北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成22年第6回定例会(9月16日_平成21年度決算審査一般会計歳出 教育費)

○議長(田中勝男) 第10款、教育費、第1項、教育総務費、190頁の質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 3番、西山輝和議員。

○3番(西山輝和) 195頁、コンピューター教育授業がありますが、これでどのくらいの成果が上がっているのか教えてください。

○議長(田中勝男) 学校教育課長。

○学校教育課長(上出 進) 学校教育課長、上出でございます。よろしくお願いします。
 成果といいますと、おそらく学習的効果という意味での成果を問われているのではないかと思いますが、具体的に資料がないのですけれども、それぞれの学校で総合的な学習の時間や社会科等の授業に活用しておりまして、私共としましては、大いに成果が上がっていると判断しております。

○議長(田中勝男) 西山輝和議員。

○3番(西山輝和) 小学校や中学校でどのくらいの時間を使っているかを教えてほしいです。
 これだけコンピューターの授業に莫大な費用をかけているのですけれども、いろいろ使っているといっていても、内容を子ども達に確かめるとそんなに時間を使っていないような気がするのですが、使える教育者が果たしているのかどうかというのもお聞きしたいです。

○議長(田中勝男) 学校教育課長。

○学校教育課長(上出 進) 授業によっては調べるための「調べ学習」ということで、部分的に使われている教科もありますし、何時間活用というのはあらためて調べてみないとわかりませんので、後ほど各学校に調査をしてみたいと考えております。

○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 第10款、教育費、第2項、小学校費、196頁からの質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 第10款、教育費、第3項、中学校費、202頁からの質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 第10款、教育費、第4項、幼稚園費、210頁からの質疑を行います。
 質疑ありませんか

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 第10款、教育費、第5項、社会教育費、212頁からの質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 2番、山岸政彦議員。

○2番(山岸政彦) 219頁の自主文化事業公演料ですけれども、毎年、幼児とか小学生・中学生・子ども対象の映画などをやっていますが、中学生対象の芸術鑑賞会ですと294名、文化センターのキャパシティは約800名ほどあると思います。300名程度ですとスカスカかと思いますが、一般の人を積極的に入れるような考え方はないでしょうか。

○社会教育課長(小笠原清隆) 社会教育課長の小笠原です。よろしくお願いいたします。
 小学校・中学校の芸術鑑賞の機会に一般の方を入れてはどうかというお尋ねだと思いますが、ご指摘のように入る人数は800席ありますので、保護者等々については一緒に見てくださいというかたちで、ご連絡はさせていただいております。一般町民の方になりますと、どうしても中身が小学生・中学生に合ったような内容になっており、一般の方が入ってまで楽しめる内容かというと疑問がございますので、そこまでは広げていないです。
 子どもさん・保護者・家族の方が入っていただけるような提案はさせていただいているところでございます。

○議長(田中勝男) 山岸政彦議員。

○2番(山岸政彦) わかりました。
 例えば、小・中学生対象ではなく、大人を対象にしたような芸術鑑賞会等の検討はなされているのでしょうか。

○議長(田中勝男) 社会教育課長。

○社会教育課長(小笠原清隆) 財政の関係もございますので、従来みたいに、館の単独事業でというかたちでは難しいところがございます。そういったかたちで、例えば、NHKの公開放送ですとかを上手く活用したなかで一般の方に来ていただくとか、昨年は旭山動物園物語の映画を子どもから大人を対象に実施させていただいたところでございます。

○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。
 7番、奥秋康子議員。

○7番(奥秋康子) 社会教育関係です。
 たくさんの施設の管理をしていただいているところでございますが。そのなかでも農業研修会館費についてお尋ねをしたいと思います。頁数は226頁でございます。昨年、これだけの多額の予算を使っていただいて農業研修会館を改修していただいたということで、施設全体の長寿命化が図れるかと評価をしてございます。
 管理状況についてお伺いしたいと思います。これを実際に管理しているのはどなたが管理をされているのか伺いたいと思います。

