこれでいいと、だけどいろんなものを先取りをしているんです。やらなければならないものあるけれども、先取りしているんですよ。これはソフトの部分に力を入れるというふうに考えてほしいんです。そこらへんのところ、どうですか、先にいったら、来年、再来年はこんなことをというふうに考えてほしいと、1億7,000万円も使ったんだから、いろいろと先取りしたんだからということで、町民のためになる、これもなってはいるんだけれども、直接なるものになっていってほしいと思うんですが、町長、どうですか。

○議長(田中勝男) 町長、どうですか、この点。

○町長(高薄 渡) お答えしたいと思います。
 ただいま総務課長から詳しく説明を申し上げました。確かに今回、活性化対策については、ハードとソフトという表面であるわけでございまして、当町におきましては、長年、財政健全化というなかで、先送りしてきた事業がたくさんあると、特に商工業、工業部門においては疲弊をしているということでございましたし、そこに働く人々が苦難な生活を強いられているわけです。そういう状況から鑑みまして、従来は景気のいいときには本州方面での仕事もあって出かけておりましたけれども、現状では本州方面への仕事がないということから、やはり町内で生活しているわけですから、その方々への声をきちんとしていくということも大切だということを含めて、全体的ななかでこういう形を取らせていただきました。私も医療や福祉につきましては、これもまた高齢社会ですから、重点的にやらないといけないというふうに考えておりますから、今後、さきほども新任のご挨拶でも申し上げましたが、やさしいまちづくりとは何かということですから、生活を守るということを考えていきながら、そういう方向にも力点を置いて進めてまいりたいと思います。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 本当にそこのところ、私、考えてみてですね、特殊な、町内だけでできるものとできないものとあるんですが、ここのなかにですね、他から買ってくるもの、そういうところを考えながら、それはまた置いておいて、今回のこれは雇用創出のために使うんだといったら、また、やりかたが変わったんです。今ある目先のことだけのことを言っていて、本当に慎重に、何を目的に何をするのかということが考えられていないと、そういう意味では残念です。本当に雇用促進するなら、そういう事業をしなければならないと、僕はそういうふうに思っております。これは付け焼刃だと思っております。

○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
 3番、西山輝和議員。

○3番(西山輝和) この15項目のなかで、いろいろと庁内会議をして、冬の12月末に急に決まって、国から交付金が来るということで、日にちがないまま突入したわけですが、きちんと庁内会議をして、皆さんで練り上げて、何を使うかということをきっちり考えてやったんじゃないかと思いますが、そのへんはどうですか。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) 今日、配付させていただきました、議案説明追加資料にも、資料1にも触れてございますが、今、議員がおっしゃいますように、この事業の選択にあたりましては、各課と協議を重ねて最終的に庁内の政策推進決定庁議において、臨時政策推進庁議において、それぞれ重要な内容について決定をさせていただき、内閣府のほうに提出をさせていただくものでございます。

○議長(田中勝男) 西山議員。

○3番(西山輝和) わかりました。そうなると無駄遣いということには私はならないのではないかと思います。きちんと皆で相談して決定したことですので、私は町民のためにはなっていると思います。以上、終わります。

○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
 8番、加来良明議員。

○8番(加来良明) さきほどから議論をされている、地域活性化・生活対策臨時交付金についてですが、さきほどの質疑を聞いていると、今回は景気悪化による緊急なことと、長期的に考えなければならないことを、町としては整理して取り組んでいかないとならないと私は思うんですが、今回の景気対策については、景気について国で考えて急な対策を打ってきたわけですから、今、町でやれるような、町長からも答弁ありましたように、今日・明日に会社が倒れるかもしれないという中小零細企業があるかもしれません。明日のご飯も食べられないという人たちもいると思うんです。
 そういうことを考えれば、今、この事業がハード・ソフト、総合計画の前倒しではないかとかいろんな議論があると思いますが、今、やれることを早急にやって1日も早く執行して企業のプラスになることが必要だと思います。また長期的に考えること、今やることを整理して質疑をしていかなればならないと思いますが、執行側の考え方をお聞きしたいと思います。 これが1点目です。
 2点目ですが、このなかで古潭橋の設計が入っていますが、この古潭橋、今は閉鎖していますけれども、これの実施計画というか、何年先に開通するとか、どういう計画でいるのか、それをお聞きしたいと思います。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。総務課長。

○総務課長(荒木義春) 答弁をさせていただきます。今、議員がおっしゃるように、今回の臨時交付金の事業につきましては、これは本当に急に決まった、国から交付される決まった事業でして、これが今後もこれからも毎年交付されるのであれば、それぞれそういった考え方でいれるでしょうけれども、今回、今年度限りの交付金と聞いております。したがいまして、さきほど町長からもお話がございましたように、従来からの懸案事項であったもの、さらには現在の町内の経済状況等々を勘案して、長期的な雇用創出にはなりませんが、短期的な部分でカンフル剤的な部分があると思いますが、そういう事業を重点的に組まさせていただいたものでございます。したがいまして、今後、これらを前倒ししたものもございますから、これから先の事業につきましては、前倒しでやっているものもありますから、財政状況をみながら、長期的な部分で検討をしていく必要があるかなと考えているところです。

○議長(田中勝男) 都市施設課長。

○都市施設課長(栗本勝矢) 古潭橋の設計の関係で、ご説明をさせていただきたいと思います。古潭橋の今後のスケジュール等ですが、今回補正をさせていただいたなかで、予備設計という形のなかで、路線測量や河川測量、それと地質調査、それと河川協議、橋梁の概算設計というのを予備設計のなかで計画をさせていただきます。22年度になりますと、それに基づいて本設計にかかります。その本設計ができると、平成23年、24年で、下部工事、上部工事という形で、遅くとも24年には完成と考えております。

