北海道清水町議会

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平成22年第8回定例会(12月10日_日程6)

○議長(田中勝男) 日程第6、議案第79号、平成22年度清水町一般会計補正予算(第9号)の設定について、議案第80号、平成22年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第81号、平成22年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第82号、平成22年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第83号、平成22年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第84号、平成22年度清水町上水道事業会計補正予算(第2号)の設定について、以上、6件を一括議題とします。
 本案について、提案理由の一括説明を求めます。副町長。

○副町長(安曇達雄) 議案第79号から議案第84号まで、一括説明を申し上げたいと思います。
 議案第79号、平成22年度清水町一般会計補正予算(第9号)の設定につきまして、ご説明を申し上げます。
 総額に歳入歳出にそれぞれ68,445千円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,035,601千円とするものでございます。
 歳入の補正よりご説明申し上げます。
 10頁をお開き願います。
 12款1項1目、民生費負担金につきましては、保育所入所児童の増によります、保護者負担金の追加です。
 2目、農林業費負担金につきましては、御影地区の国営事業受益者負担金の一部繰上償還による追加でございます。
 13款1項3目、農林業使用料につきましては、夏期放牧の利用頭数の増による牧場使用料の追加です。
 4目の土木使用料及び5目の教育使用料につきましてはご覧のとおり、それぞれ施設の今年度運営の終了によります、歳入確定に伴う補正でございます。
 11頁に移ります。
 13款2項2目、民生手数料につきましては、高齢者等短期入所サービス利用の増に伴う追加です。
 14款1項1目、民生費国庫負担金につきましては、障害福祉サービス、補装具費及び更生医療費に関わります、給付費の増に伴う負担金の追加です。
 2項1目、民生費国庫補助金につきましては、次世代育成支援対策交付金に道費補助となっておりました地域子育て支援センター事業補助金が統合されたことにより、交付決定が増額となったことから追加するものでございます。
 3項1目、総務費国庫委託金につきましては、参議院議員選挙の執行経費の確定に伴う減額でございます。
 12頁に移ります。
 15款1項1目、民生費道負担金につきましては、障害福祉サービス及び更生医療費に係る給付費の増と、平成21年度分の更生医療費の実績確定に伴う精算交付による追加でございます。
 2項1目、民生費道補助金、2節2番、障害者自立支援対策推進事業補助金につきましては、補助算定の対象となる障害福祉サービス事業所の減等によります減額となってございます。
 5節1番、地域子育て支援センター事業補助金につきましては、先ほど申し上げましたが、次世代育成支援交付金へ制度統合となったことから減額するものでございます。
 4目1節1番、農業委員会交付金につきましては、交付決定の増額です。
 2節1番の大家畜経営体質強化資金利子補給補助金及び2番の大家畜経営活性化資金利子補給補助金につきましては、繰り上げ償還に伴う減額、3番の農業経営基盤強化資金利子補給補助金につきましては、本年度の資金借入件数の増、4番の畜産経営維持緊急支援資金利子補給補助金につきましては本年度の資金借入がないということで減額するものでございます。
 15款3項1目、総務費道委託金につきましては、権限移譲事務委託金の交付額の確定による減額でございます。
 13頁にまいります。
 17款1項2目、特定寄附金につきましては、いきいきふるさとづくり寄附7件と図書購入への指定寄附1件を受けまして追加するものでございます。
 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正に係る財源として繰入金を追加するものでございます。
 20款3項4目、奨学金貸付金収入につきましては、繰り上げ償還に伴う追加、4項3目、雑入につきましては、それぞれ額の確定による補正でございます。
 14頁にまいります。歳出になります。
 2款1項4目、広報費につきましては、毎月発行しております、お知らせ版の印刷頁数が増加しておりますことから追加を行うものでございます。
 6目、企画費につきましては、いきいきふるさとづくり寄附の受領による基金積立金の追加、8目の支所費につきましては、御影地区の葬儀件数の増によりそれぞれ追加するものでございます。
 14頁下段から15頁の上段にかかわります。
 2款2項1目、税務総務費、7節10番、臨時職員賃金につきましては、確定申告等の事務補助のための追加でございます。
 13節53番、不動産鑑定評価業務等委託料につきましては、入札による額の確定です。
