平成21年第6回定例会(6月24日)
○議長(田中勝男) これより本日の会議を開きます。(午前10時00分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 日程第1、行政報告を行います。
町長から行政報告の申出がありました。
これを許可いたします。町長。
○町長(高薄 渡) おはようございます。それでは行政報告2件を申し上げたいと思います。
まず、住民票を異動できない配偶者暴力被害者への定額給付金等相当額の支援につきまして、ご報告申し上げます。
配偶者からの暴力から逃れるため、住民票を異動しないまま、清水町内に居住している人には、世帯主に支給される定額給付金などの受給が困難であることから、この不利益を補うため、町は独自の救済策として新たに要綱を制定し、対象者に定額給付金と子育て応援特別手当に相当する金額を給付することといたしました。
十勝管内におきましては、帯広市で独自の支給要綱を定めて、6月1日から実施しておりますが、同様の対応は全国の自治体で広がっているところでございます。
清水町内に対象者が居住しているかは、現在のところは把握できておりませんが、今後、広報等により周知を行い、対象者から申請があった場合には給付してまいりたいと考えております。
つきましては、本定例会に補正予算を追加提案させていただきましたので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
以上、住民票を異動できない配偶者暴力被害者への定額給付金等相当額の支援についての行政報告といたします。
次に、とかち田園地域産業活性化基本計画につきまして、ご報告申し上げます。
国は、地域による主体的かつ計画的な企業立地促進等の取り組みを支援し、地域経済の自律的発展の基盤強化を図ることを目的として、平成19年6月に「企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律(企業立地促進法)」を施行したところであります。
本法律は、自然的、経済的、社会的に一体性が認められる地域が、協議会を組織し基本計画を策定して、国の同意を得た協議会が行なう企業誘致施策や立地企業に対し支援する制度であります。
これを受けまして、帯広市の外縁に位置する12町村(士幌町、上士幌町、鹿追町、新得町、清水町、芽室町、中札内村、更別村、大樹町、豊頃町、足寄町、陸別町)の広域圏が一体となり、本制度を活用した各地域の経済の発展に対応する新たな企業立地促進策の推進を図るため、平成21年1月30日に産学官の広域的な枠組みで「とかち田園地域産業活性化協議会」の設立がされたところであります。
この間、基本計画の策定にあたり、行政事務会議で検討し、6月3日に「とかち田園地域産業活性化基本計画」を国に提出をしたところ、6月22日に本計画の同意書交付式が実施されたところであります。
本制度における立地企業に対しての支援措置の概要は、基本計画に定める事業の事業者が工場等の新増設や生産性向上を図るため設備の取得等を行なう場合に対し、国税や地方税の優遇措置や低利融資等を受けることができる内容となっております。
今後におきましては、本制度の活用を図り、本町の経済活性化を推進するため更なる企業誘致等の活動を進めてまいりたいと考えております。
以上、とかち田園地域産業活性化基本計画につきましての行政報告といたします。
○議長(田中勝男) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可いたします。質疑はありますか。
1番、原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) とかち田園地域産業活性化基本計画の部分で、1・2点ほどお尋ねします。新聞報道等でこの設立がされたということについては、報道でありましたので理解しておりますが、帯広市の外縁に位置する12町村となっておりますが、この十勝管内で12から漏れている町村があるわけですが、これはなぜ漏れているのかということについて、1点お尋ねをするのと、後段で言われているこのことについて、国税とか地方税の優遇措置だとか、低金利の融資ができるということがありますが、本町として現在そういうことを利用してなんとか企業誘致を図ろうということで、考えておられるものがあるのかどうか、このへんについてお尋ねします。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。産業振興課長。
○産業振興課長(八木正明) 産業振興課長の八木です。よろしくお願いします。
今、行政報告をさせていただきました、12町村以外の帯広市を含めた町村の関係ですが、十勝地域においては、すでに帯広市を中心としまして、今回12町村以外の町村ですでに協議会を設立しまして、昨年の12月に基本計画の国の同意を受けているところです。清水町につきましても、帯広市を中心としたこの協議会を設立するにあたりまして、帯広市を中心として、各町村に同意を求めたものでございますが、当初、この企業立地促進法のなかでは、農業関係の産業が入っていなかったというようなこともございます。今回も昨年8月に法律が改正をされまして、農業関係の関連企業も該当するような形になったものですから、清水町につきましては、当然、基幹産業が農業ということもありまして、帯広市に声をかけられたときにつきましては、あまりメリットがないという判断のなかで、帯広市を中心とする協議会に加入をしなかったという経過がございます。今回、芽室町を中心としてこの12町村で協議会を設立するにあたりまして、さきほど申し上げましたように法改正がなされたものですから、農業関連の業種が該当になったということで、清水町につきましても、加入をさせていただいたところです。
2点目の現在この制度を利用して、企業からの申し込みや相談があるかという内容の質問でしたが、この計画が6月に今月に国からの同意を得たということで、今後はこの協議会のなかで、いろんなPR活動等を行うなかで、企業立地については進めさせていただきたいと思っております。現状につきましては、私が把握をしている範囲では、現状、この制度を使って、企業を清水町に興したいというお話は現状のところ聞いていない状況です。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 前段でそういう経緯があって、農業が含まれていないということでお誘いを受けたんだけれども、本町は入らなかったということでありますが、その前段の帯広を中心として設立された部分で、すでにこれらの国税だとか地方税等々の優遇措置だとか、融資を受けて、企業誘致をしているのはすでにあるのかどうか、このへんは把握をされているのでしょうか。
○議長(田中勝男) 産業振興課長。
○産業振興課長(八木正明) 帯広市の協議会の関係ですが、さきほど申し上げましたように、帯広市を中心とした協議会につきましても、昨年の12月に国からの同意を得たという関係でこれからこの協議会につきましても、活動をしていくのかなというふうにおさえているところです。また、十勝管内では帯広市を中心とした協議会とこの田園の協議会、清水町が入っております田園の協議会含めて、今後、合同事業ということで、それぞれ打ち合わせをしながら、十勝全域で一体となって企業立地に向けて取り組んでいくような事業計画になっておりますので、今後、そのような形で進めていきたいというふうに考えているところです。以上でございます。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
5番、中島里司議員。
○5番(中島里司) 1点ずつお伺いしたいと思います。
行政報告1点目の定額給付金の関係ですが、町が独自で要綱を定めてということなんですが、基本的には、これは補正が出ているので急いで見たんですが、まだ見きれていないので、まず世帯主に出しておりますから、結局は世帯主のところに例えば清水で暴力を受けて、清水に住所をうつしたと、うつせないけれども実際に清水には住んでいると、そういう方は世帯主から給付金がまわってこなければ懐には入らないというのは理解ができるんですが、世帯主のほうにはその方の分の支出もされているのではないかと思うんですよね。ということは世帯主はどういう表現をしたらいいのか、世帯主は家族としていないのに給付金をもらった、ですから制度として私はいろいろな家庭の事情があって出て、その方がもらえないというのはおかしいと思いますが、いないところに給付金が出ているのではないかと、補正予算の説明があると思いますが、その原資はどうなるのか、国からそういう人の部分も後で出てくるのかどうか。それを1点、お伺いしたい。
○議長(田中勝男) 中島議員、質疑は2項目あれば一括してお願いします。その後は1点ずつです。
