北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成21年第3回定例会(3月17日)

○議長(田中勝男) これより本日の会議を開きます。 (午前10時00分)

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○議長(田中勝男) 日程第1、一般質問を行います。
 順番に発言を許します。
 9番、妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 9番、妻鳥公一でございます。私は3項目にわたって質問通告をしておりますので、通告にしたがって、順次質問をしていきますので、よろしくお願い申し上げます。
 1項目目、介護保険についてであります。介護保険制度が始まって、9年が経ちました。この制度は3年に一度見直しをすると、3年ごとに介護保険事業の見直しをやっております。今回、第4期の介護保険事業の計画が出されました。来年度、21年度から23年度までということでございます。これを見ましていくつかの問題がありますので、それについてお伺いしたいと思います。
 1つは、第1号被保険者の保険料についてです。第1号被保険者は65歳以上の方の保険料でございます。9年前、この制度が始まったときに、平成12年ですが、このときは保険料2,550円でございました。それが3年前に改正をされまして、1か月3,300円、750円の値上げをしました。今度の第4期の事業計画では550円の値上げということで、月に3,850円ということになりました。9年間で1,300円が1か月上がっております。そこで町長にお伺いしますが、この値上げの根拠や理由があると思いますので、それについて具体的にお答えをいただきたいと思います。
 次に、2つ目ですが、この4期計画のなかにありますが、介護病床、病院で介護で入院をされる方、これはずっと今まで入院をし続けることができる、いわゆる普通の病気で入院をされたら3か月とかとなっていますが、これはずっと入院して治療をしながら、介護を受けられるという制度でございます。こういうのがありましたが、これについて国は平成18年の保険の改正で介護病床をなくするという方針を出しました。それで平成24年からは完全に廃止がされるということになっております。そこで具体的にお話を伺いたいのですが、御影診療所には12床の療養病床がございます。これは完全に24年からはなくなると聞いております。この第4期の計画のなかにもそのことが盛り込まれております。この方々は結局なくなれば、行くところがなくなるという大変な状況になっているんです。介護難民が生まれると言われております。
 そこで、たぶん町も考えていたと思うんですが、これはなくなる状況のなかで、老人保健施設をつくって、そしてそこへ入っていただくということが契約されていたと思うんです。この4期の計画にもそれが入っております。そこでお伺いしたいのですが、御影診療所の介護療養型施設というのはなくなって、介護保険施設へ変更するということがあるんだろうと思うんです。今、その現状で進みかたというのはどうなっているのか、そして今後はどうしようとしているのかということをお伺いしたいと思います。
 次に、2項目目、いきとどいた除雪についてという題名ですが、今年は大変雪が多くてしかも3月に入っても、重い雪が降りました。町も除雪費用が膨らんで大変だろうと思います。例年にない大雪です。特に町民の皆さんもこの雪にはまいったという状況です。特に高齢者の方は大変だという声を多く聞きます。
 そこで1点目、清水町の在宅福祉サービスのなかに除雪サービスがございます。これはシルバー人材センターに委託して町がやっておりますが、この除雪サービス、いわゆるおおむね65歳以上の単身または高齢のお宅、そして身体に不自由があってできないという方のサービスも行っているということでございます。ただ、ひとつ気になることがございます。書いてあるのは、地域に一親等の方がおられるとそれは除外するということになっております。しかし、お年寄りで一親等の方もいらっしゃるけれども、なかなかお手伝いができないという場面もたくさんあるかと思います。そういう事情を勘案して、ここらへんのところを少し緩和して、お年寄りの除雪サービスをしていったらいいのではないかと思いますが、町長、このへんについてどう考えられるかということでございます。
 2点目ですが、除雪について、役場に電話がかかるようですが、電話をかける方は大変勇気のある方でいいと思いますが、そうでない方はかなり我慢をして辛抱しているんです。こういう声をひとつ町として聞いて除雪の改善というのは、やらなければならないのではないかということを、特に感じますし、丁寧な除雪が必要ではないかというふうに思われるので、その点についてどのように考えられるのか、お聞きしたいと思います。
 次に、3項目目、コミュニティバスについてお伺いします。昨日も原議員にお話をされていたようですが、町長、この町長選にあたって、公約の1つに大きく掲げられておりました。これは本当に遠い団地の方々、病院に行く、買い物に行く、大変です。ですから、本当に待ち望んでいる施策です。これについて、町長はどのように考えているのか。構想を持っているのか。昨日、若干そのようなことについて、お話をされていますが、ひとつお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上、3項目についてお伺いしますので、よろしくご答弁をください。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。町長。