 2款3項1目、戸籍住民台帳費、16頁にかかりますが、4項2目の参議院議員選挙費、4目、土地改良区総代選挙につきましては、それぞれ、歳出額の確定による減額でございます。
 17頁に移ります。
 3款1項4目、障害福祉費、20節10番、自立支援給付費につきましては、障害福祉サービスの利用増加による追加、11番、障害者自立支援対策推進事業給付費につきましては、給付対象となります、障害福祉サービス事業所の減等による減額です。12番、障害者給付費につきましては、補装具費、更生医療費の利用増加による追加です。
 5目、在宅支援費、4節20番、臨時職員共済費につきましては、社会保険料の改定による追加でございます。
 この関係につきましては、以降、共済費でございますが、同様でございますので、説明を省かせていただきます。
 18頁に移ります。
 7節11番、臨時職員賃金につきましては、認定調査件数の増による追加です。
 13節53番、高齢者等短期入所事業委託料につきましては、サービス事業の増加による追加でございます。
 6目12節51番、立木枝処理手数料につきましては、施設敷地内の立木にカラスが巣をつくっており、通学児童を襲う状況にありますことから、立木処分費用を追加するものでございます。
 7目、保健福祉センター費、11節14番、燃料費につきましては、今年、夏の気温が非常に高く、デイサービスセンターの冷房による重油消費が増加したことに加え、燃料価格が上昇していることから追加を行うものです。
 50番、施設修繕料につきましては、保健福祉センター職員玄関自動ドアのサッシ枠の歪みにより、開閉動作に支障が生じているため、修繕費用の追加でございます。
 19頁にまいります。
 3款2項2目、保育所運営費、7節11番、代替職員賃金につきましては、正職員保育士の疾病によりまして、代替対応を要しますことから追加するものでございます。
 15節11番、御影保育所屋上防水防止工事につきましては、不用額の減額でございます。
 20頁に移ります。
 4款1項1目、保健衛生総務費につきましては、療養給付費の増等によります、国民健康保険特別会計への補正に伴う繰出金の追加です。
 4目、水道施設費につきましては、浄水場機器更新事業の事業費確定等による簡易水道事業特別会計の補正に伴う繰出金の減額です。
 5目、公衆浴場管理費につきましては、燃料価格の上昇による燃料費を追加するものでございます。
 21頁にかかります、6款1項2目、農業総務費、19節30番、大家畜経営体質強化資金利子補給補助金及び31番の大家畜経営活性化資金利子補給補助金につきましては、繰り上げ償還に伴います減額です。33番、農業経営基盤強化資金利子補給補助金につきましては、本年度の借入件数の増、34番の畜産経営維持緊急支援資金利子補給補助金につきましては、今年度借入がないということで、減額するものでございます。
 4目、畜産業費、19節12番、家畜共進会開催経費負担金につきましては、口蹄疫の防疫対策によりまして、共進会開催を中止いたしましたことから減額するものでございます。
 22頁にまいります。
 6目、土地改良事業費です。国営事業御影地区の受益者負担金の繰上償還に伴います追加でございます。
 7款1項1目、商工振興費、19節36番、清水町商工業振興事業補助金、これにつきましては、地域活性化・生活応援商品券事業でございます。これにつきましては、経済情勢はまだ厳しく、個人消費は伸び悩んでおります。町内商店街の消費も低迷する状況が続いておりますことから、町民の生活応援と地元消費を喚起し、状況打開に向けまして、商工会によります、プレミア付き商品券事業に対する補助金を追加するものでございます。商品券につきましては、プレミアムを10%割増しで、1組10,000円を5,000組発行する予定でございます。
 23頁に移ります。
 2目の観光費につきましては、観光案内板設置工事の不用額の減額です。
 4項2目、公園管理費でございます。24頁にかかりますが、それぞれ、不用額の減額でございます。
 24頁の3目でございます。公共下水道費につきましては、下水道使用料の減額等による、公共下水道事業特別会計の補正に伴う繰出金の追加でございます。
 10款1項1目、教育委員会費につきましては、学校歯科医師の1名減によります報酬の減です。
 2目の教育振興費につきましては、中学校部活動の全道・全国大会への出場機会の増によります、選手派遣費の追加を行うものでございます。
 25頁に移ります。
 10款2項1目、小学校管理費、11節14番、燃料費につきましては、申し上げましたとおり、燃料価格の上昇による追加です。12節の役務費、18節、備品購入費、15節、工事請負費につきましては、それぞれ不用額の整理を行うものでございます。
 26頁です。
 10款3項1目、中学校管理費、11節14番、燃料費につきましては同様でございます。
 12節、役務費、18節、備品購入費につきましても、不用額の整理でございます。
 2目、スクールバス管理費、11節52番、車両用修繕料につきましては、変速機等の部品交換といった修繕を要します箇所が増加いたしまして、追加するものでございます。
 27頁に移ります。
 10款5項4目、図書館・郷土史料館費でございますが、図書購入への指定寄附をいただきましたので、追加するものでございます。