○5番(中島里司) 次に、とかち田園の関係ですが、これについては、希望を持って楽しみにしていますが、先日もちょっとお話をしましたけれども、これだけ十勝管内で一丸となってそういうことに積極的に取り組むということはすばらしいことだし、いいことだと思います。それで、お話を伺っても大変広範囲ということで、本町として企業誘致のなかでもう少し情報をしっかりと捉えていく、土地も含めて、空き地や可能性のある土地、そういうものを捉えていただくためにも、町の体制ですね、ただこれにのってこうしますからではなくて、かけもちはだめだということではないのですが、町長として企業誘致に2期8年頑張ってこられて、3期目になって企業誘致の必要性は未だに唱えているわけですから、この企業誘致と町としての体制といいますか、そのへんについて協議、そして情報を流す、情報をひろう、そういう部分で体制的なものについて、今後お考えをいただきたいと思いますが、その点についてお伺いしたいと思います。以上です。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 1点目の定額給付金の相当額の関係ですが、議員お話のとおり、例えば、この行政報告のとおり、配偶者からの暴力から逃れるために住民票を異動しないまま清水町に居住をされる方がいるとすれば、その人に定額給付金相当額を支給しようというものでして、これは定額給付金につきましては、2月1日現在の住民票に基づいて、全国一律ですけれども支給してございます。したがいまして、委員のお話のように世帯主にも支給しますから、もし住民票が一緒であれば、その配偶者の方も世帯主に交付されております。住民票を置いたまま、清水町に住んでいる方は住民票がありませんので、その方に対して救済措置をしようということで相当額を町単費で支給しようとするものです。したがいまして、本来の定額給付金は国の100%補助で実施がされますが、今回の相当額については町の単費で支給するものでございます。
○議長(田中勝男) 次に、答弁をお願いします。町長。
○町長(高薄 渡) お答えをしたいと思います。先般の一般質問のときにも質問がございましたが、それと同じようなことになるかと思います。今日までの経過だけご説明をしたいと思います。企業誘致につきましては、これまでも重点的に行ってきたわけですが、なかなか思うようにいかないというのも実態であります。このことだけはご理解願いたいのですが、実は先般バイオエタノールの竣工式がありました。その際に各界の方々との懇談会を持つ機会がありまして、出席をさせていただきました。ご挨拶のなかで、私は工場用地の敷地が相当空いていると、これは町有地を含めて空いているというなかでお話をさせていただいているのですが、最終的には農産物の大型工場については、川水が必要であるというなかでは、非常に水が不足をしているということでございます。バイオエタノールそのものもホクレンから分水をしていただいて、日甜とホクレンが権利をもっているわけですが、分水をしてる状況です、なおかつ不足をしているということですので、佐幌川の水をなんとかできないかというお話をしているわけですが、これはなかなか水系としては難しい状況でございます。大きな工場そのものをやる場合には地下水をやらなければならないという状況になるかと思います。そう大きくない状況で、取らざるを得ないということで今日まで来たのも実態でございます。企業誘致につきましては、産業振興課の商工担当がなっているわけですが、実務的なこともありましたので、政策室を設置しまして、全般にわたるものですから、土地のかかわりについては総務課管財ですし、全般にわたるということから政策室を窓口にして、交渉の窓口、実際に行うことについては商工観光という形になるかと思います。それをどうするかということで議論をしているところでございますので、それなりの体制づくりをしていかないとならないと思っております。しかし、限られた人員のなかでございますから、それなりの複数にまたがる場合にはプロジェクトチームを結成していくというのも必要なことかなと思っておりますので、そういう主たる形をつくりあげていかなければならない時期ではあるということが承知しておりますので、検討をしていこうという形になっておりますので、ご理解願いたいと思います。
○議長(田中勝男) 中島里司議員。
○5番(中島里司) 1点目ですが、これは質問というより、単費ということですし、時節柄こういう問題というのは各自治体が抱えているだろうというふうに私は思います。それであればあらためて、町村会等で私はぜひとも何らかの方法で国からこれは自治体対応ではなくて、実際に国民の生活のための給付ということですから、家庭の事情があってそういう状況であれば、それぞれの自治体がではなくて、ぜひとも町村会でこれはそういう制度をつくって、つくった場合にぜひともやはりそのなかに追加という部分で力を発揮していただきたいということを望んでおきたいと思います。
2点目の企業誘致の関係ですが、町長、今言われて、前日にもお伺いしておりますけれども、企業というのはそんなに余裕をもっていないと思います。ものを決めていくときに非常にスピーディだと思います。今のお話を聞いておりますと、非常に政策室が窓口になって、その内容によって担当課におりてとかという、私がさっきちょっとお話をしたのは、一本化していろいろと企業というのは条件が出てくると思いますが、一定の職種の人間が少数でスピーディな動きができるような組織というのを私は考えていただきたいと、今、言われたようにこっちがあっちがではなくて、そこに行ったら全部そこで指示系統、調査物があればそこの担当に出す、そういう方向というのは実際に町長は長くやっておられて、反省点としてもっておられる部分もあると思いますので、機構というなかにそういうスピーディな受け入れという部分で考えていただけないかということを機構改革が予定されておりますから、そのへんで再度検討をしていただくということで、考え方をお伺いしたいと思います。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) 一般質問のときにはっきりとお答えしているんですが、いろいろあって企業誘致だけではなくて、政策にかかわるものが今ものすごく複雑で幅広くなってきているんですね。それで例えば高速道路もそうなんですが、これも企業誘致だからかかわりは若干ありますが、都市計画のほうでもっている市町村、それから企画制作でもっている市町村、さまざまなんですね。今は1課だけでは全然対応ができない状況の事案が多いんです。完結までいけないんです。それで今は個別政策調整する政策会議をもっているわけです。それで今関連がする課はすべてそれに共通理解をきちんとしておくとそれからスタートをするということでやっております。これが果たして今のほうがいいのか、専門的にやったほうがいいのかというのは今の課題になるかと思います。従来はひとつの課で完結という形でしたが、今は常にこれは何と関係するかということで、座長が副町長になりまして、それで今進めているわけです。今、言われているのは企業誘致に特化すればそれで済むんですが、企業誘致には必ずや水・土地の問題、道路の問題、インフラの問題、全部が出てきます。それらが集まってやらないといけないという形になるかと思います。しかしながら、ただあとは向こうとの交渉だと、ここでやれるわけではありませんから、出かけていかないとならないと、その出かけていくときに、そういう専門化的なものが必要ではないかと思っておりますので、先般の一般質問でもお答えをしているわけですので、そういう方向で検討をしていきたいとこのように思っております。
○議長(田中勝男) 中島里司議員。
○5番(中島里司) 2点目のですが、町長、今言われた、行政ですから当然範囲が広いというのはわかっております。これはなかなか話が上手くいきませんよ。なぜかというと、町長の今の考えかた、説明というのは役場組織内の事情だけなんです。要するに他のこともあるんですが、企業が清水町に、あるいは清水町に来てもらいたい、来たいと言ったときに、今のような事務手続きを全部踏まえなければ町としての意思決定を相手に伝えられない、これでは企業はそんなゆったりしていませんよ。要するに清水町で絶対だという企業は基本的にないわけですから、行政としてはぜひ清水町にですから、組織というのは私はそこまで言ったかどうかはわかりませんが、結局は相手のための組織でなければならない場合もありますよね。企業誘致はスピーディにどう受け止めて、清水町という候補地をあげてもらうか、それをキャッチボールをしていたのでは企業は当然そういう情報が入って、あの12町で云々となったらそういう情報は当然よそに漏れるわけですから、そしたらよそに行くよと、向こうのほうが条件が良かったと、それは条件よりは実際には受け応えの速さなんですね、私は町長と直結してこういう話がありました、こういう問題がありましたと、そういうスピーディな対応ができないかどうか、組織づくりができないかどうか、ですから基本的には企業誘致は企業のための窓口であるという理解はできませんでしょうか。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) 考え方がちょっと違いますね、私とは。行政が事業を行う、あるいは行ってもらうというときには念入りな慎重なことをやらなければならない。当然、議会もありますからね、私がどんどん進めていった、結果論としては絵に描いた餅になってしまって、あとであれも足りなかった、これも不足しているのではないかと指摘を受けるのは執行側なんです。やはり我々としては、万全を期したうえでやはり物事を進めていかなければならない。すべてが万全ではありませんけれども、土地だとか、いろんな問題がありますよね、そういう人だとか、そういう問題はあります。そういうものをきちんとしていかなければ、なかなかできません。今のお話では、ほかに持っていかれているようなお話のようにうかがうけれども、そういうことは今まで決してありません。