○議長(田中勝男) 社会教育課長。

○社会教育課長(小笠原清隆) 体育館の職員、または委託会社の職員となっております。

○議長(田中勝男) 奥秋康子議員。

○7番(奥秋康子) 今年は、これだけの工事をしていただいて、利用者の方にとっては、心地よく使わさせていただいているところでございます。今年度は湿気の多い年でもあったかと思いますけれども、それについて全体の管理が行き届いているか・いないかということもあります。利用者側が利用している場合において、週に1度・2度ないし使っているサークルなどは備品庫の椅子を利用させていただいているわけですが、そこらへんが非常にカビ臭かったということで私にお電話をいただきました。8月末の金曜日の午後でございました。そういうなかで、私も手が離せない仕事をしておりましたので、担当のほうにお電話をさせていただきましたが、受け入れてはくださらなかったことがありました。住民からそんな話は聞いていないということであり、受け入れてもらえないということです。住民から話を聞いていなければ、私が電話をしたときにでも受け入れられないのかどうかお伺いしたいと思います。

○議長(田中勝男) 社会教育課長。

○社会教育課長(小笠原清隆) いろいろなご指摘につきましては、住民から言われたから対応する、議員から言われたら対応するのではなく、その指摘があったことに素直に対応していくのが本来のかたちだと思います。

○議長(田中勝男) 奥秋康子議員。

○7番(奥秋康子) 非常に難儀をいたしまして、しっかり管理をしているということでございましたが、完璧なのかと聞くと完璧とは言わないけれどということでございました。
 住民の方は鼻や目も痛くなる、これは一体なんなのかと酷い状況であったわけでございます。お天気のいいときでしたので、このときも明日は金曜日・土曜日・日曜日というので、お天気のいいときに対応してもらいたいとお電話をしましたが、そういうことで難儀をしたわけです。
 月曜日に、私が現場に出かけていきましたら、案の定、委託を受けている管理会社の人がお一人で、あそこの窓が開かない状況のなかで、汗だくになって椅子を研修室のなかに出しておられたということもございました。出したあと、床が抜け落ちるのではないかというくらいの酷い状況であったわけです。
 あれをあのままの状態で、ここまでの大きな予算をつけてくださったのですけれども、カビ防止もしてくれたとは思いますが、あのままでいいのか、それともまた同じ問題が出てくるかと思いますので、なんらかの対策は考えておられますか。

○議長(田中勝男) 社会教育課長。

○社会教育課長(小笠原清隆) 確かに農業研修会館につきましては古い施設で、かなり傷みが激しいところもございます。今回、屋根の防水をやっていただいたり、そういったかたちで施設の延命を図っているところでございます。今年は特に高温多湿で湿気が多く、利用者に対してご迷惑をかけたところではございますが、奥秋議員が指摘の物置につきましては、今年だけなったのではなく、今までの積み重ねのなかで傷んできたのではないかと考えます。
 今回、その部分につきましてはPタイル等を処理しまして、床に少しは空気が入るような手立てを考え、修理させていただいたところでございます。施設の構造上、窓を設けるだとかで換気ができればいいのですが、そういった構造になっておりませんので、そういったところについては、今年みたいな高温多湿のときには、少し扇風機を回したりして様子をみながら対応させていただきたいと考えております。

○議長(田中勝男) 奥秋康子議員。

○7番(奥秋康子) あの状況のなかで、床をあげてもそれは難しいのかと思います。相当古い建物で、構造上難しいのかもしれませんけれども、3ヶ所くらいのはめ込みの窓があるのですが、回転窓をつけたり、西風が吹いたときにどこかの窓を開けると抜けていくような方法は一切考えられませんか。

○議長(田中勝男) 社会教育課長。

○社会教育課長(小笠原清隆) 構造上、窓を開けても、なかなか換気ができないようなかたちになっております。難しい状況でございます。どうしてもなかに廊下を挟むものですから、直接空気が回るというのはできないと考えております。
 窓の改修につきましては、構造上の問題・強度の問題もございますので、都市施設課の建築係と相談をさせていただいて、財政が許すのであれば、そういった改修も考えていきたいです。ただし今の現状のなかでは難しいという感じをもっております。

○議長(田中勝男) 奥秋康子議員。

○7番(奥秋康子) 町民にとっては大事な施設でございます。そういうなかで、利用者側の町民が快適に使える方法というものをしっかり考えていただいて、今回のように町民からではなくて、町民から私を経て伝えようとしても、受け入れないという部分にとりましては、本当にそういう状況でありますので、町民も直接こちらに申し入れはできないというように感じ取られました。そこらへんをもう少し、管理されている側にとって柔軟な対応というものもできないのか、役場の職員はお役人さんですので、受け入れてもらえないという部分があると町民に誤解をされます。なので柔軟な対応が望まれるのではないかと思います。そこらへんを教育長はどうお考えでしょうか。