 10款6項2目、体育施設費、28頁に進みまして、3目、体育館費につきましては、それぞれ、工事完了によります不用額の整理でございます。
 30・31・32頁に職員手当・共済費にかかわります補正の給料明細書を載せてございます。
 続きまして、債務負担行為の補正につきまして、ご説明を申し上げます。
 5頁です。
 第2表、債務負担行為の補正でございます。
 中熊牛第2ファームポンドの施設管理業務となります、農業用水施設管理業務委託並びに清水小学校公務補業務委託につきましては、5年ごとの契約見直し年次にあたることから、平成23年度委託の契約事務を年度内に実施するため、それぞれの限度額を追加するものでございます。
 平成22年度農業経営基盤強化資金利子補給につきましては、本年度の借入確定によりまして、期間を平成23年度から平成44年度までに限度額を27,387千円と変更するものでございます。
 平成22年度畜産経営維持緊急支援資金利子補給につきましては、歳出のなかでご説明申し上げましたけれども、本年度の資金借入れがないため、債務負担行為を廃止するものでございます。
 6頁にまいりまして、繰越明許費です。
 第3表、繰越明許費につきましては、歳出補正でご説明申し上げましたとおり、清水町商工業振興事業補助金の地域活性化・生活応援商品券事業につきまして、事業完了が翌年度となることから、繰越明許費の設定をするものでございます。
 以上、一般会計補正予算(第9号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第80号、平成22年度国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。歳入歳出の補正でございます。
 総額にそれぞれ、87,704千円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ、1,429,035千円とするものでございます。
 5頁をお開き願いたいと思います。歳入でございます。
 2款1項1目、療養給付費等負担金につきましては、一般被保険者の療養給付費及び高額療養費の増額に伴う補正でございます。
 8款1項1目、一般会計繰入金、2項1目、国民健康保険基金繰入金につきましては、歳出財源の調整を行なうものでございますが、一般会計繰入金につきましては、一般被保険者療養給付費に係る部分です。基金繰入金につきましては、高額療養費分からそれぞれ基金繰入を行いまして、財源の調整を行なうとするものでございます。
 6頁にまいります。歳出でございます。
 1款1項1目、13節委託料です。国保連合会との電算オンライン化によるシステム改修費の追加でございます。
 2款1項1目の19節、一般被保険者療養給付費につきましては、今年度4月に入りましてから、制度の改定がありまして、入院の点数の見直しがございました。そういった状況や入院件数・日数等が増えておりまして、それにかかわり、追加補正を行うものでございます。
 7頁にまいります。
 2款2項1目19節は、70歳未満の高額療養該当件数の増によるものでございます。
 以上、国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第81号、平成22年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。
 歳入歳出予算の補正でございます。
 それぞれ2,300千円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ903,170千円とするものでございます。
 5頁、歳入にまいります。
 6款3項1目、介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金、これは、平成21年度の法改正によりまして介護従事者の処遇改善を行うこととされ、保険料の上昇抑制措置として国費の補填がされることになっておりますが、本町では、保険料算定を3年間平準化するということとしておりますので、均等額を同基金繰入金により追加を行うものでございます。
 6款2項1目の介護給付費準備基金繰入金につきましては、財源調整により繰入を行うものでございます。
 6頁にまいります。
 2款3項1目19節、高額医療合算介護サービス費でございます。
 平成20年度から施行されている制度でございますけれども、介護保険負担額・医療保険負担額・後期高齢者医療の負担額の合計額につきまして、所得分に応じ、限度額を超えた部分について給付される制度でございます。今後の歳出見込みをそれぞれ追加するものでございます。
 以上、清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
 議案第82号、平成22年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明します。
 歳入歳出予算の補正及び地方債の補正となってございます。
 既定額から5,651千円を減額いたしまして、総額を395,069千円とするものでございます。
 歳入からご説明いたします。
 6頁になります。歳入でございます。