○町長(高薄 渡) それでは妻鳥議員の質問にお答えしたいと思います。まず、1点目、介護保険の値上げの理由でございます。介護保険事業計画第4期では、総人口に占める65歳以上の人口について、今年度の28.7%から平成23年度には2.1ポイント上昇しまして、30.8%と予想しているところであります。そういったなかで、それぞれその理由を申し上げたいと思います。
 まず、1つ目は3点あるんですけれども、1つ目は介護認定者数の増加による給付費のサービスの利用増が見込まれること、2点目は給付費のうち第1号被保険者の負担比率が国の方針で現在の19%から20%へと1%アップすることになります。給付費の第1号被保険者の負担率の比率が国の方針によりまして、1%アップということになります。3つ目としまして、2番目ですが、御影診療所が療養型医療施設から転換いたしまして、介護老人保健施設という新設が見込まれるということからこの3点が介護保険料の値上げの理由になっているところでございます。
 ちなみに十勝管内の第4期の介護保険料改定状況を調べてみましたところ、第3期では16番目でございました。今回、その介護療養型、介護老人保健施設が入りますので、3,850円ということで、550円の増になり、10番目という形になります。こういう施設が自町村にある場合は、かなりそれぞれ保険料が高額になっていくという状況でございます。
 御影診療所におきましては、昨年、院長からご相談がありましたし、その前はあそこを法人化していきたいということがございまして、そのお応えするべき使用料の無料化だったのを院長から有料化にしなければ、法人化できないんだということから使用料をいただいてきたところでございます。その後、法人化に向けては、いろいろと調査をした結果、現状の制度のなかでは特にメリットがないというお話がありまして、法人化を断念せざるを得なかったということでした。
 その後、御影診療所から介護療養型施設から介護老人保健施設への転換についてお話がございまして、法的にも平成23年度末をもって、療養型医療施設というのは廃止になるわけです。これは全国的な問題であります。院長としましては、19床中、12床が介護療養型病床であって、その対象になるんだということでございます。しかし、この病床を閉鎖するのではなくて、入院をされる方々が迷惑にならないように医療体制の確保を前提に考えていきたいということであります。
 院長から示されている転換計画の老人保健施設では、外来診療を継続するなかで19床中7床を残して、残りの12床を転換して、隣接する土地に、町有地ですが、29床の老人保健施設を建設したいということであります。現在、診療所において、施設整備計画あるいは資金面など、最終のつめをしている段階です。この転換計画に伴いまして、町としては建設敷地の提供など、数件の要望事項が出されておりますが、町としての支援策を提示してまいりたいと考えております。
 今般策定しました、介護保険事業計画にはさきほど申し上げましたように、そのようなサービス料を見込めるというなかで定めているところです。
 あくまでも、町立診療所から移行しまして、個人診療所となっておりますので、町からこういうふうにしなさいとか、こういうふうにしてくださいとかはなかなか申し上げられないわけでして、あくまでも診療所の院長の意向に沿ったなかで、できる限りの支援策をしていきたいというのが、私の考えであります。
 次に除雪体制ですが、ご案内のように、おおむね65歳以上の方々でございますけれども、65歳以下でも身体的な理由によりという方につきましては、除雪の対象としています。一等親といわれるのは同一地域、市街地に子どもがいながら、親の除雪ができないというのは、仕事上でできない場合、何かの理由でできない場合はやむを得ませんが、通常であれば自分の親のところに除雪にいくと、親子の絆を深めるのも大切だと思います。
 しかしながら、どうしてもできない場合は一等親であっても困難な場合は利用対象としています。でもなかなか電話がしにくいという方がおりますが、この方たちは民生委員さんが必ず申請するときに把握して登録していただくわけであります。したがって、民生委員さんが巡回しておりますので、民生委員さんに役場のほうに電話をしにくいのであれば民生委員さんに電話をしていただくようになっておりますけれども、それに努めていきたいとこのように思っております。ある一定の利用のそういった対象、対象外をひいておかなければ、全部が家庭内のことにいかなければならないと、本当はそれができればいいんですが、それはなかなかできないところですので、ご理解願いたいと思います。
 次に、3点目ですが、コミュニティバスの関係で、昨日も少しお話をしましたが...(途中中断)
 失礼しました、除雪に町民の声を反映するべきと思うがいかがかということでございます。現況まで申し上げます。除雪の実施路線は市街地、農村部合わせて車道部431キロ、歩道58キロの除雪をしております。おおむね15センチを目安として、道路パトロールによりまして、各地帯の道路状況を確認し、出動時間については通学、通勤時間までに、降雪状況により実施できるように調整をしております。豪雪時や暴風雪時などには、大変苦慮をしているわけですが、市街地の排雪については多額の費用を要することから、このような財政状況ですので、ご理解をお願いしまして、主要路線あるいは危険なところを排雪しているところでございます。こういったことにご理解をいただきながら、町民自ら経費を業者さんに負担してお願いしているところもございますが、非常に感謝をしているところであります。早く財政が健全化になって、以前のような状況にしたいと私は思っております。一部町内会のなかでは、町民との懇談会で、自分達で、除雪をしてもらう方法を考えてみたいということで、御影からは鉄南町内からそういったお話がございまして、町内会での意見を集約して、除雪の改善できるものは改善し、ここはしなくてもいいよというところはしないようにして、やっているのが現状でございます。今後も、特に高齢者が増えてまいりますので、このへんについては特段の配慮をしたなかで、町内会とでいろいろとご協議をしていきたいと思っております。
 3点目のコミュニティバスの運行ですが、具体的な考え方でございます。国土交通省の地域公共交通活性化・再生総合事業というのがございまして、2つくらいあるんですが、21年度は町公共交通の業界、あるいは道路管理者、それから住民等で協議会を設置してまいりたいと、その設置は計画書をつくるわけですが、翌年度、いろいろな21年度はどういうものがいいのかと、いろんな意見を議論して集約をしていくというものであります。それに基づきまして22年度にその申請をするわけですが、地域公共交通総合連携計画策定ということで、これは100%国庫補助になります。これをしていきたいと、23年度はバスを購入して、実証運行ということで24年度が本格運行となりますので、実証運行ですから本格運行と変わらないわけであります。バスの購入費が2分の1ということですので、これを待っていたわけでありますし、要請を、市町村では、全国町村会を通じて要請したものがこういう形になってまいりました。そういうことで、この事業に該当をさせていきたいということでございます。やはり、単費ですべてを出すということは困難性がありますので、初期投資、あるいは1・2年の運行経費は国でお願いをしたいということで考えているところです。私が、今、考えているのは、運行エリアを設定いたしまして、事前に登録いただいて、電話でもなんでもいいんですが、その方の家や指定した場所にバスで順次まわりながら、それぞれ目的地に到達するようにしたいと思っております。さきほど申し上げました、そういった協議会をつくったなかで、それもどういうふうにしたらいいのかということで、あくまでも行政側がするんではなくて、皆様のご意見を拝聴したなかで、一番のよりよい方法を考えていかなければならないと思っております。
 どうぞよろしくお願いいたします。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) それでは再質問に入らせていただきます。
 最初の介護保険、65歳以上の被保険者の保険料がどうして上がるのかということで、3点ほどお伺いしました。1点目は高齢者が増えて、介護認定者が増えて介護を受ける量が多くなるからと、それから2点目は20%になったと、これは介護保険の中身をわからないと大変なんですが、公費で負担するのは保険総体の50%、45歳以上から64歳までの方が支払う保険料、それから65歳以上の方が納める保険料、これが50%で運営をしているんです。それがどういうことになってきたのかというと、この介護保険制度が始まったときには、第1号被保険者、65歳の方、これは17%だったんです。そして40歳から64歳までの方が33%を納めていたということです。それが改正で今度は20%になったんだということです。当然上がるんです。これはわかります。
 それと、町長が今言われたように、老人保健施設になると29床と言っていますから、そうするとその分の経費がかさむので全体として上がるんだということなんです。町長、保険料は10番目に安いんだということですが、今度の後、3年後ですね、それから6年後、無限に上がっていくんですね。年寄りになるから介護を受けなければならない。たくさん受けると料金も上がると、あり地獄みたいな感じです。これを止めなければならないですよね。止める必要があるんです。このことを町長はどう考えているのか。
 町長の考え方をお聞かせください。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) 議員、ご指摘のように、本当に1期では17%、2期では19%、3期は20%ですから、上がっているわけです。これは止めなければならないのは私も重々同じ意見です。しかしながら、介護保険制度そのものを根本的にかかわることでして、町としてできる範囲、これはその費用が前年度がかからなければ、3年間の推移が、その分新しい流れが、剰余金が生まれれば、それを入れながらやるわけですし、一般会計の対策というのもあるわけですが、それがなかなかぎりぎりの線でやってきたと、当初、3,300円という16番目というのが果たして妥当だったのかどうかということですが、当時は安くしなければならないと、弱高齢者も負担が大変だから安くしようと、清水町としてはそういう設定をしたんですね。他町村では、若干余裕を見ながら設定をしたということですから、3,300円が3,700円ぐらいに設定をしているのが平均でした。それを400円ほど下げて、当初から設定をしてきたというひとつの要因があったわけです。そういったことから考えても、安かったから今度は高くするんだということではなくて、あくまでもそれに沿ったなかで、試算して3,850円に、3,950円、100円アップするところをそれでは上げすぎになるのではないかということで、下げたことであります。介護療養型がなければ、老人保健施設がなければ、まだ下がるのですが、それは想定されておりますから、これだけのアップ率になったという状況です。
 さきほど申し上げましたが、アップしても十勝管内で10番目という形になるかと思います。この問題については、大きな問題ですから、介護保険、社会保障制度全般にかかわる制度ですから、これは強くですね、私達としましては、強く求めていきたいと、改善をするように求めていきたいと思っております。介護する方々、要介護になった方もそうですが、在宅でやられる方、本当に大変な思いをしていますので、そういう状況のなかで私達としましても、十勝町村会、北海道町村会、全国町村会もございますので、介護保険にかかわるすべて団体等がございますので、これらと協調をしながら、強く改善を求めていくと、負担を少なくするように努力してまいりたいと思います。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 根本的なものがありますので、国の施策を変えなければならないという点では、私も町長も共通だと思います。努力をしてほしいと思います。もうひとつあるんですよ、この介護保険の値上げのなかにもうひとつ入っているんです。介護報酬を来年度から国は3%上げると言っていますが、介護報酬を上げるということは、介護者が給料が安くて大変だという状況で施設も困っています。だからああいうのはいいんです。3%上げると、国は5%削ったんですからね、まだ足りないんですが、そしたらこの3%上げたところに何が起こってくるかというと、国は来年度、その3%については国が保障すると言っているんです。再来年度は半分しか保障しないというんです。3年目は1銭も出さないというんです。そしたらこれは町の介護保険のなかに、報酬を上げた分は、この介護保険料にかかってくるんですよ。この点をもっとやっていただきたいと思います。
 次に入ります。御影診療所の問題ですね、18年の3月定例会、御影診療所の移管、荒井先生にわたすということが、委員会で承認されて本会議にかけられました。そのときにいろいろとあったんですが、荒井先生との話し合いで、荒井先生個人にわたすと、法人化すると、すぐに法人化できないから、個人病院として8か月ぐらいおいて、それから法人化しますよというふうに書かれているんです。実は、法人化するといろんなことで便利なことがあるんですが、法人化されなかったら、何か問題があったのかということを町長はお聞きしているんでしょうか。

○議長(田中勝男) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(伊藤 登) それではお答えさせていただきます。法人化するというお話から経過をたどっていきますと、その後、法人化してどういうメリットがあるのかということも先生ともお話をしたんですが、この介護療養施設から、老人保健施設のお話が出る前ですが、何のメリットもないということで、法人化はやめたということは聞いております。今、施設を計画をしているなかでは、法人化したほうがよかったのかというお話も聞いておりますが、いずれにしても、その時点では法人化してもメリットがないというのが大きな理由と思っております。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 法人化でメリットがないというのは、荒井先生の考え方だった、その当時はね、法人化していないと問題がたくさんあるんですよ。いいですか、高齢者も状況が変わって、今ね、老人保健施設をつくるときに、今までは個人病院ではできなかったんですよ、たまたま療養型がなくなるから、個人病院でも認めましょうと厚生労働省は言っているんですよ。だから、今、御影の診療所ができるというのは、老人保健施設ができるというのは、たまたまこういう機会だからできるんです。法人でないところはつくれませんから、だから法人化を今から早急にできないのかということです。荒井先生の考え方もあるからね、しなくてもできるんだということがあるから、いいです、尊重していきたいと思います。町がどうおさえているのかということを聞きたかったんです。
 それで個人病院ですと、町の支援が制約されてくるんですよ。荒井先生が一番困っているのはお金のことですから、資金ですから。あの病院が、今、19床あるベッドが使えないんですから。老健施設というのは、厚労省が言っているのは、リハビリをやって家に帰すための施設ですから、リハビリの施設、食堂の施設がきちんとしていないとだめなんです。だから改めて建てないといけないんですよ。
 聞きたいのはもうひとつ、町長はさきほどいろんな支援をすると言いました、町として具体的にどんな支援ができるのか、聞かせてください。