ですから、盛んに進めておりますけれども、企業、相手側は、今の経済状況、それから土地の状況、それから水の状況、光ケーブルの問題、雇用、人員、さまざま問題、現実に今お話をしますけれども、具体的に申しますが、当町では主婦におけるパート的な人員確保は非常に難しいです。プリマハム、帯広から来ています。南富良野からも来ています。それから音更からも来ています。バスで送迎もしています。日甜、これもそうです。ホクレン、西部からもきています。パート的に行う、時間帯にあったなかで奥さんがたが働きやすい場所を探すわけですから、データ的には非常に少ない状況です。正社員であればこれは応募があるわけですが、そういう臨時のなかではなかなか難しい問題もあります。そういう問題もすべて私どものほうではこれだけのパートを使うのであれば、これだけの方々の用意ができますよというようなことと、うちはこれだけできますよということをきちんとしていかないと、ただ来てくださいということだけでは非常に困難性が、この8年間やってきてそういうことですから、これを整理しながらしていかないというのは当然ですが、そういう面でスピーディさというものを求めてやってきているんですが、なかなか成立しないというのが現状です。今後、そういったものを田園地域産業活性化基本計画のなかに含めていかないといけないということです。今よりももう一歩進んだ体制づくりが必要だということで、先般からもお話をしているわけですから、理解されていると私は思っていたんですが、今日もまたここで再度念を押されていますので、当然そういうことも含めて、十分に検討をさせていただきたいと思います。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで行政報告は終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 日程第2、議案第53号、御影診療所の整備拡充に要する資金貸付条例の制定についてを議題とします。
委員会報告書を朗読させます。事務局長。
(事務局長 朗読)
○議長(田中勝男) 本案について、産業厚生常任委員長より報告を求めます。委員長、奥秋康子議員。
○委員長(奥秋康子) 委員会に付託されました、議案第53号、御影診療所の整備拡充に要する資金貸付条例の制定につきまして、審査の結果と経過を報告します。6月15日と18日に委員会を開催しました。審査結果はただいま事務局長が報告書を朗読したとおりですが、若干補足説明をします。委員会での意見等には、診療所の件について一番心配をしているのは後任の医師の確保でございました。この問題については計画が進むにあわせて法人化と後任の医師の確保に動く、5年間を含めて後任を探す、魅力ある施設であれば後任も見つけやすい、また、先生も15年間ではなく、7年から8年で返済をしていきたいという考えもあるようだということでした。さらに今後取り組んでいただきたいのは、今後の運営のありかたと償還等の毎年の確認とかできるだけ情報を得て公開をしていくと、町民が安心して御影の地域医療について見守られるように町として取り組んでほしいとの意見が出ましたが、全会一致で原案どおり可決されましたので、よろしくご審議をいただきますようお願いいたします。
以上で報告を終わります。
○議長(田中勝男) これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、議案第53号、御影診療所の整備拡充に要する資金貸付条例の制定についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第53号は、委員長の報告のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 日程第3、議案第54号、乳幼児等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第55号、清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第65号、損害賠償の額の決定及び和解について、議案第56号、平成21年度清水町一般会計補正予算(第3号)の設定について、議案第57号、平成21年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第58号、平成21年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第59号、平成21年度清水町老人保健特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第60号、清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第61号、清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第62号、清水町集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第63号、平成21年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第64号、清水町上水道事業会計補正予算(第1号)の設定について、以上12件を一括議題とします。
本案について、提案理由の一括説明を求めます。
はじめに、議案第54号、議案第55号について、保健福祉課長。
○保健福祉課長(阿部一男) それでは私から、議案第54号、乳幼児等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由の説明を申し上げます。
例規集では2巻3,091頁からでございます。乳幼児等医療費の助成に関する条例の一部を次のように改正する。
第2条第1項中「12歳」を「15歳」に改め、同条中第5項を削り、第6項を第5項とし、第7項を第6項とし、第8項を第7項とする。
第3条第4号を削る。
第7条中「12歳」を「15歳」に改め、「から受給者が負担すべき一部負担金を控除した額」を削る。
附則としまして、この条例は平成21年10月1日から施行する。
2、この条例による改正後の乳幼児等医療費の助成に関する条例の規定は、この条例の施行の日(以下「施行日」という。)以後の医療に係る医療費の助成について適用し、施行日前の医療に係る医療費の助成については、なお従前の例による。
未就学前から乳幼児の医療につきましては、昨年の平成20年ですが、4月1日より通院、入院のすべてにおいて本人負担となるような助成制度を設けて、さらにその後、昨年10月1日から小学生12歳未満ですが、12歳までの入院の場合においては3割負担のところを1割負担まで軽減する内容に助成を拡大してきた経過がございます。
さらにこのたびの条例の改正によりまして、本年10月1日から助成対象を15歳、中学生まで適用対象を拡大し、さらに助成内容も入院にかかわる本人負担すべて15歳まで入院部分の本人負担はなしとするように拡大をするものでございます。
これにより病気・入院の子どもが治療に専念ができるように、保護者の負担を軽減し、安心して子育てのできる環境をつくることを目的とするところであります。なお、本定例会にこれにかかわる補正予算を提出しておりますので、併せてご審議のほどよろしくお願いします。
以上で、議案第54号、乳幼児等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についての提案説明とさせていただきます。
○議長(田中勝男) 次に、損害賠償の額の決定及び和解について...(途中中断)
○保健福祉課長(阿部一男) 議案第55号、清水町健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由の説明を申し上げます。
例規集2巻4,251頁からでございます。清水町国民健康保険税条例の一部を次のように改正する。
第2条第4項及び第15条第1項中「9万円」を「10万円」に改める。
附則としまして、この条例は、公布の日から施行し、改正後の清水町国民健康保険税条例(以下新条例という。)の規定は、平成21年4月1日から適用する。
2、新条例第2条第4項及び第15条第1項の規定は、平成21年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、平成20年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例による。
本町における健康保険税は18年6月に成立した高齢者の医療に関する法律により、平成20年4月から医療分と介護分と後期高齢者支援金分の3つの賦課区分により徴収しております。今回、引き上げする介護分につきましては、均等割と平等割のほか、所得税割1.0%とし、課税限度額を今までは9万円としていたところです。このたびの地方税法の改正があり、介護分の課税限度額が9万円から10万円に引き上げられたことを受けて、本町でもこの限度額を10万円の引き上げをするものでございます。この改正に伴い、値上げに伴って影響を受ける世帯は約90世帯となります。この90世帯が1世帯当たり1万円以内の増額となります。合計で約76万円の税収額の増額になるところです。なお、介護分の増額も含め、20年度の所得確定による本年度の保険税額が確定しましたので、徴収額ですね、失礼しました、徴収額が確定しましたので、本定例会に補正予算を提案しておりますので、よろしくお願いします。
