平成21年第6回定例会(6月24日_日程4)
○議長(田中勝男) 日程第4、報告第1号、専決処分の報告について、議案第68号、平成21年度清水町一般会計補正予算(第4号)の設定につて、以上2件を一括議題とします。
初めに、報告第1号の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(荒木義春) 報告第1号、専決処分の報告の件につきまして、ご説明を申し上げます。
専決処分をさせていただいた内容につきましては、平成21年5月28日午後4時20分頃、本町の都市施設課職員が運転する公園トラックが桜の木の植え替えた現場を確認しながら走行中、清水町羽帯間道路、通称旧国道の字清水第4線112番地におきまして、植樹現場を通り過ぎたため、ミラー及び目視で後方を確認し、公園トラックをバックさせたところ、後方にいた澤井義廣さんの運転する乗用車の前面に衝突し、澤井さんの車両の一部を損傷させたものでございます。
事故の原因につきましては、公園トラックをバックさせる際に、ミラーなどで後方を確認しましたが、確認が不十分で澤井さんの車両を見落としたものでございます。損害賠償の額につきましては、町の責任100%とし、先方の車両修理費303,072円を、相手方住所、上川郡清水町字清水第4線63番地にお住まいの澤井義廣さんと去る6月15日に示談をしましたので、地方自治法第180条第1項の規定に基づいて専決処分をさせていただきましたので、報告するものでございます。
なお、今後はこういった事故が起きないよう交通事故撲滅に向けた職員研修会などを開催し、指導の徹底を図ってまいりたいというふうに考えてございます。以上で、報告第1号の報告とさせていただきます。
○議長(田中勝男) 本案につきましては、地方自治法第180条の規定に基づく専決処分ですが、特に質疑がありましたら許可します。
質疑はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
(原議員挙手)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
(原議員より質疑ある旨発言あり)
○議長(田中勝男) 挙手する場合、「はい」とか「議長」とか何か言ってください。ただ挙げるだけではなくて。
原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 交通事故なんですが、昨年も交通指導車ですか、ありましたし、そのほかでも軽微な事故等もあると思いますが、臨時職員に乗務をさせる際に、車両の運転について、特定して運転者を決めているのか、雇用している人には誰でも免許さえあれば運転をさせるということにしているのか、このへんについてまず1点。
それから指導体制について、年間どういう指導体制でやられているのか。仮に20・30万円で修理が可能だとか、そういうことで済んでいるからいいんですが、これがですね、昨今非常に交通事故等々も多いということで、年齢的にも高くなっているということで、そういう注意力の緩慢というところから出てくる事故が非常に多くなっているということを鑑みて、そのへんの再指導を徹底すべきではないかと私はそのように感じます。すでに100%相当額を賠償するということですから、一方的に町側のほうに過失があると判断しているわけですから、このへんについては強力に指導体制をすべきと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 前段の部分、私から答弁させていただきますが、まず今回の事故は運転していたのは町の正職員でございます。車両の臨時職員については、後ほど都市施設課、あるいは関係課から答弁をさせていただきます。
2点目の指導体制ですが、議員ご指摘のように、昨年も交通指導車の事故がございました。日頃、やはり地味ながら、職員研修しかないと考えております。そういう機会も設けてやってきておりますが、いかんせんというか、慣れによって注意力が散漫していたということもあるかと思いますが、今後も職員に対する交通安全の研修会・講習会などを通じて、事故を起こさないような形を徹底してまいりたいというふうに考えているところです。
(原議員挙手)
○議長(田中勝男) 都市施設課長、答弁ありますか。
(都市施設課長より答弁ある旨発言あり)
○議長(田中勝男) 原議員、その前に答弁を行います。
都市施設課長。
○都市施設課長(栗本勝矢) 第1点目で臨時職員に車両の特定をしているのかというご質問ですが、うちらのほうでは、臨時職員にあなたはこの車を乗りなさい、ほかは乗ってはだめですという特定はしておりません。いわゆる免許を持っていれば、ローテーションのなかで運転をしていただくことになっております。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 昨年、事故があったときにもいろいろあったと思いますが、臨時職員であるから責任が重いとか、正職員であるから軽いとかいうことではなくて、このことについて事故を起こした責任ということになると、職員のほうにはどういう処分があるんでしょうか。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 今回の場合は物損事故ですが、町の内規によりまして、修理費の額によって、それぞれ処分の内容を定めてございます。今回は303,000円ほどの修理費を要しております。資料が今ありませんが、厳重注意あるいは訓告、そういった形になるかと思いますが、いずれにしても町に与えた損害、それは保険では対応しますが、車両の修繕費にかかった経費によって、物損事故の場合は処分の大きさを決めているところです。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 処分については、被害額によってということですが、そのことによって、職員間で車を運転することによって、過失で事故を起こして処分されるなら私は運転職ではないので、極力運転はしたくはないという職員がたくさん出るとなるとこれはまた行政上おもわしくはないということがありますから、そういう面を含めて、強力な指導が私は必要であると思います。さきほど担当課長より説明がありましたが、免許があれば誰でも運転かということでありますので、そういう面についても、徹底した指導を特に要望して終わります。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。
○議長(田中勝男) 報告第1号は、報告済とします。
○議長(田中勝男) 次に、議案第68号について、提案理由の説明を求めます。副町長。
○副町長(安曇達雄) 議案第68号、平成21年度清水町一般会計補正予算(第4号)の設定についてご説明申し上げます。
歳入歳出予算の補正につきましては、それぞれ3,609千円を追加し、歳入歳出それぞれ6,171,606千円とするものです。歳入予算の補正からご説明を申し上げます。
6頁、歳入でございますが、18款1項1目1節1番財政調整基金繰入金でございますが、今回の補正予算にかかる歳入不足額について繰入れるものでございます。
20款5項5目3節3番自動車事故共済金につきましては、さきほど報告を申し上げました事故についての共済金を補正するものでございます。
7頁、歳出でございますが、2款1項3目22節10番自動車事故賠償金につきましては、専決処分を申し上げました事故につきましての補正でございます。
3款1項1目19節37番DV被害者支援特別給付金につきましては、行政報告のなかでも申し上げましたとおり、配偶者からの暴力による被害者支援特別給付事業を実施するため、予算を追加するものでございます。
8頁、10款5項4目15節10番ボイラー修繕工事につきましては、図書館のタンクの水漏れによる修繕費用を追加するものです。
10款6項2目15節10番アイスアリーナ屋根防水工事につきましては、塗装工事が始まった段階で、防水工事の必要性が生じたことから、雨漏り箇所について塗付防水工事を追加するものでございます。
また、有明公園多目的広場水道管修繕工事につきましては、敷地内で漏水をしておりまして、修繕を行うものでございます。
いずれも、補正予算(第3号)の編成後、突発的、緊急的な措置が必要であるということから追加補正を行うものでございます。
以上で、一般会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。
よろしくご審議いただきたいと思います。
○議長(田中勝男) これより、質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、議案第68号、平成21年度一般会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第68号は、原案のとおり可決されました。