○議長(田中勝男) 副町長。

○副町長(安曇達雄) 私、そういった面で、先生とそういう協議を進めさせていただいておりましたので、若干触れさせていただきます。今、お話がありましたとおり、町ができる方法というのは、さきほど町長からお話がありましたように、土地にかかわってそういう協力ができる、今、ありましたように改修面で、それにかかわる費用のご協力ができる方法、資金そのものをご協力できる方法、そういうものは想定できると思います。そういったなかで、いろいろと協議をさせてもらっていますが、この段階で、どの方法を診療所として考えられるのか、その方向といいますか、実はまだ継続して協議を調整しております。具体的な話に進展しないというのが現状です。そのへん、町とのかかわりのなかで、進展する部分もありますので、継続して、どういった方向が取れるのか進めているということでございまして、具体的にどの方向というのは定まっておりません。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) この問題、急ぐんですよ。私、直接には荒井先生とお話をしていないんですが、お忙しいので、事務長さんとはお話をしました。ずっと経過を聞いたら、3月初めの段階で白紙なんです。いろんな問題が。何が問題かというと資金なんですよ。その調達なんです。これは法人ではないので、町として保証人になるということはできないんですよね。教えてください。

○議長(田中勝男) 副町長。

○副町長(安曇達雄) お話のとおりです。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) これは法人ならいいんですよね。

○議長(田中勝男) 副町長。

○副町長(安曇達雄) 法人でありましても、それを保障するということについては、いろんな問題がございますので、ただ法人となれば資金援助等については、やりやすくなるということはございます。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 町としていろんな老人保健施設をつくるんだから、そういう計画に入っているんだから、もっと資金の面、厚生労働省は認可すると言っているんだから。29床の施設をつくるということ、本気になって考えないと、できませんよ。すぐ目の前に来ているんですから。今年計画たてて来年つくらなかったらこの計画に入らないんですよ。そうしないと、12床の方は路頭に迷うわけですから。
 そこのところ、十分に町としていろんな面で考えて、白紙に戻っているんですから、どこがネックだったのか。資金面でどこがネックだったのか。
 ここのところを考えないとだめだと思うんです。町としては理解しているのですか。

○議長(田中勝男) 副町長。

○副町長(安曇達雄) 一番のネックは資金面というのはおさえております。資金面について、直近までなかなか方向がはっきりしなかったと、資金面で調達の可能性を探っていただいていたというのが経過でございまして、そのへんが直近になりまして、なかなか難しいというお話を伺いました。それでさきほどお話がありましたように、ベッド数をどの程度にするのかということも含めて、もう一度、内部的に協議をされるというふうに、私どもとの話のなかではおさえております。お話の推移を見極めながら、私どもとしましても、御影の医療機関をきちんと確保をしていくと、それから、今、入院をされている方々を、きちんとフォローをしていくという部分でできるだけのことはやっていかないといけないと、そういう考え方には当然たっているところです。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 副町長のところにお話に来ていると思います。そこで、資金面がネックなんです、本当に。29床を減らしてね、考え方としてはいいとは思わないんですが、29床というのは、30床はつくれませんから、あの病院では30床以上100床なんてつくれないですから、なぜかというと許可がおりませんから、29床までが限度です。29床いっぱいつくるというのは、老健施設の経営として、20床や18床じゃ経営が成り立ちません。29床というのは手一杯の採算ぎりぎりです。だから29床つくるということで、やらなければだめなんです。そしてそういう方向で町はどう援助をするのかということを考えたらいいんだと、私はそういうことを町長にお話をしたいと思いますが、意見はどうですか。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) 本件につきましては、副町長と課長からお話をさせていただきました。一番接触していただいているわけです。荒井先生も診療技術に専念しなければならないということで、顧問の方にお願いして、その方と調整を取りながらやってきたと思います。本年に入って、精力的に昨年からやっているんですが、今年に入って5回、担当者を含めて協議をしているんですね。
 さきほど申し上げましたように、困難なのは資金面の調達ということです。先生は医療の関係で、資金を出せる機構というのがございますから、そことの折衝もしているわけですが、顧問を通じてやっているわけですが、いかんせん年齢的な問題があるんだと、問題というかお貸しできるが期間が短い、長い期間をしていかなければ、いくら診療所を運営していても、一度にお金は出ていかないということでございます。長い期間を借りたいんだけれども、それがなかなかできない。私と電話で話したときには、できれば町でその部分を補填するということではなくて、資金をお貸しして、利息なしで長い期間やってはどうかということも昨年12月に庁内で副町長、担当課、総務課、財政で、そういうことも話しているんです。
 どのような方法がいいのか。これができる範囲、法人化の場合ならできやすい、個人なら制限をしなければならないという話でしたが、法人化に早急にするということは先生の意向でなければできないことでして、町が法人化しなさいとも言えないわけです。先生の意向も十分に尊重しているんですが、先生も非常に迷っているというところもひしひしと感じます。町がお金が潤沢であれば、先生も要望したいところでしょうし、先生のほうからもうお金がないから心配しなくてもいいよと言われたのも現実です。どこからかの資金調達ができるということで、顧問の先生も踏んでいたと思うんですが、それもなかなかできなくなってきたと、これは大変だということで、私どもとしましても、さきほど副町長が言ったように、あるいは私が言ったように、どのような支援策が一番全町的にみてどうなのか考えなければならないと思います。
 したがって、先生のご意向に沿うように最大限の努力を積み重ねていかなければ、議員がおっしゃるように間に合わない状況になったら大変なことですので、それをしていかないといけないと、小規模老人保健施設ということですから、29床ということになります。一般的に老人保健施設というのはリハビリして戻す、在宅に戻すような考え方でございますから、非常に6か月とか、審査委員会つくっていろいろとやらないといけないですから、その分、行ったり来たりすることができますので、診療所と併設していれば、一日戻れば、また新たな形を取れますので、住民のそういう利用する方には先生としても滞りなくできるのではないかと踏んでおります。
 そういうことで、できる範囲の状況下をつくりあげて、実行ができるように努力したいと思います。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) これは腹をくくって、町長、やらないとね、これは今言ったような資金面で町が貸し出しするとかなんとかいうのは、大事なことなんです。そういう意味でいろんな方策を考えたらいいと思うんです。
 例えば、町が建ててもいいんです。あと、家賃もらうとか考えればいいんですから。とにかく29床つくるということでがんばっていただきたいというふうに思いますので、よろしいですね。そういうことで、具体的なことがありますので、これから議論していけると思いますので、町長、残すということでがんばるということですから、この項目は終わりますが、最後に何かありますか。

○議長(田中勝男) 町長から答弁がございます。

○町長(高薄 渡) 気になったことがございますので、答弁をさせていただきます。町がつくったらいいのではないかという話がございました。確かにお金が潤沢であればつくりたいですが、建てるのに、国から起債をもらうのにストップがかかっていますから、そういうことをご理解願いたいと思います。単独でつくるのであればいいですけれども、国から借金をしなければならないですね。その借金ができないわけですから、そのへんはご理解をいただきたいと思います。なんらかの方向で、さきほど前段で申し上げましたように、町としてできる最大限の努力をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) それではこの件は終わらせていただきます。次に、除雪の件に入りたいと思います。除雪の件で、一親等以内という文言はかなり厳しい響きを与えますので、そこらへんを、町長、いろいろ事情で考えるということですが、これは外せないかなという気持ちでいますが、いかがですか。いろいろとあると思いますが。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) これも除雪サービスの、在宅サービスのひとつですが、これは社会福祉協議会に委託しているんですね。社会福祉協議会のなかでいろいろとご協議をいただいて、そういう形になっているわけでして、再度、そういったこともありますが、さまざまなサービスがございますので、そのへんを含めて再検討していくというのは必要かなと思いますので、ご理解願います。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 社会福祉協議会、委託されているんですか。直轄でしょう。

○議長(田中勝男) 町長、訂正してください。

○町長(高薄 渡) シルバー人材センターです。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 福祉課で直轄でやっているということですよね。そこらへんでどうだと言っているんです。福祉協議会が決めているんじゃないんです。町が決めているんです。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) 大変申し訳ございません。社会福祉協議会にもさまざま委託をしているものですから、ちょっと勘違いしてしまいました。見直しの件については、再検討させていただきたいと思います。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) よろしくお願いいたします。
 そこで、除雪の件については、町長は何かあるとお金がないと、除雪というのは、一般的な除雪は災害と同じで、きたらグッとこの間みたいに降るんですよ。ですから、多いから少ないからというのもあるけれども、本当に町民にかかわる部分だから、少していねいに除雪をするということが必要ではないかと思うんです。お金の心配よりも、人命にかかわることもありますからね、きちんと除雪する必要があるのではないかというふうに、ていねいな除雪が必要だろうと思います。どんな考え方でいらっしゃるのか、教えてください。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) 今、シルバーさんにお願いしているのは、ていねいではないのでしょうか。

(妻鳥議員より、全般な除雪についてだと発言あり)