以上で、議案第55号、清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(田中勝男) 次に、損害賠償額の決定及び和解について、総務課長。
○総務課長(荒木義春) 議案第65号、損害賠償の額の決定及び和解について、提案理由の説明を申し上げます。
1、相手方 上川郡清水町南1条2丁目3番地 望月義弘
2、損害賠償額 159,600円
3、和解の内容 和解により相手の所有する車両の修繕費を賠償するとともにこれ以外には、相手方は一切の請求、異議申し立て等を行わないものとする。
4、事故の概要 平成21年5月19日午前10時頃、相手方が給食センターに給食用パンを納品し、帰路につこうとした際、給食センター構内の排水側溝蓋を踏んだところ蓋が跳ね上がり、車両下部に当たり損傷したものである。
本件につきましては、冬期間における除雪作業等で、グレーチングにゆがみが生じて、その上を望月様の車両が通過し、燃料タンク、マフラー、リアバンパー等を損傷させたものでございます。全額町が賠償するものでございます。なお、今後はこのようなことが起きないように、春先の点検を十分にしてまいるものでございます。
以上、議案第65号の説明とさせていただきます。議決くださいますようによろしくお願いいたします。
○議長(田中勝男) 次に、補正予算について、副町長。
○副町長(安曇達雄) それでは、補正予算の説明に入る前に、議案の一部差し替えをお願い申し上げました。記載の転記誤りという単純ミスでございましたけれども大変申し訳ないというふうに思っております。十分に注意をしてまいりたいと思います。大変申し訳ありませんでした。
それでは、議案第56号、清水町一般会計補正予算(第3号)の設定について、ご説明申し上げます。
歳入歳出予算の補正につきましては、総額に歳入歳出それぞれ14,727千円を追加しまして、それぞれ6,167,997千円とするものでございます。歳入予算の補正からご説明申し上げますので、9頁をお開き願います。
歳入でございます。14款3項3目1節1番、外国語活動実践事業委託金につきましては、文部科学省の委託事業として、平成23年度から小学校で必修化される外国語事業の指導体制の研究校として、御影小学校が指定を受けることになりまして、事業実施経費について追加するものでございます。
15款2項の道補助金につきましては、それぞれ新たに補助事業の採択を受けて、事業を実施することになったことにより、補助金を追加するものでございます。各補助事業の内容は歳出予算でご説明をさせていただきます。
17款1項2目1節1番特定寄附金につきましては、老人福祉目的に4、個人からの寄附がありましたので、追加するものでございます。
10頁、20款5項5目3節22番の持続的農業・農村づくり促進特別対策事業交付金につきましては、道営熊牛中地区担い手育成畑地帯総合整備事業の事業費の追加に伴い、北海道土地改良事業団体連合会からの交付金を追加するものでございます。
30番、地域づくりアドバイザー事業補助金につきましては、総合計画策定に向けてアドバイザー派遣費に、これらに対しまして、財団法人の地域活性化センターの助成が決定をしましたことにより追加するものでございます。
31番、美蔓地区畑地かんがい施設管理委託金につきましては、帯広開発建設部により受託することになり追加するものでございます。
32番、全国町村会総合賠償補償保険金につきましては、さきほど説明をさせていただきました給食センター敷地内で発生した物損事故に対する保険金を追加するものでございます。
21款1項1目1節2番、道営熊牛中地区担い手育成畑地帯総合整備事業につきましては、事業費の追加により、財源として地方債を追加するものでございます。
11頁をご覧願います。歳出でございます。
歳出の説明ですが、最初に人件費の補正内容について、一括説明をさせていただきます。
恐縮ですが、34頁をお開きください。34頁、一般職の人件費につきましては、4月1日付人事異動、前教育長の退任により、1名の減となったことから、給料で4,815千円の減、職員手当では管理職の異動に伴う手当ての増により47千円の増、共済費では追加費用負担率の増加等によりまして、7,389千円の増となっております。
恐縮ですが、11頁にお戻りいただきたいと思います。各目に計上をしてございます人件費につきましては、ただいま概略のご説明を申し上げましたので、説明を省略させていただきます。
1款の議会費、19節11番の十勝町村議会議長会負担金、これにつきましては負担金が減額決定されたことによる補正でございます。
12頁、中段でございますが、2款1項3目の財産管理費にまいります。15節10番の町有施設解体工事につきましては、御影診療所の整備拡充に伴いまして、西都団地及び新たに取得する旧調剤薬局建物の解体費を追加するものでございます。
11番、町有施設解体跡地整備工事につきましては、町道の廃止等により更地として一括貸付けできるように追加するものでございます。
17節の10番、旧調剤薬局建物及び用地購入費につきましては、御影診療所へ一括貸付けできるように取得するものでございます。
6目の企画費につきましては、特定財源内訳のみの補正でございます。
15頁、3款1項1目19節30番、社会福祉法人清水町社会福祉協議会補助金につきましては、事務局職員の異動により人件費が減となったことにより、補助金を減額するものでございます。
2目の社会福祉施設費につきましては、旭山福祉館の維持管理方法につきまして、管理人の委託から地域への委託へ変更になったことによる補正でございます。
3目25節1番の老人福祉基金積立金につきましては、特定寄附金を受けて追加するものでございます。
28節10番の介護保険特別会計繰出金につきましては、特別会計職員の人事異動による職員給与費等の繰出金の減でございます。
16頁、12目に入りますが、20節10番の乳幼児等医療費につきましては、小中学生の入院にかかる医療費の自己負担分を無料化しまして、公費負担とするために追加するものでございます。
18頁にまいります。4款の衛生費の1項1目21節10番の御影診療所整備資金貸付金につきましては、今年度実施する設計委託料に対する貸付金を追加するものでございます。
28節10番、国民健康保険特別会計繰出金につきましては、国民健康保険料の増額等により、保険税収入不足分に対する繰出金を減額するものでございます。
28節14番の老人保健特別会計繰出金につきましては、特別会計における歳入の増に伴い、繰出金を減額するものでございます。
2目の保健予防費、19頁に入りますが、11節の需用費及び12節の役務費につきましては、新型インフルエンザ対策に必要な消毒薬やマスクの物品の整備、町民への予防啓発を行うためのチラシ折込料及び医療機関からの協力依頼について経費について追加するものです。
13節の50番、予防接種委託料につきましては、中学生以下に対する予防接種費用の一部を公費負担するため、追加するものです。
4目28節10番簡易水道事業特別会計繰出金につきましては、人件費の補正に伴い追加するものです。
2目15節でございますが、工事請負費でございますが、20頁にあります12番の焼却炉上部補修工事というふうに記載しておりますが、焼却熱により焼却炉の上部の破損が著しいということで補修費を追加するものでございます。
22頁、下段のほうになりますが、6款1項3目の農業振興費、19節12番、食の安全・安心確保事業補助金につきましては、道の補助金を受けまして、JA十勝清水町が実施をしますかぼちゃの残留農薬分析費用に対する補助金を追加するものでございます。
23頁、6目13節16番、美蔓地区畑地かんがい施設管理委託料につきましては、帯広開発建設部からの受託事業について委託するため追加するものでございます。
19節17番、道営事業負担金につきましては、道営熊牛中地区担い手育成畑地帯総合整備事業費の追加による補正でございます。
1つとびまして、集落排水事業費ですが、28節10番、集落排水事業特別会計繰出金につきましては、人事異動による人件費の補正に伴う減額補正でございます。
25頁、7款商工費ですが、1項4目の消費経済費ですが、消費者行政活性化事業につきましては、道からの補助金を受けて、消費者相談窓口の強化を図ることを目的として、消費生活相談員の研修費報酬、相談業務の書籍、備品の購入を行うための費用を追加するものでございます。
27頁、8款4項3目の公共下水道費でございますが、28節10番公共下水道事業特別会計繰出金につきましては、人件費の補正等による繰出金の減でございます。
次の頁、28頁にまいります。下段の10款教育費でございます。2項1目小学校管理費にあります外国語活動実践研究事業につきましては、小学校において平成23年度から取り入れられる外国語活動に向けて、教材の活用や指導体制の研究をする実践研究校として御影小学校が指定を受け、国からの委託金により事業を実施するため追加するものでございます。
30頁、中段でございますが、文化会館費、8節10番、自主文化事業公演料につきましては、文化庁の補助を受けまして、子どもの映画鑑賞普及事業を実施するため追加するものです。
