北海道清水町議会

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平成21年第3回定例会(3月26日_日程1)

○議長(田中勝男) 日程第1、議案第21号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第24号、平成21年度清水町一般会計予算の設定について、議案第25号、平成21年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、議案第26号、平成21年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、議案第27号、平成21年度清水町老人保健特別会計予算の設定について、議案第28号、平成21年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、議案第29号、平成21年度清水町公共下水道事業特別会計予算の設定について、議案第30号、平成21年度清水町集落排水事業特別会計予算の設定について、議案第31号、平成21年度清水町簡易水道事業特別会計予算の設定について、議案第32号、平成21年度清水町上水道事業会計予算の設定について、以上、10件を一括議題とします。
 職員に委員会報告書を朗読させます。事務局長。

(事務局長 朗読)

○議長(田中勝男) おはかりします。
 一括議題とした10件の議案についての委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定に基づき、省略することにしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、委員長報告は省略することに決定しました。

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○議長(田中勝男) これより、条例の制定、予算の設定について、順次、討論、採決を行います。

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○議長(田中勝男) これより、議案第21号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第21号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
 議案第21号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第21号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) これより、議案第24号、平成21年度清水町一般会計予算の設定について、討論を行います。
 討論はありますか。

(挙手者あり)

○議長(田中勝男) 討論があります。
 委員長報告は原案可決であります。原案に反対者の発言を許します。
 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 私は、議案第24号、平成21年度清水町一般会計予算に反対の立場から討論に参加します。
 自民党を中心とする歴代内閣は、大企業やアメリカのいいなりになり、政治を進めてまいりました。そこには新自由主義の競争原理を経済に持ち込みました。そこで生まれたのは、勝ち組・負け組として、格差社会をつくり、多くの貧困層を生みました。
 昨年、9月にアメリカに端を発した金融危機はアメリカにいいなりの日本経済を容赦なく直撃し、景気を急降下させました。この世のなかにあって、国民生活は悪化の道を突き進みました。また、地方自治体も構造改革という競争原理のなかで、切り捨てられてまいりました。
 平成21年度の一般会計予算総額は61億5,000万円で、昨年より4億4,800万円も少なくなっております。国の地方自治体いじめに対して町民にしっかり説明し、国に大きな声をあげなければなりません。それも大事な町政であります。
 21年度の一般会計予算のなかで、民生費、衛生費、教育費などをみても、町民、特にお年寄りや子ども達にかかわる予算措置が切り下げられたり、負担が重い部分が数多く見られます。
 また、後期高齢者医療制度によって、負担が大きくのしかかってきました。この制度は撤廃し、廃止する以外にありません。今日の町民生活の実態をみると、弱者といわれるお年寄りや子ども達に対する配慮と低所得者に対する支援が必要なときはありません。本予算はその点において、大きく欠けていると言わなければなりません。私は以上の理由で反対をするものであります。

○議長(田中勝男) 次に、賛成者の発言を許します。
 山岸政彦議員。

○2番(山岸政彦) 私は、平成21年度一般会計予算に対して、賛成の立場で討論をいたします。私は今回初めて予算審議に携わったところでありますが、より少ない経費でより多くの効果が上がるような方策を講じているかどうかを重点において審査にあたりました。新年度の収入のおきまして、町税は給与所得や法人町民税の減収、さらには固定資産税の3年に一度の評価替えなどによる約7,300万円の減、歳入の大きなウエイトを占める地方交付税においては、ほぼ昨年と同額という厳しい財源のなかで、行財政健全化実行プランの第二次3か年計画に基づいて、事務事業の見直しを継続しながらも、景気悪化による雇用、経済対策、子育て支援対策に対応した予算編成だったと思います。例をあげますと、清水学童保育所の定員拡大に向けた清水小学校の余裕教室への移転改修、労働費では新卒者就労支援事業賃金の計上、また商工振興対策としては、町内消費購買拡大に向けた商品券事業の拡大、中小近代化資金利子補給等の補助制度拡充など、きめ細かい施策が盛り込まれており、厳しい財源を有効に活用した町民の期待と信頼に応える予算だと思い、賛成討論とします。終わります。

○議長(田中勝男) 反対者の発言を許します。

(発言者なし)