○町長(高薄 渡) 全般的な除雪については、車道部431キロと長い、特に通学路、農村部にあってはタンクローリーが走っていて、集荷路線ですから、危険性のないようにと配慮しながら、業界にもお願いし、直営の部分でもやっているんですが、これがさきほど申し上げましたが、お金がないからというのにもつながるのかもしれませんが、十分な除雪の運転技術のときもありますし、雪の状態もありますし、それから重いところとかは特にはねていってもまがってしまうという状況もあります。その前に再度そのまま行くのではなくて、きちんとしたなかでやってほしいとか、積み上げするところがございますね、角など、そういったところも配慮をしてほしいと言っておりますが、今後も、そういうことでいきとどいた状況でできるように、努力をしていきたいと思います。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 最後に、3項目目のコミュニティバスについて、さきほど町長はお話をされました。具体的に動くのは24年から、23年から試行運転するんでしょうけれども、これは町長、いつ国交省から通知があったんですか。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) この制度は数年ほど前からございまして、全道的にはこれを利用してやっている団体がございます。21年度の計画策定、これはすでに来年度の21年度の新しい新規計画策定の締め切りが終えておりますので、22年度から計画策定と、今年度中に協議会を立ち上げて、22年度に地域公共交通連携計画、こういったものをつくって23年度から実施したいというスケジュールで進めているところでございます。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) これはいつあげられたんですか。21年度に計画をあげるということになっていますが、認可を受けたことからすでにやっているんでしょう。ずっと計画を出したんでしょう。いつごろ出したんですか。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) 私の説明が十分ではなかったんですが、21年度分の地域公共交通総合連携計画策定調査に対する支援、国交省の10分の10の補助事業につきましては、3月段階で21年度分の調査を終えておりますので、本町はそれに間に合いませんでしたので、それは22年度にその事業にのっていきたいということでございます。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 22年に計画するんですよね、ずいぶんかかりますね。これはずいぶんかかるからね、大変だと思うんですが、私たちもすぐにできるものだと、来年度から思っていたんです。町長、工夫してやるんだろうと思っていました。なんとか来年度からなるんだろうなと、かかったらできるんだろうなというふうに思っていたんです。こんなに遅くなるとは思っていなかったので、町長やるんだからがんばろうと言ってやってきました。こんなに時間かかるのは困るんです。
 それから、ちょっとお話を聞かせてください。昨日、原議員にいろんなことをお話していましたが、温泉バスを動かしていたり、朝だけスクールバスを御影から東団地にまわるとかいうお話をしていました。そういう動かしかたをしているのはどれだけあるんでしょうか。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(荒木義春) 現行でございますが、平成14年に十勝バスの運行が廃止されまして、清水御影間につきまして、御影地区のスクールバス、御影地区の子どもたちの送迎を終えたスクールバスを使いまして、一日一往復運行しております。ご案内のように、朝、8時半に御影駅を出まして、清水の駅前に8時56分に到着と、逆に、御影に来るのが清水駅前が2時49分に出まして、3時15分には御影駅到着と、この間、世代間交流センターだとか、羽帯16号、さらには上清水3号だとか、東地域集会所、役場前、そういったものを経由し、さらに本通3丁目、本通5丁目、これを経由して、一往復運行しているところです。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) そうするとですね、具体的にはそれが1本、御影と清水間にあると、それから温泉バスを利用しているというお話でしたが、どんな形でやっているんでしょうか。

○議長(田中勝男) 教育課長。

○教育課長(石黒 勉) 温泉バスの部分につきましては、東団地それと清和団地の登校にかかる子どもの送迎をしているところでございます。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) この温泉バスはそのほかには使っていないんですね。それだけなんですね。

○議長(田中勝男) 教育課長。

○教育課長(石黒 勉) 今、申し上げましたとおり、朝の登校に地元の業者に委託して実施、その時間だけ委託して実施している状況です。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) これね、遊ばせておく必要はないのではないかと思います。これを利用したら、かなりのことができませんか。コミュニティバスが入るまで、臨時措置として、いいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) 昨日、原議員の質問にお答えしております。検討をしてみたいと、コミュニティバスを入れるまで期間がございますから、検討したいということをお答えしております。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) よろしくお願いしたいと思います。
 私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

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○議長(田中勝男) ここで休憩いたします。 (午前11時12分)

○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。 (午前11時25分)

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○議長(田中勝男) 一般質問を続けます。
 3番、西山輝和議員。

○3番(西山輝和) 3番、西山輝和。御影地域の医療体制について、3点、質問させていただきます。
 傍聴の方、聞こえますか。声が小さくてよく聞こえないそうなので、町長もちょっと大きい声で答弁してください。
 高齢化社会を迎えるなかで、御影地域の医療体制の今後はということでお聞きします。御影地域医療の育成については、昨年9月に質問をさせていただきました際にも、町長には力強く支援の姿勢をお示しいただいたところです。先だっての選挙により、3期目の町長に当選され、今、まさに新たな高薄町政4年間がスタートしたところでもあり、改めて確認を含めて質問をさせていただくしだいです。
特にこのたびの町長選挙では、54目にわたる施策を掲げ、医療・保健・福祉のネットワーク化が重要施策のひとつとしてあげられておりますが、このネットワークの考え方としてお伺いしたいのですが、清水町の人口は平成20年3月末に10,532人に減少が続いている一方で、65歳以上の高齢者が平成20年3月末で3,021人と高齢化がどんどん進んでいる現象です。要介護・要支援の認定者数は平成20年4月の認定者数478人と増加している一方です。
 医療制度改正に伴い、療養病床再編成で2012年までに医療病床をなくすというものです。それに伴い、御影診療所は地域医療機関の重要な柱として、位置づけがなされているのかと思われます。そこで、御影地域全体の今後の医療体制についてどのように考えているのか答弁願います。
 2番目に、地域に欠かせない医療施設に対して、現在、町はどのような支援をしていく考えか、町長がマニフェストに掲げる、医療・保健・福祉のネットワーク化を進めるうえで欠くことのできない清水町内の医療機関や施設に対して、現状において、町としてどのような具体的な支援をしているのか、さらに今後どのような支援をお考えになっているのかをお伺いします。
 3点目、昨年の私の質問以降、御影診療所に考え方、介護医療療養型施設から老人保健施設への移行の考え方自体には変更がないようですが、行政と何か障害が生じたのでしょうか。地域の高齢者は御影診療所がなくなるのではと心配と不安が広がっていますが、実際にどのような状況になっているのか、併せてお伺いします。
 以上、3点についてお願いします。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。町長。