○議長(田中勝男) 加来良明議員。

○8番(加来良明) 1点目についてですが、答弁があったとおりだと思いますが、1日も早く執行することによって、零細中小企業、地元の建設工業者含めて、プラスになると思いますので、1日も早い執行をしていただきたいと思いますが、いつ頃を予定しておりますか。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) 時期的なものですが、繰越明許で組まさせていただきましたが、雪解けを待って、そういう時期を見ながら、早い時期に発注をさせていただきたいと考えております。

○議長(田中勝男) 加来良明議員。

○8番(加来良明) 古潭橋の件について、質疑させていただきたいと思います。古潭橋、今、通れないわけですが、これから農作業が始まる時期なんですが、今まで、現状の迂回路をみますと、ダンプとか大型車両については、非常に通りにくい迂回路になっていると思うんですが、例えばコンバインとか、そういうものを使うときに、佐幌のほうから来て、38号線を通って右折して町のほうに移動をしてくるというようなときには、とってもカーブがきつくて、安全性に問題が出てくるのではないかと思いますが、24年の完成までというと3年を現状のままでいこうとしているのか、今後そういうところを改善しながら、少しでも基幹産業である農業の振興のためにも、そういうところを使いやすいようにしていこうとしているのか、何か方法を考えているのか、お伺いします。

○議長(田中勝男) 副町長。

○副町長(安曇達雄) 古潭橋にかかわりましては、町民の方にご迷惑をおかけしております。今、お話がありましたとおり、完成が24年にずれ込むのかなと思っておりますけれども、確かにこちらに耕作地を持っている方もいらっしゃいまして、耕作に大型の機械が通るということもありまして、大変ご不便をおかけしているということは承知しております。そういった意味で、いろいろと課題はあるんですが、例えば、今、斜め道路というのは、隣接しております養鶏場の問題、それから国道に直結しておりますので、そこらへんと協議をどう整えるという部分もありますけれども、そういったことも頭に入れながら、方向を少し考えていきたいと思っております。

○議長(田中勝男) 加来良明議員。

○8番(加来良明) 例えば、今、通行止めになっておりますが、古潭橋を許可した車だけ通すとか、例えば迂回するとなっても、ホクレンのビート置き場の通り、佐幌地区から町に来るとあそこの坂も急で狭い見通しの悪い道路だと、その先から移動するとなると274号線を通って、町に出てこなければならないと、いずれにしてもちょっと大変厳しい支障を来すような移動をとらければならないという現状ですが、最悪でも最低でも今の迂回路をそういう機械が通りやすいような何らかの方法を取るなりのことをしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(田中勝男) 副町長。

○副町長(安曇達雄) お話をいただきましたとおり、大型の普通のダンプがどんどん通るということにはなりませんけれども、農家の方々が使われるコンバインにつきましても、常時通るわけではありませんので、そういったことも対応として考えていかなければならないというふうに認識をしておりますので、その部分についてはさきほど申し上げました課題もありますけれども、検討をしてまいりたいと思います。

○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
 10番、安田薫議員。

○10番(安田 薫) 2点ほどお伺いします。31頁の子育て応援特別手当交付金について、これは清水町に対象人数はどのくらいいて、いつ頃支給をされるかお伺いします。
 もう1点は50頁、行政費ですね、このなかの需用費と使用料及び賃借料が1億円の予算に対して270万円の補正ということで、こまごまとした事務総体経費でこれだけのマイナスのなったのか、今後もこうやって頑張っていけるのかどうかをお聞きしたいと思います。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(伊藤 登) 人数については147名を予定しております。支給時期につきましては、今日の補正予算が可決された時点で、再度、担当と打ち合わせをすると、また定額給付金と合わせて支給をしていきたいと考えているところです。

○議長(田中勝男) 次に、総務課長。

○総務課長(荒木義春) 行政費の関係ですが、事業費と使用料及び賃借料について、それぞれ減額をさせていただきました。これは当然、内部努力もありますし、さらに予算の執行の方法を工夫しながら、補助事業の消耗品をいただきながらとか、そういう工夫をしながらこういった形で事業を執行させていただいておりますので、今後もそういう各課の協力をいただきながら、消耗品の縮減、効率的な運用について図っていきたいというふうに思っております。

○議長(田中勝男) 安田薫議員。

○10番(安田 薫) 子育て応援特別手当について再質問します。さきほど定額給付金は4月いっぱいかなと思ったんですが、それが中旬になるのか上旬になるのかで変わるので、なんとか努力して早い時期にと思うんですが、よろしくお願いします。

○議長(田中勝男) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(伊藤 登) なるべく定額給付金のほうは範囲が広くていろいろと手間もかかる作業になるかと思いますが、子育てのほうは特定がされていますので、その部分については申請をしていただく時期が早くなれば給付についても早い時期に給付していけると考えていますが、基本的にはさきほど申し上げましたように、定額給付金と合わせた時期になるかなと考えているところです。

○議長(田中勝男) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。

○議長(田中勝男) これより、一括して討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

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○議長(田中勝男) これより、議案第14号、清水町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) これより、議案第6号、平成20年度清水町一般会計補正予算(第12号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第7号、平成20年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第6号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) これより、議案第8号、平成20年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) これより、議案第9号、平成20年度清水町老人保健特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) これより、議案第10号、平成20年度清水町介護保険特別会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) これより、議案第11号、平成20年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第11号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) これより、議案第12号、平成20年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第12号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) これより、議案第13号、平成20年度清水町上水道事業会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。