 2款1項1目、下水道使用料ですが、決算見込みにより減額補正によるものです。
 3款1項1目、下水道事業費補助金及び7款1項1目の下水道事業債につきましては、事業費の確定見込みによる補正でございます。
 最後に、4款1項1目の、一般会計繰入金ですが、本補正予算の財源を一般会計繰入金で財源調整を行なうものでございます。
 7頁が歳出になります。
 2款1項1目、事業費につきましては、終末処理場の機器更新事業による執行残による補正で、それぞれ既定額から減額を行うものでございます。
 3款1項1目、公債費元金につきましては、財源の内訳の補正でございます。
 地方債の補正をご説明申し上げます。
 3頁にお戻りいただきたいと思います。
 第2表、地方債でございます。事業費の確定見込みにより下水道事業債一般分の限度額を1,570万円に変更するものでございます。
 なお、起債の方法、利率及び償還方法について変更はございません。
 以上、公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第83号、平成22年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。
 補正の内容といたしましては、歳入歳出予算の補正及び地方債の補正、並びに債務負担行為の設定でございます。
 歳入歳出予算の補正ですが、既定額から1,617千円を減額いたしまして、総額を103,353千円とするものでございます。
 7頁をお開きください。
 7頁、歳入です。
 1款1項1目、負担金ですが、熊牛地区における新規給水工事に伴う増額補正でございます。
 3款1項1目の一般会計繰入金ですが、本補正予算の財源を調整するものです。
 6款1項1目、簡易水道事業債の補正ですが、浄水場機器の更新事業費の確定による補正となってございます。
 8頁に移りまして、歳出です。
 1款2項1目、美蔓簡易水道事業費の施設費ですが、浄水場機器の更新にかかわります、工事請負費及び送水管布設工事の執行残の補正、3項2目、地方債の利子については、財源内訳の補正となってございます。
 次の頁の、2款2項1目、御影簡易水道事業の施設費ですが、御影簡易水道事業の変更認可にかかる、委託業務の執行残による補正でございます。
 9頁の施設費の説明をさせていただきました。
 3頁をお開きいただきたいと思います。
 第2表の地方債の補正につきましては、事業費の確定見込みにより、浄水場機器更新事業の限度額を220万円に変更するものでございます。簡易水道事業分と辺地対策事業分についてはご覧のとおりでございます。なお、起債の方法、利率及び償還の方法については変更がありません。
 続いて、第3表の債務負担行為でございます。4頁になります。
 債務負担行為の設定につきましては、水道施設の管理委託業務にかかる設定でございまして、継続的かつ効率的に施設を管理していくために、5年に一度、指名競争入札により、業者選定を行っておりますが、この度、平成23年度以降5年間の業者選定を行うべく、本年度中に指名競争入札を行うため、債務負担行為を設定するものです。
 以上、簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。
 議案第84号、平成22年度清水町上水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
 資本的収入及び支出に係る補正のみであります。資本的収入の既定額から4,177千円を減額いたしまして、収入総額を63,423千円とし、資本的支出の既定額から5,911千円を減額し、支出総額を148,189千円とするものでございます。
 資本的支出に対する不足財源の補填として、当年度分、損益勘定留保資金42,207千円、繰越利益剰余金処分額20,114千円、当年度利益剰余金処分額21,278千円及び消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,167千円を充当するものでございます。
 裏の頁へまいります。企業債の補正につきましては、事業費の確定に伴い、各事業におきます起債の限度額をそれぞれ変更するものでございます。事業別の限度額はご覧のとおりとなります。
 なお、起債方法、利率及び償還方法については変更がありません。
 利益剰余金の処分の補正です。資本的収支の不足分財源として予定処分する当年度末の利益剰余金の額を42,659千円から41,392千円に補正を行うものでございます。
 資本的収入及び支出の内容についてご説明させていただきます。
 2頁です。
 資本的収入の補正です。1款1項1目の上水道事業債及び1款3項1目の工事補償金でありますが、これは各種建設改良事業の事業費の確定見込みに伴う補正でございます。それぞれ減額をするものでございます。
 続いて、資本的支出の補正です。
 3頁です。
 1款1項1目、施設費につきましては、各種建設改良事業費の執行残の補正でございます。
 なお、各事業ごとの補正額はご覧いただいたとおりでございます。
 以上、上水道事業会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。