○町長(高薄 渡) 西山議員のご質問にお答えしたいと思います。
 御影地域の医療体制につきまして、私はかねてより強い関心を寄せながら、御影地域の医療を守るための努力もしてきたところでございます。2医療機関ございまして、朴澤病院におかれましては、介護療養型を廃止しまして、一般病棟という形で進めてございます。担当も先生と積極的に話し合いをしながらやっているところです。歯科診療もございますし、その診療に対しましても、さまざまなご要望をいただきながら、改善なりをしてきたところです。
 御影診療所につきましては、直営から民営という形に変わりまして、荒井院長が情熱的に御影地域の医療を守るという信念のもとに今日まできていただいて、深く敬意を表しているところです。そういった面から休みもなく、やられているわけです。
 また、清水地区におきましては、日赤病院を一つの核として、入院医療施設ですけれども前田クリニック、通院だけのだい内科というふうにあるわけですが、また、歯科診療につきましても4軒ございまして、医療機関につきましては、先生方の特段なるご配慮によりまして恵まれた地域だといわざるを得ないわけです。
 町としてそれぞれの機関に、豊富なときには医療器具の更新等々で多額にわたるお金の支援をしていくということもございました。財政悪化とともに、続けたかったのですが、それもできない状況でございます。現在は新たな診療科目を設置した場合に支援をすると、新たな医師をお迎えして、新たな診療をする場合にそういった助成措置も考えるということになっているところです。したがいまして、施設につきましては、さきほども出ましたけれども、法人化にありましては、施設を改修するときには、それなりの債務負担というなかでやってきたというのが実態です。しかし、今日、その当時から比べますと、お話のように、高齢者人口が極めて高くなってまいりましたし、さらに医療機関にかかるそれぞれの高齢者の皆さんも多くなっているのも実態です。私はこれらを行政だけで、すべてが解決するものではないと言い続けているわけです。
 特に予防という観点から、地域ぐるみの予防運動ということでしなければならないということでございまして、そういうところから、地域でお互いに助け合いながら、除雪もそうですけれども、そうしていくために、町内会におけるブロック別、将来的にはかならずや一町内会だけではできない、だから3つなり4つなり町内会が集まったなかでのブロック制をひいて、そのなかで町内会でできないことをみんなで、4つか5つの町内会が集まってやれるような福祉ネットワーク、それからお年寄りを見守るネットワーク、それから除雪の問題、災害のときにどうするか、全体のまちづくりを考えていただける場ということで、お示しをしてきたわけですが、今の現状ではそこまで至っていないのが状況でございました。
 そこで一番身近なのが、この医療の問題でございます。医療と福祉の問題です。そこでネットワーク化を図りたいということで、今年度、医療機関、あるいは福祉関係者、それらによる協議会的なものを設立しまして、さまざまな課題をそこで出していただくと、そしてそれを本町の医療福祉構築体制というものをつくりあげていくことが、将来に向けて必要ではないかと考えております。具体的に申し上げることは、なかなか難しいのですが、例えばの話ですから、私も保健福祉課長を仰せつかっておりましたから、そのときにお話をしているのが、最新の機具というのは何億もしているわけでございまして、それを一医療機関が導入することはなかなか難しいと、そういうなかにあって、一次医療圏、二次医療圏、三次医療圏とあるわけですが、そういうなかでできないものかということがあります。特にお隣の新得にはそういった大きな医療機関がないと、清水町の赤十字病院、芽室の公立病院と、そういったものをつないだなかでできないものかと考えましたが、なかなかそれまでに至らなかったというのが現状です。
 今般、改めて、医療福祉というものに重点を置いていかなければならないことを、再認識してこれらに取り組んでいきたいということであります。そういうことから、御影地域の医療体制というものも、そのなかのひとつとしていかなければならないと、ましてや先生の目指している医療というのは、温かく優しく、幸せ感が持てて、その地域で医療が受けられる体制づくりをしたいとそういう強い気持ちでおりましたので、先生からのお話を十分にいただいたというのが現状でございます。
 今後、そういった面での御影地域での医療体制はなくてはならない診療所でございますので、これらにつきまして、後継者、お互いに先生との協調性を生みながら協力体制をつくっていきたいと思っております。
 次に、医療施設に現在町はどのような支援をしているのかということです。現在は、土地及び住宅について、先生への貸付ということでやっております。そのなかの契約事項のなかで、1物件に対して20万円を超えるものについては、町が大家として責任を持ってやっていくと、なお、消防設備点検委託だとか、地下タンク埋設配管点検業務委託だとか、電気の保安業務については、町の負担にしますということでございます。
 さきほどもお話しましたけれども、法人化にしていくためには財産が必要なんですよね。財産がないので、使用料がひとつの財産とみなすということですね、居住権というものがありますからね、それで先生のほうに使用料を払うから法人化にするために必要だからということで支払うことで、それまでは無料で貸付けしたんですけれども、これがありますので、これがやらないということになりますと、いろいろと議会の皆様にご相談しなければならないことですが、こういったものを減免とか免除とか、そういう方法もひとつかなと思うわけです。
 今後の支援につきましても、さきほど妻鳥議員にもお話しましたが、29床のことについては、町営住宅がございますので、それを取り壊ししていくとか、あるいは土地の用地確定ですね、そういったものから含めて、町費の負担というのは、けっこうかかってくるんですが、そういったものを含めて、どの程度のものにしていくかということを考え、さきほども触れましたけれども、資金の問題ですね、これをどういうふうにしていくのかということも先生方とも協議を進めさせていただきたいと思っております。 
 3番目ですが、地域にとって診療所がなくなるということが言われている、これはまったくそういうことはありませんので、これまで先生との話し合いでそんなことはひとつも出ていませんし、町がそんなことをするわけないんです。先生が意欲的に一番思っていただいているわけです。先生には頭が下がる思いであります。
 近年の打ち合わせ、8回ぐらいやっているんですが、西山議員が9月に質問していただきましたけれども、診療所とは昨年の6月から行っております。老人保健施設の建設の意向が先生との話し合いがございましたので、そういったどういうものが要望されるのかということを協議しております。8月には私もまいりまして、先生から、入院病床7床を残して介護療養病床12床を転換し29床の老人保健施設建設計画が明らかにされたわけです。それが8月でございました。一般質問にお答えもしているわけです。1月に老人保健施設建設計画の具体的な町への要望事項が示されております。
 それぞれ政策庁議を3回開いておりまして、これが1月29日に出されており、2月10日に御影診療所についての要望事項を政策庁議で検討をしております。2日後の12日に御影診療所で1月29日に説明を受けた老人保健施設建設スケジュールについて再確認を、診療所と町とで再確認をしたわけです。2月13日にさらに帯広保健所に確認した建設スケジュールを説明しに行っております。これは診療所と町で行っているわけです。
 さらに3月10日に御影診療所のそういった、診療所がなくなるというお話を伺ったものですから、どこからそういう話になったのか、それを院長に確認をしなければならないということで、副町長と担当課で行きまして、再確認しましたら、それは何も変わってはいないと、要するに、今そういうなかでさきほど申し上げましたように、資金面のことでの調整をしているんだということです。そこでどのようなことができるのかということをさきほどお話をしたところです。地域が不安になる協議ではなくて、あくまでも地域住民のことを一番に考えて、私どもも先生はそれ以上に考えていただいて、地域医療に取り組んでいきたいということですので、今後も密接な協議をしながら、御影地域の皆様が安心安全で過ごせる日々が送れるような医療体制をつくってまいりたいとこのように思っておりますので、ご理解をお願いいたします。終わります。

○議長(田中勝男) 西山輝和議員。

○3番(西山輝和) それでは、再質問をさせていただきます。さきほど妻鳥議員からもご質問されて、私と同じようなことでだぶってしまうんですが、お許し願います。
 今の話を聞いて、順調に行政と話がうまくいっていると思うんですが、どうも私も不思議でしょうがないんですが、何て聞いたらいいのか、頭も混乱していますが、今まで最初に、荒井先生が言い出したときには、個人病院でやるということで、無償貸し付けもしていたんですが、そのなかで法人化にするということで、先生の意向で変わったんですが、そこから有償で8か月すれば認可もおりるということで、先生も前向きに取り組んでいたんですが、その間に医療制度もどんどん変わっていって、やはりメリットがなくなったということで、先生もやめたんですが、そのへんの話も十分にうかがって、よくわかっているわけですが、こういう新たな御影地域ですね、老人保健施設も建てて、貢献をしていただけるということですので、すぐにとは言いませんが、今は現在そのまま、有償貸付になっているということですので、そのへんを十分に考えていただきたいと思いますが、どうでしょうか。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) これまでの経過は十分に私ども、それから議会の皆様もわかっていることですし、住民の皆様もおわかりだと思います。これらも含めて、そういう支援策ですね、考えていかなければならないと思っております。

○議長(田中勝男) 西山輝和議員。

○3番(西山輝和) 今回、私が質問させていただいたのは、一番最後のネックになっているわけですが、私どもも保健福祉課長といろいろと診療所のことで、去年、早くからお話を伺ってやってきたわけですが、さきほど妻鳥議員からもお話がでましたけれども、一番ネックなのは資金だということでお話が出ましたので、私も今まではあまりそこは言いたくなかったんですが、そこで行き詰ったということは、私どももこれからどうしていくのか、先生自体が2箇所ほど借り入れする予定ということで、計画をたてていたものですから、それがはっきりわかったら私に教えてくださいと、そのなかで行政サイドともまたしっかりどういう方法ができるのか、お話をしましょうということで、ちょうど選挙戦に入ったものですから、そのまま終わっていたんですが、急にこういうことが御影の町から診療所がなくなるといういきなりそんなことが出たものですから、なんでそういうことになったのかなと不思議なんですが、これはしかたないとしまして、我々議員も一生懸命、御影地域の高齢者のために一生懸命守っていかなければならない施設なわけですから、一生懸命やっていたんですが、そういうようなご指摘がたくさんありました。私の家に直接病院に入院されている方から、こういうお話がありますけれどもどうしたんですかというお電話いただきました。それとちょうど散歩している間に、女性の高齢者から呼び止められまして、診療所がなくなると皆さんが言っているけれどもどうしたんですかと議員さんたちは何もしていないんですかと、私も直接言われましたのでびっくりして、噂は本当にみんなが御影地域の高齢者が言っていることなんだと、はじめて気がつきました。そのなかから、2・3日したら、そのうちに収まるだろうと私も波風立てないほうがいいと黙っていたんですが、また高齢者の家から電話がきまして、ちょっと来てもらえますかと言われて、行ったらですね、この同じような診療所の話が出まして、皆さんがなくなると言っていますよ、どうしたんですかと言われたので、教えていただいてありがとうございますと言ったんですが、こういうことをあちこちで言っているんです。我々、行政とも伊藤課長と僕と先生ともいろいろと去年からずっとお話をして、御影地域の医療体制ということで話していたんですが、議員は何もしていないという指摘があったんですが、それは言われてもしかたないんですが、何をやっているかということについてやってるんだと町長みたいに私も言えればいいんですが、そういう性格ではないものですから、私はきちんと形になるまでは何も言わないという信念でいますので、そういうことをやっていますよとは早くから言えなかったものですから、それが悪かったのかなと、私も反省をしておりますが、なかなかそういう何ていったらいいのかわかりませんが、一緒にいる議員さんも非常に迷惑をしていると思うんです。一生懸命やっているなかで、何もしていないと、御影地域にたくさん議員がいて何もしていないというご指摘がはっきり言われております。そういうことを私も直に聞いておりますので、よくわかっておりますけれども、そういうなかで山の方達、高齢者もなくなると心配していますので、町長の口からどうか御影地域の町民の不安を払拭するために、診療所は絶対になくならない、なくさないという町長の決意を最後に聞かせていただきたいと思います。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) ただいまの西山議員のご質問、心中苦しいなかでのご質問だったと理解しております。このようなことになったのは、本当に残念で遺憾であります。私としましては、まったくそういうことにはなっておりません。
 あくまでも、院長としましては、御影診療所はもちろん存続して、お困りの方々への手厚い介護をしていきたいという意味で私とのお話になって、以前に申し上げましたけれども、昨年の8月5日でございますから、その日にやっております。ただちにそういったことから取り組んでいるわけでありまして、決してないわけです。そういうことで、不安にさせたということは、本当に私にとりましても、極めて遺憾だと思っております。
 できるかぎり、診療所の未確定部分が確定になりしだい、緊急にきちんとしなければならないということですので、先生としては医療ベッドについても、資金的にできれば残せるものなら残したいと、全部はいかないまでも、応急措置として残したいと、7床のほかにね、まだ確定をしていないんです。ですから、私としてもどのようにしたらいいのか、これがまだできないということですから、確定しだいで、きちんとした形でしなければなりません。また、御影地域の介護等でまいりますので、その折には必ずやそういうことはないということを言わなければなりません。
 さきほど申し上げましたように、御影診療所については、大事な施設ですので、御影地域のみならず他町村からも来ているわけですから、しっかりとした体制づくりを守っていかないといけないということをここでお誓い申し上げて、ご答弁に代えさせていただきます。