○議長(田中勝男) 教育長。

○教育長(伊藤 登) 大変ご迷惑をかけたということにつきましては、お詫びを申し上げたいと思います。そういう問題が出たときに、初期の対応というのが非常に大事だと思います。その部分について、足りなかった部分があったのかと思っております。
 先ほど課長からお答えさせていただいたとおり、管理がいきとどいていないと、古い施設なので迷惑をかける部分が出てきます。今後におきましては、施設管理をしております担当者が見回り等々をしながら、町民の方が快適に使っていただける状況をつくっていきたいと思っていますので、ご理解をお願いしたいと思います。

○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(田中勝男) 第10款、教育費、第6項、保健体育費、232頁からの質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 5番、中島里司議員。

○5番(中島里司) 233頁のなかで、体育館の施設管理ということで、前年度は職員が3名になっております。今年度は2名です。担当者数は臨時が1名いますから3名ということになっております。
 今の、奥秋議員の話にも絡みます。先日、体育館に伺っている最中に、2人は外で芝刈りをやっていました。なかには1人でした。私は遊びに行っていたのではなく用事があって行っていますから、私も来客の1人なのですが、そこに電話は入ったり、体育館使用の窓口に町民が来ました。今、巡回だとかいろいろなことを言われていますが、今の体制で管理的に、管理というのは万全を期せば費用をいくらでもかけれるわけですけれども、この現状を見たときに、奥秋議員が言われたことが私はあり得ると、担当者がうんぬんではないんです。体制としていかがかというのを偶然私がその状況にいたものですから、それまではあまり感じたことはありませんでしたが、窓口に来る、電話が入る、私がいたというなかで、外で芝を刈るというのは、本当に職員の仕事なのかという疑問をもっています。
 財政が厳しい、あるいは職員減、これらの状況というのは現業で一定の打破をしていかなければならない、ですから逆に町民に不信を抱かれている原因になっているのではないでしょうか。
 今は予算ですから、対応ということについて執行側うんぬんということより施設管理のトップが責任を持って、教育長は今後の対応です。3人から2人になって比較対象ができるわけですから、それについて執行側と今後どう打ち合わせをしていく考えがあるかどうかお聞きしたいと思います。

○議長(田中勝男) 教育長。

○教育長(伊藤 登) おっしゃるとおり、人員的には不足している状況です。夏場については芝刈り等々に出ますので、空きが多くなって1人で対応できないという部分も出てこようかと思います。そうはいってられない状況のなかで、芝刈りとかできるものは民間にわたしていくかたちを取らざるを得ない部分も出てくるのではないかと思っております。このへんについては内部でしっかり協議しながら、臨時ということでございますが、雇用対策で就職が決まるまでというような暫定的に採用しているという部分もございます。その部分につきましては正職員を配置するということではなくて、先ほど言ったように、できるものは外部に出して支障のないようにしていきたいと考えておりますけれども、これについても課題として持っています。そのへんは町民に迷惑がかからないような状況のなかで考えていかなければならないと思っておりますので、もう少し時間をいただきたいと思っております。

○議長(田中勝男) 中島里司議員。

○5番(中島里司) 当然、人のことですから、明日・明後日ということにはならないと思います。しいて言えば担当者から聞いているわけではないですが、たまたまそこに私がいて見たというだけで私の感じですけれども、就職前の人ということですが、もし彼がいて電話対応した場合、仕事内容を把握していないわけですから、町民にしてみたら受け答えというのは、逆に不信感を持つ可能性がないわけではない、ですから、そういう部分からいくと職員自体が一生懸命やっていても、町民から逆に批判がくるとどうすればいいのかという気持ちになるのではないかと私の勝手な推測です。褒めてもらって仕事をする必要はないですけれども、現状を踏まえると厳しいです。教育長から前向きな答弁をいただきましたけれども、これらについても、こういう場でお話していますから、執行側のほうも町側も聞いていただいていますので、教育長の力をもってして、施設管理運営について町民から不信・不満を持たれないような、最低限、そういう意欲がなくなるような環境というか、そういうものを早急に改善してもらいたいと思っております。何回質問しても同じ答えが出ると思うので終わります。

○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。
 以上で、教育費の質疑を終わります。