平成21年第9回定例会(9月16日_日程00)
○議長(田中勝男) 日程第1、認定第1号、平成20年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号、平成20年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、平成20年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号、平成20年度清水町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号、平成20年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号、平成20年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号、平成20年度清水町集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号、平成20年度清水町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第9号、平成20年度清水町上水道事業会計決算の認定について、以上、合計9件の各会計決算の認定についてを一括議題とします。
提出者より一括議題とした合計9件について、総括的な提案理由の説明を求めます。副町長。
○副町長(安曇達雄) それでは、認定第1号から認定第9号まで、一括して提案理由のご説明を申し上げます。
皆様のお手元には、各会計最終歳出の決算書、それから上水道事業決算書および各会計主要政策成果表並びに監査委員によります監査意見書を添えまして、お届けをさせていただいております。
まず、各主要政策成果表、こちらをご覧いただきたいと思います。1頁、2頁でございます。ここには上水道事業会計を除く各会計の歳入歳出決算額が記載されております。
一番上段でございますが、一般会計につきましては、歳入決算額6,773,998,282円に対しまして、歳出決算額は6,602,944,204円で歳入歳出の差し引き残額は171,054,078円となったところでございます。
この処理につきましては、翌年度へ繰り越すべき財源、繰越明許費の繰越額ですが53,369,778円を繰り越し、地方財政法及び地方自治法の規定により、決算剰余金の2分の1以上の額であります、112,684,300円を財政調整基金に積立て、残額5,000,000円を平成21年度一般会計に繰り越したところでございます。
以下、各会計の歳入歳出の差し引き残額について、ご説明をさせていただきます。
国民健康保険特別会計の歳入歳出の差し引き残額9,873,855円になりますが、これにつきましては、国民健康保険基金へ積み立てたところです。
後期高齢者医療保険特別会計の歳入歳出差し引き残額443,463円につきましては、平成21年度後期高齢者医療保険特別会計へ繰り越すものでございます。
以下、介護保険特別会計の歳入歳出差し引き残額34,589,362円、それから公共下水道事業特別会計の歳入歳出差し引き残額3,607,105円、集落排水事業特別会計の歳入歳出差し引き残額2,316,527円、簡易水道事業特別会計の歳入歳出差し引き残額2,096,151円、老人保健特別会計の差し引き残額12,304,000円、これらにつきましては、それぞれ平成21年度会計へ繰り越すものであります。
恐縮でございますが、一般会計の決算書、厚めのほうですが、本体冊子のほうですが、255頁をお開きいただきたいと思います。
ここには基金の状況を載せております。4番でございますが、基金の表がございます。この表の下の合計欄でございますが、一般会計における各基金の合計額1,595,329,000円が、平成20年度末における残高になっておりまして、前年度と比較し、229,800,000円の増加となっています。これは、土地開発公社解散に伴う清算金収入168,250,000円になりますけれども、これらによります増加でございます。
次に、上水道事業会計決算について、ご説明をさせていただきます。別冊の上水道事業会計決算書をご覧いただきたいと思います。1頁、2頁でございます。ご覧いただきたいと思います。平成20年度清水町上水道事業会計決算書の収益的収入及び支出につきましては、収入で131,287,997円、支出で102,315,544円の決算額となったところでございます。
次の頁でございますが、3頁、4頁になりますけれども、資本的収入及び支出につきましては、収入で44,997,146円、支出で108,309,058円の決算額となったところでございます。
次に、財務諸表でございますけれども5頁になります。損益計算書についてご説明申し上げます。営業収益は119,187,886円となりまして、前年度に比べまして1,968,572円の増収となったところでございます。
また、経常利益が27,647,290円となりました。この経常利益から特別損失60,800円を差し引いた27,586,490円が平成20年度の純利益ということになります。前年度までの繰越利益剰余金5,424円にこの純利益を加えますと、当年度末の未処分利益剰余金は27,591,914円となったところでございます。
6頁、剰余金計算書につきまして、利益剰余金と7頁の資本剰余金について、それぞれ記載をしてございます。ご覧いただきたいと思いますが、8頁の剰余金処分計算書案についてご説明申し上げます。さきほど説明を申し上げました、当年度の未処分利益剰余金の27,591,914円のうち、地方公営企業法の規定により、減債積立金2,246,000円、翌年度繰越利益剰余金25,345,914円として処分しようとするものでございますので、よろしくお願い申し上げます。
9頁、10頁の貸借対照表につきましては、記載のとおりでございます。お目通しいただきますようお願いいたします。
雑ぱくですが、以上で、上水道事業会計決算書の説明とさせていただきます。
平成20年度各会計決算につきましては、監査委員の審査意見としまして、歳入につきましては、町税、国民健康保険税、各種使用料等の収入未済額及び不納欠損額の縮減などに努め、納税者に不公平感を抱かせないように一層の努力を求められたところであります。
また、歳出につきましては、行財政健全化実行プラン、第二次緊急3か年計画の初年度として、人件費の更なる削減、温泉施設の廃止、補助金等の再見直し等に取り組み、基金の増加、また、実質公債費比率等財政指標の改善が見られてはいるが、今後発生する新たな課題や環境変化に柔軟に対応できる財政基盤の確立に、不断の努力を求められたところでございます。
以上、平成20年度一般会計及び特別会計、上水道事業会計の決算につきまして、地方自治法の定めるところによりまして、事務事業の概要を記載した主要政策成果表及び監査委員による決算審査意見書を添付し、説明に代えさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いします。
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○議長(田中勝男) 質疑を行う前に、各議員にお願いいたします。質疑をされる場合は、初めに質疑箇所の頁数を言ってから、質疑をしていただくようにお願いします。なお、主な事業内容・事業効果等につきましては、配付しております主要政策成果表に記載しておりますので、できるだけ省略をしていただき、効率よく審査を実施していきたいと考えておりますので、ご協力願います。
ここで、おはかりいたします。
認定第1号から認定第9号にかかる、平成20年度清水町一般会計及び各特別会計歳入歳出決算認定の9件につきましては、本会議での質疑を3回までとする会議規則54条の規定を適用しないで審議を進めたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、認定第1号から認定第9号にかかる平成20年度清水町一般会計及び各特別会計歳入歳出決算認定の9件につきましては、会議規則第54条の規定を適用しないで審議を進めることに決定いたしました。
なお、質疑の方法は一問一答方式により行います。