31頁、下段の6項4目の学校給食管理費、22節の補償、補てん及び賠償金につきましては、さきほどもございましたとおり、5月19日に学校給食センター敷地内での物損事故の賠償金を追加するものでございます。
32頁、13款2項1目25節10番、財政調整基金積立金につきましては、今回の補正予算による収支の差額について積立てを行うものでございます。
続きまして、恐縮ですが、4頁にお戻りいただきたいと思います。
第2表の地方債補正につきましては、歳入のなかでご説明をしました、道営熊牛中地区担い手畑総事業費の追加に伴い、その財源として、辺地対策事業債を追加するため、限度額を900万円引き上げ、6,040万円とするものです。
5頁、第3表の債務負担行為の設定でございますが、御影診療所の整備拡充に要する資金貸付金、これを平成22年度分について今年度内に契約を行うため、限度額を1億4,600万円と定め、設定するものでございます。
以上で、一般会計補正予算(第3号)の設定についての説明とします。 続きまして、議案第57号、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定について説明を申し上げます。
歳入歳出それぞれに21千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,392,021千円とするものでございます。
5頁、歳入でございますが、1款1項1目国民健康保険税ですが、平成20年分の所得増及び介護世帯分限度額の改定による増額補正でございます。
8款1項1目の一般会計繰入金は、6頁のほうにもございますとおり、人件費及び保険税の増額に伴う財源調整を行うものでございます。
以上、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定についての説明とさせていただきます。
続きまして、議案第58号、清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)のご説明を申し上げます。
歳入歳出それぞれ245千円を追加しまして、歳入歳出それぞれ133,545千円とするものです。
5頁、4款4項1目の広域連合円滑運営臨時特例交付金ですが、後期高齢者医療制度を円滑に運営をするため、広報事業にかかる臨時特例交付金の増額補正でございます。
6頁、歳出のほうですが、1款1項1目11節の需用費、それから12節の役務費ですが、北海道後期高齢者医療広域連合会からの計画が広域連合のほうで計画を策定しまして、市町村が実施をいたします、広報事業として制度周知のためのお知らせ版への掲載だとか、リーフレットの発送を行うための追加費用を計上するものです。
以上で、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第59号、清水町老人保健特別会計補正予算(第1号)のご説明を申し上げます。
補正につきましては、歳入歳出それぞれ12,304千円を追加し、歳入歳出それぞれ12,904千円とするものです。
5頁、歳入でございますが、3款1項1目医療費負担金ですが、道の変更通知によりまして、現年度分の道費負担金を増額対応するものでございます。
4款1項1目一般会計繰入金は道費負担金の増により減額補正を行うものです。
5款1項1目の繰越金は平成20年度精算すべき交付金の返還分について、繰越処理した償還金につきまして、同額補正を行うものでございます。
次の頁、6頁、歳出でございますが、2款1項1目医療給付費は歳入でご説明をさせていただきましたが、特定財源の補正でございます。
3款1項1目23節の償還金ですが、社会保険診療報酬支払基金交付金及び国庫負担金の精算分を増額補正するものです。
平成20年4月から後期高齢者医療制度が開始されまして、1月から3月分までの老人医療にかかる診療分は、概算交付された後、実績に基づいて返還などの処理が行われるところですが、支払基金交付金及び国庫負担金につきましては、20年度中の変更処理が行われず、21年度において精算がされるようになったことから、精算すべき交付金の返還分について、繰越処理した償還金について増額補正を行うものでございます。
以上、老人保健特別会計補正予算(第1号)のご説明とさせていただきます。
次に、議案第60号、清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明をいたします。
歳入歳出予算の補正につきましては、総額から199千円を減額し、歳入歳出予算の総額を841,401千円とするものでございます。
補正の内容は、人事異動等による人件費等の補正でございます。
5頁、歳入では繰入金による財源調整、6頁、7頁の歳出では、目ごとの人件費の補正計上を行ったものです。6頁をお開き願いたいと思います。6頁歳出の人件費以外の部分ですが、1款1項1目11節の需用費、2項1目12節の役務費につきましては、保険料の改定に伴うパンフレット作成及び郵送料の増額分を補正していくものでございます。
以上で、介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定とさせていただきます。
議案第61号、清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定でございます。
補正につきましては、歳入歳出それぞれ152千円を減額しまして、歳入歳出それぞれ880,148千円とするものでございます。
補正の内容は人件費等の補正でございます。
5頁、歳入でございますが、一般会計繰入金により財源調整を行うものでございます。
6頁にまいりますが、歳出でございますが、6頁の下段になりますが、2款1項1目23節10番の公共下水道事業費補助金返還金でございますが、平成20年度の機器更新に伴いまして、既設機器を廃棄物として売却処分を行った結果、売却益の補助金相当分を国庫に返還するものでございます。
以上で、公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
議案第62号でございますが、清水町集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でございます。
補正の内容につきましては、歳入歳出それぞれ1,529千円を減額しまして、総額を歳入歳出それぞれ120,471千円とするものです。補正の内容は、人事異動の人件費の補正でございます。
5頁の歳入では、一般会計繰入金による財源調整、6頁の歳出では人件費の補正を計上しております。
以上で、集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第63号でございます。清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。
補正の内容は歳入歳出それぞれ10千円を追加しまして、歳入歳出それぞれ100,510千円とするものでございます。補正の内容につきましては、人件費の補正でございまして、5頁では、歳入、一般会計繰入金による財源調整、6頁、歳出では人件費の補正計上でございます。
以上、簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第64号、清水町上水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。
収益的収入及び支出の補正につきましては、支出の既定額に41千円を追加し、水道事業費総額を193,641千円とするものです。
2頁をお開きいただきたいと思います。
1款1項3目3節の職員共済費41千円の人件費補正を行うものでございます。
以上で、上水道事業会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) ここで休憩いたします。(午前11時15分)
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午前11時25分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これから一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
1番、原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 22頁の農業費の関係でお尋ねしますが、農業総務費の関係で、補正額12,530千円ありますが...(途中中断)
○議長(田中勝男) 原議員、マイクははいっていますか。また、今のは一般会計ですね。
○1番(原 紀夫) 改めてもう一度申し上げます。22頁、農林業費の農業総務費の補正額12,530千円ですが、これは職員の人件費だと思いますが、これは複数名の部分なんでしょうか。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(荒木義春) 議員のお話のとおり2名の異動による人件費の減です。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