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○議長(田中勝男) ここで休憩いたします。 (午前11時55分)

○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。 (午後1時00分)

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○議長(田中勝男) 一般質問を続けます。
 5番、中島里司議員。

○5番(中島里司) 5番、中島里司。久しぶりの一般質問で緊張しておりますが、通告に沿って質問をさせていただきたいと思います。このたびの町長選挙において、現職としては厳しい結果であったのかなというふうに思いますが、町長は3期目に向けて新たな気持ちで、そして自らも変わらなければならないというようなお話をされているところです。私が通告してありますことにつきましては、町内だけではなくて、町外の関係機関、また人に対しても清水町長として一層信頼を受けてそのような町長として、清水町のリーダーシップを十二分に発揮をしてもらいたいとそういうご期待を申し上げながら、質問に入らせていただきたいと思います。
 国道と道道の町内における整備要請ということでございますが、高速道路の整備が進み、23年には道東道と道央道がつながるというところまできております。それによって、町内の道路利用が高まってほしいし、高まるのではないかと思っております。町内で交通事故が発生をしないようなそのような危険箇所を解消していくべきだろうと思います。
 要請としては、あくまでも私は交通安全、あるいは交通のスムーズな流れとそういうものを期待しながら、国や道が整備を図ってもらいたいというふうに思っているところです。274号線の38号線との交差部分の直線化、これは過去においても質問をさせていただいていたかなと思います。これは別なときにもお話をしておりますが、これらについて先日、274号線の佐幌橋の架け替え工事が予定されているとお聞きしました。私はこの交差点については、当初274号線が38号線を基点ということでスタートをしておりますから、その後、道道が昇格して、釧路まで、274号線がルート変更されて認定されているというなかにあって、当初からですと、当然、直線化というのは考えられたのかと思うんですが、現状としてはあそこで鍵型になっているという状況を踏まえたときに、これは開発のなかで、過去の話ですが、一部では当然あそこは直線化ということをいわれた方もおります。ただ、いつどういうふうな形で進んだのかわかりませんが、道路事務所時代に274の正面に事務所が建ったと、そういうことで開発ではその時点では当然直線化はありえないという考え方だったかもわかりませんが、その後の道路事務所の所長とお会いすることがありまして、なぜこの場所に町は建てさせたのかというお話も聞いたことがあります。これを把握することは町として難しかったのかどうかわかりませんが、その方の話ですと、まことに残念だったということを言っておられました。建て替えというのはたぶん何年もたっていないときの話だと思いますから、そういうことで改めてこれを要請をしていって、本当に国が受けてくれるのかどうかという不安はないわけではありませんが、国道は幹線道路でございますから、そういう部分からいきますと、当然、根気よくそのようなルート変更というのを町として働きかけていくべきだろうと思っております。それらについても、過去に町長が打ち合わせ事項があれば、それらも含めてお答えをいただければと思います。
 また、高速道路によって、インターチェンジができて、清水大樹線、この道路についてこれは清水でいうと第8線というんですか、274からそちらのほうから羽帯御影のほうに道路ができたと、道道として認定を受けているということで、そのなかで清水大樹線については、御影市街の道路と重複認定をされているということで私は認識していますが、過去においては重複認定をされていても、道道であれば、道としては積極的に両方の道路整備していただけたというふうに私は思っておりましたけれども、何か聞くところですと、国土交通省の道路財源の確保が非常に厳しい状況で、国から道に対して重複路線の両方整備というのが非常に難しいというお話も聞いております。そういうことで清水大樹線の清水8線道路、この部分の、特にゴルフ場の入り口の前後といいますか、左右といいますか、その部分が旧農道の規格で幅員が狭いと、そして小さなカーブが続いているという部分からいくと、あの部分については早急に整備を道に取り組んでもらわないとならないのではないかというふうに思います。それは走る人は町外の人ばかりではなくて、今、現在はそんな大きな事故があったと聞いておりませんけれども、やはり前後が整備されていくと、その部分に車の規制もできるわけではありませんから、非常に危険度が増すだろうと予想されます。それらも考えたときに、町長といいますか、町として町民の交通安全、走行車に対する交通安全はもちろんですが、町外の方々の本町での通行に対しての安全安心という部分で、町長として今一度大きなご足労を願わなければならないのではないかというふうに考えておりますので、この2点について町長の考え方、これからどういうふうな、もし取り組む方法があれば、それらについてもお答えをいただきたいというふうに思います。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。町長。

○町長(高薄 渡) それでは、中島議員の質問にお答えしたいと思います。高速道路の整備が進められておりまして、平成23年、これらが全線開通という予定になっているところです。それに伴いまして、道央圏からの車の交通量も確実に増えているということが予想されております。274号線と38号線の基線になるところですが、交差点部分の直線化でございます。国の構造基準により道路こう配の基準をクリアするのが難しいということから、そのようなお話が以前にあったわけですが、あそこに変則的な交通路線になっているということから、以前にそういうようなことで、要請だったのか、開発からそういうお話があったのか、定かではありませんが、そういう状況でありまして、それに伴って、町の体制づくりもしなければならないということで、公住の用地を建て替えする用地をその用地に充てていこうというお話にもなっていたところです。
 現在、結論から申し上げますと、要請はしていない状況です。現在、その折にお話をちらっと伺ったときには、直線化していくと、私はまっすぐに佐幌の高台に行って上川橋のほうに行けるものだと思っていたんですが、まっすぐにして佐幌の高台の左側に左折をしてさらに右折をしていくという話をちらっと聞きました。それが国の道路こう配の基準となっていたのかわかりませんが、そのようなお話を伺ったわけです。
 現在、道道から国道に昇格して、大規模な改修がなされていないということで、清水、鹿追、さらに士幌というなかで協議しまして、新得を含めて上士幌も含めて、北・西の方面の国道の整備ということでお願いしました。その結果、上川橋、それから鹿追からの道路の改良、今年に入りまして佐幌橋、こういうことで事業が展開されるということを伺っております。とりあえずは274号線のそういった視界不良のところとか、道路幅の狭いところ、そういうところをお願いしているところですが、もし、清水町として直線化について将来そのような考え方があれば、開発としても、予算に係ることですが、そういう構想があればそのお話を協議したいということも言われております。ただ、今後、今の段階では、すぐにはそのようなことにならないだろうと思います。
 もうひとつ気になることは、いきなりあそこの直線化をすっといくのか、あるいはアップしていくとなれば38号線をまたぐとなると、あそこにある営業しているところも支障が出てくるのかなということもあります。そういう面からあるわけですが、今後の交通量ということから考えますと、今の直線化という交通安全という面から考えれば、それももうひとつ考慮をしたなかで、私どもの町としてどのように考えていくのかということをしていかなければならないと思っております。いずれにしても、国のほうとしましては、今の段階ではまったく話がないようですから、時間をかけたなかでもしていくべきかどうか考えながら、要請していくべきものは要請をしたいと思っております。
 次に、274号線からの8線からの5線の関係ですが、特にクラシックゴルフ場の近辺は非常に道路幅が狭くカーブが多くて危険であります。大型車のすれ違いには危険な状況です。開発で274からそこに入る入り口、車がよく路外に落ちるものですから、広げたというか拡幅したいと、その折に町にはひとつも相談がないと、加えて御影方面という看板を立てたと、知っている人は通るでしょうが、知らない人もみんな通っていくという形になってくるわけで、私どもとしても迷惑な点もあるなということを考えるわけです。そのことについてもまったく相談がないと、せめて御影方面というのだけ除いてもらえないかということもお話をしたところです。それはなぜかというと、道路状況が危ないからです。
 先般も3月25日、道あるいは関係団体に就任のご挨拶に行ったときに、土木局長にお会いしまして、あそこの8線から5線の道路の要請について強く求めてまいりました。道の局長も帯広土木現業所にいましたので、重々わかっていることです。なんとか早くに着手できるように努力したいということでございます。ただひとつ、お話がございましたが、御影の市街地と1丁目の整備でございます。地域としてはまずそこをやっていただきたいと、市街地の38号線からの面にしても道道のままでおいてほしいという、地域との話し合いをしたときに、地域の人は求めているわけでございます。したがって、道としては、選択ですから、優先でございますから、市街地の1丁目をやるのであれば、そこは時期が遅くなると、市街地をやめれば優先順位としてそこをもっていけるという、ダブル認定、それを解消していきたいというお話もありますが、私はそれとこれとは別問題ではないでしょうかと、本町には市街地の中心部に道道がありませんと、郊外には道道がありますが、市街地にはないから町並みの整備もできなかったんだと、他所の町は大半が中心部に入っておりまして、街中の整備もされましたが、わが町はそれができなかったんだということで、街中を道道にしてほしいということではなくて、今の御影の1丁目道路を整備して、そのまま認定路線として、さらに加えて交通の要所であるということから、どこからでも清水町は入って出ていけるところなので、ぜひひとつそれは特別に考えていただきたいということをお話をしてまいりました。
 この面についても、道へ積極的に要請しまして、この路線の整備に向けるように努力してまいりたいと思っております。以上、申し上げてご答弁に代えさせていただきます。