○議長(田中勝男) 次に、賛成者の発言を許します。
 森田慎治議員。

○6番(森田慎治) それでは、平成21年度一般会計予算に賛成の立場から意見を述べます。高薄町政、このたびの選挙で町民の審判を受けて、3期目、町長が目指す健全な財政、思いやりを大切にした活力ある確かなまちづくりをより確かなものにするために、初年度ではあるが、平成21年度予算に対しては、町民が関心をもつところであります。経済不況によります景気悪化等を踏まえて、行財政健全化実行プランの第二次緊急3か年計画に基づく、8年連続の緊縮予算とありますが、計画を遂行するため、当然のことであり理解ができます。一般会計においては、前年度対比マイナス6.8%減の61億5,000万円、これはJA十勝清水の事業完了に伴う3億9,692万円によるところが主な要因であるというふうに思われます。歳入では景気悪化による税収においては、前年度当初予算対比マイナス6.1%、1,130,154千円の減であります。地方交付税においては、地方雇用創出推進費創設で1%増の2,910,000千円を見込んでおりますが、新年度もさらなる事務事業の見直し、人件費の削減、17,121千円など、行財政改革継続が随所にみられるが、財源不足は避けられない。国営土地改良事業費償還242,860千円や公債費償還1,286,360千円を加えると、実質的な財源不足は239,800千円、これを財政基金を取り崩し、運用をせざるを得ないわけでありますが、基金依存から一刻も早く脱却すべき、なお一層の努力をするべきと思います。一般会計の負債総額残高においても、ピーク時の半分、7,482,890千円まで削減ができる見通しとなったことは、高く評価するものであります。事務事業内容をみると、ハード面に関しては必要最小限に抑えたとありますが、これについては地域活性化生活対策臨時交付金等事業によるカバーされたところが大きく、今後の施設維持管理費削減につながるものと思われます。町単独事業をみれば、学童保育所移転整備事業6,000千円、小中学校耐震整備事業を含めて計237,618千円、ソフト面では新規に補助事業として公営住宅建替基礎調査費として5,500千円を計上するなど、単独事業としては、就労支援、障害児通園交通費助成、自給飼料生産対策事業を新規に取り組むなど、中小企業近代化資金、あるいは小売商業経済化対策事業の拡充など175,890千円を計上するなど、これらのまちづくり計画も取り入れながら、新たな事業を盛り込むなど、社会福祉・教育に重点を置きながら、厳しい財政のなかで十分とはいえないが、町民の配慮した予算であることを確信し、賛成するものであります。

○議長(田中勝男) 次に、同じく賛成者の発言を許します。

(発言者なし)

○議長(田中勝男) これで討論を終わります。

○議長(田中勝男) これより、議案第24号、平成21年度清水町一般会計予算の設定についてを採決します。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
 議案第24号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第24号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) これより、議案第25号、平成21年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第25号、平成21年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定についてを採決します。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
 議案第25号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第25号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) これより、議案第26号、平成21年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第26号、平成21年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定についてを採決します。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
 議案第26号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第26号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第27号、平成21年度清水町老人保健特別会計予算の設定について、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第27号、平成21年度清水町老人保健特別会計予算の設定についてを採決します。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
 議案第27号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第27号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第28号、平成21年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、討論を行います。
 討論はありますか。

(挙手者あり)

○議長(田中勝男) 委員長報告は原案可決であります。原案に反対者の発言を許します。
 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 私は、議案第28号、平成21年度清水町介護保険特別会計予算に反対の立場で討論に参加します。
 国は、9年前、老人医療費を削減するためと声を大にして、この介護医療制度をつくりました。そして、国は65歳以上の第1号被保険者からは保険料を年金から天引きしました。また、第2号被保険者となる40歳から64歳までの人からはそれぞれの加入保険団体に保険料を納めるようにしました。このとき、すでに国は40歳以上の保険料は際限なく上がるような制度をつくったのです。3年ごとの見直しとして、21年度から清水町は月に3,850円と550円の値上げが本予算に組み込まれました。
 町長は、値上げの理由の一つについて、3点をあげられました。そのひとつに御影診療所の介護療養病床施設から老人保健施設への転換を入れた予算でございます。問題はこの転換が現状のように極めて不透明な状態にあります。本予算案はその意味で極めて不十分だと言わなければなりません。その意味で私はこの本予算を認めるわけにはいかないのであります。以上です。

○議長(田中勝男) 次に、賛成者の発言を許します。
 口田邦男議員。

○4番(口田邦男) 平成21年度介護保険特別会計予算に賛成の立場で討論をさせていただきます。平成12年度からスタートした介護保険制度は、介護サービスの利用者が増加し制度に対する理解も深まるなど、町民の老後における介護の不安を解消する制度として、定着しているところと考えます。今回、第4期介護計画では、平成20年度と比較して、高齢者人口が平成23年度までに122人増の3,143人、要支援・要介護認定者も112人増えて592人になると推定されています。
 これらに伴いまして、介護給付に要する費用の増加は避けられない現状です。保険料の設定にあたっては、軽減策として準備基金から4,000万円、また介護従事者処遇改善臨時特例基金から550万円余りの繰入れなどを行い、保険料の値上げに抑制の努力をするとともに、保険料段階の設定についても、新たに軽減した割合を設定するなどの配慮を行い、高齢者、低所得者にも配慮した保険料と考え、原案に賛成をするものでございます。以上で、賛成討論といたします。

○議長(田中勝男) 次に、反対者の発言を許します。

(発言者なし)

○議長(田中勝男) 次に、賛成者の発言を許します。

(発言者なし)

○議長(田中勝男) これで討論を終わります。

○議長(田中勝男) これより、議案第28号、平成21年度清水町介護保険特別会計予算の設定についてを採決します。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
 議案第28号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第28号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第29号、平成21年度清水町公共下水道事業特別会計予算の設定について、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第29号、平成21年度清水町公共下水道事業特別会計予算の設定についてを採決します。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
 議案第29号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第29号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第30号、平成21年度清水町集落排水事業特別会計予算の設定について、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第30号、平成21年度清水町集落排水事業特別会計予算の設定についてを採決します。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
 議案第30号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第30号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第31号、平成21年度清水町簡易水道事業特別会計予算の設定について、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第31号、平成21年度清水町簡易水道事業特別会計予算の設定についてを採決します。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
 議案第31号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第31号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第32号、平成21年度清水町上水道事業会計予算の設定について、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第32号、平成21年度清水町上水道事業会計予算の設定についてを採決します。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
 議案第32号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第32号は、原案のとおり可決されました。