9番、妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) 議案第55号です。条例を改正して、中身はだいたいわかりました。介護保険料の限度額9万円を10万円にするんだということなんですね。これは出発は8万円で始まったと、それで1回ね、平成18年ですか、1万円上げて9万円に、また今度1万円上げるということなんですね。これは金額的に確かに何十万円かの負担だと、90戸が該当するぐらいだと言われていますが、これは上げる指示というのは、どういう意味があるのかということをひとつお聞きしたいと思います。
それから、国民健康保険の会計ですが、議案第57号ですが、2,200万円ほど税収があるということですが、町民税の確定によるものかどうなのか、そこらへんについてお聞きしたいと思います。
○議長(田中勝男) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(阿部一男) 上げる主旨ということですが、これは国の改正にある程度はどこの町村もそうですが、従った部分で、徐々に上がってきているのではないかというご指摘ですが、こういった国の制度に準じて、改正に準じて、上げなければならないような状況もあります。今回、2,500万円の部分、第2点目の質問のところにもありますが、うちの健康保険会計も例年6,000万円以上一般会計から持ち出しているという状況もございますので、個々の部分の上げ部分は少しでございますが、所得の高い人が影響を受けるということで、影響を受ける人は申し訳ない部分がありますが、そういったなかで、一般の所得の平均的な人には大きな影響がないということでして、今回、上げさせていただいたという状況です。
さらに、2,500万円の、今の76万円を、9万円から10万円に引き上げた介護分の76万円を含んで、新しく20年度の所得が確定をしておりますので、それに基づいて所得税額を算出したところ、2,500万円の増収になると算出したところです。
○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。
○9番(妻鳥公一) 介護保険の料金は確かに10万円を超えるという人が、10万円に該当するという人が少ないというのは事実です。かなり高額な所得をもらっているというのは事実です。その意味ではわかるんですが、こういうふうに介護保険が問題になっている状況のなかで上げるというのはいかがなものかと思います。
国がそういうことをするというのはけしからんと、やらなかったらまたペナルティだということが起こるわけです。実にけしからんことだと思っております。
その2つ目、2,500万円ほど増えたということになると、税収のほうもそうなっているのかなという感じがするんですが、そこについては確定していると思いますが、いかがでしょうか。
○議長(田中勝男) 税務課長。
○税務課長(滝口幸男) 税収についても確定はしております。しておりますが、内容によって、増減がありますが、補正予算をあげるのには、大きな数字でもないですし、まだ動く要素がありますので、数字は動きますが、今回は見合わせていただいたということでございます。
○議長(田中勝男) さきほどの原議員への答弁のなかで訂正がございます、総務課長。
○総務課長(荒木義春) さきほどの原議員の質問で、総務費の人件費にかかわって、ご質問をいただきました。人員の関係ですが、実質は減は1名です。2名いて1名入ったと、1名減で1,200万円の金額になったかと申し上げますと、たまたま今回、係長職と補佐職が異動になりまして、新しく新卒が入ったということで、実質1名減でこの金額ということですので、訂正をしてお詫び申し上げます。
○議長(田中勝男) 原議員、それに対して質疑ありますか。
原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 2名ということでありましたので、そういうこともあるのかなと、給料面でかなり若い人と年配者との給料の差が出ているのかなという気がしましたが、今、1名ということですので、一般的な観点からみると、町職員の平均給与がどのくらいになっているのかとなると、定かではありませんが、全体を含めて質問をしたことがありますが、平均の給与そのものについては、年に一度、広報紙を通じて、町民に周知をしておりますが、比較的公表をしている、年齢差を含めて、以前も申し上げましたが、経験年数が高校を卒業して、30年でもかなりまだまだ清水町の職員の年齢からみると上の数字で町民に周知しているのではないかと、質問をしたことがございまして、その後、10歳ほど年齢を上げて広報紙に町民に周知をしているということがありますが、町民からみると、清水町の職員も比較的他町村からみると減額がされているということで、その部分についてはお気の毒というイメージがあると私は理解しております。1名ということでしたので、かなり全体をみると、高額な部分で管理職のみなさんだろうと気がしておりましたが、こういうことを含めて、全体の職員の給与が現在どのようになっているのかということも含めて、広報紙等々を通してもうちょっと周知を全体を含めてしたほうがよいのではないかとこういう気がしますが、そのへんについてはいかがでしょうか。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 定めによりまして、職員の人件費を毎年公表をさせていただいております。それぞれひとつのパターンがございますけれども、ご質問のように町民にとってわかりやすくやれる方法なども考慮をしながら公表をしていきたいと思っております。以上です。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
加来良明議員。
○8番(加来良明) 1点だけ、人件費の共済費の負担増という説明で、これは今まで現状と何パーセント程度負担増になって、今後の見通しをもう一度詳しく説明をいただきたいと思います。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) すいません、今、手元に資料がなくて率まで申し上げられませんけれども、3点ございます、共済金負担金のさきほどお話されました率の変更、地方公務員災害補償基金負担金の増、長期給付追加費用の負担金の増、この3つが増えまして、このような形で全員が増えております。ちょっと今ご質問の率については手元に資料がございませんので、後ほどお話をさせていただきたいと思います。
○議長(田中勝男) 加来良明議員。
○8番(加来良明) 今後の見通しについてはどうなんでしょうか。まだまだ上がっていくとか、そういうことが前提にあるんでしょうか。それが1回目の質問でお答えられなかったので、その点と、これは4月1日からの適用なんでしょうか、それとも9月1日とか、そういうことなんでしょうか。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 結局、どんどんと変な話ですが、どこの自治体も職員を抑制して、共済組合員が減っているというのが続いているようですが、そういった部分で今後もこの率のまま上がるとは想定されていませんけれども、横ばいか、若干微増をするような方向になるのではないかというふうに捉えております。これの実施時期ですが、4月1日です。
○議長(田中勝男) 加来良明議員。
○8番(加来良明) 4月1日から適用ということは、3月の新年度の予算のなかで、この人件費は先に組み込んで計上をすべきだったのではないかと思いますが、どういう事情でこの補正になったのでしょうか。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 予算編成と共済組合からの通知とのタイムラグというふうにございまして、今、おっしゃるように編制時にきちんと示されていれば、当初でそれなりの予算措置もされたと思いますが、そういった部分がございまして、今回の補正になったということでご理解願います。
○議長(田中勝男) 2番、山岸政彦議員。
○2番(山岸政彦) 1点、お尋ねしたいと思います。さきほど御影診療所の資金貸付条例が可決されまして、今年度400万円の設計費、来年度から建設が始まることになると思いますが、町内の業者は今大変な時期でございまして、補正予算のなかでも建設関係、仕事がいろいろと当たったわけですが、御影診療所に関して、町内の業者を優先させて、使っていただきたいとか、そういうことが可能なのか、極端な話、必ず清水の業者を使いなさいという考えがあるのか、お尋ねしたいと思います。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) ただいまのご質問ですが、荒井先生個人も地元の業者を使ってやりたいというお話をしておりましたので、そのように期待をしておりますし、町の貸付金などで実施をしていただくわけですので、そういった部分について配慮をしていただくように町としても考えてございます。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
11番、荒木篤司議員。
○11番(荒木篤司) 簡単な話なんですが、乳幼児等医療費ですね、これを小学生までだったのを中学生まで無料にするよということですよね、簡単な話ですと、これは町が単独で考えているということなのか、国が考えているというようなことはないのかどうかと思いまして。