○議長(田中勝男) 中島里司議員。

○5番(中島里司) それでは、274号線から再質問させていただきます。私、274号線の直線ということで質問をさせていただいているわけですが、町長は先を読んでおられまして、公営住宅の建て替え云々というのが言葉で出てきた。これは道路整備に、わかるんですよ、直線化されれば清和団地の用地補償というのはもちろん出てくるわけですから、これはある程度具体化してからの話で、とらえようでは、町が公営住宅を建て替えとして補償を受けたくて道路整備を要請しているのかなと、そういう話というのもちょっと歪んだ解釈かもしれませんが、そういうふうに取れるんですね。私は、国と道にお願いするのは、あくまでも交通安全上、あるいは車の流れということから、的を絞って、要請をしていただいたほうがいいのかなと思っておりますので、町にかかわる事業というのはその後で地元として検討をしていけばいいのではないかなと思いますが、町長、そのへんは数多く協議がされていないと思いますが、そのへんについてはどのようにお考えになりますか。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) ちょっと余計なことをお話したかもしれませんが、公営住宅の建て替えのマスタープラン、日の出2だと思いましたが、あのときのマスタープランのときに、開発で直線化の予想というかそういうお話があったように思います。それで、あのまっすぐの公営住宅の線については、よけたあと、予定地ということで開発から広げるようにということではなかったかもしれませんが、そういう経過があったのは確かです。これはあくまでも開発に要請していくときには、そのお話はしませんので、ご理解いただきたいと思います。

○議長(田中勝男) 中島里司議員。

○5番(中島里司) そういうことで、できるだけ本音、気持ちとしては私個人的にもそういうふうになってくると、公営住宅の建て替えに負担がかからなくてもいいかなと思いますが、ときによっては腹の中全部出さないで交渉を進めていただけたらというふうに思います。
 次に、ほかの町との連携を取りながら進めているということですが、私はぜひとも、今、新得や鹿追の話もありましたが、そのへんについても佐幌橋の改修によってということでは、あの部分の道路成型としては、決していい状況ではないのかなと感じております。もっとカーブというものが緩和されたらいいのになという部分も感じておりますので、それは国で決まったようですから、次年度というか新年度でやるんだろうなというふうに思っております。それについては、今、とやかくいうふうにはならないと思いますが、町長、3点目でお答えいただいた、高架というお話が出ました。それはたぶん高架というのはどこから出たのかわかりませんが、ちょっと違うのかなと、38号線をまたいでと、上を高架するという意味ではないと思います。38号線から下佐幌に向けて、現地形からいくとかなり下がりますから、逆にこう配が取りづらくなるということで、直線化する場合には38号線から下佐幌に向けて要するに高架的な構造を持たなければできないということですから、町長、たぶん、それは国や関係者から直接聞いたわけではありませんが、私の想像としては、38号線から下佐幌側に地形が下がっていますから、あの部分を現地形であわすと下がりますから、下佐幌、あるいは美蔓に向かってのこう配が取れないということで、あの部分は下げないで、高架橋にしなければつながっていかないだろうということでのお話だと思います。
 私は直線化という部分で、あそこは高架にしてもらわなければ、あの先だけつながっていかないというふうに思います。そういうことも含めて、要請のなかには、お考えを入れていただきたいと思うんですが、技術的なことはもうプロですから、もうこちらからああだこうだと条件をつけることないわけですが、それによって、こう配については、すでに現状の道路があるわけですから、新たにどこか高いところにつないでくれという意味ではありませんから、それらを考えて、高架でもいいからということでの要請というのは、今度機会があったときにそういうお願いもしていただけないかどうかということをお聞きしたいと思います。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) 技術的なことはわかりませんので、あくまでも直線化に向けて、交通安全上、将来的に求めていきたいということです。

○議長(田中勝男) 中島里司議員。

○5番(中島里司) 町長、技術的なことはわからないと、38号線を越えてというような、高架、私はそういう理解をしたものですから、そういう意味ではないだろうとお話をしました。
 次に、清水大樹線の関係ですが、御影市街地の方との話し合いという部分では、今まで過去ずっとそういう大変難しい部分があると思いますが、今の交通の流れ、そういう交通量ということを考えたときに、やはり御影地域の方々ともう少し要望なり考え方というのをまとめたうえで、要請をしていくという考え方をしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) 担当課による協議を地域の皆さんとお話をさせていただきまして、さきほど申し上げましたように、地域としては道道としてそのまま維持管理を含めて、やっていただきたいということでございます。道としては、ダブル認定を何とか1路線にしたいという考え方を持っているようですが、私はそんなところはたくさんあるのではないかと、御影だけではなくてたくさんあるんじゃないですかということで、これだけの交通量を、第2国道までといわれる道路ですから、両方、なんとかできないものかということでおりますが、道のほうも質問で出ていましたけれども、国の関係、道の負担の関係、そういうことで財政状況が厳しいということでは、なんとかここを外して市街地を外したいというのが気持ちではないかと思います。昨年、羽帯16号、あそこまで8線から5線へ入って、一旦国道に出て、そしてまたもうひとつ羽帯のところに出て、それから御影の市街に入ると、そういう方法もどうだろうかということで、道のほうもそのようなお話なら一路線ということになりますので、ダブル認定にはならないので、それもどうなのかということもあったようですが、最終的にはそれをやるということは至難の業だと、道路審議会ですか、そういうものにしなければならないと、説明がなかなか難しいということが、それでそれもできないということでおりまして、なんとかこの面についてはまず1路線ずつ解消して、そして最終的にダブルではなくて、1路線の方向でつめたほうが早いのではないかというお話もありましたので、さまざまな条件下ですが、私は2路線なんとしてもしてほしいと言っていますが、それが叶わぬ場合は最優先順位を決めながらやらなければならないと思っております。

○議長(田中勝男) 中島里司議員。

○5番(中島里司) お話を伺っていると、町長の腹の中、いろいろと苦慮されているなと、要するに道のお話も直接承っているんでしょうし、町民の方、地域の方々のお話も承っている、そういう決断というふうに思っていますが、少なくても、ダブル認定されているところの両道路が同時に整備というのは非常に難しいと、私は現時点では聞いております。それからいくと、御影市街地の1丁目ということで、そのへん詳しくはわかりませんけれども、例えば、これは道の考え方もあるでしょうけれども、本通を道道として残すと、さきほど町長、うちの町は確かに清水市街地も御影市街地も、市街地のなかに道道というのはあそこ1本しかないんですね。それからいくと38号線から駅前まで、道道としてなんらかの形で残していただいて、1丁目については、私は未整備部分、何が残っているかは把握していませんけれども、それらについての解決情報を見出しながら、8線、5線側のほうに道道としての力をそそいでもらうと、そうしなければ、何か事業的にどっちかが遅れるような感触で私は感じているんです。そういうことからいくと、町長の、これから道に要請をしていくときの考え方ですから、それが正しいとか正しくないとかではなくて、地域のことも考えながらということで、今、お話をしたようなことを含めて、今言ったようなことも、地域の方がどうとらえるのかわかりませんけれども、そういうものを含めて地域のなかで話し合っていただく、だめだではなくて、どこまでということの話し合いを含めて、話し合いをしていただければと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) さきほども前段で話しましたが、地域のほうでは路線を残してほしいというのが強い要望ですが、そういうことも含めて、これは取捨選択で方法を変えていかなければ、思うように進んでいかないということですので、さらに検討を加えながら、道への要望をしていきたいと思います。

