北海道清水町議会

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平成22年第6回定例会(9月17日_平成21年度決算審査上水道会計)

○議長(田中勝男) 認定第9号、平成21年度清水町上水道事業会計決算の認定についてを審査します。
 これから、質疑を行います。
 収益的収入及び支出、資本的収入及び支出、財務諸表、事業報告書を一括して質疑を受けます。
 質疑ありませんか。
 1番、原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 毎年、配水管の布設等を順次、計画的に行っているわけであります。この年は261メートルですか。配水管が100メートルとかの部分です。
 当然のことながら、今後も今年・来年度も続けていくわけですけれども、もう少し量を増やすというか、布設距離を延ばしていく方法に向けたほうがよいのではないかと素人の考えがあります。このへんの考えについてはいかがでしょう。

○議長(田中勝男) 都市施設課参事。

○都市施設課参事(横山 隆) 我々としても、距離を延ばせていけるものであれば老朽管等については進めていきたいのですが、いかんせん、料金収入によって上水道会計は運営されてございます。起債の借入れ制限とか留保資金の関係だとかいろいろございますので、運営できる範囲でやっていきたいと思っております。

○議長(田中勝男) 原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) そういうことになると、毎年、同じくらいの距離を今後も進めていくことになると思います。昨年もお尋ねをしましたけれども、今のところかなり古い管が入っている箇所があって、早急にしなくてはならない箇所は町においてはないということでよろしいですか。

○議長(田中勝男) 都市施設課参事。

○都市施設課参事(横山 隆) 検討した中で順位をつけてやってございます。それから管ばかりではなく、浄水施設そのものの修繕等も出てきておりますので管ばかりに集中することができないというのが実情でございます。以上でございます。

○議長(田中勝男) 原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 改良工事関係も昨年は7件ほど行っております。今言われたように各所の機器類の工事・配水管等の取替工事だとか含めて額的にも4,000万円程度で、会計上、収入とのバランスを考えながらいろいろなことをやっていくということなので、大きなことをボンとやるということにはいかないのでしょうけれども、そういう面からみて、機械の更新等についても今までどおりバランスよく、そのへんを考えながらやる以外今のところは方法がないと理解してよろしいですか。

○議長(田中勝男) 都市施設課参事。

○都市施設課参事(横山 隆) おっしゃるとおり、バランスを考えながらやっていかなければなりません。
 機器等になりますと1個につき500万円のものもあれば、1個につき1,000万円・2,000万円とするものもございますので、機器につきましては、金額的に差があるものなので、そこらへんも合わせて検討していかなければならないことでございます。以上でございます。

○議長(田中勝男) 原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 1点お願いがあるのか、考え方をお尋ねするということになるのかわかりませんけれども、住宅を新築する際に、道路を横断して水道管を埋設することがあるわけです。いつも感じることなのですが、必ずと言っていいほど横断した場所というのは、従前の道路を掘って埋設するということで、転圧の重量が全く違うわけで、必ず引っ込むというところだろうと思います。これを当初から、少し盛り上げるというか、あげたらどうなるのか、かえってダメなのか、逆にもう一度修復してもらう、平らに直すことができないのかどうかはいかがでしょう。

○議長(田中勝男) 都市施設課参事。

○都市施設課参事(横山 隆) 現状で行なっている場合については、盛り上げたら盛り上げたで、不快感がございます。基本的には、十分転圧したなかで水平にしていただく、その後、年数もたたないでへこんだ場合には、基本的に施工業者というかたちになりますので、お客さんのほうからになります。年数が1年くらいでいくような場合につきましては、当然、我々としても指定している業者でございますので直していただきます。ただ、あまりにも年数が経ってしまいますと、全体のなかで修理していくしかないと思っております。以上です。

○議長(田中勝男) 原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 言われていることはよくわかります。
 かなりの箇所で町の中を走るとあるのですが、せっかくいい流れで来ているところに、ドンドンと切れます。今、言われたことはそのとおりなのですが、転圧する機械そのものが手押しのようなものでドンドンとやる程度ではっきり下がるということは、年数が経てば間違いなく下がると思うんです。下がった段階で業者だとかそちらのほうに一度上に盛ってくれということは無理なのかはどうでしょうか。

○議長(田中勝男) 都市施設課参事。

○都市施設課参事(横山 隆) 一般的にどうしても転圧に関しましては、自然転圧には敵わないわけでありまして、同時期に、こちらの道路もやりました、水道管も埋めましたというのであれば、一緒に下がったりはすると思います。どうしても施工年度が違いますと、自然に対する受け方が違いますので、その分についてはしかたがないのかと思っております。

○1番(原 紀夫) 終わります。

○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。
 2番、山岸政彦議員。

○2番(山岸政彦) 1点お伺いしたいと思います。
 25頁の上水道メーター取替工事の件ですけれども、2件あります。1件は294個、もう1件は223個、数は大分違いますけれども。工事費はほとんど変わらないような状態で、1個あたりの単価と考えていいのかどうかわかりませんが、金額がずいぶん違うと思うんですが、そういう事情で違うのか教えていただきたいと思います。

○議長(田中勝男) 都市施設課参事。

○都市施設課参事(横山 隆) 1つにつきましては、議員さんがおっしゃられましたように口径によって値段が違います。メーター器の設置状況なのですが、掘らずに上から引っぱり上げれるものや設置年数が古いものにつきましては、周りを掘って取り替えなくてはいけないとか、場所によって条件が違いますので金額に差が出てきます。

○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。
 以上で、認定第9号、平成21年度清水町上水道事業会計決算の審査を終わります。