○議長(田中勝男) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(阿部一男) さきほども説明させていただきましたように、今回、中学生部分については、まったく町が、普通は中学生は3割負担ですが、入院にかかる部分の負担をゼロにするということの部分につきまして、町の単独予算でございます。それから乳幼児等につきましては、6歳未満、未就学までの子どもにつきましては、さきほども説明をしたように、今まで入院については1割負担となっていました。その部分の1割部分の上乗せ部分については町の単独予算の負担ということに今回させていただいたところです。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。
○議長(田中勝男) これより一括して討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第54号、乳幼児等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第54号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第55号、清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数(少数)です。
よって、議案第55号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第65号、損害賠償の額の決定及び和解についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第65号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第56号、平成21年度清水町一般会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第56号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第57号、平成21年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第57号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第58号、平成21年度清水町後期高齢者医療保険会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第58号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第59号、平成21年度清水町老人保健特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第59号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第60号、平成21年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第60号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第61号、平成21年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第61号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第62号、平成21年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第62号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第63号、平成21年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第63号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第64号、平成21年度清水町上水道事業会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第64号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 日程第4、報告第1号、専決処分の報告について、議案第68号、平成21年度清水町一般会計補正予算(第4号)の設定につて、以上2件を一括議題とします。
初めに、報告第1号の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(荒木義春) 報告第1号、専決処分の報告の件につきまして、ご説明を申し上げます。
専決処分をさせていただいた内容につきましては、平成21年5月28日午後4時20分頃、本町の都市施設課職員が運転する公園トラックが桜の木の植え替えた現場を確認しながら走行中、清水町羽帯間道路、通称旧国道の字清水第4線112番地におきまして、植樹現場を通り過ぎたため、ミラー及び目視で後方を確認し、公園トラックをバックさせたところ、後方にいた澤井義廣さんの運転する乗用車の前面に衝突し、澤井さんの車両の一部を損傷させたものでございます。
事故の原因につきましては、公園トラックをバックさせる際に、ミラーなどで後方を確認しましたが、確認が不十分で澤井さんの車両を見落としたものでございます。損害賠償の額につきましては、町の責任100%とし、先方の車両修理費303,072円を、相手方住所、上川郡清水町字清水第4線63番地にお住まいの澤井義廣さんと去る6月15日に示談をしましたので、地方自治法第180条第1項の規定に基づいて専決処分をさせていただきましたので、報告するものでございます。
なお、今後はこういった事故が起きないよう交通事故撲滅に向けた職員研修会などを開催し、指導の徹底を図ってまいりたいというふうに考えてございます。以上で、報告第1号の報告とさせていただきます。
○議長(田中勝男) 本案につきましては、地方自治法第180条の規定に基づく専決処分ですが、特に質疑がありましたら許可します。
質疑はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
(原議員挙手)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
(原議員より質疑ある旨発言あり)
○議長(田中勝男) 挙手する場合、「はい」とか「議長」とか何か言ってください。ただ挙げるだけではなくて。
原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 交通事故なんですが、昨年も交通指導車ですか、ありましたし、そのほかでも軽微な事故等もあると思いますが、臨時職員に乗務をさせる際に、車両の運転について、特定して運転者を決めているのか、雇用している人には誰でも免許さえあれば運転をさせるということにしているのか、このへんについてまず1点。
それから指導体制について、年間どういう指導体制でやられているのか。仮に20・30万円で修理が可能だとか、そういうことで済んでいるからいいんですが、これがですね、昨今非常に交通事故等々も多いということで、年齢的にも高くなっているということで、そういう注意力の緩慢というところから出てくる事故が非常に多くなっているということを鑑みて、そのへんの再指導を徹底すべきではないかと私はそのように感じます。すでに100%相当額を賠償するということですから、一方的に町側のほうに過失があると判断しているわけですから、このへんについては強力に指導体制をすべきと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 前段の部分、私から答弁させていただきますが、まず今回の事故は運転していたのは町の正職員でございます。車両の臨時職員については、後ほど都市施設課、あるいは関係課から答弁をさせていただきます。
2点目の指導体制ですが、議員ご指摘のように、昨年も交通指導車の事故がございました。日頃、やはり地味ながら、職員研修しかないと考えております。そういう機会も設けてやってきておりますが、いかんせんというか、慣れによって注意力が散漫していたということもあるかと思いますが、今後も職員に対する交通安全の研修会・講習会などを通じて、事故を起こさないような形を徹底してまいりたいというふうに考えているところです。
(原議員挙手)
○議長(田中勝男) 都市施設課長、答弁ありますか。
(都市施設課長より答弁ある旨発言あり)
○議長(田中勝男) 原議員、その前に答弁を行います。
都市施設課長。
○都市施設課長(栗本勝矢) 第1点目で臨時職員に車両の特定をしているのかというご質問ですが、うちらのほうでは、臨時職員にあなたはこの車を乗りなさい、ほかは乗ってはだめですという特定はしておりません。いわゆる免許を持っていれば、ローテーションのなかで運転をしていただくことになっております。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 昨年、事故があったときにもいろいろあったと思いますが、臨時職員であるから責任が重いとか、正職員であるから軽いとかいうことではなくて、このことについて事故を起こした責任ということになると、職員のほうにはどういう処分があるんでしょうか。