○議長(田中勝男) これより、一括して質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 1番、原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 頁数28頁です。
 1点、お尋ねをします。体育館の関係です。廊下にアスベストがあると判明して、工事をし、終了したということであります。
 以前、中学校の音楽室でアスベストが見つかり、工事をした経緯がありますが、その際にも指摘をしたことがあり、アスベスト除去工事というのは、地元に工事を行う人がいないということで、札幌あたりの業者なのかという気もしていました。今回、体育館の渡り廊下のアスベストの除去工事に関しては、驚くなかれ55%で落札をして工事を行なっているということで、11月の広報紙で町民に広く周知されています。
 なぜ、こんなに安くできるのかという方もおりますし、私自身、疑問に思っているのは、その前に確認しておきたいのですが、以前、中学校の音楽室でアスベストが見つかったときに、地元等にも発注する者がいないということだったのですが、現在、地元でもこの工事を行う会社があるのかについてお尋ねします。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(金田正樹) アスベストの工事関係で、地元に施工する業者があるかどうかというのは、地元で実施する業者はございます。

○議長(田中勝男) 原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 工事の方法として、囲い込みなどの方法があるのですが、業者はどういった工事の方法を取っているのか教えてください。

○議長(田中勝男) 都市施設課長。

○都市施設課長(越井義樹) 工事の方法といいますか、内容といいますか、渡り廊下の屋根裏にアスベストが保有されていることが確認されたということで、その部分の撤去を実施しております。内容といたしましては、石綿の予防規則や大気汚染など法律に基づきまして、仮設工事を実施していかないとならない部分もございますので、安全確保の面でありますとか、いろいろな対策を取りながら工事を進めています。

○議長(田中勝男) 原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) この工事を請け負った会社が、ほとんど利益を上げることができないような工事をしたのではないかと心配もしました。発注した際の工事方法について、こういった方法でやりなさいということであったにもかかわらず別な方法を行っただとか、あるいは以前と違って、こういった除去方法があるから簡単に終わったということがあったりするのかという心配もしていたので、発注どおりやられていて、終わっていると思います。ですが、額的に今までの入札工事関係について55・56%で落札するような数字を見たことがないもので、町にとって100%の工事をしていただいているということであれば、これほどうれしいことはありませんが、そういった心配は全くないと理解してもよろしいでしょうか。

○議長(田中勝男) 都市施設課長。

○都市施設課長(越井義樹) これにつきましては、設計指針に基づき、そのとおり実施していますので、心配はないと思っております。

○1番(原 紀夫) 終わります。

○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。
 3番、西山輝和議員。

○3番(西山輝和) 7款、商工費でお聞きします。
 地域活性化・生活応援商品券のことです。この販売方法はどのようにしているのでしょうか。

○議長(田中勝男) 産業振興課参事。

○参事(真野 篤) 販売等につきましては、うきうき商品券事業同様、昨年3月から4月に行われました同様の、地域生活応援券と同様の販売方式になると思います。

○議長(田中勝男) 西山輝和議員。

○3番(西山輝和) これは、1万円とかの商品券ですね。
 その方によって、買う枚数はそれぞれ違うのでしょうか。それとも、1冊にとじて何万円と、金額が決まっているのでしょうか。