○議長(田中勝男) 中島里司議員。

○5番(中島里司) まだいろいろな部分で用意はしていたんですが、まず町長、今、国道2箇所については私は質問させていただいたんですが、これも含めて、他の町との連携といいますか、協議会というのがあるようですが、高速の開通で町全体の道路網、交通量が幹線の部分、若干増えてくるだろうと町長も予想されていましたが、それらを踏まえたときに、国は国、道は道、町は町ではなくて、わが町の道路網という部分で、町長、いかがでしょうかね、道道に、正式でなくていいんですが、懇談会的なものをもって、わが町の道路網について、国や道の方々のご意見、ご協力をいただく、さきほどお話があったように、清水大樹線の取り付けを一方的にやるのではなくて、そういう三者協議機関なり、懇談会でもいいんですが、それをつくることで、お互いに情報交換、情報を共有できるのではないかと思うんです。
 これはほかの町は、今、特に274号線の路線についてそういうことをやっておられるようですが、わが町として、町長という意味ではありません、実務者レベルでもけっこうですが、高速のインターができたことで、大きく変化するんですが、あそこの8線、清水大樹線の利用については、私が聞いているのは、274号線の取り付けを清水大樹線の入り口、広くしたら、中に入ってきて元気よく、あそこの交差点で右折というか左折というかそういうときに交差点を広げなければ、取り付け道路が広くなければ非常に脱輪している車もあると聞いています。大きな事故にはなっていないですが。それを広げなければならない。ところが道路のなかに入ったら、広くないわけですから、入り口だけ立派にしてもだめだと、そういう話を聞いたときに、これは三者で、町長どうでしょうか、実務者レベルでもけっこうですから、町長がリーダー取って、国や道に何か1年に何回も必要ないと思います。せいぜい3回ぐらいかなと思います。相談相手になってもらうとか、そういうものをつくる考えを持っていただけないでしょうか。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) そうですね、今まで技術のほうでは、それぞれの課題に応じて、それぞれと折衝してやってまいりました。これが今までの状況ですから、少し変化を持たすなかでも、こういった国は国ではなくて、道は道ではなくて、町は町ではなくて、三者機関というか、打ち合わせ検討会とか、これはばんきりでなくてもけっこうですが、実務者レベルで開催するように呼びかけていきたいと思います。

○5番(中島里司) 終わります。

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○議長(田中勝男) 次に、10番、安田薫議員。

○10番(安田 薫) 10番、安田薫です。議長にお許しをいただきましたので、次の項目について、質問させていただきます。
 温暖化防止のための環境問題への具体的な取り組みを伺います。環境省地球温暖化対策など、環境を切り口にした経済活性化策の骨格を固めたといわれています。全国の学校や国、自治体の公共施設に太陽光パネルを設置し、民間への普及の呼び水にすることなどを盛り込んでいます。正式名称は「緑の経済と社会の変革」、社会資本整備や消費拡大、投資促進を通じて、景気浮揚と雇用創出を目指すものです。本町は、この問題にどのように取り組むのか伺います。
 特に、町民参加型の太陽光発電を計画してはいかがでしょう。また、北海道環境宣言では、一人一日10%の二酸化炭素を減らそうとあるが、町民への具体的な啓発等を伺います。
 よろしくご答弁をお願いします。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。町長。

○町長(高薄 渡) 安田議員のご質問にお答えしたいと思います。ただいまのご質問の要旨は、環境省の問題からしまして、太陽光発電計画の内容かと思います。本年1月6日、緑の経済と社会の変革ということで、環境省がその作成を提案しまして、2月中旬締め切りで、アイディアと意見を募りまして、環境大臣の有識者意見交換会が3回開催されております。構想では、公的機関の庁舎への太陽光発電の導入や省エネ家電の普及など、国が支援するとしているようですが、現在、検討中でありますが、ほぼ固まってきているのではないかと思います。そういったなかで、このご提案をいただいたわけですが、本町は平成14年に策定しました「清水町地域新エネルギービジョン」でこの太陽光についても調査しました。そこでは、仮に清水町全体、全世帯にパネルを設置しますと、住宅でございますが、3キロワットで面積が20平米ですが、490リッターのホームタンク2,696個分の灯油と同じだけのエネルギーがつくれるということで、大変有望な新エネルギーという結果を得ているところです。本件については、設置費用200万円ぐらい当時かかっておりましたが、今も下がっていないという状況でございます。本年1月に国の補助制度が復活しまして、10%なんですが、1キロワット7万円が復活し、買取価格についても2万円程度の価格にするという新たな制度導入について、経済産業省と電気事業連合会の合意がなされたとのニュースもあり、導入しやすい環境が整いつつあると思います。
 管内では帯広市、それから音更、幕別、足寄と聞いております、それに今度は芽室が取り入れたいということでございます。補助の制度の導入については、全体のなかで判断をしていかなければならないのですが、そういった面から必要な措置が生まれるのではないかというふうに思うところです。現在、余剰電力の価格が引き上げというか買取が生まれれば、極めて効率的ではないかと思うわけです。
 次に、環境宣言に基づく北海道の一人一日10%二酸化炭素削減、町民への具体的な啓発はどうかと、昨年ですね、広報しみず5月号でも特集で皆様に詳しくお知らせしました。夏と冬の過ごし方、照明の使い方、お風呂での行動、自動車の使い方など二酸化炭素削減のための実践行動の喚起をしたところですが、本年度もこれらを啓発してまいりたいと考えております。
 本町では、風力開発、フィールドテスト事業の報告をまとめて、平成14年にさきほど申し上げました、新エネルギービジョン策定をし、バイオガス実証プラントの誘致やバイオエタノール工場の環境エネルギー問題について当町としましては、早くから取り組んでまいりましたが、ここしばらく数年はこの問題に少しとどまっていて、やはりこれは次の段階から早く取り組むことが必要ではないかと思っております。
 ただ、昨年4月から庁舎内において地球温暖化対策実行計画をつくりまして、各課に温暖化対策推進連絡会議推進委員24名を置いておりまして、光熱水費の削減や節電、ノーマイカーデーの推進など職員全員で取り組んでいるところです。新聞でもご存知だと思いますが。十勝エコドライバー宣言も、これもまた早くに宣言し、そういった車の運転の削減に向けても励行しているところです。昨年、町民の皆様にも、昨年3月のまちづくり推進協議会主催のまちづくり講演会では、環境にやさしい暮らしかたをテーマにそういったものが行われて、10月にも消費者協会による、みんなの消費生活展、これも地球温暖化に向けての講演をやっているところですし、パネル展示もして啓発事業にも取り組んでいるところでございます。こういったなかで、この太陽光発電でありますが、今、まだ新たな考え方の制度といいますか、そういうものが国として取り組みされてきているということがございますので、そういった面も含めて検討を加えてこの新エネルギーを求めて、環境のまちづくりを進めていかなければならないと思っておりますので、ご理解願います。

○議長(田中勝男) 安田薫議員。

○10番(安田 薫) 大変詳しくご答弁をいただきました。これから経済産業省等の制度等もすでに導入されていくようなお話も伺いました。最近、特にCO2の、大きな目玉として電気自動車の普及とか、家庭用燃料電池等が出てくるかと思いまして、このへんもこれは少しお金のかかることになりますけれども、そのへんの情報収集等、また啓発等をお願いしたいと思います。庁舎内で地球温暖化の24名の、これはプロジェクトチームとまではいかないのでしょうか。そのへんをお伺いします。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) この推進委員はそれぞれの職場に所属するなかでそういう運動を展開しながら、しっかり検証をしていくと、こういう形でそれぞれ委員を選んでいるところでございます。

○議長(田中勝男) 安田薫議員。

○11番(安田 薫) はい、わかりました。本町の場合はバイオエタノール、そしてバイオガスの利用など、町全体の動きとしては大きなものはありますが、まだまだ町民一人ひとりが力を合わせてのCO2削減、または環境温暖化防止対策については、まだまだ町民全員が協力をできていないのではないかと思いますので、この啓発のほうをよろしくお願いします。さきほど、広報しみずやいろんなイベントでなされているとお聞きしましたが、今後も同じような啓発を進めていくかどうかお伺いします。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) さらに啓発していきたいと思っております。

○10番(安田 薫) 終わります。

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○議長(田中勝男) 以上で、本日の日程は、全部終了しました。
 次回の会議は、追って通知します。

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○議長(田中勝男) 本日は、これで散会します。

(午後1時49分 散会)