○議長(田中勝男) 総務課長。
○総務課長(荒木義春) 今回の場合は物損事故ですが、町の内規によりまして、修理費の額によって、それぞれ処分の内容を定めてございます。今回は303,000円ほどの修理費を要しております。資料が今ありませんが、厳重注意あるいは訓告、そういった形になるかと思いますが、いずれにしても町に与えた損害、それは保険では対応しますが、車両の修繕費にかかった経費によって、物損事故の場合は処分の大きさを決めているところです。
○議長(田中勝男) 原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 処分については、被害額によってということですが、そのことによって、職員間で車を運転することによって、過失で事故を起こして処分されるなら私は運転職ではないので、極力運転はしたくはないという職員がたくさん出るとなるとこれはまた行政上おもわしくはないということがありますから、そういう面を含めて、強力な指導が私は必要であると思います。さきほど担当課長より説明がありましたが、免許があれば誰でも運転かということでありますので、そういう面についても、徹底した指導を特に要望して終わります。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。
○議長(田中勝男) 報告第1号は、報告済とします。
○議長(田中勝男) 次に、議案第68号について、提案理由の説明を求めます。副町長。
○副町長(安曇達雄) 議案第68号、平成21年度清水町一般会計補正予算(第4号)の設定についてご説明申し上げます。
歳入歳出予算の補正につきましては、それぞれ3,609千円を追加し、歳入歳出それぞれ6,171,606千円とするものです。歳入予算の補正からご説明を申し上げます。
6頁、歳入でございますが、18款1項1目1節1番財政調整基金繰入金でございますが、今回の補正予算にかかる歳入不足額について繰入れるものでございます。
20款5項5目3節3番自動車事故共済金につきましては、さきほど報告を申し上げました事故についての共済金を補正するものでございます。
7頁、歳出でございますが、2款1項3目22節10番自動車事故賠償金につきましては、専決処分を申し上げました事故につきましての補正でございます。
3款1項1目19節37番DV被害者支援特別給付金につきましては、行政報告のなかでも申し上げましたとおり、配偶者からの暴力による被害者支援特別給付事業を実施するため、予算を追加するものでございます。
8頁、10款5項4目15節10番ボイラー修繕工事につきましては、図書館のタンクの水漏れによる修繕費用を追加するものです。
10款6項2目15節10番アイスアリーナ屋根防水工事につきましては、塗装工事が始まった段階で、防水工事の必要性が生じたことから、雨漏り箇所について塗付防水工事を追加するものでございます。
また、有明公園多目的広場水道管修繕工事につきましては、敷地内で漏水をしておりまして、修繕を行うものでございます。
いずれも、補正予算(第3号)の編成後、突発的、緊急的な措置が必要であるということから追加補正を行うものでございます。
以上で、一般会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。
よろしくご審議いただきたいと思います。
○議長(田中勝男) これより、質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、議案第68号、平成21年度一般会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第68号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) ここで休憩いたします。(午後0時02分)
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後1時00分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 日程第5、議案第66号、町道の路線廃止について、議案第67号、町道の路線認定についてを一括議題とします。
提出者より、提案理由の一括説明を求めます。都市施設課長。
○都市施設課長(栗本勝矢) 議案第66号、町道の路線廃止について、提案理由を申し上げます。
道路の所在につきましては、お手元に配付させていただいております議案説明資料をご覧いただきたいと思います。
路線番号314、路線名西都中央道路、起点清水町御影西2条3丁目13番地先、終点清水町御影西3条3丁目13番地先、経過地御影市街です。
この路線は御影診療所の西側にあります道路で、西都団地への道路としても利用されているところですが、町長より行政報告のなかで申し上げましたが、小規模老人保健施設の建設に伴い、西都中央道路の一部の土地を無償で貸し付ける支援を決定したことにより、認定道路の一部を用途廃止をするもので、これに伴って起点の変更が生じるため、一旦廃止をするものであります。
続きまして、議案第67号、町道の路線認定について提案理由を申し上げます。路線番号314、路線名西都中央道路につきましては、66号で説明をさせていただきましたとおり、起点を変更し、清水町御影西2条3丁目13番4地先にし、終点を明確にするため、付番をつけて、清水町御影西3条3丁目13番1地先とし、経過地を御影市街地とするものです。
以上で、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(田中勝男) これより、一括して質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、一括して討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第66号、町道の路線廃止についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第66号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第67号、町道の路線認定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第67号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 日程第6、意見案第3号、新得警察署熊牛駐在所存続を求める意見書についてを議題とします。
職員に意見書案を朗読させます。事務局。
○係長(佐藤秀美) 意見書案本文朗読の前に1箇所訂正をお願いしたいと思います。意見書の3行目、「熊牛駐在所を平成23年度末をもって」と年度が入っておりますが、印刷のミスで「平成22年度末」の誤りですので訂正をお願いします。
それでは意見書本文を朗読いたします。
(事務局 朗読)
○議長(田中勝男) 本案について、提案理由の説明を求めます。
奥秋康子議員。
○提出者(奥秋康子) この新得警察署熊牛駐在所の存続を求める意見書については、先般、委員会を開きまして、意見書提出のご理解をいただきました。その結果、可決となりましたのでよろしくお願いいたします。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、意見案第3号、新得警察署熊牛駐在所の存続を求める意見書についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、意見案第3号は、原案のとおり可決されました。
なお、提出先は、北海道知事、北海道警察本部長、北海道警察釧路方面本部長、北海道警察釧路方面本部新得警察署長といたします。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 日程第7、所管事務等の調査についてを議題とします。
各常任委員会及び議会運営委員会より、会議規則第72条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、所管事務等の調査の申出があります。
おはかりします。
所管事務等の調査の申し出について、申出のとおり承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、本申し出のとおり承認されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 日程第8、町村議会議員研修会の出席についてを議題とします。
職員に提案文書を朗読させます。事務局長。
(事務局長 朗読)
○議長(田中勝男) おはかりします。
本案は、提案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、町村議会議員研修会の出席については、提案のとおり派遣することに決定しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これをもって、この会議に付された議件はすべて終了しましたので、会議を閉じます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 平成21年第6回清水町議会定例会を閉会します。
(午後1時11分)