○議長(田中勝男) 産業振興課参事。

○参事(真野 篤) 500円券が22枚つづりで、一口1万円で販売する予定でございます。一世帯あたりの購入限度額は10万円10組までというかたちで実施されるかと思います。

○議長(田中勝男) 西山輝和議員。

○3番(西山輝和) 1万円をとじてあるやつは、2万円がほしい3万円がほしいと、その方によって買い方は自由なんですか。

○議長(田中勝男) 産業振興課参事。

○参事(真野 篤) そのとおりでございますが、限度額が10万円という設定でございまして、購入される方の金額に応じられると思います。

○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。
 11番、荒木篤司議員。

○11番(荒木篤司) 先ほど、副町長が説明されたのですが、はっきりわからなかったので質問します。
 国民健康保険の関係です。一般療養費、給付金で6,000万円の追加ということの額からするとわかりにくいです。特別な理由があり、多くなり、給付金が足りなくなったとかということなのか、もう一度お願いします。

○議長(田中勝男) 町民生活課長。

○町民生活課長(佐藤典隆) 療養費の一般被保険者療養給付金の6,000万円でございますが、療養にかかわる医療費の額が増大するという見込みでということで、今回補正をさせていただきました。
 我々が考えている、主な要因としましては、副町長からもお話がありました。今年度4月から、医療費の改正がございまして、診療方針にかかわる、入院部分の診療点数が見直しされまして、その部分が増加しているのが一つの要因かと考えております。
 さらに、11月までの実績を見ますと、入院にかかわる医療にかかわっている方の件数、日数が増えているという状態があり、今回補正をさせていただいたところでございます。

○議長(田中勝男)  荒木篤司議員。

○11番(荒木篤司) 今、説明された部分について、当初は分からなかったのですか。年度の途中でそういう感じで変わって、補正を組まなければならなくなったのか、繰出金が4,000万円なので、理由をはっきりしなければ、最初の見積もりを間違えたのかと感じてしまうのですが、どういうことなのでしょうか。

○議長(田中勝男) 町民生活課長。

○町民生活課長(佐藤典隆) 当初の見積もりを間違えたということではございません。
 特に、診療報酬の点数、入院部分が特に点数が1割ほど上がりました。わからないですが、同じように病院にかかられてる方、特に入院にかかわる方が多かったのが実態でございますので、当初からその辺の予測はできなかったということになります。

○議長(田中勝男) 荒木篤司議員。

○11番(荒木篤司) どうもわからないです。
 療養費は8億くらいで、6,000万円の追加となったら8%くらいですか、結局、当初の見積もりと、実際にかかった医療費というものは、多かったということにしてしまうと、昨年の新型インフルエンザがありましたよね。そういったようなものが、特別に流行して、だからこうなったというのはわかりますが、どうもよくわからないです。もう一度お願いします。

○議長(田中勝男) 副町長。

○副町長(安曇達雄) この原因につきましては、内部でも、十分な精査がいきつくところまでいっていませんが、想定されますのは、たまたま重篤な方々の時期が固まったということも想定されますし、今年の気候変動といったものも要因としてあるのだろうかという部分で、入院件数による影響のどこからきているかというものは、私共は押さえきれていないと思いますのが実情でございます。想定している部分は、今いったような部分が影響しているのかということで、協議をしているところでございます。

○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。

○議長(田中勝男) これより、一括して討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
 これで討論を終わります。

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○議長(田中勝男) ここで休憩いたします。

○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。

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○議長(田中勝男) これより、議案第79号、平成22年度清水町一般会計補正予算(第9号)の設定についてを採決いたします。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) これより、議案第80号、平成22年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第80号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第81号、平成22年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第81号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第82号、平成22年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第82号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) これより、議案第83号、平成22年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第83号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) これより、議案第84号、平成22年度清水町上水道事業会計補正予算(第2号)についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第84号は、原案のとおり可決されました。